JP2005202172A - マグネットローラ、現像ローラ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 成型材料のうちの磁性粉含有量が92wt%以上、水分が200ppm以下であり、EEAのうちのEA(エチルアクリレート)分が35wt%以上の成型材料を用いて磁場を印加しながら押し出し成型を行うことによりマグネットローラ101の形状精度と磁気特性を共に向上させ、マグネットローラ101の内孔と軸102との間に安定した耐トルクを得る。
【選択図】図2
Description
押出し成型は、金型構造が射出成型と比較して簡単かつ小型であり、費用が安いなどの利点もあるため広く用いられている。マグネットローラの場合は、磁場を印加しながらパイプ状に押し出して複数の磁極に配向し、内孔に剛性体の軸を配置する構成が一般的である。
そのため、特許文献1に示されるように、バインダーとしては融点付近で適度な粘度を持たせることができる非結晶性熱可塑性エラストマーが適している。非結晶性熱可塑性エラストマーの中でも粘度の温度依存性が緩やかであり、また高充填が可能なEEA(エチレン−エチルアクリレート共重合体)が適している。EEAは非晶質成分のEA(エチルアクリレート)分が多い方が粘度は低くなる。EA分は20wt%以下では粘度が高くなり配向されにくく、高い磁気特性が得られない。40wt%以上では粘度が低くなり形状精度が悪くなる。そのためEA分は25wt%〜35wt%で使用することが多い。形状精度を優先するとEA分は25wt%が適しており、磁気特性を優先すると35wt%が適している。
また、水分は成型時の粘度にも影響する。水分が多いとダイ内での粘度は低くなり、磁性粉が配向されやすくなることから磁気特性が高くなり、形状精度は悪くなる。水分が少ないとダイ内での粘度は高くなり、磁性粉が配向されにくくなることから磁気特性が低くなり、形状精度は良くなる。ボイドの発生や形状精度を考慮すると水分は少ない方が良いが、水分が少なすぎると所望の磁気特性が得られなくなることがあった。
請求項2に記載の本発明は、少なくとも異方性磁性粉とEEA(エチレン−エチルアクリレート共重合体)から構成された成型材料を、磁場を印加しながらパイプ状に押出し成型することにより、成型材料中の磁性粉の磁化容易軸の向きを揃えることで複数の磁極を有し、内孔に剛性体の軸が圧入されているマグネットローラにおいて、成型材料のうちの磁性粉含有量が92wt%以上、水分が200ppm以下であり、EEAのうちのEA8(エチルアクリレート)分が35wt%以上の成型材料を用いたことを特徴とするマグネットローラである。
請求項4に記載の本発明は、像担持体と対向する位置に配設され、表面に現像剤を担持して搬送する現像ローラと現像ローラに現像剤を供給する現像剤供給部材を備え、前記像担持体の表面に形成された静電潜像を現像する現像装置において、請求項3記載の現像ローラを用いたことを特徴とする現像装置である。
請求項5に記載の本発明は、像担持体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれる少なくとも1つの手段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジにおいて、請求項4記載の現像装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジである。
請求項6に記載の本発明は、像担持体と像担持体に形成した静電潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置において、請求項5記載のプロセスカートリッジを有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明のマグネットローラでは、磁気特性、形状精度の向上を共に達成し、マグネットローラと軸との間に安定して対トルクを得ることができる。
本発明の現像ローラでは、マグネットローラの外周に配置した非磁性円筒体の外周表面での磁気特性が高く、信頼性の高い現像ローラを得ることができる。
本発明の現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置では、高画質、高信頼性を得ることができる。
なお、本発明では磁気特性として非磁性円筒体(図2の103)に磁気プローブを突き当てたときの磁束密度を比較検討した。形状精度としては、真円率を図1に示すように、
成型品の(最大径−最小径)/(最大径)[%]として定義して比較検討した。
図3は、本発明の現像ローラ11を有する現像装置4の構成概略図である。本発明の現像ローラ11を用いることにより、高画質、高信頼性の現像装置4を得ることができる。
図4は、本発明の現像装置4を有するプロセスカートリッジ8の構成概略図である。本発明の現像装置4を用いることにより、高画質、高信頼性のプロセスカートリッジ8を得ることができる。
図5は、本発明のプロセスカートリッジ8を有する画像形成装置の構成概略図である。本発明のプロセスカートリッジ8を用いることにより、高画質、高信頼性の画像形成装置を得ることができる。
各処方の材料を用いて磁場を印加しながら押出し成型して図2のパイプ状のマグネットローラ101を得る。マグネットローラの形状は、基準外径:16mm、内孔基準径:6mm、長さ:304mmである。配向されたマグネットローラ101を脱磁し、マグネットローラ101の内孔に外径6mmの軸102(SUM22、無電解Niメッキ)を圧入する。ヨーク着磁により各極とも所望の磁気特性を得る。その外周に非磁性円筒体103(A6063、外径18mm)を被覆する。
上記SUM22は、硫黄及び硫黄複合快削鋼(JISG4804)であり、被削性に優れ、上記A6063は、Al−Mg−Si系合金(6000系)であり、押出し加工性に優れ、Mg2Siの中間層の析出により時効硬化する材料である。
材料処方は、EEA中のEA分、磁性粉含有量及び水分をパラメータとし、成型品特性は、磁束密度、真円率及びボイドのレベルで評価を行った。ボイドのレベルは、成型品の外周部、内孔部でのボイドの発生により、外周部、内孔部ともに発生のない場合を◎、外周部は発生せず、内孔部は一部発生のある場合を○、外周部は発生せず、内孔部は全面で発生のある場合を×とした。
実施例1の成型品特性は、磁束密度が105.6mT、真円率が1.7%、ボイドのレベルが◎であり、磁気特性、形状精度共に優れており、外周部、内孔部ともにボイドの発生がない。
実施例2の成型品特性は、磁束密度が104.2mT、真円率が1.8%、ボイドのレベルが○であり、磁気特性、形状精度共に実施例1に次いで優れているが、内孔部に一部ボイドが発生している。
比較例1の成型品特性は、磁束密度が101.0mT、真円率が2.0%、ボイドのレベルが×であり、磁気特性、形状精度共に実施例1及び実施例2に劣っており、内孔部全面にボイドが発生している。
2 帯電ローラ
3 光書き込み系
4 現像装置
5 転写ベルト
6 クリーニング装置
7 除電光学系
8 プロセスカートリッジ
11 現像ローラ
12 パドル
13 トナー補給部
14 レジストローラ対
15 トナー回収羽根
16 トナー搬送コイル
17 定着装置
101 マグネットローラ
102 軸
103 非磁性円筒体
Claims (6)
- 少なくとも異方性磁性粉とEEA(エチレン−エチルアクリレート共重合体)から構成された成型材料を、磁場を印加しながらパイプ状に押出し成型することにより、成型材料中の磁性粉の磁化容易軸の向きを揃えることで複数の磁極を有するマグネットローラにおいて、
前記マグネットローラは,成型材料のうちの磁性粉含有量が92wt%以上、水分が200ppm以下であり、EEAのうちのEA(エチルアクリレート)分が35wt%以上の成型材料を用いた
ことを特徴とするマグネットローラ。 - 少なくとも異方性磁性粉とEEA(エチレン−エチルアクリレート共重合体)から構成された成型材料を、磁場を印加しながらパイプ状に押出し成型することにより、成型材料中の磁性粉の磁化容易軸の向きを揃えることで複数の磁極を有し、内孔に剛性体の軸が圧入されているマグネットローラにおいて、
前記マグネットローラは、成型材料のうちの磁性粉含有量が92wt%以上、水分が200ppm以下であり、EEAのうちのEA(エチルアクリレート)分が35wt%以上の成型材料を用いた
ことを特徴とするマグネットローラ。 - 像担持体と対向する位置に配設され、表面に現像剤を担持して搬送する現像ローラであって、磁界発生部材の外周に非磁性円筒体を配置した現像ローラにおいて、
前記現像ローラは、磁界発生部材として請求項1又は請求項2記載のマグネットローラを用いた
ことを特徴とする現像ローラ。 - 像担持体と対向する位置に配設され、表面に現像剤を担持して搬送する現像ローラと現像ローラに現像剤を供給する現像剤供給部材を備え、前記像担持体の表面に形成された静電潜像を現像する現像装置において、
前記現像装置は、請求項3記載の現像ローラを用いた
ことを特徴とする現像装置。 - 像担持体と、帯電手段、現像手段、クリーニング手段より選ばれる少なくとも1つの手 段を一体に支持し、画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジにおいて、
前記プロセスカートリッジは、請求項4記載の現像装置を有する
ことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 像担持体と像担持体に形成した静電潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置において、
前記画像形成装置は、請求項5記載のプロセスカートリッジを有する
ことを特徴とする画像形成装置。
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| JP2004008684A JP2005202172A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | マグネットローラ、現像ローラ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2004008684A JP2005202172A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | マグネットローラ、現像ローラ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005202172A true JP2005202172A (ja) | 2005-07-28 |
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ID=34821932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2004008684A Pending JP2005202172A (ja) | 2004-01-16 | 2004-01-16 | マグネットローラ、現像ローラ、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2005202172A (ja) |
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2004
- 2004-01-16 JP JP2004008684A patent/JP2005202172A/ja active Pending
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