JP2005241202A - 灰溶融設備 - Google Patents
灰溶融設備 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005241202A JP2005241202A JP2004053897A JP2004053897A JP2005241202A JP 2005241202 A JP2005241202 A JP 2005241202A JP 2004053897 A JP2004053897 A JP 2004053897A JP 2004053897 A JP2004053897 A JP 2004053897A JP 2005241202 A JP2005241202 A JP 2005241202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ash
- flue
- ash melting
- exhaust gas
- furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
Abstract
【課題】 排ガスが送り出される煙道内面への塩素化合物の付着を防止して、円滑な灰溶融を可能とし、溶融スラグの品質向上、さらには、設備の延命化を図ることが可能な灰溶融設備を提供する。
【解決手段】 灰投入口15から炉体12内に投入された灰Xを溶融して溶融スラグSとする灰溶融炉10と、灰溶融炉10に一端21aが接続され、炉体12内にて発生した排ガスGを導く煙道21とを有する灰溶融設備1であって、煙道21は、灰溶融炉10に接続された一端21aから他端21bへ向かって下方へ傾斜されて設置されると共に、炉体12から送り込まれる排ガスGを加熱する加熱部22を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 灰投入口15から炉体12内に投入された灰Xを溶融して溶融スラグSとする灰溶融炉10と、灰溶融炉10に一端21aが接続され、炉体12内にて発生した排ガスGを導く煙道21とを有する灰溶融設備1であって、煙道21は、灰溶融炉10に接続された一端21aから他端21bへ向かって下方へ傾斜されて設置されると共に、炉体12から送り込まれる排ガスGを加熱する加熱部22を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、都市ごみ、産業廃棄物等の被焼却物を焼却した際に生成される灰を溶融処理する灰溶融設備に関するものである。
近年、廃棄物の焼却灰等に含まれるダイオキシン類の分解という観点から、灰溶融炉を備えた灰溶融設備による灰溶融が広く普及している。そして、灰溶融炉としては、直流電気抵抗式のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この直流電気抵抗式の灰溶融炉は、灰投入口から灰が投入される炉体と、炉体内に配設された主電極と、炉底に設けられた炉底電極とを有している。そして、この灰溶融炉では、主電極と炉底電極との間に流した電流により、炉体内の灰がジュール熱により順次溶融されて溶融スラグとされる。そして、炉体内の溶融スラグを炉体側部の溶融スラグ排出口から取り出し、炉体内で発生した溶融排ガスを炉体上部の排ガス口から排気する。
特開2000−274649号公報
この直流電気抵抗式の灰溶融炉は、灰投入口から灰が投入される炉体と、炉体内に配設された主電極と、炉底に設けられた炉底電極とを有している。そして、この灰溶融炉では、主電極と炉底電極との間に流した電流により、炉体内の灰がジュール熱により順次溶融されて溶融スラグとされる。そして、炉体内の溶融スラグを炉体側部の溶融スラグ排出口から取り出し、炉体内で発生した溶融排ガスを炉体上部の排ガス口から排気する。
ところで、炉体内に投入される灰中に多く含まれる塩素化合物は、その融点(一例として300℃台で軟化、溶流点650℃)及び沸点(一例として1100℃台)が低い。これに対して、灰溶融炉内は、1200℃以上と高温になるため、灰中の塩素化合物は、炉内で揮散して気体状態となり排ガス口から排気される。
しかしながら、塩素化合物は、排ガス口から排出される際に、温度が低下し、この温度低下に従い液体、固体と変化し、排ガス口に接続された煙道の内面に付着し、煙道の閉塞を引き起こすおそれがあった。
このため、煙道の内面に付着した塩素化合物を機械的に掻き取る装置や気体によって吹き飛ばす装置を使用することも考えられるが、この場合、煙道内面から除去した塩素化合物からなる閉塞物が炉体内へ戻されてしまい、系内にて塩素化合物の循環、濃縮の促進を引き起こしてしまう。これにより、荷電した電流の溶融スラグ上の溶融塩層へのショートパスなどにより主電極及び炉底電極による灰溶融に不具合を生じさせたり、溶融スラグの品質劣化を引き起こしたり、さらには、炉体内の耐熱材の劣化により設備の短命化を招いてしまう。
しかしながら、塩素化合物は、排ガス口から排出される際に、温度が低下し、この温度低下に従い液体、固体と変化し、排ガス口に接続された煙道の内面に付着し、煙道の閉塞を引き起こすおそれがあった。
このため、煙道の内面に付着した塩素化合物を機械的に掻き取る装置や気体によって吹き飛ばす装置を使用することも考えられるが、この場合、煙道内面から除去した塩素化合物からなる閉塞物が炉体内へ戻されてしまい、系内にて塩素化合物の循環、濃縮の促進を引き起こしてしまう。これにより、荷電した電流の溶融スラグ上の溶融塩層へのショートパスなどにより主電極及び炉底電極による灰溶融に不具合を生じさせたり、溶融スラグの品質劣化を引き起こしたり、さらには、炉体内の耐熱材の劣化により設備の短命化を招いてしまう。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、排ガスが送り出される煙道内面への塩素化合物の付着を防止して、円滑な灰溶融を可能とし、溶融スラグの品質向上、さらには、設備の延命化を図ることが可能な灰溶融設備を提供することを目的としている。
本発明に係る灰溶融炉設備では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
本発明は、灰投入口から炉体内に投入された灰を溶融して溶融スラグとする灰溶融炉と、前記灰溶融炉に一端が接続され、前記炉体内にて発生した排ガスを導く煙道とを有する灰溶融設備であって、前記煙道は、前記灰溶融炉に接続された一端から他端へ向かって下方へ傾斜されて設置されると共に、前記炉体から送り込まれる排ガスを加熱する加熱部を備えていることを特徴とする。
本発明は、灰投入口から炉体内に投入された灰を溶融して溶融スラグとする灰溶融炉と、前記灰溶融炉に一端が接続され、前記炉体内にて発生した排ガスを導く煙道とを有する灰溶融設備であって、前記煙道は、前記灰溶融炉に接続された一端から他端へ向かって下方へ傾斜されて設置されると共に、前記炉体から送り込まれる排ガスを加熱する加熱部を備えていることを特徴とする。
このように、灰溶融炉の炉体内にて発生した排ガスを導くために炉体に接続した煙道を、下方へ向かって傾斜させ、さらに、炉体から送り込まれる排ガスを加熱する加熱部を備えたので、煙道へ送り込まれる排ガス中の塩素化合物は加熱部によって昇温されることにより固化されずに液体の状態にて、傾斜させた煙道に沿って確実に灰溶融炉から送り出される。
したがって、塩素化合物が液化してさらに流動性が悪く付着性のある軟化状態となって煙道の内面に付着し、その後固化するような付着生成がなくされ、煙道の流路閉塞が確実に防止されて安定運転への寄与が可能とされる。
また、塩素化合物の炉体内への逆流が確実に防止され、系内における塩素化合物の循環、濃縮の促進が回避される。これにより、塩素化合物の濃縮による耐熱材の劣化促進が回避されて延命化が図られる。さらには、円滑かつ安定した灰溶融が可能となり、投入電力が灰溶融に有効に用いられ、また、溶融スラグの品質向上が図られる。
したがって、塩素化合物が液化してさらに流動性が悪く付着性のある軟化状態となって煙道の内面に付着し、その後固化するような付着生成がなくされ、煙道の流路閉塞が確実に防止されて安定運転への寄与が可能とされる。
また、塩素化合物の炉体内への逆流が確実に防止され、系内における塩素化合物の循環、濃縮の促進が回避される。これにより、塩素化合物の濃縮による耐熱材の劣化促進が回避されて延命化が図られる。さらには、円滑かつ安定した灰溶融が可能となり、投入電力が灰溶融に有効に用いられ、また、溶融スラグの品質向上が図られる。
また、前記加熱部が、前記煙道に設けたバーナであることを特徴とする。
これにより、煙道を通る際に温度が下がる塩素化合物が、バーナによって昇温されて固化することなく確実に液体状態に維持される。
これにより、煙道を通る際に温度が下がる塩素化合物が、バーナによって昇温されて固化することなく確実に液体状態に維持される。
さらに、前記加熱部が、灰を溶融して溶融スラグとする前記灰溶融炉であることを特徴とする。
これにより、煙道を通る際に温度が下がる塩素化合物が、灰溶融炉からの熱により昇温されて固化することなく確実に液体状態に維持される。
これにより、煙道を通る際に温度が下がる塩素化合物が、灰溶融炉からの熱により昇温されて固化することなく確実に液体状態に維持される。
また、前記加熱部が、排ガスを700℃〜1100℃にすることを特徴とする。
このように、排ガスを700℃〜1100℃にすることにより、塩素化合物が確実に液体の状態とされて煙道に沿って流される。
このように、排ガスを700℃〜1100℃にすることにより、塩素化合物が確実に液体の状態とされて煙道に沿って流される。
さらに、前記煙道が、傾斜角度が水平に対して45°以上とされていることを特徴とする。
これにより、液体の状態の塩素化合物が煙道に沿って確実に下流側へ流されて炉体内への逆流が防止される。
これにより、液体の状態の塩素化合物が煙道に沿って確実に下流側へ流されて炉体内への逆流が防止される。
また、前記煙道の他端が前記排ガスに含有していた塩素化合物を排出する排出部に接続されていることを特徴とする。
これにより、煙道を流された液体状の塩素化合物が確実に排出されて回収される。
これにより、煙道を流された液体状の塩素化合物が確実に排出されて回収される。
本発明の灰溶融設備によれば、灰溶融炉の炉体内にて発生した排ガスを導くために炉体に接続した煙道を、下方へ向かって傾斜させ、さらに、炉体から送り込まれる排ガスを加熱する加熱部を備えたので、煙道へ送り込まれる排ガス中の塩素化合物を加熱部によって昇温させることにより、固化させずに液体の状態にて、傾斜させた煙道に沿って確実に灰溶融炉から送り出すことができる。
したがって、塩素化合物が液化してさらに流動性が悪く付着性のある軟化状態となって煙道の内面に付着し、その後固化するような付着生成がなくされ、煙道の流路閉塞を確実に防止して安定運転に寄与することができる。
また、塩素化合物の炉体内への逆流を確実に防止することができ、系内における塩素化合物の循環、濃縮の促進が回避される。これにより、塩素化合物の濃縮による耐熱材の劣化促進を回避することができ、延命化を図ることができる。さらには、円滑かつ安定した灰溶融を可能とし、投入電力を灰溶融に有効に用いることができ、また、溶融スラグの品質向上を図ることができる。
したがって、塩素化合物が液化してさらに流動性が悪く付着性のある軟化状態となって煙道の内面に付着し、その後固化するような付着生成がなくされ、煙道の流路閉塞を確実に防止して安定運転に寄与することができる。
また、塩素化合物の炉体内への逆流を確実に防止することができ、系内における塩素化合物の循環、濃縮の促進が回避される。これにより、塩素化合物の濃縮による耐熱材の劣化促進を回避することができ、延命化を図ることができる。さらには、円滑かつ安定した灰溶融を可能とし、投入電力を灰溶融に有効に用いることができ、また、溶融スラグの品質向上を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る灰溶融設備1の構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、灰溶融設備1を構成する灰溶融炉10は、炉底11を有する筒状の炉体12と、この炉体12の上部を覆う炉蓋13とを有している。炉体12は、その内部に、黒鉛電極からなる主電極14を有しており、この主電極14は、炉蓋13に昇降可能に支持されている。
図1は、本実施形態に係る灰溶融設備1の構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、灰溶融設備1を構成する灰溶融炉10は、炉底11を有する筒状の炉体12と、この炉体12の上部を覆う炉蓋13とを有している。炉体12は、その内部に、黒鉛電極からなる主電極14を有しており、この主電極14は、炉蓋13に昇降可能に支持されている。
炉蓋13には、灰投入口15が形成されており、この灰投入口15から炉体12内に、灰供給部16から送り込まれる灰が投入される。
炉底11は、炉底電極17を備えており、直流電源20によって主電極14と炉底電極17との間に電流を流すことにより、炉体12内に投入された灰Xがジュール熱により順次溶融されて溶融スラグSとされる。
炉底11は、炉底電極17を備えており、直流電源20によって主電極14と炉底電極17との間に電流を流すことにより、炉体12内に投入された灰Xがジュール熱により順次溶融されて溶融スラグSとされる。
炉体12の側壁には、溶融スラグ排出口18が形成されており、この溶融スラグ排出口18から、炉体12内の溶融スラグSが取り出されるようになっている。
また、炉体12の上部における側部には、排ガス口19が形成されている。そして、この排ガス口19には、下方へ傾斜された煙道21の一端21aが接続されている。この煙道21には、炉体12内にて発生した排ガスGが、排ガス口19を介して送り込まれる。
また、炉体12の上部における側部には、排ガス口19が形成されている。そして、この排ガス口19には、下方へ傾斜された煙道21の一端21aが接続されている。この煙道21には、炉体12内にて発生した排ガスGが、排ガス口19を介して送り込まれる。
ここで、この煙道21は、その傾斜角度が、水平に対して45°以上とされている。また、この煙道21には、バーナ(加熱部)22が設けられている。このバーナ22は、煙道21内へ火炎を噴射し、炉体12から煙道21へ送り込まれる排ガスGを加熱して700℃〜1100℃にして排ガスGに含有する塩素化合物Zを液体の状態に維持するものである。
煙道21は、その他端21bが、排出装置(排出部)23に接続されている。排出装置23は、その下方に底部の開口部を開閉させるカットゲート24を有している。そして、この排出装置23は、カットゲート24によって底部の開口部を開口させることにより、煙道21から送り込まれる液状の塩素化合物Zを、下方に設置された溶融物受けコンテナ25へ送り込む。
排出装置23には、その上端部に管路26が接続されており、排出装置23へ送り込まれた排ガスGが、管路26を介して排出され、この管路26に接続されたガス冷却塔27へ送り込まれる。
ガス冷却塔27は、その上方側に冷却スプレー28を備えており、この冷却スプレー28から冷却水Wを噴出させることにより、ガス冷却塔27に送りこまれた排ガスGを冷却水Wによって冷却するとともに含有する煤塵を固化させて除去する。
また、ガス冷却塔27には、その側部に管路29が接続されており、ガス冷却塔27へ送り込まれ、冷却されるとともに含有する煤塵が除去された排ガスGが、管路29を介して排出され、例えば、ガス処理装置などへ送り込まれる。
ガス冷却塔27は、その上方側に冷却スプレー28を備えており、この冷却スプレー28から冷却水Wを噴出させることにより、ガス冷却塔27に送りこまれた排ガスGを冷却水Wによって冷却するとともに含有する煤塵を固化させて除去する。
また、ガス冷却塔27には、その側部に管路29が接続されており、ガス冷却塔27へ送り込まれ、冷却されるとともに含有する煤塵が除去された排ガスGが、管路29を介して排出され、例えば、ガス処理装置などへ送り込まれる。
以上のような構成を備える灰溶融炉10では、主電極14と炉底電極17との間にて通電が行われると、溶融スラグSにジュール熱が生じ、灰投入口15から炉体12内に投入された灰Xの溶融が開始され溶融スラグSが生成される。なお、溶融は、主電極14側から外側へ徐々に進んでいく。
そして、炉体12の側壁の溶融スラグ排出口18を適宜開放することにより、炉体12内の溶融スラグSが取り出される。
また、溶融スラグSとともに発生した溶融塩Yは、溶融スラグSよりも軽いため、溶融スラグSの上部に層状に形成される。
そして、炉体12の側壁の溶融スラグ排出口18を適宜開放することにより、炉体12内の溶融スラグSが取り出される。
また、溶融スラグSとともに発生した溶融塩Yは、溶融スラグSよりも軽いため、溶融スラグSの上部に層状に形成される。
この溶融塩Yは、溶融スラグSの熱により気化して塩素化合物Zとして揮散する。そして、この溶融塩Yから揮散して塩素化合物Zは、排ガスGとともに排ガス口19から煙道21へ送り込まれる。
そして、煙道21に設けられたバーナ22によって煙道21内が加熱される。これにより、煙道21に送り込まれた排ガスGが煙道21内にて昇温され、排ガスGに含まれる塩素化合物Zが700℃〜1100℃に加熱される。つまり、排ガスGに含まれる塩素化合物Zは、煙道21内に送り込まれた際に、煙道21内にて冷却されて固化することなく、バーナ22によって昇温されて液体の状態に留まる。
そして、この液体状の塩素化合物Zは、下方へ傾斜された煙道21内を、その傾斜方向へ流され、排ガスGとともに排出装置23内へ送り込まれる。
そして、煙道21に設けられたバーナ22によって煙道21内が加熱される。これにより、煙道21に送り込まれた排ガスGが煙道21内にて昇温され、排ガスGに含まれる塩素化合物Zが700℃〜1100℃に加熱される。つまり、排ガスGに含まれる塩素化合物Zは、煙道21内に送り込まれた際に、煙道21内にて冷却されて固化することなく、バーナ22によって昇温されて液体の状態に留まる。
そして、この液体状の塩素化合物Zは、下方へ傾斜された煙道21内を、その傾斜方向へ流され、排ガスGとともに排出装置23内へ送り込まれる。
その後、排出装置23では、液体状の塩素化合物Zが底部に貯留される。そして、この排出装置23の底部に貯留された液体状の塩素化合物Zは、カットゲート24によって排出装置23の底部の開口部を開口することにより、下方に設置された溶融物受けコンテナ25へ送り込まれて回収される。
また、排出装置23へ送り込まれた排ガスGは、上端部の管路26を介して下流側のガス冷却塔27へ送り込まれる。
そして、このガス冷却塔27へ送り込まれた排ガスGは、冷却スプレー28から噴出される冷却水Wによって冷却されるとともに含有する煤塵が除去され、管路29を介して下流側のガス処理装置などへ送り込まれる。
また、排出装置23へ送り込まれた排ガスGは、上端部の管路26を介して下流側のガス冷却塔27へ送り込まれる。
そして、このガス冷却塔27へ送り込まれた排ガスGは、冷却スプレー28から噴出される冷却水Wによって冷却されるとともに含有する煤塵が除去され、管路29を介して下流側のガス処理装置などへ送り込まれる。
このように、上記実施形態に係る灰溶融設備1によれば、灰溶融炉10の炉体12内にて発生した排ガスGを導くために炉体12に接続した煙道21を、下方へ向かって傾斜させ、さらに、炉体12から送り込まれる排ガスGを加熱するバーナ22を備えたので、排ガスG中の塩素化合物Zを昇温させることにより、固化させずに液体の状態に維持して、傾斜させた煙道21に沿って確実に灰溶融炉10から送り出すことができる。
したがって、塩素化合物Zが液化してさらに流動性が悪く付着性のある軟化状態となって煙道21の内面に付着し、その後固化するような付着生成がなくなり、煙道21の流路閉塞を確実に防止して安定運転に寄与することができる。
したがって、塩素化合物Zが液化してさらに流動性が悪く付着性のある軟化状態となって煙道21の内面に付着し、その後固化するような付着生成がなくなり、煙道21の流路閉塞を確実に防止して安定運転に寄与することができる。
また、塩素化合物Zの炉体12内への逆流を確実に防止することができ、系内における塩素化合物Zの循環、濃縮の促進が回避される。これにより、塩素化合物Zの濃縮による耐熱材の劣化促進を回避することができ、延命化を図ることができる。さらには、円滑かつ安定した灰溶融を可能とし、投入電力を灰溶融に有効に用いることができ、また、溶融スラグSの品質向上を図ることができる。
また、バーナ22によって排ガスGを700℃〜1100℃にすることにより、塩素化合物Zが確実に液体の状態として煙道21に沿って流すことができる。
しかも、煙道21を45°以上に下方へ傾斜させたので、液体状の塩素化合物Zを確実に下流側へ流して炉体12内への逆流を防止することができる。
さらには、煙道21の他端21bを排出装置23に接続したので、排ガスGに含まれる液体状の塩素化合物Zを確実に排出して回収することができる。
しかも、煙道21を45°以上に下方へ傾斜させたので、液体状の塩素化合物Zを確実に下流側へ流して炉体12内への逆流を防止することができる。
さらには、煙道21の他端21bを排出装置23に接続したので、排ガスGに含まれる液体状の塩素化合物Zを確実に排出して回収することができる。
なお、排ガスGを加熱する装置としては、バーナ22に限らず他のものでも良く、例えば、灰を溶融して溶融スラグSとする灰溶融炉10自体を加熱装置としても良い。つまり、煙道21を通る際に温度が下がる塩素化合物Zを、灰溶融炉10からの熱により昇温させることにより、塩素化合物Zを固化させることなく確実に液体状態に維持させることができる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは勿論である。
1 灰溶融炉設備
10 灰溶融炉(加熱部)
12 炉体
15 灰投入口
21 煙道
21a 一端
21b 他端
22 バーナ(加熱部)
23 排出装置(排出部)
X 灰
S 溶融スラグ
G 排ガス
Z 塩素化合物
10 灰溶融炉(加熱部)
12 炉体
15 灰投入口
21 煙道
21a 一端
21b 他端
22 バーナ(加熱部)
23 排出装置(排出部)
X 灰
S 溶融スラグ
G 排ガス
Z 塩素化合物
Claims (6)
- 灰投入口から炉体内に投入された灰を溶融して溶融スラグとする灰溶融炉と、前記灰溶融炉に一端が接続され、前記炉体内にて発生した排ガスを導く煙道とを有する灰溶融設備であって、
前記煙道は、前記灰溶融炉に接続された一端から他端へ向かって下方へ傾斜されて設置されると共に、前記炉体から送り込まれる排ガスを加熱する加熱部を備えていることを特徴とする灰溶融設備。 - 前記加熱部は、前記煙道に設けたバーナであることを特徴とする請求項1に記載の灰溶融設備。
- 前記加熱部は、灰を溶融して溶融スラグとする前記灰溶融炉であることを特徴とする請求項1に記載の灰溶融設備。
- 前記加熱部は、排ガスを700℃〜1100℃にすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の灰溶融設備。
- 前記煙道は、傾斜角度が水平に対して45°以上とされていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の灰溶融設備。
- 前記煙道は、その他端が前記排ガスに含有していた塩素化合物を排出する排出部に接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の灰溶融設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004053897A JP2005241202A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 灰溶融設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004053897A JP2005241202A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 灰溶融設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005241202A true JP2005241202A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35023111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004053897A Pending JP2005241202A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 灰溶融設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005241202A (ja) |
-
2004
- 2004-02-27 JP JP2004053897A patent/JP2005241202A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20130126584A (ko) | 사전가열된 금속 재료를 연속적이고 강화된 조합 형태로 용융로에 공급하기 위한 연속 공급 시스템 | |
| KR101242575B1 (ko) | 슬래그 배출구 냉각장치를 구비한 용융로 | |
| JP2005241202A (ja) | 灰溶融設備 | |
| JP3723100B2 (ja) | 炉の窓構造 | |
| JPH11201650A (ja) | 電気溶融炉の炉壁構造及び炉体冷却方法 | |
| JP3576468B2 (ja) | 電気式灰溶融炉と電気式灰溶融炉の固化物除去方法 | |
| JP4638159B2 (ja) | 灰溶融設備 | |
| JPH10267235A (ja) | 焼却残渣と飛灰の溶融処理装置及びその溶融処理方法 | |
| JP2005214491A (ja) | 溶融炉 | |
| CN109321761A (zh) | 一种可防止活泼金属烧损的电渣炉 | |
| JP2005069581A (ja) | アルミニウム溶解炉 | |
| JPH07127831A (ja) | プラズマ溶融装置 | |
| JP3567614B2 (ja) | 灰溶融炉の排ガス処理装置 | |
| JP4174716B2 (ja) | 灰溶融炉内の塩排出方法 | |
| JP3652973B2 (ja) | 灰溶融炉 | |
| JP3714384B2 (ja) | 灰溶融炉 | |
| JP3921784B2 (ja) | 灰溶融炉 | |
| JP2005241203A (ja) | 灰溶融炉 | |
| JP4110660B2 (ja) | 灰溶融炉 | |
| JP3831930B2 (ja) | 灰溶融炉の電極シール装置 | |
| JP2005082417A (ja) | ガラス溶融炉 | |
| JPH11237018A (ja) | プラズマ溶融炉及びその運転方法 | |
| JP4972462B2 (ja) | 灰溶融炉の燃焼室 | |
| JP4972458B2 (ja) | 灰溶融炉の燃焼室 | |
| JP3743473B2 (ja) | 灰溶融炉の出滓装置および出滓方法 |