JP2005106754A - 形状検査装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
形状検査装置及び半導体装置の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 精度良く形状や寸法を検査すること。
【解決手段】 検査対象物の全面または一部を含む領域に第1の波長の光を照射する手段
12・14と、前記領域に前記第1の波長の光を照射して発生する回折光を取得し、領域
内の各位置に対応する光強度データから構成される画像データを取得する手段16・18
と、前記領域に第2の波長の光を照射する手段12・14と、前記領域について同様に画
像データを取得する手段16・18とを備え、一方で複数のパターン形状に対して前記複
数の波長に対して理論上得られる回折光強度を記憶しておき、領域内の検査対象位置にお
ける光強度データ波形(波長パラメータ)と、記憶されている回折光強度波形とをパター
ンマッチングして最適形状を検査対象位置における形状と推定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 検査対象物の全面または一部を含む領域に第1の波長の光を照射する手段
12・14と、前記領域に前記第1の波長の光を照射して発生する回折光を取得し、領域
内の各位置に対応する光強度データから構成される画像データを取得する手段16・18
と、前記領域に第2の波長の光を照射する手段12・14と、前記領域について同様に画
像データを取得する手段16・18とを備え、一方で複数のパターン形状に対して前記複
数の波長に対して理論上得られる回折光強度を記憶しておき、領域内の検査対象位置にお
ける光強度データ波形(波長パラメータ)と、記憶されている回折光強度波形とをパター
ンマッチングして最適形状を検査対象位置における形状と推定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、形状検査装置及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体デバイスの製造過程においては、加工された半導体デバイスの形状を確認するた
めや、半導体製造装置の稼動状態をモニタリングするため、または、半導体製造装置に生
じた装置異常を検知するために、製造途中の半導体デバイスに形成されているパターンの
寸法・形状を測定することが行われている。こうした寸法測定の手法には種々の方法があ
る。
めや、半導体製造装置の稼動状態をモニタリングするため、または、半導体製造装置に生
じた装置異常を検知するために、製造途中の半導体デバイスに形成されているパターンの
寸法・形状を測定することが行われている。こうした寸法測定の手法には種々の方法があ
る。
たとえば、電子顕微鏡を用いて寸法測定をすることが行われている。たとえば、1ロッ
トから数枚のウエハを選択し、各ウエハ内の数チップの半導体デバイスについて数点づつ
ライン幅や孔径を測定することが行われている。電子顕微鏡を用いて測定することのメリ
ットは、微細な寸法を測定可能なことである。一方でデメリットは、真空引きのために測
定に時間がかかるので測定点を増やせないという点、さらに、測定点が増やせないからウ
エハ面内における寸法の傾向を把握しにくいという点である。その上、パターン断面形状
のうち、パターンの上面や下面の寸法は測定できるが、高さ方向の寸法や断面形状を測定
することが困難という問題点もある。
トから数枚のウエハを選択し、各ウエハ内の数チップの半導体デバイスについて数点づつ
ライン幅や孔径を測定することが行われている。電子顕微鏡を用いて測定することのメリ
ットは、微細な寸法を測定可能なことである。一方でデメリットは、真空引きのために測
定に時間がかかるので測定点を増やせないという点、さらに、測定点が増やせないからウ
エハ面内における寸法の傾向を把握しにくいという点である。その上、パターン断面形状
のうち、パターンの上面や下面の寸法は測定できるが、高さ方向の寸法や断面形状を測定
することが困難という問題点もある。
また、近年用いられ始めた新しい測定手法としてスキャットロメトリ(Scatterometry
)の原理を利用した方法がある。この方法は、例えば特開2002−260994号に開
示されている。この手法は回折の原理を用いて測定している。そこで、メリットとしては
、パターン断面の各部の寸法を測定可能という点である。さらに、光学的手法を用いてい
るため、上述した電子顕微鏡の方法と比較して測定時間が短いというメリットもある。し
かしながら、光を絞って一点づつ測定を行っているので、依然として、ウエハ全面の加工
形状の把握には時間を要するというデメリットがある。
)の原理を利用した方法がある。この方法は、例えば特開2002−260994号に開
示されている。この手法は回折の原理を用いて測定している。そこで、メリットとしては
、パターン断面の各部の寸法を測定可能という点である。さらに、光学的手法を用いてい
るため、上述した電子顕微鏡の方法と比較して測定時間が短いというメリットもある。し
かしながら、光を絞って一点づつ測定を行っているので、依然として、ウエハ全面の加工
形状の把握には時間を要するというデメリットがある。
また別の方法として、ウエハ全面に光を照射し、その回折光を取得して画像処理により
欠陥検出を行うマクロ検査装置が利用され始めている。例えば、特開平8−285782
号公報、特開平8−285783号公報、特開平10−325805号公報、特開平11
−72443号公報にこうしたマクロ検査装置が開示されている。
欠陥検出を行うマクロ検査装置が利用され始めている。例えば、特開平8−285782
号公報、特開平8−285783号公報、特開平10−325805号公報、特開平11
−72443号公報にこうしたマクロ検査装置が開示されている。
こうしたマクロ検査装置のメリットは、ウエハ全面に光を照射するので測定時間が短い
ということである。しかしながら分解能の点で問題があり、パターンの断面形状の面内変
化の有無は確認することができるものの、より詳細なパターン断面各部の寸法を測定する
ことは困難であった。
特開2002−260994号公報
特開平8−285782号公報
特開平8−285782号公報
特開平10−325805号公報
特開平11−72443号公報
ということである。しかしながら分解能の点で問題があり、パターンの断面形状の面内変
化の有無は確認することができるものの、より詳細なパターン断面各部の寸法を測定する
ことは困難であった。
上述したような各測定手法は、精度は良いものの測定に時間がかかりすぎるものであっ
たり、あるいは、短時間で測定可能なものの精度の点に問題があるものであった。そこで
本発明は、精度と測定時間の両立を図ることが可能となる形状検査装置を提供することを
目的とする。
たり、あるいは、短時間で測定可能なものの精度の点に問題があるものであった。そこで
本発明は、精度と測定時間の両立を図ることが可能となる形状検査装置を提供することを
目的とする。
また、半導体デバイスの製造の観点からいうと、形状検査方法として好適なものがない
場合は半導体製造装置の稼動状態に異常が生じたとしてもその発見が遅れるため、結果と
して半導体デバイスの製造歩留まりの低下を招く可能性がある。
場合は半導体製造装置の稼動状態に異常が生じたとしてもその発見が遅れるため、結果と
して半導体デバイスの製造歩留まりの低下を招く可能性がある。
そこで本発明は、好適な形状検査方法の提供を通じて半導体デバイスの製造歩留まりの
向上を図ることが可能となる半導体デバイスの製造方法を提供することも目的とする。
向上を図ることが可能となる半導体デバイスの製造方法を提供することも目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、被検査物の全面または一部の領域に第1の波長の
光を照射する手段と、前記領域に前記第1の波長の光を照射して発生する回折光を受光し
、前記領域の各点に対応する光強度データから構成される第1の画像データを取得する手
段と、前記領域に第2の波長の光を照射する手段と、前記領域に前記第2の波長の光を照
射して発生する回折光を受光し、前記領域の各点に対応する光強度データから構成される
第2の画像データを取得する手段と、第1の所定形状に前記第1の波長の光を照射して得
られる回折光の強度の情報ならびに前記第1の所定形状に前記第2の波長の光を照射して
得られる回折光の強度の情報を少なくとも備える第1のデータ、第2の所定形状に前記第
1の波長の光を照射して得られる回折光の強度の情報ならびに前記第2の所定形状に前記
第2の波長の光を照射して得られる回折光の強度の情報を少なくとも備える第2のデータ
、 前記第1の画像データのうち、前記領域の検査対象点に対応する光強度データ、及び
前記第2の画像データのうち、前記検査対象点に対応する光強度データを用いて少なくと
もこの検査対象点の形状を検査する手段とを備えることを特徴とする形状検査装置。
光を照射する手段と、前記領域に前記第1の波長の光を照射して発生する回折光を受光し
、前記領域の各点に対応する光強度データから構成される第1の画像データを取得する手
段と、前記領域に第2の波長の光を照射する手段と、前記領域に前記第2の波長の光を照
射して発生する回折光を受光し、前記領域の各点に対応する光強度データから構成される
第2の画像データを取得する手段と、第1の所定形状に前記第1の波長の光を照射して得
られる回折光の強度の情報ならびに前記第1の所定形状に前記第2の波長の光を照射して
得られる回折光の強度の情報を少なくとも備える第1のデータ、第2の所定形状に前記第
1の波長の光を照射して得られる回折光の強度の情報ならびに前記第2の所定形状に前記
第2の波長の光を照射して得られる回折光の強度の情報を少なくとも備える第2のデータ
、 前記第1の画像データのうち、前記領域の検査対象点に対応する光強度データ、及び
前記第2の画像データのうち、前記検査対象点に対応する光強度データを用いて少なくと
もこの検査対象点の形状を検査する手段とを備えることを特徴とする形状検査装置。
また、波長に替えて、光の入射角度を変えて得られた測定データと、複数の形状に種々
の入射角度で光を照射したとして計算上得られるデータとをパターンマッチングして形状
を推定しても良い。
の入射角度で光を照射したとして計算上得られるデータとをパターンマッチングして形状
を推定しても良い。
あるいは、入射角度に替えて、受光角度をパラメータとしても良い。
また、照射する光の偏光をパラメータとしても良い。
また、このような検査を領域内の各点について行っても良い。
また、波長等のパラメータを3以上にしても良い。
こうした形状検査装置を半導体装置の製造工程で使用することも可能である。特にリソ
グラフィ工程で形成されたパターンの検査に好適である。
グラフィ工程で形成されたパターンの検査に好適である。
なお、本発明における「各点」とは、本発明における「領域」に含まれる複数の領域(
微小領域)のことを示している。したがって、「領域」は少なくとも2つの領域を含んで
おり、各領域について「光強度データ」が得られる。
微小領域)のことを示している。したがって、「領域」は少なくとも2つの領域を含んで
おり、各領域について「光強度データ」が得られる。
本発明によれば、形状または寸法を精度良く測定することが可能となる。また、半導体
装置の歩留まりを向上させることが可能となる。
装置の歩留まりを向上させることが可能となる。
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る10
形状検査装置10の概要を示す模式図である。この10装置は、光源12ならびにウエハ
W(被検査物W)表面全面に平行光束の照明光を照射する照明光学系14と、ウエハWか
らの回折光を受光する受光光学系16と、撮像手段18と、画像処理装置20とから構成
されている。
形状検査装置10の概要を示す模式図である。この10装置は、光源12ならびにウエハ
W(被検査物W)表面全面に平行光束の照明光を照射する照明光学系14と、ウエハWか
らの回折光を受光する受光光学系16と、撮像手段18と、画像処理装置20とから構成
されている。
光源12は、例えば水銀ランプ12aと、所定の波長域の光を選択的に透過させる干渉
フィルタ12bとから構成される。この干渉フィルタ12bは、所定の波長域の光を透過
させるバンドパスフィルタとして機能し、異なる波長域の光を透過させる複数の干渉フィ
ルタ12bを外部から手動ないし遠隔操作により切替え、光源12から出射する光の波長
選択が可能な構成となっている。
フィルタ12bとから構成される。この干渉フィルタ12bは、所定の波長域の光を透過
させるバンドパスフィルタとして機能し、異なる波長域の光を透過させる複数の干渉フィ
ルタ12bを外部から手動ないし遠隔操作により切替え、光源12から出射する光の波長
選択が可能な構成となっている。
照明光学系14は、凹面鏡14aから構成される。光源12が焦点位置となるように凹
面鏡14aは配置されているので、光源12からの拡散光は凹面鏡14aにより平行光束
に変換されてウエハWに向かって照射される。この凹面鏡14aは、ウエハWの全面を照
明可能な口径を有している。
面鏡14aは配置されているので、光源12からの拡散光は凹面鏡14aにより平行光束
に変換されてウエハWに向かって照射される。この凹面鏡14aは、ウエハWの全面を照
明可能な口径を有している。
受光光学系16は、ウエハWに照明光が照射されたときのウエハWからの回折光を受光
するもので、ウエハW全面からの回折光を取り込むのに十分な口径を有している凹面鏡1
6aから構成される。なお、本実施の形態の場合は、ウエハWからのゼロ次回折光(正反
射光)を受光する受光角度で凹面鏡14aは配設されており、具体的には照明光学系14
の凹面鏡14aの光軸AX1とウエハW平面とのなす角θ1と、受光光学系16の凹面鏡
16aの光軸AX2とウエハW平面とのなす角θ2とはほぼ等しくなっている。
するもので、ウエハW全面からの回折光を取り込むのに十分な口径を有している凹面鏡1
6aから構成される。なお、本実施の形態の場合は、ウエハWからのゼロ次回折光(正反
射光)を受光する受光角度で凹面鏡14aは配設されており、具体的には照明光学系14
の凹面鏡14aの光軸AX1とウエハW平面とのなす角θ1と、受光光学系16の凹面鏡
16aの光軸AX2とウエハW平面とのなす角θ2とはほぼ等しくなっている。
撮像手段18は、例えばCCDカメラから構成されており、撮像面で受光した光の強度
を電気信号に変換して多値データとして出力する機能を有している。その機能を果たすた
めに、凹面鏡14aに入射した平行光が結像する結像位置に撮像面が配設されている。な
お、凹面鏡14aからの光を撮像面に結像するための受光レンズを別途配設しても良い。
を電気信号に変換して多値データとして出力する機能を有している。その機能を果たすた
めに、凹面鏡14aに入射した平行光が結像する結像位置に撮像面が配設されている。な
お、凹面鏡14aからの光を撮像面に結像するための受光レンズを別途配設しても良い。
続いて、画像処理装置20には、撮像手段18からの電気信号が入力される。画像処理
装置20は、このようにして入力された画像信号から検査対象点に対応する光強度信号を
取り出し、この光強度信号と、データベース22に予め記録されている信号とのパターン
マッチングを行って、ウエハWの検査対象点における形状を測定する機能を有している。
装置20は、このようにして入力された画像信号から検査対象点に対応する光強度信号を
取り出し、この光強度信号と、データベース22に予め記録されている信号とのパターン
マッチングを行って、ウエハWの検査対象点における形状を測定する機能を有している。
データベース22には、複数パターンの周期的断面構造を有するウエハWに対して、そ
れぞれ光を照射したときに得られる信号強度データが光の波長をパラメータとして記録さ
れている。図2(a)〜(d)には、複数パターンの周期的断面構造の一例として4種類
の周期的断面構造の模式図を示しており、図3には、図2に示された各形状に対してそれ
ぞれ波長1〜波長5の5つの波長域の照明光を照射したときに、計算上得られる回折光強
度のグラフが示されている。この実施の形態の場合、0次回折光を受光したときに計算上
得られる回折光強度のデータが示されている。
れぞれ光を照射したときに得られる信号強度データが光の波長をパラメータとして記録さ
れている。図2(a)〜(d)には、複数パターンの周期的断面構造の一例として4種類
の周期的断面構造の模式図を示しており、図3には、図2に示された各形状に対してそれ
ぞれ波長1〜波長5の5つの波長域の照明光を照射したときに、計算上得られる回折光強
度のグラフが示されている。この実施の形態の場合、0次回折光を受光したときに計算上
得られる回折光強度のデータが示されている。
画像処理装置20は、被検査物Wに対して複数波長の光を照射したときに得られる光強
度データの波形(「画像データ」といい、波長ごとに取得される)から、検査対象位置に
おける光強度データを波長ごとに抽出し、この波長をパラメータとする光強度データの波
形と、データベース22に記録されている強度データの波形とのパターンマッチングを行
って、もっとも近似している波形に対応する断面形状を実際の断面形状と推定する。そし
て、ウエハWの全面に対してこのようなマッチングを行うことにより、最終的にはウエハ
W全面における断面形状が推定されることになる。
度データの波形(「画像データ」といい、波長ごとに取得される)から、検査対象位置に
おける光強度データを波長ごとに抽出し、この波長をパラメータとする光強度データの波
形と、データベース22に記録されている強度データの波形とのパターンマッチングを行
って、もっとも近似している波形に対応する断面形状を実際の断面形状と推定する。そし
て、ウエハWの全面に対してこのようなマッチングを行うことにより、最終的にはウエハ
W全面における断面形状が推定されることになる。
ここで、本発明の原理を説明する。本実施形態の形状検査装置10は、各波長ごとに得
られる画像データから、検査対象点における光強度データを波長ごとに抽出して得られる
波形と、予めデータベース22に記録されている回折光強度波形とをマッチングして形状
を測定するものである。この測定が可能となるためには、以下の2つの条件を満たすこと
が前提となる。その条件とは、条件1、被検査物Wが同一のパターン形状であっても、照
明光の波長を変化させると受光強度が異なること、及び条件2、照明光の波長が同一であ
っても、被検査物Wのパターンが異なると受光強度が異なること、である。なぜなら、照
明光の波長を変化させても受光強度にほとんど変化がないのであれば、また、被検査物W
のパターンを異ならせても受光強度にほとんど変化がないのであれば、被検査物Wのパタ
ーン形状を測定することが出来ないからである。以下、1、2の条件を満たす理由につい
て説明する。
られる画像データから、検査対象点における光強度データを波長ごとに抽出して得られる
波形と、予めデータベース22に記録されている回折光強度波形とをマッチングして形状
を測定するものである。この測定が可能となるためには、以下の2つの条件を満たすこと
が前提となる。その条件とは、条件1、被検査物Wが同一のパターン形状であっても、照
明光の波長を変化させると受光強度が異なること、及び条件2、照明光の波長が同一であ
っても、被検査物Wのパターンが異なると受光強度が異なること、である。なぜなら、照
明光の波長を変化させても受光強度にほとんど変化がないのであれば、また、被検査物W
のパターンを異ならせても受光強度にほとんど変化がないのであれば、被検査物Wのパタ
ーン形状を測定することが出来ないからである。以下、1、2の条件を満たす理由につい
て説明する。
条件1、被検査物Wが同一パターンであっても、照明光の波長を変化させると受光強度
が異なる理由は、主に2つある。一方は干渉に基く理由であり、他方は回折に基く理由で
ある。
が異なる理由は、主に2つある。一方は干渉に基く理由であり、他方は回折に基く理由で
ある。
干渉に基いて受光強度が変化する理由は、波長の変化に応じて光路が異なり干渉光強度
が異なるからである。たとえばパターンが多層構造で形成される場合に、パターンが形成
されている最上層の表面で反射した光と、その下地層と最上層との境界面で反射した光と
の干渉光強度は、光の波長によって異なることになる(それ以外に、各層の厚み、各層の
屈折率なども影響する)。また、下地が複数の層で形成されている場合も、同様の理由に
より、光の波長に応じて干渉光強度が異なる。
が異なるからである。たとえばパターンが多層構造で形成される場合に、パターンが形成
されている最上層の表面で反射した光と、その下地層と最上層との境界面で反射した光と
の干渉光強度は、光の波長によって異なることになる(それ以外に、各層の厚み、各層の
屈折率なども影響する)。また、下地が複数の層で形成されている場合も、同様の理由に
より、光の波長に応じて干渉光強度が異なる。
続いて、回折に基く理由を説明する。広く知られているように、m次回折光の進行方向
は以下の式であらわされる。
は以下の式であらわされる。
SinΦ1=SinΦ2+m・λ/p
ここで、Φ1は照明光の入射角度、Φ2は回折光の出射角度、λは照明光の波長、pは
被検査物Wの周期的構造パターンの基本ピッチ、mは回折光の次数である。この式から明
らかなように照明光の波長λが変化すると、回折光の出射角度Φ2が異なる。このことは
、逆にいうと、撮像手段18の受光角度が固定されている場合は、照明光の波長の変化に
応じて受光強度が異なることを意味する。
ここで、Φ1は照明光の入射角度、Φ2は回折光の出射角度、λは照明光の波長、pは
被検査物Wの周期的構造パターンの基本ピッチ、mは回折光の次数である。この式から明
らかなように照明光の波長λが変化すると、回折光の出射角度Φ2が異なる。このことは
、逆にいうと、撮像手段18の受光角度が固定されている場合は、照明光の波長の変化に
応じて受光強度が異なることを意味する。
以上の2つの要因により、被検査物Wが同一パターンを有していても、照明光の波長の
変化に応じて受光強度のが異なることになる。したがって、図3に示されるように同一の
パターン形状を有していても照明光の波長に応じて受光強度は変化する。本実施の形態に
おいては、ゼロ次回折光を受光する構成であるが、その他の受光角度で回折光を受光する
構成であっても上記理由により受光強度は異なるから、適用可能である。
変化に応じて受光強度のが異なることになる。したがって、図3に示されるように同一の
パターン形状を有していても照明光の波長に応じて受光強度は変化する。本実施の形態に
おいては、ゼロ次回折光を受光する構成であるが、その他の受光角度で回折光を受光する
構成であっても上記理由により受光強度は異なるから、適用可能である。
続いて、条件2、照明光の波長が同一であっても、被検査物Wのパターンが異なると受
光強度が異なる理由を説明する。
光強度が異なる理由を説明する。
広く知られているように回折光の強度分布は、パターンの断面形状に応じて変化する。
たとえば、断面の輪郭が正弦波の周期構造に対して光を照射した場合、ほとんど1次回折
光となり、その他の回折光は理論上ほとんど生じない。そして輪郭が正弦波から矩形波に
近づくほど高次回折光の比率が高まる。それゆえ、断面形状が異なると、照明光の波長が
同一であっても受光強度が異なることになる。したがって図3に示されるように同一波長
であっても、パターンに応じて受光強度が異なる。
光となり、その他の回折光は理論上ほとんど生じない。そして輪郭が正弦波から矩形波に
近づくほど高次回折光の比率が高まる。それゆえ、断面形状が異なると、照明光の波長が
同一であっても受光強度が異なることになる。したがって図3に示されるように同一波長
であっても、パターンに応じて受光強度が異なる。
以上詳述したように、照明光の波長や被検査物Wに形成されるパターンに応じて受光強
度が変化する。したがって、これらをパラメータとしてパターンマッチングを行うことに
より精度の高い形状測定を行うことが可能となる。
度が変化する。したがって、これらをパラメータとしてパターンマッチングを行うことに
より精度の高い形状測定を行うことが可能となる。
以下、ラインアンドスペースパターンの形状測定に関する実施例について説明する。
図4は、ピッチが180nmでテーパ角度が異なる3種類のラインアンドスペースパタ
ーンを示しており、図5は、この3種類のパターンに対して波長が350nm〜800n
mでP偏光の照明光を75度の入射角度で照射したときの反射率を示すグラフである。な
お反射率は、光源が各波長で同じ強度だと仮定すると、正反射光強度に比例するから、縦
軸は正反射光強度を示してもいる。
ーンを示しており、図5は、この3種類のパターンに対して波長が350nm〜800n
mでP偏光の照明光を75度の入射角度で照射したときの反射率を示すグラフである。な
お反射率は、光源が各波長で同じ強度だと仮定すると、正反射光強度に比例するから、縦
軸は正反射光強度を示してもいる。
各パターンは、凸部の上辺の幅をW1、凸部の底辺の幅をW2としたときにW1/W2
の値がそれぞれ1.0,0.9,0.7となる台形プロファイルパターンである。
の値がそれぞれ1.0,0.9,0.7となる台形プロファイルパターンである。
そして図5における実線がW1/W2=1、一点鎖線がW1/W2=0.9、二点鎖線
がW1/W2=0.7の波形である。このような計算は、公知のシミュレーションソフト
を用いることにより容易に行うことが可能である。
がW1/W2=0.7の波形である。このような計算は、公知のシミュレーションソフト
を用いることにより容易に行うことが可能である。
図5に示されるように、パターンによって得られる強度は異なる。たとえば、照明光波
長が400nmの場合は、W1/W2=1、W1/W2=0.9、W1/W2=0.7の
順で強度が強い。しかし、波長が600nmの場合は、強度の順番は逆転する。
長が400nmの場合は、W1/W2=1、W1/W2=0.9、W1/W2=0.7の
順で強度が強い。しかし、波長が600nmの場合は、強度の順番は逆転する。
また、パターンが同一であっても波長によって強度が大きく異なることも示されている
。たとえば、W1/W2=1の場合に照明光波長が400nmのときは概ね0.7である
が、波長が600nmの場合は0.4程度である。このような波形がデータベース22に
記録されている。
。たとえば、W1/W2=1の場合に照明光波長が400nmのときは概ね0.7である
が、波長が600nmの場合は0.4程度である。このような波形がデータベース22に
記録されている。
一方で、実際の被検査物Wに対してデータを取得する。具体的には、入射角を約75度
で固定し、干渉フィルタ12bを切換えて波長350nm〜800nmの範囲内の複数の
波長(たとえば6点)について正反射光強度のウエハW内分布を画像データとして取得す
る。図6は得られた各画像を模式的に示した図である。図には、ウエハWの中央右の矩形
部分W1(露光装置のトラブルによりデフォーカスされた部分)が他の部分W2の信号強
度と異なることが示されている。
で固定し、干渉フィルタ12bを切換えて波長350nm〜800nmの範囲内の複数の
波長(たとえば6点)について正反射光強度のウエハW内分布を画像データとして取得す
る。図6は得られた各画像を模式的に示した図である。図には、ウエハWの中央右の矩形
部分W1(露光装置のトラブルによりデフォーカスされた部分)が他の部分W2の信号強
度と異なることが示されている。
次いで、ウエハWの同一位置について波長を横軸、撮像手段18から出力された多値デ
ータを縦軸とした波形と、データベース22に記録されている波形とのパターンマッチン
グを行ってその位置におけるパターン形状を推定する。
ータを縦軸とした波形と、データベース22に記録されている波形とのパターンマッチン
グを行ってその位置におけるパターン形状を推定する。
同様の処理を、ウエハWの全面に対して行って、ウエハWの全面におけるパターン形状
を測定する。
を測定する。
以上の手順により、ウエハWの全面における形状測定が行われる。たとえば、図6にお
ける中央右の部分のパターンが図2(c)で、その他の部分のパターンが図2(a)であ
るというように形状が測定される。
ける中央右の部分のパターンが図2(c)で、その他の部分のパターンが図2(a)であ
るというように形状が測定される。
このような本実施の形態にあっては、照明光の波長を変化させた際に得られる回折光強
度波形を予めデータベース22に記録されている回折光強度波形とマッチングして形状を
測定するものであるから、従来のマクロ検査装置よりも測定の精度が向上する。
度波形を予めデータベース22に記録されている回折光強度波形とマッチングして形状を
測定するものであるから、従来のマクロ検査装置よりも測定の精度が向上する。
また、ウエハWの全面に光を照射する構成を採用したから複数箇所における形状測定を
一括して行うことが可能となり、電子顕微鏡よりも測定時間の短縮を図ることが可能とな
る。
一括して行うことが可能となり、電子顕微鏡よりも測定時間の短縮を図ることが可能とな
る。
なお、受光するのは、正反射光(0次回折光)に限られず任意の角度であって良い。上
述の通り、正反射光以外の角度であっても、波長に応じて受光強度が異なるから同様の測
定が可能なためである。
述の通り、正反射光以外の角度であっても、波長に応じて受光強度が異なるから同様の測
定が可能なためである。
また、照明範囲は、ウエハWの全面でなく少なくとも一部の範囲であっても良い。
また、照明範囲は、周期的パターンを少なくとも一部に含んでいれば良い。
また、波長は350nm〜800nmのものに限られずさらに広範囲にしても良い。
また、波長ごとに光強度を得る手段としては、ブロードな波長範囲の光を照射して、受
光光学系16で分光をして波長ごとの光強度を得ても良いし、受光側に干渉フィルタを配
置しても良い。
光光学系16で分光をして波長ごとの光強度を得ても良いし、受光側に干渉フィルタを配
置しても良い。
また、周期的パターンは、ラインアンドスペースパターン以外の種々のパターンの形状
測定が可能である。
測定が可能である。
また、データベース22に蓄積されるデータは、シミュレーションで得られたデータの
ほか、実際の測定で得られたデータを用いても良い。
ほか、実際の測定で得られたデータを用いても良い。
また、パターンの種類も三種類に限られない。さらに、パターンの形状としてピッチを
異ならせたものをデータベース22に記録しても良い。たとえば図7にピッチを260n
mとして同様の条件でシミュレーションを行って得られる波形を示す。この波形のように
、ピッチを異ならせた波形も含めてパターンマッチングを行うことにより、さらに高精度
の形状測定が可能となる。
異ならせたものをデータベース22に記録しても良い。たとえば図7にピッチを260n
mとして同様の条件でシミュレーションを行って得られる波形を示す。この波形のように
、ピッチを異ならせた波形も含めてパターンマッチングを行うことにより、さらに高精度
の形状測定が可能となる。
また、測定する波長域の数は、複数の波長域であれば求める精度等に応じて種々変形可
能である。
能である。
また、測定形状に応じて測定に用いる波長域も種々変形可能であるが、形状に応じた強
度差が大きくなるような波長域を用いることが好適である。
度差が大きくなるような波長域を用いることが好適である。
また、下地層の厚さ・屈折率などを加味してシミュレーションを行っても良い。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、偏光を調整することにより検査精度の向上を図る形状検査装置3
0に関する。
第2の実施の形態は、偏光を調整することにより検査精度の向上を図る形状検査装置3
0に関する。
図8にこの形状検査装置30の概要を示す模式図を示す。この図に示されるように光源
12と、凹面鏡14aの間に偏光フィルタ12cを配置して、照射される光の偏光を制御
する。そして、350nm〜800nmの波長に対してP偏光を照射したときの画像デー
タとS偏光を照射したときの画像データをそれぞれ取得する。
12と、凹面鏡14aの間に偏光フィルタ12cを配置して、照射される光の偏光を制御
する。そして、350nm〜800nmの波長に対してP偏光を照射したときの画像デー
タとS偏光を照射したときの画像データをそれぞれ取得する。
一方で、データベース22には、たとえば第1の実施の形態に示される3種類のパター
ン形状に対して、それぞれ350nm〜800nmの波長でP偏光を照射したときの光強
度、ならびに、S偏光を照射したときのシミュレーションによる計算結果が記録されてい
る。図9には、図5のシミュレーションの際にP偏光をS偏光として得られる波形を示す
。
ン形状に対して、それぞれ350nm〜800nmの波長でP偏光を照射したときの光強
度、ならびに、S偏光を照射したときのシミュレーションによる計算結果が記録されてい
る。図9には、図5のシミュレーションの際にP偏光をS偏光として得られる波形を示す
。
そして、検査対象点についてP偏光で測定した光強度データの波長分布と、シミュレー
ションでP偏光を照射したとして得られた光強度データの波長分布(図5)のマッチング
、ならびに検査対象点についてS偏光で測定した光強度データの波長分布とシミュレーシ
ョンでS偏光を照射したとして得られた光強度データの波長分布(図9)のマッチングと
をそれぞれ行って、いずれの偏光の場合でも類似するパターン形状を検査対象点の実際の
測定形状と推定する。そして、以上の推定をウエハWの全面について行うことによりウエ
ハW全面での形状を推定することが可能となる。
ションでP偏光を照射したとして得られた光強度データの波長分布(図5)のマッチング
、ならびに検査対象点についてS偏光で測定した光強度データの波長分布とシミュレーシ
ョンでS偏光を照射したとして得られた光強度データの波長分布(図9)のマッチングと
をそれぞれ行って、いずれの偏光の場合でも類似するパターン形状を検査対象点の実際の
測定形状と推定する。そして、以上の推定をウエハWの全面について行うことによりウエ
ハW全面での形状を推定することが可能となる。
以上のように偏光を異ならせて測定光を照射対象であるウエハW全面に2回以上照射し
、それぞれの偏光について第1の実施の形態と同様にマッチングを行うことにより測定精
度の向上を図ることが可能となる。
、それぞれの偏光について第1の実施の形態と同様にマッチングを行うことにより測定精
度の向上を図ることが可能となる。
図10には、屈折率が1の媒体から屈折率が1.5の場合に光が進行する際の、入射角
度を横軸とし反射係数を縦軸とした関係をP偏光(一点鎖線)、S偏光(実線)それぞれ
の場合について示したグラフである。図からも示されるように、同じ波長で同じパターン
形状に対して測定光を照射しても、偏光に応じて得られる強度は全く異なるため、偏光を
異ならせてそれぞれマッチングを行うことにより精度を向上させることが可能となる。
度を横軸とし反射係数を縦軸とした関係をP偏光(一点鎖線)、S偏光(実線)それぞれ
の場合について示したグラフである。図からも示されるように、同じ波長で同じパターン
形状に対して測定光を照射しても、偏光に応じて得られる強度は全く異なるため、偏光を
異ならせてそれぞれマッチングを行うことにより精度を向上させることが可能となる。
なお、エリプソメトリー(偏光解析法)の原理を用いて、位相変化を含めて形状測定を
行っても良い。すなわち、既知の偏光状態の測定光を照射し、その反射の際の偏光状態の
変化を測定して、これを解析して被測定物の形状を求めても良い。たとえば、直線偏光を
被測定物に照射して、回折光を偏光フィルタを会してウエハ画像として撮像し、これを直
線偏光に対して偏光フィルタの向きを0°と90°で行うことにより各位置での偏光状態
の変化を測定し形状を求めても良い。
行っても良い。すなわち、既知の偏光状態の測定光を照射し、その反射の際の偏光状態の
変化を測定して、これを解析して被測定物の形状を求めても良い。たとえば、直線偏光を
被測定物に照射して、回折光を偏光フィルタを会してウエハ画像として撮像し、これを直
線偏光に対して偏光フィルタの向きを0°と90°で行うことにより各位置での偏光状態
の変化を測定し形状を求めても良い。
また、照射する測定光は直線偏光だけに限られず楕円偏光でも良い。その場合は、その
楕円偏光を照射したときの光強度の波長分布をシミュレーションする。
楕円偏光を照射したときの光強度の波長分布をシミュレーションする。
なお、本実施の形態は第1の実施の形態と同様に種々変形可能である。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、測定光の入射角度または受光角度を異ならせて形状測定をする方法で
ある。
本実施の形態は、測定光の入射角度または受光角度を異ならせて形状測定をする方法で
ある。
たとえば、測定光の入射角度を種々変更させることにより種々の入射角度に対する画像
データ(各点での光強度データから構成される)を測定する。
データ(各点での光強度データから構成される)を測定する。
一方で、種々のパターン形状に対して、種々の入射角度で測定光を照射したときに得ら
れる光強度分布をシミュレーションなどを用いて計算し記憶しておく。
れる光強度分布をシミュレーションなどを用いて計算し記憶しておく。
そして、マッチングを行うことによりもっとも類似するパターン形状を実際の形状と推
定する。
定する。
この発明によれば、種々の入射角度に対する光強度分布を得ることができるから、単一
の入射角度に対して得られた光強度に基いて検査を行う場合よりも測定の検査精度を向上
させることが可能となる。その理由は図10に示される。この図に示されるように入射角
度に応じて反射係数は大きく異なることがわかる。したがって種々の入射角度を異ならせ
ることにより測定精度を向上させることが可能となる。
の入射角度に対して得られた光強度に基いて検査を行う場合よりも測定の検査精度を向上
させることが可能となる。その理由は図10に示される。この図に示されるように入射角
度に応じて反射係数は大きく異なることがわかる。したがって種々の入射角度を異ならせ
ることにより測定精度を向上させることが可能となる。
また、第2の実施の形態に示されるように、さらに偏光を異ならせてもよいし、第1の
実施の形態に示されるように、さらに波長を異ならせても良い。
実施の形態に示されるように、さらに波長を異ならせても良い。
また、入射角度は一定(または可変)とし、受光角度を異ならせても良い。
また、角度を可変させる手段としては、光源やミラーの角度を変える他に、ウエハWの
位置を変更させる方法を用いても良い。
位置を変更させる方法を用いても良い。
(第4の実施の形態)
本実施の形態は、本発明に係る形状検査方法を組み込んだ半導体装置の製造方法に関する
ものである。半導体装置の製造工程のうち、リソグラフィにより形成されたレジストパタ
ーンの形状検査、エッチング後の形状検査等に本発明を適用可能である。本発明を用いれ
ば、形状の異常等を精度良く検査することが可能となるから、異常を有するウエハWの製
造をストップすることにより、無駄な工程を削減することが可能となる。たとえばレジス
トパターンの異常が発見された場合は、レジストを除去し再びリソグラフィ工程によりレ
ジストパターンを形成させることにより歩留まりが向上する。
本実施の形態は、本発明に係る形状検査方法を組み込んだ半導体装置の製造方法に関する
ものである。半導体装置の製造工程のうち、リソグラフィにより形成されたレジストパタ
ーンの形状検査、エッチング後の形状検査等に本発明を適用可能である。本発明を用いれ
ば、形状の異常等を精度良く検査することが可能となるから、異常を有するウエハWの製
造をストップすることにより、無駄な工程を削減することが可能となる。たとえばレジス
トパターンの異常が発見された場合は、レジストを除去し再びリソグラフィ工程によりレ
ジストパターンを形成させることにより歩留まりが向上する。
また、複数のウエハWについて形状検査を行うことにより、製造装置の異常や製造条件の
異常等を迅速に修正することが可能となる。たとえば、複数の半導体ウエハWのレジスト
パターンを検査して、いずれのウエハWについてもほぼ同一の位置に形状異常が検出され
る場合は、露光装置または露光条件に異常が存在する可能性が高いことをいち早く認識で
きるから、その異常を修正することにより歩留まりを向上させることが可能となる。また
、異常検出前にいち早く予防措置を取ることも可能となる。
異常等を迅速に修正することが可能となる。たとえば、複数の半導体ウエハWのレジスト
パターンを検査して、いずれのウエハWについてもほぼ同一の位置に形状異常が検出され
る場合は、露光装置または露光条件に異常が存在する可能性が高いことをいち早く認識で
きるから、その異常を修正することにより歩留まりを向上させることが可能となる。また
、異常検出前にいち早く予防措置を取ることも可能となる。
10・・・形状検査装置、14・・・照明光学系、18・・・撮像手段、
22・・・データベース、W・・・被検査物。
22・・・データベース、W・・・被検査物。
Claims (16)
- 被検査物の全面または一部の領域に第1の波長の光を照射する手段と、
前記領域に前記第1の波長の光を照射して発生する回折光を受光し、前記領域の各点に
対応する光強度データから構成される第1の画像データを取得する手段と、
前記領域に第2の波長の光を照射する手段と、
前記領域に前記第2の波長の光を照射して発生する回折光を受光し、前記領域の各点に
対応する光強度データから構成される第2の画像データを取得する手段と、
第1の所定形状に前記第1の波長の光を照射して得られる回折光の強度の情報ならびに
前記第1の所定形状に前記第2の波長の光を照射して得られる回折光の強度の情報を少な
くとも備える第1のデータ、
第2の所定形状に前記第1の波長の光を照射して得られる回折光の強度の情報ならびに
前記第2の所定形状に前記第2の波長の光を照射して得られる回折光の強度の情報を少な
くとも備える第2のデータ、
前記第1の画像データのうち、前記領域の検査対象点に対応する光強度データ、及び
前記第2の画像データのうち、前記検査対象点に対応する光強度データ
を用いて少なくともこの検査対象点の形状を検査する手段とを備えることを特徴とする
形状検査装置。 - 被検査物の全面または一部の領域に第1の入射角で光を照射する手段と、
前記領域に前記第1の入射角で光を照射した際に発生する回折光を受光し、前記領域の
各点に対応する光強度データから構成される第1の画像データを取得する手段と、
前記領域に第2の入射角で光を照射する手段と、
前記領域に前記第2の入射角で光を照射した際に発生する回折光を受光し、前記領域の
各点に対応する光強度データから構成される第2の画像データを取得する手段と、
第1の所定形状に前記第1の入射角で光を照射した際に得られる回折光の強度の情報な
らびに前記第1の所定形状に前記第2の入射角で光を照射した際に得られる回折光の強度
の情報を少なくとも備える第1のデータ、
第2の所定形状に前記第1の入射角で光を照射した際に得られる回折光の強度の情報な
らびに前記第2の所定形状に前記第2の入射角で光を照射した際に得られる回折光の強度
の情報を少なくとも備える第2のデータ、
前記第1の画像データのうち、前記領域の検査対象点に対応する光強度データ、及び
前記第2の画像データのうち、前記検査対象点に対応する光強度データ
を用いて、少なくともこの検査対象点の形状を検査する手段とを備えることを特徴とす
る形状検査装置。 - 被検査物の全面または一部の領域に光を照射する手段と、
前記領域に光を照射した際に発生する回折光を第1の受光角度で受光し、前記領域の各
点に対応する光強度データから構成される第1の画像データを取得する手段と、
前記領域に光を照射した際に発生する回折光を第2の受光角度で受光し、前記領域の各
点に対応する光強度データから構成される第2の画像データを取得する手段と、
第1の所定形状に前記第1の受光角度で光を受光した際に得られる回折光の強度の情報
ならびに前記第1の所定形状に前記第2の受光角度で光を受光した際に得られる回折光の
強度の情報を少なくとも備える第1のデータ、
第2の所定形状に前記第1の受光角度で光を受光した際に得られる回折光の強度の情報
ならびに前記第2の所定形状に前記第2の受光角度で光を受光した際に得られる回折光の
強度の情報を少なくとも備える第2のデータ、
前記第1の画像データのうち、前記領域の検査対象点に対応する光強度データ、及び
前記第2の画像データのうち、前記検査対象点に対応する光強度データ
を用いて、少なくともこの検査対象点の形状を検査する手段とを備えることを特徴とす
る形状検査装置。 - 被検査物の全面または一部の領域に第1の偏光状態の光を照射する手段と、
前記領域に前記第1の偏光状態の光を照射した際に発生する回折光を受光し、前記領域
の各点に対応する光強度データから構成される第1の画像データを取得する手段と、
前記領域に第2の偏光状態の光を照射する手段と、
前記領域に前記第2の偏光状態の光を照射した際に発生する回折光を受光し、前記領域
の各点に対応する光強度データから構成される第2の画像データを取得する手段と、
第1の所定形状に前記第1の偏光状態の光を照射した際に得られる回折光の強度の情報
ならびに前記第1の所定形状に前記第2の偏光状態の光を照射した際に得られる回折光の
強度の情報を少なくとも備える第1のデータ、
第2の所定形状に前記第1の偏光状態の光を照射した際に得られる回折光の強度の情報
ならびに前記第2の所定形状に前記第2の偏光状態の光を照射した際に得られる回折光の
強度の情報を少なくとも備える第2のデータ、
前記第1の画像データのうち、前記領域の検査対象点に対応する光強度データ、及び
前記第2の画像データのうち、前記検査対象点に対応する光強度データ
を用いて、少なくともこの検査対象点の形状を検査する手段とを備えることを特徴とす
る形状検査装置。 - 前記領域に含まれる複数点について、前記検査を行うことを特徴とする請求項1乃至請
求項4のいずれか記載の形状検査装置。 - 前記領域に含まれる各点について、前記検査を行うことを特徴とする請求項1乃至請求
項4のいずれか記載の形状検査装置。 - 複数の前記光を照射する手段は、光源が共通することを特徴とする請求項1、請求項2
、または請求項4のいずれか記載の形状検査装置。 - 被検査物の全面または一部の領域にn種類(nは3以上の整数)の波長の光をそれぞれ
照射可能な手段と、
前記n種類の波長の光を受光し、前記領域の各点に対応する光強度データから構成され
る画像データを各波長に対応してn個取得する手段と、
m種類(mは3以上の整数)の所定形状に前記n種類の波長の光をそれぞれ照射して得
られる回折光の強度の情報を少なくとも備えるデータ、及び
前記n個の画像データのうち、前記領域の検査対象点に対応するn個の光強度データ
を用いて前記検査対象点の形状を検査する手段とを備えていることを特徴とする形状検
査装置。 - 被検査物の全面または一部の領域に光を照射する手段と、
前記光の入射角を可変可能な手段と、
前記領域に前記光を照射した際に発生する回折光を受光し、前記領域の各点に対応する
光強度データから構成される画像データを入射角に対応して取得する手段と、
所定の形状に異なる入射角で光を照射した際に入射角ごとに得られる回折光の強度の情
報を、複数の形状に対して備えるデータ、及び
前記入射角に対応してそれぞれ取得される画像データのうち、前記領域の検査対象点に
対応する入射角ごとの光強度データ
を用いて前記所定点の形状を検査する手段とを備えることを特徴とする形状検査装置。 - 被検査物の全面または一部の領域に光を照射する手段と、
前記領域に光を照射した際に発生する回折光を受光し、前記領域の各点に対応する光強
度データから構成される画像データを取得する手段と、
前記受光角度を可変可能な手段とを備え、
所定の形状に異なる受光角度で光を受光した際にそれぞれ得られる回折光の強度の情報
を、複数の形状に対して備えるデータ、及び
前記受光角に対応してそれぞれ取得される画像データのうち、前記領域の検査対象点に
対応する受光角ごとの光強度データ
を用いて前記検査対象点の形状を検査する手段とを備えることを特徴とする形状検査装
置。 - 前記領域に含まれる複数点について、前記検査を行うことを特徴とする請求項8乃至請
求項10のいずれか記載の形状検査装置。 - 前記領域に含まれる各点について、前記検査を行うことを特徴とする請求項8乃至請求
項10のいずれか記載の形状検査装置。 - 前記データが記録されているデータベースを備えていることを特徴とする請求項1乃至
請求項12のいずれか記載の形状検査装置。 - 前記被検査対象物は、周期的パターンが表面に形成されている半導体ウエハであること
を特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか記載の形状検査装置。 - 半導体ウエハの表面に周期的パターンを形成する工程と、
形状検査装置を用いてこの周期的パターンの形状を検査する工程とを少なくとも備える
半導体装置の製造方法において、
前記形状検査装置は、請求項1乃至請求項14のいずれか記載の形状検査装置であるこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記周期的パターンを形成する工程は、リソグラフィ工程であることを特徴とする請求
項15記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003343733A JP2005106754A (ja) | 2003-10-01 | 2003-10-01 | 形状検査装置及び半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003343733A JP2005106754A (ja) | 2003-10-01 | 2003-10-01 | 形状検査装置及び半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005106754A true JP2005106754A (ja) | 2005-04-21 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003343733A Pending JP2005106754A (ja) | 2003-10-01 | 2003-10-01 | 形状検査装置及び半導体装置の製造方法 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP2005106754A (ja) |
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