JP2005222202A - 不揮発性記憶装置のデータ保護方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】不揮発性の記憶装置において、データを記憶するフラッシュメモリの変換テーブルを第2の不揮発性メモリに保持し、その際の電源遮断時の誤動作を防止すること。
【解決手段】第2の不揮発性メモリ5には、フラッシュメモリ4へのデータの書込みの際に補助領域10にその経過を記録して、エントリテーブル6、アドレス変換テーブル7を更新する。電源投入時には、そのテーブルと補助領域の状態に基づいてデータの書込み前、又はデータの書込み後のいずれかとして電源遮断時の異常状態を解消する。
【選択図】図1
【解決手段】第2の不揮発性メモリ5には、フラッシュメモリ4へのデータの書込みの際に補助領域10にその経過を記録して、エントリテーブル6、アドレス変換テーブル7を更新する。電源投入時には、そのテーブルと補助領域の状態に基づいてデータの書込み前、又はデータの書込み後のいずれかとして電源遮断時の異常状態を解消する。
【選択図】図1
Description
本発明は書き換え可能な不揮発性メモリを有する不揮発性記憶装置のデータ保護方法に関するものである。
書き換え可能な不揮発性メモリを有する半導体メモリは、メモリカードとして需要が広まっている。そのメモリカードはカセットテープやミニディスクとは異なり、機械的に駆動することなくデータを読み書きできるので携帯機器用途として主に使用されている。携帯機器は電池で駆動され、又据え置き型の機器に比べて機器そのものを落下させる危険性が非常に高く、メモリカードは常にデータの読み書き途中における電源遮断にさらされることになる。
次に従来の半導体メモリカードについてより具体的に説明する。図18は従来の半導体メモリカード100を示す図である。メモリカードにはホスト機器101が接続されている。半導体メモリカード100は外部のホスト機器101からの読出命令を受け、データを読出して送信するコントローラ102と、不揮発性メモリであるフラッシュメモリFM0〜FM7が設けられている。各フラッシュメモリは例えば1Gビット、即ち128Mバイト(B)の容量を有しており、有効な記録領域として1GBのメモリカードを構成している。又コントローラ102には揮発性メモリ103が接続される。揮発性メモリ103は、後述するエントリテーブル104とアドレス変換テーブル105を保持するものである。
さてフラッシュメモリFM0〜FM7は図19(a)に示すように、夫々が128kBの容量を持つ1024の物理ブロック(PB0〜PB1023)によって構成される。これによってメモリカード100の不揮発性メモリの全容量は1GBとなる。
図19(b)はフラッシュメモリ内の1つの物理ブロックPBi(i=0〜1023)の構成を示している。物理ブロックは物理ページPP0〜PP63までの64の物理ページから成り立っている。各物理ページは図20に示すように、2kBの容量を持つデータ領域と、64Bの容量を持つ管理領域から成り立っている。
さてこのメモリカード100は外部のホスト機器101から見て1GBのメモリ容量があり、図21に示すような論理マップによって論理アドレス(LBA)が割り付けられる。即ち1GBのデータ領域は論理ブロック0から論理ブロック7999まで8000の論理ブロック(LB)に分割され、各論理ブロックが128kBの容量を持つ。この論理ブロックアドレスはホスト機器101が指定するアドレスと対応している。
さて揮発性メモリ103に書込まれるエントリテーブル104は、図22に示すように各フラッシュメモリのどの物理ブロックが消去済みかどうかを示す1ビットのフラグから成るテーブルである。このフラグは消去済みであれば1、書込み済みの場合は0とする。又アドレス変換テーブル105は、論理アドレスLBA0〜LBA7999に対応するフラッシュメモリと、その中の物理ブロックを指定するものである。そのうち3ビットはフラッシュメモリFM0〜FM7のどれかを示すビットFMi(i=1〜7)、続く10ビットはそのフラッシュメモリ内のどの物理ブロックかを示すビットPBj(j=0〜1023)である。アドレス変換テーブル105は13ビットで8Kワード構成、即ち12.7kBの容量を有している。
次にテーブルの初期化処理について図23を用いて説明する。揮発性メモリ103は電源をオフとする毎にその内容が失われるため、電源投入毎にフラッシュメモリの状態に基づいてエントリテーブル104、アドレス変換テーブル105を生成する必要がある。この処理をテーブル初期化処理という。テーブル初期化処理を開始すると、まずステップS201において、エントリテーブル104のテーブルのデータを0、即ち書込済みとする。次いでステップS202に進んで、アドレス変換テーブル105のデータを全て無効アドレスとする。有効アドレスはそのときの状態を示す1〜8191までの値、無効アドレスは0で表す。次いでステップS203に進んでフラッシュメモリの番号を0とし、物理ブロックの番号を0とする。次いでステップS205に進んで、ここで指定されたフラッシュメモリの物理ブロックの管理領域の論理アドレスを読出す。そしてその論理アドレスのデータ領域が消去済みかどうかをチェックし、消去済みであればステップS207に進んでエントリテーブル104に消去済みと登録する。又消去済みでなければステップS208に進んでそのデータが有効データかどうかをチェックし、有効データであればアドレス変換テーブル105の論理アドレスに現在の物理ブロックを登録する。有効データでなければ登録処理を行うことなくステップS210に進んで最終の物理ブロックかどうかをチェックする。最終物理ブロックでなければ、ステップS211に進んで物理ブロック番号をインクリメントしてステップS205に戻る。最終物理ブロックであればステップS210からステップS212に進んで最終フラッシュメモリかどうかをチェックし、最終フラッシュメモリでなければフラッシュメモリ番号をインクリメントし(ステップS213)、ステップS204に戻る。こうして全ての物理ブロック、フラッシュメモリのチェックを行い処理を終える。
このようにフラッシュメモリを記憶媒体として使用して論理物理アドレスの変換を行うメモリカードにおいては、各テーブルは揮発性メモリに書込まれているため、電源投入毎に初期化処理が必要となる。このテーブル初期化処理は、記憶容量が増えればそれに伴って長時間化するという欠点があった。
そこでこのテーブルを記憶するメモリを不揮発性メモリとするようにした半導体メモリカードも考えられる(特許文献1)。特許文献1ではメインメモリであるフラッシュメモリと、それを制御するバスの情報を保持する補助メモリとを、共に独立した不揮発性のメモリとしたものである。しかしテーブルを不揮発性メモリに保持するようにしたとしても、データの書き換え時に電源が遮断された場合には、テーブルの内容が正しくなくなる場合があり、誤動作が生じるという欠点がある。
又このテーブル自体をフラッシュメモリ内に書込むようにした半導体メモリカードも知られている。しかしフラッシュメモリには書込回数に制限があるため、書込頻度の高いテーブルをフラッシュメモリに設ける場合には、テーブル自体をフラッシュメモリの一定位置に記憶させることなく、これらを書き換え毎に場所を移動させて用いる必要があり、メモリ管理の処理が複雑になるという欠点があった。
特開2000−99405号公報
このように従来の不揮発性記憶装置のデータ管理方法によれば、テーブルを不揮発性メモリに記録しておくと、電源投入時の初期化処理は容易となるが、データ書き換え時の電源遮断によってテーブルの内容が損なわれる可能性があった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、データ書き換え時に電源が遮断した場合にもフラッシュメモリやテーブルのデータを確保できるようにすることを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の不揮発性記憶装置のデータ保護方法は、物理アドレスに応じてデータを記憶する第1の不揮発性メモリと、外部から与えられる論理アドレスを前記第1の不揮発性メモリの物理アドレスに変換するアドレス変換テーブル、物理アドレスの書込みの状態を示すエントリテーブルを保持すると共に、及びデータ更新に従って更新される補助領域を有する第2の不揮発性メモリと、外部から与えられる論理アドレスを前記アドレス変換テーブルに基づいて物理アドレスに変換して前記第1の不揮発性メモリにデータを書き込み、及び読み出すコントローラと、を有する不揮発性記憶装置におけるデータ保護方法であって、前記コントローラは、前記第1の不揮発性メモリへのデータの書込みの前後に前記補助領域及び前記アドレス変換テーブルの一部を更新し、電源の投入後に前記アドレス変換テーブル及び前記補助領域の状態に基づいて電源遮断時の異常状態を解消することを特徴とするものである。
ここで前記第2の不揮発性メモリの補助領域は、前記第1の不揮発性メモリのデータを書き換える論理アドレス、データ書き換えの対象となる新旧の物理アドレスを記憶する領域、及び前記第1の不揮発性メモリへの書込みを示す書込フラグ、その消去を示す消去フラグを有するものであり、データの更新の際に、前記書込フラグを立てた後に新物理アドレス領域で示される新物理アドレスにデータを書込み、前記消去フラグを立てた後に旧物理アドレス領域で示される旧物理アドレスのデータを消去し、前記書込フラグ及び前記消去フラグをリセットするようにしてもよい。
ここで電源投入時に、前記書込フラグが書込み中、前記消去フラグが未消去のときに、旧物理アドレスに元のデータが保持された状態となるように新物理アドレスのデータを消去して前記書込フラグをリセットし、前記書込フラグが書込み中で且つ消去フラグが消去中のときに、前記新物理アドレスにデータが書き換えられた状態となるように旧物理アドレスのデータを消去し、前記アドレス変換テーブル、エントリテーブルを更新し、前記書込フラグ及び消去フラグをリセットするようにしてもよい。
ここで前記第2の不揮発性メモリは、前記第1の不揮発性メモリの各物理ブロックの書込みの状態を示すエントリテーブル及びアドレス変換テーブルを含む第1のテーブルと、
前記第1の不揮発性メモリの各物理ブロックの書込みの状態を示すエントリテーブル及びアドレス変換テーブルを含む第2のテーブルと、前記第1のテーブルの有効/無効を示す第1のテーブル有効フラグと、前記第2のテーブルの有効/無効を示す第2のテーブル有効フラグとを有するものであり、データの更新の際に、前記第1,第2のテーブル有効フラグで示される無効なテーブルの書き換える論理アドレスに新たな物理アドレスを設定し、その物理アドレスで示される前記第1の不揮発性メモリに新たなデータを書込み、前記第1,第2のテーブル有効フラグのうち無効となっていたフラグを有効とし、有効となっていたフラグを無効とし、前記第1,第2のテーブル有効フラグの無効となったフラグで示されるテーブルの書き換え対象となった論理アドレスに対応する物理アドレスのデータを消去し、前記第1,第2のテーブル有効フラグで示される有効テーブルの内容を無効テーブルに一致させるようにしてもよい。
前記第1の不揮発性メモリの各物理ブロックの書込みの状態を示すエントリテーブル及びアドレス変換テーブルを含む第2のテーブルと、前記第1のテーブルの有効/無効を示す第1のテーブル有効フラグと、前記第2のテーブルの有効/無効を示す第2のテーブル有効フラグとを有するものであり、データの更新の際に、前記第1,第2のテーブル有効フラグで示される無効なテーブルの書き換える論理アドレスに新たな物理アドレスを設定し、その物理アドレスで示される前記第1の不揮発性メモリに新たなデータを書込み、前記第1,第2のテーブル有効フラグのうち無効となっていたフラグを有効とし、有効となっていたフラグを無効とし、前記第1,第2のテーブル有効フラグの無効となったフラグで示されるテーブルの書き換え対象となった論理アドレスに対応する物理アドレスのデータを消去し、前記第1,第2のテーブル有効フラグで示される有効テーブルの内容を無効テーブルに一致させるようにしてもよい。
ここで電源投入の際に、前記第1,第2のテーブルの不一致を比較し、不一致があれば前記第1,第2のテーブル有効フラグで示される無効テーブルに物理アドレスの重複があるか否かをチェックし、重複があれば無効テーブルを有効テーブルに一致させ、重複がなければ前記第1,第2のテーブルのうち無効なテーブルの不一致となっている物理アドレスのデータを消去すると共に、有効なテーブルを他方のテーブルに一致させるようにしてもよい。
ここで前記第2の不揮発性メモリの補助領域は、次にデータを書き換える際に用いられる次候補の物理アドレスを記憶する領域と、前記アドレス変換テーブルの各物理アドレス及び前記次候補アドレスの書込/消去状態を示す書込/消去フラグとを有するものであり、データの更新時に、次候補の書込/消去フラグを立てて次候補領域で示される物理アドレスに新しいデータを書込み、前記アドレス変換テーブルのうち更新する物理アドレスの書込/消去フラグを立て、その物理アドレスのデータを消去し、次候補の書込/消去フラグをリセットし、次候補の物理アドレスを前記アドレス変換テーブルに更新された物理アドレスとして記録し、消去済みの物理アドレスを新たな次候補アドレスとして更新し、前記アドレス変換テーブルの書込/消去フラグをリセットするようにしてもよい。
ここで電源投入時には、次候補の書込/消去フラグが立っており、前記アドレス変換テーブルの書込/消去フラグがリセットされているときに、元の物理アドレスに元のデータが保持された状態となるように次候補領域で示される物理ブロックを消去すると共に、次候補のフラグをリセットし、次候補領域の書込/消去フラグ及び前記アドレス変換テーブルの書込/消去フラグが立っているときに、次候補領域で示される物理アドレスにデータが書き換えられた状態となるように、アドレス変換テーブルの書込/消去フラグが立てられている物理アドレスのデータを消去し、次候補の書込/消去フラグをリセットし、前記アドレス変換テーブルを更新すると共に、アドレス変換テーブルの書込/消去フラグをリセットし、次候補の書込/消去フラグがリセットされており、前記アドレス変換テーブルの書込/消去フラグが立っているときに、前記アドレス変換テーブルを更新すると共に、アドレス変換テーブルの書込/消去フラグをリセットするようにしてもよい。
このような特徴を有する本発明によれば、エントリテーブル、アドレス変換テーブルを第2の不揮発性メモリに保持しているため、電源遮断時にもその内容が保持され、初期化処理が容易となる。そしてデータの更新中に電源が遮断された場合であっても、補助領域で記憶されているアドレスやフラグに基づいてデータを更新する前の状態又はデータを更新した後の状態となるようにテーブル及び第1の不揮発性メモリのデータを変更することができる。これにより誤動作を生じることがなくなるという効果が得られる。
(実施の形態1)
図1は本発明の不揮発性記憶装置の実施の形態1による半導体メモリカードの構成を示すブロック図である。本図に示すように、メモリカード1はホスト機器2と接続される。メモリカード1はコントローラ3と、主メモリとなる第1の不揮発性メモリとしてフラッシュメモリ4、例えば従来例と同様に128MBの容量を持つフラッシュメモリFM0〜FM7と、補助メモリとなる第2の不揮発性メモリ5とから構成されている。不揮発性メモリ5は好ましくはバイト単位での書き換えが可能で、書き換え許容回数が多い不揮発性のメモリ、例えば強誘電体メモリ(Fe RAM)によって構成される。この不揮発性メモリ5には、前述した従来例と同様のエントリテーブル6及び論理−物理アドレス変換テーブル(以下、単にアドレス変換テーブルという)7が記憶される。そしてこれに加えて、この不揮発性メモリ5内には又データ修復のための補助領域10として、書込フラグ11、消去フラグ12、論理アドレス領域13、旧物理アドレス領域14、新物理アドレス領域15が設けられている。コントローラ3はこれらの2つのテーブルに加えて補助領域10の各フラグ、アドレスに基づいて、書き換え途中で電源遮断が生じた場合に、少なくとも書き換え前の情報か、書き換え後の情報のいずれか一方のデータを保持すると共に、それに応じたエントリテーブル6、アドレス変換テーブル7となるように変更する処理を行うものである。
図1は本発明の不揮発性記憶装置の実施の形態1による半導体メモリカードの構成を示すブロック図である。本図に示すように、メモリカード1はホスト機器2と接続される。メモリカード1はコントローラ3と、主メモリとなる第1の不揮発性メモリとしてフラッシュメモリ4、例えば従来例と同様に128MBの容量を持つフラッシュメモリFM0〜FM7と、補助メモリとなる第2の不揮発性メモリ5とから構成されている。不揮発性メモリ5は好ましくはバイト単位での書き換えが可能で、書き換え許容回数が多い不揮発性のメモリ、例えば強誘電体メモリ(Fe RAM)によって構成される。この不揮発性メモリ5には、前述した従来例と同様のエントリテーブル6及び論理−物理アドレス変換テーブル(以下、単にアドレス変換テーブルという)7が記憶される。そしてこれに加えて、この不揮発性メモリ5内には又データ修復のための補助領域10として、書込フラグ11、消去フラグ12、論理アドレス領域13、旧物理アドレス領域14、新物理アドレス領域15が設けられている。コントローラ3はこれらの2つのテーブルに加えて補助領域10の各フラグ、アドレスに基づいて、書き換え途中で電源遮断が生じた場合に、少なくとも書き換え前の情報か、書き換え後の情報のいずれか一方のデータを保持すると共に、それに応じたエントリテーブル6、アドレス変換テーブル7となるように変更する処理を行うものである。
次にこのデータの変更処理について説明する。まず書き換え時の処理について説明する。図2(a)から図3(h)までは補助領域10の状態とフラッシュメモリ4の状態を示す図であって、時系列に沿ってその変化を示している。ここでハッチングは変更された部分を示す。最初の状態では図2(a)に示すように、フラッシュメモリ4の物理ブロック1に論理アドレス0のデータが書込まれた状態を示している。この状態で不揮発性メモリ5の書込フラグ11は「書込無し」の状態、消去フラグ12は「消去無し」の状態となっている。さて論理アドレス0のデータを新たなデータに書き換える場合には、まず図2(b)に示すように、論理アドレス領域13に書き換える論理アドレス、この場合は0を書込む。又旧物理アドレス領域14を書き換える物理アドレス、この場合は1とし、新物理アドレス領域15を書き換えたデータを保持する物理アドレス、例えば2とする。次いで図2(c)に示すように、書込フラグ11を「書込中」とする。次いで図2(d)に進んで、物理アドレス2に論理アドレス0の新しいデータを書込む。次いで図3(e)に進んで消去フラグ12を「消去中」にセットする。次いで図3(f)に進んで、物理アドレス1に記録されていた論理アドレス0のデータを消去する。更に図3(g)に進んで、書込フラグ11を「書込無し」とする。その後エントリテーブル6とアドレス変換テーブル7を更新する。次に図3(h)に進んで、消去フラグ12を「消去無し」とする。こうしてフラッシュメモリ4内の物理アドレス1にあった論理アドレス0のデータを更新して物理アドレス2に新データとして書込むことができる。
図4は以上の動作中に書込フラグ11、消去フラグ12、論理アドレス領域13、旧物理アドレス領域14、新物理アドレス領域15等の各種アドレス及びエントリテーブル6とアドレス変換テーブル7の更新を示すタイムチャートであって、縦軸が時間経過を示している。従ってこの書き換え途中で電源が遮断されたものとすると、途中で不揮発性メモリ5にその状態が残ることとなる。
さて電源投入時には、書き換えの途中で電源が遮断されたかどうかを検出する初期検出処理を行う。これは書込フラグ11と消去フラグ12とを確認し、これらのいずれかのフラグが立っていれば書き換えの途中で電源が遮断されたものとして必要な処理を行う。この処理の動作について図5のフローチャートを用いて説明する。
まず電源投入時に初期検証処理を開始すると、ステップS21において、書込フラグが書込中かどうかをチェックする。書込中でなければステップS22において消去フラグ12が消去中かどうかをチェックし、消去中でなければ処理を終える。この場合には書込中に電源遮断が生じなかったので、異常がなく、検証処理を行う必要がない。書込フラグが書込中であれば、ステップS23に進んで、消去フラグ12が消去中かどうかをチェックする。消去中でなければ図4Aに示すようにアドレスの書き換え後にフラッシュの書込時点で中断が発生したものと考えられる。このためステップS24に進んで新物理アドレス領域15の物理ブロックを消去する。そしてステップS25に進んで書込フラグ11を「書込無し」として処理を終える。この処理は図2(c),(d)までの処理となっており、この場合には書き換え前の元の論理アドレスのデータを正しいデータとして保存することができる。尚図4における矢印は、その論理アドレスの新旧いずれを残すかの分岐点を示すものである。
さてステップS23において、消去フラグ12が立っている場合には、図4Bに示すように消去中に電源が遮断されたものと考えられる。従ってステップS26において旧物理アドレス領域14の旧物理ブロック、この場合は物理アドレス1にある論理アドレス0のデータを消去し、書込フラグ11をリセットする。更にステップS28,29においてテーブル6,7を新物理ブロックに合わせて変更するように更新し、消去フラグ12を「消去無し」として処理を終える。この処理は図3(e),(f)の処理となっており、この場合には新しい物理アドレスのデータを正しいデータとして保存することができる。
次にステップS22において消去フラグが消去中であれば、図3(g)又は(h)、図4のCに示す状態であり、旧物理ブロックの論理アドレス0のデータは既に消去され、且つ書込フラグ11は「書込み無し」の状態となっている。従ってステップS26,27の処理を行うことなくステップS28に進んで同様の処理を行う。この場合には新しい物理アドレスのデータを正しいデータとして保存することができる。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2について図6を用いて説明する。本図に示すように、メモリカード31はホスト機器2と接続される。メモリカード31はコントローラ32、及び主メモリとなる第1の不揮発性メモリとしてフラッシュメモリ33、例えば実施の形態1と同様に128MBの容量を持つフラッシュメモリFM0〜FM7と、補助メモリとなる第2の不揮発性メモリ34から構成されている。不揮発性メモリ34は好ましくはバイト単位での書き換えが可能で書き換え許容回数が多い不揮発性のメモリ、例えば強誘電体メモリによって構成される。不揮発性メモリ34には、エントリテーブルと論理−物理アドレスを変換するアドレス変換テーブルから成るテーブルT1、エントリテーブルと論理物理アドレスを変換するアドレス変換テーブルから成るテーブルT2が設けられる。これに加えて、これらのテーブルT1,T2が有効かどうかを示すT1有効フラグ35、T2有効フラグ36の領域が設けられる。T1有効フラグ35、T2有効フラグ36は、データ更新時に更新される補助領域37を構成している。テーブルT1,T2は通常は同一のデータを保持しており、且ついずれか一方の有効フラグが立っている状態となる。
次に本発明の実施の形態2について図6を用いて説明する。本図に示すように、メモリカード31はホスト機器2と接続される。メモリカード31はコントローラ32、及び主メモリとなる第1の不揮発性メモリとしてフラッシュメモリ33、例えば実施の形態1と同様に128MBの容量を持つフラッシュメモリFM0〜FM7と、補助メモリとなる第2の不揮発性メモリ34から構成されている。不揮発性メモリ34は好ましくはバイト単位での書き換えが可能で書き換え許容回数が多い不揮発性のメモリ、例えば強誘電体メモリによって構成される。不揮発性メモリ34には、エントリテーブルと論理−物理アドレスを変換するアドレス変換テーブルから成るテーブルT1、エントリテーブルと論理物理アドレスを変換するアドレス変換テーブルから成るテーブルT2が設けられる。これに加えて、これらのテーブルT1,T2が有効かどうかを示すT1有効フラグ35、T2有効フラグ36の領域が設けられる。T1有効フラグ35、T2有効フラグ36は、データ更新時に更新される補助領域37を構成している。テーブルT1,T2は通常は同一のデータを保持しており、且ついずれか一方の有効フラグが立っている状態となる。
次にこのメモリカードのデータを書き換える際の処理について、不揮発性メモリ34の内容及びフラッシュメモリ33の内容とその時間経緯に沿って説明する。図7(a)は不揮発性メモリ34の内容をテーブルT1側とT2側とに分離して処理したものである。テーブルT1側ではテーブルT1のT1有効フラグ35が有効となっている。又テーブルT1のアドレス変換テーブルの一部が示されており、論理アドレス0のデータがフラッシュメモリ33の物理アドレス1に書込まれていることが示されている。テーブルT2側ではテーブルT2のT2有効フラグ36が無効となっている。このときフラッシュメモリ33にはこのテーブルに示すように物理アドレス1に論理アドレス0のデータが書込まれている状態が示されている。この論理アドレス0のデータを更新して新たなデータを記録する際の書き換えについて説明する。
動作を開始すると、まずこのとき図7(b)に示すように有効でないテーブル、この場合はテーブルT2側の論理アドレス0に新たな論理アドレス0のデータを書込むための物理ブロックのアドレスを設定する。このアドレスは消去済みのアドレスを選択するものとし、この場合は物理アドレスを2とする。次いで図7(c)に進み、決められた物理アドレス2に論理アドレス0の新たなデータを書込む。次に図7(d)に進み、テーブルT2のT2有効フラグ36を有効とする。更に図8(e)においてT1有効フラグ35を無効とし、図8(f)において、フラッシュメモリ33の物理アドレス1のデータを消去する。次いで図8(g)に進んでテーブルT1の論理アドレス0の物理アドレスを2とする。こうすればテーブルT1とテーブルT2とが一致することとなって、処理を終える。
図9はテーブルT1,T2の内容及び有効フラグ35の変化を前述した書き換え処理の手順に従って時系列に示したものであって横軸が時間経緯を示している。図9において、テーブルT2に新たなデータが書かれてからテーブルT1のデータが消去されるまでが不一致の区間となっている。書き換え中に電源が遮断されると、途中で不揮発性メモリ33,34にその状態が残ることとなる。
次に電源投入時の初期検証フローについて説明する。前述したデータの書き換え時に電源が遮断し処理が途中で停止した場合には、テーブルとフラグの状態に基づいて正しい状態に復帰させる必要がある。動作を開始するとまずステップS41において、テーブルT1とT2との内容を比較し、不一致の状態があるかどうかをチェックする。不一致がなければ異常なしと判断されるので処理を終える。不一致があればステップS42よりステップS43に進んで、無効テーブル中の物理ブロックの重複をチェックする。物理ブロックの重複チェックとは、不一致が発生した物理アドレスと同一の物理アドレスがそのテーブル中に存在しているかどうかをチェックするものである。例えば図7(b)において、無効テーブルであるT2の不一致が発生している物理アドレス2と同一の物理アドレスが、このテーブルT2中の他の論理アドレスの中の有効な物理アドレスとして記載されているかどうかを確認する。物理アドレスの重複があれば、ステップS44からステップS45に進んで、無効テーブルの不一致部分を有効なテーブルに一致させる。これはT1有効フラグ35又はT2有効フラグ36のいずれか一方の無効とされているフラグで示されるテーブルの不一致部分を、有効とされるテーブルに一致させるように修正する処理である。この処置は図9のA、図7(b),(g)において、テーブルの物理アドレスの書き換え中で電断が生じてそのテーブル内の他のデータと一致した場合の処理を示しており、テーブルを一致させることによって正しいデータとすることができる。
又ステップS44において物理アドレスの重複がなければ、ステップS44からS46に進んで、T1有効フラグ35からテーブルT1が有効かどうかを判断する。テーブルT1が有効であれば、ステップS47においてテーブルT2の不一致となった物理ブロックのアドレスを消去する。次いでステップS48においてテーブルT2の有効フラグ36によりテーブルT2が有効かどうかを判断する。テーブルT2が有効であれば、ステップS49に進んで、テーブルT2のT2有効フラグ36を無効化処理する。そしてテーブルT2をテーブルT1に一致させて(ステップS50)処理を終える。この場合には図7(c),(d)、図9Bでの処理となっており、元の論理アドレスのデータを正しいデータとして保存することができる。尚図9における矢印は、その論理アドレスの新旧いずれを残すかの分岐点を示すものである。
又ステップS46において、テーブルT1が有効でなければステップS51に進んで、テーブルT1の不一致物理アドレスを消去する。そしてテーブルT1をテーブルT2に一致させて(ステップS52)、処理を終える。この処理は図8(e),(f)、図9Cでの処理となっており、この場合には新しい論理アドレスのデータを正しいデータとして保存することができる。こうすれば電源投入時に比較的簡単な処理で電源遮断時の不一致状態を解消することができる。
(実施の形態3)
図11は本発明の実施の形態3による半導体メモリカード61の構成を示す図である。本図に示すように、メモリカード61はホスト機器2と接続される。メモリカード61はコントローラ62及び主メモリとなる第1の不揮発性メモリとしてフラッシュメモリ63、例えば実施の形態1と同様に128MBの容量を持つフラッシュメモリFM0〜FM7と、補助メモリとなる第2の不揮発性メモリ64から構成されている。不揮発性メモリ64は好ましくはバイト単位での書き換えが可能で書き換え許容回数が多い不揮発性のメモリ、例えば強誘電体メモリによって構成される。不揮発性メモリ64はエントリテーブル65に加えて論理アドレスを物理アドレスに変換するアドレス変換テーブル66を有している。又不揮発性メモリ64には次の候補の物理アドレスを示す次候補領域67、及びアドレス変換テーブル66と次候補のアドレスに応じて、夫々各論理アドレス毎に書込み/消去の状態を示す書込/消去フラグ68,69の領域が設けられる。次候補領域67、書込/消去フラグ68,69は、不揮発性メモリ64の補助領域70である。この実施の形態では、この変換テーブルと次候補アドレスとフラグに基づいて電源遮断時の異常を認識し、メモリの異常を解消するものである。
図11は本発明の実施の形態3による半導体メモリカード61の構成を示す図である。本図に示すように、メモリカード61はホスト機器2と接続される。メモリカード61はコントローラ62及び主メモリとなる第1の不揮発性メモリとしてフラッシュメモリ63、例えば実施の形態1と同様に128MBの容量を持つフラッシュメモリFM0〜FM7と、補助メモリとなる第2の不揮発性メモリ64から構成されている。不揮発性メモリ64は好ましくはバイト単位での書き換えが可能で書き換え許容回数が多い不揮発性のメモリ、例えば強誘電体メモリによって構成される。不揮発性メモリ64はエントリテーブル65に加えて論理アドレスを物理アドレスに変換するアドレス変換テーブル66を有している。又不揮発性メモリ64には次の候補の物理アドレスを示す次候補領域67、及びアドレス変換テーブル66と次候補のアドレスに応じて、夫々各論理アドレス毎に書込み/消去の状態を示す書込/消去フラグ68,69の領域が設けられる。次候補領域67、書込/消去フラグ68,69は、不揮発性メモリ64の補助領域70である。この実施の形態では、この変換テーブルと次候補アドレスとフラグに基づいて電源遮断時の異常を認識し、メモリの異常を解消するものである。
次にこの実施の形態の書込処理について説明する。図12(a)は不揮発性メモリ64のアドレス変換テーブル66と次候補領域67、書込/消去フラグ68,69及びフラッシュメモリ63の書込前の状態を示す。さて書込処理を開始すると、まず図12(b)に示すように次候補領域67の書込/消去フラグ69を1とする。次いで図12(c)に示すように、次候補領域67に示される物理アドレス、この場合は物理アドレス2に論理アドレス0の新しいデータを書込む。次いで図12(d)に進み、元の論理アドレス0の位置の書込/消去フラグを1にセットする。次に図13(e)に進み、アドレス変換テーブル66のフラグを立てた物理アドレスのデータを消去する。次いで図13(f)において、次候補アドレスの書込/消去フラグ69を0にリセットする。更に図13(g)に進んで、論理アドレス0の物理アドレスの位置に次候補のアドレス、この場合は2を書込む。更に図13(h)に進み、次候補のアドレスを重複しない適当なアドレスに設定する。更に図14(i)に進み、論理アドレス0の対応する書込/消去フラグをリセットして処理を終える。
図15はアドレス変換テーブル、次候補アドレス、アドレス変換テーブル中の書込/消去フラグと次候補アドレス中の書込/消去フラグの変化を示すタイムチャートであって、縦軸が時間経緯を示す。従ってこの書き換え途中で電源が遮断されたものとすると、途中の状態で不揮発性メモリ64の状態が残ることとなる。書込処理中に電源が遮断した場合には、これらのフラグと次候補アドレスに基づいて元の状態に復帰する処理を行う。
このような処理を行ってデータを書き換える場合の電源投入時の処理について、図16、図17のフローチャートを用いて説明する。電源投入後に初期検証フローチャートを開始すると、まずステップS71において、次候補領域の書込/消去フラグ69に1が立っているかどうかをチェックする。このフラグが立っていなければアドレス変換テーブル66の書込/消去フラグ68に1が立っているかどうかをチェックする(ステップS72)。このフラグも同時に立っていなければ正常な状態であるため、処理を終える。又ステップS71において、次候補のフラグ69が立っている場合にはステップS73に進み、アドレス変換理テーブルのフラグ68に1が立っているかどうかをチェックする。1が立っていなければ書込中に電源が遮断されたものであり、図12(b),(c)、図15Aに示す状態で電源が遮断されたものと判断できる。従ってステップS74に進んで、次候補領域67で示される物理ブロックのデータを消去する。次いでステップS75において次候補アドレスの書込/消去フラグ69を0にリセットして処理を終える。この場合には書込み前の状態を正しいデータとして保存することができる。尚図15における矢印は、その論理アドレスの新旧いずれを残すかの分岐点を示すものである。
ステップS73において書込/消去フラグ68が立っている場合には、消去中に電源が遮断されたものと判断する。従ってステップS76において変換テーブルのフラグ68が立っている物理ブロックを消去する。そして次候補の書込/消去フラグ69を0にリセットする(ステップS77)。次いでルーチンS78に進んでアドレス変換テーブルを更新する。この更新は後述するように、次候補領域の物理アドレスを書込中の論理アドレスに記録するものである。次いでステップS79に進んでアドレス変換テーブルのフラグを0として処理を終える。この場合には図12(d)又は図13(e),(f)、図15のBの状態で電源が遮断されたものと考えられる。従って古い論理アドレスのデータを消去し、新しい論理アドレスのデータのみを保持する。こうすれば新たな書込まれた状態を正しいデータとすることができる。
又ステップS72において、このフラグに1が立っている場合には、ルーチンS78に進んで同様の処理を行う。この場合には図13(g),(h)又は図14、図15のCの状態において、電源が遮断されたものと判断できる。この場合には論理アドレスの旧データを削除し、その他の修正を行うことによって正しい状態に復帰させることができる。このようにすれば電源が遮断している間のデータ書込中の電源遮断状態があっても、正常な状態に復帰させることができる。
次にルーチン78のテーブルの更新処理について、図17のフローチャートを用いて説明する。アドレス変換テーブルの更新処理を開始すると、まずステップS81においてアドレス変換テーブル中でフラグが立っている物理ブロックを読出す。そしてステップS82において正しい論理ブロックが読出されるかどうかをチェックする。正しい論理ブロックが読出されなければ、ステップS83に進んで次候補の物理ブロックをアドレス変換テーブルのフラグの立っている位置に書込む。ステップS82において正しい論理ブロックが読出された場合には、ステップS84に進んで次候補の物理ブロックを読出す。そしてその物理ブロックが消去済みのブロックかどうかをチェックし、消去済みのブロックでなければステップS86において新たな消去済みブロックを検索して次候補として次候補領域67に書込む。消去済みブロックであれば、その変換テーブルのフラグ68を0にリセットして処理を終える(ステップS87)。
本発明は書き換え可能な不揮発性メモリを有する不揮発性記憶装置において、アドレス変換テーブル等の他の不揮発性メモリに保持した場合に生じる問題点を解決することができるので、不揮発性メモリを用いる携帯機器その他の電子機器等の種々の用途に使用することができる。
1,31,61 メモリカード
2 ホスト機器
3,32,62 コントローラ
4,33,63 フラッシュメモリ
5,34,64 第2の不揮発性メモリ
10,37,70 補助領域
11 書込フラグ
12 消去フラグ
13 論理アドレス
14 旧物理アドレス
15 新物理アドレス
35 T1有効フラグ
36 T2有効フラグ
65 エントリテーブル
66 アドレス変換テーブル
67 次候補領域
68,69 書込/消去フラグ
2 ホスト機器
3,32,62 コントローラ
4,33,63 フラッシュメモリ
5,34,64 第2の不揮発性メモリ
10,37,70 補助領域
11 書込フラグ
12 消去フラグ
13 論理アドレス
14 旧物理アドレス
15 新物理アドレス
35 T1有効フラグ
36 T2有効フラグ
65 エントリテーブル
66 アドレス変換テーブル
67 次候補領域
68,69 書込/消去フラグ
Claims (7)
- 物理アドレスに応じてデータを記憶する第1の不揮発性メモリと、
外部から与えられる論理アドレスを前記第1の不揮発性メモリの物理アドレスに変換するアドレス変換テーブル、物理アドレスの書込みの状態を示すエントリテーブルを保持すると共に、及びデータ更新に従って更新される補助領域を有する第2の不揮発性メモリと、
外部から与えられる論理アドレスを前記アドレス変換テーブルに基づいて物理アドレスに変換して前記第1の不揮発性メモリにデータを書き込み、及び読み出すコントローラと、を有する不揮発性記憶装置におけるデータ保護方法であって、
前記コントローラは、前記第1の不揮発性メモリへのデータの書込みの前後に前記補助領域及び前記アドレス変換テーブルの一部を更新し、
電源の投入後に前記アドレス変換テーブル及び前記補助領域の状態に基づいて電源遮断時の異常状態を解消することを特徴とする不揮発性記憶装置のデータ保護方法。 - 前記第2の不揮発性メモリの補助領域は、
前記第1の不揮発性メモリのデータを書き換える論理アドレス、データ書き換えの対象となる新旧の物理アドレスを記憶する領域、及び前記第1の不揮発性メモリへの書込みを示す書込フラグ、その消去を示す消去フラグを有するものであり、
データの更新の際に、前記書込フラグを立てた後に新物理アドレス領域で示される新物理アドレスにデータを書込み、
前記消去フラグを立てた後に旧物理アドレス領域で示される旧物理アドレスのデータを消去し、
前記書込フラグ及び前記消去フラグをリセットすることを特徴とする請求項1記載の不揮発性記憶装置のデータ保護方法。 - 電源投入時に、
前記書込フラグが書込み中、前記消去フラグが未消去のときに、旧物理アドレスに元のデータが保持された状態となるように新物理アドレスのデータを消去して前記書込フラグをリセットし、
前記書込フラグが書込み中で且つ消去フラグが消去中のときに、前記新物理アドレスにデータが書き換えられた状態となるように旧物理アドレスのデータを消去し、前記アドレス変換テーブル、エントリテーブルを更新し、前記書込フラグ及び消去フラグをリセットすることを特徴とする請求項2記載の不揮発性記憶装置のデータ保護方法。 - 前記第2の不揮発性メモリは、
前記第1の不揮発性メモリの各物理ブロックの書込みの状態を示すエントリテーブル及びアドレス変換テーブルを含む第1のテーブルと、
前記第1の不揮発性メモリの各物理ブロックの書込みの状態を示すエントリテーブル及びアドレス変換テーブルを含む第2のテーブルと、
前記第1のテーブルの有効/無効を示す第1のテーブル有効フラグと、
前記第2のテーブルの有効/無効を示す第2のテーブル有効フラグとを有するものであり、
データの更新の際に、前記第1,第2のテーブル有効フラグで示される無効なテーブルの書き換える論理アドレスに新たな物理アドレスを設定し、その物理アドレスで示される前記第1の不揮発性メモリに新たなデータを書込み、
前記第1,第2のテーブル有効フラグのうち無効となっていたフラグを有効とし、有効となっていたフラグを無効とし、
前記第1,第2のテーブル有効フラグの無効となったフラグで示されるテーブルの書き換え対象となった論理アドレスに対応する物理アドレスのデータを消去し、
前記第1,第2のテーブル有効フラグで示される有効テーブルの内容を無効テーブルに一致させることを特徴とする請求項1記載の不揮発性記憶装置のデータ保護方法。 - 電源投入の際に、
前記第1,第2のテーブルの不一致を比較し、
不一致があれば前記第1,第2のテーブル有効フラグで示される無効テーブルに物理アドレスの重複があるか否かをチェックし、
重複があれば無効テーブルを有効テーブルに一致させ、
重複がなければ前記第1,第2のテーブルのうち無効なテーブルの不一致となっている物理アドレスのデータを消去すると共に、有効なテーブルを他方のテーブルに一致させることを特徴とする請求項4記載の不揮発性記憶装置のデータ保護方法。 - 前記第2の不揮発性メモリの補助領域は、
次にデータを書き換える際に用いられる次候補の物理アドレスを記憶する領域と、
前記アドレス変換テーブルの各物理アドレス及び前記次候補アドレスの書込/消去状態を示す書込/消去フラグとを有するものであり、
データの更新時に、次候補の書込/消去フラグを立てて次候補領域で示される物理アドレスに新しいデータを書込み、
前記アドレス変換テーブルのうち更新する物理アドレスの書込/消去フラグを立て、その物理アドレスのデータを消去し、
次候補の書込/消去フラグをリセットし、
次候補の物理アドレスを前記アドレス変換テーブルに更新された物理アドレスとして記録し、
消去済みの物理アドレスを新たな次候補アドレスとして更新し、
前記アドレス変換テーブルの書込/消去フラグをリセットすることを特徴とする請求項1記載の不揮発性記憶装置のデータ保護方法。 - 電源投入時には、
次候補の書込/消去フラグが立っており、前記アドレス変換テーブルの書込/消去フラグがリセットされているときに、元の物理アドレスに元のデータが保持された状態となるように次候補領域で示される物理ブロックを消去すると共に、次候補のフラグをリセットし、
次候補領域の書込/消去フラグ及び前記アドレス変換テーブルの書込/消去フラグが立っているときに、次候補領域で示される物理アドレスにデータが書き換えられた状態となるように、アドレス変換テーブルの書込/消去フラグが立てられている物理アドレスのデータを消去し、次候補の書込/消去フラグをリセットし、前記アドレス変換テーブルを更新すると共に、アドレス変換テーブルの書込/消去フラグをリセットし、
次候補の書込/消去フラグがリセットされており、前記アドレス変換テーブルの書込/消去フラグが立っているときに、前記アドレス変換テーブルを更新すると共に、アドレス変換テーブルの書込/消去フラグをリセットすることを特徴とする請求項6記載の不揮発性記憶装置のデータ保護方法。
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