JP2005196610A - 端末情報収集システム、混雑情報提供システム、携帯端末、及び情報収集サーバ - Google Patents

端末情報収集システム、混雑情報提供システム、携帯端末、及び情報収集サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】施設等の混雑状況や利用者の動向の把握に利用可能な携帯端末の存在台数情報の収集を効率的にできる端末情報収集システムを提供する。
【解決手段】携帯電話2は、RFIDタグ1のタグIDを読み取る機能を有しており読み取ったタグIDを情報収集サーバ5に送信する。タグIDの送信は、携帯電話通信を利用し、基地局3、ネットワーク4を介して行われる。情報収集サーバ5は、携帯電話2から受信したタグIDを用いて、RFIDタグ1が設置される場所(RFIDタグ1の通信可能範囲)における携帯電話2の存在台数情報を求める。存在台数は、情報収集サーバ5が、一定期間内にタグIDを受信した回数に基づいて求める。また、タグIDとともに受信した端末識別情報をタグIDに対応する場所毎に管理し、管理している端末識別情報に基づいて存在台数を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末情報収集システム、混雑情報提供システム、携帯端末、及び情報収集サーバに関する。
特定の場所や領域(例えば、デパートの売場や遊園地の施設)の混雑状況や利用者の動向を取得することは、その場所や領域への人員の配置を適確に行うために重要である。また、取得した混雑情況等を、その場所や領域の利用しようとする者に提供することによって、利用者の利便性を向上させることができる。
混雑状況や利用者の動向は、従来人手によって把握していたが、自動的に取得するものも提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載された混雑状況探知器は、特定場所内の携帯端末の台数をDGPS(Differential GPS)やPHSを用いて把握することにより、特定場所にいる人の人数を把握し、これをもとに混雑率計算手段により特定場所の混雑率を算出するものである。しかし、位置検出精度を向上させるためには、高性能のGPS装置が必要であり、コストアップが避けられない。
特許文献2に記載された位置情報提供システムは、利用者が所持するICタグを施設内の所定の位置に設置されたセンサ手段で検出し、検出されたICタグの識別情報とそのセンサ手段が設置されている所定の位置とに基づいて、利用者の位置を示す位置情報を求めるものである。しかし、多くのICタグリーダ(又はリーダライタ)が必要となり、コストアップにつながる。利用者へのICタグの配布のコストも無視できない。さらに、利用者が所持するICタグの情報がいつ読み出されているか確認できないため、プライバシーの漏洩についての利用者の不安が大きい。
特開2002−288385号公報 特開2003−61131号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、施設等の混雑状況や利用者の動向の把握に利用可能な携帯端末の存在台数情報の収集を効率的にできる端末情報収集システム、そのような端末情報収集システムに利用可能な携帯端末、端末情報収集サーバを提供することを目的とする。また、端末情報収集システムによって収集した携帯端末の存在台数情報を利用して、RFIDタグが設置された場所の混雑情報の提供を行う混雑情報提供システムを提供することを目的とする。
本発明の端末情報収集システムは、携帯端末の存在台数情報を収集する端末情報収集システムであって、前記存在台数情報を収集する場所に設置されるRFIDタグと、前記RFIDタグのタグIDの読み取り機能と、無線通信機能を有する携帯端末と、前記携帯端末から前記無線通信機能を利用して送信される情報の受信が可能な情報収集サーバを備え、前記携帯端末は、前記読み取り機能を用いて読み取った前記タグIDを、前記無線通信機能を用いて送信するものであり、前記情報収集サーバは、受信した前記タグIDを用いて、前記RFIDタグが設置される場所における前記存在台数情報を求めるものである。
本発明によれば、携帯端末の存在台数情報を収集する場所には、RFIDタグを設置するだけでよいので、収集する場所の設備を簡単に設置でき、任意の場所、任意の大きさの領域毎の存在台数情報を効率的に収集することができる。また、収集する場所の追加や変更、収集領域の大きさの設定、変更を簡単に行うことができる。そして、取得した端末台数情報は、RFIDタグが設置された施設等の利用者に関する調査や分析に利用することができる。
本発明の端末情報収集システムは、前記携帯端末が、前記読み取り機能を一定間隔で実行させるものであり、前記情報収集サーバが、一定期間内に前記タグIDを受信した回数に基づいて前記存在台数情報を求めるものであるものを含む。
RFIDタグの読み取り間隔を一定とすると、情報収集サーバで一定期間内にタグIDを受信した回数は、端末存在台数と相関を有しており、受信回数に基づいて端末存在台数を簡単に求めることができる。特に、RFIDタグの読み取り間隔と情報収集サーバのカウント期間を一致させると、端末存在台数は一定期間のカウント値に等しいと考えることができる。この発明によれば、受信携帯端末はタグIDを送信するだけでよく、情報収集サーバは、タグIDの受信回数をカウントするだけでよいので、携帯端末及び情報収集サーバを簡単に構成することでできる。
本発明の端末情報収集システムは、前記携帯端末が、前記タグIDとともに端末識別情報を送信するものであり、前記情報収集サーバが、受信した端末識別情報を前記タグIDに対応する場所毎に管理し、管理している端末識別情報に基づいて前記存在台数情報を求めるものであるものを含む。本発明によれば、場所毎に存在する携帯端末を個別に管理するので、携帯端末の存在台数を正確に把握することができる。
本発明の端末情報収集システムは、前記携帯端末が、前記読み取り機能を一定間隔で実行させるものであり、前記情報収集サーバが、一定期間受信しなかった端末識別情報の管理を停止するものであるものを含む。本発明によれば、特定の識別情報を有する端末が特定の場所に存在するか否かを簡単に把握でき、場所毎の存在端末の管理を簡単に行うことができる。
本発明の端末情報収集システムは、前記端末識別情報が、前記携帯端末が生成した乱数であるものを含む。ここで利用される端末識別情報は、その場所に存在する時に他の端末と区別するための情報であればよいので、携帯端末が生成した乱数で充分である。この発明によれば、携帯端末所有者のプライバシーを漏洩することなく、端末台数の把握を正確に行うことができる。
本発明の端末情報収集システムは、前記無線通信機能が、携帯電話機能であるものを含む。携帯電話は、広く普及しているので、端末存在台数を混雑情報の把握に利用する場合、精度の高い混雑情報を得ることができる。
本発明の端末情報収集システムは、前記無線通信機能が、近距離無線通信機能であるものを含む。近距離無線通信としては、無線LAN、ブルートゥース等を利用することができる。そして、RFIDタグの設置場所近傍に設置したアクセスポイント(近距離無線通信可能な中継設備)を経由して情報収集サーバにタグID等を送信する。この発明によれば、無線通信を低コストで行うことができ、携帯端末所有者及び端末情報収集者の負担を軽減することができる。また、通信トラフィックの増加にも低価格で対処することができる。
本発明の端末情報収集システムは、前記無線通信機能が、マルチホップ通信機能を含むものを含む。
本発明の混雑情報提供システムは、上記した端末情報収集システムによって収集した前記存在台数情報を利用して、前記RFIDタグが設置された場所の混雑情報の提供を行うものである。本発明によれば、端末台数を効率的に取得することができる。
本発明の混雑情報提供システムは、前記混雑情報が、ネットワークを介して提供されるものを含む。本発明によれば、必要な場所の混雑情報を簡単に取得することができる。
本発明の混雑情報提供システムは、前記混雑情報が、掲示板に表示されるものを含む。本発明は、デパートやテーマパーク等の施設で混雑情報を提供する場合に特に有用である。
本発明の混雑情報提供システムは、前記混雑情報が、前記情報取得サーバに接続された情報提供サーバを介して提供されるものを含む。携帯端末の存在台数情報を求める情報収集サーバとは別のサーバで混雑情報を取得することにより、場所に応じて異なる混雑情報を提供する等、きめ細かい情報提供サービスを行うことができる。
本発明の携帯端末は、無線通信機能を有する携帯端末であって、RFIDタグのタグIDを読み取るRFID読み取り部と、前記RFID読み取り部で読み取った前記タグIDを、前記無線通信機能を用いて送信するタグID送信処理部とを備えるものである。
本発明の携帯端末は、前記RFID読み取り部が、前記タグIDを読み取る処理を一定間隔で実行するものであるものを含む。
本発明の携帯端末は、前記タグID送信処理部が、前記タグIDとともに端末識別情報を送信するものであるものを含む。
本発明の携帯端末は、乱数発生部を備え、前記タグID送信処理部が、前記乱数発生部が発生した乱数を前記端末識別情報として送信するものであるものを含む。
本発明の携帯端末は、前記無線通信機能が、携帯電話機能であるものを含む。
本発明の携帯端末は、前記無線通信機能が、近距離無線通信機能であるものを含む。
本発明の携帯端末は、前記無線通信機能が、マルチホップ通信機能を含むものを含む。以上説明した携帯端末は、上記した情報収集システムに利用可能である。
本発明の情報収集サーバは、ネットワークに接続され、携帯端末の存在台数情報を収集する情報収集サーバであって、前記存在台数情報を収集する場所に設置されるRFIDタグの読み取り機能を有する携帯端末から、前記RFIDタグのタグIDを含む端末情報を受信する端末情報受信部と、前記受信したタグIDを用いて、前記RFIDタグが設置される場所における前記存在台数情報を求める端末台数演算処理部とを備えるものである。
本発明の情報収集サーバは、前記端末台数演算処理部が、一定期間内に前記タグIDを受信した回数に基づいて前記存在台数情報を求めるものであるものを含む。
本発明の情報収集サーバは、前記端末情報には、端末識別情報が含まれ、前記端末台数演算処理部が、前記受信した端末識別情報を前記タグIDに対応する場所毎に管理し、管理している端末識別情報に基づいて前記存在台数情報を求めるものであるものを含む。
本発明の情報収集サーバは、前記端末台数演算処理部が、一定期間受信しなかった端末識別情報の管理を停止するものであるものを含む。
本発明の情報収集サーバであって、前記端末識別情報が、前記携帯端末が生成した乱数であるものを含む。以上説明した情報収集サーバは、上記した情報収集システムに利用可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、施設等の混雑状況や利用者の動向の把握に利用可能な携帯端末の存在台数情報の収集を効率的にできる端末情報収集システム、そのような端末情報収集システムに利用可能な携帯端末、端末情報収集サーバを提供することができる。また、端末情報収集システムによって収集した携帯端末の存在台数情報を利用して、RFIDタグが設置された場所の混雑情報の提供を行う混雑情報提供システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の端末情報収集システムの概略構成を示す図である。図1のシステムは、携帯端末の存在台数情報を収集しようとする場所に設置される複数のRFIDタグ1(1A、1B)、無線通信機能を有する携帯端末の一種である携帯電話2(2a、2b、2c)、携帯電話2と無線通信を行う基地局3、基地局3とネットワーク4を介して接続された情報収集サーバ5を含んで構成される。
RFIDタグ1は、自身の識別コード(以下、タグIDと記述する。)等の情報が記録されたチップを含み、タグIDを非接触で送信するタグである。RFIDタグ1は、各種形状、各種通信距離のものが流通しているので詳細な説明は省略する。RFIDタグ1は、電池を内蔵し、比較的長距離の通信が可能なアクティブタイプのものと、RFIDタグ読み取り手段から電力の供給を受けて動作し、比較的通信距離が短いパッシブタイプのものがあるので、携帯端末の存在を検出しようとする範囲の大小によって選択可能である。携帯端末の消費電力を考慮すると、アクティブタイプが好ましい。RFIDタグ1A、1Bは、それぞれ送信可能範囲10A、10Bを有する。なお、タグIDは、図示しないRFIDタグリーダライタを使用して、予め記録されている。
携帯電話2は、RFIDタグ1のタグIDを読み取る機能を有しており、少なくとも読み取ったタグIDを情報収集サーバ5に送信するものである。タグIDの送信は、携帯電話通信を利用し、基地局3、ネットワーク4を介して行われる。ネットワーク4は、1又は複数のネットワークを含む通信路を概念的に記載したもので、例えば、携帯電話網でもよいし、携帯電話網とインターネット又は他のネットワークでもよい。
情報収集サーバ5は、携帯電話2から受信したタグIDを用いて、RFIDタグ1が設置される場所(RFIDタグ1の通信可能範囲)における携帯電話2の存在台数情報を求めるものである。存在台数情報の求め方については後述する。
図2は、図1に示す携帯電話2の概略構成を示す図である。図2の携帯電話2は、携帯電話通信処理部21、記憶部22、制御部23、RFIDタグ読み取り部24、乱数発生部25を含んで構成される。なお、図2には、携帯電話の存在台数収集に関係する要素のみを記載しており、携帯電話が有する他の要素は省略してある。
携帯電話通信処理部21は、基地局3との間の携帯電話通信処理を行うものである。記憶部22は、携帯電話の存在台数収集に関係するデータを含む各種データを記憶するものである。制御部23は、携帯電話の存在台数収集に関係する処理を含む携帯電話の動作を制御するもので、例えば所定のプログラムによって動作するプロセッサを主体に構成される。RFIDタグ読み取り部24は、RFIDタグのタグ情報の読み取りを行うものである。読み取るべきRFIDタグがパッシブタイプの場合は、RFIDタグに対する電源供給機能を有する。乱数発生部25は、所定の桁数の乱数を発生するもので、発生した乱数は、RFIDタグのタグ情報とともに情報収集サーバに送信する携帯電話の識別情報として利用される。携帯電話の識別情報を送信しない場合、及び識別情報として予め記憶部22に記憶したものを用いる場合は、不要である。
携帯電話2は、制御部23の制御により、RFIDタグ読み取り部24によるRFIDタグの読み取り動作を、一定間隔で起動させる。そして、タグIDが読み取られると、読み取ったタグIDと携帯端末の識別情報(乱数発生部25で発生した乱数)を、携帯電話通信処理部21を介して送信する。送信先は、予め記憶部22に記憶させておく。
情報収集サーバ5は、携帯電話2からRFIDタグのタグIDを含む端末情報を受信する端末情報受信部(図示せず)と、受信したタグIDを用いて、対応するRFIDタグが設置される場所における携帯電話の存在台数情報を求める端末台数演算処理部(図示せず)とを備える。端末情報受信部及び端末台数演算処理部は、所定のプログラムによって実現される。情報収集サーバ5は、携帯電話の存在台数の収集に利用する端末情報データベース(図示せず。以下、端末情報DBという。)を有しており、端末情報DBは、RFIDタグが設置される場所と、そのタグIDと及びその場所の携帯端末の存在台数を対応させて記憶した端末台数テーブル、タグIDとそのタグIDとともに受信した携帯電話の識別情報を対応させて記憶した存在端末テーブルを備えている。そして、端末台数演算処理部は、存在端末テーブルを利用して、受信した端末識別情報(以下、端末IDと記述する場合もある。)をタグIDに対応する場所毎に管理し、管理している端末IDに基づいて前記存在台数情報を求める。
以上説明した端末情報収集システムの動作を、具体例を用いて説明する。この例では、デパートの入口、各階の売場等の場所における携帯電話の存在台数を収集するものである。携帯電話の存在台数を収集すべき場所にはRFIDタグが設置され、設置されたRFIDタグのタグIDは、携帯電話の存在台数を収集すべき場所と対応させて、端末情報サーバ2の端末台数テーブルに予め登録される。図3に、端末台数テーブルの一例を示す。
図3は、「1階正面入口」、「2階efg売場」、「8回催事場」等にRFIDタグ1が設置され、それぞれのタグIDが、「tgd0002f0101」、「tgd0002f0202」、「tgd0002f0802」であることを示している。なお、図3では、場所に対応して1個のRFIDタグ1が設置される場合を示したが、1つの場所(領域)に複数のRFIDタグ1を設置して広い範囲での台数情報を収集するようにしてもよい。
図4に、携帯電話のRFID読み取り動作の概略フローを示す。制御部23の制御により、RFIDタグ読み取り部24によるRFIDタグの読み取り動作が起動すると、ステップS401で、RFIDタグとの通信が確立するかどうかが判断される。携帯電話が図1の送信可能範囲10A、10B内に存在する場合は、通信が確立し、タグIDの読み取りが行われる(ステップS402)。携帯電話が図1の送信可能範囲10A、10B内に存在せず、通信が確立しない場合は、RFID読み取り動作を終了する。
タグIDが読み取られると、ステップS403で前回読み取ったタグIDと同一かどうかがチェックされる。前回読み取ったIDは、後述するように記憶部22に記憶されているので、記憶部22を参照して同一かどうかをチェックする。同一でない場合は、新規のRFIDタグ設置場所に移動したことを示している。この場合は、ステップS404で乱数を発生させ、端末IDとして読み取ったタグIDとともに情報収集サーバ5に送信する(ステップS405)。なお、乱数の発生は、乱数発生部25によって行い、タグIDと乱数の送信は、携帯電話通信処理部21によって行う。タグIDと乱数の送信後は、ステップS408で送信したタグIDと乱数を記憶部22に記憶する。
ステップS403で、読み取ったタグIDが前回読み取ったものと同一であると判断された場合は、前回の読み取り時から所定時間経過したかどうかをチェックする(ステップS406)。所定時間経過している場合は、新規のRFIDタグ設置場所に移動したことを示しているので、ステップS404に移る。所定時間経過していない場合は、同一のRFIDタグ設置場所に存在していることを示しているので、記憶部22に記憶されているタグIDと乱数(端末ID)を情報収集サーバ5に送信し(ステップS407)、送信した送信したタグIDと乱数(端末ID)を記憶部22に記憶する(ステップS408)。
このように、携帯電話2は、RFIDタグのタグIDを読み取ると、自己の携帯電話を識別するための乱数(端末ID)と合わせて情報収集サーバ5に送信するので、情報収集サーバ5は、RFIDタグ1の設置場所に存在する携帯電話を個別に管理することができる。しかも端末IDは、随時発生した乱数であるので、携帯電話所有者のプライバシーが損なわれることはない。また、携帯電話2が同一の場所に存在する場合は、同一の乱数を送信するので、1台の携帯電話は1台の複数台の携帯電話として管理されることはない。
次に、情報収集サーバ5の端末情報収集処理について、図5のフローを用いて説明する。ステップS501で携帯電話2からRFIDタグのタグIDと端末IDを含む端末情報を受信したかどうかをチェックし、受信した場合は、受信したタグIDに対応して存在端末テーブルに登録された端末IDを参照する(ステップS502)。
図6に、存在端末テーブルの一例を示す。存在端末テーブルは、受信したタグID、同時に受信した端末ID、そのタグIDを検出した時刻を示す存在時刻を対応させたレコードを複数記憶している。図6の1行目のレコードは、タグID「tgd0002f0101」を有するRFIDタグの設置場所に、端末ID「84625931」の携帯電話が、2003年12月30日12時31分21秒に存在したことを示している。存在時刻は、RFIDタグの読み取り時刻を携帯電話2から受信して記憶してもよいが、タグIDと端末IDの受信時刻で代用してもよい。なお、図6では、タグIDによってソートしたものを示しているが、ソートは必ずしも必要でない。
ステップS503で、受信した端末IDがタグIDに対応して存在端末テーブルに登録されていると判断されると、受信した端末IDの存在時刻を更新し(ステップS506)、ステップS507に移る。受信した端末IDが存在端末テーブルに登録されていない場合、受信した端末IDを新規に登録する(ステップS504)。そして、受信したタグIDに対応する場所の端末台数を更新する(ステップS505)。今、タグID「tgd0002f0801」、端末ID「94438526」、存在時刻「2003年12月30日12時32分58秒」の端末情報を新規に受信すると、図6の「*」を付したレコードが新規に登録される。そして、図3に示す端末台数テーブルのタグID「tgd0002f0801」が示す場所である「8階エレベータ前」の端末台数を+1して「3」に更新する。端末台数の更新後は、ステップS507に移る。
ステップS507では、存在端末テーブルに記憶されたレコードの全ての存在時刻を参照する。そして、所定時間未更新の端末IDが登録されているかどうかをチェックし(ステップS508)、未更新の端末IDが登録されている場合には、その端末IDのレコードのタグIDに対応する場所の端末台数を更新し(ステップS509)、そのレコードを削除する(ステップS510)。今、図6の「**」を付したレコードが所定時間未更新であると判断された場合、そのタグID「tgd0002f0101」が示す場所である「1階エレベータ前」の端末台数を「4」から「3」更新し(端末台数テーブルの更新)、「**」を付したレコードを削除する。
以上、説明したように、情報収集サーバ5は、RFIDタグ1の設置場所の携帯電話2を個別に管理し、その存在台数を随時出力することができる。なお、図4のRFID読み取り動作を起動する間隔、図4のステップS404で判断する所定時間、図5のステップS508で判断する所定時間を同一とすることにより、RFIDタグの設置場所に存在する携帯電話の管理は精度が向上する。
また、携帯電話1を識別する端末IDとして乱数を用いたが、携帯電話1に固有のIDを利用してもよい。その場合、図4のステップS403,ステップS404の判断は不要であり、常に読み取ったタグIDと端末IDを送信するだけでよい。
次に、情報収集サーバ5で、RFIDタグ設置場所に存在する携帯電話を個別に管理せずに、存在台数のみを取得する例について、図7及び図8のフローを用いて説明する。図7は、携帯電話のRFID読み取り動作の他の例の概略フローを示す図であり、図8は、情報収集サーバの端末情報収集処理動作の他の例の概略フローを示す図である。
制御部23の制御により、RFIDタグ読み取り部24によるRFIDタグの読み取り動作が起動すると、ステップS701で、RFIDタグとの通信が確立するかどうかが判断される。携帯電話が図1の送信可能範囲10A、10B内に存在する場合は、通信が確立し、タグIDの読み取りが行われる(ステップS702)。携帯電話が図1の送信可能範囲10A、10B内に存在せず、通信が確立しない場合は、RFID読み取り動作を終了する。
タグIDが読み取られると、読み取ったタグIDを情報収集サーバに送信して(ステップS703)終了する。このとき、タグIDとともに読み取り時刻を携帯電話の存在時刻として送信するのが好ましい。
情報収集サーバ5は、所定間隔毎にリセットされてカウントを繰り返すインターバルカウンタ(図示せず。)を備え、ステップS801では、そのインターバルカウンタが所定間隔を示す値Tintとなったかどうかを判断する。Tintとなっていない場合は、端末情報を受信したかどうかを判断し(ステップ805)、受信した場合は、受信したタグIDに対応する場所毎の台数カウンタ(図示せず)のカウントアップを行う(ステップS806)。
ステップS801で、インターバルカウンタがTintとなった場合、全ての場所の台数カウンタの値を用いて、図3の端末台数テーブルの対応する端末台数を更新する(ステップS802)。そして、全ての台数カウンタをリセットし(ステップS803)、さらにインターバルカウンタをリセットして(ステップS804)、ステップS805に移る。この例では、インターバルカウンタによって規定される時間内に受信した端末台数を台数カウンタがカウントしているので、RFIDタグ設置場所に存在する携帯電話の台数を簡単に取得することができる。なお、インターバルカウンタの周期と、図7のRFID読み取り動作を起動する間隔を一致させるのが好ましい。
続いて、情報収集サーバ5で収集した携帯電話の存在台数情報を用いたサービスについて説明する。図9に、図1の端末情報収集システムによって収集した存在台数情報を利用して混雑情報の提供を行う混雑情報提供システムの概略構成を示す。
図9のシステムは、図1のシステムに情報提供サーバ6を付加したものである。情報提供サーバ6は、ネットワーク4に接続され、情報収集サーバ5が収集したRFIDタグ設置場所の携帯電話存在台数情報を取得する。特定の場所にいる人全てが携帯電話を所持しているわけではないが、携帯電話の存在台数と、その場所に存在する人数は相関を有するので、予め、人手による人数カウントと端末存在台数の比を求めておくことにより、その場所の混雑状況を得ることができる。混雑状況としては、その場所の収容人数等に対する比率を混雑率として出力することが可能である。また、推定される存在人数を出力してもよい。また、提供する情報は、厳密な数値でなく、段階的な情報(普通、やや混雑、非常に混雑等)でもよい。
情報提供サーバ6は、ネットワーク4を介してアクセスした端末に対して、端末が要求する場所の混雑状況のサービスを行う。サービスを受ける端末は、ネットワークに接続可能なものであればどのようなものでもよい。端末情報の収集に利用される携帯電話2からのアクセスに対して、無料で又は割り引いてサービスを行うことにより、より多くの携帯電話からの端末情報の送信が期待でき、端末台数の取得精度を向上させることができる。なお、図9のシステムは、混雑情報の提供情報提供サーバ6が行うようにしたが、情報収集サーバ5が混雑情報の提供処理も行ってもよい。
(第2の実施の形態)
図10に、本発明の第2の実施の形態の端末情報収集システムの概略構成を示す。図10のシステムは、ネットワーク3を介して情報収集サーバ5に接続可能なアクセスポイント7を備える。そして、携帯電話2は、近距離無線通信機能を有し、アクセスポイント7との通信が可能である。近距離無線通信としては、無線LAN、ブルートゥース等を利用することができる。アクセスポイントは、RFIDタグ1の設置位置近傍に設置される。
図10のシステムは、携帯電話2で読み取ったRFIDタグ1のタグIDを含む端末情報を、アクセスポイント7を利用して送信する点を除いて第1の実施の形態の端末情報収集システムと同じであるので、説明を省略する。端末情報を近距離無線通信を利用して送信できるので、存在台数情報を収集する携帯端末として、PDA等の携帯電話以外の端末も利用可能である。また、携帯端末から情報収集サーバ5への送信経路を複数(近距離無線通信と携帯電話通信)利用するようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
図11に、本発明の第3の実施の形態の端末情報収集システムの概略構成を示す。図11のシステムは、携帯電話2がマルチホップ通信機能を有しており、携帯電話通信が不可能な場合には、マルチホップ通信により周囲の他の携帯電話2を介して端末情報を送信可能とするものである。図11の例では、携帯電話2aが携帯電話通信不可能な場合を示している。
携帯電話2aがRFIDタグ1Aの読み取りを行ったとき、携帯電話通信が不可能な場所にいる場合、情報収集サーバ5に送信すべき端末情報を、マルチホップ通信(図11では二重線矢印によって示してある。)により他の携帯電話2cに送信する。マルチホップ通信により携帯電話2aの端末情報を受信した携帯電話2は、携帯電話通信により基地局3を介して、携帯電話2aの端末情報を情報収集サーバ5に送信する。このとき、携帯電話2cの端末情報を合わせて送信してもよい。
図11のシステムは、携帯電話2で読み取ったRFIDタグ1のタグIDを含む端末情報を、マルチホップ通信を利用して送信可能である点を除いて第1の実施の形態の端末情報収集システムと同じであるので、説明を省略する。このシステムを利用すると、携帯電話通信が困難な場所においても携帯電話の存在台数情報を収集することができる。
なお、図11の例では、マルチホップ通信を経由して受信した他の携帯電話の端末情報を携帯電話通信を用いて送信しているが、図10に示すように、アクセスポイントを経由して送信するようにしてもよい。マルチホップ通信とアクセスポイントを利用すると、アクセスポイントの設置個数を減少させることができ、通常の無線通信が困難な場所での端末台数の収集を、設備負担を大きくすることなく行うことが可能となる。
本発明は、携帯端末の存在台数情報の収集を効率的にできるので、端末情報収集システム、混雑情報提供システム等に有用である。
本発明の第1の実施の形態の端末情報収集システムの概略構成を示す図 本発明の第1の実施の形態の端末情報収集システムの携帯電話の概略構成を示す図 本発明の第1の実施の形態の端末情報収集システムの端末台数テーブルの一例を示す図 本発明の第1の実施の形態の端末情報収集システムにおける携帯電話のRFID読み取り動作の概略フローを示す図 本発明の第1の実施の形態の端末情報収集システムにおける情報収集サーバの端末情報収集処理動作の概略フローを示す図 本発明の第1の実施の形態の端末情報収集システムの存在端末テーブルの一例を示す図 本発明の第1の実施の形態の端末情報収集システムにおける携帯電話のRFID読み取り動作の他の例の概略フローを示す図 本発明の第1の実施の形態の端末情報収集システムにおける情報収集サーバの端末情報収集処理動作の他の例の概略フローを示す図 本発明の端末情報収集システムによって収集した存在台数情報を利用して混雑情報の提供を行う混雑情報提供システムの概略構成を示す図 本発明の第2の実施の形態の端末情報収集システムの概略構成を示す図 本発明の第3の実施の形態の端末情報収集システムの概略構成を示す図
符号の説明
1(1A、1B)・・・RFIDタグ
2(2a、2b、2c)・・・携帯電話
3・・・基地局
4・・・ネットワーク
5・・・情報収集サーバ
6・・・情報提供サーバ
7・・・アクセスポイント
21・・・携帯電話通信処理部
22・・・記憶部
23・・・制御部
24・・・RFIDタグ読み取り部
25・・・乱数発生部

Claims (24)

  1. 携帯端末の存在台数情報を収集する端末情報収集システムであって、
    前記存在台数情報を収集する場所に設置されるRFIDタグと、
    前記RFIDタグのタグIDの読み取り機能と、無線通信機能を有する携帯端末と、
    前記携帯端末から前記無線通信機能を利用して送信される情報の受信が可能な情報収集サーバを備え、
    前記携帯端末は、前記読み取り機能を用いて読み取った前記タグIDを、前記無線通信機能を用いて送信するものであり、
    前記情報収集サーバは、受信した前記タグIDを用いて、前記RFIDタグが設置される場所における前記存在台数情報を求めるものである端末情報収集システム。
  2. 請求項1記載の端末情報収集システムであって、
    前記携帯端末は、前記読み取り機能を一定間隔で実行させるものであり、
    前記情報収集サーバは、一定期間内に前記タグIDを受信した回数に基づいて前記存在台数情報を求めるものである端末情報収集システム。
  3. 請求項1記載の端末情報収集システムであって、
    前記携帯端末は、前記タグIDとともに端末識別情報を送信するものであり、
    前記情報収集サーバは、受信した端末識別情報を前記タグIDに対応する場所毎に管理し、管理している端末識別情報に基づいて前記存在台数情報を求めるものである端末情報収集システム。
  4. 請求項3記載の端末情報収集システムであって、
    前記携帯端末は、前記読み取り機能を一定間隔で実行させるものであり、
    前記情報収集サーバは、一定期間受信しなかった端末識別情報の管理を停止するものである端末情報収集システム。
  5. 請求項3又は4記載の端末情報収集システムであって、
    前記端末識別情報は、前記携帯端末が生成した乱数である端末情報収集システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の端末情報収集システムであって、
    前記無線通信機能は、携帯電話機能である端末情報収集システム。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の端末情報収集システムであって、
    前記無線通信機能は、近距離無線通信機能である端末情報収集システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項記載の端末情報収集システムであって、
    前記無線通信機能は、マルチホップ通信機能を含む端末情報収集システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項記載の端末情報収集システムによって収集した前記存在台数情報を利用して、前記RFIDタグが設置された場所の混雑情報の提供を行う混雑情報提供システム。
  10. 請求項9記載の混雑情報提供システムであって、
    前記混雑情報は、ネットワークを介して提供される混雑情報提供システム。
  11. 請求項9記載の混雑情報提供システムであって、
    前記混雑情報は、掲示板に表示される混雑情報提供システム。
  12. 請求項9ないし11のいずれか1項記載の混雑情報提供システムであって、
    前記混雑情報は、前記情報取得サーバに接続された情報提供サーバを介して提供される混雑情報提供システム。
  13. 無線通信機能を有する携帯端末であって、
    RFIDタグのタグIDを読み取るRFID読み取り部と、
    前記RFID読み取り部で読み取った前記タグIDを、前記無線通信機能を用いて送信するタグID送信処理部とを備える携帯端末。
  14. 請求項13記載の携帯端末であって、
    前記RFID読み取り部は、前記タグIDを読み取る処理を一定間隔で実行するものである携帯端末。
  15. 請求項13又は14記載の携帯端末であって、
    前記タグID送信処理部は、前記タグIDとともに端末識別情報を送信するものである携帯端末。
  16. 請求項15記載の携帯端末であって、
    乱数発生部を備え、
    前記タグID送信処理部は、前記乱数発生部が発生した乱数を前記端末識別情報として送信するものである携帯端末。
  17. 請求項13ないし16のいずれか1項記載の携帯端末であって、
    前記無線通信機能は、携帯電話機能である携帯端末。
  18. 請求項13ないし16のいずれか1項記載の携帯端末であって、
    前記無線通信機能は、近距離無線通信機能である携帯端末。
  19. 請求項13ないし18のいずれか1項記載の携帯端末であって、
    前記無線通信機能は、マルチホップ通信機能を含む携帯端末。
  20. ネットワークに接続され、携帯端末の存在台数情報を収集する情報収集サーバであって、
    前記存在台数情報を収集する場所に設置されるRFIDタグの読み取り機能を有する携帯端末から、前記RFIDタグのタグIDを含む端末情報を受信する端末情報受信部と、
    前記受信したタグIDを用いて、前記RFIDタグが設置される場所における前記存在台数情報を求める端末台数演算処理部とを備える情報収集サーバ。
  21. 請求項20記載の情報収集サーバであって、
    前記端末台数演算処理部は、一定期間内に前記タグIDを受信した回数に基づいて前記存在台数情報を求めるものである情報収集サーバ。
  22. 請求項20記載の情報収集サーバであって、
    前記端末情報には、端末識別情報が含まれ、
    前記端末台数演算処理部は、前記受信した端末識別情報を前記タグIDに対応する場所毎に管理し、管理している端末識別情報に基づいて前記存在台数情報を求めるものである情報収集サーバ。
  23. 請求項22記載の情報収集サーバであって、
    前記端末台数演算処理部は、一定期間受信しなかった端末識別情報の管理を停止するものである情報収集サーバ。
  24. 請求項22又は23記載の情報収集サーバであって、
    前記端末識別情報は、前記携帯端末が生成した乱数である情報収集サーバ。
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