JP2005293525A - 広告作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コスト及び高効率な、量販店用に複数種類の広告を作成するシステムを提供する。
【解決手段】 複数種類のチラシ広告を作成する広告作成システムであって、チラシ広告に掲載される複数の商品の商品情報を格納するデータベースと、データベースから複数の商品の商品情報を取得し、基本となる基本チラシ広告に掲載される商品の商品リストと前記基本チラシ広告を部分的に変更してなる派生チラシ広告に掲載される商品の商品リストを作成する。そして、作成された複数の商品リスト(写植用データ)に基づいて、複数種類のチラシ広告を作成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、広告作成システムに関し、特に、例えば、複数の店舗を有するスーパーマーケット等の量販店チェーンにおける、複数種類の広告チラシを作成する広告システムに関するものである。
一般に、スーパーマーケットのような量販店用のチラシ広告を作成する場合には、まず、広告作成会社(デザイン会社)が作成した広告のついての大枠のレイアウトを作成する。そして、クライアント(スーパーマーケット側)から広告に載せる、つまり当該大枠のレイアウトにはめられる商品アイテムリストを入手し、それを見て、入力オペレータがタイプ入力することにより印字写植(版下)を作成するという一連の作業が行われている。
続いて、広告に貼り付ける写真のポジフィルムをCMYKの4色データに分解し、印刷データに対応できるデータに置き換え、前述の版下と合せる、整版という作業がなされる。そして、この整版に基づいて、チラシ広告を印刷する作業がなされる。
また、昨今デスクトップパブリッシングを用いて広告・記事を作成し、販売する電子出版システムが特開2003−141210号公報に提案されている。
特開2003−141210号公報
しかしながら、一般的にこのようなチラシ広告を印刷するまでには、レイアウトの修正や商品情報の訂正が何回も発生し、従来の方法の場合、追加・修正の度に再度版下(写植)作りの作業に戻らなければならず、処理が煩雑であった。また、このようなチラシ広告作成の一連の作業の流れにおいては、スキルの高いデザイナーが作業開始から印刷終了までを管理(レイアウト作成、色指定、文字指定等)しなければならず、コスト高の一要因となっている。
また、印刷物の元となるデータ作成に関しては、上述の特開2003−141210で開示されているデスクトップパブリッシング(DTP)では、量販店用のチラシ広告データ作成のように、作業途中で激しく修正が入るものには充分に対応できない、つまり、作業に時間が掛かりすぎてクライアントの要望に迅速に対応できないという問題点がある。特に、量販店の場合、複数の店舗が存在するが、各店舗によってチラシに掲載される商品アイテムや商品情報、セール対象や方法が異なる場合が多いため、各店舗によってチラシ広告の内容が微妙に異なるのが現状であり、DTPによって対応するには非常に困難であるという問題点がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明による広告作成システムは、複数種類のチラシ広告を作成する広告作成システムであって、前記チラシ広告に掲載される複数の商品の商品情報を格納するデータベースと、前記データベースから前記複数の商品の商品情報を取得し、基本となる基本チラシ広告に掲載される商品の商品リストと前記基本チラシ広告を部分的に変更してなる派生チラシ広告に掲載される商品の商品リストを作成する写植データ作成手段と、前記写植データ作成手段によって作成された複数の商品リストに基づいて、複数種類のチラシ広告を作成するテラシ広告作成手段と、を備えている。
また、前記チラシ広告作成手段は、クライアントの要望に応じて前記基本チラシ広告の元となる基本ラフパターンを作成し、前記クライアントによる該基本ラフパターンのチェック結果に基づいて基本カラーパターンを作成する。
さらに、本発明による広告作成システムは、前記基本カラーパターンに対して校正処理を実行する校正手段を備える。
そして、前記チラシ作成手段は、前記校正手段による校正処理結果および前記クライアントによる前記基本カラーパターンの修正結果に基づいて、前記基本カラーパターンを完成させる。
また、前記チラシ広告作成手段は、前記クライアントの要望に応じて前記派生チラシ広告の元となるバリエーションカラーパターンを作成する。
前記校正手段は、前記バリエーションカラーパターンに対して校正処理を実行する。
また、前記チラシ作成手段は、前記校正手段による校正処理結果および前記クライアントによる前記バリエーションカラーパターンの修正結果に基づいて、前記バリエーションカラーパターンを完成させる。
さらに、前記チラシ作成手段は、前記写植データ作成手段によって作成された前記複数の商品リストに掲載された商品情報とこの商品情報と共に掲載される画像データをアドレス指定し、前記基本チラシ及び前記派生チラシを有する複数種類のチラシ広告を作成する。
なお、上述の広告作成システムに対応した、複数種類のチラシ広告を作成する広告作成方法も、本発明の内容である。
本発明によれば、量販店における各店舗に対応する複数種類のチラシ作成を低コストかつ迅速に処理するシステムを実現することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係るチラシ広告作成システム1の全体を示す概略図である。
図1において、10はクライアント、即ちスーパーマーケット等の量販店側のコンピュータシステムである。クライアント10からはチラシ広告に載せるべき各商品アイテム情報のリストがテキストデータとして取得され、データベース20に入力される。この商品アイテム情報は、例えば、商品リスト番号、商品写真番号、セール区別(セール対象か否かを示す情報)、チラシに掲載される商品の詳細情報、取り扱い店舗名等から構成され、全ての対象商品についてリスト化されている。また、クライアント10からは、商品アイテム情報に係るテキストデータの他に、各商品に対応するデジタルカメラ画像やポジフィルム等の写真データも取得され、データベース20に入力される。
データベース20では、前述の商品アイテム情報に係るテキストデータおよび写真データが登録される。また、クライアント10からは既に登録された商品アイテム情報について修正・追加・更新が通知される場合があり、その場合にはテキストデータ及び/又は写真データの内容が書き換えられることになる。この更新作業は定期的に行われても良い。このようなデータベース20に登録されたデータは、校正会社および制作会社において用いられる。登録されたデータ(特に写真データ)は基本的には今回のチラシ広告に掲載されるものであるが、次回以降のチラシ広告作成時にも流用できるようになっている。なお、データベース20では、クライアント10からの登録データ閲覧要求に応じて登録データの検索を行い、検索結果を閲覧データとして返信するようになっており、クライアント10としては登録済のデータのチェックをすることができる。従って、登録済のデータを再度登録する等の重複した処理を防止することができる。
30は校正会社のコンピュータシステムであり、データベースに登録されたデータに基づいて後述する大基本制作リストや各店舗に応じたチラシ広告のバリエーションパターンを作成したりする。また、校正会社30は、制作会社40によってデザインされたチラシ内容、主に文字データについて校正処理を実施する。この校正処理には、「てにをは」を修正したり、誤字・脱字の指摘(赤入れ)を行う処理が含まれる。校正されたデータは校正会社からデータベース20に入力される。
40は制作会社のコンピュータシステムであり、データベース20からチラシ広告作成の対象となっているセール毎に各商品アイテムに係るテキスト・写真データを抽出し、それに基づいてデザインを作成する。そして、クライアント10から修正や追加が発生してデータベースに登録された場合には、その修正データのみが送られてきて、最初に作成したデザインに修正が施されることになる。
図1において、クライアント10、データベース20、校正会社30および制作会社40は、例えばインターネット等のネットワーク上で互いに接続されており、ネットワークを介してそれぞれデータ通信を行えれるようになっている。しかし、本発明ではこれに限らず、それぞれの間でのデータのやり取りは物理的なメディア移動で行われてもよい。
図2において、100は、クライアント10、校正会社30、制作会社40のそれぞれの装置内部を示すブロック図である。それぞれの装置はコンピュータで構成されているため、その内部構成はほぼ同じである。
110は、CPU(中央処理演算部)であり、ROM120に格納されたプログラムと入力部150から入力されたデータに基づいて、プログラムを実行し、必要に応じてディスプレイ140等の出力部に演算結果を出力(表示)する。
120は、ROM(リード・オンリー・メモリ)であり、前述のように、所定の演算を行うプログラムが格納されている。なお、システム1における各装置(10、30、40)によって、ROMに格納されているプログラムやデータは異なるのは当然である。例えば、クライアント10のROMには、商品リスト作成用の用紙やプログラムが格納されている。また、校正会社30のROMには、後述のバリエーションパターン表作成のためのプログラムやチラシ制作用データ抽出・変換プログラム等が格納されている。さらに、制作会社40のROMには、後述の写植データや写真データをデザインラフに貼り付けるためのプログラムが格納されている。
130は、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)であり、入力部150から入力されたデータが一時的格納される。この一時格納のデータは、例えば前述のように、プログラムとともに所定の演算又は入力データの評価に用いられる。
140は、ディスプレイ等の表示部であり、CPU110による演算結果及び/又は例えばリストの表示がなされる。
150は、入力部であり、例えばキーボード、マウス等のポインティングデバイス、スキャナやOMR(光磁気読取装置)等が該当する。このスキャナやOMRを用いれば、クライアントが画面上で商品のリストを作成しなくても、例えば紙上でリストを作成し、それを直接読み込むことができるので便利である。
160はプリンタであり、リスト、演算結果やバリエーションパターン作成結果を紙に出力することもできる。
以上のようなシステム構成及び装置構成の下、本発明に係るチラシ広告作成システムの全体動作は具体的に図3のフローチャートに基づいて実行される。このフローチャートにおける動作の制御は各装置内部のCPU110によって行われている。
図3は、図1に示されるチラシ広告システム1におけるチラシ広告作成発注から印刷までの一連の処理の流れの全体を説明するためのフローチャートである。
ステップS101において、クライアント10がデジタルリストを作成してそれをデータベース20に登録する。このデジタルリストは、図1で説明した商品アイテム情報に係るテキストデータのことを指している。また、ステップS102において、クライアント10では「大基本オリエン」が作成され、それが制作会社40に通知される。この「大基本オリエン」とは、どのような方向性でどのようなチラシ作成を希望するかについてのコンセプトである。
そして、ステップS201において、制作会社40はクライアント10から大基本オリエンに係る情報を取得して、大基本ラフパターンを作成する。大基本ラフパターンとは、クライアント10の各店舗のチラシ広告の基本となるパターンであり、例えば、100パターンのチラシがあるとしたら、その基本となるもののラフデザインである。
制作会社40からクライアント10に大基本ラフパターンが返送され、クライアント10ではステップS103において、大基本ラフパターンが前述した大基本オリエンに合致したものであるかがチェックされ、その結果が制作会社40に通知される。
一方、校正会社30では、ステップS301において、登録されたデジタルテキストからテキストデータが取得され、大基本制作リストが作成される。大基本制作リストは、大基本のチラシ広告についての文字原稿や基本パターンを示すものであり、どのような商品構成および商品組み合わせでチラシを作っていくかが決定される。
また、ステップS302において、バリエーションパターンが作成される。バリエーションパターンとは、店舗によって商品数及び種類や割引率等が異なるため作成されるリストであり、同じ商品等を有する店舗によってグループ化を行い、大基本パターンとの共通部分と変更部分とが明確に区別されるように、各グループに対応した複数パターンからなる商品アイテムリストである。
大基本制作リストおよびバリエーションパターンリストはデータベース20に登録される。
制作会社40では、ステップS202において、クライアントのチェック結果およびデータベース20から入手した大基本制作リストに基づいて大基本カラーパターンが作成される。この大基本カラーパターンは、大多数の店舗(例えば、首都圏の各店舗)が使用するチラシに相当するチラシパターンであり、後の過程で修正が入る可能性はあるが、印刷処理されるものの基になるものである。従って、大基本カラーパターンは、文字通りカラーで構成され、商品情報や写真データもそこに挿入されている。
続いて、ステップS104において、クライアント10によって大基本カラーパターンがチェックされ、ステップS105において修正があるかが判断される。
ステップS105において修正があると判断されると、処理は制作会社40側のステップS203に移行し、チェック結果に基づいて大基本カラーパターンが修正される。
一方、校正会社30では、ステップS303において、大基本カラーパターンについて校正処理がなされる。なお、校正処理とは、誤字・脱字の訂正や商品の追加・削除を行う処理である。クライアント10から修正されたデジタルリストがデータベース20に登録される場合があるので、その修正情報を大基本制作リストやバリエーションパターンリストに反映させるのである。一方、修正処理(ステップS203等)は、クライアント10からのレイアウト修正要求や校正内容をカラーパターン(大基本及びバリエーションカラーパターン)に反映させることをいう。
ステップS304では、校正結果が制作会社に通知され、制作会社40側のステップS203では、その校正結果も大基本パターン修正で考慮される。
ステップS203で修正がされると、処理は再度ステップS104に移行し、クライアント10によるチェックがされる。ステップS104→S105→S203の処理ループは修正が無くなるまで続くが、例えば、2回は少なくともクライアント10のチェックを行うなど、回数を決めて修正処理ループを実施するようにしても良い。
また、ステップS105において修正がないと判断された場合には、処理はステップS106に移行し、クライアント10において今度はバリエーションオリエンが決定される。バリエーションオリエンとは、前述の大基本オリエント同様に、バリエーションパターンのコンセプトである。
そして、制作会社40側のステップS204において、クライアント10によって決定されたバリエーションオリエン及び校正会社30によって作成されたバリエーションパターンに関するリストに基づいて、バリエーションカラーパターンが作成される。
続いて、処理はクライアント10側のステップS107に移行し、ここで、大基本カラーパターンの最終チェックが行われ、また、ステップS108においてバリエーションカラーパターンのチェックが行われる。そして、ステップS109では、ステップS107及びS108のチェックによって、修正があるか否かが判断され、修正がある場合には処理は制作会社40にステップS205に移行する。
一方、校正会社30のステップS305では、大基本完成版およびバリエーションパターンの校正処理が行われる。そして、ステップS306において、校正処理の結果が制作会社に通知される。
制作会社40のステップS205では、クライアント10のチェック結果及び校正会社30の校正結果に基づいて、大基本カラーパターン及びバリエーションパターンの修正処理が行われる。大基本については最終段階の修正処理であり、前述のステップS104→S105→S203の処理ループで修正処理が完了していれば、ほとんど修正処理がなされないのが通常であり、この段階での修正は予備的な性格を有するものである。よって、クライアントより急な修正が入ったり、前段階で校正ミスをしていた場合には有効となる。なお、バリエーションパターンについては、これはメインの修正処理であり、ステップS107→S108→S109→S205及びS305→S306→S205は修正や校正がなくなるまで繰り返される。バリエーションパターンに関しても、大基本同様に、修正回数に制限を設けてもよい。
前述のステップS109において、クライアント10のチェックの結果、修正がないと判断された場合には、処理はステップS401に移行し、整版・印刷処理が実行され、一連の処理が終了する。そして、出来上がったチラシ広告はクライアント10に納品される。
図5は、写植データの生成工程(校正会社30における)とそれとパラレルに進む印刷用写真データの生成工程を示す図である。主に前者が重要である。なお、この図5は、特に図3におけるステップS301およびステップS302を詳細に示したものである。
図3のステップS101で示されるように、クライアント10から校正会社30にデジタルリストが送られ、ステップS3010では、そのリストからテキストデータが抽出される。このテキストデータは、例えば、各商品アイテムごとに価格、売り込み情報、写真ネガ番号、店舗情報等がリストに羅列されたエクセル形式のデータやタブ区切りのファイルである。従って、このリストには必要な情報は全て含まれているが、非常に見づらいものである。
そこで、ステップS3020では、ステップS3010で取得されたテキストデータから校正用リスト60を作成する。校正用リスト60は、例えば図6に示されるようなフォーマットにチラシ作成に必要な一商品アイテムの情報が含まれた一葉シートとなっており、このシートが商品アイテム数分作成される。図6で示されるように、この商品は、商品リスト番号が0041−03で、婦人服に係り、取り扱い部門の本商品のテーマがフォーマルウエア2割引というものである。また商品情報61として、写真ネガ番号が23A030、定価4900円が今回2割引で売価39200円、素材・サイズ情報が示されている。また、付加的な商品情報62として、当該商品についてチラシに特に掲載したい商品情報や売り込み情報も示されている。さらに、店舗情報63として、クライアントである量販店の各店舗のうち、本商品について本一葉シートの商品情報(条件)でセールを行う店舗はどこであるかが◎でチェックされている。
図5に戻り、ステップS3030では、ステップS3020で作成された校正用リスト60からバリエーションパターン表が作成される。ステップS3020で作成された校正用リスト60は全ての商品について、取り扱う店舗の情報63が含まれているので、各校正用リスト60の店舗情報63を比較することにより、同じ商品を取り扱う店舗でグルーピング(大グループ)を行うことができる。また、同じ商品でも店舗によって割引率や売価が異なる場合もあるので、大グループ内でも同じ割引率等で括りとをつけてグループ化(小グループ)することも可能である。なお、グルーピング処理を行うためには、大基本パターン、パターンA、パターンB・・・の各パターンに載る商品の情報は予め決められていることを要する。かかるパターンは大グループの数に依存するものであるが、チラシ広告作成の効率化のためにはあまり大グループの数は増やすべきではない。従って、小グループを活用することにより大グループ数を効率よく減らし、よってパターン数も大グループ数に応じて減らすことができる。
ステップS3030で作成されるバリエーションパターン表は、例えば図6に示される71のようなものである。ここで、711はパターンとして抽出する対象データを示し、ラジオボタンで選択できるようになっている。図7の例では、校正後のデータが抽出対象となっている。また、712は大基本パターンが採用されるのはどの店舗かを示す枠であり、本例では3店舗が大基本のチラシパターンが適用される。同様に、713はパターンAが採用される店舗を示し、714はパターンBが採用される店舗を示している。さらに、715のボタン群は、大基本抽出ボタンを押すと、大基本パターンに係る校正リストが抽出でき、一括抽出ボタンを押すと、大基本パターン、パターンA、B・・・を含めた全てのパターンについての校正用リストが抽出できる。
ステップS3030によりバリエーションパターン表が作成されれば、処理はステップS3040に移行する。ステップS3040において、各パターン毎のデジタルリストが生成される。つまり、図5では、大基本パターンとパターンAとパターンBについてリストが作成される。なお、パターンA及びBでは、大基本パターンとの共通部分と変更部分(異なる商品・追加商品のリスト)とに分かれて管理されている。このようにすることにより、大基本パターンとはどこまでが同じで何が異なるかが一目瞭然となるので、管理しやすいと共にチラシ広告の作成が従来と比べて格段に容易になるという効果を奏する。
図7の72乃至74にステップS3040で生成されるデジタルリストが示されている。72は大基本パターンに関連する各商品の校正用リスト60の束であり、73はパターンAに関連する各商品の校正用リスト60の束であり、74はパターンBに関連する各商品の校正用リスト60の束である。
続いて処理はステップS3050に移行し、各パターンのリストに表された商品情報等を抽出し、チラシ制作用データに変換する処理が実行される。図5のステップS3050に示されるように、例えば、(限定数:1)と標記された部分は(お一人様1点限り)と変換される。その他の部分の情報についても実際にチラシ広告上で用いられる表記に変換される。全てのパターンの全ての商品について変換処理が完了すれば、処理はステップS3060に移行する。
ステップS3060においては、各パターンについてチラシ用文字情報をタブデータ化する。図示はしていないが、例えば、各パターンにおいて、各商品の写真データ番号と商品情報の変換後標記をリスト化したものが生成される。この処理が全てのパターンの全ての商品について完了すれば、処理はステップS3070に移行し、これらのデータがチラシ用写植データとして用いられる準備が整えられることになる。
一方、図5において、ステップS4010では、クライアント10からの取得したテキストデータから各商品についての撮影用リストが作成される。これを基に、ステップS4020で実際に撮影された写真データを入力し、ステップS430においてチラシ広告に適合するようにデータ加工をする。また、以前にデータベース20(図1)に登録された写真データのうちで今回のチラシ広告作成に用いることができる写真データがある場合には、データベースから抽出して印刷用写真データとして用いることもできる。このように整理された写真データは、ステップS4050において管理され、印刷用写真データとして使用可能となる。
図8は、図5に示される校正会社30における写植データ作成処理の後に、制作会社40で行われるデザイン工程を示す図である。ただし、ステップS4060は校正会社30で行われる工程である。
図8において、ステップS4010では、制作会社40はデザインラフを作成する。このデザインラフは、例えば図9における91に示されるようなチラシ広告の原型になるものである。
また、ステップS4020では、校正会社30によって作成された写植データ、つまり図5のステップS3060で作成される各パターン(大基本、パターンA、B・・・)のタブデータがデータベース20に格納されているので、データベースにアクセスして、これらのデータを取得する。図3のフローチャートに基づけば、まずは大基本パターンについてのデータが取得される。大基本パターンの校正や修正が完了してからバリエーションパターンについて処理される。しかし、各パターンを同時に処理してもよい。その場合には、図3の全体の処理動作は異なるものとなるが、順番が異なるだけであり、その場合の処理は一義的に理解されるので、ここでは説明を省略する。
さらに、ステップS4030では、データベース20からチラシ広告に貼り付けられる写真データも取得される。
そして、処理はステップS4040に移行し、ここで、取得したタブデータ(リストデータ)や写真データを、ラフデザインのどこに貼り付けられるかについてアドレス指定し、合番(アドレス)入りデジタル指定原稿が作成される。これらの指定原稿は図9の92、93、94に示されている。92は大基本パターンの原稿であり、93及び94はパターンA及びBの原稿である。パターンA及びBの空欄になっている部分は大基本パターンと共通であることを意味している。このようにすることにより大基本パターンと別の各パターンのどこが異なっているかが一目瞭然となるのである。このことは図5におけるステップS3040の説明でも述べた。
その後、ステップS4050において、テキストデータ及び画像データがアドレス入りデジタル指定原稿に流し込まれる。ステップS4050の処理が終了すると、一旦そのチラシ広告をデータベース20に返すか、又はクライアント10や校正会社30に直接送信する。前者の場合には、校正会社30やクライアント10は、校正のため又はチェックのために、それぞれデータベース20にアクセスしてチラシ広告データを取得することになる。
ステップS4060では、校正会社39によって文字校正やパターン校正の処理が行われる。そして、校正処理の結果が制作会社40に通知され、ステップS4070では、製作会社40によって文字の修正やパターンの修正の処理が行われる。
何度か校正処理や修正処理が行われる可能性があることは図3によって示されているが、最終的に校正や修正が完了すると、ステップS4080において、最終的なデータが確定する。確定後ステップ4090で印刷用のフィルム作成処理が行われ、続いてステップS4100で刷版・印刷処理が行われ、実際にクライアントから消費者に配られるチラシ広告が出来上がる。そして、ステップS4110でそのチラシ広告をクライアント10に納品することになる。
なお、クライアントへの課金については、システム上図示してはしていないが、各工程をクリアすると校正会社及び制作会社から請求書が自動発行される様にしても良いし、通常の取引と同様に、最終商品であるチラシ広告を納品した段階で請求書が自動発行され、銀行口座から自動的に引き落としされるようにしてもよい。請求書に従い、自動引き落としする場合には、認証を行ったり、クライアントの許可を得る等、セキュリティ担保の必要があることは当然である。
<その他>
本発明の実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
本発明の実施の形態に係る広告作成システムを示す図である。 本発明の実施の形態に係る広告システムを構成するクライアント、校正会社、制作会社の処理装置のブロック図を示す図である。 クライアント、校正会社、制作会社における本発明の実施の形態の全体処理を説明するためのフローチャート(前半)である。 クライアント、校正会社、制作会社における本発明の実施の形態の全体処理を説明するためのフローチャート(後半)である。 校正会社における処理の詳細を示すフローチャートである。 校正用リストの具体例を示す図である。 バリエーションパターン表の具体例を示す図である。 制作会社における処理の詳細を示すフリーチャートである。 作成される広告の具体例を示す図である。

Claims (16)

  1. 複数種類のチラシ広告を作成する広告作成システムであって、
    前記チラシ広告に掲載される複数の商品の商品情報を格納するデータベースと、
    前記データベースから前記複数の商品の商品情報を取得し、基本となる基本チラシ広告に掲載される商品の商品リストと前記基本チラシ広告を部分的に変更してなる派生チラシ広告に掲載される商品の商品リストを作成する写植データ作成手段と、
    前記写植データ作成手段によって作成された複数の商品リストに基づいて、複数種類のチラシ広告を作成するチラシ広告作成手段と、
    を備えたことを特徴とする広告作成システム。
  2. 前記チラシ広告作成手段は、クライアントの要望に応じて前記基本チラシ広告の元となる基本ラフパターンを作成し、前記クライアントによる該基本ラフパターンのチェック結果に基づいて基本カラーパターンを作成することを特徴とする請求項1に記載の広告作成システム。
  3. さらに、前記基本カラーパターンに対して校正処理を実行する校正手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の広告作成システム。
  4. 前記チラシ作成手段は、前記校正手段による校正処理結果および前記クライアントによる前記基本カラーパターンの修正結果に基づいて、前記基本カラーパターンを完成させることを特徴とする請求項3に記載の広告作成システム。
  5. 前記チラシ広告作成手段は、前記クライアントの要望に応じて前記派生チラシ広告の元となるバリエーションカラーパターンを作成することを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の広告作成システム。
  6. 前記校正手段は、前記バリエーションカラーパターンに対して校正処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の広告作成システム。
  7. 前記チラシ作成手段は、前記校正手段による校正処理結果および前記クライアントによる前記バリエーションカラーパターンの修正結果に基づいて、前記バリエーションカラーパターンを完成させることを特徴とする請求項6に記載の広告作成システム。
  8. 前記チラシ作成手段は、前記写植データ作成手段によって作成された前記複数の商品リストに掲載された商品情報とこの商品情報と共に掲載される画像データをアドレス指定し、前記基本チラシ及び前記派生チラシを有する複数種類のチラシ広告を作成することを特徴とする広告作成システム。
  9. 複数種類のチラシ広告を作成する広告作成方法であって、
    前記チラシ広告に掲載される複数の商品の商品情報をデータベース格納する入力工程と、
    前記データベースから前記複数の商品の商品情報を取得し、基本となる基本チラシ広告に掲載される商品の商品リストと前記基本チラシ広告を部分的に変更してなる派生チラシ広告に掲載される商品の商品リストを作成する写植データ作成工程と、
    前記写植データ作成工程で作成された複数の商品リストに基づいて、複数種類のチラシ広告を作成するチラシ広告作成工程と、
    を備えたことを特徴とする広告作成方法。
  10. 前記チラシ広告作成工程では、クライアントの要望に応じて前記基本チラシ広告の元となる基本ラフパターンが作成され、前記クライアントによる該基本ラフパターンのチェック結果に基づいて基本カラーパターンが作成されることを特徴とする請求項9に記載の広告作成方法。
  11. さらに、前記基本カラーパターンに対して校正処理を実行する校正工程を備えることを特徴とする請求項10に記載の広告作成方法。
  12. 前記チラシ作成工程では、前記校正工程による校正処理結果および前記クライアントによる前記基本カラーパターンの修正結果に基づいて、前記基本カラーパターンが完成されることを特徴とする請求項11に記載の広告作成方法。
  13. 前記チラシ広告作成工程では、前記クライアントの要望に応じて前記派生チラシ広告の元となるバリエーションカラーパターンが作成されることを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記載の広告作成方法。
  14. 前記校正工程では、前記バリエーションカラーパターンに対して校正処理が実行されることを特徴とする請求項13に記載の広告作成方法。
  15. 前記チラシ作成工程では、前記校正工程による校正処理結果および前記クライアントによる前記バリエーションカラーパターンの修正結果に基づいて、前記バリエーションカラーパターンが完成されることを特徴とする請求項14に記載の広告作成システム。
  16. 前記チラシ作成工程では、前記写植データ作成工程において作成された前記複数の商品リストに掲載された商品情報とこの商品情報と共に掲載される画像データがアドレス指定され、前記基本チラシ及び前記派生チラシを有する複数種類のチラシ広告が作成されることを特徴とする広告作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014026534A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Dainippon Printing Co Ltd 組版装置、組版データ作成方法、及び組版データ作成処理プログラム

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