JP2005249342A - 保存庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】 冷却と加熱の両方において伝熱効率を高める。
【解決手段】 二次冷媒であるブラインを流通させるブライン管22は、庫内壁となる内箱12の裏面に対してブラケット30を介して固定される。ブラケット30は、熱伝導率が高くかつ厚肉のアルミニウム板によってチャンネル型に形成される。このブラケット30がブライン管22に被せられて、両取付板33がアルミ箔テープ35で内箱12の裏面に貼り付けられ、ブライン管22は、ブラケット30の天井板31で内箱12の裏面に押し付けられた状態で固定される。除霜用として設けられたコードヒータ40は、ブライン管22の配管に倣って配線され、ブラケット30の天井板31の平坦状の取付面34に当てられて、別のアルミ箔テープ42によって貼り付けられる。ブラインの冷熱並びにコードヒータ40の発熱は、ブラケット30を介して効率良く内箱12に伝達される。
【選択図】 図4
Description
本発明は、庫内壁に沿って配管された冷媒管に冷媒を循環させることで庫内を冷却するようにした保存庫に関する。
例えば恒温高湿庫は、生鮮食品の鮮度を長期にわたって維持できるように、庫内を高湿度に保ちつつ冷却するものであり、本体を構成する断熱箱体の内箱の裏面にブライン管が蛇行状に配管され、冷凍装置により冷却されたブラインがブライン管に循環流通されることで、内箱の冷却を介して庫内が間接冷却されるようになっている。
ここで従来、ブライン管を内箱の裏面に固定する手段としては、図16に示すように、ブライン管1を内箱2の裏面に当ててアルミ箔テープ3を貼り付ける方法が採られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−267340公報
ここで従来、ブライン管を内箱の裏面に固定する手段としては、図16に示すように、ブライン管1を内箱2の裏面に当ててアルミ箔テープ3を貼り付ける方法が採られていた(例えば、特許文献1参照)。
上記構造の場合、ブライン管1から内箱2への冷熱の伝達経路は、ブライン管1と内箱2との直接接触部4と、アルミ箔テープ3を介した経路5ということになるが、アルミ箔テープ3の厚さは僅か0.1mm程度であるため、アルミ箔テープ3による伝熱経路5での伝熱量は、直接接触部4のそれに比べて大きく劣る。そのため、庫内壁面(内箱2)と庫内との熱交換は、ブライン管1の直接接触部4のみで行われるに等しく、冷却効率が良くない。その上、冷却運転が続くと、上記の直接接触部4の表面に集中して霜・氷6が成長し、冷却効率がさらに悪くなる。また上記のように、庫内壁面に温度差が生じると、低温の部分で結露が生じやすくなり、結果として庫内の湿度を下げてしまうおそれがあった。
一方、庫内壁面に霜付きが生じると、庫内の湿度を低くすることに繋がって高湿庫本来の機能を阻害するため、適宜に除霜運転が行われるが、従来では、除霜運転に切り替わると、ブラインが加熱装置で加熱され、高温となったブラインをブライン管1に循環させることで除霜していた。しかるに従来の方法では、ブラインが内箱2に沿ってブライン管1を流通する間に次第に温度低下するため、特に下流側に対応する位置では、除霜速度が遅くなるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、冷却と加熱の両方において伝熱効率を高めるところにある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、冷却と加熱の両方において伝熱効率を高めるところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、内箱と外箱との間に断熱材を充填してなる断熱箱体により保存庫本体が形成され、前記内箱の断熱材と対向する側の面に沿って冷媒管を配管してこの冷媒管に冷媒を流通させることで庫内を冷却するようにした保存庫において、前記冷媒管には熱良導性のブラケットが被せられて、このブラケットが前記内箱における前記断熱材との対向面に固着され、かつこのブラケットの外面に接触して除霜用の加熱手段が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ブラケットの外面には所定幅にわたる平坦面が形成され、この平坦面が前記加熱手段の取付面とされているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ブラケットの外面には所定幅にわたる平坦面が形成され、この平坦面が前記加熱手段の取付面とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
冷媒管から内箱への冷熱の伝達経路は、冷媒管が内箱と直接接触する部分に、ブラケットを介した経路が加わり、このブラケットを介した伝熱経路での伝熱量は、従来のアルミ箔テープを介する場合と比べると、伝熱方向と垂直な断面積が増大することで大きく増加する。また、庫内壁面との熱交換は全面にわたって一様に行うことができ、もって冷却効率を大幅に向上させることができる。また、庫内壁面での温度差が小さく抑えられることで結露が生じ難くなり、庫内の湿度低下を防ぐことができる。
また加熱手段の熱が、ブラケットを介して内箱の全面にわたって伝達され、効率良く加熱することができる。庫内壁面の除霜を、全面にわたって一様にかつ高速度で行うことが可能となる。
冷媒管から内箱への冷熱の伝達経路は、冷媒管が内箱と直接接触する部分に、ブラケットを介した経路が加わり、このブラケットを介した伝熱経路での伝熱量は、従来のアルミ箔テープを介する場合と比べると、伝熱方向と垂直な断面積が増大することで大きく増加する。また、庫内壁面との熱交換は全面にわたって一様に行うことができ、もって冷却効率を大幅に向上させることができる。また、庫内壁面での温度差が小さく抑えられることで結露が生じ難くなり、庫内の湿度低下を防ぐことができる。
また加熱手段の熱が、ブラケットを介して内箱の全面にわたって伝達され、効率良く加熱することができる。庫内壁面の除霜を、全面にわたって一様にかつ高速度で行うことが可能となる。
<請求項2の発明>
ブラケットの外面に平坦状の取付面を設けたから、取付面に対して加熱手段を安定して当てることが可能となり、したがってそれに続くテープの貼り付け等の取付作業を簡単にかつ能率良く行うことができる。
ブラケットの外面に平坦状の取付面を設けたから、取付面に対して加熱手段を安定して当てることが可能となり、したがってそれに続くテープの貼り付け等の取付作業を簡単にかつ能率良く行うことができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。この実施形態1では、恒温高湿庫を例示している。図1において、符号10は恒温高湿庫の本体であって、図6に参照して示すように、外箱11と内箱12との間に発泡樹脂等の断熱材13を充填してなる前面開放の断熱箱体により形成されている。この本体10の内部が保存室14とされ、保存室14の前面には図示しない断熱扉が開閉可能に設けられている。保存室14内は基本的には、冷凍装置15により一次冷却されたブラインBの冷熱を介して二次冷却されるようになっている。
冷凍装置15は、圧縮機16、凝縮器17、膨張弁18及び蒸発器19を一次冷媒配管によって循環接続することにより、公知の冷凍サイクルを構成したものである。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。この実施形態1では、恒温高湿庫を例示している。図1において、符号10は恒温高湿庫の本体であって、図6に参照して示すように、外箱11と内箱12との間に発泡樹脂等の断熱材13を充填してなる前面開放の断熱箱体により形成されている。この本体10の内部が保存室14とされ、保存室14の前面には図示しない断熱扉が開閉可能に設けられている。保存室14内は基本的には、冷凍装置15により一次冷却されたブラインBの冷熱を介して二次冷却されるようになっている。
冷凍装置15は、圧縮機16、凝縮器17、膨張弁18及び蒸発器19を一次冷媒配管によって循環接続することにより、公知の冷凍サイクルを構成したものである。
ブラインBの供給手段としては、ブラインBを貯留可能なタンク20が備えられ、その中に冷凍装置15の蒸発器19が浸漬状態で装備されている。
一方、ブライン管22は熱伝導率の高い例えば銅管等で形成され、保存室14の壁面に沿って配管されている。詳細にはブライン管22は、図2に示すように、保存室14の壁面を構成する内箱12の裏面(外面)に当てられ、例えば内箱12の背面の上部位置の一側から導入されたのち、その背面、正面から見た右側面、上面及び左側面の4面にわたって蛇行状に配管され、背面の他側を上ってその上部位置から導出されている。
このブライン管22の導入路23の入口23Iと導出路24の出口24Eとが、それぞれタンク20の出入口に接続されているとともに、導入路23の途中位置に、ポンプ25が介設されている。
一方、ブライン管22は熱伝導率の高い例えば銅管等で形成され、保存室14の壁面に沿って配管されている。詳細にはブライン管22は、図2に示すように、保存室14の壁面を構成する内箱12の裏面(外面)に当てられ、例えば内箱12の背面の上部位置の一側から導入されたのち、その背面、正面から見た右側面、上面及び左側面の4面にわたって蛇行状に配管され、背面の他側を上ってその上部位置から導出されている。
このブライン管22の導入路23の入口23Iと導出路24の出口24Eとが、それぞれタンク20の出入口に接続されているとともに、導入路23の途中位置に、ポンプ25が介設されている。
さて、ブライン管22はブラケット30を介して内箱12の裏面に固定されている。ブラケット30は、熱伝導率の大きいアルミニウム、ステンレス鋼等の金属製で、板厚が1mm程度の厚肉の板材により形成されている。ブラケット30は、図4に示すようにチャンネル型に形成され、平板な天井板31の両側に側板32が設けられ、両側板32の下縁に、外向きに直角曲げされた取付板33が形成されている。このブラケット30における天井板31の内面までの高さ寸法Hは、ブライン管22の外径寸法φに等しいか少し小さめに採られている。なお、両側板32の対向面間の間隔は、ブライン管22の外径寸法φよりも大きくされている。
このブラケット30が、図2に示すように内箱12の各面に配管されたブライン管22の直線部22Aに被せられ、図4に示すように、両取付板33が内箱12の裏面に当てられ、両取付板33がアルミ箔テープ35によって貼り付けられる。これによりブライン管22は、ブラケット30の天井板31によって内箱12の裏面に押し付けられた状態で固定される。なお、ブライン管22の回曲部22Bは、剥き出しのままでも良いし、アルミ箔テープを貼って止めても良い。
また、除霜用の加熱手段として、例えばコードヒータ40が備えられている。このコードヒータ40は、上記したブライン管22が配管された内箱12の4面について、各面ごとに配線されている。詳細には、図2の鎖線に一部を示すように、コードヒータ40は、ブライン管22の配管に倣って蛇行状に配線され、ブライン管22の直線部22Aすなわちブラケット30で覆われた部分では、図4に示すように、ブラケット30の天井板31における平坦状の外面である取付面34に当てられ、別のアルミ箔テープ42によって貼り付けられている。またブライン管22の回曲部22Bでは、図5に示すように、ブライン管22の外面に直接に当てられて、適宜箇所がアルミ箔テープ42で貼り付けられている。
上記したブライン管22とコードヒータ40とは、断熱箱体(本体10)が形成されることに伴い、断熱材13中に埋設された状態となる(図6)。
上記したブライン管22とコードヒータ40とは、断熱箱体(本体10)が形成されることに伴い、断熱材13中に埋設された状態となる(図6)。
なお、除霜運転を行うための構造として、図1に示すように、ブライン管22の導入路23におけるポンプ25の吸入側と、導出路24とが結ばれ、タンク20をバイパスするようにしてバイパス管路26が設けられているとともに、このバイパス管路26と導入路23との接続部分に三方弁27が設けられており、ポンプ25の吸入側を、タンク20側(a側)またはバイパス管路26側(b側)に切り替えて接続し得るようになっている。なお、導出路24におけるバイパス管路26との接続部分の下流側には、逆止弁28が設けられている。
そして、上記した三方弁27がa側に切り替えられると、図1の実線の矢線に示すように、タンク20を通る冷却用循環経路が形成され、一方三方弁27がb側に切り替えられると、同図の破線の矢線に示すように、タンク20をバイパスしてバイパス管路26を通る除霜用循環経路が形成されるようになっている。
そして、上記した三方弁27がa側に切り替えられると、図1の実線の矢線に示すように、タンク20を通る冷却用循環経路が形成され、一方三方弁27がb側に切り替えられると、同図の破線の矢線に示すように、タンク20をバイパスしてバイパス管路26を通る除霜用循環経路が形成されるようになっている。
続いて、本実施形態の作用を説明する。
冷却運転が行われる場合は、三方弁27がa側すなわちタンク20側に切り替えられて、タンク20を通る冷却用循環経路が形成される。そして、タンク20内で一次冷却されたブラインBが、ポンプ25により冷却用循環経路に循環され(図1の実線の矢線)、保存室14の壁面、すなわち内箱12の裏面に沿って配管されたブライン管22に流通し、その冷熱により保存室14内が二次冷却される。
この冷却運転の間、タンク20内のブラインBの検知温度に基づいて圧縮機16がオンオフされることで、タンク20内のブラインBの冷却温度がほぼ一定に保持され、また庫内の検知温度に基づいてポンプ25がオンオフされて、庫内が設定温度に維持される。
冷却運転が行われる場合は、三方弁27がa側すなわちタンク20側に切り替えられて、タンク20を通る冷却用循環経路が形成される。そして、タンク20内で一次冷却されたブラインBが、ポンプ25により冷却用循環経路に循環され(図1の実線の矢線)、保存室14の壁面、すなわち内箱12の裏面に沿って配管されたブライン管22に流通し、その冷熱により保存室14内が二次冷却される。
この冷却運転の間、タンク20内のブラインBの検知温度に基づいて圧縮機16がオンオフされることで、タンク20内のブラインBの冷却温度がほぼ一定に保持され、また庫内の検知温度に基づいてポンプ25がオンオフされて、庫内が設定温度に維持される。
ここで、ブライン管22から内箱12への冷熱の伝達経路は、図4に示すように、ブライン管22が内箱12と直接接触する部分37に、同図の矢線に示すようにブラケット30を介した経路38が加わり、このブラケット30を介した伝熱経路38での伝熱量は、従来においてブライン管をアルミ箔テープで止めた場合のアルミ箔テープを介する場合と比べると、伝熱方向と垂直な断面積が増大することで大きく増加する。また、ブラケット30における比較的広面積の取付板33が内箱12に当てられることによって、上記のブライン管22が直接接触する部分37と合わせると、熱交換される位置が保存室14の各壁面の全面にわたって密に設定される。その結果、冷却効率が大幅に向上する。また、保存室14の壁面上における場所ごとの温度差も小さく抑えられることになるから、結露が生じ難くなり、保存室14内の湿度低下も防止される。
除霜運転の指令が出されると、三方弁27がb側すなわちバイパス管路26側に切り替えられて、バイパス管路26を通る除霜用循環経路が形成されるとともに、コードヒータ40に通電されて発熱される。
この状態からポンプ25が連続運転され、ブラインBが除霜用循環経路を図1の破線の矢線に示す方向に循環駆動されるが、上記のコードヒータ40の発熱に伴い、保存室14の壁面すなわち内箱12の裏面に配管されたブライン管22が、その直線部22Aではブラケット30を介して、また回曲部22Bで直接に加熱されるため、その中を流通する間にブラインBが次第に加熱され、温度上昇したブラインBが内箱12の裏面上を循環することになる。それとともに、コードヒータ40の熱がブラケット30を介して内箱12に伝達されることで、内箱12が全面にわたって効率良く加熱され、その結果、保存室14内の壁面の除霜が、全面にわたって一様にかつ高速度で行われる。
この状態からポンプ25が連続運転され、ブラインBが除霜用循環経路を図1の破線の矢線に示す方向に循環駆動されるが、上記のコードヒータ40の発熱に伴い、保存室14の壁面すなわち内箱12の裏面に配管されたブライン管22が、その直線部22Aではブラケット30を介して、また回曲部22Bで直接に加熱されるため、その中を流通する間にブラインBが次第に加熱され、温度上昇したブラインBが内箱12の裏面上を循環することになる。それとともに、コードヒータ40の熱がブラケット30を介して内箱12に伝達されることで、内箱12が全面にわたって効率良く加熱され、その結果、保存室14内の壁面の除霜が、全面にわたって一様にかつ高速度で行われる。
なお、除霜運転の間、壁面温度センサ(図示せず)が保存室14の壁面の温度を検知しており、その検知温度が所定温度に達したら、壁面への着霜が無くなった、すなわち除霜が終了したと見なされる。そうしたら、コードヒータ40がオフされるとともに、冷却運転を再開すべく、三方弁27がa側すなわちタンク20側に切り替えられて、タンク20を通る冷却用循環経路が形成される。
冷却運転の立ち上がりでは、今まで除霜用に昇温されていたブラインBがタンク20内に流入して、タンク20内のブラインBの温度が一時的に上昇するが、ブラインBの循環が進むにしたがって所定の冷却温度に低下する。それ以降、既述した要領で冷却運転が進められる。
冷却運転の立ち上がりでは、今まで除霜用に昇温されていたブラインBがタンク20内に流入して、タンク20内のブラインBの温度が一時的に上昇するが、ブラインBの循環が進むにしたがって所定の冷却温度に低下する。それ以降、既述した要領で冷却運転が進められる。
以上説明したように本実施形態によれば、ブライン管22を内箱12の裏面に固定する部分で、熱伝導性に優れた材質になる厚肉のブラケット30をブライン管22に被せて固着したから、ブライン管22と内箱12との間で全面にわたって伝熱量の大きい伝熱経路が確保され、冷却効率が大幅に向上される。また、庫内壁面の温度差が小さく抑えられるために、結露が生じ難くなって庫内の湿度低下を防ぐことができ、この種の恒温高湿庫にはより有用となる。
またブラケット30を内箱12に固定する部分では、ブラケット30に設けた取付板33と内箱12の裏面といった平面同士を貼り付ける構造であるから、作業が簡単にできる。
またブラケット30を内箱12に固定する部分では、ブラケット30に設けた取付板33と内箱12の裏面といった平面同士を貼り付ける構造であるから、作業が簡単にできる。
また、除霜用の加熱手段としてのコードヒータ40を、ブライン管22を固定することに用いたブラケット30に接触させて配したから、コードヒータ40と内箱12との間に同じく伝熱量の大きい伝熱経路が確保され、内箱12の全面にわたって効率良く加熱することができる。その結果、保存室14内の壁面の除霜を、全面にわたって一様にかつ高速度で行うことが可能となる。
ブラケット30にコードヒータ40を固定する部分については、ブラケット30をチャンネル型とし、その天井板31の外面において平坦なコードヒータ40の取付面34を設けたから、取付面34に対してコードヒータ40を安定して当てることができ、したがってそれに続くアルミ箔テープ42の貼り付け等の取付作業を簡単にかつ能率良く行うことができる。
ブラケット30にコードヒータ40を固定する部分については、ブラケット30をチャンネル型とし、その天井板31の外面において平坦なコードヒータ40の取付面34を設けたから、取付面34に対してコードヒータ40を安定して当てることができ、したがってそれに続くアルミ箔テープ42の貼り付け等の取付作業を簡単にかつ能率良く行うことができる。
<実施形態2>
図7は、本発明の実施形態2を示す。この実施形態2では、ブラケットの形状に変更が加えられている。
この実施形態2のブラケット50は、アルミニウム製の厚肉の板材により、いわゆるチャンネル型に形成されていることは同様であるが、天井板51が、ブライン管22の外側(同図の上側)半分を緊密に嵌合可能な半円形断面、すなわち内周面の半径Rが、ブライン管22の外径寸法φの半分の寸法を持った半円形断面に形成されている。
その他の構造については、上記実施形態1と同様であって、同一機能を有する部位ついては、同一符号を付すことで重複した説明は省略する。
図7は、本発明の実施形態2を示す。この実施形態2では、ブラケットの形状に変更が加えられている。
この実施形態2のブラケット50は、アルミニウム製の厚肉の板材により、いわゆるチャンネル型に形成されていることは同様であるが、天井板51が、ブライン管22の外側(同図の上側)半分を緊密に嵌合可能な半円形断面、すなわち内周面の半径Rが、ブライン管22の外径寸法φの半分の寸法を持った半円形断面に形成されている。
その他の構造については、上記実施形態1と同様であって、同一機能を有する部位ついては、同一符号を付すことで重複した説明は省略する。
ブラケット50は、ブライン管22の直線部22Aに被され、両取付板33が内箱12の裏面に当てられてアルミ箔テープ35で貼り付けられるが、ブラケット50の半円形の天井板51が、ブライン管22の外側の半円部分の外周面に密着される。ブライン管22とブラケット50との間の密着面積が大きく取られることで、両者間の伝熱性能が優れたものとなる。
<実施形態3>
図8及び図9は本発明の実施形態3を示す。この実施形態3では、ブライン管の断面形状に変更を加えている。
すなわち、図8(A)に示すように、下型66の成形溝67内に、丸管状態のブライン管60Aを入れた後、同図(B)に示すように、上型65でプレスすることによって、所定幅の平面部61を備えたほぼおにぎり形断面をなすブライン管60が形成される。
このブライン管60が、図9に示すように、内箱12の裏面に当てられると、所定幅の平面部61が密着する。すなわち、ブライン管60と内箱12との密着面積が大きく取られることで、両者間の伝熱性能が優れたものとなる。
図8及び図9は本発明の実施形態3を示す。この実施形態3では、ブライン管の断面形状に変更を加えている。
すなわち、図8(A)に示すように、下型66の成形溝67内に、丸管状態のブライン管60Aを入れた後、同図(B)に示すように、上型65でプレスすることによって、所定幅の平面部61を備えたほぼおにぎり形断面をなすブライン管60が形成される。
このブライン管60が、図9に示すように、内箱12の裏面に当てられると、所定幅の平面部61が密着する。すなわち、ブライン管60と内箱12との密着面積が大きく取られることで、両者間の伝熱性能が優れたものとなる。
<関連技術1>
図10は関連技術1を示す。この関連技術1では、ブライン管22を内箱12の裏面に当てて配管する場合に、その密着性を向上させることを目的としている。
同図(A)に示すように、内箱12の裏面におけるブライン管22の配管経路に沿って熱接着テープ70が貼られ、それに対してブライン管22が貼り付けられる。そののち、内箱12の外側に外箱(図示せず)が嵌められて、断熱箱体を製造すべく両箱の間に発泡樹脂13(断熱材)を発泡充填すると、同図(B)に示すように、発泡樹脂13の熱により熱接着テープ70が適宜に融けつつ、ブライン管22を内箱12の裏面に密着させた状態で接着する。これにより、ブライン管22と内箱12との間の伝熱機能が向上される。
図10は関連技術1を示す。この関連技術1では、ブライン管22を内箱12の裏面に当てて配管する場合に、その密着性を向上させることを目的としている。
同図(A)に示すように、内箱12の裏面におけるブライン管22の配管経路に沿って熱接着テープ70が貼られ、それに対してブライン管22が貼り付けられる。そののち、内箱12の外側に外箱(図示せず)が嵌められて、断熱箱体を製造すべく両箱の間に発泡樹脂13(断熱材)を発泡充填すると、同図(B)に示すように、発泡樹脂13の熱により熱接着テープ70が適宜に融けつつ、ブライン管22を内箱12の裏面に密着させた状態で接着する。これにより、ブライン管22と内箱12との間の伝熱機能が向上される。
<関連技術2>
図11及び図12は関連技術2を示す。
この関連技術2では、ブライン管22が、熱伝導性に優れたパネル72に蛇行状に配管されて固定され、このパネル72が、内箱12の各面に固定されるようになっている。パネル72は、内箱12における各面よりも一回り小さい外形寸法を有するとともに、ブライン管22の直線部22Aの配管部分に沿って、この直線部22Aをはす向かいから挟む位置に配された一対ずつの取付片73が切り起こしによって形成され、適宜間隔を開けて設けられている。
図11及び図12は関連技術2を示す。
この関連技術2では、ブライン管22が、熱伝導性に優れたパネル72に蛇行状に配管されて固定され、このパネル72が、内箱12の各面に固定されるようになっている。パネル72は、内箱12における各面よりも一回り小さい外形寸法を有するとともに、ブライン管22の直線部22Aの配管部分に沿って、この直線部22Aをはす向かいから挟む位置に配された一対ずつの取付片73が切り起こしによって形成され、適宜間隔を開けて設けられている。
そして、予め蛇行状に形成されたブライン管22が、図12(A)に示すように、その直線部22Aを対をなす取付片73の間に差し込みつつパネル72上に配管され、続いて同図(B)に示すように、プレス機74によって取付片73の突出端を互いに対向する方向に曲げてブライン管22の外面に密着させることにより固定する(同図(C))。このようにブライン管22を固定したパネル72が、同図(D)に示すように、対応する内箱12の面に当てられて、周縁部をテープで貼り付ける等により固定される。
ブライン管22からの伝熱は、パネル72の全面に一旦拡散され、このパネル72から内箱12の各面に伝達されるから、保存室14の各壁面上において場所ごとにむらのない一様な熱交換を期することができる。また、ブライン管22の内箱12への取り付けも、一面ずつ一括して行えるから作業性がよい。
ブライン管22からの伝熱は、パネル72の全面に一旦拡散され、このパネル72から内箱12の各面に伝達されるから、保存室14の各壁面上において場所ごとにむらのない一様な熱交換を期することができる。また、ブライン管22の内箱12への取り付けも、一面ずつ一括して行えるから作業性がよい。
<関連技術3>
図13は関連技術3を示す。この関連技術3では、取付片の形状に変更が加えられている。すなわち、一方の取付片75が、ブライン管22の半径程度の短寸であり、他方の取付片76がその3倍程度の長さ寸法を持ち、かつ内方に3度鈍角で曲げ加工されることで、ほぼ円弧状をなすように形成されている。
そして、同図(A)に示すように、ブライン管22が両取付片75,76の間に差し込まれたのち、プレス機77に掛けることにより、同図(B)に示すように、長い方の取付片76がブライン管22に巻き付くようにしてその上面を押さえ付けることで固定される。
取付片76がブライン管22を巻き付くようにして押さえ込むことで、強固に固定でき、また、取付片76とブライン管22との接触面積が大きく取れるために、両者間の伝熱性能が優れたものとなる。なお、短い方の取付片75は除去してもよい。
図13は関連技術3を示す。この関連技術3では、取付片の形状に変更が加えられている。すなわち、一方の取付片75が、ブライン管22の半径程度の短寸であり、他方の取付片76がその3倍程度の長さ寸法を持ち、かつ内方に3度鈍角で曲げ加工されることで、ほぼ円弧状をなすように形成されている。
そして、同図(A)に示すように、ブライン管22が両取付片75,76の間に差し込まれたのち、プレス機77に掛けることにより、同図(B)に示すように、長い方の取付片76がブライン管22に巻き付くようにしてその上面を押さえ付けることで固定される。
取付片76がブライン管22を巻き付くようにして押さえ込むことで、強固に固定でき、また、取付片76とブライン管22との接触面積が大きく取れるために、両者間の伝熱性能が優れたものとなる。なお、短い方の取付片75は除去してもよい。
<関連技術4>
図14及び図15は関連技術4を示す。この関連技術4では、はす向かいに配された一対の取付片83がともに、関連技術3の取付片76と同様に、長い寸法を持ち、かつ内方に3度鈍角で曲げ加工されることでほぼ円弧状をなすように形成されている。
そして、図14(A)及び図15(A)に示すように、ブライン管22が両取付片83の間に差し込まれたのち、プレス機の上下の型85,86の間でプレスを掛けると、両取付片83が、ブライン管22の軸線方向にずれた位置でラップしつつ、ブライン管22に巻き付くようにしてその上面を押さえ付け、さらにプレスを掛けることで、図14(B)に示すように、ブライン管22自体を若干扁平に圧潰する。
図14及び図15は関連技術4を示す。この関連技術4では、はす向かいに配された一対の取付片83がともに、関連技術3の取付片76と同様に、長い寸法を持ち、かつ内方に3度鈍角で曲げ加工されることでほぼ円弧状をなすように形成されている。
そして、図14(A)及び図15(A)に示すように、ブライン管22が両取付片83の間に差し込まれたのち、プレス機の上下の型85,86の間でプレスを掛けると、両取付片83が、ブライン管22の軸線方向にずれた位置でラップしつつ、ブライン管22に巻き付くようにしてその上面を押さえ付け、さらにプレスを掛けることで、図14(B)に示すように、ブライン管22自体を若干扁平に圧潰する。
例えばブライン管22を予め蛇行状に形成した場合に、その形成過程で歪みが生じる可能性があり、そのままパネル72固定すると、パネル72まで反り返るおそれがある(図15(B)参照)。その場合、上記のように、ブライン管22にさらに圧潰変形を加えると、図15(C)に示すように、ブライン管22の歪みを修正してパネル72に密着させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)除霜用の加熱手段としては、コードヒータ以外にも、ベルトヒータ等、要はブライン管(ブラケット)に沿って配線できるものであれば適用可能である。
(2)庫面冷却方式に使用する二次冷媒としては、上記実施形態に例示したブライン以外にも、水等の液状冷媒、空気等の気体冷媒を用いることも可能である。
(3)また本発明は、冷凍装置を構成する蒸発器(蒸発管)を庫面に沿って配管し、そこに冷媒を流通させることで庫内を冷却する形式のものにも同様に適用できる。その場合除霜運転時には、圧縮機の運転を停止して蒸発管への冷媒の流通を停止した状態で、加熱手段に通電して発熱させることになる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)除霜用の加熱手段としては、コードヒータ以外にも、ベルトヒータ等、要はブライン管(ブラケット)に沿って配線できるものであれば適用可能である。
(2)庫面冷却方式に使用する二次冷媒としては、上記実施形態に例示したブライン以外にも、水等の液状冷媒、空気等の気体冷媒を用いることも可能である。
(3)また本発明は、冷凍装置を構成する蒸発器(蒸発管)を庫面に沿って配管し、そこに冷媒を流通させることで庫内を冷却する形式のものにも同様に適用できる。その場合除霜運転時には、圧縮機の運転を停止して蒸発管への冷媒の流通を停止した状態で、加熱手段に通電して発熱させることになる。
10…本体 11…外箱 12…内箱 13…断熱材 22…ブライン管(冷媒管) 22A…直線部 22B…回曲部 30…ブラケット 31…天井板 32…側板 33…取付板 34…取付面 35…アルミ箔テープ 40…コードヒータ(加熱手段) 42…アルミ箔テープ 50…ブラケット 60…ブライン管(冷媒管) B…ブライン
Claims (2)
- 内箱と外箱との間に断熱材を充填してなる断熱箱体により保存庫本体が形成され、前記内箱の断熱材と対向する側の面に沿って冷媒管を配管してこの冷媒管に冷媒を流通させることで庫内を冷却するようにした保存庫において、
前記冷媒管には熱良導性のブラケットが被せられて、このブラケットが前記内箱における前記断熱材との対向面に固着され、かつこのブラケットの外面に接触して除霜用の加熱手段が設けられていることを特徴とする保存庫。 - 前記ブラケットの外面には所定幅にわたる平坦面が形成され、この平坦面が前記加熱手段の取付面とされていることを特徴とする請求項1記載の保存庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004062514A JP2005249342A (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 保存庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004062514A JP2005249342A (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 保存庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005249342A true JP2005249342A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35029977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004062514A Pending JP2005249342A (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 保存庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005249342A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102798264A (zh) * | 2011-05-27 | 2012-11-28 | 博西华家用电器有限公司 | 制冷器具 |
| CN103353203A (zh) * | 2013-05-31 | 2013-10-16 | 镇江天信电器有限公司 | 一种改良的化霜加热器的安装结构 |
| CN107514862A (zh) * | 2017-09-25 | 2017-12-26 | 苏州市友坤精密机械有限公司 | 一种导热效果加强的组合管 |
| CN116951877A (zh) * | 2023-07-25 | 2023-10-27 | 澳柯玛股份有限公司 | 一种真空绝热板与冷凝器的贴合方法 |
-
2004
- 2004-03-05 JP JP2004062514A patent/JP2005249342A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102798264A (zh) * | 2011-05-27 | 2012-11-28 | 博西华家用电器有限公司 | 制冷器具 |
| CN103353203A (zh) * | 2013-05-31 | 2013-10-16 | 镇江天信电器有限公司 | 一种改良的化霜加热器的安装结构 |
| CN107514862A (zh) * | 2017-09-25 | 2017-12-26 | 苏州市友坤精密机械有限公司 | 一种导热效果加强的组合管 |
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