JP2005285367A - プラズマ発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラズマリアクター容積に対するプラズマ空間容積率の高いプラズマ生成、さらには電力効率の高いプラズマ生成を実現する。
【解決手段】プラズマリアクター、すなわちプラズマ処理室A内には、接地側電極3、高圧側電極4、および両者の間に配置された誘電体部材5が設けられている。誘電体部材5は、多孔質セラミック基材に無機誘電物質を被覆した構造を有している。
【選択図】図1
【解決手段】プラズマリアクター、すなわちプラズマ処理室A内には、接地側電極3、高圧側電極4、および両者の間に配置された誘電体部材5が設けられている。誘電体部材5は、多孔質セラミック基材に無機誘電物質を被覆した構造を有している。
【選択図】図1
Description
本発明は、プラズマ発生装置、特に常圧下でプラズマを生成する大気圧プラズマ発生装置に関する。
プラズマを発生するプラズマ発生装置の放電方式として、無声放電、パルス放電、沿面放電、或いは強誘電体ペレット充填放電などが知られている。これらの放電方式は、いずれも、大気圧或いはそれに近い圧力状態の所定の空間に対し、その空間の近傍に位置する電極に電圧を加えることで所定の空間をプラズマ状態にするものである。例えば、強誘電体ペレット充填放電では、接地側電極と高圧側電極との間にペレット状の強誘電体が配置されていて、両電極間に電圧を印加することにより、ペレット状強誘電体間に形成されている空隙にプラズマを生成している。
特開平8−321397号公報
しかしながら、上述した無声放電、沿面放電、或いは強誘電体ペレット充填放電では、放電を効果的に生起させる理由から、放電空間が非常に狭くなっている。特に、強誘電体ペレット充填放電においては、放電密度を高くするためにペレットサイズは比較的小さなものとされるのが一般的であり、このため、プラズマリアクター容積に対し強誘電体ペレットの占有する容積が非常に大きく、空隙率が、したがってプラズマ空間容積率が非常に小さい。また、この構成では、ペレット間に形成される空隙が小さいため、被処理ガスをプラズマ空間に流通させて使用する場合、圧力損失が大きくなるという問題もある。ペレットサイズを大きくすることで、空隙率を高くすることができるが、この場合、ペレット状強誘電体間に生じる空隙が大きくなることで高密度なプラズマ空間を得にくくなるという問題点がある。
また、従来技術では、強誘電体部の容積が大きい為、プラズマを生成するために投入する電力に対し、発熱で消費される電力の割合が大きく、放電に対する電力効率が悪いという問題点があった。特許文献1には、粒状導電性材料の表面に強誘電物質を被覆した誘電体を接地側電極と高圧側電極との間に充填し、両電極間に電圧を印加してプラズマを発生させる構成とすることで、従来の強誘電物質のみで形成された誘電体を使用した場合に対し、放電開始電圧の低電圧化を図った技術が開示されている。しかしながら、特許文献1の技術は、上述したような問題点を解決できるものではない。
また、上記のような問題点に対して、プラズマリアクター容積に対しプラズマ空間容積率を高くする方法として、多孔質状のセラミックを電極間に配置することが考えられる。しかしながら、電極間に配置する多孔質状セラミックをチタン酸バリウム等の強誘電物質から形成した場合、電力の発熱消費に関して、またアルミナのような誘電率の低い物質から形成した場合、放電開始電圧に関してさらに改善の余地が有る。
本発明は、従来技術における上記課題に鑑み、プラズマリアクター容積に対するプラズマ空間容積率の高いプラズマ生成、さらには電力効率の高いプラズマ生成を実現するプラズマ発生装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の一実施態様のプラズマ発生装置は、接地側電極と、高圧側電極と、接地側電極と高圧側電極との間に配置された誘電体部材とを備え、接地側電極と高圧側電極との間に電圧を印加することにより常圧下でプラズマを生成するプラズマ発生装置であって、誘電体部材は、多孔質セラミック基材に無機誘電物質を被覆した構造を有することを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様のプラズマ発生装置は、誘電体部材が、ハニカム形状セラミック基材に無機誘電物質を被覆した構造を有することを特徴とする。
上記構成のプラズマ発生装置によれば、プラズマ空間におけるプラズマ密度を低下させることなく、プラズマリアクター容積に対するプラズマ空間容積率を高め、また、電力効率を高めることができる。また、強誘電物質または誘電率の低い物質の単体からなる多孔質状セラミック部材を電極間に配置した構成に比べて、電力の発熱消費を低減し、放電開始電圧を低電圧化することができる。
本発明によれば、プラズマリアクター容積に対し、プラズマ空間容積率の高いプラズマ生成、さらには電力効率の高いプラズマ生成を実現することができる。
以下に、図を用いて、本発明の実施の形態を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1及び図2は、それぞれ本発明の一実施形態のプラズマ発生装置の構成を示す概略図であり、(a),(b)は、互いに直交する面にそれぞれ沿った断面図である。図3は、図2のプラズマ発生装置に用いている誘電体部材の模式図である。図4及び図5は、それぞれ、図1及び図2と同等の構成のプラズマ発生装置を用いたガス処理装置の構成例を示す概略図である。
図1に示すプラズマ発生装置は、電圧を印加するための接地側電極3と高圧側電極4、および両者の間に配置された誘電体部材5が外壁部材2内に配置された、プラズマ処理を実行するためのプラズマ処理室A、すなわちプラズマリアクターを有している。接地側電極3と高圧側電極4は、誘電体部材5を挟んで平行に設けられ、すなわち、プラズマ処理室Aは平行平板型プラズマリアクターとして構成されている。接地側電極3と高圧側電極4は、複数の誘電体部材5を挟んで交互に複数設けられており、プラズマ処理室Aは、全体として、誘電体部材5とこれを挟む接地側電極3および高圧側電極4によって構成されるプラズマ処理ユニットが複数個積層された構成となっている。
尚、図1には、矩形の形状を有するプラズマ処理室Aを示しているが、プラズマ処理室Aの形状はこれに限定されるものではない。これは、以下の各図においても同様である。
プラズマ処理室Aの、接地側電極3および高圧側電極4に直交する一側面には、プラズマ処理室A内に被処理ガスなどのガスを流入させるためのガス流入孔2aが形成され、反対側の側壁には、プラズマ処理室Aからガスを流出させるためのガス流出孔2bが形成されている。ガス流入孔2aとガス流出孔2bは、各誘電体部材5に、したがって各プラズマ処理ユニットに対応してそれぞれ複数個所に設けられている。
プラズマ処理室Aの、ガス流入孔2aが設けられた側には、系外からガスを導入するためのガス導入口1を備え、導入したガスを各ガス流入孔2aに導くガス導入部Bが設けられている。同様に、プラズマ処理室Aの、ガス流出孔2bが設けられた側には、系外にガスを排出するためのガス排出口1を備え、各ガス流入孔2bから流出したガスをガス排出口1に導くガス排出部Cが設けられている。
図1のプラズマ処理装置において、各誘電体部材5は、3次元網目構造を形成する多孔質状の構造を有しており、網目構造の間隙がガスの流路となる。この誘電体部材5は、詳細には図示していないが、多孔質セラミック基材に無機誘電物質が被覆された構造を有しており、多孔質セラミック基材に無機電物質を被覆後、焼成することによって形成されている。
この際、多孔質セラミック基材は、無機誘電物質より低い比誘電率を有しており、多孔質セラミック基材の比誘電率は50以下であることが望ましい。そうしたセラミックの好ましい具体例として、アルミナ、酸化ジルコニウムが挙げられる。一方、無機誘電物質は強誘電物質であり、無機誘電物質の比誘電率は1000以上であることが望ましい。そうした無機誘電物質の好ましい具体例として、チタン酸バリウム及びチタン酸ストロンチウムが挙げられる。しかし、これら多孔質セラミック基材、無機誘電物質は、上記の素材に限定されるものではなく、上記の条件を満たすものであれば、他のセラミックス、強誘電体を使用することができる。
図2に示すプラズマ発生装置は、誘電体部材15の構成が異なる以外は図1に示すものと同等の構成を有しており、図2において、図1と同様の部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図2に示すプラズマ発生装置における誘電体部材15は、図3に示すように、ハニカム形状セラミック基材21に無機誘電物質22を被覆した構造を有しており、ハニカム形状セラミック基材に無機電物質を被覆後、焼成して形成されている。
ハニカム形状セラミック基材21は、折り曲げ加工が可能なシート状セラミックをコルゲート加工することで波型に成形したものと、平板状のシート状セラミックとを交互に積層して構成されている。このハニカム形状セラミック基材21を構成するセラミックス材料は、無機誘電物質より低い比誘電率を有しており、ハニカム形状セラミック基材21の比誘電率は50以下であることが望ましい。そうしたセラミックス材料の好ましい具体例として、アルミナ、酸化ジルコニウムが挙げられる。無機誘電物質22は強誘電物質であり、無機誘電物質22の比誘電率は1000以上であることが望ましい。そうした無機誘電物質22の好ましい具体例として、チタン酸バリウム及びチタン酸ストロンチウムが挙げられる。しかし、これらハニカム形状セラミック基材21、無機誘電物質22は、上記の素材に限定されるものではなく、上記の条件を満たすものであれば、他のセラミックス、強誘電体を使用することができる。
図1及び図2のそれぞれに示す平行平板型プラズマリアクターを有するプラズマ発生装置は、例えば、図4,5に示すようなガス処理装置において、揮発性有害物質を含有するガスを被処理ガスとして、プラズマ処理することによって被処理ガスを無害化するのに用いることができる。図4,5に示す各ガス処理装置では、図1,2に示すのと同等の構成のプラズマ発生装置のガス導入口1に、被処理ガスを流通させるためのファン12が設けられた導入パイプ13が接続され、ガス排出口6に、処理されたガスを排出する排出パイプ14が接続されている。また、接地側電極3と高圧側電極4の間には、高圧電源11が接続されている。なお、図4,5におけるプラズマ発生装置は、図1,2に示すものとプラズマ処理ユニットの数が異なっている他は同じ構成を有している。プラズマ処理ユニットの数は、図示するものに限られず、適宜変更が可能である。
これらのガス処理装置によるガス処理は、次のように実行される。すなわち、ファン12を起動して、被処理ガスをガス導入部Bからプラズマ処理室A内の各プラズマ処理ユニット内に流入させ、誘電体部材5,15と接触させながら各プラズマ処理ユニット内を流通させ、その際、高圧電源11によって接地側電極3と高圧側電極4との間に電圧を印加する。これによって、各プラズマ処理ユニット内の、常圧下にある誘電体部材間隙空間部、および間隙壁面に放電が発生してプラズマが生起され、このプラズマによって被処理ガスが分解されて無害化される。このように各プラズマ処理ユニット内でプラズマ処理されて無害化されたガスはガス排出部Cに流出し、ガス排出口6を介して系外に排出される。
以上説明した本実施形態によれば、プラズマ処理室A、すなわちプラズマリアクターにおいて、プラズマの密度を大きく低下させることなく、空隙率を高め、高いプラズマ空間容積率を得ることができ、また、電力効率を高めることができる。また、強誘電物質または誘電率の低い物質の単体からなる多孔質状セラミック部材を電極間に配置した構成に比べて、電力の発熱消費を低減し、放電開始電圧を低電圧化することができる。
なお、平行平板型プラズマリアクターは、図6に示すような構成とすることもできる。図6に示す構成では、誘電体部材5の両側に、気体の通過が可能なメッシュ構造の接地側電極23と高圧側電極24が設けられている。この構成では、被処理ガスを、図に矢印で示すように、接地側電極23と高圧側電極24に垂直な方向に流通させて処理が行われる。この際、接地側電極23と高圧側電極24の間には、ハニカム構造の誘電体部材15を配置してもよく、この場合、誘電体部材15は、接地側電極23側の面と高圧側電極24側の面との間にガスを流通させることができるように構成する。
図6に示す平行平板型プラズマリアクターによる被処理ガスのプラズマ処理は、例えば次のように実行される。すなわち、揮発性有害物質を含有するガス等の被処理ガスを、接地側電極23と高圧側電極24との一方の側から流し、その際、高圧電源11によって接地側電極23と高圧側電極24との間に電圧を印加する。これによって、常圧下にある誘電体部材間隙空間部、間隙壁面に放電が発生してプラズマが生起され、このプラズマによって被処理ガスが分解されて無害化される。このようにプラズマリアクター内でプラズマ処理されて無害化されたガスは、接地側電極23と高圧側電極24との他方の側から流出し、系外に排出される。
本発明の特徴及び効果を、実施例、比較例1及び比較例2によって以下により具体的に説明するが、本発明はこの実施例によって何ら限定されるものではない。
実施例及び比較例1及び2においては、構成の異なるガス処理装置を使用して、以下のように、揮発性物質を含有するガスを無害化する処理を行った。
(実施例)
実施例で使用した、プラズマ発生装置を用いたガス処理装置の模式的な構成図を図7に示す。このガス処理装置においては、図1に示すのと同等の構成の平行平板型プラズマリアクターを有するプラズマ発生装置を使用した。そして、このプラズマ発生装置のガス導入口1に接続されたガス導入パイプ13は被処理ガスボンベ8から延びており、ガス流量調節器9を設けられている。ガス排出口6に接続されたガス排出パイプ14には、分析機器10が接続されている。プラズマ発生装置の接地側電極3と高圧側電極4の間には、高圧電源11が接続されている。誘電体部材5としては、多孔質アルミナ基材にチタン酸バリウム(比誘電率ε=1600)を塗布し、1250℃で焼成したものを用いた。誘電体部材5全体としての空隙率、すなわち空孔率は80%である。
(実施例)
実施例で使用した、プラズマ発生装置を用いたガス処理装置の模式的な構成図を図7に示す。このガス処理装置においては、図1に示すのと同等の構成の平行平板型プラズマリアクターを有するプラズマ発生装置を使用した。そして、このプラズマ発生装置のガス導入口1に接続されたガス導入パイプ13は被処理ガスボンベ8から延びており、ガス流量調節器9を設けられている。ガス排出口6に接続されたガス排出パイプ14には、分析機器10が接続されている。プラズマ発生装置の接地側電極3と高圧側電極4の間には、高圧電源11が接続されている。誘電体部材5としては、多孔質アルミナ基材にチタン酸バリウム(比誘電率ε=1600)を塗布し、1250℃で焼成したものを用いた。誘電体部材5全体としての空隙率、すなわち空孔率は80%である。
プラズマリアクターとしては、内容積が30mLであり、高圧側電極2及び接地側電極3の大きさが50mm×30mm×10mmであり、電極間距離が10mmのものを用いた。分析機器10としては、ガス検知管(ガステック社製)を使用した。
このガス処理装置を用い、10ppmアンモニアガスを毎分6Lの流量で流通させ、印加電圧を15kVp-pから23kVp-pに変化させてプラズマ処理を行った。放電処理後のガスを分析したところアンモニア濃度は、0ppmから7ppm程度であり、処理率としては、30%から100%となった。消費電力は、1.0W〜4.0Wとなった。
(比較例1)
比較例1では、図8に示す構成のガス処理装置を使用した。図8に示すガス処理装置には、図9示すプラズマ発生装置が用いられている。このプラズマ発生装置は、誘電体部材25として、球状の複数の誘電体を配置したものを用いた点で、図7に示す実施例のものと異なっている。誘電体としては、粒状チタン酸バリウム(粒径=3mmφ、比誘電率ε=1600)を用いた。誘電体部材25全体としての空隙率は26%である。プラズマリアクターの内容積や、高圧側電極2及び接地側電極3の大きさ、使用した分析機器10は、実施例と同様である。
(比較例1)
比較例1では、図8に示す構成のガス処理装置を使用した。図8に示すガス処理装置には、図9示すプラズマ発生装置が用いられている。このプラズマ発生装置は、誘電体部材25として、球状の複数の誘電体を配置したものを用いた点で、図7に示す実施例のものと異なっている。誘電体としては、粒状チタン酸バリウム(粒径=3mmφ、比誘電率ε=1600)を用いた。誘電体部材25全体としての空隙率は26%である。プラズマリアクターの内容積や、高圧側電極2及び接地側電極3の大きさ、使用した分析機器10は、実施例と同様である。
このガス処理装置を用い、実施例と同様にアンモニアガスを流通させ、印加電圧を変化させてプラズマ処理を行った。放電処理後のガスを分析したところアンモニア濃度は、0ppmから9.5ppm程度であり、処理率としては、5%から100%となった。消費電力は、1.0W〜6.7Wとなった。
(比較例2)
比較例2では、図9に示す構成のガス処理装置を使用した。図9に示すガス処理装置は、誘電体部材35として、図1に示すプラズマ発生装置における多孔質セラミック基材のみからなり、無機誘電物質が被覆されていないものを用いた点で、図7に示す比較例のガス処理装置と異なっている。プラズマリアクターの内容積や、高圧側電極2及び接地側電極3の大きさ、使用した分析機器10は、実施例と同様である。
(比較例2)
比較例2では、図9に示す構成のガス処理装置を使用した。図9に示すガス処理装置は、誘電体部材35として、図1に示すプラズマ発生装置における多孔質セラミック基材のみからなり、無機誘電物質が被覆されていないものを用いた点で、図7に示す比較例のガス処理装置と異なっている。プラズマリアクターの内容積や、高圧側電極2及び接地側電極3の大きさ、使用した分析機器10は、実施例と同様である。
このガス処理装置を用い、実施例と同様にアンモニアガスを流通させ、印加電圧を変化させてプラズマ処理を行った。放電処理後のガスを分析したところアンモニア濃度は、0ppmから9ppm程度であり、処理率としては、10%から100%となった。消費電力は、1.0W〜4.0Wとなった。
(評価)
実施例及び比較例1、比較例2において得られた結果を図11乃至図13にグラフとして示す。図11は、実施例と比較例1及び比較例2で得られた、消費電力に対するアンモニア処理率の変化に係る結果を示すグラフ、図12は、印加電圧に対するアンモニア処理率の変化に係る結果を示すグラフ、図13は、印加電圧に対する消費電力の変化に係る結果を示すグラフである。
(評価)
実施例及び比較例1、比較例2において得られた結果を図11乃至図13にグラフとして示す。図11は、実施例と比較例1及び比較例2で得られた、消費電力に対するアンモニア処理率の変化に係る結果を示すグラフ、図12は、印加電圧に対するアンモニア処理率の変化に係る結果を示すグラフ、図13は、印加電圧に対する消費電力の変化に係る結果を示すグラフである。
図11から、100%の処理率を得るための消費電力は、実施例では、4.0Wであったのに対し、比較例1では、6.7Wであるのが分かる。すなわち、実施例では、比較例1に対して40%に消費電力を抑制できていることが分かる。
図11から、比較例2と実施例では、消費電力を同程度にした時、アンモニア処理率が、ほぼ同程度であるのが分かる。しかし、図12から、実施例では、比較例に対して印加電圧を抑えることができていることが分かる。すなわち、実施例では、無機誘電物質としてチタン酸バリウムの被覆を行なった誘電体部材を用いることによって、被覆を行っていないものを用いた比較例2に対して、処理時の印加電圧を低電圧化することができていることが分かる。
3 接地側電極
4 高圧側電極
5,15 誘電体部材
21 ハニカム形状セラミック基材
22 無機誘電物質
4 高圧側電極
5,15 誘電体部材
21 ハニカム形状セラミック基材
22 無機誘電物質
Claims (7)
- 接地側電極と、高圧側電極と、前記接地側電極と前記高圧側電極との間に配置された誘電体部材とを備え、前記接地側電極と前記高圧側電極との間に電圧を印加することにより常圧下でプラズマを生成するプラズマ発生装置であって、
前記誘電体部材は、多孔質セラミック基材に無機誘電物質を被覆した構造を有することを特徴とするプラズマ発生装置。 - 前記無機誘電物質は、強誘電物質であり、前記多孔質セラミック基材に被覆後、焼成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ発生装置。
- 前記多孔質セラミック基材は、3次元網目構造を有し、前記無機誘電物質より低い比誘電率を有する材料からなることを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマ発生装置。
- 接地側電極と、高圧側電極と、前記接地側電極と前記高圧側電極との間に配置された誘電体部材とを備え、前記接地側電極と前記高圧側電極との間に電圧を印加することにより常圧下でプラズマを生成するプラズマ発生装置であって、
前記誘電体部材は、ハニカム形状セラミック基材に無機誘電物質を被覆した構造を有することを特徴とするプラズマ発生装置。 - 前記ハニカム形状セラミック基材は、折り曲げ加工が可能なシート状セラミックをコルゲート加工することで波型に成形したものと、平板状の前記シート状セラミックとを交互に積層した構造を有することを特徴とする請求項4に記載のプラズマ発生装置。
- 前記無機誘電物質は、強誘電物質であり、前記ハニカム形状セラミック基材に被覆後、焼成されていることを特徴とする請求項4または5に記載のプラズマ発生装置。
- 前記ハニカム形状セラミック基材は、前記無機誘電物質より低い比誘電率を有する材料からなることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のプラズマ発生装置。
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-
2004
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070320 |
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