JP2005290317A - 剛直系複素環高分子組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 下記式(A)及びまたは(B)
【化1】
(A)
(B)
(XはO、S、NHいずれかを表しAr1は炭素数4〜20の4価の芳香族基を表わし、YはN、CHのいずれかを表す。)
で表わされる繰り返し単位を有する0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した還元粘度が0.05〜200dl/gである剛直系複素環高分子100重量部、およびアルカリ金属、アルカリ土類金属、および遷移金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属、およびその誘導体1〜150重量部とからなる剛直系複素環高分子組成物。
【選択図】 なし
Description
(B)
(XはO、S、NHいずれかを表しAr1は炭素数4〜20の4価の芳香族基を表わし、YはN、CHのいずれかを表す。)
で表わされる繰り返し単位を有する0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した還元粘度が0.05〜200dl/gである剛直系複素環高分子100重量部、およびアルカリ金属、アルカリ土類金属、および遷移金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属、およびその誘導体1〜150重量部とからなる剛直系複素環高分子組成物である。
本発明の剛直系複素環高分子組成物は下記式(A)及びまたは(B)
(B)
(XはO、S、NHいずれかを表しAr1は炭素数4〜20の4価の芳香族基を表わし,YはN、CHのいずれかを表す)
で表わされる繰り返し単位を有する0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した還元粘度が0.05〜100dl/gである剛直系複素環高分子100重量部、およびアルカリ金属、アルカリ土類金属、遷移金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属、およびその誘導体1〜150重量部とからなる剛直系複素環高分子組成物である。
(XはO、S、NHいずれかを表し、Y、Z1、Z2はそれぞれ独立にN、CHのいずれかを表す。)
で表わされる繰り返し単位が挙げられる。
(XはO、S、NHいずれかを表し、Y、Z1、Z2はそれぞれ独立にN、CHのいずれかを表す。)
で表わされる繰り返し単位が挙げられる。
本発明の剛直系複素環高分子の還元粘度の好ましい範囲は1.0以上100以下、さらに好ましくは10以上80以下である。
上記の如き全芳香族縮合系高分子(A)および(B)は、本発明に従って次の方法によって良好な生産性で工業的に製造することができる。
すなわち下記式(C)、(D)
(D)
(上記式(C)、(D)において、XはO、S、NHいずれかを表し、Ar1は炭素数4〜20の4価の芳香族基を表わし、また(C)、(D)は塩酸塩でも構わない。)
で表わされる芳香族アミン誘導体およびその塩酸塩からなる群から選択される少なくとも1種と、下記式(E)
(R1,R1’は各々独立に水素あるいは炭素数6〜20の芳香族基を表す。)
で表わされる芳香族ジカルボン酸誘導体の少なくとも1種とを反応させる方法が挙げられる。
上記式(C)で表される芳香族アミン誘導体が
あるいはその2塩酸塩、及びまたは
あるいはその2塩酸塩であることが好ましい。
また(D)で表される芳香族アミン誘導体が
あるいはその2塩酸塩、及びまたは
あるいはその2塩酸塩、であることが好ましい。
下記数式(1)
0.8≦ (c+d)/e ≦1.2 (1)
(上記式中cは上記式(C)で表される芳香族アミン誘導体、dは上記式(D)で表される芳香族アミン誘導体、eは上記式(E)で表される芳香族ジカルボン酸誘導体の各仕込みモル数である。)
を同時に満たすことが好ましい(c+d)/eが0.8より小さい場合や1.2より大きい場合には、重合度の十分なポリマーを得ることが困難である場合がある。(c+d)/eの下限としては、0.9以上が適当であり、より好ましくは0.93以上、さらに好ましくは0.95以上である。また、(c+d)/eの上限としては、1.1以下が適当であり、より好ましくは1.07以下、さらに好ましくは1.05以下である。従って、本発明における(c+d)/eの最適範囲は0.95≦(c+d)/e≦1.05ということができる。
本発明で使用されるアルカリ金属、アルカリ土類金属、および遷移金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属、およびその誘導体としては有機系窒素化合物と錯体を形成する金属塩が好ましく利用できる。具体的にはアルカリ金属、アルカリ土類金属、第4周期、第5周期、第6周期の遷移金属のハロゲン化塩、水酸化物、炭酸水素化物、一酸化炭素塩、炭酸塩、酢酸塩、硝酸塩、亜硝酸塩、亜硫酸塩、シアン酸塩、チオシアン酸塩、ステアリン酸塩、水素化ホウ素塩、安息香酸塩、リン酸水素化物、ビスフェノール、フェノールの塩等及びこれらの水和物が挙げられさらに具体的には塩化リチウム、塩化第2銅、塩化コバルト等が挙げられるがこれに限定されるものではない。またこれらを併用しても構わない。
上記の手段にて得られたポリマーと金属、およびその誘導体とは従来既知のいかなる方法によっても混練する事が出来、1軸ルーダー、2軸ルーダー、ホモジナイザー等従来既知の混練装置を用いることが出来る。またポリマーの反応前にあらかじめ上記金属、およびその誘導体を重合溶媒に添加し重合を行う事も好ましく利用できる。
(1)還元粘度:0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した値である。
(2)機械特性:オリエンテック株式会社製テンシロン万能試験機1225Aにより結節強度および引っ張り強度を求めた。結節強度/引っ張り強度:結節強度を引っ張り強度で割った値で繊維の当方性の指標とした。
4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオール二塩酸塩7重量部を、窒素で脱気した水33重量部に溶解した。ピリジンジカルボン酸5.347重量部を、1M水酸化ナトリウム水溶液64重量部に溶解し窒素で脱気した。4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオール二塩酸塩水溶液を、ピリジンジカルボン酸二ナトリウム塩水溶液に10分間かけて滴下し、4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオール/ピリジンジカルボン酸塩の白色沈殿を形成させた。この際、反応温度は90℃に維持した。得られた塩を、ろ過し、窒素で脱気した水3000重量部に分散混合し、再度ろ過を行った。この分散混合、ろ過操作を3回繰り返し行った。
参考例1にて得られた4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオールのピリジンジカルボン酸塩13.1重量部にポリりん酸43.3重量部、5酸化りん15.0重量部、塩化スズ0.1重量部を加え80℃にて1時間攪拌混合した。その後2時間かけ150℃に昇温し150℃にて6時間攪拌を行った。その後1時間かけて200℃に昇温し200℃にて1時間反応を行った。得られたポリマーの還元粘度は36dl/gであった。
参考例1にて得られた4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオールのピリジンジカルボン酸塩13.1重量部にポリりん酸43.3重量部、5酸化りん15.0重量部、塩化スズ0.1重量部に塩化リチウム1.82重量部を用いたほかは参考例2と同様の操作を行った。得られたポリマーの還元粘度は40dl/gであった。
参考例2にて得られたポリマードープを孔径0.5mm、孔数1個のキャップを用いド−プ温度を180℃に保ち、2.0/minでイオン交換水の凝固浴に押し出した。キャップ面と凝固浴との距離は20cmとした。押し出した繊維は100m/minにて塩化リチウムの10wt%水溶液からなる水洗浴中で巻き取り、3時間水溶液中で洗浄を行いフィラメントを得た。
水洗浴に10wt%の塩化第二銅を用いたほかは実施例1と同様の操作を行った。
参考例3にて得られたポリマードープを用い200m/minで巻き取ったほかは実施例1と同様の操作を行った。
参考例2にて得られたポリマードープを用い、50m/minでイオン交換水の洗浄浴に巻き取ったほかは実施例1と同様の操作を行った。
Claims (9)
- 下記式(A)及びまたは(B)
(A)
(B)
(XはO、S、NHいずれかを表しAr1は炭素数4〜20の4価の芳香族基を表わし、YはN、CHのいずれかを表す。)
で表わされる繰り返し単位を有する0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した還元粘度が0.05〜200dl/gである剛直系複素環高分子100重量部、およびアルカリ金属、アルカリ土類金属、および遷移金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属、およびその誘導体1〜150重量部とからなる剛直系複素環高分子組成物。 - 上記式(A)で表わされる繰り返し単位が下記式(A−1)
(A−1)
(XはO、S、NHいずれかを表し、Y、Z1、Z2はそれぞれ独立にN、CHのいずれかを表す。)
である請求項1記載の剛直系複素環高分子組成物。 - 上記式(B)で表わされる繰り返し単位が下記式(B−1)
(B−1)
(XはO、S、NHいずれかを表し、Y、Z1、Z2はそれぞれ独立にN、CHのいずれかを表す。)
である請求項1記載の剛直系複素環高分子組成物。 - 下記式(C)、(D)
(C)
(D)
(XはO、S、NHいずれかを表し、Ar1は炭素数4〜20の4価の芳香族基を表わし、また(C)、(D)は塩酸塩でも構わない。)
で表わされる芳香族アミン誘導体およびその塩酸塩からなる群から選択される少なくとも1種と、下記式(E)
(E)
(R1,R1’は各々独立に水素あるいは炭素数6〜20の芳香族基を表し、YはN、CHのいずれかを表す。)
で表わされる芳香族ジカルボン酸誘導体の少なくとも1種とを、
下記式(1)
0.8≦ (c+d)/e ≦1.2 (1)
(上記式中cは上記式(C)で表される芳香族アミン誘導体、dは上記式(D)で表される芳香族アミン誘導体、eは上記式(E)で表される芳香族ジカルボン酸誘導体の各仕込みモル数である。)
を満足する割合で反応させ剛直系複素環高分子を生成し、得られた剛直系複素環高分子100重量部に対しアルカリ金属、アルカリ土類金属、および遷移金属からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属、およびその誘導体を1〜150重量部加えることを特徴とする請求項1記載の剛直系複素環高分子組成物の製造方法。 - 上記式(C)で表される芳香族アミン誘導体が
(Z1、Z2はそれぞれ独立にN、CHのいずれかを表す。)
あるいはその2塩酸塩、及びまたは
(Z1、Z2はそれぞれ独立にN、CHのいずれかを表す。)
あるいはその2塩酸塩、である請求項4記載の剛直系複素環高分子組成物の製造方法。 - (D)で表される芳香族アミン誘導体が
(Z1、Z2はそれぞれ独立にN、CHのいずれかを表す。)
あるいはその2塩酸塩、及びまたは
(Z1、Z2はそれぞれ独立にN、CHのいずれかを表す。)
あるいはその2塩酸塩、である請求項4記載の剛直系複素環高分子組成物の製造方法。 - 請求項1記載の剛直系複素環高分子組成物から得られる成形体。
- 成型体が繊維で有る請求項7記載の成形体。
- 成型体がフィルムで有る請求項7記載の成形体。
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| JP2004111046A JP2005290317A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 剛直系複素環高分子組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2004111046A JP2005290317A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 剛直系複素環高分子組成物 |
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|---|---|
| JP2005290317A true JP2005290317A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=35323607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2004111046A Pending JP2005290317A (ja) | 2004-04-05 | 2004-04-05 | 剛直系複素環高分子組成物 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2005290317A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017183461A1 (ja) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | Jsr株式会社 | 重合体、組成物、成形体、硬化物及び積層体 |
-
2004
- 2004-04-05 JP JP2004111046A patent/JP2005290317A/ja active Pending
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