JP2005237335A - ストレプトミセス属細菌用組換え体プラスミド - Google Patents

ストレプトミセス属細菌用組換え体プラスミド Download PDF

Info

Publication number
JP2005237335A
JP2005237335A JP2004054205A JP2004054205A JP2005237335A JP 2005237335 A JP2005237335 A JP 2005237335A JP 2004054205 A JP2004054205 A JP 2004054205A JP 2004054205 A JP2004054205 A JP 2004054205A JP 2005237335 A JP2005237335 A JP 2005237335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
streptomyces
plasmid
bacteria
recombinant
strain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004054205A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichiju Hamano
吉十 濱野
Hiroshi Takagi
博史 高木
Shigeru Nakamori
茂 中森
Takahiro Kawai
隆博 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP2004054205A priority Critical patent/JP2005237335A/ja
Publication of JP2005237335A publication Critical patent/JP2005237335A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 ストレプトミセス属細菌、特にε-ポリ-L-リジン生産菌の分子育種に有用なストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)のための宿主ベクター系を提供する。
【解決手段】 ストレプトミセス属細菌で機能しうる自律複製領域、好ましくは特定の塩基配列に示す領域、及びストレプトミセス属細菌に耐性を与える薬剤マーカーを含むDNAセグメントを有する組換え体プラスミドを用いて、ストレプトミセス属細菌を形質転換する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ストレプトミセス属細菌、特にε-ポリ-L-リジンを生産するストレプトミセス属細菌の分子育種に有用な宿主ベクター系に関するものである。
放線菌目(Actionomycetes)の中でもストレプトミセス属(Streptomyces)に属する細菌は抗生物質をはじめとする各種生理活性物質を生産することから、産業上非常に有用な微生物である。そして微生物による生産を行う場合、通常生産性の向上などを目的として菌株の育種が行われる。育種の方法としては化学物質による変異誘発処理による方法だけでなく、遺伝子組み換えによっても行われるが、近年の遺伝子工学の発達によりストレプトミセス属の細菌でも遺伝子組み換えを行うことが可能となっている。一般に、外部からの遺伝子の導入には、主に、抗生物質耐性遺伝子をもつベクターと該抗生物質に感受性となる宿主の系において、ベクターとして用いるプラスミドに遺伝子を挿入し、このプラスミドを宿主に導入することにより形質転換株を作製する。このためのストレプトミセス属細菌用の宿主−ベクター系が、例えば、Katzらによって開発されている(非特許文献1、参照)。また、特に、ストレプトミセス属細菌用の宿主−ベクター系にエシェリヒア属細菌とのシャトルベクターを利用することは、遺伝子操作が容易となり時間浪費が防げるエシェリヒア属細菌を宿主として利用できるため利点が多い。このようなストレプトミセス・エシェリヒア属細菌用シャトルベクター例として、特許文献1又は2に記載のものがあげられる。
ストレプトミセス属の一種であるストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)は、現在食品保存料として幅広い食品に用いられているε-ポリ-L-リジンを生産する菌株として、その有用性が知られている(特許文献3、参照)。これまで、ε-ポリ-L-リジンの製造に適した優良菌株への育種には、例えばニトロソグアニジン処理などの化学的変異処理が行われてきた(特許文献4又は5参照)が、このような変異体取得方法は、変異体の取得に時間を要するため、効率的でなかった。それ故、遺伝子工学の手法を背景に、物質生合成系の解明による効率的な製造を可能とし、さらにその生合成系を利用した新規物質を創製する技術が、例えばε-ポリ-L-リジンを生産するストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)においても求められている。そのためには、該菌株における遺伝子操作系の確立が必要である。
これまでストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)を宿主として利用できる宿主−ベクター系については、産業上利用できる実用的事例は報告されていない。前述のようにストレプトミセス属細菌用のプラスミドは多くのものが知られているが、一般的に、ストレプトミセス属細菌のプラスミドは概して宿主域が限定されているものも多く、導入できたとしても安定して保持されない場合もある。そのため、できればストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)が元々保有しているプラスミドをベクターとして用いることが理想的である。
ε-ポリ-L-リジン生産菌であるストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)IFO14147株及び該菌株に由来する変異株は、環状のプラスミドDNApNO33を保有することが知られており(特許文献6参照)、該プラスミドの全塩基配列についても明らかにされている(特許文献7参照)。このプラスミドDNAはストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)用の有望なベクター候補となりうるが、ベクターとして利用するためには、適当な抗生物質耐性遺伝子マーカーの導入や、形質転換率や遺伝子操作上有利となる全鎖長の短縮化、ある
いはエシェリヒア属細菌とのシャトルベクター化などの工夫が望まれる。また、宿主となるε-ポリ-L-リジンを生産するストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)においても、形質転換前に宿主内にプラスミドが存在していては、不和合性の問題から導入プラスミドが排除されるため、せっかくベクター系の開発をしたとしても、形質転換効率が非常に低くなるなどの問題が生じる。そのため、形質転換をおこなう前の宿主からプラスミドを脱落させた変異株の取得が望まれている。
特開平6−303985号公報 特開昭61−85191号公報 特公昭59−20359号公報 特開平09−173057号公報 特開平10−290688号公報 特開2000−228981号公報 特開2002−233380号公報 J.Gen.Microbiol.,vol. 129, p2703−2714, 1983
本発明が解決しようとする課題は、産業上有用なストレプトミセス属細菌、特にε-ポリ-L-リジン生産菌の分子育種に有用なストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)のための宿主ベクター系を提供することである。
本発明者らは、鋭意研究の結果、まず既に、特開2000−228981号公報によって明らかにされているストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)IFO14147株由来プラスミドpNO33の自律複製領域を特定し、この領域と薬剤耐性遺伝子を連結した組換え体プラスミドpBBH4を、該薬剤感受性のストレプトミセス・リヴィダンス(Streptomyces lividans)を用いて構築した。さらに、該プラスミドとエシェリヒア属細菌用クローニングベクターとのシャトル化を行い、エシェリヒア属細菌及びストレプトミセス属細菌において安定して維持されるシャトルベクターpLAE001を構築した。またストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)から内因性プラスミドを欠落させた菌株を取得し、該菌株へのプラスミドベクターの導入方法を確立した。これがストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)の宿主ベクター系となることを見出し、その知見に基づいて本発明を完成させた。
本発明は、ストレプトミセス属細菌、特に、ストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)、ストレプトミセス・リヴィダンス(Streptomyces lividans)においてベクターとして機能しうる自立複製可能な組換え体プラスミドを提供する。さらに、該組換え体DNAにエシェリヒア属細菌用クローニングベクターを利用して構築されたことを特徴とするストレプトミセス属細菌・エシェリヒア属細菌用シャトルベクターを提供する。さらに、本発明は該プラスミドやシャトルベクター系の宿主となりうるストレプトミセス属細菌、特に、プラスミド脱落変異処理を施したストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)を提供する。
すなわち、本発明は、以下のとおりである。
(1) ストレプトミセス属細菌で機能しうるストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)IFO14147株が保持する内因性プラスミドpNO33由来の自律複製領域、及びストレプトミセス属細菌に耐性を与える薬剤マーカ
ーを含むDNAセグメントを有する組換え体プラスミド。
(2) 薬剤マーカーがチオストレプトン耐性遺伝子であることを特徴とする(1)の組換え体プラスミド。
(3) 図1に示された制限酵素地図を持つ、(2)の組換え体プラスミド。
(4) 前記自立複製領域が、配列番号1に示す塩基配列を有するDNA、又は配列番号1に示す塩基配列を有するポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつストレプトミセス属細菌内で複製可能なDNAである、(1)〜(3)のいずれかの組換え体プラスミド。
(5) 前記ストレプトミセス属細菌が、ストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)、又はストレプトミセス・リヴィダンス(Streptomyces lividans)である、(1)〜(4)のいずれかの組換え体プラスミド。
(6) (1)〜(5)のいずれかの組換え体プラスミドに、エシェリヒア属細菌用クローニングベクターを連結させてなる、エシェリヒア属細菌・ストレプトミセス属細菌用組換え体シャトルベクター。
(7) エシェリヒア属細菌用クローニングベクターがpNEB193又はその改変体である、(6)の組換え体シャトルベクター。
(8) 図2に示された制限酵素地図を持つ、(7)の組換え体シャトルベクター。
(9) (6)〜(8)のいずれかの組換え体シャトルベクターによって形質転換されたストレプトミセス属細菌。
(10) ストレプトミセス属細菌が、ストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)、又はストレプトミセス・リヴィダンス(Streptomyces lividans)である、(9)のストレプトミセス属細菌。
(11) ε-ポリ-L-リジン生産能を有し、かつ、内因性プラスミドを脱落処理されたことを特徴とする、(9)又は(10)のストレプトミセス属細菌。
ストレプトミセス属に属する微生物は、多くの抗生物質または有用生理活性物質の生産菌として知られており、それらの生合成系を解明することで、有用物質を効率よく製造することが可能となる。本発明によって得られた組換え体プラスミドや組換え体シャトルベクターは、ストレプトミセス属細菌、特に食品や医薬品工業上有用なε-ポリ-L-リジンを生産するストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)や遺伝子工学の研究上有用なストレプトミセス・リヴィダンス(Streptomyces lividans)において自立複製可能で有効に機能しうるため、ストレプトミセス属細菌由来の産業上有用な物質の、生合成系遺伝子の解析や遺伝操作を用いた工業的生産に必要な手段の提供に寄与できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のプラスミドは、ストレプトミセス属細菌で機能しうる自律複製領域、及びストレプトミセス属細菌に耐性を与える薬剤マーカーを含むDNAセグメントを有する組換え体プラスミドである。なお、本発明においては、ストレプトミセス属細菌の種類は特に制限されないが、ストレプトミセス・アルブラス及びストレプトミセス・リヴィダンスがより好ましい。
ストレプトミセス属細菌で機能しうる自律複製領域は、該領域を含むプラスミドをストレプトミセス属細菌に導入したときに、プラスミドが複製できる領域である限り特に制限されないが、例えば、ストレプトミセス・アルブラスIFO14147株が保持する内因性プラスミドpNO33(特開2002−233380号公報)に由来する自律複製領域を挙げることができる。pNO33に由来する自律複製領域は、pNO33の全長であってもよいが、遺伝子操作を容易にするために、pNO33の一部であることが好ましい。
pNO33の一部としては、配列番号1に示す塩基配列を有する領域を挙げることができる。この領域は、pNO33を制限酵素BclIとBamHIで切断して得られる約4.1kbpの領域である。さらに、ストレプトミセス属細菌で機能しうる限り、配列番号1に示す塩基配列において1もしくは数個の塩基が置換・欠失・挿入等された配列を有するDNA領域、又は配列番号1に示す塩基配列を有するポリヌクレオチドもしくは該配列から調製されうるプローブとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNA領域であってもよい。ここで、数個とは例えば、2〜50個、好ましくは2〜10個、より好ましくは2〜5個である。また、ストリンジェントな条件としては、通常のサザンハイブリダイゼーションの洗いの条件である60℃、1×SSC、0.1%SDS、好ましくは0.1×SSC、0.1%SDSに相当する塩濃度でハイブリダイズする条件が挙げられる。
上記のようなプラスミドpNO33の自律複製に必要な領域は、抗生物質感受性宿主菌内での抗生物質耐性遺伝子の発現を指標とする欠失実験によって特定できる。即ち、プラスミドpNO33に放線菌由来のチオストレプトン耐性遺伝子などの薬剤耐性遺伝子を導入した後、該遺伝子を消化しない単独あるいは組合せの制限酵素によって消化し、DNA連結酵素により再環状化し、その後薬剤感受性のストレプトミセス・リヴィダンスを形質転換させる。この中から薬剤耐性を指標にして選択されるチオストレプトン耐性菌株には、プラスミドpNO33の自律複製領域を含む派生プラスミドを持ち、それらのプラスミドの制限酵素地図を比較することによりプラスミドpNO33の自律複製領域が特定できる。例えば、図4はこのようにして得られた派生プラスミドの制限酵素地図の比較図で、これから制限酵素BclI−BamHIで切断して得られる4.1kbpの断片がプラスミドpNO33の自律複製に必要な領域であることが判る。なお、上記のような方法等によって、さらに上記4.1kbpの断片から、自律複製領域を短縮することも可能である。
一方、ストレプトミセス属細菌に耐性を与える薬剤マーカーとしては、該細菌に導入したときに薬剤耐性を付与する遺伝子であれば特に制限されないが、チオストレプトン耐性遺伝子、アンピシリン耐性遺伝子、カナマイシン耐性遺伝子、クロラムフェニコール耐性遺伝子などを挙げることができるが、この中では、チオストレプトン耐性遺伝子がより好ましい。チオストレプトン耐性遺伝子としては、ストレプトミセス属由来のプラスミドpIJ702(Journal of General Microbiology、129、2703(1983))を制限酵素BclIで消化することによって得られる遺伝子(配列番号3)を挙げることができる。
本発明のプラスミドは、上記自律複製領域及び薬剤マーカーを含むプラスミドであるが、このようなものとして具体的には、図1に示すpBBH4を例示することができる。pBBH4は、上記pNO33を制限酵素BclIとBamHIで切断して得られる自律複製領域を含む4.1kbpの断片と、上記pIJ702をBclIで切断して得られる断片を連結することによって構築される全長5158bpからなる環状2本鎖DNAプラスミドである。なお、本発明のプラスミドはpBBH4が改変されたものであってもよい。改変としては、複製能や薬剤耐性に関与しない部位における変異、図に示す制限酵素部位のうちの一部の欠損や置換などを挙げることができる。さらに、ストレプトミセス属細菌で機能しうるプロモーターなどがさらに組み込まれるような改変であってもよい。
本発明のプラスミドはまた、ストレプトミセス属細菌で機能しうる自律複製領域、及びストレプトミセス属細菌に耐性を与える薬剤マーカーを含むDNAセグメントに、さらにエシェリヒア属細菌内で複製可能な配列が連結された、ストレプトミセス属細菌・エシェリヒア属細菌用シャトルベクターであってもよい。シャトル化により、エシェリヒア属細菌内において遺伝子操作を容易に行うことができる。エシェリヒア属細菌内で複製可能な
配列は特に制限されないが、例えば、エシェリヒア属細菌用プラスミドに含まれる複製配列を使用することができる。このような複製配列は、エシェリヒア属細菌用プラスミドから切断して使用してもよいが、エシェリヒア属細菌用プラスミドをそのまま、ストレプトミセス属細菌の自律複製領域、及び薬剤マーカーを含むDNAセグメントに連結させてもよい。例えば、pBBH4を、図4のようにエシェリヒア属細菌用クローニングベクターpBGL193(ニューイングランドバイオラボ社製pNEB193を部位特異的変異誘発により改変し、制限酵素BglIIの切断部位を導入したもの:後述)と連結してシャトル化し、ストレプトミセス属細菌・エシェリヒア属細菌用シャトルベクターを構築することもできる。システムとして確立しているエシェリヒア属細菌用クローニングベクターとのシャトル化は、時間の節約や、例えば図2の組換え体プラスミドpLAE001(配列番号2)のように、エシェリヒア属細菌用クローニングベクター内に配置されているマルチクローニングサイト、HindIII,SbfI,PmeI,XbaI,PacI,BamHI,AscI,およびSacIを利用した遺伝子導入が可能となり、今後のストレプミセス属細菌の分子遺伝学実験を極めて容易とするものである。市販のエシェリヒア属細菌用クローニングベクターとしては、その他、pUC18、pUC19、pBR322(以上タカラバイオ(株))などが利用できる。
本発明のプラスミドは、ストレプトミセス・アルブラスへの遺伝子導入に好適に使用することができる。即ち、ε-ポリ-L-リジン生産株の分子育種に必要なストレプトミセス・アルブラス用のベクターとしても利用できる。例えば、上記組換え体プラスミドpBBH4及びその改変体は、ストレプトミセス・アルブラスIFO14147株が保有するプラスミドpNO33由来の自律複製領域を有するため、ε-ポリ-L-リジン生産株であるストレプトミセス・アルブラスの菌株内において、数十個程度のコピー数で安定的に保持することができる。また該プラスミドpBBH4はさらにストレプトミセス属細菌の遺伝子組み換えに汎用されているpIJ101(J.Mol.Gen.Gent.185、223−228,1982)やSCP2(Streptomyces coelicolor A3 (2)株が有する31kbpのクリプティックプラスミド;Gene 35,223−235,1985)由来のプラスミドベクターとは自律複製領域の塩基配列が異なるため、それらのプラスミドベクターと同一宿主菌体内で共存させることも可能である。ストレプトミセス・アルブラスとしては、上記IFO14147株以外にも、例えば、ストレプトマイセス・アルブラス・サブスピーシズ・リジノポリメラス(Streptomyces albulus subsp.lysinopolymerus)B21021株(FERM BP−5926号;特開2003−180391号公報)、ストレプトマイセス・アルブラス・サブスピーシズ・リジノポリ メラスB15208株(FERM P−15782;特開平10−290688号公報)、ストレプトマイセス・アルブルス・サブスペシーズ(Streptomyces albulis subsp.) SP−25株(FERM P−17998;特開2002−095467号公報)などを挙げることができる。なお、ストレプトミセス属細菌への組換え体プラスミドの導入は、宿主をリゾチーム処理することによりプロトプラストとした後に導入する方法や、電気穿孔法などを用いることができる。
本発明のプラスミドが導入されるストレプトミセス・アルブラスは、内因性プラスミドが脱落したものであることが好ましい。ここで、内因性プラスミドとは、pNO33及びそれに類似したプラスミドなどを指す。ε-ポリ-L-リジン生産能を有するストレプトミセス・アルブラスの内因性プラスミド脱落株は、例えば、アクリルオレンジを含んだ培地で生育させることによって得ることができる(J Bacteriol. 1979 137(2):891-899)。その際、元となるストレプトミセス・アルブラスは、ε-ポリ-L-リジン生産株として土壌中から分離されたIFO14147株などの野生株であるに限らず、該菌株の変異株でもよい。またプラスミド存在の有無は、アクリルオレンジを含んだ培地で生育させることによって得られたコロニーを液体培地で培養し、プラスミドを抽出したのち、アガロースゲル電
気泳動による解析を行うことによって確認できる。このようにして得られたストレプトミセス・アルブラスの内因性プラスミド脱落変異株は、菌体内に内因性プラスミドpNO33及びそれに類似したプラスミドを保持していないため、プラスミドpNO33の自律複製領域を持つプラスミドベクターを導入した形質転換株を作製する場合において、より効率的に形質転換株を作製することが可能である。
そして、これら本発明の組換え体プラスミドおよびシャトルベクターをベクターとし、プラスミド脱落株を宿主微生物とすることで、ストレプトミセス・アルブラスの形質転換及びε-ポリ-L-リジン生産菌株の分子育種を行うことができる。例えばε-ポリ-L-リジン生産菌が元来保持していない異種外来のε-ポリ-L-リジン生産遺伝子あるいは元々保持しているε-ポリ-L-リジン生産遺伝子をε-ポリ-L-リジン生産菌株に導入することによって生産性を向上させることができる。
そして本発明の宿主ベクター系を用いて異種外来遺伝子を導入したε-ポリ-L-リジン生産菌の形質転換株は、ε-ポリ-L-リジンの生産に使用することができる。ε-ポリ-L-リジンの生産は、例えば、特開平06−086686号公報、特開平09−173057号公報などに記載された方法によって行うことができる。
本発明のプラスミドは、さらに、ストレプトミセス・アルブラス以外のストレプトミセス属細菌、例えば、ストレプトミセス属細菌用の宿主ベクター系の宿主として最も一般的に用いられているストレプトミセス・リヴィダンスにおいて使用されるものであってもよい。例えば、上記組換え体プラスミドpBBH4及びその改変体は、ストレプトミセス・リヴィダンスにおいても安定に保持されるため、ストレプトミセス・リヴィダンスを形質転換するためのベクターとしても用いることができる。ストレプトミセス・リヴィダンスとしてはTK23株、TK64株(Gene,35,223〜235,1985)などを挙げることができる。また、本発明のプラスミドで形質転換される細菌は、上記の他、ストレプトマイセス・ノールセイ(Streptomyces noursei)に属する菌株(FERM P−9797;特開平1−187090号公報)、ストレプトマイセス・ヘルバリカラー(Streptomyces herbaricolor) SP−13株(FERM P−17845;特開2002−095466号公報)、ストレプトマイセス・ラベンデュラエ(Streptomyces lavendulae) USE−53株(FERM P−18305;特開2003−052358号公報)、ストレプトマイセスsp.SP−66株(FERM P−17223;特開2001−017159号公報)、ストレプトマイセスsp.SP−72株(FERM P−16810;特開2000−069988号公報)などであってもよい。
以下実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はその趣旨を超えない限り、この実施例の範囲には限定されない。
ストレプトミセス属細菌由来のプラスミドからの組換え体プラスミドの構築は、通常エシェリヒア属細菌などで行われる制限酵素消化反応及びDNA連結酵素反応によって行った。ストレプトミセス属細菌からのプラスミト゛の抽出や実験に用いたストレプトミセス・リヴィダンスTK23株(Hopwood DA, Hintermann G, Kieser T, Wright HM, Integrated DNA sequences in three streptomycetes form related autonomous plasmids after transfer to Streptomyces lividans., Plasmid. 1984 Jan; 11(1): 1-16)は、「プラクティカル ストレプトミセス ジェネティクス(Practical Streptomyces Genetics)」、ザ・ジョン・インス・ファウンデーション(The John Innes Foundation),ノリッジ、U.K.(2000)に記載の方法によって取り扱った。また、エシェリヒア属細菌の形質転換や菌体からのプラス
ミドDNAの抽出および各制限酵素、修飾酵素の使用、制限酵素地図の作製はManiatisらのMolecular Cloning(Cold Spring Harbor Laboratory, N.Y.,1982)記載の方法等によって実施した。
(1)プラスミドpNO33の分離精製
ストレプトミセス・アルブラスIFO14147株をLB培地(トリプトン1%、酵母エキス0.5%、塩化ナトリウム1%)で30℃、20時間培養し、遠心分離によって菌体を集めた。そしてこの菌体からpNO33を、Journal of Bioscience and Bioengineering,89巻,94〜96頁(2000)に記載の方法により分離精製した。なお、IFO14147株は財団法人発酵研究所(Institute for fermentation, Osaka; IFO)に登録された株であるが、現在はその移管先である独立行政法人製品評価技術基盤機構の生物遺伝資源部門(NBRC)(〒292−0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2−5−8)より入手可能である。
(2)プラスミドpNO33の複製に必要な領域の特定
プラスミドpNO33の複製に必要な領域を特定するために、次の欠失実験をおこなった。(1)で得たプラスミドpNO33を制限酵素BclI及びBamHIで完全消化したDNA断片と、pIJ702(Journal of General Microbiology、129、2703(1983))を制限酵素BclIで完全消化しその際に生じたチオストレプトン耐性遺伝子を含む1kbのDNA断片をDNAリガーゼにより連結した。この溶液を用いてストレプトミセス・リヴィダンスTK23株を、「プラクティカル ストレプトミセス ジェネティクス(Practical Streptomyces Genetics)」、ザ・ジョン・インス・ファウンデーション(The John Innes Foundation),ノリッジ、U.K.(2000)に記載のPEG法により形質転換し、チオストレプトン耐性変異株を取得した。このチオストレプトン耐性変異株はプラスミドpNO33株の複製に必要な領域を含むDNA断片を有するプラスミドを有すことが予想されるので、それらのプラスミドを解析するため、上記記載の方法にてプラスミドを抽出、精製した。その結果、図4に示された12.5kbのBclI断片、15.5kbのBamHI断片、および二重消化した際の4.1kbのBamHI−BclIDNA断片とチオストレプトン耐性遺伝子が連結された組換え体プラスミドpBCL12、pBCL15、およびpBBH4が得られた。これらの制限酵素地図の比較からプラスミドpNO33は、少なくとも組換え体プラスミドpBBH4のBamHI−BclI4.1kbDNA断片があればストレプトミセス属細菌で複製可能であることが判った。
(3)組換え体プラスミドpBBH4の構築及びストレプトミセス・リヴィダンスの形質転換
(1)で得たプラスミドpNO33を制限酵素BclIとBamHIで完全消化し、(2)および図4の結果で知り得たプラスミドpNO33の自律複製領域を含む4.1kbのDNA断片とpIJ702を制限酵素BclIで完全消化し、その際に生じた1kbのチオストレプトン耐性遺伝子(配列番号3)を含むDNA断片を混合後DNAリガーゼにより連結した。この溶液を用いてストレプトミセス・リヴィダンスTK23株を、「プラクティカル ストレプトミセス ジェネティクス(Practical Streptomyces Genetics)」、ザ・ジョン・インス・ファウンデーション(The John Innes Foundation),ノリッジ、U.K.(2000)に記載のPEG法により形質転換し、チオストレプトン耐性変異株を取得した。このチオストレプトン耐性変異株から上記記載のプラスミド精製方法にてプラスミドを精製し、得られた組換え体プラスミドをpBBH4と命名した(図1および図3)。
(4)プラスミドシャトルベクターpLAE001の構築
ニューイングランドバイオラボ社製プラスミドpNEB193の2646番目の位置が、制限酵素BglIIの切断部位となるように部位特異的変異誘発させ、プラスミドpBGL193を構築した。そのために、pNEB193をAat II (2644番目)で消化し、平滑化後、タカラバイオ社製のpBgl II phosphorylated Linker(5'-CAGATCTG-3')を連結酵素を用いて挿入し、制限酵素Bgl IIサイトが導入されたpBGL193を構築した。該プラスミドpBGL193を制限酵素BglIIで消化したものと、(3)のpBBH4を制限酵素BclIで消化したものを混合し、DNAリガーゼにより連結した。そしてこれを用いてエシェリヒア・コリDH5α株(東洋紡社製)をコンピテントセル法により形質転換した。アンピシリン耐性を示す形質転換株の中から、pBGL193とpBBH4が連結したプラスミドを持つ株を選択し、該プラスミドをpLAE001(配列番号2)と命名した(図2および図3)。
(5)ストレプトミセス・アルブラスプラスミド脱落変異株の作製
ストレプトミセス・アルブラスIFO14147株の胞子懸濁液を0.2%酵母エキス、1%でんぷん、2%寒天、アクリルオレンジ 200μg/mlからなる寒天平板培地に植菌し、30℃で2ヶ月静置培養した。生育したコロニーをLB液体培地で培養し、菌体を得た後、上記のプラスミドpNO33の分離精製に記載した方法で、プラスミドを抽出した。そして該プラスミドを0.7%アガロースゲル電気泳動による解析を行い、プラスミドが脱落した菌株を選択した。
(6)ストレプトミセス・アルブラスのプラスミド脱落変異株へのプラスミドベクターの導入
ストレプトミセス・アルブラスプラスミド脱落変異株への(2)、(3)記載の組換え体プラスミドpBBH4及び(4)記載のシャトルベクターpLAE001の導入は、ストレプトミセス・リヴィダンスの形質転換法に準じて行った。そしてプロトプラストを、チオストレプトンを含むR5培地(「プラクティカル ストレプトミセス ジェネティクス(Practical Streptomyces Genetics)」、ザ・ジョン・インス・ファウンデーション(The John Innes Foundation),ノリッジ、U.K.(2000))に植菌し、チオストレプトン耐性株を取得した。このようにしてpBBH4又はpLA001が導入されたストレプトミセス・アルブラスを取得した。それぞれの組換え体プラスミドをもつストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)形質転換株をLB培地で30℃にて20時間培養し、プラスミドを抽出し、その制限酵素地図を調べたところ、それぞれの組換え体プラスミドpBBH4及びpLAE001は安定に保持されていることがわかった。
組換え体プラスミドpBBH4の制限酵素地図を示す図である。pNO33repはプラスミドpNO33の自律複製領域を含むDNA断片である。tsrはチオストレプトン耐性遺伝子を含むDNA断片である。 組換え体シャトルベクターpLAE001の制限酵素地図を示す図である。pNO33repはプラスミドpNO33の自律複製領域を含むDNA断片である。tsrはチオストレプトン耐性遺伝子を含むDNA断片である。また、Bla、ori、LacZαは、それぞれプラスミドpBGL由来のアンピシリン耐性遺伝子、自律複製領域、βガラクトシダーゼ遺伝子を示す。 組換え体プラスミドpBBH4および組換え体シャトルベクターpLAE001の構築図ならびに制限酵素地図を示す図である。pNO33repはプラスミドpNO33の自律複製領域を含むDNA断片である。tsrはチオストレプトン耐性遺伝子を含むDNA断片である。また、Bla、ori、LacZαは、それぞれプラスミドpBGL由来のアンピシリン耐性遺伝子、自律複製領域、βガラクトシダーゼ遺伝子を示す。 プラスミドpNO33自律複製領域の特定の際におこなった欠失実験の結果で得られたプラスミドのプラスミドpNO33の自律複製領域を含むDNA断片である。+は得られたプラスミドがストレプトミセス・リヴィダンス内で保持されていたことを示す。また、( )内の数字はプラスミドpNO33上に位置する制限酵素HindIIIを1とした時の値である。

Claims (11)

  1. ストレプトミセス属細菌で機能しうるストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)IFO14147株が保持する内因性プラスミドpNO33由来の自律複製領域、及びストレプトミセス属細菌に耐性を与える薬剤マーカーを含むDNAセグメントを有する組換え体プラスミド。
  2. 薬剤マーカーがチオストレプトン耐性遺伝子であることを特徴とする請求項1記載の組換え体プラスミド。
  3. 図1に示された制限酵素地図を持つ、請求項2記載の組換え体プラスミド。
  4. 前記自律複製領域が、配列番号1に示す塩基配列を有するDNA、又は配列番号1に示す塩基配列を有するポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつストレプトミセス属細菌内で複製可能なDNAである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組換え体プラスミド。
  5. 前記ストレプトミセス属細菌が、ストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)、又はストレプトミセス・リヴィダンス(Streptomyces lividans)である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組換え体プラスミド。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の組換え体プラスミドに、エシェリヒア属細菌用クローニングベクターを連結させてなる、エシェリヒア属細菌・ストレプトミセス属細菌用組換え体シャトルベクター。
  7. エシェリヒア属細菌用クローニングベクターがpNEB193又はその改変体である、請求項6記載の組換え体シャトルベクター。
  8. 図2に示された制限酵素地図を持つ、請求項7記載の組換え体シャトルベクター。
  9. 請求項6〜8のいずれか一項に記載の組換え体シャトルベクターによって形質転換されたストレプトミセス属細菌。
  10. ストレプトミセス属細菌が、ストレプトミセス・アルブラス(Streptomyces albulus)、又はストレプトミセス・リヴィダンス(Streptomyces lividans)である、請求項9記載のストレプトミセス属細菌。
  11. ε-ポリ-L-リジン生産能を有し、かつ、内因性プラスミドを脱落処理されたことを特徴とする、請求項9又は10記載のストレプトミセス属細菌。
JP2004054205A 2004-02-27 2004-02-27 ストレプトミセス属細菌用組換え体プラスミド Pending JP2005237335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004054205A JP2005237335A (ja) 2004-02-27 2004-02-27 ストレプトミセス属細菌用組換え体プラスミド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004054205A JP2005237335A (ja) 2004-02-27 2004-02-27 ストレプトミセス属細菌用組換え体プラスミド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005237335A true JP2005237335A (ja) 2005-09-08

Family

ID=35019716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004054205A Pending JP2005237335A (ja) 2004-02-27 2004-02-27 ストレプトミセス属細菌用組換え体プラスミド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005237335A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011108585A1 (ja) 2010-03-03 2011-09-09 Jnc株式会社 遺伝子組換えStreptomyces属放線菌による有用物質生産法
JP2018011518A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 国立大学法人 筑波大学 ストレプトマイセス属微生物用ベクター
WO2025047872A1 (ja) 2023-08-30 2025-03-06 学校法人 関西大学 ゲノム編集技術

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011108585A1 (ja) 2010-03-03 2011-09-09 Jnc株式会社 遺伝子組換えStreptomyces属放線菌による有用物質生産法
JP2018011518A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 国立大学法人 筑波大学 ストレプトマイセス属微生物用ベクター
WO2025047872A1 (ja) 2023-08-30 2025-03-06 学校法人 関西大学 ゲノム編集技術

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU643741B2 (en) Stable integration of DNA in bacterial genomes
US6696282B2 (en) Fusarium sporotrichioides strains for production of lycopene
JP2004501651A (ja) 遺伝子の安定した染色体多コピー組み込みのための方法
US5175101A (en) Recombinant restriction enzyme sau3ai
Rossi et al. Improved cloning vectors for Bifidobacterium spp.
Jore et al. Efficient transformation system for Propionibacterium freudenreichii based on a novel vector
Kataoka et al. Five genes involved in self-transmission of pSN22, a Streptomyces plasmid
US5346818A (en) Method for the conjugative transfer of mobilizable vectors for E. coli to gram-positive bacteria and vectors suitable for use in such a method
Vrijbloed et al. Transformation of the Methylotrophic ActinomyceteAmycolatopis methanolicawith Plasmid DNA: Stimulatory Effect of a pMEA300-Encoded Gene
EP0603416A1 (en) METHOD OF INTEGRATING GENE INTO CHROMOSOME OF $i(LACTOBACILLUS DELBRUECKII) SPECIES AND PRODUCT OF GENE INTEGRATION
Kormanec et al. The Streptomyces aureofaciens homologue of the whiB gene is essential for sporulation; its expression correlates with the developmental stage
Zhou et al. Cloning and expression of the genes encoding the propene monooxygenase from Xanthobacter, Py2
JP2005237335A (ja) ストレプトミセス属細菌用組換え体プラスミド
MATSUSHIMA et al. Genetic transformation of Micromonospora rosaria by the Streptomyces plasmid pIJ702
US5747310A (en) Gene integration into chromosomes of lactobacillus delbrueckii species and integrants thereof
JP4495904B2 (ja) 改変プロモーター
Neesen et al. Construction and shuttling of novel bifunctional vectors for Streptomyces spp. and Escherichia coli
IE863080L (en) Expression in lactic acid bacteria
KR100786514B1 (ko) 유산균 내에서 복제가 가능한 대장균-락토바실러스 셔틀벡터 및 그 응용
Maseda et al. Development of expression vectors for Thermus thermophilus
JP5842691B2 (ja) ヌクレアーゼ遺伝子を欠失または不活性化させたロドコッカス属細菌
JP3946300B2 (ja) ビフィズス菌用シャトルベクター及びビフィズス菌プラスミドの複製タンパク質遺伝子
US7718396B2 (en) Inducible high expression system
US6770475B1 (en) Promoters
Petříček et al. Transformation of Streptomyces granaticolor with natural and recombinant plasmid vectors

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091201

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110331