JP2004507601A - 非ブロッキングポリマー製品 - Google Patents
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Abstract
Description
発明の分野
本発明はポリエステル製品に関する。さらに具体的には、本発明の非ブロッキング性ポリエステル製品に関する。
【0002】
発明の背景
ポリエステルは種々の反応体の組み合わせ及び作業条件によって合成される。多くの場合、主鎖構造:
【0003】
【化5】
【0004】
[式中、R及びR’は異なっていてもいなくてもよく、一般に直鎖、分枝及び環状脂肪族及び芳香族基である]
を有する一般的反復単位が得られる。代表的な工業的方法は、少なくとも1種のジオールと少なくとも1種の二酸又はジエステルとの反応に基づいて、前記直鎖ポリマー構造を生成する。2個より多い官能基を有する酸(エステル)又は2個より多い官能基を有する酸とアルコールの両方を用いて、枝分かれポリエステルを生成できることが知られている。モノマーの化学構造が得られるポリマーの物理的性質を決定する。
【0005】
本発明の関連する1つの重要な性質は、軟化点とも称されることもあるガラス転移温度(Tg)である。Tg未満の温度では、ポリマーは硬質でガラス状であるが、Tgより高温では軟質でゴム状又は粘着性の材料に変化する。結晶性がない場合には、ポリマーはTg未満で固体、Tgより高温で液体と見なすことができる。従って、非晶質ポリマーのTgが周囲温度又はそれ以下である場合には、ポリマーは液体として挙動し、粘性流れを生じることになる。別々の「液体」ポリマーを互いに隣接して置くと、それらは粘着する傾向があり、最終的には粘性流れによって単一の塊が形成され得る。ペレット又は錠剤(pastille)のような従来の製品の形態は通常、実質的に非晶質のポリマーの場合にはTgが周囲温度よりそれほど低くない場合にのみ見られる。製品の包装の観点からは、周囲温度は25℃の公称室温〜50℃の気候極限と定義することができる。
【0006】
低分子量の、すなわち、分子量約5,000未満のポリエステルは、被覆(アルキド樹脂)及び熱硬化性樹脂成形品(不飽和ポリエステル樹脂)の業界で広く使用されている。これらの適用分野は共に、樹脂の硬化又は架橋による非粘着性フィルム又は非粘着物の形成を含む。硬化前には、ポリエステルを含む製品は、バルクの形態で又は液体ビヒクル中で取り扱うのが最も都合良い。従って、この型の低Tgポリエステルは通常、取り扱いの容易な製品を形成するために純粋な形態で離散粒子として包装される必要がない。
【0007】
高分子量の、すなわち、分子量が約10,000より大きいポリエステルは、フィルム、繊維、包装材料及び成形用又は工業材料の用途で使用される。最も一般的なのは、ポリ(エチレンテレフタレート)(PET)、ポリ(ブチレンテレフタレート(PBT)、1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHDM)を含むテレフタレートコポリエステル及びポリエステル熱可塑性エラストマーである。これらの製品は、かなりの結晶性を有し且つ/又は周囲温度範囲よりも高いガラス転移温度を有するので、さらさらしたペレットとしての包装が可能である。少なくとも一部が前記モノマーであって他の酸及びジオール、例えばイソフタル酸及びジエチレングリコールをさらに含む一部の特殊ポリエステルが市販されているが、それらは、ペレット化可能な製品を生成し得るTg及び/又は融点(Tm)特性も有する。
【0008】
低Tgの実質的に非晶質のポリエステルの商業的利用は、一つには、末端消費者に適当なパッケージを提供するのが難しいために妨げられてきた。接着剤業界において見られるポリエステル原料の一部が、この状況の例証している。例えば、一連の低Tg非晶質、水分散性スルホポリエステルは、Eastman Chemical Company(Kingsport、TN)からAQ(登録商標)として入手できる。これらの製品(例えば、Eastman AQ 1350)は現在、剥離ライナーを施されたカートン中に50ポンドのブロックとして包装されている。Morton Chemical Companyから入手できるポリエステルのMor−Ester製品のラインの中にも別の例が見られる。Mor−Ester 49001は軟質の、粘着性高分子量ポリエステルであって、純粋な形態の6ポンドのブロックとして、仕切のついた36ポンドの箱中に収納されて供給されている。これらの例は共に不便で、労働集約的で、適当なパッケージ形態の形成にはコストがかかる。さらに、50ポンドのブロックという大きい単位の塊は、ミキサーのブレードを破損する可能性があると共に比表面積の低さのために伝熱性が望ましくないので、製造作業が厄介である。
【0009】
多様な大きさのブロック以外の包装の選択肢もまた、制約を受けるので好ましくない。ポリエステルをTgよりかなり低い温度において平衡化させる場合には、生成物をさらさらした粒状の形態に粉砕することが可能である。冷蔵環境でTg未満の温度で顆粒のパッケージを貯蔵するとブロッキングを防ぐことができる。残念ながら、温度をTgよりかなり低温に保持することは一般には厄介で、実用的価値がない。
【0010】
顆粒を表面粘着剤(すなわち、ブロッキング防止剤)、例えばタルク、ワックス又はブロッキングを防止できるポリマー粉末で処理することも知られている。(例えば、特許文献1参照)。しかし、顆粒は、非ブロッキングを達成するには、生成物の汚染によってポリエステルの性質の劣化を生じるような多量のブロッキング防止剤で処理されなければならない。
【0011】
非晶質ポリオレフィン(APO)は、前記の包装の制約を受ける、接着剤業界で使用される別のクラスのポリマーである。APOの粒度の小さい製品形態は、「スラッティング(slatting)」として知られる方法によって製造される(例えば、特許文献2及び特許文献3を参照)。スラットは、APOのリボンの周囲に低密度ポリエチレン(LDPE)のような非ブロッキング性ポリオレフィンの薄層を被覆することによって得られる。LDPEは、ブロッキングを防ぐのに充分な結晶化度を有し、その後の溶融加工操作の間に、コア材料(APO)と相溶性又は混和性ブレンドを形成する。ポリオレフィンは、無極性の付加ポリマーであり、APOと外側被覆との間で反応は起こらない。この包装技術の成否は、少量で使用でき且つAPOの有害な汚染を起こさない、選択される外側被覆の能力に左右される。連鎖生長重合技術は、モノマー序列分布及びポリマー構造の制御を可能にし、その結果、特定のモノマー又はモノマーの組み合わせから得られる種々の製品(すなわち、物理的性質)の生成が可能になる。高度の化学的同一性を有する材料は種々の物理的性質を有することができるので、付加ポリマーのこの属性は、スラット化された生成物形態のためのコア及び外側被覆材料の有利な選択を容易にする。
【0012】
ポリオレフィンとは異なり、ポリエステルは段階生長ポリマーであり、選択された1組のモノマーの序列分布を溶融相製造プロセスの間に制御することは一般には不可能である。特定の組成物は一定の一連の物理的性質を有し、非晶質ポリエステルのためのシェル材料の選択には化学的に異なるポリエステルが必要であろう。コア及びシェル材料はおそらく優れた相溶性を有さないので、存続し得ない生成物形態を生じ得る。
【0013】
前記説明に鑑みて、他の低Tgポリエステルとの接触時にブロッキングしない、実質的に非ブロッキング性の低Tgポリエステル製品が必要とされていることが明らかである。さらに、粘着せず且つ不粘着性材料の外層によって汚染されない低Tgポリエステルが必要とされていることも明白である。
【0014】
【特許文献1】
米国特許第5,257,491号
【特許文献2】
米国特許第5,733,645号
【特許文献3】
米国特許第5,942,304号
【0015】
発明の要旨
本発明は、非ブロッキング性を有する第2のポリマーの被覆を有するか又はそのポリマーで周囲が大部分囲まれているかもしくは包まれている製品を提供する。好ましい実施態様において、この製品は、25℃より高いTg又は25℃より高く230℃未満、好ましくは200℃未満のTmを有する第2のポリマーで被覆されたか又は周囲を囲まれた、25℃未満のTgを有するコアポリマーである。さらに、好ましいコアポリマーは約3000〜約100,000の数平均分子量を有する。本発明の製品の別の特徴は、約100〜300℃の温度への加熱時に、エステル交換反応を受けて、実質的に均一のポリマー生成物を生成することにある。
【0016】
発明の詳細な説明
第1の側面において、本発明は、25℃未満のTgを有する、実質的に非晶質のポリマーのコア部分を含んでなり、このコア部分が、25℃より高いTg又は25℃より高く230℃未満のTmを有する外側ポリマー組成物(このポリマーはポリ(ブチレンテレフタレート)以外である)で被覆されたか又は周囲を囲まれた製品であって; 前記外側ポリマー組成物は、隣接コア部分との接触時のブロッキングを防ぐように充分にコア部分を覆い、非晶質ポリマーコア部分及び外側ポリマー組成物が、ポリエステル、ポリエステル−エーテル、ポリエステルアミド及びポリカーボネートからなる群から選ばれる製品を提供する。
【0017】
好ましい実施態様において、外側ポリマー組成物は、コア部分の表面積の少なくとも60%を覆う。本発明のこの側面のさらに好ましい実施態様において、コア部分及び外側ポリマー組成物は、約100〜300℃の温度においてエステル交換、エステルーアミド交換又はカーボネート交換のような交換反応を受ける。2種のポリマーが高温において時間の経過につれてこの交換反応を受けるので、組成物全体が最終的には実質的に均一になる。すなわち、出発コアポリマーは1つのTgを有し、出発外側ポリマーは異なる(すなわち、それより高い)Tgを有するが、エステル交換反応後には、ポリマー組成物全体が融合して、1つの識別し得るTgを有する実質的に均一なポリマー組成物になる傾向がある。従って、好ましい実施態様において、本発明は、約100〜300℃の温度において前記コア部分及び前記外側ポリマー組成物がエステル交換反応を受け、組成物のTg観測値が前記温度において時間の経過と共の本質的に単一のTgになる前記製品を提供する。これに関連して、このようなエステル交換によって形成される材料は、中間のTgを有するため、2種のポリマーの間で相溶化剤として作用する傾向があり、従って、本発明の製品を調製する最終生成物の配合の間に最終的均一化を助ける。好ましい実施態様において外側組成物部分となる副成分材料がわずか約0.1重量%であっても、このような中間Tg材料はこのような目に見える有益な効果を生じることができる。
【0018】
従って、本発明は、長期間貯蔵の間にブロッキングしない「さらさらした(自由流動性)」又は非ブロッキング性の物理的形態で低Tg非晶質ポリエステルを包装できる製品を提供する。ブロッキングとは、離散ポリマー粒子同士が又は離散ポリマー粒子がそれらの包装容器のような他の外面に付着する傾向を意味する。この現象は、ポリマーが時間の経過につれて粘弾性流れを生じることにより、最終的にはポリマーの離散粒子は識別不可能な固体の塊を形成するであろう。最も簡単な実例は、所定の1組の気候条件下における貯蔵の間のブロッキングを防ぐ、異なるポリエステルの外側シェルで周囲を完全に囲まれた低Tg非晶質ポリエステルの内部コアの例である。
【0019】
本発明の第2の側面において、25℃未満のTgを有する、実質的に非晶質のポリエステルのコア部分を含んでなり、そのコア部分が、約25℃より高いTg又は約25℃より高く230℃未満のTmを有する、ポリ(ブチレンテレフタレート)以外の外側ポリエステル部分で被覆されているか、又は周囲を囲まれている製品であって; 前記外側ポリマー組成物が、隣接コア部分との接触時のブロッキングを防ぐように充分にコア部分を覆う製品が提供される。
【0020】
この第2の側面においては、外側ポリエステル組成物がコア部分の表面積の少なくとも約60%を覆うの好ましい。外側ポリエステル組成物は約200℃未満の、より好ましくは150℃未満の、さらに好ましくは約100〜130℃のTmを有するのがさらに好ましい。さらに、非晶質ポリエステルコア部分が約−50〜20℃、好ましくは−35〜15℃のTgを有するのが好ましい。
【0021】
本発明の第3の側面において、
(A)(i)少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(但し、これらの酸はその他の極性官能基側基は有さない);
(ii)酸の総モルに基づき0〜40モル%の、少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(該酸は少なくとも1個の極性官能基又はイオン基を有する);
(iii)炭素数3〜20の脂肪族グリコール、炭素数6〜20の脂環式グリコール、炭素数8〜24の芳香族グリコール及びそれらの混合物からなる群から選ばれた少なくとも1種のグリコール;
(iv)グリコールの総モルに基づき0〜100モル%の、構造:
【0022】
【化6】
【0023】
[式中、RはH、C1〜C6アルキル又はハロゲンであり、xは1〜6の整数であり、yは2〜500の整数である]
を有するポリ(アルキレングリコール);並びに
(v)酸及びグリコールの総モルに基づき0〜40モル%の、酸、エステル、ヒドロキシル又はそれらの混合物から選ばれた少なくとも3個の官能基を含む多官能価反応体
の反応生成物を含んでなる、25℃未満のTgを有する実質的に非晶質のポリエステルからなるコア部分約50〜99.95重量%[実質的に非晶質の前記ポリエステルは、実質的に等モルの割合の酸又はエステル相当物(100モル%)とグリコール相当物(100モル%)から調製される]を含んでなり、コア部分の表面が、隣接コア部分との接触時のブロッキングを防ぐように、
(B)(i)少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(但し、これらの酸はその他の極性官能基側基は有さない);
(ii)酸の総モルに基づき0〜25モル%の少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(該酸は少なくとも1個の極性官能基又はイオン基を含む);
(iii)炭素数3〜20の脂肪族グリコール、炭素数6〜20の脂環式グリコール、炭素数8〜24の芳香族グリコール及びそれらの混合物からなる群から選ばれた少なくとも1種のグリコール;
(iv)グリコールの総モルに基づき0〜80モル%の、構造:
【0024】
【化7】
【0025】
[式中、RはH、C1〜C6アルキル又はハロゲンであり、xは1〜6の整数であり、yは2〜500の整数である]
を有するポリ(アルキレングリコール);並びに
(v)酸及びグリコールの総モルに基づき0〜10モル%の、酸、エステル、ヒドロキシル又はそれらの混合物から選ばれた少なくとも3個の官能基を含む多官能価反応体
の反応生成物を含んでなる、25℃より高いTg及び/又は25℃より高く230℃未満のTmを有する、ポリ(ブチレンテレフタレート)以外のポリエステル[このポリエステルは実質的に等モルの割合の酸又はエステル相当物(100モル%)とグリコール相当物(100モル%)から調製される]を含む外側組成物約0.05〜約50重量%未満で充分に覆われている製品が提供される。
【0026】
この第3の側面において、実質的に非晶質のポリエステルのTgは好ましくは−50〜20℃、より好ましくは−35〜15℃である。さらに、成分A(ii)は酸の総モルに基づき、好ましくは約2.5〜25モル%、より好ましくは約5〜20モル%の量で使用する。成分A(iv)はグリコールの総モルに基づき好ましくは約20〜100モル%、より好ましくは約50〜100モル%の量で使用する。成分A(v)は酸及びグリコールの総モルに基づき好ましくは約0〜7モル%の量で使用する。前記の多官能価反応体は好ましくは、トリメチロールプロパン、トリメリット酸無水物、ペンタエリスリトール、ピロメリット酸二無水物及びグリセロールからなる群から選ばれる。
【0027】
成分B(ii)は酸の総モルに基づき好ましくは約0〜10モル%、最も好ましくは約0〜5モル%の量で使用する。成分B(iv)はグリコールの総モルに基づき好ましくは約10〜70モル%の量で使用する。成分B(v)の多官能価反応体は好ましくは、トリメチロールプロパン、トリメリット酸無水物、ペンタエリスリトール、ピロメリット酸二無水物及びグリセロールからなる群から選ばれる。
【0028】
成分A(iv)及びB(iv)は、好ましくはジエチレングリコール、トリエチレングリコール、及び分子量約600〜3000のポリ(エチレングリコール)から選ばれる。
【0029】
特に好ましい実施態様において、コア部分は、テレフタル酸残基約35〜55モル%、アジピン酸65〜45モル%及び1,4−ブタンジオール残基少なくとも約80モル%を含む外側ポリマー組成物によって覆われる。特に好ましい実施態様において、外側ポリマー組成物は約41〜45モル%、最も好ましくは約43モル%のテレフタル酸残基、59〜55モル%、最も好ましくは約57モル%のアジピン酸残基及び少なくとも約90モル%、最も好ましくは約100モル%の1,4−ブタンジオール残基を含む。この場合、Tmは約100〜130℃である。このような組成物の例は、米国特許第5,446,079号;第5,599,858号;及び第5,580,911号に記載されており、これらを参照することによって本明細書中に取り入れる。
【0030】
前記ポリエステルの製造において、酸及びグリコールは前記基準を達成する任意の方法で合することができるが、ポリマーは実質的に等しい割合の酸相当物及びヒドロキシル相当物を含む。代表的には、非晶質ポリエステルを得るためには、1種より多い酸及び/又は1種より多いグリコールを合するのが有利である。幾何学的形態については制約はないが、本発明は線状、枝分かれ、樹状、ブロック及び環状ポリマー構造を含む。架橋又はゲル化(熱硬化)ポリエステルは、溶融加工操作によってかなり分解される可能性があるので一般に適さない。25℃という値は、標準温度もしくは周囲温度又は室温の文献基準として使用されることが多い。従って、Tg≦25℃を有する非晶質ポリマーは、この周囲温度又はそれ以上で粘稠な液体として挙動し、常温流れ特性を示すので、寸法不安定性の原因となる。モノマー(酸及びグリコールの両者)構造をポリエステルTgに関連づける一般的傾向は:
芳香族>脂環式>線状
であるが、その他の条件として、モノマーの環の大きさ又は鎖長が大きくなるにつれてTgはさらに低下する。主鎖ヘテロ原子を含むモノマーは、周囲温度以下(sub−ambient)のTgをポリエステルに付与するのに有効である場合がある。好ましい例は、式:
H−(OCH2CH2)n−OH
[式中、2≦n<500]
で定義される構造を有するポリエチレングリコールである。ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール及びポリテトラメチレングリコールを含む種々の分子量を有するより高次のポリアルキレングリコールも同様に使用できる。コアポリエステルの分子量は最終用途の要件によって決まり、液体ポリマーの粘度は分子量の増加と共に増加することが知られている。従って、分子量が低下すると、ブロッキングの問題が悪化する傾向があり、極めて高い分子量は、ブロッキングの開始を遅らせるのに充分に高い粘度を生じることができる。また、分子量とTgとの間には、プラトーに達するまでは分子量が増加するとTgが増加するという関係がある。ポリエステルの分子量は、フェノール/テトラクロロエタンの重量比60/40の溶媒中、25℃においてポリマー約0.25g/溶媒100mlの濃度でインヘレント(希釈溶液)粘度によって都合良く測定される。好ましい実施態様において、ここに開示したコアポリエステルの分子量は通常は、0.05〜2dL/gのインヘレント粘度範囲内である。
【0031】
外側ポリエステル組成物は、コアポリエステルのブロッキングを防ぐバリヤとしての機能を果たす。これは、Tg>25℃、好ましくはTg>35℃、さらに好ましくはTg>50℃を有するポリエステルを選択することによって達成できる。別の選択肢は、部分結晶性シェルポリエステルを使用することである。結晶性は、溶融転移(Tm)の存在と定義される。低(<25℃)Tgと高(>50℃)Tmを共に有するポリエステルが知られており、これはシェル材料の好ましい実施態様である。低Tgは外側ポリエステルシェルに可撓性を与えることができる一方、高Tmは粘着を防止する。これに関連して、シェル、すなわち、外層材料に好ましいTmは25〜230℃、より好ましくは25〜200℃、さらに好ましくは50〜150℃である。シェル、すなわち、外層ポリエステルの実際の要件は、時間及び貯蔵環境において直面する温度限界、並びに本発明の製品を用いて配合製品を調製する場合の末端消費者の望ましい作業条件によって決まる。一部の地理的地域では、倉庫温度が長期間、容易に50℃に達する場合がある。対照的なのは、涼しく乾燥した気候でジャスト・イン・タイムで発注される製品の貯蔵であろう。
【0032】
ポリエステルと他のポリエステルとの反応(例えば、米国特許第5,539,078号及び第5,695,710号)、並びに他の縮合ポリマーとの反応(例えば、米国特許第5,207,967号に記載されたエステルーカーボネート交換)に関連する文献中には多数の引例があり、これらの特許を参照することによって本明細書中に取り入れる。2種のポリエステル間の反応の一例は、別々のポリエステルを均質ブレンドに転化するエステル交換反応、又はハイブリッドポリエステルの現場(in−situ)生成による相溶性混合である。本発明の範囲にはまた、最終用途の要求に応じて任意の適当な縮合ポリマーと共に前記コア及びシェルの手法を利用することを含む。エステル交換に必要な条件は、ポリマー構造及び反応の必要な完全性に応じて異なる。線状脂肪酸及びグリコールを基材とする非晶質ポリエステルは、容易にエステル交換される傾向があるが、結晶性芳香族ポリステルはより難しい条件を必要とするおそれがある。ある特定の組成物では、溶融加工操作の温度及び時間がエステル交換の反応速度論及び反応の完全性に影響を与えるであろう。溶融加工時間は一般には、押出操作のような数分間から、バッチ配合操作に必要な場合がある12時間又はそれ以上まで様々であろう。実際の加工装置は、コアポリエステルとシェルポリエステルの均一化に充分な撹拌が必要である以外は重要ではない。加工温度は100〜350℃、好ましくは125〜325℃、より好ましくは150〜300℃の範囲である。エステル交換反応の促進には触媒を使用できる。さらに、残留触媒は、コアポリエステル又はシェルポリエステルの合成に使用することもできるし、コアポリエステルとシェルポリエステルとの間の溶融相エステル交換用の触媒としての役割を再び果たすこともできる。有用な触媒としては、酸化物、有機及び無機塩、並びに金属、例えば、チタン、亜鉛、マンガン及び錫の有機金属化合物が挙げられる。他の金属もまた、米国特許第2,465,319号及び第3,377,320号の教示に従って使用できる。これらの特許を参照することによって本明細書中に取り入れる。
【0033】
コアポリステルとシェルポリエステルの相対比は重要ではなく、最終用途の要求に基づいて変化させることができる。従って、外側、すなわち、シェルポリエステルは、原則として、パッケージの0.05〜99.95重量%を構成する。最も好ましい実施の態様の1つは、シェルポリエステルが、コアポリエステルに含まれる活性成分に対して単に保護バリヤとして機能するものである。この実施態様において、シェルは可能な限り薄くなければならず、パッケージ単位の0.05〜10重量%を構成するであろう。他の場合では、最終製剤は、一方はコアとして他方はシェルとして使用できる2種の異なるポリエステルを必要とする場合があるであろう。このため、最終製剤中の各成分の所望のレベルに相当するようにコアとシェルの材料比を調節することができるであろう。
【0034】
個々のパッケージ単位の物理的形態及び寸法もまた重要ではなく、末端消費者の要求によって決定される。従って、本発明の範囲は、重量が1g又はそれ以下のペレット又は錠剤(pastille)のような小さいもの、ブリケット又はスラットのようなマルチグラムの形態、及びキログラム又はそれ以上の大きさのブロック又はスラブのような比較的大きいものを含む。さらに、コア層材料及び外層材料は同時押出して、非ブロッキング性材料を生成できる。好ましいパッケージ単位の大きさは0.5g〜10kg、より好ましくは1g〜1kgである。1つの変法は、コアポリエステルを合成し、次いで反応器から排出しながら、非ブロッキング性シェルポリエステルを含む溶融ロッドを水浴中又は冷却キャスチングロール上に同時押出するものである。冷却されたロッドは次に、所望の長さに切断又はピンチオフ/シールできる。別の変法は、溶融ポリエステル(コア)を、このポリマーを収容するのに充分に高い融点を有するポリエステルポーチ中に冷却している間に入れるものである。好ましい実施態様において、外側組成物は次の溶融加工操作の温度よりも低い融点を有する。別の変法では、コアポリエステルのコールドブロックをより小さいブロックに切断し、このブロックをフィルム(シェル)で包んで、非ブロッキング性のパッケージ形態を生成するものであろう。タルク、ワックス又は粉末ポリマーのような添加剤の添加によって粘着防止することができるであろう、開放端を有する切片にロッドアセンブリを切断することは好ましくはないが、可能である。また、UV安定剤、酸化防止剤、顔料、難燃剤、殺生剤などのような他の添加剤の使用も含める。
【0035】
本発明の製品は、ホットメルト接着剤組成物の成分として有用である。別の実施態様において、シェル及び/又はコア部分は粘着付与樹脂及び/又はワックスを含むことができる。含有可能な接着剤成分の別の例としては、米国特許第5,750,605号に記載されたものが挙げられ、この特許を参照することによって本願明細書中に取り入れる。
【0036】
これに関連して、コア及び/又は外側ポリマー組成物はさらに以下の成分を含む:
(i)約0〜80重量%の相溶性粘着付与剤;
(ii)約0〜40重量%の相溶性可塑剤;
(iii)約0〜50重量%のワックス希釈剤;
(iv)約0〜60重量%の相溶性結晶性熱可塑性ポリマー;
(v)約0〜60重量%の相溶性非晶質熱可塑性ポリマー;
(vi)約0〜3重量%の安定剤;
(vii)約0〜60重量%の相溶性結晶性熱可塑性ポリマー;及び
(viii)約0〜60重量%の相溶性非晶質熱可塑性ポリマー
(前記百分率は前記製品の総重量に基づき、合計100%である)。
【0037】
別の好ましい実施態様において、コア及び/又は外側ポリマー組成物はさらに以下の成分を含む:
(i)約0〜80重量%の相溶性粘着付与剤;
(ii)約0〜40重量%の相溶性可塑剤;
(iii)(a)少なくとも1個の極性官能基を含み、該官能基が3×10−3当量/gより高い濃度で存在する、500g/モル未満の分子量を有する相溶性ワックス希釈剤5〜40重量%;及び(b)結晶性熱可塑性ポリマー0〜60重量%からなる群から選ばれた少なくとも1種の結晶性材料;並びに
(iv)0〜3重量%の安定剤
(前記百分率は前記製品の総重量に基づき合計100%である)。
【0038】
接着剤組成物に有用な粘着付与樹脂は一般に、本質的に極性であり、60℃より高い環球式軟化点を有し、その例としてはロジン及びロジン誘導体、テルペンフェノール樹脂、純フェノール樹脂などが挙げられる。さらに詳しくは、有用な粘着付与樹脂としては、任意の相溶性樹脂又はそれらの混合物、例えば、(1)天然及び改質ロジン、例えばガムロジン、ウッドロジン、タル油ロジン、蒸留ロジン、水素化ロジン、ロジン二量体及び重合ロジン;(2)ロジンエステル、例えば、天然及び改質ロジンのグリセロール及びペンタエリスリトールエステル、例えば、ペールウッドロジンのグリセロールエステル、水素化ロジンのグリセロールエステル、重合ロジンのグリセロールエステル、水素化ロジンのペンタエリスリトールエステル及びロジンのフェノール改質ペンタエリスリトールエステル;並びに(3)フェノール改質(a)テルペン又は(b)α−メチルスチレン樹脂及びそれらの水素化誘導体、例えば二環式テルペン及びフェノールの酸媒体中において縮合によって得られる樹脂生成物が挙げられる。前記粘着付与樹脂の2種又はそれ以上の混合物、及び前記樹脂と少量の(例えば接着剤の約20%未満の)それほど相溶性でない樹脂とのブレンドを、一部の製剤に利用できる。
【0039】
後者の群の極性粘着付与剤の代表的なものとしては、イオン性材料、例えばHerculesから入手可能なFORAL NC;非イオン性材料、例えばHerculesから入手可能なFORAL AX;α−メチルスチレンフェノール樹脂、例えばDSM ResinsからのUratak 68520、ロジンエステル、例えばUnion Campから入手可能なUNITAC R−100L並びにテルペンフェノール樹脂、例えばArizona Chemicalから入手可能なNIREZ 300が挙げられる。製剤中においては、代表的にはテルペンフェノール樹脂粘着付与剤、例えばNIREZ 300は一般に水分散性でないが、スルホン化ポリエステルは極めて感水性であるので、この接着剤製剤中に低レベルの(すなわち、50%未満の)粘着付与剤を添加しても、接着剤の感水性は阻害されない。
【0040】
さらに、粘着付与剤としてのスクロース安息香酸エステルの使用は、その生分解性及び堆肥化性のために特に有用であることがわかっている。スルロース安息香酸エステルは好ましくは、スクロースが部分エステル化されたアルコール溶解性の形態で使用される。このグレードは、軟化点が約95℃の淡色透明の非晶質固体である。軟化点が98℃である非アルコール有機溶解性グレードの無色透明非晶質フレーク固体もまた使用できる。両グレイド共、Velsicol Chemical Corporationから市販されている。
【0041】
さらに、少量の(すなわち、20重量%未満の)無極性粘着付与剤を、前記粘着付与剤と組み合わせて使用することもできる。この種の無極性粘着付与剤の代表的なものは、芳香族/脂肪族炭化水素、例えばExxon ChemicalからのECR−149B;芳香族炭化水素、例えばHerculesからのKRISTALEX 3085;脂肪族炭化水素、例えばGoodyearからのWINGTAC 95;環状脂肪族感化水素、例えばEastman ChemicalからのEASTOTAC H−100である。粘着付与剤は接着剤の約70%以下を占めることができるが、一般には約10〜60重量%の量で使用される。
【0042】
最終用途によっては、特に高可撓性の接着剤を必要とする用途では、種々の相溶性液体可塑剤又は増量油が組成物中に存在する。好ましい相溶性可塑剤は本質的に非晶質であり、その例としては以下のような極性液体可塑剤が挙げられる:フタル酸エステル系可塑剤、例えば、フタル酸ジオクチル及びフタル酸ブチルベンジル(例えばMonsantoからのSANTICIZER);液体ポリエステル(非晶質)、例えばHulsからのDYNACOL 720及びC.P.Hallから入手可能な液体ポリマー可塑剤;安息香酸エステル系可塑剤、例えば1,4−シクロヘキサンジメタノールジベンゾエート(例えばVelsicolから市販されているBENZOFLEX 352)、ジエチレングリコール/ジプロピレングリコールジベンゾエート(例えばVelsicolからのBENZOFLEX 50)及びエステル化されたヒドロキシル基のモル分率が0.5〜0.95であるジエチレングリコールジベンゾエート(例えばVelsicolからのBENZOFLEX 2−45 High Hydroxyl);燐酸エステル系可塑剤、例えばt−ブチルフェニルジフェニルホスフェート(例えばMonsantoから市販されているSANTICIZER 154);分子量が約1000未満のポリ(エチレングリコール)及びポリ(エチレングリコール)の誘導体(例えばICIから市販されているPEGのフェニルエステルであるPYCAL 94);エトキシル化ビスフェノールA(例えばPPG IndustriesからのMACOL 206 EM);ジノニルフェノールエトキシレート(例えばHuntsman Chemical Corp.からのSURFONIC DNP 100);環球式融点が約60℃未満の液体ロジン誘導体、例えば水素化ロジンのメチルエステル(例えばHerculesからのHERCOLYN D);並びに植物及び動物油、例えば脂肪酸のグリセロールエステル及びその重合生成物。特に好ましい可塑剤としては、ポリエチレングリコールのフェニルエーテル;フタル酸ブチルベンジル;安息香酸エステル、例えば1,4−シクロヘキサンジメタノールジベンゾエート、ジエチレングリコール/ジプロピレングリコールジベンゾエート、及びエステル化されたヒドロキシル基のモル分率が0.5〜0.95であるジエチレングリコールジベンゾエートが挙げられる。これらの可塑剤はまた、化学組成が極性であり、鉱油のような、極性でない可塑剤に比べて改良された相溶性を示す。
【0043】
安息香酸エステル、フタル酸エステル、液体ポリエステル並びに植物及び動物油のような可塑剤を用いた、生分解性を必要とする接着剤の場合の可塑化希釈剤の選択には、最終用途が大きな影響を与えることがわかるであろう。水分散性がより不可欠の用途では、可塑化成分としてのポリエチレングリコール又は水溶性エトキシル化アルコール(例えばPYCAL 94)の使用が有用である。
【0044】
また、鉱油及びポリブテンのような無極性可塑化希釈剤が少量(すなわち、約10%未満)存在することもできる。
【0045】
本発明の好ましい実施態様において、本発明の接着剤は1種又はそれ以上の結晶性ワックス材料と一緒に使用できる。このような場合には、溶融粘度を低下させると共に耐熱性を改良するためにワックスを10〜約40重量%のレベルで使用する。使用するワックスは高極性でなければならず、≧3×10−3当量/gの極性基及び分子当たり少なくとも1個の基を含み、分子量が500g/モル未満である。高分子量のワックスほど高濃度の極性基が必要である。これらの極性基は、ヒドロキシル、アミド(第一、第二び第三)、スルホン、燐酸エステル、スルホンアミド、カーボネート、尿素、アミン、ウレタン、カルボン酸およびカルボン酸塩、尿素類及びスルホン酸塩などである。適当な結晶性極性ワックスは、12−ヒドロキシステアラミド、N−(2−ヒドロキシエチル)12−ヒドロキシステアラミド(CasChemからのPARICIN 230)、ステアラミド(WitcoからのKEMAMIDE S)、グリセリンモノステアレート、ソルビタンモノステアレート及び12−ヒドロキシステアリン酸などである。それほど極性でないワックス、例えば、N,N’−エチレン−ビス−ステアラミド(WitcoからのKEMAMIDE W−40)、水素化ヒマシ油(キャスターワックス)、酸化合成ワックス及び官能基化合成ワックス、例えば酸化ポリエチレンワックス(PETROLITE E−1040)もまた、前述のものと組み合わせて使用できる。
【0046】
別の好ましい実施態様において、このような結晶性成分は代わりに結晶性熱可塑性ポリマーであることができ、これらは接着剤中に好ましくは5〜60重量%、より好ましくは10〜40重量%の量で存在できる。これらのポリマーは、可撓性、靭性及び強度を与えるために使用する。適当な結晶性熱可塑性ポリマーとしては、酢酸ビニルを約12〜50%含むエチレンビニルアセテートコポリマー、エチレンアクリル酸、エチレンメチルアクリレート及びエチレンn−ブチルアクリレートコポリマー並びにポリアクチド、カプロラクトンポリマー及びポリ(ヒドロキシブチレート/ヒドロキシバレレート)、ポリビニルアルコール、線状飽和ポリエステル、例えばHulsからのDYNAPOL又はDYNACOLLポリマー、Atocheme(PEBAX)又はHoechst Celanese(RITEFLEX)からそれぞれ入手できるポリ(エチレンオキシド)ポリエーテルアミド又はポリエステルエーテルブロックコポリマー、並びにUnion Camp(UNIREZ)又はHulls(VESTAMELT)又はEMS−Chemie(GRILTEX)から入手できるようなポリアミドポリマーが挙げられる。
【0047】
これらの結晶性ポリマーのうち、EMS−Chemie,Sumter,S.C.,から商品名GRILTEXとして又はHuls America,Piscataway,N.J.から商品名DYNAPOL及びDYNACOLL(比較的低分子量)として入手できるもののような他のポリエステルポリマーも好ましい。Union Camp,Wayne,N.J.から商品名UNIREZとして入手できるもものようなポリアミド又はHulsから商品名VESTAMELTとして及びまた、EMS−Chemieから商品名GRILTEXとして入手できるコポリアミドも好ましい。結晶性とは、Handbook of Adhesives,p.478,C.Rossittoに記載された飽和ポリエステル及び二量体酸基材ポリアミドを意味する。
【0048】
また、ホットメルト接着剤中には、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、ポリエチルオキサゾリン、澱粉又はセルロースエステル、特に置換度2.5未満のセルロースアセテートのような、ある種の他の親水性非結晶質ポリマーを20重量%以下混和するのが望ましい場合もある。このポリマーは、一部の用途に望まれることがある接着剤の感水性を増加させる役割をする。
【0049】
他の疎水性相溶性ポリマーとしては、弾性ポリマー、例えばスチレン含有ブロックコポリマー、例えばスチレン−イソプレン−スチレン、エポキシ化ポリイソプレン、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−エチレンブチレン−スチレン、スチレン−エチレンプロピレンスチレンが挙げられ、これらもまた約30重量%以下のレベルで存在できる。これらのポリマーのうち、スチレン−イソプレン−スチレンを基材とするものが最も好ましい。
【0050】
ここに含まれることができる、適用可能な安定剤又は酸化防止剤には、高分子量ヒンダードフェノール類及び多官能価フェノール類、例えば硫黄及びリン含有フェノール類がある。代表的なヒンダードフェノール類としては以下のものが挙げられる:1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート;n−オクタデシル3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート;4,4’−メチエンビス(2,6−ジ−tert−ブチルフェノール);4,4’−チオビス(6−tert−ブチル−o−クレゾール);2,6−ジ−tert−ブチルフェノール;6−(4−ヒドロキシフェノキシ)−2,4−ビス(n−オクチルチオ)−1,3,5−トリアジン;ジ−n−オクタデシル−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジルホスホネート;2−(n−オクチルチオ)−エチル3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート;及びソルビトールヘキサ3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート。使用する場合には、安定剤は約0.1〜3重量%のレベルで存在する。
【0051】
ホットメルト組成物には、一部の性質を改良するために任意の添加剤を混和することもできる。これらの添加剤には、二酸化チタンのような着色剤及びタルク及びクレイのような充填剤などが含まれる。
【0052】
本発明のホットメルト接着剤組成物は、公知の手法を用いて製剤化できる。
【0053】
実施例
例1:低Tg脂環式ポリエステルに対比した高Tg脂環式ポリエステルのブロッキングポテンシャル
1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHDM)を30モル%含む脂環式ポリエステルを分析すると、Tgが1℃であり、CHDMを60モル%含む同様なポリエステルは測定によりTgが35℃であった。Tgが低い方のポリエステルを円筒形に加工し、Tgが高い方の組成物のフィルムですっぽり包み、非ブロッキング性のパッケージアセンブリを形成した。粉末のケーキングを測定するために設計されたアルミニウム圧縮セルを別々に用いた各ポリエステルのブロッキングポテンシャルを使用した。セルは、前記ポリエステルの磨砕されたものを、セルの16.4cm3(1 inch3)の吊り下げ部分に装填するように設計されていた。これは所望の温度において340gの負荷下に置かれる。両ポリエステルは試験のために、80℃において一晩、真空下で乾燥し、<3mmの粒度に低温粉砕することによって調製した。試験セルにポリマー顆粒を装入し、23℃及び50℃の温度制御環境で貯蔵した。試験セルは、評価のために1日後、1週間後及び4週間後に貯蔵から取り出し;サンプルは評価後に貯蔵に戻さないので、三重反復試験アセンブリを用いた。各試験セルを適切な時間に開け、ポリマーの「ケーキ」を粉々にするのに必要な力の量を測定するために定性的評価を行った。以下の評価体系を用いて、ポリエステル顆粒のブロッキングポテンシャルを評価した:
1−チャンバーを開けたときに顆粒が粉々になる
2−やさしく扱ったときにポリエステルが粉々になる
3−顆粒を粉々にするにはわずかに圧力をかける必要がある
4−顆粒を粉々にするにはしっかりと圧力をかける必要がある
5−ポリエステルは圧縮され、分離できない
(小さい番号ほど、改良された非ブロッキング性を示す)。
【0054】
得られた結果は表Iに示す。これらの結果から、低Tgポリエスエルは非ブロッキング性を有さないが、高Tgポリエステルの全ての試験サンプルは依然として存続可能であることが明らかである。
【0055】
次いで、低Tgポリエステルと高Tgポリエステルとを種々の比で溶融ブレンドすることによって、パッケージの概念の有用性を示す。本発明の好ましい実施は、コアポリエステルを可能な限り薄いシェルで覆うことであるので、高Tg(シェル)ポリエステルを1、10及び50重量%含むブレンドを調製した。35gのボウル及び混練スクリューを装着したHaake−Buchler,System 40 レオミキサーを250℃に予熱してから、所望の量のポリエステル顆粒をTEFLON(登録商標)漏斗によって装入した。ポリエステルを7分間混合してから、ブレンドを分析のために回収した。良好な混合を示すゼロトルクを達成するのに必要な時間はいずれの場合も3分以下であった。1重量%及び10重量%のブレンドは透明であったが、50重量%のブレンドはわずかに濁っていた。3つのブレンドは全て、単一のTgを示した。これは単一組成又は相溶化されたブレンドを示す。分子量をインヘレント粘度(IhV)によって監視したところ、サンプルは全て、0.44±0.02dL/gの範囲内であったので、分解は示されなかった。
【0056】
【表1】
【0057】
例2〜4
表IIは、種々のコア/シェルポリエステルの組み合わせのブレンドの結果を示す。略語に関しては、IPAはイソフタル酸を、5−SSIPAは5−ソジオイソフタル酸を、EGはエチレングリコールを、DEGはジエチレングリコールを、1,4−CHDAは1,4−シクロヘキサンジカルボン酸を、CHDMはシクロヘキサンジメタノールを意味する。
【0058】
一般的な合成方法は以下の通りである。表II中の組成物は全て、適切な工程所要時間、温度及び圧力と共にモノマー及び/又はモノマー比を変化させることによって同様にして得た。
【0059】
すりガラスヘッド、撹拌機軸、窒素注入口及び揮発性材料を除去できるサイドアームを装着した500mL丸底フラスコに、イソフタル酸74.7g(0.45モル)、ジメチル−5−ソジオスルホイソフタレート14.8g(0.05モル)、エチレングリコール13.5g(0.23モル)、トリエチレングリコール78.8g(0.53モル)、酢酸ナトリウム0.4g(0.005モル)及びチタン(IV)イソプロポキシドのn−ブタノール中1.21%(w/v)溶液1.1mLを装入した。フラスコを窒素でパージし、窒素でゆっくり洗い流し且つ撹拌しながらベルモント(Belmont)金属浴中に230℃で70分間、210℃で120分間浸漬した。温度を250℃に上昇させた後、圧力を760mmから0.2mmまで35分にかけて徐々に低下させ、さらに140分間保持して、重縮合を行った。真空に代えて、窒素を導入し、透明なゴールデンイエローのポリマーを冷ましてから、フラスコから取り出した。ASTM D3835−79に従って、回収ポリマーに関して0.36gL/gのインヘレント粘度が得られた。NMR分析は、実際の酸組成がイソフタレート90.5モル%及び5−ソジオスルホイソフタレート9.5モル%であることを示した。グリコールのGC分析は、エチレングリコール28モル%、トリエチレングリコール71モル%及びジエチレングリコール1モル%を示した。DSCによる熱分析から8℃のガラス転移温度(Tg)が得られた。
【0060】
例2は、グリコール比の変化がTgに及ぼす影響を示している。
【0061】
例3は、単一モノマーの異性体比の変化によってコア/シェル系が得られることを示している。
【0062】
例4は、非晶質ブレンドを生成するのに結晶性シェルを非晶質コア表面に使用するとどの程度有利かを示している。
【0063】
ブレンドは全て、コア90重量%及びシェル10重量の組成とした。ブレンドは、溶融加工後に均一であることが観察された。エステル交換は、各ブレンドについて得られる、成分のTgの平均である単一のTgによって立証される。例3は、ブレンドに関して観測された分子量(IV)が比較的低いため、予測平均値よりも低いTgを示した。
【0064】
【表2】
Claims (48)
- Tgが25℃未満の、実質的に非晶質のポリマーのコア部分を、Tgが25℃より高いか又はTmが25℃より高く230℃未満の外側ポリマー組成物(但し、このポリマーはポリ(ブチレンテレフタレート)以外である)で被覆するか、又は周囲を囲んでなる製品であって、
前記外側ポリマー組成物が隣接コア部分との接触時のブロッキングを防ぐように充分にコア部分を覆い、そして前記非晶質のポリマーコア部分及び外側ポリマー組成物がポリエステル、ポリエステル−エーテル、ポリエステルアミド及びポリカーボネートからなる群から選ばれる製品。 - 前記外側ポリマー組成物がコア部分の表面積の少なくとも約60%を覆う請求項1に記載の製品。
- 前記コア部分及び前記外側ポリマー組成物が約100〜300℃の温度において交換反応を受け、且つ前記組成物のTg観測値が前記温度において時間の経過につれて本質的に単一のTgになる傾向にある請求項1に記載の製品。
- Tgが25℃未満の、実質的に非晶質のポリマーのコア部分を、Tgが約25℃より高いか又はTmが約25℃より高く230℃未満の外側ポリエステル部分(但し、このポリエステルはポリ(ブチレンテレフタレート)以外である)で被覆するか又は周囲を囲んでなる製品であって、
前記外側ポリマー組成物が、隣接コア部分との接触時のブロッキングを防ぐように充分にコア部分を覆う製品。 - 前記外側ポリマー組成物がコア部分の表面積の少なくとも約60%を覆う請求項4に記載の製品。
- 前記外側ポリエステル組成物が約150℃未満のTmを有する請求項4に記載の製品。
- 前記外側ポリエステル組成物が約100〜130℃のTmを有する請求項4に記載の製品。
- 前記非晶質ポリエステルコア部分が−50〜20℃のTgを有する請求項4に記載の製品。
- 前記非晶質ポリエステルコア部分が−35〜15℃のTgを有する請求項4に記載の製品。
- 前記外側ポリマー組成物がテレフタル酸残基約35〜55モル%、アジピン酸65〜45モル%及び1,4−ブタンジオール残基少なくとも約80モル%からなる請求項7に記載の製品。
- 前記外側ポリマー組成物がテレフタル酸残基約41〜45モル%、アジピン酸残基59〜55モル%、及び1,4−ブタンジオール残基少なくとも約90モル%からなる請求項7に記載の製品。
- (A)(i)少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(但し、これらの酸はその他の極性官能基側基は有さない);
(ii)酸の総モルに基づき0〜40モル%の、少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(これらの酸は少なくとも1個の極性官能基又はイオン基を有する);
(iii)炭素数3〜20の脂肪族グリコール、炭素数6〜20の脂環式グリコール、炭素数8〜24の芳香族グリコール及びそれらの混合物からなる群から選ばれた少なくとも1種のグリコール;
(iv)グリコールの総モルに基づき0〜100モル%の、構造:
[式中、RはH、C1〜C6アルキル又はハロゲンであり、xは1〜6の整数であり、yは2〜500の整数である]
を有するポリ(アルキレングリコール);並びに
(v)酸及びグリコールの総モルに基づき0〜40モル%の、酸、エステル、ヒドロキシル又はそれらの混合物から選ばれた少なくとも3個の官能基を含む多官能価反応体
の反応生成物を含む、Tgが25℃未満の実質的に非晶質のポリエステルを含むコア部分約50〜99.95重量%を含んでなりここで、実質的に非晶質のポリエステルは、実質的に等モルの割合の酸又はエステル相当物(100モル%)とグリコール相当物(100モル%)から調製される、前記コア部分の表面が隣接コア部分との接触時のブロッキングを防ぐように、
(B)(i)少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(但し、これらの酸はその他の極性官能基側基は有さない);
(ii)酸の総モルに基づき0〜25モル%の少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(これらの酸は少なくとも1個の極性官能基又はイオン基を含む);
(iii)炭素数3〜20の脂肪族グリコール、炭素数6〜20の脂環式グリコール、炭素数8〜24の芳香族グリコール及びそれらの混合物からなる群から選ばれた少なくとも1種のグリコール;
(iv)グリコールの総モルに基づき0〜80モル%の、構造:
[式中、RはH、C1〜C6アルキル又はハロゲンであり、xは1〜6の整数であり、yは2〜500の整数である]
を有するポリ(アルキレングリコール);並びに
(v)酸及びグリコールの総モルに基づき0〜10モル%の、酸、エステル、ヒドロキシル又はそれらの混合物から選ばれた少なくとも3個の官能基を含む多官能価反応体
の反応生成物を含む、25℃より高いTg及び/又は25℃より高く230℃未満のTmを有する、ポリ(ブチレンテレフタレート)以外のポリエステル[ここで、ポリエステルは実質的に等モルの割合の酸又はエステル相当物(100モル%)とグリコール相当物(100モル%)から調製される]を含む外側組成物約0.05〜50重量%未満で充分に覆われている製品。 - 前記の実質的に非晶質のポリエステルのTgが−50〜20℃である請求項12に記載の製品。
- 前記の実質的に非晶質のポリエステルのTgが−35〜15℃である請求項12に記載の製品。
- 前記成分A(ii)が、酸の総モルに基づき約2.5〜25モル%の量で使用された請求項12に記載の製品。
- 前記成分A(ii)が酸の総モルに基づき約5〜20モル%の量で使用される請求項12に記載の製品。
- 前記成分A(iv)がグリコールの総モルに基づき約20〜100モル%の量で使用される請求項12に記載の製品。
- 前記成分A(iv)のポリ(アルキレングリコール)がジエチレングリコール又はトリエチレングリコールである請求項12に記載の製品。
- 前記成分B(iv)のポリ(アルキレングリコール)がジエチレングリコール又はトリエチレングリコールである請求項12に記載の製品。
- 前記ポリ(アルキレングリコール)がポリ(エチレングリコールである)請求項17に記載の製品。
- 前記成分A(v)が酸及びグリコールの総モルに基づき約0〜7モル%の量で使用される請求項12に記載の製品。
- 前記多官能価反応体がトリメチロールプロパン、トリメリット酸無水物、ペンタエリスリトール、ピロメリット酸二無水物及びグリセロールからなる群から選ばれる請求項12に記載の製品。
- 前記成分B(ii)が酸の総モルに基づき約0〜5モル%の量で使用される請求項12の製品。
- 前記成分B(iv)がグリコールの総モルに基づき約10〜70モル%の量で使用される請求項12に記載の製品。
- 前記ポリ(アルキレングリコール)がポリ(エチレングリコール)である請求項24に記載の製品。
- 前記成分B(iv)がジエチレングリコール及びトリエチレングリコールから選ばれる請求項24に記載の製品。
- (A)(i)少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(但し、これらの酸はその他の極性官能基側基は有さない);
(ii)酸及びグリコールの総モルに基づき2〜30モル%の、芳香環に直接結合した金属スルホネート基を含むジカルボン酸もしくはそのC1〜C4エステル又は芳香環に直接結合した金属スルホネート基を含むグリコールから選ばれた少なくとも1種の二官能価スルホモノマー;
(iii)炭素数3〜20の脂肪族グリコール、炭素数8〜24の芳香族グリコール及びそれらの混合物からなる群から選ばれた少なくとも1種のグリコール;
(iv)グリコールの総モルに基づき0〜100モル%の、構造:
[式中、RはH、C1〜C6アルキル又はハロゲンであり、xは1〜6の整数であり、yは2〜500の整数である]
を有するポリ(アルキレングリコール);並びに
(v)酸及びグリコールの総モルに基づき0〜40モル%の、酸、エステル、ヒドロキシル又はそれらの混合物から選ばれた少なくとも3個の官能基を含む多官能価反応体
の反応生成物を含んでなる、Tgが25℃未満の実質的に非晶質の水分散性スルホポリエステルを含むコア部分50〜99.95重量%を含んでなり[ここでポリエステルコアは実質的に等モルの割合の酸又はエステル相当物(100モル%)とグリコール相当物(100モル%)から調製される]、前記コア部分の表面が隣接コア部分との接触時のブロッキングを防ぐように充分に、
(B)(i)少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(但し、これらの酸はその他の極性官能基側基は有さない);
(ii)酸の総モルに基づき0〜25モル%の少なくとも1種の脂肪族、脂環式もしくは芳香族ジカルボン酸又はその対応するC1〜C4エステル(ここでこれらの酸は少なくとも1個の極性官能基又はイオン基を含む);
(iii)炭素数3〜20の脂肪族グリコール、炭素数6〜20の脂環式グリコール、炭素数8〜24の芳香族グリコール及びそれらの混合物からなる群から選ばれた少なくとも1種のグリコール;
(iv)グリコールの総モルに基づき0〜80モル%の、構造:
[式中、RはH、C1〜C6アルキル又はハロゲンであり、xは1〜6の整数であり、yは2〜500の整数である]
を有するポリ(アルキレングリコール);並びに
(v)酸及びグリコールの総モルに基づき0〜5モル%の、酸、エステル、ヒドロキシル又はそれらの混合物から選ばれた少なくとも3個の官能基を含む多官能価反応体
の反応生成物を含んでなる、25℃より高いTg及び/又は25℃より高く230℃未満のTmを有する、ポリ(ブチレンテレフタレート)以外のポリエステル[ここでポリエステルは実質的に等モルの割合の酸又はエステル相当物(100モル%)とグリコール相当物(100モル%)から調製される]を含んでなる外側組成物0.05〜50重量%未満で覆われている製品。 - 前記水分散性スルホポリエステルのTgが−50〜20℃である請求項27に記載の製品。
- 前記水分散性スルホポリエステルのTgが−35〜15℃である請求項27に記載の製品。
- 前記成分A(ii)が酸及びグリコールの総モルに基づき2.5〜25モル%の量で使用される請求項27に記載の製品。
- 前記成分A(ii)が5−スルホイソフタル酸の金属塩である請求項27に記載の製品。
- 前記成分A(iv)がグリコールの総モルに基づき20〜100モル%の量で使用される請求項27の製品。
- 前記成分A(iv)がジエチレングリコール及びトリエチレングリコールから選ばれる請求項27に記載の製品。
- 前記ポリ(アルキレングリコール)がポリ(エチレングリコール)である請求項32に記載の製品。
- 前記成分B(ii)が酸の総モルに基づき0〜10モル%の量で使用される請求項27に記載の製品。
- 前記成分B(iv)がグリコールの総モルに基づき10〜70の量で使用される請求項27に記載の製品。
- 前記ポリ(アルキレングリコール)がポリ(エチレングリコール)である請求項36に記載の製品。
- 前記ポリ(アルキレングリコール)がジエチレングリコール及びトリエチレングリコールから選ばれる請求項36に記載の製品。
- 前記の実質的に非晶質の水分散性スルホポリエステルが約−50〜20℃のTgを有する請求項27に記載の製品。
- 前記外側組成物中のポリエステルのTmが150℃未満である請求項26に記載の製品。
- 前記外側組成物中のポリエステルのTmが100〜130℃である請求項26に記載の製品。
- 前記外側組成物中のポリエステルのTmが100〜130℃である請求項38に記載の製品。
- 前記製品がペレット錠剤又はブロックの形態である請求項1に記載の製品。
- 前記製品がペレット、錠剤又はブロックの形態である請求項4に記載の製品。
- 前記製品がペレット、錠剤又はブロックの形態である請求項8に記載の製品。
- 前記製品がペレット、錠剤又はブロックの形態である請求項27に記載の製品。
- 前記コア及び/又は外側ポリマー組成物が
(i)約0〜80重量%の相溶性粘着付与剤;
(ii)約0〜40重量%の相溶性可塑剤;
(iii)約0〜50重量%のワックス希釈剤;
(iv)約0〜60重量%の相溶性結晶性熱可塑性ポリマー;
(v)約0〜60重量%の相溶性非晶質熱可塑性ポリマー;
(vi)約0〜3重量%の安定剤;
(vii)約0〜60重量%の相溶性結晶性熱可塑性ポリマー;及び
(viii)約0〜60重量%の相溶性非晶質熱可塑性ポリマー
(前記百分率は前記製品の総重量に基づき合計100%である)を更に含む請求項1に記載の製品。 - 前記コア及び/又は外側ポリマー組成物が
(i)約0〜80重量%の相溶性粘着付与剤;
(ii)約0〜40重量%の相溶性可塑剤;
(iii)(a)少なくとも1個の極性官能基を含み、該官能基が3×10−3当量/gより高い濃度で存在する、500g/モル未満の分子量を有する相溶性ワックス希釈剤5〜40重量%;及び(b)結晶性熱可塑性ポリマー0〜60重量%からなる群から選ばれた少なくとも1種の結晶質材料;並びに
(iv)約0〜3重量%の安定剤
(前記百分率は前記製品の総重量に基づき合計100%である)を更に含む請求項1に記載の製品。
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