JP2005292654A - 3次元プレゼンテーション装置と3次元プレゼンテーションシステムと3次元プレゼンテーション方法 - Google Patents

3次元プレゼンテーション装置と3次元プレゼンテーションシステムと3次元プレゼンテーション方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 精密な立体模型18を使わなくても、実物に近い、あるいは実物以上のモデルによるプレゼンテーションをする。
【解決手段】
所定の背景画像を結像させる、全体としてほぼ平坦なメインスクリーン16を形成した支持台14と、このメインスクリーン16上に配置され、任意の対象物の輪郭を形取った形状であって、所定の装飾画像を結像させるサブスクリーン22を有する立体模型18を使用する。メインスクリーン16とサブスクリーン22とを同時に鑑賞できる視点28側から、単一の映写ビーム26を発射する。この映写装置24により、メインスクリーン16とサブスクリーン22に同時に背景画像と装飾画像とを結像させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体的な模型と画像とを組み合わせて使用した用途に使用される、3次元プレゼンテーション装置と3次元プレゼンテーションシステムと3次元プレゼンテーション方法に関する。
例えば、大規模高層マンションの設計プランを紹介する場合には、設計図や完成予想図等が使用される。また、完成状態をCG(コンピュータグラフィック)で紹介し、例えば、マンションのエントランスからマンションの一室につながる通路やコミュニティスペース等を歩く者の視点で設備を仔細に描写したもの等も使用される。さらに、マンションの立体模型を作成したものも使用される。マンションの販売促進等にはこうしたプレゼンテーション手法が活用される。CG等のコンピュータ技術を利用して、物品の3次元画像を表現する方法も各種開発されており、これらの技術を利用することも可能である。(特許文献1、特許文献2)
特開2002−73003号公報 特開2002−27494号公報
ここで、従来の3次元プレゼンテーション装置には、次のような解決すべき課題があった。
設計図や完成予想図は、たとえ精巧に詳細に作成されたものであっても、立体感に乏しく、実感として建物全体や設備等をとらえにくいという問題があった。また、CG映画や、精巧な立体模型を使用すれば非常に分かりやすいが、制作時間も費用も膨大になるという問題がある。
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、比較的簡易な立体模型を使用して、非常に精巧な実感のある3次元空間をプレゼンテーションすることができる、3次元プレゼンテーション装置と3次元プレゼンテーションシステムと3次元プレゼンテーション方法を提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
所定の背景画像を結像させる、全体としてほぼ平坦なメインスクリーンを形成した支持台と、このメインスクリーン上に配置され、任意の対象物の輪郭を形取った形状であって、所定の装飾画像を結像させるサブスクリーンを有する立体模型と、上記メインスクリーン上方の上記メインスクリーンとサブスクリーンとを同時に鑑賞できる視点側から、単一の映写ビームを発射して、当該単一の映写ビームにより、上記メインスクリーンとサブスクリーンに同時に上記背景画像と装飾画像とを結像させる映写装置とを備えたことを特徴とする3次元プレゼンテーション装置。
ほぼ平坦なメインスクリーンに背景画像を結像させるとともに、立体模型上のサブスクリーンにその立体模型の外観等を表現する装飾画像を結像させることにより、精密な立体模型を使わなくても、実物に近い、あるいは実物以上のモデルを見せることができる。従って、大規模マンションの施設紹介や博物館、美術館等での、実物を模写したモデルの紹介に効果を発揮する。
〈構成2〉
所定の背景画像を結像させる、全体としてほぼ平坦なメインスクリーンを形成した支持台と、このメインスクリーン上に配置され、任意の対象物の輪郭を形取った形状であって、所定の装飾画像を結像させるサブスクリーンを有する立体模型と、上記メインスクリーン上方であって、上記メインスクリーンとサブスクリーンとを同時に鑑賞できる視点側から単一の映写ビームを発射して、当該単一の映写ビームにより、上記メインスクリーンとサブスクリーンに同時に上記背景画像と装飾画像とを結像させる映写装置と、上記メインスクリーンを複数の領域に区分して、そのいずれかの領域を指定する指定手段と、指定された領域に対応するナレーションデータを選択して、オーディオ装置に出力するナレーション選択手段と、指定された領域に対応する画像データを選択して、映写装置に出力する画像データ選択手段と、指定された領域に焦点を合わせるように、上記映写装置を制御するフォーカス調整手段とを備えたことを特徴とする3次元プレゼンテーションシステム。
映写装置からの距離と比較して、メインスクリーンの面積が広く、インスクリーンに対して傾斜した方向から映写ビームを発射するときは、メインスクリーン全体に焦点を合わせるのは容易でない。そこで、焦点を合わせるべき領域を限定して、順番に指定する。フォーカス調整手段は、この順番に従って、映写装置の焦点を動的に変化させる。これにより、所定の順に支持台上の立体模型がナレーションとともに紹介される。その他の部分は焦点が合わなくても構わない。
〈構成3〉
構成1または2に記載の3次元プレゼンテーション装置において、上記立体模型は、時間の経過とともに外観が変化する物体の輪郭を形取ったものであることを特徴とする3次元プレゼンテーション装置。
サブスクリーンに表示される画像が、時間の経過とともに変化する物体の外観を表示するものであれば、動きのある精密な模型に匹敵する効果が得られる。サブスクリーンには、例えば、動画を映し出す。また、あるいは、季節の移り変わりとともに次第に変化する木々の状態を映し出す。
〈構成4〉
X軸方向にA、Y軸方向にB、Z軸方向にCのサイズを持ち、A>>C、B>>Cの条件を満たす3次元空間を設定し、Z−X面内において、上記3次元空間のいずれの場所に対しても、上記Z軸に対して上記X軸方向に向かって角度α以上傾斜した方向から映写ビームを発射して、所定の画像を、上記3次元空間内のX−Y面内にあるメインスクリーン上に結像させる映写装置と、上記3次元空間で、上記Z軸方向の厚みを持ち、上記Z−X面内において、上記Z軸に対して、上記X軸方向に向かって角度β(αの最小値<β)だけ傾斜した方向に置いた視点から見える面を有し、時間の経過とともに外観が変化する物体の輪郭を形取ったものであって、上記メインスクリーン上に固定されたサブスクリーンを備えたことを特徴とする3次元プレゼンテーションシステム。
メインスクリーンと、サブスクリーンの位置関係を最適化する。X軸方向にA、Y軸方向にB、Z軸方向にCのサイズを持ち、A>>C、B>>Cの条件を満たす3次元空間内の、X−Y面内にあるメインスクリーン上に、ひずみ補正をしながらほぼ長方形の映像を結像させる。メインスクリーンに対して傾斜した方向から映像ビームを照射し、それをほぼ同方向から鑑賞する。
〈構成5〉
所定の背景画像を結像させる、全体としてほぼ平坦なメインスクリーンを形成した支持台上に、任意の対象物の輪郭を形取った形状であって、所定の装飾画像を結像させるサブスクリーンを有する立体模型を配置し、上記メインスクリーン上方であって、上記メインスクリーンとサブスクリーンとを同時に鑑賞できる視点側から単一の映写ビームを発射して、当該単一の映写ビームにより、上記メインスクリーンとサブスクリーンに同時に上記背景画像と装飾画像とを結像させることを特徴とする3次元プレゼンテーション方法。
以下、本発明の実施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
図1は、実施例1の3次元プレゼンテーション装置の側面図である。
[構造の説明]
図の3次元プレゼンテーション装置12は、所定の背景画像を結像させる、全体としてほぼ平坦なメインスクリーン16を形成した支持台14を備える。このメインスクリーン16上には、任意の対象物の輪郭を形取った形状であって、所定の装飾画像を結像させるサブスクリーン22を有する立体模型18が配置されている。メインスクリーン16上方の、メインスクリーン16とサブスクリーン22とを同時に鑑賞できる場所に、視点28を置く。即ち、ここに、観客等が立つ。この視点28側から、映写装置24が、映写ビーム26を発射する。映写装置24は、単一の映写ビーム26を発射して、当該単一の映写ビーム26により、メインスクリーン16とサブスクリーン22に同時に、背景画像と装飾画像とを結像させる。
背景画像も装飾画像もその内容は任意である。装飾画像は、比較的簡単な外面形状を持つ立体模型18を、より実物に近いものに見せるような画像である。背景画像も同様でよいが、装飾画像を映した立体模型18を引き立たせるような内容のものが好ましい。メインスクリーン16は全体としてほぼ平坦であればよく、例えば、立体模型18のサブスクリーン22に映写ビーム26が到達するのを妨げない程度に湾曲していたり、凹凸を持っていても構わない。
この実施例では、サブスクリーン22とメインスクリーン16に単一の映写ビーム26で、背景画像と装飾画像を同時に結像させる。メインスクリーン16の面積が十分に小さければ、サブスクリーン22にもメインスクリーン16にも同時に焦点が合う。メインスクリーン16上方であって、メインスクリーン16とサブスクリーン22とを同時に鑑賞できる視点28側から、映写ビーム26を発射すれば、支持台14上に精巧な立体模型18が配置されたもの全体を鑑賞できる。映写装置24は視点28側にあればよく、取り付け場所は任意である。
立体模型18は、支持台14とは別に自由に組み立てられた立体物である。サブスクリーン22はメインスクリーン16とは独立しており、立体模型18上にある。サブスクリーン22は平坦でも湾曲していしても構わない。少なくとも、メインスクリーン16と平行でない交差する面を持つ。サブスクリーン22は、視点28側に向いた面であるから、視点28側から見て、立体模型18が装飾画像で装飾されて見える。
[具体的な設計]
なお、図の装置は例えば、次のように設計する。まず、図の横方向、即ち、メインスクリーン16に平行な方向をX軸方向とする。また、縦方向、即ち、メインスクリーン16に垂直な方向をY軸方向とする。また、図の紙面に垂直な方向をZ軸方向とする。図のように、X軸方向にA、Y軸方向にB、Z軸方向にCのサイズを持ち、A>>C、B>>Cの条件を満たす3次元空間94を設定する。この3次元空間94に、支持台14と立体模型18等が包含される。要するに、比較的厚みの小さい直方体状の3次元空間94中に、背景画像と装飾画像とを結像させるように設計する。
次に、映写ビームの発射角度を決める。Z−X面内において、3次元空間94のいずれの場所に対しても、Z軸に対してX軸方向に向かって角度α以上傾斜した方向から、映写装置24を用いて映写ビーム26を発射する。そして、所定の画像を、3次元空間94内のX−Y面内にあるメインスクリーン16上に結像させる。また、サブスクリーン22を設ける立体模型18は、3次元空間94で、Z軸方向の厚みを持つものとする。立体模型18には、Z−X面内において、Z軸に対して、X軸方向に向かって角度β(αの最小値<β)だけ傾斜した方向に置いた視点28から見える面を設ける。
以上のようにして、メインスクリーン16と、サブスクリーン22の位置関係を最適化する。X軸方向にA、Y軸方向にB、Z軸方向にCのサイズを持ち、A>>C、B>>Cの条件を満たす3次元空間94内の、X−Y面内にあるメインスクリーン16上に、ひずみ補正をしながらほぼ長方形の映像を結像させる。メインスクリーン16に対して傾斜した方向から映像ビームを照射し、それをほぼ同方向から鑑賞する。
[動作説明]
例えば大規模マンションの販売戦略として、ショールームに、実物の数十分の1の、敷地全体の模型を飾って、外観や内部を紹介することが行われる。アナウンサーによるナレーションや、ナレーションや解説を表示した画面を併用することも多い。従来は、この敷地全体の模型を、きわめて精巧な工作により実現していた。この発明では、映写装置24を使用して、まず、支持台14全体に背景画面の映像を映し出す。映写装置24は液晶プロジェクタなどにより構成される。立体模型18側から斜めに映写ビーム26を照射するから、よく知られた台形補正などの手法を使って、画像の輪郭を補正するとよい。
支持台14の上に組み立てられた立体模型18に設けられたサブスクリーン22の上に、任意の装飾画像を映し出す。例えば、複数の液晶プロジェクタを使って、背景画像と装飾画像とをそれぞれ独自に映し出すことも可能である。しかしながら、光像を重ね合わせると、明るくなってコントラストが下がる。また、コストもかかり、制御も複雑になる。この実施例では、1台の映写装置24を利用して、メインスクリーン16とサブスクリーン22に、同時に一挙に所定の画像を映し出す。
立体模型18は、例えばフィットネスクラブの建物の模型である。従来は、精巧な外壁や窓を付け、さらにその中に、フィットネスクラブの利用者の人形や設備の模型をはめ込んだものを作るようにしていた。これは非常に時間とコストがかかる。この実施例によれば、立体模型18の外壁は単なる白い壁でよい。映写装置24を使ってサブスクリーン22の上に、建物の外壁や窓やフィットネスクラブの利用者の映像を映し出す。実際に利用者が運動をしている様子も映し出すことができる。サブスクリーン22の上に焦点を合わせておけば、非常に精密な画像が利用できる。支持台14の上にはこうしたサブスクリーンを備えた模型を任意の数だけ配置することができる。
図2はショールームの一例を示す縦断面図である。
大規模マンションの販売促進のためのショールームは、例えば図のような構造にする。ショールームの一方の壁には、ナレーション表示用スクリーン30が配置されており、ここに映写装置40を利用してナレーションやその他の解説画面を映し出す。このナレーション表示用スクリーン30の手前に、支持台14を配置する。さらに、ひな壇上に観客席32を形成し、椅子34を配置する。観客36は椅子34に座って、ナレーション表示用スクリーン30や支持台14を鑑賞する。映写装置42はミラー44を利用して映写ビーム48を反射させ支持台14の上に所定の画像を映し出す。
上記のような映像表示と併せて、図示しないオーディオシステムを用いてナレーションを放送する。ナレーションは、予め録音をしたものを説明の対象ごとにモジュール化し、ディジタルデータにして、コンピュータの記憶装置に記憶させるとよい。もちろん、テープレコーダでエンドレスに放送したり、あるいは、オペレータが実際にマイクを持って説明するようにしてもよい。このナレーションに合わせて、支持台14の上に配置された様々なサブスクリーン22に対して、かわるがわる焦点が調整され、該当する建物や施設のプレゼンテーションがなされる。
図3は、メインスクリーンとサブスクリーンに映し出す映像の説明図である。
上記のように、映写ビームは、メインスクリーンの斜め上方向から発射される。従って、メインスクリーンに映し出す映像は、図の右上に示すように、全体としてほぼ台形になる。メインスクリーンの形状は長方形であるから、全体の映像88はよく知られた補正制御によりカットするとよい。しかしながら、この実施例のように、メインスクリーン上の特定のサブスクリーンに焦点を合わせたプレゼンテーションをする場合は、全体の映像88の画像を十分に暗い色にしておくだけでよい。
また、図に示すように、はみ出し部分90を破線により分割して、そのつど、特定のいずれかの領域の映像92に対して、焦点を合わせるようにする。図の中央に示すように、3次元空間94はメインスクリーンの広さとサブスクリーンの高さに相当する厚みを持つ直方体である。この中に、立体模型18が配置されている。立体模型18の一方の面にサブスクリーン22が設けられている。サブスクリーン22は映写装置の方向に向いている。サブスクリーン22の上に例えば、アスレチッククラブの窓や利用者の映像が映し出される。これらは非常に詳細で具体的なものにすることができ、しかも動画であるから、観客36にとって印象深いものになる。その結果、効果的なプレゼンテーションが可能である。
図のように、立体模型18や植え込み20は、時間の経過とともに外観が変化する物体の輪郭を形取ったものであることが好ましい。立体模型18のサブスクリーン22には動画を映し出す。人が通行していたり、中で人が動いている情景を再現できる。また、植え込み20のサブスクリーン22には、季節の移り変わりとともに次第に変化する木々の状態を映し出す。ゆっくりと季節毎の画像を入れ替えていけばよい。
図4は、実施例2の3次元プレゼンテーションシステムの制御部ブロック図である。
図のシステムは、図2に示すような装置を制御するためのもので、例えば、パーソナルコンピュータ等からなる。このシステムは、ディスプレイ50と記憶装置60と演算処理装置74とオーディオ回路84と液晶プロジェクタ86を備える。図のディスプレイ50には、区画指定画面52と自動ボタン51と手動ボタン53が表示されている。記憶装置60には、ナレーションデータ62と画像データ68が記憶されている。
ナレーションデータ62は区画64に対応させるようにナレーション66を記憶させたデータである。ナレーション66は、音声データもしくは画像データ、あるいはその両方である。画像データ68は区画70に対応させるようにシーン72を記憶したデータである。シーン72は静止画データでも動画データでもよい。演算処理装置74には、ナレーション選択手段76と画像データ選択手段78とフォーカス調整手段80と映像歪補正手段82とが設けられている。
マウス25は、メインスクリーン16に見立てた区画指定画面52を複数の領域54に区分して、そのいずれかの領域54を指定する指定手段である。この例では、オペレータがマウスを操作して領域を指定する。ナレーション選択手段76は、ナレーションデータ62から、指定された領域54に対応するナレーション66を選択して、オーディオ装置84に出力する機能を持つ。画像データ選択手段78は、画像データ68から、指定された領域54に対応するシーン72を選択して、液晶プロジェクタ86(映写装置)に出力する機能を持つ。フォーカス調整手段80は、指定された領域54に焦点を合わせるように、映写装置を制御する機能を持つ。
図3で説明をしたように、映写装置からの距離と比較して、メインスクリーン16の面積が広く、メインスクリーン16に対して傾斜した方向から映写ビームを発射するときは、メインスクリーン16全体に焦点を合わせるのは容易でない。そこで、焦点を合わせるべき領域54を限定して、順番に指定する。フォーカス調整手段80は、この順番に従って、映写装置の焦点を動的に変化させる。これにより、所定の順に、支持台14(図2)上の立体模型18がナレーション66とともに紹介される。その他の部分は焦点が合わなくても構わない。
指定手段は、オペレータにより人為的に操作されるマンマシンインタフェースでもよいし、予めスケジューリングされた情報に基づき自動的に所定の順に領域54を指定するコンピュータプログラムであってもよい。例えば、立体的な地図模型等の上に建設された建物の模型にスポットライトを当てたり、インジケータランプを点灯させるものはよく知られているが、建物の模型が精巧でないと実物との差が激しすぎ、実感が沸かない。この実施例では、ナレーション66の対象となる立体模型18に焦点を合わせて装飾画像を映し出すので、高いプレゼンテーション効果を発揮する。
例えば、図の映写ビーム26でカーソル58を動かして、区画指定画面52のいずれかのカーソル58を選択すると、ナレーション選択手段76と画像データ選択手段78が該当するナレーション66とシーン72とを選択する。自動ボタン51はこの選択動作を予め用意されたプログラムで自動的に行うときにクリックする。手動ボタン53はオペレータが手動で領域54を選択するときにクリックする。
図5は上記の3次元プレゼンテーション装置の動作を説明する2種の状態の斜視図で、図6はその動作フローチャートである。
以上の図を参照しながら本発明の3次元プレゼンテーション装置の具体的な動作を説明する。まず、図2に示すようなショールームで、図4に示すオーディオ回路84と液晶プロジェクタ86を起動する(ステップS11)。同時に図4に示したような制御装置を起動すると、ディスプレイ50に制御画面が表示される。次のステップS13では、自動ボタン51をクリックして、自動制御プログラムを起動する。当初は、メインスクリーンの中央付近に焦点を合わせた初期画面を映し出しておくとよい。全景がわかるような画面内容になる。
その後プログラムは、領域54を予め決められた順番に自動的に選択する(ステップS14)。ステップS15では、ナレーション選択手段76が、記憶装置60を検索してナレーションデータ62中から該当するナレーションデータの選択をする。ステップS17では、画像データ選択手段78が、記憶装置60を検索して画像データ68中から該当する画像データのシーン72を選択する。さらに、ステップS19では、フォーカス調整手段80が、86に対して領域に合わせたフォーカス調整をする。なお、任意のタイミングで必要に応じて、映像歪補正手段82が画像歪みの調整をするとよい。
その結果、図5の(a)に示すように、例えば、支持台14上の立体模型18がライトアップされ、サブスクリーン22に装飾画像が映し出される。ナレーション表示用スクリーン30には、ナレーションに対応する画像が映し出される。ステップS20では、演算処理装置74が、「次の領域があるか?」かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS14の処理に移行し、ノーのときは全ての処理を終了する。ここで例えば、次の領域が指定されると、図5(a)に示す状態から図5(b)に示す状態に移行する。図5(b)では支持台14の中央付近の領域に焦点が合わされている。ナレーション表示用スクリーン30の表示も同時に切り替えられている。
図5(b)に示すように、サブスクリーンは、植木の形状の模型や、壁その他の各種の建造物の模型上に形成される。また、同時に2以上の領域を選択しても構わない。1台の映写装置で焦点調整を画一的に行えればそれでよい。例えば、メインスクリーンの領域が(1,1)から(4,4)までの16個あるとする。このとき、焦点を合わせるべき領域と、表示時間とを決めて制御する。即ち、[(3,2),10]、[(2,1),15]というように、制御データを作成する。例えば、(2,1)の領域に15秒間焦点を合わせるという意味である。映写装置からの距離が等しい領域には自動的に同時に焦点が合う。画像の内容によっていずれかの領域をナレーションの対象にするか両方の領域をナレーションの対象にするか決めるとよい。精細な画像を必要としない部分については、若干焦点がずれていても構わない。また、1箇所の領域指定で複数のナレーションを選択したり、複数のシーンを選択して構わない。音は無しで、文字のみのナレーションを利用してもよい。以上の制御を組み合わせることにより、画像とナレーションと模型により様々な態様のプレゼンテーションが可能になる。
実施例1の3次元プレゼンテーション装置の側面図である。 ショールームの一例を示す縦断面図である。 メインスクリーンとサブスクリーンに映し出す映像の説明図である。 実施例2の3次元プレゼンテーションシステムの制御部ブロック図である。 3次元プレゼンテーション装置の動作を説明する2種の状態の斜視図。 3次元プレゼンテーション装置の動作フローチャートである。
符号の説明
12 3次元プレゼンテーション装置
14 支持台
16 メインスクリーン
18 立体模型
20 植え込み
22 サブスクリーン
24 映写装置
26 映写ビーム
28 視点

Claims (5)

  1. 所定の背景画像を結像させる、全体としてほぼ平坦なメインスクリーンを形成した支持台と、
    このメインスクリーン上に配置され、任意の対象物の輪郭を形取った形状であって、所定の装飾画像を結像させるサブスクリーンを有する立体模型と、
    前記メインスクリーン上方の前記メインスクリーンとサブスクリーンとを同時に鑑賞できる視点側から、単一の映写ビームを発射して、当該単一の映写ビームにより、前記メインスクリーンとサブスクリーンに同時に前記背景画像と装飾画像とを結像させる映写装置とを備えたことを特徴とする3次元プレゼンテーション装置。
  2. 所定の背景画像を結像させる、全体としてほぼ平坦なメインスクリーンを形成した支持台と、
    このメインスクリーン上に配置され、任意の対象物の輪郭を形取った形状であって、所定の装飾画像を結像させるサブスクリーンを有する立体模型と、
    前記メインスクリーン上方であって、前記メインスクリーンとサブスクリーンとを同時に鑑賞できる視点側から単一の映写ビームを発射して、当該単一の映写ビームにより、前記メインスクリーンとサブスクリーンに同時に前記背景画像と装飾画像とを結像させる映写装置と、
    前記メインスクリーンを複数の領域に区分して、そのいずれかの領域を指定する指定手段と、
    指定された領域に対応するナレーションデータを選択して出力するナレーション選択手段と、
    指定された領域に対応する画像データを選択して、映写装置に出力する画像データ選択手段と、
    指定された領域に焦点を合わせるように、前記映写装置を制御するフォーカス調整手段とを備えたことを特徴とする3次元プレゼンテーションシステム。
  3. 請求項1または2に記載の3次元プレゼンテーション装置において、
    前記立体模型は、時間の経過とともに外観が変化する物体の輪郭を形取ったものであることを特徴とする3次元プレゼンテーション装置。
  4. X軸方向にA、Y軸方向にB、Z軸方向にCのサイズを持ち、A>>C、B>>Cの条件を満たす3次元空間を設定し、
    Z−X面内において、前記3次元空間のいずれの場所に対しても、前記Z軸に対して前記X軸方向に向かって角度α以上傾斜した方向から映写ビームを発射して、所定の画像を、前記3次元空間内のX−Y面内にあるメインスクリーン上に結像させる映写装置と、
    前記3次元空間で、前記Z軸方向の厚みを持ち、前記Z−X面内において、前記Z軸に対して、前記X軸方向に向かって角度β(αの最小値<β)だけ傾斜した方向に置いた視点から見える面を有し、時間の経過とともに外観が変化する物体の輪郭を形取ったものであって、前記メインスクリーン上に固定されたサブスクリーンを備えたことを特徴とする3次元プレゼンテーションシステム。
  5. 所定の背景画像を結像させる、全体としてほぼ平坦なメインスクリーンを形成した支持台上に、任意の対象物の輪郭を形取った形状であって、所定の装飾画像を結像させるサブスクリーンを有する立体模型を配置し、
    前記メインスクリーン上方であって、前記メインスクリーンとサブスクリーンとを同時に鑑賞できる視点側から単一の映写ビームを発射して、当該単一の映写ビームにより、前記メインスクリーンとサブスクリーンに同時に前記背景画像と装飾画像とを結像させることを特徴とする3次元プレゼンテーション方法。
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