JP2005256995A - 変速機の同期装置 - Google Patents
変速機の同期装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005256995A JP2005256995A JP2004070735A JP2004070735A JP2005256995A JP 2005256995 A JP2005256995 A JP 2005256995A JP 2004070735 A JP2004070735 A JP 2004070735A JP 2004070735 A JP2004070735 A JP 2004070735A JP 2005256995 A JP2005256995 A JP 2005256995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch gear
- synchro hub
- hub
- synchronizer
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
【課題】 隙間Yまたは隙間Zがゼロになるまで同期機能を維持し、同期装置としての製品寿命を長く確保することができる変速機の同期装置を提供すること。
【解決手段】 シンクロハブ2とカップリングスリーブ3とクラッチギヤ4,7とを備え、シンクロハブ2に結合されたカップリングスリーブ3を軸方向に移動させる変速時、カップリングスプライン歯3aがクラッチギヤ4,7に形成されたクラッチギヤスプライン歯4a,7aのみに噛み合い変速を完了するコンスタント・ロード型の同期装置において、前記シンクロハブ2と軸との隙間をX、前記シンクロハブ2とクラッチギヤコーン面4c,7cの先端との隙間をY、前記シンクロハブ2とクラッチギヤスプライン歯4a,7aの端面との隙間をZ、としたとき、隙間X,Y,Zの関係を、X≧min(Y,Z)となるように設定した。
【選択図】 図1
【解決手段】 シンクロハブ2とカップリングスリーブ3とクラッチギヤ4,7とを備え、シンクロハブ2に結合されたカップリングスリーブ3を軸方向に移動させる変速時、カップリングスプライン歯3aがクラッチギヤ4,7に形成されたクラッチギヤスプライン歯4a,7aのみに噛み合い変速を完了するコンスタント・ロード型の同期装置において、前記シンクロハブ2と軸との隙間をX、前記シンクロハブ2とクラッチギヤコーン面4c,7cの先端との隙間をY、前記シンクロハブ2とクラッチギヤスプライン歯4a,7aの端面との隙間をZ、としたとき、隙間X,Y,Zの関係を、X≧min(Y,Z)となるように設定した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、シンクロハブとカップリングスリーブとクラッチギヤを備え、変速時に回転同期作用により円滑な変速を達成する変速機の同期装置に関する。
従来、シンクロハブとクラッチギヤとに、互いに対向するシンクロハブコーン面とクラッチギヤコーン面を形成し、カップリングスリーブの軸方向移動に連動させて、シンクロハブに対し、クラッチギヤに向かう方向の押し付け力を発生させる押し付けバネ機構を設け、シンクロハブに結合されたカップリングスリーブを軸方向に移動させる変速時、コーン面間で発生する摩擦トルクにより同期が開始され、同期が完了すると、カップリングスプライン歯は、クラッチギヤに形成されたクラッチギヤスプライン歯に噛み合い変速を完了するコンスタント・ロード型同期装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
「二訂 シャシ構造 I」(平成14年3月31日:全国自動車整備専門学校協会発行)の33ページ図2−47
しかしながら、従来のコンスタント・ロード型同期装置にあっては、シンクロハブと軸との隙間をX、シンクロハブとクラッチギヤコーン面の先端との隙間をY、シンクロハブとクラッチギヤスプライン歯の端面との隙間をZ、としたとき、隙間X,Y,Zの相対関係については何ら考慮していないため、以下のような問題が発生する。
すなわち、コーン面の摩耗によって、上記隙間X,Y,Zが小さくなることから、同期機能の寿命は隙間Yまたは隙間Zがゼロになるまでである。これに対し、X<min(Y,Z)となるように設計された場合(上記従来技術の図2−47の右側参照)、隙間Yまたは隙間Zがゼロになる前に隙間Xがゼロになってしまい、隙間Yまたは隙間Zがゼロになるまで使用できないため、同期機能の寿命を不要に低下させてしまう、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、隙間Yまたは隙間Zがゼロになるまで同期機能を維持し、同期装置としての製品寿命を長く確保することができる変速機の同期装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の変速機の同期装置では、シンクロハブとカップリングスリーブとクラッチギヤとを備え、シンクロハブに結合されたカップリングスリーブを軸方向に移動させる変速時、カップリングスプライン歯がクラッチギヤに形成されたクラッチギヤスプライン歯のみに噛み合い変速を完了するコンスタント・ロード型の同期装置において、
前記シンクロハブと軸との隙間をX、前記シンクロハブとクラッチギヤコーン面の先端との隙間をY、前記シンクロハブとクラッチギヤスプライン歯の端面との隙間をZ、としたとき、隙間X,Y,Zの関係を、X≧min(Y,Z)となるように設定した。
前記シンクロハブと軸との隙間をX、前記シンクロハブとクラッチギヤコーン面の先端との隙間をY、前記シンクロハブとクラッチギヤスプライン歯の端面との隙間をZ、としたとき、隙間X,Y,Zの関係を、X≧min(Y,Z)となるように設定した。
よって、本発明の変速機の同期装置にあっては、シンクロハブと軸との隙間Xを、シンクロハブとクラッチギヤコーン面の先端との隙間Yとシンクロハブとクラッチギヤスプライン歯の端面との隙間をZのうち、小さい方の隙間以上に設定することで、コーン面の摩耗が進行して隙間Yまたは隙間Zがゼロになるまで、同期機能の寿命を維持することができる。この結果、コーン面の摩耗によって隙間Y,Zがゼロになるまで同期装置として使用可能であるため、同期装置としての製品寿命を長く確保することができる。
以下、本発明の変速機の同期装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1および実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1は、変速時に互いに接触するシンクロハブコーン面とクラッチギヤコーン面とが一対の面であるシングルコーンタイプの同期装置であり、図1は実施例1の変速機の同期装置を示す全体断面図、図2は実施例1の同期装置を示す図1A−A線断面面、図3は実施例1の同期装置のシンクロハブを示す図、図4は実施例1の同期装置のカップリングスリーブを示す図である。
実施例1は、変速時に互いに接触するシンクロハブコーン面とクラッチギヤコーン面とが一対の面であるシングルコーンタイプの同期装置であり、図1は実施例1の変速機の同期装置を示す全体断面図、図2は実施例1の同期装置を示す図1A−A線断面面、図3は実施例1の同期装置のシンクロハブを示す図、図4は実施例1の同期装置のカップリングスリーブを示す図である。
実施例1の変速機の同期装置は、図1に示すように、メインシャフト1(軸)と、シンクロハブ2と、カップリングスリーブ3と、第1クラッチギヤ4と、第1ギヤ5と、第1ベアリング6と、第2クラッチギヤ7と、第2ギヤ8と、第2ベアリング9と、ギヤブッシュ10と、押し付けボール機構11(押し付け力発生手段)と、弾性部材12(戻し力発生手段)と、を備えている。
前記メインシャフト1は、例えば、エンジンからの回転駆動力が入力される軸部材であり、このメインシャフト1には、図1及び図2に示すように、同期側のシンクロハブ2がシャフトスプライン1aに結合されている。また、前記シンクロハブ2の両側位置には、図1に示すように、被同期側の第1ギヤ5と第2ギヤ8が、メインシャフト1に対し回転可能に支持されている。なお、前記第1ギヤ5とメインシャフト1との間には、第1ベアリング6が介装され、前記第2ギヤ8とメインシャフト1との間には、ギヤブッシュ10と第2ベアリング9とが介装されている。
前記シンクロハブ2は、メインシャフト1に結合された同期部材であり、図3に示すように、内側に前記メインシャフト1のシャフトスプライン1aと結合するハブボススプライン2aが形成され、外周部に前記カップリングスリーブ3のカップリングスプライン歯3aと結合するハブスプライン歯2bが形成されている。そして、シンクロハブ2の両クラッチギヤ4,7に向かって延在するハブフランジ部の内面には、後述するクラッチギヤコーン面4c,7cと対向するシンクロハブコーン面2c,2cが形成されている。さらに、前記ハブスプライン歯2bが形成された円筒面上には、前記押し付けボール機構11のバネ11bとボール11cを組み込むシンクロハブ穴11aが、円周上の等間隔位置に3箇所形成されている。
前記カップリングスリーブ3は、前記シンクロハブ2とスプライン結合された変速操作荷重の入力部材であり、図4に示すように、スリーブ内面には、両端部にチャンファを有するカップリングスプライン歯3aが形成され、このカップリングスプライン歯3aは、前記ハブスプライン歯2bと結合する。スリーブ外面には、図外のシフトフォークが嵌着するフォーク溝3bが形成されている。さらに、スリーブ内面には、前記押し付けボール機構11のボール11cが、バネ11bの付勢力を受けて嵌み合うボール溝11dが、円周上の等間隔位置に3箇所形成されている。なお、図4の3a’は、ボール溝11dを設定するためのスプライン歯である。
前記第1クラッチギヤ4は、図1に示すように、前記第1ギヤ5に対し圧入等により一体的に設けられた同期部材であり、外周位置に前記カップリングスプライン歯3aのチャンファと対向するチャンファを有する第1クラッチギヤスプライン歯4aが形成され、内周面は第1ギヤ5との圧入面4bとされている。そして、第1クラッチギヤ4のシンクロハブ2に向かって延在するギヤフランジ部の外面には、前記シンクロハブコーン面2cと対向する第1クラッチギヤコーン面4cが形成されている。
前記第2クラッチギヤ7は、図1に示すように、前記第2ギヤ7に対し圧入等により一体的に設けられた同期部材であり、外周位置に前記カップリングスプライン歯3aのチャンファと対向するチャンファを有する第2クラッチギヤスプライン歯7aが形成され、内周面は第2ギヤ8との圧入面7bとされている。そして、第2クラッチギヤ7のシンクロハブ2に向かって延在するギヤフランジ部の外面には、前記シンクロハブコーン面2cと対向する第2クラッチギヤコーン面7cが形成されている。
前記押し付けボール機構11は、前記カップリングスリーブ3の軸方向移動に連動させて、前記シンクロハブ2に対し、前記第1クラッチギヤ4または第2クラッチギヤ7に向かう方向の押し付け力を発生させる押し付け力発生手段で、前記シンクロハブ2の円周上に3箇所設けたシンクロハブ穴11aと、該シンクロハブ穴11aに組み込まれるバネ11bおよびボール11cと、前記カップリングスリーブ3の円周上に3箇所設けたボール溝11dと、を有して構成されている。この押し付けボール機構11は、カップリングスリーブ3の移動に伴いボール溝11dがボール11cをシンクロハブ穴11a方向に押し込むことで押し付け力を発生し、カップリングスリーブ3の移動量が、カップリングスプライン歯3aのチャンファがクラッチギヤスプライン歯4a,7aのチャンファに当たる直前の位置まで達したら、ボール11cがボール溝11dから外れて押し付け力を解除する。
前記弾性部材12は、前記シンクロハブ2に、前記第1クラッチギヤ4または第2クラッチギヤ7に向かう方向の押し付け力とは反対方向に戻し力を発生させる戻し力発生手段である。この弾性部材12として、実施例1では、図1に示すように、狭い隙間に設定できるウェーブスプリングを用いている。このウェーブスプリングは、ハブボス側面とメインシャフト1の段差面との間、および、ハブボス側面とギヤブッシュ10(軸一体部材)の端面との間、にそれぞれ介装し、前記シンクロハブ2の移動による弾性変形にて戻し力を発生する。
そして、前記押し付けボール機構11による押し付け力F1(図5)と、前記弾性部材12による戻し力f1(図5)と、前記押し付けボール機構11による抵抗力f2(図7)との関係を、F1>f1>f2となるように設定している。ここで、押し付けボール機構11による「抵抗力f2」とは、図7に示すように、ボール溝11dを設定するためのスプライン歯3a’とボール11cとの摩擦係数μとバネ11bのバネ荷重によるフリクション抵抗による力をいう。
また、実施例1の同期装置では、図1に示すように、前記シンクロハブ2の側面とメインシャフト1の段差面との隙間をX、前記シンクロハブ2のハブボス側面と第1クラッチギヤコーン面4cの先端との隙間をY、前記シンクロハブ2と第1クラッチギヤスプライン歯4aの端面との隙間をZ、としたとき、隙間X,Z,Yの関係をX≧Z>Yとなるように設定している。なお、この第1クラッチギヤ4との隙間X,Z,Yの相対関係は、第2クラッチギヤ7に対しても同様の相対関係としている。
次に、作用を説明する。
[変速同期作用]
実施例1の変速機の同期装置による同期作用について、図1及び図5〜図8を用いて説明する。ここでは、カップリングスリーブ3を図1及び図5〜図8の右方向に移動させ、メインシャフト1と第1ギヤ5の回転を同期させ、メインシャフト1と第1ギヤ5とを一体に回転させる変速例について説明する。
実施例1の変速機の同期装置による同期作用について、図1及び図5〜図8を用いて説明する。ここでは、カップリングスリーブ3を図1及び図5〜図8の右方向に移動させ、メインシャフト1と第1ギヤ5の回転を同期させ、メインシャフト1と第1ギヤ5とを一体に回転させる変速例について説明する。
(a)同期前
図1は同期前の中立状態を示していて、同期側(シンクロハブ2及びカップリングスリーブ3)はエンジン回転速度で回転し、被同期側(第1クラッチギヤ4)は車両側回転速度で回転しており、シンクロハブコーン面2cは第1クラッチギヤコーン面4cとは接触していない。押し付けボール機構11のボール11cは、バネ11bからの付勢力Fを受けて、ボール溝11dに嵌まり込んだ状態である。
図1は同期前の中立状態を示していて、同期側(シンクロハブ2及びカップリングスリーブ3)はエンジン回転速度で回転し、被同期側(第1クラッチギヤ4)は車両側回転速度で回転しており、シンクロハブコーン面2cは第1クラッチギヤコーン面4cとは接触していない。押し付けボール機構11のボール11cは、バネ11bからの付勢力Fを受けて、ボール溝11dに嵌まり込んだ状態である。
(b)同期中
上記同期前の中立状態からシフトレバー操作またはアクチュエータ動作によりシフトフォークを介してカップリングスリーブ3を図5の右方向(選択ポジション方向)に移動させると、押し付けボール機構11のボール11cが、バネ11bからの付勢力Fを受けて、ボール溝11dに押し付けられているため、シンクロハブ2が、メインシャフト1とのスプライン結合部においてカップリングスリーブ3と連動して動く。
上記同期前の中立状態からシフトレバー操作またはアクチュエータ動作によりシフトフォークを介してカップリングスリーブ3を図5の右方向(選択ポジション方向)に移動させると、押し付けボール機構11のボール11cが、バネ11bからの付勢力Fを受けて、ボール溝11dに押し付けられているため、シンクロハブ2が、メインシャフト1とのスプライン結合部においてカップリングスリーブ3と連動して動く。
この時、押し付けボール機構11のボール溝11dは、ボール11cをシンクロハブ穴11aに押し込もうとすることで、F1kgの荷重が発生し、シンクロハブコーン面2cが第1クラッチギヤコーン面4cへ接触し、同期摩擦トルクを発生して同期を開始する。
また、シンクロハブ2の移動により、同時に弾性部材12も押され、カップリングスリーブ3のストローク方向の反対側へシンクロハブ2を戻そうとするf1kgの荷重が発生するが、荷重の大きさ関係は、F1kg>f1kgという関係であるため、シンクロハブ2はカップリングスリーブ3の方向へ進み、シンクロハブ2と第1クラッチギヤ4との相対回転を抑える同期作用を継続し、シンクロハブ2と第1クラッチギヤ4との回転が一致すると回転同期を終了する。
また、シンクロハブ2の移動により、同時に弾性部材12も押され、カップリングスリーブ3のストローク方向の反対側へシンクロハブ2を戻そうとするf1kgの荷重が発生するが、荷重の大きさ関係は、F1kg>f1kgという関係であるため、シンクロハブ2はカップリングスリーブ3の方向へ進み、シンクロハブ2と第1クラッチギヤ4との相対回転を抑える同期作用を継続し、シンクロハブ2と第1クラッチギヤ4との回転が一致すると回転同期を終了する。
また、シンクロハブ2の側面とメインシャフト1の段差面との隙間Xと、シンクロハブ2のハブボス側面と第1クラッチギヤコーン面4cの先端との隙間Yと、シンクロハブ2と第1クラッチギヤスプライン歯4aの端面との隙間Zとの関係は、X≧Z>Yとなるように設定しているため、図8に示すように、同期摩擦トルクを発生する同期中における各部の隙間関係として、例えば、シンクロハブコーン面2cと第1クラッチギヤコーン面4cが摩耗して背面隙間Yが限りなくゼロに近くなったとしても、X≧Z>Yという隙間関係から、オイル進入隙間Xとオイル排出隙間Zはゼロ以上の隙間が確保される。つまり、オイル進入隙間Xから進入したオイルは、両コーン面2c,4cを経過し、オイル排出隙間Zから外に排出される。
(c)同期終了後
同期が終了すると、さらに、カップリングスリーブ3は移動し、押し付けバネ機構11のボール11cを、シンクロハブ穴11aへ完全に押し込み、F1kgの荷重が解除される。つまり、カップリングスリーブ3の移動に伴い、カップリングスプライン歯3aのチャンファは、図5に示す位置から、図6に示す第1クラッチギヤスプライン歯4aのチャンファに接触する位置までのトラベル量s(図5)だけ移動する。
カップリングスリーブ3がさらに進むと、図6に示すように、押し付けバネ部材11のボール11cは、バネ11bによりカップリングスプライン歯3a’に押し続けているので、ボール11cとカップリングスプライン歯3a’との接触点において、戻し力f1kgの反力である抵抗力f2が発生する。しかし、この時の戻し力f1kgと抵抗力f2kgとの関係は、f1>f2となるように設定しているため、シンクロハブ2は戻し力f1kgを受けて初期位置に戻る。
そして、カップリングスリーブ3がさらに進み、カップリングスプライン歯3aのチャンファが第1クラッチギヤスプライン歯4aのチャンファを押し分け、カップリングスプライン歯3aと第1クラッチギヤスプライン歯4aとが噛み合い、図7に示すように、変速動作が完了する。
同期が終了すると、さらに、カップリングスリーブ3は移動し、押し付けバネ機構11のボール11cを、シンクロハブ穴11aへ完全に押し込み、F1kgの荷重が解除される。つまり、カップリングスリーブ3の移動に伴い、カップリングスプライン歯3aのチャンファは、図5に示す位置から、図6に示す第1クラッチギヤスプライン歯4aのチャンファに接触する位置までのトラベル量s(図5)だけ移動する。
カップリングスリーブ3がさらに進むと、図6に示すように、押し付けバネ部材11のボール11cは、バネ11bによりカップリングスプライン歯3a’に押し続けているので、ボール11cとカップリングスプライン歯3a’との接触点において、戻し力f1kgの反力である抵抗力f2が発生する。しかし、この時の戻し力f1kgと抵抗力f2kgとの関係は、f1>f2となるように設定しているため、シンクロハブ2は戻し力f1kgを受けて初期位置に戻る。
そして、カップリングスリーブ3がさらに進み、カップリングスプライン歯3aのチャンファが第1クラッチギヤスプライン歯4aのチャンファを押し分け、カップリングスプライン歯3aと第1クラッチギヤスプライン歯4aとが噛み合い、図7に示すように、変速動作が完了する。
[従来技術での変速同期作用と問題点]
実施例1の同期装置との対比を明らかにするため、現行の手動変速機に適用されているカップリングスリーブaとクラッチギヤeとの間にボークリングbを介装した同期装置での変速同期作用を、図9〜図14を用いて説明する。
実施例1の同期装置との対比を明らかにするため、現行の手動変速機に適用されているカップリングスリーブaとクラッチギヤeとの間にボークリングbを介装した同期装置での変速同期作用を、図9〜図14を用いて説明する。
図9は同期前の中立状態を示していて、この状態から選択ポジションにシフト操作を行うと、図10に示すように、カップリングスリーブaが選択ポジション方向へストロークする。インサートキーcは、カップリングスリーブaにスプリングスプレッドdによりfkgの付勢力より押し付けられているため、カップリングスリーブaと連動して動く。
そして、カップリングスリーブaの溝aaがインサートキーcの山ccを乗り越えることで、図11に示すように、インサートキーロック力ffkgが発生し、ボークリングbを押す。ボークリングbを押すことで、ボークリングコーン面mにはインデックス(割り出し)に必要な摩擦力が発生し、ボークリングスプライン歯b’はインデックス量Lだけ割り出される。
その後、カップリングスプライン歯a’のチャンファは、ボークリングスプライン歯b’のチャンファを押し、ボークリングコーン面mとクラッチギヤコーン面nに摩擦力(同期トルク)を発生させて同期を開始し、カップリングスリーブaとクラッチギヤeの回転差が無くなることで同期を終了する(図12)。
カップリングスリーブaはさらに進み、カップリングスプライン歯a’のチャンファは、ボークリングスプライン歯b’のチャンファを押し分け、図12のwの位置まで進む。この時に、カップリングスプライン歯a’のチャンファと、クラッチギヤスプライン歯e’のチャンファとの距離をトラベル量s’と規定する。
さらに、カップリングスリーブaが進み、トラベル量s’だけストロークして、図13に示すように、カップリングスプライン歯a’のチャンファが、クラッチギヤスプライン歯e’のチャンファと当たる。
そして、カップリングスプライン歯a’のチャンファが、クラッチギヤスプライン歯e’のチャンファを押し分け、図14に示すように、スプライン歯同士が噛み合いシフト操作が完了する。
そして、カップリングスプライン歯a’のチャンファが、クラッチギヤスプライン歯e’のチャンファを押し分け、図14に示すように、スプライン歯同士が噛み合いシフト操作が完了する。
・問題点1
上記現行の同期装置では、シンクロハブgとクラッチギヤbとの間にボークリングbを介挿させる構成となっていたため、軸方向長さが長くなり、同期終了後、カップリングスプライン歯a’のチャンファが、クラッチギヤスプライン歯e’のチャンファに当たるまでのストローク量であるトラベル量s’が長くなるという問題があった。
上記現行の同期装置では、シンクロハブgとクラッチギヤbとの間にボークリングbを介挿させる構成となっていたため、軸方向長さが長くなり、同期終了後、カップリングスプライン歯a’のチャンファが、クラッチギヤスプライン歯e’のチャンファに当たるまでのストローク量であるトラベル量s’が長くなるという問題があった。
・問題点2
同期終了後のトラベル量s’が長い構成であるため、シフト完了までの時間が長くなり、その間に同期崩れが発生し、ギヤ鳴き(同期崩れによる回転差が大きい時)及び二段入り荷重が大きくなり(同期崩れによる回転差が小さい時)、手動変速機では操作フィーリングが悪化するし、自動MTでは変速時の異音や振動の原因となってしまうという問題があった。
同期終了後のトラベル量s’が長い構成であるため、シフト完了までの時間が長くなり、その間に同期崩れが発生し、ギヤ鳴き(同期崩れによる回転差が大きい時)及び二段入り荷重が大きくなり(同期崩れによる回転差が小さい時)、手動変速機では操作フィーリングが悪化するし、自動MTでは変速時の異音や振動の原因となってしまうという問題があった。
[実施例1の同期装置における特徴点]
実施例1の同期装置では、シンクロハブ2とクラッチギヤ4,7とに、互いに対向するシンクロハブコーン面2c,2cとクラッチギヤコーン面4c,7cを形成し、カップリングスリーブ3の軸方向移動に連動させて、シンクロハブ2に対し、第1クラッチギヤ4または第2クラッチギヤ7に向かう方向の押し付け力を発生させる押し付けボール機構11を設けた。このため、カップリングスリーブ3をシフトさせると、ボール溝11dに押し付けられているボール11cにより、シンクロハブ2が連動してシフト方向へ動き、シンクロハブコーン面2cがクラッチギヤコーン面4c,7cに当たり、同期力を発生させて同期作用が行われる。すなわち、現行の同期装置に使われているボークリングを有さない構成であるため、同期装置の軸方向長さが短縮され、カップリングスプライン歯3aのチャンファとクラッチギヤスプライン歯4a,7aのチャンファとの間のトラベル量sを、現行の同期装置におけるトラベル量s’に比べて減少させることができる。
実施例1の同期装置では、押し付けボール機構11は、カップリングスリーブ3の移動に伴いボール溝11dがボール11cをシンクロハブ穴11a方向に押し込むことで押し付け力を発生し、カップリングスリーブ3の移動量が、カップリングスプライン歯3aのチャンファがクラッチギヤスプライン歯4a,7aのチャンファに当たる直前の位置まで達したら、ボール11cがボール溝11dから外れて押し付け力を解除する。このように、カップリングスプライン歯3aとクラッチギヤスプライン歯4aとが噛み合う寸前まで同期力を発生させていることと、上記したトラベル量sの減少により、シフト完了までの時間を短時間で済ませることができるため、同期崩れによるギヤ鳴き防止、並びに、二段入り荷重の減少を達成することができる。
前記シンクロハブ2に、前記第1クラッチギヤ4または第2クラッチギヤ7に向かう方向の押し付け力とは反対方向に戻し力を発生させる戻し力発生手段としての弾性部材12を設け、前記押し付けボール機構11による押し付け力F1(図5)と、前記弾性部材12による戻し力f1(図5)との関係を、F1>f1となるように設定したため、押し付け力F1が解除された後、シンクロハブ2は初期位置に戻り、シンクロハブコーン面2cとクラッチギヤコーン面4c,7cの引きずりを防止し、フリクションの増大を防ぐことができる。
前記押し付けボール機構11による押し付け力F1(図5)と、前記弾性部材12による戻し力f1(図5)と、前記押し付けボール機構11による抵抗力f2(図7)との関係を、F1>f1>f2となるように設定した。よって、押し付け力F1が復帰するまで、戻し力f1によりシンクロハブ2は所定の位置にとどまる、つまり、押し付け力F1が復帰するまでは、ボール溝11dを設定するためのスプライン歯3a’とボール11cとの摩擦係数μとバネ11bのバネ荷重による抵抗力(フリクション)f2となるため、カップリングスリーブ3のボール溝11dへのボール11cの戻り不良を防止することができる。
弾性部材12として、狭い隙間に設定できるウェーブスプリングを用い、このウェーブスプリングを、ハブボス側面とメインシャフト1の段差面との間、および、ハブボス側面とギヤブッシュ10の端面との間、にそれぞれ介装した。つまり、シンクロハブ2とメインシャフト1とは回転方向に位置規制するスプライン結合されており、シンクロハブ2とメインシャフト1、及び、シンクロハブ2とギヤブッシュ10との間には相対回転が無いため、弾性部材12の摩耗や破損を防止することができる。
前記シンクロハブ2の側面とメインシャフト1の段差面との隙間をX、前記シンクロハブ2のハブボス側面と第1クラッチギヤコーン面4cの先端との隙間をY、前記シンクロハブ2と第1クラッチギヤスプライン歯4aの端面との隙間をZ、としたとき、隙間X,Z,Yの関係をX≧Z>Yとなるように設定した。
よって、隙間X,Z,Yの関係は、X≧min(Z,Y)が成立する設定となっているため、第1クラッチギヤコーン面4cの摩耗が進行しても、背面隙間Zまたは背面隙間Yがゼロになるまでは隙間Xが確保される。つまり、背面隙間Zまたは背面隙間Yがゼロになるまで同期機能を維持することができる。
また、シンクロハブ2と第1クラッチギヤスプライン歯4aの端面との背面隙間Zが、シンクロハブ2のハブボス側面と第1クラッチギヤコーン面4cの先端との背面隙間Yよりも大きい、つまり、Z>Yの関係が成立するように設定したため、同期作用時にコーン面2c,4cのオイル(油膜を切るときに出るオイル)を排出する経路(オイルは遠心力により径方向外側へ行く。)を確保することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の変速機の同期装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
実施例1の変速機の同期装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) シンクロハブ2に結合されたカップリングスリーブ3を軸方向に移動させる変速時、カップリングスプライン歯3aがクラッチギヤ4,7に形成されたクラッチギヤスプライン歯4a,7aのみに噛み合い変速を完了する変速機の同期装置において、前記シンクロハブ2と前記クラッチギヤ4,7とに、互いに対向するシンクロハブコーン面2cとクラッチギヤコーン面4c,7cを形成し、前記カップリングスリーブ3の軸方向移動に連動させて、前記シンクロハブ2に対し、前記クラッチギヤ4,7に向かう方向の押し付け力を発生させる押し付け力発生手段を設け、前記シンクロハブ2と軸との隙間をX、前記シンクロハブ2とクラッチギヤコーン面4c,7cの先端との隙間をY、前記シンクロハブ2とクラッチギヤスプライン歯4a,7aの端面との隙間をZ、としたとき、隙間X,Y,Zの関係を、X≧min(Y,Z)となるように設定したため、隙間Yまたは隙間Zがゼロになるまで同期機能を維持し、同期装置としての製品寿命を長く確保することができる。
(2) 前記隙間X,Y,Zのうち、隙間Y,Zの関係を、Z>Yとなるように設定したため、同期作用時にコーン面2c,4cのオイルを排出する経路が確保され、コーン面2c,4c間での摩耗進行を抑制することができる。
(3) 前記シンクロハブ2に、前記クラッチギヤ4,7に向かう方向の押し付け力F1とは反対方向に戻し力f1を発生させる戻し力発生手段を設け、前記押し付け力発生手段による押し付け力F1と、前記戻し力発生手段による戻し力f1との関係を、F1>f1となるように設定したため、押し付け力F1が解除された後、シンクロハブ2は初期位置に戻り、シンクロハブコーン面2cとクラッチギヤコーン面4c,7cの引きずりを防止し、フリクションの増大を防ぐことができる。
(4) 前記戻し力発生手段は、前記シンクロハブ2の側面と、前記シンクロハブ2が結合されるメインシャフト1とギヤブッシュ10との間に介装し、前記シンクロハブ2の移動による弾性変形にて戻し力を発生する弾性部材12,12であるため、相対回転が無い位置への弾性部材12,12の設定となり、弾性部材12,12の摩耗や破損を防止することができる。
(5) 前記押し付け力発生手段による押し付け力F1と、前記戻し力発生手段による戻し力f1と、前記押し付け力発生手段による抵抗力f2との関係を、F1>f1>f2となるように設定したため、カップリングスリーブ3のボール溝11dへのボール11cの戻り不良を防止することができる。
(6) 変速時に互いに接触するシンクロハブコーン面2cとクラッチギヤコーン面4c,7cとを、一対の面としたため、伝達トルクが小さい変速段間の同期装置として最適な同期装置を提供することができる。
実施例2は、変速時に互いに接触するシンクロハブコーン面とクラッチギヤコーン面とが二対の面であるダブルコーンタイプの同期装置の例である。
すなわち、図15に示すように、シンクロハブ2の第1クラッチギヤ4と対向する側面にはシンクロハブコーン面2c,2cが形成されたテーパ凹面を有し、シンクロハブ2の第2クラッチギヤ7と対向する側面にはシンクロハブコーン面2c,2cが形成されたテーパ凹面を有する。そして、第1クラッチギヤ4には、シンクロハブコーン面2c,2cと対向する第1クラッチギヤコーン面4c,4cが形成されたテーパ凸部を有し、第2クラッチギヤ7には、シンクロハブコーン面2c,2cと対向する第2クラッチギヤコーン面7c,7cが形成されたテーパ凸部を有する。つまり、第1クラッチギヤ4と同期する変速時、及び、第2クラッチギヤ7と同期する変速時、それぞれ二対の面を互いに接触させるようにしている。なお、他の構成は実施例1と同様であるので、同一構成には図面に同一符号を付して説明を省略する。
同期作用については、カップリングスリーブ3を軸方向に移動させる同期時に二対の面により同期摩擦トルクが発生し、相対回転差を無くするように同期作用を行う点を除いて実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例2の変速機の同期装置にあっては、実施例1の(1)乃至(6)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
実施例2の変速機の同期装置にあっては、実施例1の(1)乃至(6)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(7) 一方への変速時に互いに接触するシンクロハブコーン面2c,2cと第1クラッチギヤコーン面4c,4cとし、他方への変速時に互いに接触するシンクロハブコーン面2c,2cと第2クラッチギヤコーン面7c,7cとし、それぞれ二対のコーン面接触としたため、伝達トルクが大きな変速段間の同期装置として最適な同期装置を提供することができる。
以上、本発明の変速機の同期装置を実施例1および実施例2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1,2では、押し付け力発生手段として、押し付けボール機構による例を示したが、カップリングスリーブの軸方向移動に連動させて、シンクロハブに対し、クラッチギヤに向かう方向の押し付け力を発生させる手段であれば、具体的な構成は実施例1,2で示した押し付けボール機構に限られない。
実施例1,2では、戻し力発生手段として、ウェーブスプリングによる弾性部材の例を示したが、クラッチギヤに向かう方向の押し付け力とは反対方向に戻し力を発生させる手段であれば、具体的な構成は実施例1,2で示した弾性部材に限られない。
本発明の変速機の同期装置は、シフトレバーをドライバーによる手動操作により変速する手動変速機の同期装置として適用できるし、また、エンジンとの間に制御型クラッチを有し、変速時、制御型クラッチを切り離している間にアクチュエータにより変速するいわゆる自動MTと呼ばれる変速機の同期装置としても適用できる。
1 メインシャフト
2 シンクロハブ
2c シンクロハブコーン面
3 カップリングスリーブ
3a カップリングスプライン歯
4 第1クラッチギヤ
4a 第1クラッチギヤスプライン歯
4c 第1クラッチギヤコーン面
5 第1ギヤ
6 第1ベアリング
7 第2クラッチギヤ
7a 第2クラッチギヤスプライン歯
7c 第2クラッチギヤコーン面
8 第2ギヤ
9 第2ベアリング
10 ギヤブッシュ
11 押し付けバネ機構(押し付け力発生手段)
11a シンクロハブ穴
11b バネ
11c ボール
11d ボール溝
12 弾性部材(戻し力発生手段)
2 シンクロハブ
2c シンクロハブコーン面
3 カップリングスリーブ
3a カップリングスプライン歯
4 第1クラッチギヤ
4a 第1クラッチギヤスプライン歯
4c 第1クラッチギヤコーン面
5 第1ギヤ
6 第1ベアリング
7 第2クラッチギヤ
7a 第2クラッチギヤスプライン歯
7c 第2クラッチギヤコーン面
8 第2ギヤ
9 第2ベアリング
10 ギヤブッシュ
11 押し付けバネ機構(押し付け力発生手段)
11a シンクロハブ穴
11b バネ
11c ボール
11d ボール溝
12 弾性部材(戻し力発生手段)
Claims (7)
- シンクロハブに結合されたカップリングスリーブを軸方向に移動させる変速時、カップリングスプライン歯がクラッチギヤに形成されたクラッチギヤスプライン歯のみに噛み合い変速を完了する変速機の同期装置において、
前記シンクロハブと前記クラッチギヤとに、互いに対向するシンクロハブコーン面とクラッチギヤコーン面を形成し、前記カップリングスリーブの軸方向移動に連動させて、前記シンクロハブに対し、前記クラッチギヤに向かう方向の押し付け力を発生させる押し付け力発生手段を設け、
前記シンクロハブと軸との隙間をX、前記シンクロハブとクラッチギヤコーン面の先端との隙間をY、前記シンクロハブとクラッチギヤスプライン歯の端面との隙間をZ、としたとき、隙間X,Y,Zの関係を、X≧min(Y,Z)となるように設定したことを特徴とする変速機の同期装置。 - 請求項1に記載された変速機の同期装置において、
前記隙間X,Y,Zのうち、隙間Y,Zの関係を、Z>Yとなるように設定したことを特徴とする変速機の同期装置。 - 請求項1または2に記載された変速機の同期装置において、
前記シンクロハブに、前記クラッチギヤに向かう方向の押し付け力とは反対方向に戻し力を発生させる戻し力発生手段を設け、
前記押し付け力発生手段による押し付け力F1と、前記戻し力発生手段による戻し力f1との関係を、F1>f1となるように設定したことを特徴とする変速機の同期装置。 - 請求項3に記載された変速機の同期装置において、
前記戻し力発生手段は、前記シンクロハブの側面と、前記シンクロハブが結合される軸または軸一体部材との間に介装し、前記シンクロハブの移動による弾性変形にて戻し力を発生する弾性部材であることを特徴とする変速機の同期装置。 - 請求項3または4に記載された変速機の同期装置において、
前記押し付け力発生手段による押し付け力F1と、前記戻し力発生手段による戻し力f1と、前記押し付け力発生手段による抵抗力f2との関係を、F1>f1>f2となるように設定したことを特徴とする変速機の同期装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載された変速機の同期装置において、
変速時に互いに接触するシンクロハブコーン面とクラッチギヤコーン面とを、一対の面としたことを特徴とする変速機の同期装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載された変速機の同期装置において、
変速時に互いに接触するシンクロハブコーン面とクラッチギヤコーン面とを、二対の面としたことを特徴とする変速機の同期装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004070735A JP2005256995A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 変速機の同期装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004070735A JP2005256995A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 変速機の同期装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005256995A true JP2005256995A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35082911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004070735A Pending JP2005256995A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 変速機の同期装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005256995A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013536920A (ja) * | 2010-09-03 | 2013-09-26 | ヘルビガー アントリエブステクニック ホールディング ゲーエムベーハー | 事前に組み立てられた同期リングを備えた伝達装置 |
| CN106678298A (zh) * | 2016-12-31 | 2017-05-17 | 袁廷华 | 一种无级变速器 |
-
2004
- 2004-03-12 JP JP2004070735A patent/JP2005256995A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013536920A (ja) * | 2010-09-03 | 2013-09-26 | ヘルビガー アントリエブステクニック ホールディング ゲーエムベーハー | 事前に組み立てられた同期リングを備えた伝達装置 |
| US9062720B2 (en) | 2010-09-03 | 2015-06-23 | Hoerbiger Antriebstechnik Holding Gmbh | Transmitter with preassembled synchronizer rings |
| CN106678298A (zh) * | 2016-12-31 | 2017-05-17 | 袁廷华 | 一种无级变速器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5419624B2 (ja) | 変速機用同期装置 | |
| JP6218356B2 (ja) | 変速機用同期装置 | |
| JP2005114156A (ja) | 変速機の同期装置 | |
| JP5632679B2 (ja) | 同期装置およびそれを備える変速機 | |
| JP2001132771A (ja) | トランスミッションの同期結合装置 | |
| JP2012057786A (ja) | 変速機の同期結合機構 | |
| JP2005256995A (ja) | 変速機の同期装置 | |
| JP4069992B2 (ja) | トランスミッションのシンクロナイザ装置 | |
| JP2005113975A (ja) | 変速機用同期装置 | |
| JP2017053396A (ja) | 同期噛合装置 | |
| JP2007292151A (ja) | 変速機のシンクロメッシュ機構 | |
| JP2009156327A (ja) | 自動車用変速機 | |
| JP2008215450A (ja) | 変速機の同期装置 | |
| JP2007071219A (ja) | 変速機の同期装置 | |
| JP2005344849A (ja) | 変速機用クラッチの同期装置 | |
| JP4778224B2 (ja) | 副変速機の同期装置 | |
| JP2006009874A (ja) | 変速機の同期装置 | |
| JP6204156B2 (ja) | 変速機用同期装置 | |
| JP2005163833A (ja) | 手動変速機の同期装置 | |
| JP4747678B2 (ja) | 変速機の同期装置 | |
| CN107013601B (zh) | 变速器的异响降低装置 | |
| JP4421447B2 (ja) | トランスミッションの同期結合装置 | |
| JP2005201415A (ja) | 変速機のシンクロナイザディテント構造 | |
| JP2841550B2 (ja) | 変速機のシンクロメッシュ機構 | |
| JP2008075672A (ja) | 変速機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20051117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |