JP2005018267A - オークションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、商品の購入意欲を削ぐことのなく、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでるオークションシステムを提供することにある。
【解決手段】主催サーバ13は、商品に関する入札内容を表す情報とともに最低販売点数と最低入札価格を表すホームページを入札者の通信端末に送信し、入札者の通信端末から入札者IDと複数の異なる入札価格を受信し、入札者の通信端末から受信した入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時をデータベースに登録し、データベースに登録されている入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時に基づいて、最低販売点数に相当する上位の入札価格を優先して落札と決定し、落札者の入札者IDが同一の場合には低い方のみを落札と決定し、入札した価格が同一の場合には入札日時が早い方を落札と決定するように落札処理を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】主催サーバ13は、商品に関する入札内容を表す情報とともに最低販売点数と最低入札価格を表すホームページを入札者の通信端末に送信し、入札者の通信端末から入札者IDと複数の異なる入札価格を受信し、入札者の通信端末から受信した入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時をデータベースに登録し、データベースに登録されている入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時に基づいて、最低販売点数に相当する上位の入札価格を優先して落札と決定し、落札者の入札者IDが同一の場合には低い方のみを落札と決定し、入札した価格が同一の場合には入札日時が早い方を落札と決定するように落札処理を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オークションシステムに関し、特に、情報ネットワークを介して商品のオークションを行うオークションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報通信の発展に伴い、例えばインターネットを介して商品のオークションが行われるようになってきた。
【0003】
この従来のオークションシステムにおいては、WWWサーバは、ホームページ上に、商品情報、当該商品の品数、現在の最高入札金額、入札者数等の情報を含む競り画面を入札者に提示し、さらに、入札者に商品の入札価格の入力を促しておく。そして、入札者から商品に関する入札価格が入力された場合には、一旦記憶部に記憶しておき、所定期間内に入力された入札価格の中から上位の入札価格を品数分だけ落札価格として選択する。
【0004】
そして、WWWサーバは、落札したことを表す情報を当該落札者に提示し、落札者に購入の意志を確認し、購入の意志がある落札者が加入する金融機関からオークション主催者の所定口座に落札価格の支払いを要求していた。
【0005】
このような従来のオークションシステムとしては、例えば特許文献1に開示されたものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−150822
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のオークション方法にあっては、入札者が多数いるにも拘わらず、落札価格分の売り上げや、1商品に対する数%の落札手数料のみ利益に貢献しているので、十分な売り上げを確保し難いといった問題があった。
【0008】
また、従来のオークション方法にあっては、落札価格が商品の仕入れ価格を下回り原価割れした場合には、出品者が差額分を負担しなければならないといった問題があった。
【0009】
さらに、従来のオークション方法にあっては、競り画面に現在の最高入札金額を提示しているので、刻々と上昇する最高入札価格を確認して入札を断念する者も現れ、結果としてオークションでの売り上げを低下させるといった問題があった。
【0010】
このため、商品の購入意欲を削ぐことなく、販売店における商品の実売価格よりも低い価格で購入可能なサービスが要望されている。
【0011】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、商品の購入意欲を削ぐことのなく、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでるオークションシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、入札者の通信端末と情報ネットワークを介して接続し、商品に関する入札内容の情報を含むホームページを前記通信端末に送信して商品の入札サービスを提供するサーバを備えたオークションシステムであって、前記サーバは、少なくとも商品に関する入札内容を表す情報とともに最低販売点数と最低入札価格を表すホームページを入札者の通信端末に送信する送信手段と、入札者の通信端末から入札者IDと複数の異なる入札価格を受信する受信手段と、入札者の通信端末から受信した入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時をデータベースに登録するデータ登録手段と、前記データベースに登録されている入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時に基づいて、最低販売点数に相当する上位の入札価格を優先して落札と決定し、落札者の入札者IDが同一の場合には低い方のみを落札と決定し、入札した価格が同一の場合には入札日時が早い方を落札と決定するように落札処理を行う落札処理手段とを有することを要旨とする。
【0013】
請求項2記載の発明は、上記課題を解決するため、前記データ登録手段により前記登録が終了した場合に、残入札可能人数から1を引いて新たな残入札可能人数として計数する計数手段を有し、前記送信手段は、前記計数手段により計数された新たな残入札可能人数をホームページに提示することを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施の形態に係るオークションシステムに適用可能なオークションシステムの構成を示す図である。まず、図1を参照してシステム構成について説明する。
【0016】
図1に示すように、インターネット11には、オークションを主催するオークション主催サーバ13と、例えば複数のユーザ宅に設けられたそれぞれのユーザ端末15とが接続可能である。
【0017】
オークション主催サーバ(以下、主催サーバという)13には、商品のサプライヤー企業から提供可能な商品情報や、商品の品数、実勢価格に加え、オークション会社が予め設定した最低入札価格等の情報を含むホームページデータが予め後述するデータベースに記憶されている。
【0018】
なお、ユーザ端末15は、キーボードやマウスやディスプレイとともに、制御プログラムやデータを記憶するハードディスク部、制御プログラムに従って全体を制御するCPU部、インターネット通信を制御するモデムやDSUなどを有するパーソナルコンピュータから構成されている。また、ユーザ端末15にはインターネットを介して通信可能な携帯通信端末やケーブル・衛星などを利用した通信端末などを用いてもよい。
【0019】
次に、図2を参照して主催サーバ13の構成について説明する。
【0020】
図2に示すように、主催サーバ13は、インターネット11を介して複数のユーザ端末との間で情報通信を行う通信処理部21、当該サーバを制御するためのOSプログラムや当該オークションを制御する制御プログラムや制御データや管理データベースDBや個別URLテーブルやホームページを記憶するハードディスクHD23、入力内容や制御状態を表示するディスプレイ25、文字情報を入力するためのキーボード27、内部に日時を計時するためのタイマを有するとともに当該サーバに設けられた各部を制御する制御部29から構成されている。
【0021】
次に、図2に示す管理データベースDBの構成について説明する。
【0022】
管理データベースDBは、会員データベースDB、商品データベースDB、商品別入札管理データベースなどから構成されている。
【0023】
会員データベースDBは、会員を特定するために割り付けた連番からなるユニークな会員番号ID、パスワード、会員の名前、メールアドレスなどから構成されている。
【0024】
商品データベースDBは、当該オークションで取り扱っている商品の商品コード、商品の写真データ、仕様データ、当該商品のオークション開始日時、入札の開催期間日時、商品の最低販売点数、メーカ希望小売価格、一般店頭価格、商品の最低入札価格、入札可能な回数、宅配時の代引き手数料、配送料金などから構成されている。
【0025】
商品別入札管理データベースは、個々の商品コードに対して、入札者のID、3回入札された場合のそれぞれの入札価格、入札日時、クレジットカードのカード番号などから構成されている。
【0026】
以下、図3に示すシーケンス図、図4,図6に示すフローチャート、図5に示す入札情報の入力画面、図7に示す入札価格テーブル、図8に示す模式図、図9に示す商品詳細ページなどを参照して、主催サーバ13の動作を中心に説明する。なお、各フローチャートは主催サーバ13に設けられたハードディスクHD23に記憶された制御プログラムに従って制御部29により動作するものである。
【0027】
(1)オークション開始
まず、ステップS10では、主催サーバ13に設けられたハードディスクHD23に記憶された制御プログラムに従って、商品データベースDBから商品の最低販売点数Nが読み出され、残入札可能人数naとしてNを設定する。なお、残入札可能人数naは、オークション開催期間中に商品詳細ページに表示される今現在の入札可能な人数であり、初期値は商品の最低販売点数Nである。
【0028】
次いで、ステップS20では、主催サーバ13は上述した商品データベースDBから当該商品のオークション開始日時を読み出しておき、さらに、タイマから現在の日時を読み出し、現在の日時がオークション開始日時になったどうかを判断する。オークション開始日時になった場合には、ステップS30に進む。
【0029】
(2)ログイン処理
いま、例えばユーザの家庭に設けられたパーソナルコンピュータや携帯通信端末等のユーザ端末15に電源が投入されWWWブラウザが起動され、さらに、オークション会社のホームページを要求するためのURL情報をWWWブラウザに入力してインターネット11への送信を開始すると、初めに、接続契約しているプロバイダの電話番号に回線が接続され、そして、プロバイダを経由して主催サーバ13の通信処理部21に接続される。さらに、ユーザ端末15は、通信処理部21にホームページ要求を送信する。
【0030】
ここで、ステップS30では、インターネット11を介してユーザ端末15と接続された主催サーバ13は、ユーザ端末15からのホームページ要求に応じて予め記憶されているホームページの情報を読み出してインターネット11を介してユーザ端末15に送信する。この結果、ユーザ端末15には、ホームページのトップ画面が表示される。
【0031】
そこで、ユーザ端末15側において、ユーザが例えば「ノートブック」を落札したい場合に、「ノートブック」を指定するアイコンがクリックされたとする。この時、ユーザ端末15から例えば「ノートブック」に関する商品詳細ページを要求するための商品詳細ページ要求(図示しない)が主催サーバ13へ送信される。
【0032】
ユーザ端末15から商品詳細ページ要求を受信した主催サーバ13は、ステップS40では、ハードディスク23に記憶されている商品データベースから「ノートブック」に関する商品情報を検索して読み出し、「ノートブック」に関する入札内容を提示するためのページを生成し、ユーザ端末15へ送信する。
【0033】
この結果、ユーザ端末15には、図9に示すように、「ノートブック」に関する写真、商品説明、商品紹介、販売店のアフターサービス等の情報に加え、当該商品のメーカ希望小売価格、最低入札価格、最低販売点数、オークション開催期間などの情報が表示される。
【0034】
さらに、ユーザ端末15側において、ユーザがこの「ノートブック」を落札したい場合に、「入札する」ボタン33と表示したアイコンがクリックされたとする。この時、ユーザ端末15から入札手続きに移行するためにログインページ要求が主催サーバ13へ送信される。
【0035】
次いで、ステップS50では、主催サーバ13は、入札受付を示すログインページ要求を受信したかどうかを判断する。ユーザ端末15からログインページ要求を受信した場合には、ステップS60に進み、残入札可能人数na=0かどうか判断する。残入札可能人数naがある場合には、ステップS70に進み、タイマから現在の日時を読み出し、現在の日時が入札の有効期限日時(締め切日)になったかどうかを判断する。残入札可能人数na=0の場合、または、締め切日になった場合には、ステップS210に進む。
【0036】
ステップS70において、締め切日になっていない場合には、ステップS80に進み、ID入力欄とパスワード欄からなりそれぞれの入力を促すログインページをユーザ端末15に送信する。
【0037】
この結果、ユーザ端末15にはログインページが表示される。ここで、ユーザがキーボードを介してID入力欄とパスワード欄にそれぞれ入札者IDとパスワードを入力し「送信」ボタンをクリックすると、ユーザ端末15から主催サーバ13に入札者IDとパスワードが送信される。
【0038】
次いで、ステップS90では、主催サーバ13は、入札者IDとパスワードを受信する。さらに、ステップS100では、主催サーバ13は、受信した入札者IDとパスワードに対して、会員データベースに記録されている入札者IDとパスワードの対が一致するかどうかを認証する。そして、入札者IDとパスワードが正しいことが確認できた場合には、ステップS110に進み、入札手続ページをユーザ端末15に送信する。
【0039】
この結果、ユーザ端末15の表示画面には、図5に示すように、例えば「ノートブック」に関する商品の最低販売点数、メーカ希望小売価格、一般店頭価格、商品の最低入札価格、入札できる残人数na、入札可能な回数、宅配時の代引き手数料、配送料金、クレジットカードの番号、クレジットカードの有効期限、1回〜3回の入札価格などが記載された入札手続ページが表示される。
【0040】
(3)入札手続
ここで、ユーザがキーボードを介して、クレジットカードの番号、クレジットカードの有効期限、1回〜3回の入札価格などを入力し「送信」31をクリックすると、ユーザ端末15から主催サーバ13に決済方法を示すクレジットカードの番号とクレジットカードの有効期限、1回〜3回の入札価格などが送信される。
【0041】
次いで、ステップS120では、主催サーバ13は、決済方法を示すクレジットカードの番号とクレジットカードの有効期限、1回〜3回の入札価格を受信する。
【0042】
ステップS130では、主催者サーバ13は、当該ユーザの与信照会を要求するために与信照会要求情報としてクレジットカードの番号とクレジットカードの有効期限をクレジット会社に設けられたクレジット会社サーバ(図示しない)に対して送信する。このとき、クレジット会社サーバは、主催者サーバ13から受信した与信照会要求情報に基づいて、当該サーバに設けられた利用者データベースに記憶されているクレジットカードの番号に対する有効期限や利用可否情報を参照し、該利用者の信用情報を照会した結果として利用可否情報を業者サーバ15に対し送信する。この結果、主催サーバ13は、当該ユーザがクレジットカードを利用できるか否かを示す利用可否情報をクレジット会社サーバから受信することができる。
【0043】
さらに、ステップS130では、主催者サーバ13は、クレジット会社サーバから受信した利用可否情報に基づいて、クレジットカードを利用可能な場合には、ステップS140に進む。一方、利用可否情報に基づいて、クレジットカードを利用不可能な場合には、ステップS40に戻る。
【0044】
次いで、ステップS140では、主催者サーバ13は、ユーザ端末15から受信した1回〜3回の入札価格、決済方法、入札者ID、タイマから読み出した入札日時を商品別入札管理データベースに登録する。
【0045】
次いで、ステップS150では、主催者サーバ13は、1人のユーザに関する登録処理が終了したので、残入札可能人数naから1を引いた数をnaとして代入する。ここで、ステップS160では、残入札可能人数naが0になったかどうかを判断する。残入札可能人数naが0になった場合には、ステップS220に進む。一方、残入札可能人数naが0になっていない場合には、ステップS170に進む。
【0046】
次いで、ステップS170では、主催者サーバ13は、当該ユーザの入札を受け付けが完了したことを示す受付完了ページをユーザ端末15に送信する。さらに、ステップS180では、主催者サーバ13は、入札受付完了メールを生成して予め登録されている当該ユーザのメールアドレスに送信する。
【0047】
次いで、ステップS190では、主催サーバ13は上述した商品データベースDBから当該商品のオークション開催期間日時Tを読み出しておき、さらに、タイマから現在の日時を読み出し、現在の日時がオークション開催期間中かどうかを判断する。オークション開始期間中の場合には、ステップS40に戻り上述した処理を繰り返す。
【0048】
一方、オークション開始期間中を過ぎた場合には、ステップS200に進み、主催者サーバ13は、エラーページを生成して当該ユーザに送信し、処理を終了する。
【0049】
(4)落札者確定処理
残入札可能人数na=0の場合、または、締め切日になった場合には、ステップS210に進み、主催者サーバ13は、入札が締め切られたことを示す入札締切ページを生成して当該ユーザに送信する。
【0050】
次いで、ステップS220に示す落札者確定ルーチンに進む。ステップS310では、主催者サーバ13は、商品別入札管理データベースに登録されている入札者ID毎の1回〜3回の入札価格、入札日時に基づいて、図7に示すような入札価格テーブルを生成する。このとき、入札価格テーブルに対して、入札価格が高い順に並べ替えを行い、処理フラグに未処理を示す「0」を設定する。この結果、入札価格テーブルは、図8(a)に示すように、高い価格から順に低い価格になるように並び替えられる。
【0051】
次いで、ステップS320では、主催者サーバ13は、入札価格テーブルにおいて、異なる入札者ID同士で同一価格があった場合は、入札日時を参照してその中で入札が早い順に並べ替える。次いで、ステップS330では、当該商品の最低販売点数Nを処理範囲数Nxと設定する。なお、処理範囲数Nxは、RAM内に記憶され、入札価格テーブル内の処理対象となる入札件数を表す変数であり、後述するステップS340〜S370の処理が実行される毎に入札価格が低い方向に対象範囲が広がることを意味している。
【0052】
次いで、ステップS340では、主催者サーバ13は、当該範囲内Nxで同一の入札者IDのものが2以上ある場合、入札価格が最小のものの処理フラグを落札を示す「2」と設定し、入札価格が最小ではないものの処理フラグを落選を示す「1」と設定する。
【0053】
次いで、ステップS350では、主催者サーバ13は、当該範囲内Nxにおいて、入札価格テーブルに設定された処理フラグが落札を示す「2」と設定されているものを計数して落札数Nyとする。
【0054】
次いで、ステップS360では、主催者サーバ13は、当該商品の最低販売点数Nと落札数Nyを比較し、N>Nyとなる関係が成立する場合には、落札数Nyに対して商品が残っているためステップS370に進む。一方、N>Nyとなる関係が成立しない場合には、落札数Nyが最低販売点数Nに到達したため本サブルーチンからメインルーチンに復帰する。
【0055】
次いで、ステップS370では、主催者サーバ13は、現在の処理範囲数Nxから落札数Nyを引いた数(Nx−Ny)に処理範囲数Nxを加算し、これを新たなNxに設定し、ステップS340に戻る。すなわち、図8(b)に示すように、数(Nx−Ny)だけ処理範囲数を拡大する。
【0056】
このようにしてステップS340〜S370に示す処理を繰り返すことで、入札価格テーブル上に設けられた処理フラグを落札「2」と落選「1」に設定することができる。
【0057】
(5)落札結果メール
ステップS360において、N>Nyとなる関係が成立しない場合には、落札数Nyが最低販売点数Nに到達したため、メインルーチンのステップS230に復帰する。
【0058】
ステップS230では、主催者サーバ13は、入札価格テーブル上に設定された入札者IDに基づいて、会員データベースDBに記憶されているユーザのメールアドレスを読み出し、さらに、入札価格テーブル上に設定されたこの入札者IDに対応する処理フラグが落札「2」の場合には落札メール文章を生成し、処理フラグが落選「1」の場合には落選メール文章を生成し、当該メールアドレスに送信する。
【0059】
この結果、落札者のユーザ端末15には落札メール文章が送信され、落選者のユーザ端末15には落選メール文章が送信されるので、ユーザは自身の当落を確認することができる。
【0060】
ここで、本実施の形態における効果を説明する。
【0061】
主催者サーバ13は、データベースに登録されている入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時に基づいて、最低販売点数に相当する上位の入札価格を優先して落札と決定し、落札者の入札者IDが同一の場合には低い方のみを落札と決定し、落札した価格が同一の場合には入札日時が早い方を落札と決定するように落札処理を行う。
【0062】
例えば、1回目の入札価格を底値で入札し、2回目の入札価格はおさえ価格で入札し、3回目の入札価格を上値で入札しておけば、同一入札者からの複数の入札が落札圏内に含まれている場合は、最も低い入札価格が落札となる。また、同一の入札価格の場合には、入札日時が早い方が落札となる。
【0063】
この際、商品の仕入れ価格よりも最低入札価格を高く設定することができるので、落札価格が原価割れすることがない。
【0064】
また、従来のように競り画面がなく、現在の最高入札金額を提示することがないので、従来のように刻々と上昇する最高入札価格を確認して入札を断念させることもないので、結果としてオークションでの売り上げを上昇させることができる。
【0065】
従って、商品の購入意欲を削ぐことなく、販売店における商品の実売価格よりも低い価格で購入可能なサービスを提供することができるので、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでる。
【0066】
また、データベースへの登録が終了した場合に、残入札可能人数から1を引いて新たな残入札可能人数として計数しておき、計数された新たな残入札可能人数をホームページに提示するので、商品の購入意欲を向上することができ、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでる。
【0067】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、サーバは、データベースに登録されている入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時に基づいて、最低販売点数に相当する上位の入札価格を優先して落札と決定し、落札者の入札者IDが同一の場合には低い方のみを落札と決定し、入札した価格が同一の場合には入札日時が早い方を落札と決定するように落札処理を行うので、商品の購入意欲を削ぐことなく、販売店における商品の実売価格よりも低い価格で購入可能なサービスを提供することができるので、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでる。
【0068】
請求項2記載の本発明によれば、データベースへの登録が終了した場合に、残入札可能人数から1を引いて新たな残入札可能人数として計数しておき、計数された新たな残入札可能人数をホームページに提示するので、商品の購入意欲を向上することができ、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るオークションシステムの構成を示す図である。
【図2】主催サーバ13の構成を説明するためのブロック図である。
【図3】主催サーバ13の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図4】主催サーバ13の動作を説明するためのフローチャート(その1)である。
【図5】入札情報の入力画面を示す図である。
【図6】主催サーバ13の動作を説明するためのフローチャート(その2)である。
【図7】入札価格と入札日時および入札者IDが記憶されている入札価格テーブルである。
【図8】入札価格テーブルを高い価格から順に低い価格になるように並び替えたことを示す図(a)と、入札価格テーブル上の処理範囲を示す図(b)である。
【図9】「コンピュータ」に関する商品詳細ページを示す図である。
【符号の説明】
11 インターネット
13 オークション主催サーバ
15 ユーザ端末
21 通信処理部
23 ハードディスクHD
25 ディスプレイ
27 キーボード
29 制御部
【発明の属する技術分野】
本発明は、オークションシステムに関し、特に、情報ネットワークを介して商品のオークションを行うオークションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報通信の発展に伴い、例えばインターネットを介して商品のオークションが行われるようになってきた。
【0003】
この従来のオークションシステムにおいては、WWWサーバは、ホームページ上に、商品情報、当該商品の品数、現在の最高入札金額、入札者数等の情報を含む競り画面を入札者に提示し、さらに、入札者に商品の入札価格の入力を促しておく。そして、入札者から商品に関する入札価格が入力された場合には、一旦記憶部に記憶しておき、所定期間内に入力された入札価格の中から上位の入札価格を品数分だけ落札価格として選択する。
【0004】
そして、WWWサーバは、落札したことを表す情報を当該落札者に提示し、落札者に購入の意志を確認し、購入の意志がある落札者が加入する金融機関からオークション主催者の所定口座に落札価格の支払いを要求していた。
【0005】
このような従来のオークションシステムとしては、例えば特許文献1に開示されたものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−150822
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のオークション方法にあっては、入札者が多数いるにも拘わらず、落札価格分の売り上げや、1商品に対する数%の落札手数料のみ利益に貢献しているので、十分な売り上げを確保し難いといった問題があった。
【0008】
また、従来のオークション方法にあっては、落札価格が商品の仕入れ価格を下回り原価割れした場合には、出品者が差額分を負担しなければならないといった問題があった。
【0009】
さらに、従来のオークション方法にあっては、競り画面に現在の最高入札金額を提示しているので、刻々と上昇する最高入札価格を確認して入札を断念する者も現れ、結果としてオークションでの売り上げを低下させるといった問題があった。
【0010】
このため、商品の購入意欲を削ぐことなく、販売店における商品の実売価格よりも低い価格で購入可能なサービスが要望されている。
【0011】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、商品の購入意欲を削ぐことのなく、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでるオークションシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記課題を解決するため、入札者の通信端末と情報ネットワークを介して接続し、商品に関する入札内容の情報を含むホームページを前記通信端末に送信して商品の入札サービスを提供するサーバを備えたオークションシステムであって、前記サーバは、少なくとも商品に関する入札内容を表す情報とともに最低販売点数と最低入札価格を表すホームページを入札者の通信端末に送信する送信手段と、入札者の通信端末から入札者IDと複数の異なる入札価格を受信する受信手段と、入札者の通信端末から受信した入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時をデータベースに登録するデータ登録手段と、前記データベースに登録されている入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時に基づいて、最低販売点数に相当する上位の入札価格を優先して落札と決定し、落札者の入札者IDが同一の場合には低い方のみを落札と決定し、入札した価格が同一の場合には入札日時が早い方を落札と決定するように落札処理を行う落札処理手段とを有することを要旨とする。
【0013】
請求項2記載の発明は、上記課題を解決するため、前記データ登録手段により前記登録が終了した場合に、残入札可能人数から1を引いて新たな残入札可能人数として計数する計数手段を有し、前記送信手段は、前記計数手段により計数された新たな残入札可能人数をホームページに提示することを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施の形態に係るオークションシステムに適用可能なオークションシステムの構成を示す図である。まず、図1を参照してシステム構成について説明する。
【0016】
図1に示すように、インターネット11には、オークションを主催するオークション主催サーバ13と、例えば複数のユーザ宅に設けられたそれぞれのユーザ端末15とが接続可能である。
【0017】
オークション主催サーバ(以下、主催サーバという)13には、商品のサプライヤー企業から提供可能な商品情報や、商品の品数、実勢価格に加え、オークション会社が予め設定した最低入札価格等の情報を含むホームページデータが予め後述するデータベースに記憶されている。
【0018】
なお、ユーザ端末15は、キーボードやマウスやディスプレイとともに、制御プログラムやデータを記憶するハードディスク部、制御プログラムに従って全体を制御するCPU部、インターネット通信を制御するモデムやDSUなどを有するパーソナルコンピュータから構成されている。また、ユーザ端末15にはインターネットを介して通信可能な携帯通信端末やケーブル・衛星などを利用した通信端末などを用いてもよい。
【0019】
次に、図2を参照して主催サーバ13の構成について説明する。
【0020】
図2に示すように、主催サーバ13は、インターネット11を介して複数のユーザ端末との間で情報通信を行う通信処理部21、当該サーバを制御するためのOSプログラムや当該オークションを制御する制御プログラムや制御データや管理データベースDBや個別URLテーブルやホームページを記憶するハードディスクHD23、入力内容や制御状態を表示するディスプレイ25、文字情報を入力するためのキーボード27、内部に日時を計時するためのタイマを有するとともに当該サーバに設けられた各部を制御する制御部29から構成されている。
【0021】
次に、図2に示す管理データベースDBの構成について説明する。
【0022】
管理データベースDBは、会員データベースDB、商品データベースDB、商品別入札管理データベースなどから構成されている。
【0023】
会員データベースDBは、会員を特定するために割り付けた連番からなるユニークな会員番号ID、パスワード、会員の名前、メールアドレスなどから構成されている。
【0024】
商品データベースDBは、当該オークションで取り扱っている商品の商品コード、商品の写真データ、仕様データ、当該商品のオークション開始日時、入札の開催期間日時、商品の最低販売点数、メーカ希望小売価格、一般店頭価格、商品の最低入札価格、入札可能な回数、宅配時の代引き手数料、配送料金などから構成されている。
【0025】
商品別入札管理データベースは、個々の商品コードに対して、入札者のID、3回入札された場合のそれぞれの入札価格、入札日時、クレジットカードのカード番号などから構成されている。
【0026】
以下、図3に示すシーケンス図、図4,図6に示すフローチャート、図5に示す入札情報の入力画面、図7に示す入札価格テーブル、図8に示す模式図、図9に示す商品詳細ページなどを参照して、主催サーバ13の動作を中心に説明する。なお、各フローチャートは主催サーバ13に設けられたハードディスクHD23に記憶された制御プログラムに従って制御部29により動作するものである。
【0027】
(1)オークション開始
まず、ステップS10では、主催サーバ13に設けられたハードディスクHD23に記憶された制御プログラムに従って、商品データベースDBから商品の最低販売点数Nが読み出され、残入札可能人数naとしてNを設定する。なお、残入札可能人数naは、オークション開催期間中に商品詳細ページに表示される今現在の入札可能な人数であり、初期値は商品の最低販売点数Nである。
【0028】
次いで、ステップS20では、主催サーバ13は上述した商品データベースDBから当該商品のオークション開始日時を読み出しておき、さらに、タイマから現在の日時を読み出し、現在の日時がオークション開始日時になったどうかを判断する。オークション開始日時になった場合には、ステップS30に進む。
【0029】
(2)ログイン処理
いま、例えばユーザの家庭に設けられたパーソナルコンピュータや携帯通信端末等のユーザ端末15に電源が投入されWWWブラウザが起動され、さらに、オークション会社のホームページを要求するためのURL情報をWWWブラウザに入力してインターネット11への送信を開始すると、初めに、接続契約しているプロバイダの電話番号に回線が接続され、そして、プロバイダを経由して主催サーバ13の通信処理部21に接続される。さらに、ユーザ端末15は、通信処理部21にホームページ要求を送信する。
【0030】
ここで、ステップS30では、インターネット11を介してユーザ端末15と接続された主催サーバ13は、ユーザ端末15からのホームページ要求に応じて予め記憶されているホームページの情報を読み出してインターネット11を介してユーザ端末15に送信する。この結果、ユーザ端末15には、ホームページのトップ画面が表示される。
【0031】
そこで、ユーザ端末15側において、ユーザが例えば「ノートブック」を落札したい場合に、「ノートブック」を指定するアイコンがクリックされたとする。この時、ユーザ端末15から例えば「ノートブック」に関する商品詳細ページを要求するための商品詳細ページ要求(図示しない)が主催サーバ13へ送信される。
【0032】
ユーザ端末15から商品詳細ページ要求を受信した主催サーバ13は、ステップS40では、ハードディスク23に記憶されている商品データベースから「ノートブック」に関する商品情報を検索して読み出し、「ノートブック」に関する入札内容を提示するためのページを生成し、ユーザ端末15へ送信する。
【0033】
この結果、ユーザ端末15には、図9に示すように、「ノートブック」に関する写真、商品説明、商品紹介、販売店のアフターサービス等の情報に加え、当該商品のメーカ希望小売価格、最低入札価格、最低販売点数、オークション開催期間などの情報が表示される。
【0034】
さらに、ユーザ端末15側において、ユーザがこの「ノートブック」を落札したい場合に、「入札する」ボタン33と表示したアイコンがクリックされたとする。この時、ユーザ端末15から入札手続きに移行するためにログインページ要求が主催サーバ13へ送信される。
【0035】
次いで、ステップS50では、主催サーバ13は、入札受付を示すログインページ要求を受信したかどうかを判断する。ユーザ端末15からログインページ要求を受信した場合には、ステップS60に進み、残入札可能人数na=0かどうか判断する。残入札可能人数naがある場合には、ステップS70に進み、タイマから現在の日時を読み出し、現在の日時が入札の有効期限日時(締め切日)になったかどうかを判断する。残入札可能人数na=0の場合、または、締め切日になった場合には、ステップS210に進む。
【0036】
ステップS70において、締め切日になっていない場合には、ステップS80に進み、ID入力欄とパスワード欄からなりそれぞれの入力を促すログインページをユーザ端末15に送信する。
【0037】
この結果、ユーザ端末15にはログインページが表示される。ここで、ユーザがキーボードを介してID入力欄とパスワード欄にそれぞれ入札者IDとパスワードを入力し「送信」ボタンをクリックすると、ユーザ端末15から主催サーバ13に入札者IDとパスワードが送信される。
【0038】
次いで、ステップS90では、主催サーバ13は、入札者IDとパスワードを受信する。さらに、ステップS100では、主催サーバ13は、受信した入札者IDとパスワードに対して、会員データベースに記録されている入札者IDとパスワードの対が一致するかどうかを認証する。そして、入札者IDとパスワードが正しいことが確認できた場合には、ステップS110に進み、入札手続ページをユーザ端末15に送信する。
【0039】
この結果、ユーザ端末15の表示画面には、図5に示すように、例えば「ノートブック」に関する商品の最低販売点数、メーカ希望小売価格、一般店頭価格、商品の最低入札価格、入札できる残人数na、入札可能な回数、宅配時の代引き手数料、配送料金、クレジットカードの番号、クレジットカードの有効期限、1回〜3回の入札価格などが記載された入札手続ページが表示される。
【0040】
(3)入札手続
ここで、ユーザがキーボードを介して、クレジットカードの番号、クレジットカードの有効期限、1回〜3回の入札価格などを入力し「送信」31をクリックすると、ユーザ端末15から主催サーバ13に決済方法を示すクレジットカードの番号とクレジットカードの有効期限、1回〜3回の入札価格などが送信される。
【0041】
次いで、ステップS120では、主催サーバ13は、決済方法を示すクレジットカードの番号とクレジットカードの有効期限、1回〜3回の入札価格を受信する。
【0042】
ステップS130では、主催者サーバ13は、当該ユーザの与信照会を要求するために与信照会要求情報としてクレジットカードの番号とクレジットカードの有効期限をクレジット会社に設けられたクレジット会社サーバ(図示しない)に対して送信する。このとき、クレジット会社サーバは、主催者サーバ13から受信した与信照会要求情報に基づいて、当該サーバに設けられた利用者データベースに記憶されているクレジットカードの番号に対する有効期限や利用可否情報を参照し、該利用者の信用情報を照会した結果として利用可否情報を業者サーバ15に対し送信する。この結果、主催サーバ13は、当該ユーザがクレジットカードを利用できるか否かを示す利用可否情報をクレジット会社サーバから受信することができる。
【0043】
さらに、ステップS130では、主催者サーバ13は、クレジット会社サーバから受信した利用可否情報に基づいて、クレジットカードを利用可能な場合には、ステップS140に進む。一方、利用可否情報に基づいて、クレジットカードを利用不可能な場合には、ステップS40に戻る。
【0044】
次いで、ステップS140では、主催者サーバ13は、ユーザ端末15から受信した1回〜3回の入札価格、決済方法、入札者ID、タイマから読み出した入札日時を商品別入札管理データベースに登録する。
【0045】
次いで、ステップS150では、主催者サーバ13は、1人のユーザに関する登録処理が終了したので、残入札可能人数naから1を引いた数をnaとして代入する。ここで、ステップS160では、残入札可能人数naが0になったかどうかを判断する。残入札可能人数naが0になった場合には、ステップS220に進む。一方、残入札可能人数naが0になっていない場合には、ステップS170に進む。
【0046】
次いで、ステップS170では、主催者サーバ13は、当該ユーザの入札を受け付けが完了したことを示す受付完了ページをユーザ端末15に送信する。さらに、ステップS180では、主催者サーバ13は、入札受付完了メールを生成して予め登録されている当該ユーザのメールアドレスに送信する。
【0047】
次いで、ステップS190では、主催サーバ13は上述した商品データベースDBから当該商品のオークション開催期間日時Tを読み出しておき、さらに、タイマから現在の日時を読み出し、現在の日時がオークション開催期間中かどうかを判断する。オークション開始期間中の場合には、ステップS40に戻り上述した処理を繰り返す。
【0048】
一方、オークション開始期間中を過ぎた場合には、ステップS200に進み、主催者サーバ13は、エラーページを生成して当該ユーザに送信し、処理を終了する。
【0049】
(4)落札者確定処理
残入札可能人数na=0の場合、または、締め切日になった場合には、ステップS210に進み、主催者サーバ13は、入札が締め切られたことを示す入札締切ページを生成して当該ユーザに送信する。
【0050】
次いで、ステップS220に示す落札者確定ルーチンに進む。ステップS310では、主催者サーバ13は、商品別入札管理データベースに登録されている入札者ID毎の1回〜3回の入札価格、入札日時に基づいて、図7に示すような入札価格テーブルを生成する。このとき、入札価格テーブルに対して、入札価格が高い順に並べ替えを行い、処理フラグに未処理を示す「0」を設定する。この結果、入札価格テーブルは、図8(a)に示すように、高い価格から順に低い価格になるように並び替えられる。
【0051】
次いで、ステップS320では、主催者サーバ13は、入札価格テーブルにおいて、異なる入札者ID同士で同一価格があった場合は、入札日時を参照してその中で入札が早い順に並べ替える。次いで、ステップS330では、当該商品の最低販売点数Nを処理範囲数Nxと設定する。なお、処理範囲数Nxは、RAM内に記憶され、入札価格テーブル内の処理対象となる入札件数を表す変数であり、後述するステップS340〜S370の処理が実行される毎に入札価格が低い方向に対象範囲が広がることを意味している。
【0052】
次いで、ステップS340では、主催者サーバ13は、当該範囲内Nxで同一の入札者IDのものが2以上ある場合、入札価格が最小のものの処理フラグを落札を示す「2」と設定し、入札価格が最小ではないものの処理フラグを落選を示す「1」と設定する。
【0053】
次いで、ステップS350では、主催者サーバ13は、当該範囲内Nxにおいて、入札価格テーブルに設定された処理フラグが落札を示す「2」と設定されているものを計数して落札数Nyとする。
【0054】
次いで、ステップS360では、主催者サーバ13は、当該商品の最低販売点数Nと落札数Nyを比較し、N>Nyとなる関係が成立する場合には、落札数Nyに対して商品が残っているためステップS370に進む。一方、N>Nyとなる関係が成立しない場合には、落札数Nyが最低販売点数Nに到達したため本サブルーチンからメインルーチンに復帰する。
【0055】
次いで、ステップS370では、主催者サーバ13は、現在の処理範囲数Nxから落札数Nyを引いた数(Nx−Ny)に処理範囲数Nxを加算し、これを新たなNxに設定し、ステップS340に戻る。すなわち、図8(b)に示すように、数(Nx−Ny)だけ処理範囲数を拡大する。
【0056】
このようにしてステップS340〜S370に示す処理を繰り返すことで、入札価格テーブル上に設けられた処理フラグを落札「2」と落選「1」に設定することができる。
【0057】
(5)落札結果メール
ステップS360において、N>Nyとなる関係が成立しない場合には、落札数Nyが最低販売点数Nに到達したため、メインルーチンのステップS230に復帰する。
【0058】
ステップS230では、主催者サーバ13は、入札価格テーブル上に設定された入札者IDに基づいて、会員データベースDBに記憶されているユーザのメールアドレスを読み出し、さらに、入札価格テーブル上に設定されたこの入札者IDに対応する処理フラグが落札「2」の場合には落札メール文章を生成し、処理フラグが落選「1」の場合には落選メール文章を生成し、当該メールアドレスに送信する。
【0059】
この結果、落札者のユーザ端末15には落札メール文章が送信され、落選者のユーザ端末15には落選メール文章が送信されるので、ユーザは自身の当落を確認することができる。
【0060】
ここで、本実施の形態における効果を説明する。
【0061】
主催者サーバ13は、データベースに登録されている入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時に基づいて、最低販売点数に相当する上位の入札価格を優先して落札と決定し、落札者の入札者IDが同一の場合には低い方のみを落札と決定し、落札した価格が同一の場合には入札日時が早い方を落札と決定するように落札処理を行う。
【0062】
例えば、1回目の入札価格を底値で入札し、2回目の入札価格はおさえ価格で入札し、3回目の入札価格を上値で入札しておけば、同一入札者からの複数の入札が落札圏内に含まれている場合は、最も低い入札価格が落札となる。また、同一の入札価格の場合には、入札日時が早い方が落札となる。
【0063】
この際、商品の仕入れ価格よりも最低入札価格を高く設定することができるので、落札価格が原価割れすることがない。
【0064】
また、従来のように競り画面がなく、現在の最高入札金額を提示することがないので、従来のように刻々と上昇する最高入札価格を確認して入札を断念させることもないので、結果としてオークションでの売り上げを上昇させることができる。
【0065】
従って、商品の購入意欲を削ぐことなく、販売店における商品の実売価格よりも低い価格で購入可能なサービスを提供することができるので、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでる。
【0066】
また、データベースへの登録が終了した場合に、残入札可能人数から1を引いて新たな残入札可能人数として計数しておき、計数された新たな残入札可能人数をホームページに提示するので、商品の購入意欲を向上することができ、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでる。
【0067】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、サーバは、データベースに登録されている入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時に基づいて、最低販売点数に相当する上位の入札価格を優先して落札と決定し、落札者の入札者IDが同一の場合には低い方のみを落札と決定し、入札した価格が同一の場合には入札日時が早い方を落札と決定するように落札処理を行うので、商品の購入意欲を削ぐことなく、販売店における商品の実売価格よりも低い価格で購入可能なサービスを提供することができるので、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでる。
【0068】
請求項2記載の本発明によれば、データベースへの登録が終了した場合に、残入札可能人数から1を引いて新たな残入札可能人数として計数しておき、計数された新たな残入札可能人数をホームページに提示するので、商品の購入意欲を向上することができ、入札者の参加意欲の向上に寄与することがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るオークションシステムの構成を示す図である。
【図2】主催サーバ13の構成を説明するためのブロック図である。
【図3】主催サーバ13の動作を説明するためのシーケンス図である。
【図4】主催サーバ13の動作を説明するためのフローチャート(その1)である。
【図5】入札情報の入力画面を示す図である。
【図6】主催サーバ13の動作を説明するためのフローチャート(その2)である。
【図7】入札価格と入札日時および入札者IDが記憶されている入札価格テーブルである。
【図8】入札価格テーブルを高い価格から順に低い価格になるように並び替えたことを示す図(a)と、入札価格テーブル上の処理範囲を示す図(b)である。
【図9】「コンピュータ」に関する商品詳細ページを示す図である。
【符号の説明】
11 インターネット
13 オークション主催サーバ
15 ユーザ端末
21 通信処理部
23 ハードディスクHD
25 ディスプレイ
27 キーボード
29 制御部
Claims (2)
- 入札者の通信端末と情報ネットワークを介して接続し、商品に関する入札内容の情報を含むホームページを前記通信端末に送信して商品の入札サービスを提供するサーバを備えたオークションシステムであって、
前記サーバは、
少なくとも商品に関する入札内容を表す情報とともに最低販売点数と最低入札価格を表すホームページを入札者の通信端末に送信する送信手段と、
入札者の通信端末から入札者IDと複数の異なる入札価格を受信する受信手段と、
入札者の通信端末から受信した入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時をデータベースに登録するデータ登録手段と、
前記データベースに登録されている入札者IDと複数の異なる入札価格と入札日時に基づいて、最低販売点数に相当する上位の入札価格を優先して落札と決定し、落札者の入札者IDが同一の場合には低い方のみを落札と決定し、入札した価格が同一の場合には入札日時が早い方を落札と決定するように落札処理を行う落札処理手段とを有することを特徴とするオークションシステム。 - 前記データ登録手段により前記登録が終了した場合に、残入札可能人数から1を引いて新たな残入札可能人数として計数する計数手段を有し、
前記送信手段は、前記計数手段により計数された新たな残入札可能人数をホームページに提示することを特徴とする請求項1記載のオークションシステム。
Priority Applications (1)
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