JP2005294032A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 制御端末や操作端末の数が多いときの操作端末への操作に対する応答速度の低下を防止しつつ、複数の操作端末が同時に操作された場合にも照明負荷の照度変化のタイミングのばらつきを抑えることができる照明制御システムを提供する。
【解決手段】 操作端末2a,2bは信号線4a〜4cを介して互いに接続されている。各操作端末2a,2bは、信号線4a〜4cを介して互いに入出力する信号によって他の操作端末2a,2bが操作されたことを検知する。複数の操作端末2a,2bが同時に操作されたときには、同時に操作されたうちの1台の操作端末2aが自身と他の操作端末2bとの各制御信号の内容を含む合成制御信号を生成して複数の制御端末1a,1bにマルチキャストで送信し、他の操作端末2bは制御信号の送信を中止する。制御端末1a,1bは、合成制御信号に基いて照明負荷La,Lbを調光制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、それぞれ照明負荷を制御する複数の制御端末と、それぞれ照明負荷の制御のために操作される複数の操作端末とを、共通の伝送線路に接続した照明制御システムに関するものである。
従来から、それぞれ照明負荷を制御する複数の制御端末と、それぞれ照明負荷の制御のために操作される複数の操作端末とを、共通の伝送線路に接続した照明制御システムにおいて、信号の衝突を防ぐために種々の方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の方法として、例えば、信号の送信権を付与する制御パケット(Token)を伝送線路上に循環させるトークンリング(Token Ring)方式や、制御端末が各操作端末との間で順に通信を行うポーリング(Polling)方式が知られている。
しかし、制御端末や操作端末の数が多い場合、トークンリング方式では操作されていない操作端末にトークンが滞在する時間が長くなり、ポーリング方式では操作されていない操作端末と制御端末との間の通信で伝送線路が使用される時間が長くなるため、いずれの方式でも操作端末への操作に対する応答が遅くなってしまう。
他には、伝送線路上に信号が存在するか否かを検出する手段を制御端末や操作端末に設け、制御端末や操作端末が信号を送信しようとしたときに伝送線路上に信号が存在するときには信号の送信を延期し、伝送線路上に信号が存在しないときにのみ信号を送信するようにして衝突を低減するCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)方式、並びにCSMA/ACK(Carrier Sense Multiple Access with ACKnowledgement)が知られている。CSMA/CD方式やCSMA/ACK方式の場合、制御端末や操作端末の数が多くても、操作端末への操作に対する応答速度の低下は避けられる。
特開2001−197091号公報
ここで、照明制御システムには、段階的な照度変更が可能であって多段階で照度を変更するときには照度を変更する段階の回数だけ制御信号の送信が必要となるものがある。
このような照明制御システムにおいて、CSMA/CD方式やCSMA/ACK方式を用いると、例えばある操作端末が複数の制御信号を送信している間に他の操作端末が操作されても、他の操作端末は制御信号を送信中の操作端末が送信を完了するまで待機しなければならないから、ある照明負荷の照度が一気に変化した後に時間をおいて他の照明負荷の照度が変化するといったように、照明負荷の照度変化のタイミングにばらつきが生じることになり、使用者に違和感を与えてしまう。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、制御端末や操作端末の数が多いときの操作端末への操作に対する応答速度の低下を防止しつつ、複数の操作端末が同時に操作された場合にも照明負荷の照度変化のタイミングのばらつきを抑えることができる照明制御システムを提供することにある。
請求項1の発明は、それぞれ照明負荷を制御する複数の制御端末とそれぞれ制御端末に対応し照明負荷の調光制御のために操作される複数の操作端末とを共通の伝送線路に接続した照明制御システムであって、各操作端末はそれぞれ、照明負荷を調光制御するために操作される操作部と、操作部に加えられた操作に応じた制御信号を生成する制御部と、制御部が生成した制御信号を伝送線路に送信する制御送信部と、信号線を介して他の操作端末に接続され制御部の制御に応じた信号を他の操作端末に送信する操作端末間送信部と、信号線を介して他の操作端末に接続され他の操作端末からの信号を受信して制御部に入力する操作端末間受信部とを有し、各制御端末はそれぞれ、伝送線路を通じて送信された制御信号を受信する受信部と、対応する操作端末からの制御信号が受信部に受信されると該制御信号に応じて照明負荷を調光制御する負荷制御部とを有し、各操作端末の制御部は、制御信号を送信する前に操作端末間送信部を制御して制御信号の内容を示す予告信号を他の操作端末に送信させ、予告信号の送信中に他の操作端末からの予告信号が操作端末間受信部に受信された場合には、うち1台の操作端末においては、制御部は、予告信号を出力した他の全ての操作端末の制御信号と自身の制御信号との内容を含む合成制御信号を生成するとともに、少なくとも予告信号を出力した他の全ての操作端末と自身とにそれぞれ対応する各制御端末を全て含む複数の制御端末を対象として合成制御信号を制御送信部に送信させ、上記1台を除く他の操作端末においては、制御部は制御信号の送信を中止し、制御端末の負荷制御部は、受信部に受信された合成制御信号から自らを対象とする制御信号の内容を検出し、該制御信号の内容に基いて照明負荷を調光制御することを特徴とする。
この発明によれば、操作されない操作端末及びこれに対応する制御端末は信号の送受信を行わないことにより、操作端末及び制御端末の数が多いときの操作端末への操作に対する応答速度の低下を防止しつつ、操作された各操作端末にそれぞれ対応する各制御端末が合成制御信号を同時に受信することによって略同時に照明負荷を調光制御することになるから、照明負荷の照度変化のタイミングのばらつきが抑えられ、使用者に違和感を与えることがない。さらに、同時に操作された複数の操作端末の制御信号を、操作された操作端末に対応する全ての制御端末を対象とする合成制御信号として1台の操作端末が送信するから、制御信号同士の衝突が防止される。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、各操作端末はそれぞれ、伝送線路上に合成制御信号が存在するか否かを検出する合成制御信号検出手段を有し、各操作端末の制御部は、制御信号の送信を中止してから所定時間以内に合成制御信号が合成制御信号検出手段に検出されなかった場合には操作端末間送信部に再送要求信号を送信させ、合成制御信号を制御送信部に送信させた後に、該合成制御信号に対応する再送要求信号が操作端末間受信部に受信されると、該合成制御信号を再び制御送信部に送信させることを特徴とする。
この発明によれば、合成制御信号検出手段により合成制御信号の送信の失敗を検出することができ、合成制御信号の送信に失敗した場合には、合成制御信号の送信をやり直すことができる。
請求項3の発明は、それぞれ照明負荷を制御する複数の制御端末とそれぞれ制御端末に対応し照明負荷の調光制御のために操作される複数の操作端末とを共通の伝送線路に接続した照明制御システムであって、各操作端末はそれぞれ、照明負荷を調光制御するために操作される操作部と、操作部に加えられた操作に応じた制御信号を生成する制御部と、制御部が生成した制御信号を伝送線路に送信する制御送信部と、伝送線路上の信号を検出する信号検出手段とを有し、各制御端末はそれぞれ、伝送線路を通じて送信された制御信号を受信する受信部と、対応する操作端末からの制御信号が受信部に受信されると該制御信号に応じて照明負荷を段階的に調光制御する負荷制御部とを有し、各操作端末の制御部は、制御信号の送信を試みる際に、信号検出手段に他の操作端末の制御信号が検出されている場合、又は信号検出手段に他の操作端末の制御信号が信号検出手段に検出されなくなった後に制御信号の検出に充分な時間である待機時間が経過する以前であった場合には、少なくとも信号検出手段に他の操作端末の制御信号が検出されなくなった後さらに待機時間が経過するまでは制御信号の送信を延期するものであって、操作端末の制御部は、操作端末毎に保有するパラメータである優先度を保持し、自身の優先度が高いほど待機時間を短くし、制御信号の送信を延期している操作端末が存在するときに連続して制御信号を送信することがないように、優先度を随時変更することを特徴とする。
この発明によれば、操作されない操作端末及びこれに対応する制御端末は信号の送受信を行わないことにより操作端末及び制御端末の数が多いときの操作端末への操作に対する応答速度の低下を防止しつつも、複数の操作端末が同時に操作された場合には、操作された操作端末が優先順位の順に1回ずつ制御信号を送信することになるので、照度変化のタイミングのばらつきが抑えられるから、使用者に違和感を与えることがない。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、制御端末は、対応する操作端末からの制御信号が受信部に受信されたときに伝送線路を通じて操作端末に確認信号を送信する送信部を有し、操作端末の制御部は、制御信号を制御送信部に送信させた後、確認信号の操作端末への到達に充分な時間であって待機時間よりも短い所定のタイムアウト時間内に信号検出手段に確認信号が検出されなかった場合には再度、制御信号の送信を試み、他の操作端末の制御信号が信号検出手段に検出されたことで制御信号の送信を延期したとき、並びに制御信号を制御送信部に送信させてからタイムアウト時間内に確認信号が信号検出手段に検出されなかったときに、自身の優先度を上昇させ、制御信号を制御送信部に送信させた後に該制御信号に対応する確認信号が信号検出手段に検出されたときには自身の優先度を最も低くすることを特徴とする。
この発明は請求項3の発明の実施態様であり、請求項3の発明と同様の効果が得られる。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4の発明において、各操作端末は、信号線を介して他の操作端末に接続され制御部の制御に応じた信号を他の操作端末に送信する操作端末間送信部と、信号線を介して他の操作端末に接続され他の操作端末からの信号を受信して制御部に入力する操作端末間受信部とを有し、操作端末の制御部は、制御信号を制御送信部に送信させる前には制御信号の内容を示す予告信号を操作端末間送信部に送信させ、予告信号の送信中に他の操作端末の予告信号が操作端末間受信部に受信された場合には、予告信号を送信した各操作端末の優先度が全て異なるように自身の優先度を設定することを特徴とする。
この発明によれば、複数の操作端末で優先度が同じになることに起因する衝突の発生が防止されるから、操作端末への操作に対する応答速度が向上する。
本発明によれば、操作されない操作端末及びこれに対応する制御端末は信号の送受信を行わないようにして、操作端末及び制御端末の数が多いときの操作端末への操作に対する応答速度の低下を防ぎつつも、複数の操作端末が同時に操作された場合には複数の制御端末への制御信号を合成した合成制御信号を対象となる複数の制御端末が略同時に受信することによって略同時に照明負荷を制御し、又は操作された各操作端末が優先順位の順に1回ずつ制御信号を送信することになるから、照明負荷の照度変化のタイミングのばらつきが抑えられ、使用者に違和感を与えることがない。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように、それぞれ照明負荷La,Lbを制御する複数(例えば2台)の制御端末1a,1bと、それぞれ制御端末1a,1bに一対一に対応し照明負荷La,Lbの制御のために操作される複数の操作端末2a,2bとを共通の伝送線路3にバス接続したものである。ここで、各制御端末1a,1b並びに各操作端末2a,2bは、それぞれ埋込形の配線器具用の取付枠に取り付け可能な形状のハウジングを有する。そして、各制御端末1a,1bは、それぞれ対応する照明負荷La,Lbに近い位置において例えば壁面に埋込配設され、各操作端末2a,2bは、制御端末1a,1bからは離れた位置において互いに近接して例えば壁面に埋込配設される。
各操作端末2a,2bは、それぞれ図2に示すように、操作端末2a,2bに対応する照明負荷La,Lbを調光制御するために操作される操作部21と、操作部21が操作されたときに操作部21に加えられた操作の内容に応じた制御信号を生成する制御部22と、制御部22が生成した制御信号を伝送線路3を通じて制御端末1a,1bへ送信する送信部23とを有する。操作部21は例えばそれぞれ押操作される押釦ハンドル並びに押釦ハンドルが押操作される毎に出力を生成して制御部22に入力するスイッチを有するアップスイッチとダウンスイッチとからなる。制御部22は例えばマイコンからなり、アップスイッチから信号が入力されたときには照明負荷La,Lbの照度を1段階上げる制御信号を生成し、ダウンスイッチから信号が入力されたときには照明負荷La,Lbの照度を1段階下げる制御信号を生成する。送信部23は例えば制御信号の内容に応じて伝送線路3間にかける電圧をオンオフすることによって制御信号をパルス信号として送信する。また、各操作端末2a,2bはそれぞれいわゆるCSMA方式で制御信号を送信する。すなわち、各操作端末2a,2bは、それぞれ例えば伝送線路3間の電圧を検知することによって伝送線路3上の信号を検出する信号検出部26を有し、制御部22は、送信部23に信号を送信させようとする際に信号検出部26によって伝送線路3上に何らかの信号が検出されていれば、少なくとも信号検出部26に信号が検出されなくなるまでは信号の送信を延期する。ここで、送信部23並びに信号検出部26はそれぞれ従来周知の技術を用いて実現可能であるから、詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。なお、図2には1個の操作端末2aのみを示したが、他の操作端末2bも共通の構成を有する。
ここで、操作端末2a,2b間は信号線4a〜4cを介して接続されていて、各操作端末2a,2bは、制御部22によって駆動され信号線4a〜4cを通じて他の操作端末2a,2bへ信号を送信する操作端末間送信部24と、信号線4a〜4cを通じて他の操作端末2a,2bから送信された信号を制御部22に入力する操作端末間受信部25とを有する。信号線4a〜4cは、例えばそれぞれ1台ずつの操作端末2a,2bに対応した信号線4a,4bと、共通の信号線4cとからなる。各操作端末2a,2bにおいて、操作端末間送信部24は、自身に対応した信号線4a,4bと共通の信号線4cとを介して、それぞれ近接する他の全ての操作端末2a,2bの操作端末間受信部25に接続されている。操作端末間送信部24は例えば信号の内容に応じた電圧を自身の操作端末2a,2bに対応した信号線4a,4bと基準電位の信号線4cとの間に加えることで他の操作端末2a,2bに信号を送信する。操作端末間受信部25は例えば自身の操作端末2a,2bに対応しない信号線4a,4bと基準電位の信号線4cとの間の電圧を検出することで他の操作端末2a,2bからの信号を受信する。なお、操作端末間送信部24並びに操作端末間送信部25はそれぞれ従来周知の技術を用いて実現可能であるから、詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。
各制御端末1a,1bは、それぞれ図3に示すように、例えば伝送線路3間の電圧を検出することによって制御信号を受信する受信部11と、照明負荷La,Lbを調光制御する負荷制御部12と、制御信号が受信部11に受信されたときに該制御信号に基いて負荷制御部12に照明負荷La,Lbを制御させる制御部13とを備える。ここで、制御端末1a,1bと操作端末2a,2bとはアドレスによって対応付けられており、制御信号には対象となる制御端末1a,1bに対応したアドレスが含まれている。制御部13は例えばマイコンからなり、自身に対応するアドレスを含む制御信号が受信部11に受信されたときに、該制御信号に応じて負荷制御部12を制御する。負荷制御部12は、例えば照明負荷La,Lbに給電するためのAC100Vの電源に接続された給電路5に挿入され、照明負荷La,Lbへ供給する電力量を調整することにより照明負荷La,Lbを調光制御する。受信部11は例えば伝送線路3から受信された制御信号を制御部13に入力される信号に変換する。ここで、受信部11並びに負荷制御部12はそれぞれ従来周知の技術を用いて実現可能であるから、詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。また、各制御端末1a,1bは、照明負荷La,Lbを調光制御するために操作される操作端末2a,2bと同様の操作部14を備え、制御部13は、操作部14が操作されたときに、操作部14に加えられた操作に応じて照明負荷La,Lbを調光制御する。すなわち、制御端末1a,1bの操作部14を操作することによっても照明負荷La,Lbを調光制御することができるようになっている。なお、図3には1個の制御端末1aのみを示したが、他の制御端末1bも共通の構成を有する。
以下、本実施形態の要旨である操作端末2a,2bの動作を説明する。
各操作端末2a,2bの制御部22は、操作部21の例えばアップスイッチが操作されると、対応する照明負荷La,Lbの照度を上げる制御信号を生成する。そして、生成した制御信号を送信部23に送信させる前に、対応する照明負荷La,Lbの照度を上げることを示す予告信号を操作端末間送信部24に送信させる。
ここで、各操作端末2a,2bはそれぞれ例えばディップスイッチからなる設定部27を有し、設定部27によって操作端末2a,2b間には予め優先順位が設定されている。
そして、予告時間中に、他の操作端末2a,2bの予告信号が操作端末間受信部25に受信された場合、つまり、複数の操作端末2a,2bで同時にそれぞれ操作部21が操作された場合には、優先順位の最も高い操作端末2aとその他の操作端末2bとで異なる動作が行われる。すなわち、優先順位の最も高い操作端末2aでは、制御部22は、自らの制御信号の内容並びに対象となる制御端末1aの情報と、他の操作端末2bの制御信号の内容並びに対象となる制御端末1bの情報とを全て含む合成制御信号を新たに生成して送信部23に送信させる。ここで、各制御端末1a,1bの制御部13には、全ての制御端末1a,1bを対象とするマルチキャストアドレスが定義されており、自身に対応するアドレスが含まれた制御信号のみならずマルチキャストアドレスが含まれた制御信号も受信するようになっている。そして、合成制御信号にはマルチキャストアドレスが含まれる。つまり、合成制御信号は、複数の制御端末1a,1bを同時に対象とするいわゆるマルチキャストで送信されることになる。また、優先順位が2番目以降の操作端末2bでは、制御信号の送信を中止する。
各制御端末1a,1bでは、合成制御信号が受信部11に受信されると、制御部13は合成制御信号から自身に対する制御信号の内容を検出し、これに基いて例えば照明負荷1a,1bの照度を上げるように負荷制御部12に照明負荷1a,1bを制御させる。
なお、操作部21を操作された操作端末2a,2bにおいて、予告時間中に操作端末間受信部25に他の操作端末2a,2bからの予告信号が受信されなかった場合には、制御部22はそのまま制御信号を送信部23に送信させる。
上記構成によれば、操作部21を操作されない操作端末2a,2b及びこれに対応する制御端末1a,1bは信号の送受信を行わないことにより、操作端末2a,2b及び制御端末1a,1bの数が多いときの操作端末2a,2bへの操作に対する応答速度の低下を防ぎつつ、同時に操作部21を操作された各操作端末2a,2bにそれぞれ対応する各制御端末1a,1bが略同時に合成制御信号を受信することによって略同時に照明負荷La,Lbを制御することになるので、照明負荷La,Lbの照度変化のタイミングのばらつきが抑えられるから、使用者に違和感を与えることがない。さらに、同時に操作部21を操作された複数の操作端末2a,2bの制御信号を、操作部21を操作された各操作端末2a,2bに対応する全ての制御端末1a,1bを対象とする合成制御信号として1台の操作端末2aが送信するから、制御信号同士の衝突が発生しない。
なお、本実施形態では制御端末1a,1b及び操作端末2a,2bは2台としたが、図4に示すように操作端末2a〜2cの台数分だけ信号線4a〜4dの本数を増やせば、制御端末1a〜1c及び操作端末2a〜2cを3台以上用いる場合にも対応可能である。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、各操作端末2a,2bが、それぞれCSMA/ACK方式で制御信号を送信するものである。すなわち、各制御端末1a,1bはそれぞれ図5に示すように、制御部13によって制御され信号を伝送線路3を通じて操作端末2a,2bへ送信する送信部15を備える。各制御端末1a,1bの制御部13は、自身を対象とする制御信号が受信部11に受信されたときには、負荷制御部12に照明負荷La,Lbを調光制御させるとともに、所定の確認信号を送信部15に送信させる。なお、送信部15は従来周知の技術を用いて実現可能であるから、詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。
各操作端末2a,2bでは、制御部22は、制御信号を送信部23に送信させてから所定のタイムアウト時間以内に確認信号が信号検出部26に検出されなかった場合、同じ制御信号を再度送信する。
ここで、マルチキャストで送信された信号に対して各制御端末1a,1bの制御部13が確認信号を送信部15に送信させると、複数の制御端末1a,1bから送信された確認信号同士が伝送線路3上で衝突してしまうから、CSMA/ACK方式では通常、マルチキャストで送信された信号に対しては確認信号は送信させない。本実施形態でも、合成制御信号はマルチキャストで送信されるものであるから、制御端末1a,1bでは、合成制御信号が受信部11に受信された場合、制御部13は確認信号を送信させない。しかし、このままでは合成制御信号の送信の成否を検出することができない。
そこで、本実施形態では、制御信号の送信を中止した操作端末2bで制御部22が合成制御信号の送信の成否を検出し、合成制御信号の送信の失敗が検出されたときに、合成制御信号を送信した操作端末2aに対し信号線4a〜4cを通じて合成制御信号の再送を要求する。
具体的には例えば、複数の操作端末2a,2bで同時にそれぞれ操作部21が操作されたときに、優先順位が2番目以降の操作端末2bにおいて、制御信号の送信を中止してから所定時間以内に合成制御信号が信号検出部26に検出されなかった場合、制御部22は、操作端末間送信部24に再送要求信号を送信させる。合成制御信号を送信した操作端末2aでは、操作端末間受信部25に再送要求信号が受信されると、制御部22が再度、合成制御信号を送信部23に送信させる。
または、優先順位が2番目以降の操作端末2bにおいて、制御信号の送信を中止した後に合成制御信号が信号検出部26に検出された場合に、制御部22が、操作端末間送信部24に送信確認信号を送信させるようにしてもよい。この場合、合成制御信号を送信した操作端末2aでは、合成制御信号を送信部23に送信させてから所定時間以内に送信確認信号が操作端末間受信部25に受信されなかった場合に、制御部22が再度、合成制御信号を送信部23に送信させる。
上記構成によれば、合成制御信号の送信失敗を検出することができ、合成制御信号の送信失敗が検出されたときには合成制御信号を再度送信させることができる。
(実施形態3)
本実施形態の基本構成は実施形態2と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、各制御端末1a〜1cの制御部13は、自身を対象とする制御信号が受信部11に受信される度に、照明負荷La〜Lcの照度を段階的に変化させる。また、本実施形態は、図6に示すように、信号線4a〜4dを用いておらず、図7に示すように、各操作端末2a〜2cはそれぞれ操作端末間送信部24及び操作端末間受信部25を有さない。そして、各操作端末2a〜2cがそれぞれ伝送線路3上の信号を監視し、伝送線路3上に制御信号が検出されたとき及び制御信号が検出されなくなってから待機時間は制御信号の送信を延期するようにし、さらに、複数の操作端末2a〜2cで同時にそれぞれ操作部21が操作された場合には、操作部21を操作された操作端末2a〜2cが順に1回ずつ制御信号を送信するように待機時間を調整することにより、照明負荷La〜Lcの照度変化のタイミングのばらつきを抑えるようにしたものである。
具体的に説明すると、各操作端末2a〜2cの制御部22は、操作部21が操作されると、それぞれ加えられた操作に応じた制御信号を加えられた操作に応じた回数だけ生成する。
また、各操作端末2a〜2cの制御部22は、それぞれ信号検出部26の出力を監視しており、図8(a)(b)に示すように信号検出部26によって伝送線路3上に制御信号SCが検出されると、少なくとも信号検出部26によって伝送線路3上に制御信号SCが検出されている期間と、伝送線路3上に制御信号SCが検出されなくなった時点Tから所定のタイムアウト時間Δtが経過するまでは制御信号の送信を延期する。
さらに、図8(a)に示すように、タイムアウト時間Δtが経過するまでに確認信号SAが信号検出部26に検出された場合、確認信号SAが検出されなくなってからタイムアウト時間Δtよりも長い所定のインターフレームギャップ時間Δtが経過するまでは送信禁止期間ΔTP1として制御信号の送信を延期する。
また、図8(b)に示すように、タイムアウト時間Δtが経過するまでに確認信号が信号検出部26に検出されなかった場合には、伝送線路3上に制御信号が検出されなくなった時点Tから起算してインターフレームギャップ時間Δtが経過した時点までは送信禁止期間ΔTP2として制御信号の送信を延期する。
その後さらに所定の単位待機時間Δtの整数n倍の時間だけ待機し、その時点Tnまでに信号検出部26によって伝送線路3上に次の制御信号SCが検出されていれば、制御信号SCの送信をさらに延期し、伝送線路3上に制御信号SCが検出されていなければ、制御信号SCを送信する。つまり、確認信号SAが検出された場合は、制御信号SCが検出されなくなってから確認信号SAが検出されなくなるまでの時間にインターフレームギャップ時間Δtと単位待機時間Δtの上記整数n(以下、「スロット番号n」と呼ぶ。)倍とを加えたものが待機時間となり、確認信号SAが検出されなかった場合は、インターフレームギャップ時間Δtと単位待機時間Δtのスロット番号n倍とを加えたものが待機時間となる。ここで、単位待機時間Δtの長さは、あるタイミングTn−1で送信された制御信号を、単位待機時間Δt後の次のタイミングTまでには操作端末2a〜2cの信号検出部26が確実に検出できる程度に長く、且つ、同じタイミングでの単位待機時間Δtが各操作端末2a〜2cで共通であればよく、必ずしも常に一定でなくともよい。
また、本実施形態の各操作端末2a〜2cの制御部22は、内部パラメータである優先度をそれぞれ保持しており、優先度が高いほどスロット番号nとして小さな数値を選択して早いタイミングT〜Tで制御信号を送信する。つまり、優先度が高いほど待機時間を短くする。さらに、制御信号を送信しようとしたタイミングが他の操作端末2a〜2cの制御信号が信号検出部26に検出されている期間又は他の操作端末2a〜2cの制御信号に伴う送信禁止期間であったことによって制御信号の送信を延期したときと、自身の制御信号を送信した後にタイムアウト時間Δtが経過するまでに確認信号が信号検出部26に検出されなかったときとには、それぞれ自身の優先度を高くし、制御信号の送信後に確認信号が信号検出部26に検出されたときは優先度を最低値にする。
具体的には、例えばスロット番号nが1〜15の15通りであって優先度が最低値の1から最高値の5までの5段階とする場合、各操作端末2a〜2cの制御部22は、自身の優先度が5であれば最も早いタイミングであるスロット番号n=1〜3の3通りのタイミングT〜Tの中から1つをランダムで選び、自身の優先度が4であればその次に早いスロット番号n=4〜6の3通りのタイミングT〜Tの中から1つをランダムで選ぶというように、各優先度にそれぞれ割り振られた3通りのタイミングの中から1つをランダムで選ぶようにする。また、優先度が既に5であれば、伝送線路3上に他の操作端末2a〜2cの制御信号が検出されたことによって制御信号の送信を延期したときや、自身の制御信号を送信した後にタイムアウト時間Δtが経過するまでに確認信号が信号検出部26に検出されなかったときにも、各操作端末2a〜2cの制御部22は優先度を高くすることはない。
次に、本実施形態の動作の具体例について次表を用いて説明する。ここでは、同時に操作された操作端末2a〜2cが3台である場合を考える。
Figure 2005294032
ここで、「送信回数」は、少なくとも1台の操作端末2a〜2cが制御信号を送信したときに、その制御信号が制御端末1a〜1cに受信されたか否かに関わらず1回と数えている。また、「スロット番号」の列の括弧内はそれぞれ制御部22の動作の結果を示し、「送信」は制御信号が送信され且つ確認信号が受信されたことを示し、「延期」は制御信号の送信が延期されたことを示す。まず、全ての操作端末2a〜2cで優先度は初期値である1となっているので、各操作端末2a〜2cの制御部22はそれぞれスロット番号n=13〜15の3通りのタイミングT13〜T15のうちの1つのタイミングで制御信号を送信部23に送信させようとする。表では第1の操作端末2aのみが最も早いスロット番号n=13のタイミングT13を選択しているので、第1の操作端末2aの制御部22がまず制御信号SC1を送信部23に送信させる。そして、より遅いスロット番号n=14,15のタイミングT14,T15をそれぞれ選択した他の2台の操作端末2b,2cでは、図9に示すように、それぞれ制御信号SC2,SC3を送信部23に送信させようとしたときに既に伝送線路3上に第1の操作端末2aの制御信号SC1が存在するので、制御部22は制御信号SC2,SC3の送信を延期するとともに、自身の優先度を1段階高くする。
次に、第1の操作端末2aの制御信号に対する確認信号が各操作端末2a〜2cの信号検出部26に検出されたときには、第1の操作端末2aでは優先度が1であることにより制御部22が最も遅いスロット番号n=13〜15のタイミングT13〜T15から送信タイミングを選択するのに対し、他の操作端末2b,2cでは、優先度が2であるから、制御部22は第1の操作端末2aよりも確実に早いスロット番号n=10〜12のタイミングT10〜T12から送信タイミングを選択する。第3の操作端末2cで選択されたスロット番号n=12のタイミングT12よりも早いスロット番号n=10のタイミングT10が第2の操作端末2bで選択されたとすると、第2の操作端末2bの制御部22は送信部23に制御信号を送信させ、これに対する確認信号が信号検出部26に検出されたときに自身の優先度を最低値すなわち1にする。他の操作端末2a,2cでは、制御信号を送信しようとしたときには既に伝送線路3上に制御信号が存在するから、制御部22は制御信号の送信を延期し、自身の優先度を1段階高くする。ここにおいて、第1の操作端末2aの優先度は2となり、第3の操作端末2cの優先度は3となる。
次に、第2の操作端末2bの制御信号に対する確認信号が各操作端末2a〜2cの信号検出部26に検出された後には、第3の操作端末2cでは優先度が3であって他の操作端末2a,2bよりも優先度が高いことにより、他の操作端末2a,2bよりも確実に早いタイミングT〜Tから送信タイミングを選択する。当然、第3の操作端末2cでは制御部22が制御信号を送信させ、他の操作端末2a,2bでは制御部22が制御信号の送信を延期して自身の優先度を1段階高くする。
以後、第1の操作端末2a、第2の操作端末2b、第3の操作端末2cの順に1台の操作端末2a〜2cのみで優先度が3となり、その他の操作端末では優先度が2以下となる。従って、制御信号は、確認信号が操作端末2a〜2cの信号検出部26に検出される毎に、優先度が3である1台の操作端末2a〜2cのみから送信され、制御信号同士の衝突は発生しない。
また、偶然同じタイミングが選択されて制御信号同士の衝突が発生した場合の動作を次表を用いて説明する。
Figure 2005294032
ここで、「スロット番号」の列の括弧内の「衝突」は制御信号が送信され且つ確認信号が受信されなかったことを示す。
1回目の送信時に、第1の操作端末2aと第2の操作端末2bとで、それぞれ第3の操作端末2cで選択されたスロット番号n=14のタイミングT14より早いタイミングであって互いに同じスロット番号n=13のタイミングT13が選択されている。また、3回目の送信時には、第2の操作端末2bと第3の操作端末2cとで、それぞれ第1の操作端末2aで選択されたスロット番号n=14のタイミングT14より早いタイミングであって互いに同じスロット番号n=8のタイミングTが選択されている。
この場合、図10に示すように制御信号SC1,SC2同士が伝送線路3上で衝突して制御端末1a〜1cには受信されないことにより、制御端末1a〜1cから確認信号は送信されない。従って、制御信号SC1,SC2を送信した各操作端末2a〜2cでは、タイムアウト時間Δtが経過しても確認信号SAが信号検出部26に検出されないから、それぞれ制御部22が自身の優先度を1段階高くするとともに、制御信号SC1,SC2を送信するためのスロット番号nを再度選択し、同じ制御信号の送信を試みる。
つまり、制御信号が制御端末1a〜1cに受信されなければ優先度を高くすることになるから、衝突した制御信号を送信した操作端末2a〜2cに対応する照明負荷La〜Lcの照度変化が、他の操作端末2a〜2cに対応する照明負荷La〜Lcの照度変化よりも大きく遅れてしまうようなことがない。
また、制御信号同士の衝突が発生した2台の操作端末2a〜2cにおいて、その後に互いに異なるスロット番号nが選択されれば、より小さいスロット番号n(例えば10)を選択した操作端末2a〜2cの制御信号SC1のみが制御端末1a〜1cに受信されて該操作端末2a〜2cの優先度が1になる一方で、より大きいスロット番号n(例えば11)を選択した操作端末2a〜2cでは制御信号SC2の送信が延期されてさらに優先度が高くなる。つまり、優先度に差が生じるから、以後、これら2台の操作端末2a〜2cの間では制御信号同士の衝突は発生しなくなる。
そして、同時に操作部21を操作された全ての操作端末2a〜2cがそれぞれ1回ずつ制御信号の送信に成功した送信回数5回目以降は、各操作端末2a〜2cの優先度は互いに異なることになるから、衝突が発生しなかった場合の動作と同様に、制御信号は、各操作端末2a〜2cから優先度の順に送信される。
上記構成によれば、操作部21が操作されない操作端末2a〜2c及びこれに対応する制御端末1a〜1cは信号の送受信を行わないことにより、操作端末2a〜2c及び制御端末1a〜1cの数が多いときの操作端末2a〜2cへの操作に対する応答速度の低下を防止しつつ、複数の操作端末2a〜2cで同時にそれぞれ操作部21が操作された場合には、同時に操作部21を操作された各操作端末2a〜2cが優先順位の順に1回ずつ制御信号を送信することになるので、同時に操作部21を操作された各操作端末2a〜2cに対応する各照明負荷La〜Lcのうちの1個が他の照明負荷La〜Lcよりも先に一気に照度を変化させることが防止される。つまり、照明負荷La〜Lcの照度変化のタイミングのばらつきが抑えられるから、使用者に違和感を与えることがない。
(実施形態4)
本実施形態の基本構成は実施形態3と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して図示並びに説明を省略する。
本実施形態は、複数の操作端末2a〜2cで同時にそれぞれ操作部21が操作されたときに、操作部21を操作された各操作端末2a〜2cで制御部22が互いに優先度を異ならせるようにしたものである。
具体的には、実施形態1と同様に、操作端末2a〜2cを互いに信号線4a〜4dを介して接続し、各操作端末2a〜2cにそれぞれ操作端末間送信部24及び操作端末間受信部25を設けるとともに、操作端末2a〜2c毎に制御部22に優先順位を設定しておく。そして、信号線4a〜4dを通じた通信によって、複数の操作端末2a〜2cの各操作部21が同時に操作されたことが検知されたときには、優先順位の高い操作端末2a〜2cほど優先度の初期値が高くなるようにする。
例えば、第1の操作端末2aの操作部21と、第1の操作端末2aよりも優先順位が低く設定された第2の操作端末2bの操作部21とが同時に操作された場合を例に挙げて、次表を用いて説明する。
Figure 2005294032
まず、第2の操作端末2bでは、制御部22は、同時に操作部21を操作された各操作端末2a,2bの中で自身が最も優先順位が低いことから、自身の優先度を1に設定する。また、第1の操作端末2aでは、同時に操作部21を操作された各操作端末2a,2bの中で自身よりも優先順位の低い操作端末2bが1台存在することから、自身の優先度を2に設定する。1回目の送信時、優先度の高い第1の操作端末2aでは、優先度の低い第2の操作端末2bで選択されるタイミングよりも確実に早いタイミングで、制御部22は送信部23に制御信号を送信させ、第2の操作端末2bでは制御部22は信号検出部26に第1の操作端末2aの制御信号が検出されることにより制御信号の送信を延期する。また、制御信号を送信した第1の操作端末2aでは、その後に確認信号が信号検出部26に検出されて制御部22が優先度を1にする。
第1の操作端末2aの制御信号に対する確認信号が各操作端末2a,2bでそれぞれ信号検出部26に検出されたときには、1回目に制御信号の送信を延期した第2の操作端末2bの優先度が2になっているから、2回目の送信時、第2の操作端末2bでは、優先度の低い第1の操作端末2aで選択されるタイミングよりも確実に早いタイミングで、制御部22は送信部23に制御信号を送信させ、第1の操作端末2aでは制御部22は信号検出部26に第2の操作端末2bの制御信号が検出されることにより制御信号の送信を延期する。また、制御信号を送信した第2の操作端末2bでは、その後に確認信号が信号検出部26に検出されて制御部22が優先度を最低値の1にする。
以後は、常に各操作端末2a,2bの優先度が常に異なるから、第1の操作端末2aと第2の操作端末2bとが交互に制御信号を送信することになる。
上記構成によれば、同時に操作部21を操作された複数の操作端末2a,2bの優先度が同じになることがないので、制御信号同士の衝突が発生しなくなるから、操作端末2a,2bへの操作に対する応答速度が実施形態3よりも向上する。
なお、実施形態1乃至3及び本実施形態において、操作端末2a〜2cと制御端末1a〜1cとを1対1に対応させる代わりに、操作端末2a〜2c又は制御端末1a〜1cのうちの1台が複数台分の機能を有して複数の操作端末2a〜2c又は制御端末1a〜1cに対応する構成としてもよい。
本発明の実施形態1を示す概略構成図である。 同上の操作端末を示すブロック図である。 同上の制御端末を示すブロック図である。 同上の別の形態を示す概略構成図である。 本発明の実施形態2の制御端末を示すブロック図である。 本発明の実施形態3を示す概略構成図である。 同上の操作端末を示すブロック図である。 同上の動作を示す説明図であり、(a)は確認信号が送信された場合を示し、(b)は確認信号が送信されなかった場合を示す。 同上の動作の一例を示す説明図である。 制御信号の衝突が発生した場合の同上の動作を示す説明図である。
符号の説明
1a〜1c 制御端末
2a〜2c 操作端末
3 伝送線路
4a〜4d 信号線
11 受信部
12 負荷制御部
13 制御部
15 送信部
21 操作部
22 制御部
23 送信部
24 操作端末間送信部
25 操作端末間受信部
26 信号検出部
La〜Lc 照明負荷

Claims (5)

  1. それぞれ照明負荷を制御する複数の制御端末とそれぞれ制御端末に対応し照明負荷の調光制御のために操作される複数の操作端末とを共通の伝送線路に接続した照明制御システムであって、
    各操作端末はそれぞれ、照明負荷を調光制御するために操作される操作部と、操作部に加えられた操作に応じた制御信号を生成する制御部と、制御部が生成した制御信号を伝送線路に送信する制御送信部と、信号線を介して他の操作端末に接続され制御部の制御に応じた信号を他の操作端末に送信する操作端末間送信部と、信号線を介して他の操作端末に接続され他の操作端末からの信号を受信して制御部に入力する操作端末間受信部とを有し、
    各制御端末はそれぞれ、伝送線路を通じて送信された制御信号を受信する受信部と、対応する操作端末からの制御信号が受信部に受信されると該制御信号に応じて照明負荷を調光制御する負荷制御部とを有し、
    各操作端末の制御部は、制御信号を送信する前に操作端末間送信部を制御して制御信号の内容を示す予告信号を他の操作端末に送信させ、予告信号の送信中に他の操作端末からの予告信号が操作端末間受信部に受信された場合には、うち1台の操作端末においては、制御部は、予告信号を出力した他の全ての操作端末の制御信号と自身の制御信号との内容を含む合成制御信号を生成するとともに、少なくとも予告信号を出力した他の全ての操作端末と自身とにそれぞれ対応する各制御端末を全て含む複数の制御端末を対象として合成制御信号を制御送信部に送信させ、上記1台を除く他の操作端末においては、制御部は制御信号の送信を中止し、
    制御端末の負荷制御部は、受信部に受信された合成制御信号から自らを対象とする制御信号の内容を検出し、該制御信号の内容に基いて照明負荷を調光制御することを特徴とする照明制御システム。
  2. 各操作端末はそれぞれ、伝送線路上に合成制御信号が存在するか否かを検出する合成制御信号検出手段を有し、
    各操作端末の制御部は、制御信号の送信を中止してから所定時間以内に合成制御信号が合成制御信号検出手段に検出されなかった場合には操作端末間送信部に再送要求信号を送信させ、
    合成制御信号を制御送信部に送信させた後に、該合成制御信号に対応する再送要求信号が操作端末間受信部に受信されると、該合成制御信号を再び制御送信部に送信させることを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
  3. それぞれ照明負荷を制御する複数の制御端末とそれぞれ制御端末に対応し照明負荷の調光制御のために操作される複数の操作端末とを共通の伝送線路に接続した照明制御システムであって、
    各操作端末はそれぞれ、照明負荷を調光制御するために操作される操作部と、操作部に加えられた操作に応じた制御信号を生成する制御部と、制御部が生成した制御信号を伝送線路に送信する制御送信部と、伝送線路上の信号を検出する信号検出手段とを有し、
    各制御端末はそれぞれ、伝送線路を通じて送信された制御信号を受信する受信部と、対応する操作端末からの制御信号が受信部に受信されると該制御信号に応じて照明負荷を段階的に調光制御する負荷制御部とを有し、
    各操作端末の制御部は、制御信号の送信を試みる際に、信号検出手段に他の操作端末の制御信号が検出されている場合、又は信号検出手段に他の操作端末の制御信号が信号検出手段に検出されなくなった後に制御信号の検出に充分な時間である待機時間が経過する以前であった場合には、少なくとも信号検出手段に他の操作端末の制御信号が検出されなくなった後さらに待機時間が経過するまでは制御信号の送信を延期するものであって、
    操作端末の制御部は、操作端末毎に保有するパラメータである優先度を保持し、自身の優先度が高いほど待機時間を短くし、
    制御信号の送信を延期している操作端末が存在するときに連続して制御信号を送信することがないように、優先度を随時変更することを特徴とする照明制御システム。
  4. 制御端末は、対応する操作端末からの制御信号が受信部に受信されたときに伝送線路を通じて操作端末に確認信号を送信する送信部を有し、
    操作端末の制御部は、制御信号を制御送信部に送信させた後、確認信号の操作端末への到達に充分な時間であって待機時間よりも短い所定のタイムアウト時間内に信号検出手段に確認信号が検出されなかった場合には再度、制御信号の送信を試み、
    他の操作端末の制御信号が信号検出手段に検出されたことで制御信号の送信を延期したとき、並びに制御信号を制御送信部に送信させてからタイムアウト時間内に確認信号が信号検出手段に検出されなかったときに、自身の優先度を上昇させ、
    制御信号を制御送信部に送信させた後に該制御信号に対応する確認信号が信号検出手段に検出されたときには自身の優先度を最も低くすることを特徴とする請求項3記載の照明制御システム。
  5. 各操作端末は、信号線を介して他の操作端末に接続され制御部の制御に応じた信号を他の操作端末に送信する操作端末間送信部と、信号線を介して他の操作端末に接続され他の操作端末からの信号を受信して制御部に入力する操作端末間受信部とを有し、
    操作端末の制御部は、制御信号を制御送信部に送信させる前には制御信号の内容を示す予告信号を操作端末間送信部に送信させ、予告信号の送信中に他の操作端末の予告信号が操作端末間受信部に受信された場合には、予告信号を送信した各操作端末の優先度が全て異なるように自身の優先度を設定することを特徴とする請求項3又は請求項4記載の照明制御システム。
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