JP2005302140A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクの記録,再生を安定にできる光ディスク記録再生装置を提供。
【解決手段】 トラッキング駆動信号19に対してトラッキング駆動オフセット量21を与えて、分割されたウォーブル信号バランス、レンズエラー信号、ウォブルジッター値、ATIP読み取りエラー数を検出する。CPU16は、それぞれウォーブル信号バランス、レンズエラー信号、ウォブルジッター値、ATIP読み取りエラー数と、前記それぞれに対するトラッキング駆動オフセット量をもとにウォブル信号バランスが均等、レンズエラー信号基準電圧、ウォブルジッター値が最小、ATIP読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量をメモリ17に記憶させる。さらに、CPU16は、光ディスクに記録,再生する時にはメモリ17から読み出したトラッキング駆動オフセット量をトラッキング駆動信号19に加えてビームスポット位置を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CD、DVD記録再生型ドライブ等に用いられる光ディスク記録再生装置に関するものである。
例えば、光ディスク再生装置の内部の製造誤差を検出し、補正するトラッキング制御回路においては、(特許文献1)に記載されたものが知られている。これには次のような技術が使われている。
誤差を有する部品が作用すると、トラッキング制御回路にオフセット電圧(トラッキング駆動オフセット量)が生じてしまう。このオフセット電圧を補償しないと制御回路は非対称的に動作することとなるが、トラッキング制御回路は対称的に動作することが必要とされており、その制御領域が対称的となることが必要とされる。
そのため、光ディスク再生装置の生産の場合に、制御回路が対称的に動作できるようにオフセット電圧を簡単な手段で迅速に自動的に補償するように、光ディスク再生装置の光学的走査装置を構成し、これを実現している。
特開昭63−173237号公報
しかしながら、前述のようにオフセット電圧(トラッキング駆動オフセット量)を、制御領域が対称的になるように与えると、記録再生を行う場合に、次のような問題が発生する。なお、図2は従来の一般的な光ディスク(CD)記録再生装置を示しており、7はフォトディテクタで、A〜Dの4つ領域に分割されている。
図3に波線で示す「特性1」は、トラッキング駆動オフセット量と、ウォブル信号(再生中の図2のウォブル信号)より時間情報を取り出したバイフェーズ信号のジッター値との関係を示している。なお、図3のトラッキング駆動オフセット量は、トラッキング駆動にオフセット量を加えたために起こる、フォトディテクタ7の上に結ばれるビームスポット位置のずれ量を単位としている。
通常の記録再生装置を考えた場合、記録再生装置のばらつき、記録再生装置を構成する回路特性の偏りなどがあり、トラッキング駆動オフセット量とジッター値との関係は、必ずしもある軸に対して対称に変化するものでは無い。むしろ非対称な変化を示すものがほとんどであると云って良い。この図3の「特性1」で示したような特性を持つ記録再生装置を考えた場合、ジッター値が最小になるポイント、即ち、リード性能がもっとも良くなるトラッキング駆動オフセット量は、+200[μm]の所になる。
ところで、アドレス情報取得処理の流れは、次のようになっている。
ウォブル信号を2値化し、ディジタルデータに変換する。ディジタルデータに変換された2値化信号をデコードし、エラー訂正が行われた後、データとして取り出されるようになる。よって、再生信号がある程度悪化しても、エラー訂正が正常に行われれば、ATIP(Absolute Time In Pre-Groove)情報の読み取り性能としては問題にはならない。
このエラー訂正後のATIPの読み取り性能と、トラッキング駆動オフセット量の関係は、図3に実線で示す「特性2」で示されるような内容になる。要は、トラッキング駆動オフセット量とジッター値の関係が「特性1」で示されるような関係を持った装置であっても、エラー訂正が行われることによって「特性2」で示されるような関係になる。
この「特性2」の場合、±400[μm]以内のトラッキング駆動オフセット量であれば、ATIPエラーの値は変化せず“0”の値を取る。つまり、トラッキング駆動オフセット量とATIPエラーとの関係からリード性能に対するマージンを持ったトラッキング駆動オフセット量を割り出そうとすると、先程述べたように±400[μm]以内のトラッキング駆動オフセット量はATIPエラーの値が変化しないため、この範囲の中間のトラッキング駆動オフセット量に決定する様な方法が考えられる。図3においてその値は“0[μm]”となる。
このようにして決められたトラッキング駆動オフセット量“0[μm]”になるようにトラッキング駆動が制御されている状態での記録再生中に、例えば回路または素子が持つ温度特性等の影響で、ATIP情報のリード性能が悪化した場合を考えてみる。図3の「特性1」に対して、一点鎖線で示す「特性3」は、先述の様な理由で、リード性能が悪化した場合を想定している。
この「特性3」の場合、トラッキング駆動オフセット量“0[μm]”でのATIPエラーの状態を確認すると、それはアドレス読み取りエラーとなるジッター値の限界レベルJLを超えていることが確認できる。つまり、制御領域が対称的になるようにトラッキング駆動オフセット量を与えて記録再生を行った場合は、環境等の変化の影響を受けて性能的な余裕が減少し、エラーが発生する問題がある。
更に、記録再生信号の品質は、未記録の光ディスクをトラックトレースしている時に、エラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量と、記録された光ディスクをトラックトレースしている時にエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量は、必ずしも一致しない。つまりこの事は、次の内容を示している。
図4に波線で示す「特性4」は、ピットが記録されている光ディスクを、トラックトレースした場合に、図2のフォトディテクタ7に結ばれるレーザーのビームスポット位置を、図2のA領域、D領域の方向、又は図2のB領域、C領域の方向に徐々にシフトさせてトラックトレースし、ウォブルジッター値がどのように変化するかを示している。
また、図4に実線で示す「特性5」は、ピットが記録されていない光ディスクをトレースしている状態にて、ビームスポットを徐々に図2のA領域、D領域の方向、又は図2のB領域、C領域の方向にシフトさせた時にウォブルジッター値がどのように変化したかを示している。
この図4の「特性4」「特性5」のように、ウォブルジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量は一致していない結果となった。図4の例では、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクにてウォブルジッター値が最小になるトラッキング駆動オフセット量である+200[μm]に設定して、ピットが記録されていない光ディスクをトレースした場合、ウォブルジッター値は−200[μm]に設定してトレースした時よりも悪化することを示している。
つまり、光ディスクに対するトレース動作を安定させるためには、ピットが記録されていない光ディスクのトラッキング駆動オフセット量を、−200[μm]に設定してトレースする必要があることになる。
以上は、トラッキング駆動オフセット量とウォブルジッター値との関係について述べてきたが、トラッキング駆動オフセット量と、前記ウォブル信号バランス、前記レンズエラー信号、前記ATIP読み取りエラー数との関係についても同様なことが云える。
本発明は、光ディスクの記録及び再生状態を安定した状態にできる光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の光ディスク記録再生装置は、光ディスクからの反射光を受光検出するフォトディテクタと、前記フォトディテクタの出力に基づいてトラッキングエラー信号を発生する手段と、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキング駆動信号を発生する手段を有する光ディスク記録再生装置において、前記トラッキング駆動信号に対してトラッキング駆動オフセット量を与えてフォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらす手段と、前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクを使用し、分割されたウォブル信号バランスを検出する手段と、前記ウォブル信号バランスと前記トラッキング駆動オフセット量をもとに前記ウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量を記憶する手段とを有し、光ディスクに記録,再生する時には前記トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の光ディスク記録再生装置は、前記トラッキング駆動信号に対してトラッキング駆動オフセット量を与えてフォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらす手段と、前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクを使用し、レンズエラー信号を検出する手段と、前記レンズエラー信号と前記トラッキング駆動オフセット量をもとに前記レンズエラー信号が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量を記憶する手段とを有し、光ディスクに記録、再生する時には前記トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項3記載の光ディスク記録再生装置は、前記トラッキング駆動信号に対してトラッキング駆動オフセット量を与えてフォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらす手段と、前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクをトラックトレースした場合のウォブル信号ジッター値を検出する手段と、前記ウォブル信号ジッター値と前記トラッキング駆動オフセット量をもとにウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量を記憶する手段とを有し、光ディスクに記録,再生する時には前記トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項4記載の光ディスク記録再生装置は、前記トラッキング駆動信号に対してトラッキング駆動オフセット量を与えてフォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらす手段と、前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクをトラックトレースした場合の絶対時間アドレス情報読み取りエラー数を検出する手段と、前記絶対時間アドレス情報読み取りエラー数と前記トラッキング駆動オフセット量をもとに、前記絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量を記憶する手段とを有し、光ディスクに記録,再生する時には前記トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項5記載の光ディスク記録再生装置は、請求項1によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、請求項2によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項6記載の光ディスク記録再生装置は、請求項1によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、請求項3によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項7記載の光ディスク記録再生装置は、請求項1によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、請求項4によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項8記載の光ディスク記録再生装置は、請求項2によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、請求項3によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項9記載の光ディスク記録再生装置は、請求項2によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、請求項4によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項10記載の光ディスク記録再生装置は、請求項3によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、請求項4によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項11に記載している光ディスク記録再生装置の制御方法は、トラッキングアクチュエータで対物レンズを動かして光ディスクの上に集光し、前記光ディスクからの反射光をフォトディテクタで検出し、前記対物レンズによって光ディスクの上に集光されたレーザー光がトラックのセンターに来るように、前記トラッキングアクチュエータを制御するトラッキング駆動信号にオフセットを加えて記録,再生するに際し、
記録,再生に先立って、前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクを使用し、求めた下記の少なくとも1つのトラッキング駆動オフセット量に基づくオフセット量を記憶し、
1.分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量
2.レンズエラー信号が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量
3.ウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量
4.絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量
光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えて前記対物レンズの位置をコントロールするように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、記録再生状態が安定するトラッキング駆動オフセット量を求め、記録および再生中は、その求めたトラッキング駆動オフセット量をトラッキング駆動信号に加えることにより、個々の光ディスク記録再生装置における記録および再生状態をより安定した状態にできる。
以下、本発明の各実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の光ディスク記録再生装置を示す。
最初に、トラッキングサーボについて説明する。
光ピックアップ2のレーザーダイオード3から出射されたレーザー光は、対物レンズ5によって光ディスク1の上のトラックに集光される。光ディスク1から反射したレーザー光は、対物レンズ5を再び通ってフォトディテクタ7にて受光される。
フォトディテクタ7では受光したレーザー光を電気信号に変換し、FEP(Front End Processor: 光ディスク装置では一般に、光ピックアップで光から変換された電気信号をもとに、データ読み出し、レーザー制御、サーボ制御、アドレス再生に必要なアナログ信号を抽出する機能をもつLSIのことを呼ぶ)8に出力する。光ディスク1から反射されてきたレーザー光から、光ディスク1の物理的な形状、反射の明暗等を判別し、電気信号に変換するFEP8は、入力した信号からトラッキングエラー信号10を生成する。
生成されたトラッキングエラー信号10のレベルは、前記対物レンズ5によって光ディスク1の上に集光されたレーザー光とトラックとの相対距離に応じて変化する。
FEP8にて生成されたトラッキングエラー信号10は、サーボコントローラ18に出力され、サーボコントローラ18は、トラッキングエラー信号10の情報を元に、トラッキング駆動信号19にてトラッキングアクチュエータ駆動装置20をコントロールし、トラッキングアクチュエータ4を動かして光ディスク1の上に集光されたレーザー光とトラックとの相対距離が一定になるように制御する。サーボコントローラ18は、トラッキング駆動信号にオフセットを加える機能を有している。
よって、CPU16から、サーボコントローラ18に対してトラッキング駆動信号19にトラッキング駆動オフセット21を加えるように指示を出すと、フォトディテクタ7の上に集光されたレーザー光のスポット位置を任意の位置にずらした状態で一定に保つように制御できる。
次に、データの記録について説明する。
記録データエンコード回路13は、CPU16からの指示を受け、光ディスクに記録するためのデータをエンコードする。記録データエンコード回路13にてエンコードされたデータは、FEP8に送られる。エンコードされたデータに基づく信号を、光ピックアップ2のレーザー駆動回路6に送る。レーザー駆動回路6は、FEP8から送られた信号に基づいて、レーザーダイオード3を駆動する。レーザー駆動回路6にて、駆動されたレーザーダイオード3から出射されたレーザーは、対物レンズ5を通り光ディスク1の上に集光される。集光されたレーザーによって光ディスク1の上にピットが記録される。
次に、FEP8の内部で行われている、ウォブル信号を二値化するまでの一構成例を図2に基づいて説明する。
A領域、B領域、C領域、D領域に、4分割されたフォトディテクタ7を例として以下の説明を行うこととする。
A領域,B領域,C領域,D領域は図2の「波形1」に示すA,B,C,Dの様にそれぞれが発振している。それぞれの信号をアンプ30A,30B,30C,30Dにて一定量増幅し、加算器31AにてA信号とD信号を加算して(A+D)信号を得る。加算器31BにてB信号とC信号を加算して(B+C)信号を得る。図2の「波形2」に(A+D)信号と(B+C)信号を示す。
(A+D)信号は、ハイパスフィルタ(HPF)32Aと自動利得制御回路(AGC1)33AならびにHPF34Aを通過してノイズ除去し、波形振幅を揃える。(B+C)信号も同様に、HPF32Bと自動利得制御回路(AGC2)33BならびにHPF34Bを通過してノイズ除去し、波形振幅を揃える。
その後、減算器35において(A+D)−(B+C)の演算を行う。その結果まの波形を図2の「波形2」に示す。この減算器35の出力信号は、バンドパスフィルタ(BPF)36と自動利得制御回路(AGC3)37およびHPF38を通過してノイズを除去し、振幅を一定にした後、コンパレータ39によって基準電圧VREFでコンパレートを行い2値化されたウォブル信号が出力される。
以上の内容を踏まえ、本発明の光ディスク記録再生装置の動作を図1に基づいて詳しく説明する。
FEP8の内部で生成されるウォブル信号(A+D、B+C)22を用いて、光ディスク1への記録,再生中に安定するように、トラッキング駆動オフセット21を加える仕組みを説明する。
ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスク1を使用し、CPU16からサーボコントローラ18に対し、トラッキング駆動信号19に徐々にトラッキング駆動オフセット21を加えるように指示を出す。
サーボコントローラ18は、CPU16から与えられた指示に従ってトラッキング駆動信号19にトラッキング駆動オフセット21を加える。トラッキング駆動信号19にトラッキング駆動オフセット21が加えられることにより、トラッキングアクチュエータ駆動装置20を介してトラッキングアクチュエータ4を動かすことで、対物レンズ5によってフォトディテクタ7の上に集光されるレーザー光のスポット位置がずれていく。
トラッキング駆動信号19に対して、必要範囲のトラッキング駆動オフセット21を加え終わった後、前記測定動作を終了する。前述処理中、光ディスク1から反射したレーザー光は、対物レンズ5を通って、フォトディテクタ7に受光される。フォトディテクタ7は、受光したレーザー光を電気信号に変換しFEP8に出力する。FEP8では、フォトディテクタ7から入力した電気信号からウォブル信号(A+D、B+C)22を生成する。生成されたウォブル信号(A+D、B+C)22はCPU16に入力され、振幅を計測する。このようにして、トラッキング駆動信号19に加えられるトラッキング駆動オフセット21の量に応じたウォブル信号(A+D、B+C)22の信号振幅が検出され、分割されたウォブル信号(A+D、B+C)22のバランスが均等になるトラッキング駆動オフセット量がCPU16にて求められる。求められたトラッキング駆動オフセット量は、メモリ17に記憶される。
さらに前記CPU16は、メモリ17にトラッキング駆動オフセット量を記憶した後に光ディスク1へアクセスする時には、メモリ17に記録されている前記ウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する際に、より安定した状態で、記録,再生を行うことができる。
(実施の形態2)
(実施の形態1)ではCPU16を、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスク1を使用し、分割されたウォブル信号(A+D、B+C)22のバランスが均等になるトラッキング駆動オフセット量を求めてメモリ17に記憶し、光ディスク1へアクセスする時には、メモリ17に記録されているトラッキング駆動オフセット量分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成したが、CPU16を次のように構成しても同様の効果を期待できる。
まず、図2によって、FEP8の内部で行われている、レンズエラー信号25を生成するまでを説明する。
前記フォトディテクタ7より出力されたA信号、B信号、C信号、D信号から加算点41に発生する(A+D)信号と、加算点42に発生する(B+C)信号とを減算器43で処理して(A+D)−(B+C)の演算を行い、さらにVGA(variable gain amplifier:可変利得増幅器)44とGCA(gain control amplifier:利得制御増幅器)45を介してレンズエラー信号25が取り出されている。
そのため、ビームスポットがフォトディテクタ7のセンターに位置している場合には、基準電圧に調整され、トラッキング駆動方向(A,D側、又はC,D側)へずれた場合には、そのずれ量に合わせて電圧が変化する。つまり、レンズエラー信号25を基準電圧へ調整すれば、フォトディテクタ7の上に結ばれるビームスポット位置はセンターに来ることとなり、記録、再生状態を安定させることができる。
これを踏まえて、レンズエラー信号25が基準電圧になるように、トラッキング駆動オフセット21を加える仕組みを図1に基づいて説明する。
ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスク1を使用し、CPU16からサーボコントローラ18に対し、トラッキング駆動信号19に徐々にトラッキング駆動オフセット21を加えるように指示を出す。サーボコントローラ18は、CPU16から与えられた指示に従って、トラッキング駆動信号19にトラッキング駆動オフセット21を加える。トラッキング駆動信号19にトラッキング駆動オフセット21が加えられることにより、対物レンズ5によってフォトディテクタ7上に集光されるレーザー光のスポット位置がずれていく。
トラッキング駆動信号19に対して、必要範囲のトラッキング駆動オフセット21を加え終わった後、前記測定動作を終了する。前述処理中に、光ディスク1から反射したレーザー光は、対物レンズ5を再び通ってフォトディテクタ7に受光される。フォトディテクタ7は、受光したレーザーを電気信号に変換しFEP8に出力する。
FEP8では、フォトディテクタ7から入力した電気信号からレンズエラー信号25を生成する。生成されたレンズエラー信号25は、CPU16に入力される。このようにして、トラッキング駆動オフセット量に応じたレンズエラー信号25の電圧が検出され、レンズエラー信号25が基準電位に設定された状態でのトラッキング駆動オフセット量がCPU16にて求められる。求められたトラッキング駆動オフセット量は、メモリ17に記憶される。
さらに前記CPU16は、メモリ17にトラッキング駆動オフセット量を記憶した後に光ディスク1へアクセスする時には、メモリ17に記録されている前記レンズエラー信号25が基準電位に設定された状態でのトラッキング駆動オフセット量分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する際に、より安定した状態で、記録,再生を行うことができる。
(実施の形態3)
(実施の形態1)ではCPU16を、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスク1を使用し、分割されたウォブル信号(A+D、B+C)22のバランスが均等になるトラッキング駆動オフセット量を求めてメモリ17に記憶し、光ディスク1へアクセスする時には、メモリ17に記録されているトラッキング駆動オフセット量分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成したが、CPU16を次のように構成しても同様の効果を期待できる。
まず、図1によって、バイフェーズデータジッター検出回路15について説明する。
FEP8によって制御されたレーザー駆動回路6の出力電流が、レーザーダイオード3に流れる。流れた電流量に応じた出力量のレーザー光が、レーザーダイオード3から出射される。
出射されたレーザー光は、対物レンズ5によって光ディスク1の上に集光される。光ディスク1から反射されたレーザー光は、対物レンズ5を再び通ってフォトディテクタ7で受光される。
フォトディテクタ7は、受光したレーザー光を電気信号に変換し、FEP8に出力する。FEP8では、フォトディテクタ7から入力した信号からウォブル信号を生成する。FEP8で生成されたウォブル信号は、バイフェーズデータ生成回路11に入力される。
バイフェーズデータ生成回路11では、入力されたウォブル信号からバイフェーズデータを取り出す。詳しくは、光ディスク1上のグルーブの両端は、周波数変調された形で波打っており、前述のウォブル信号には、この周波数変調された成分が含まれている。バイフェーズデータ生成回路11は、この周波数変調された成分を抽出して、周波数復調しバイフェーズデータを取り出す回路である。
バイフェーズデータ生成回路11にて取り出されたバイフェーズデータは、バイフェーズデータジッター検出回路15に入力され、入力されたバイフェーズデータのジッター量に応じた信号をCPU16へ出力する。
バイフェーズデータジッター検出回路15を用いて、光ディスク1への記録,再生状態が最も安定した状態になるよう、記録,再生の処理を行う構成を説明する。
ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスク1をトラックトレースしている状態でCPU16からサーボコントローラ18に対し、トラッキング駆動信号19に徐々にトラッキング駆動オフセット21を加えるように指示を出す。サーボコントローラ18は、CPU16から与えられた指示に従って、トラッキング駆動信号19にトラッキング駆動オフセット21を加える。サーボコントローラ18によって、トラッキング駆動信号19にトラッキング駆動オフセット21が加えられることにより、対物レンズ5によってフォトディテクタ7の上に集光されるレーザー光のスポット位置がずれていく。トラッキング駆動信号19に対して、必要範囲のトラッキング駆動オフセット21を加え終わった後、トラックトレース動作を終了する。
前述処理中、光ディスク1から反射したレーザー光は、対物レンズ5を通って、フォトディテクタ7で受光される。フォトディテクタ7は、受光したレーザーを電気信号に変換してFEP8に出力する。FEP8では、フォトディテクタ7から入力した電気信号からウォブル信号を生成する。生成されたウォブル信号に含まれるアドレス情報は、バイフェーズデータ生成回路11にて、バイフェーズデータに変換される。その後、バイフェーズデータジッター検出回路15に入力され、ウォブルジッター値が検出される。検出されたウォブルジッター値は、CPU16に入力される。
このようにして、トラッキング駆動信号19に加えられるトラッキング駆動オフセット21の量に応じたウォブルジッター値が検出され、CPU16では、ウォブルジッター値が最小になるトラッキング駆動オフセット量が求められる。求められたトラッキング駆動オフセット量は、メモリ17に記憶される。
さらに前記CPU16は、メモリ17にトラッキング駆動オフセット量を記憶した後に光ディスク1へアクセスする時には、メモリ17に記録されている前記レンズエラー信号25が基準電位に設定された状態でのトラッキング駆動オフセット量分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する際に、より安定した状態で、記録,再生を行うことができる。
(実施の形態4)
(実施の形態1)ではCPU16を、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスク1を使用し、分割されたウォブル信号(A+D、B+C)22のバランスが均等になるトラッキング駆動オフセット量を求めてメモリ17に記憶し、光ディスク1へアクセスする時には、メモリ17に記録されているトラッキング駆動オフセット量分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成したが、CPU16を次のように構成しても同様の効果を期待できる。
まず、図1によって、ATIP読み取りエラー検出回路14について説明する。
FEP8によって制御されたレーザー駆動回路6の出力電流が、レーザーダイオード3に流れる。流れた電流量に応じた出力量のレーザー光が、レーザーダイオード3から出射される。
出射されたレーザー光は、対物レンズ5によって光ディスク1上に集光される。光ディスク1から反射されたレーザーは、対物レンズ5を再び通りフォトディテクタ7で受光される。
フォトディテクタ7は、受光したレーザー光を電気信号に変換し、FEP8に出力する。FEP8では、フォトディテクタ7から入力した信号からウォブル信号を生成する。FEP8で生成されたウォブル信号は、バイフェーズデータ生成回路11に入力される。
バイフェーズデータ生成回路11では、入力されたウォブル信号からバイフェーズデータを取り出す。詳しくは、光ディスク1上のグルーブの両端は、周波数変調された形で波打っており、前述のウォブル信号には、この周波数変調された成分が含まれている。バイフェーズデータ生成回路11は、この周波数変調された成分を抽出して、周波数復調しバイフェーズデータを取り出す回路である。
バイフェーズデータ生成回路11にて取り出されたバイフェーズデータは、ATIPデコーダ9に入力され、アドレス情報へ変換される、この時、ATIP読み取りエラー検出回路14によりエラー数をカウントし、CPU16へ出力する。
ATIP読み取りエラー検出回路14を用いて、光ディスク1への記録,再生状態が最も安定するよう、記録,再生の処理を行う構成を説明する。
ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスク1をトラックトレースしている状態でCPU16からサーボコントローラ18に対し、トラッキング駆動信号19に徐々にトラッキング駆動オフセット21を加えるように指示を出す。サーボコントローラ18は、CPU16から与えられた指示に従って、トラッキング駆動信号19にトラッキング駆動オフセット21を加える。サーボコントローラ18によって、トラッキング駆動信号19にトラッキング駆動オフセット21が加えられることにより、対物レンズ5によってフォトディテクタ7上に集光されるレーザー光のスポット位置がずれていく。トラッキング駆動信号19に対して、必要範囲のトラッキング駆動オフセット21を加え終わった後、トラックトレース動作を終了する。
前述処理中、光ディスク1から反射したレーザー光は、対物レンズ5を通って、フォトディテクタ7で受光される。フォトディテクタ7は、受光したレーザーを電気信号に変換しFEP8に出力する。FEP8では、フォトディテクタ7から入力された電気信号からウォブル信号を生成する。生成されたウォブル信号に含まれるアドレス情報は、バイフェーズデータ生成回路11にて、バイフェーズデータに変換される。その後、ATIP読み取り検出回路15に入力され、ATIPのエラー数が検出される。検出されたATIPエラー数は、CPU16に入力される。
このようにして、トラッキング駆動信号19に加えられるトラッキング駆動オフセット21の量に応じたATIPエラー数が検出され、CPU16では、ATIPエラー数が最小になるトラッキング駆動オフセット量がCPU16にて求められる。求められたトラッキング駆動オフセット量は、メモリ17に記憶される。
さらに前記CPU16は、メモリ17にトラッキング駆動オフセット量を記憶した後に光ディスク1へアクセスする時には、メモリ17に記録されている前記レンズエラー信号25が基準電位に設定された状態でのトラッキング駆動オフセット量分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する際に、より安定した状態で、記録,再生を行うことができる。
なお、ここではCD記録可能ディスクに使われている絶対時間アドレス情報ATIPを例に記述を行っているが、絶対時間アドレス情報の呼ばれ方は光ディスの種類毎に異なり、例えばDVD−R、RWではLPP(Land Pre-Pit)、 DVD+R、RWではADIP(Address In Pre-Groove)、DVD−RAMでは、CAPA(Complementary Allocated Pit Address)等が同等の情報として上げられる。つまり、本内容は光ディスクの種類に係わらず、全ての絶対時間アドレス情報に対して実施可能である。
(実施の形態5)
(実施の形態1)〜(実施の形態4)では、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクを使用し、求めた下記の何れかのトラッキング駆動オフセット量、
1.分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量
2.レンズエラー信号25が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量
3.ウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量
4.絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量
を、光ディスクに記録,再生する際に、トラッキング駆動信号19に加えるようCPU16を構成したが、CPU16を次のように構成することによって、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録再生できる。
この(実施の形態5)の光ディスク記録再生装置のCPU16は、前記(実施の形態1)の内容に沿って、分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量を求めるとともに、同じく前記(実施の形態2)の内容に沿ってレンズエラー信号25が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量を求め、例えば、メモリ17に個別に記憶し、これら2つのトラッキング駆動オフセット量の差に、一定の比率a5を掛けて総合的に安定する最終トラッキング駆動オフセット量を割り出す。
具体的には、(実施の形態1)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y1、また(実施の形態2)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y2とすると、求める最終トラッキング駆動オフセット量z5を次の式で計算する。
z5 = a5×(y1+y2)
ただし、a5の値は、z5の値がy1とy2の間の値を取るように設定する。
この式にて求めた最終トラッキング駆動オフセット量z1を、CPU16がメモリ17に記憶させる。
さらにCPU16は、最終トラッキング駆動オフセット量z5が決定された後の光ディスク1へアクセスする時には、前記の最終トラッキング駆動オフセット量z5分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する時には、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録,再生できる。
(実施の形態6)
(実施の形態1)〜(実施の形態4)では、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクを使用し、求めた下記の何れかのトラッキング駆動オフセット量、
1.分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量
2.レンズエラー信号25が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量
3.ウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量
4.絶対時間アドレス情報情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量
を、光ディスクに記録,再生する際に、トラッキング駆動信号19に加えるようCPU16を構成したが、CPU16を次のように構成することによって、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録再生できる。
この(実施の形態6)の光ディスク記録再生装置のCPU16は、前記(実施の形態1)の内容に沿って、分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量を求めるとともに、同じく前記(実施の形態3)の内容に沿ってウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量を求め、例えば、メモリ17に個別に記憶し、これら2つのトラッキング駆動オフセット量の差に、一定の比率a6を掛けて総合的に安定する最終トラッキング駆動オフセット量を割り出す。
具体的には、(実施の形態1)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y1、また(実施の形態3)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y3とすると、求める最終トラッキング駆動オフセット量z6を次の式で計算する。
z6 = a6×(y1+y3)
ただし、a6の値は、z6の値がy1とy3の間の値を取るように設定する。
この式にて求めた最終トラッキング駆動オフセット量を、CPU16がメモリ17に記憶させる。
さらにCPU16は、最終トラッキング駆動オフセット量z6が決定された後の光ディスク1へアクセスする時には、前記の最終トラッキング駆動オフセット量z6分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する時には、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録,再生できる。
(実施の形態7)
(実施の形態1)〜(実施の形態4)では、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクを使用し、求めた下記の何れかのトラッキング駆動オフセット量、
1.分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量
2.レンズエラー信号25が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量
3.ウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量
4.絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量
を、光ディスクに記録,再生する際に、トラッキング駆動信号19に加えるようCPU16を構成したが、CPU16を次のように構成することによって、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録再生できる。
この(実施の形態7)の光ディスク記録再生装置のCPU16は、前記(実施の形態1)の内容に沿って、分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量を求めるとともに、同じく前記(実施の形態4)の内容に沿って絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量を求め、例えば、メモリ17に個別に記憶し、これら2つのトラッキング駆動オフセット量の差に、一定の比率を掛けて総合的に安定する最終トラッキング駆動オフセット量を割り出す。
具体的には、(実施の形態1)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y1、また(実施の形態4)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y4とすると、求める最終トラッキング駆動オフセット量z7を次の式で計算する。
z7 = a7×(y1+y4)
ただし、a7の値は、z7の値がy1とy4の間の値を取るように設定する。
この式にて求めた最終トラッキング駆動オフセット量を、CPU16がメモリ17に記憶させる。
さらにCPU16は、最終トラッキング駆動オフセット量z7が決定された後の光ディスク1へアクセスする時には、前記の最終トラッキング駆動オフセット量z7分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する時には、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録,再生できる。
(実施の形態8)
(実施の形態1)〜(実施の形態4)では、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクをトラックトレースした場合に求めた下記の何れかのトラッキング駆動オフセット量、
1.分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量
2.レンズエラー信号25が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量
3.ウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量
4.絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量
を、光ディスクに記録,再生する際に、トラッキング駆動信号19に加えるようCPU16を構成したが、CPU16を次のように構成することによって、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録再生できる。
この(実施の形態8)の光ディスク記録再生装置のCPU16は、前記(実施の形態2)の内容に沿って、レンズエラー信号25が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量を求めるとともに、同じく前記(実施の形態3)の内容に沿ってウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量y3を求め、例えば、メモリ17に個別に記憶し、これら2つのトラッキング駆動オフセット量の差に、一定の比率を掛けて総合的に安定する最終トラッキング駆動オフセット量を割り出す。
具体的には、(実施の形態2)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y2、また(実施の形態3)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y3とすると、求める最終トラッキング駆動オフセット量z8を次の式で計算する。
z8 = a8×(y2+y3)
ただし、a8の値は、z8の値がy2とy3の間の値を取るように設定する。
この式にて求めた最終トラッキング駆動オフセット量を、CPU16がメモリ17に記憶させる。
さらにCPU16は、最終トラッキング駆動オフセット量z8が決定された後の光ディスク1へアクセスする時には、前記の最終トラッキング駆動オフセット量z8分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する時には、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録,再生できる。
(実施の形態9)
(実施の形態1)〜(実施の形態4)では、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクをトラックトレースした場合に求めた下記の何れかのトラッキング駆動オフセット量、
1.分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量
2.レンズエラー信号25が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量
3.ウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量
4.絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量
を、光ディスクに記録,再生する際に、トラッキング駆動信号19に加えるようCPU16を構成したが、CPU16を次のように構成することによって、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録再生できる。
この(実施の形態9)の光ディスク記録再生装置のCPU16は、前記(実施の形態2)の内容に沿って、レンズエラー信号25が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量を求めるとともに、(実施の形態4)の内容に沿って絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量を求め、例えば、メモリ17に個別に記憶し、これら2つのトラッキング駆動オフセット量の差に、一定の比率を掛けて総合的に安定する最終トラッキング駆動オフセット量を割り出す。
具体的には、(実施の形態2)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y2、また(実施の形態4)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y4とすると、求める最終トラッキング駆動オフセット量z9を次の式で計算する。
z9 = a9×(y2+y4)
ただし、a9の値は、z9の値がy2とy4の間の値を取るように設定する。
この式にて求めた最終トラッキング駆動オフセット量z9を、CPU16がメモリ17に記憶させる。
さらにCPU16は、最終トラッキング駆動オフセット量z9が決定された後の光ディスク1へアクセスする時には、前記の最終トラッキング駆動オフセット量z9分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する時には、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録,再生できる。
(実施の形態10)
(実施の形態1)〜(実施の形態4)では、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクをトラックトレースした場合に求めた下記の何れかのトラッキング駆動オフセット量、
1.分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量
2.レンズエラー信号25が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量
3.ウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量
4.絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量
を、光ディスクに記録,再生する際に、トラッキング駆動信号19に加えるようCPU16を構成したが、CPU16を次のように構成することによって、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録再生できる。
この(実施の形態10)の光ディスク記録再生装置のCPU16は、前記(実施の形態3)の内容に沿って、ウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量を求めるとともに、(実施の形態4)の内容に沿って絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量を求め、例えば、メモリ17に個別に記憶し、これら2つのトラッキング駆動オフセット量の差に、一定の比率を掛けて総合的に安定する最終トラッキング駆動オフセット量を割り出す。
具体的には、(実施の形態3)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y3、また(実施の形態4)にて求めたトラッキング駆動オフセット量=y4とすると、求める最終トラッキング駆動オフセット量z9を次の式で計算する。
z10 = a10×(y3+y4)
ただし、a10の値は、z10の値がy3とy4の間の値を取るように設定する。
この式にて求めた最終トラッキング駆動オフセット量z10を、CPU16がメモリ17に記憶させる。
さらにCPU16は、最終トラッキング駆動オフセット量z10が決定された後の光ディスク1へアクセスする時には、前記の最終トラッキング駆動オフセット量z10分だけ、ビームスポット位置をセンターからずらして記録,再生するよう構成されており、光ディスク1にデータを記録,再生する時には、総合的な品位が良い、より安定した状態で記録,再生できる。
本発明は、CD、DVD記録再生型ドライブや、これらを搭載した各種機器の信頼性を向上させるために使用できる。
本発明の光ディスク記録再生装置の構成図 一般的な光ディスク記録再生装置の構成図 従来技術の問題点を説明するためのトラッキング駆動オフセット量とアドレスエラー,ジッター値の説明図 従来技術の問題点を説明するためのトラッキング駆動オフセット量とジッター値の説明図
符号の説明
1 光ディスク
2 光ピックアップ
3 レーザーダイオード
4 トラッキングアクチュエータ
5 対物レンズ
6 レーザー駆動回路
7 フォトディテクタ
8 FEP
9 ATIPデコーダ
10 トラッキングエラー信号
11 バイフェーズデータ生成回路
12 信号振幅検出回路
13 記録データエンコード回路
14 ATIP読み取りエラー検出回路
15 バイフェーズデータ検出回路
16 CPU
17 メモリ
18 サーボコントローラ
19 トラッキング駆動信号
20 トラッキングアクチュエータ駆動装置
21 トラッキング駆動オフセット
22 ウォブル信号(A+D,B+C)
25 レンズエラー信号

Claims (11)

  1. 光ディスクからの反射光を受光検出するフォトディテクタと、前記フォトディテクタの出力に基づいてトラッキングエラー信号を発生する手段と、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキング駆動信号を発生する手段を有する光ディスク記録再生装置において、
    前記トラッキング駆動信号に対してトラッキング駆動オフセット量を与えてフォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらす手段と、
    前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクを使用し、分割されたウォブル信号バランスを検出する手段と、
    前記ウォブル信号バランスと前記トラッキング駆動オフセット量をもとに前記ウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量を記憶する手段と
    を有し、光ディスクに記録,再生する時には前記トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  2. 光ディスクからの反射光を受光検出するフォトディテクタと、前記フォトディテクタの出力に基づいてトラッキングエラー信号を発生する手段と、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキング駆動信号を発生する手段を有する光ディスク記録再生装置において、
    前記トラッキング駆動信号に対してトラッキング駆動オフセット量を与えてフォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらす手段と、
    前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクを使用し、レンズエラー信号を検出する手段と、
    前記レンズエラー信号と前記トラッキング駆動オフセット量をもとに前記レンズエラー信号が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量を記憶する手段と
    を有し、光ディスクに記録,再生する時には前記トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  3. 光ディスクからの反射光を受光検出するフォトディテクタと、前記フォトディテクタの出力に基づいてトラッキングエラー信号を発生する手段と、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキング駆動信号を発生する手段を有する光ディスク記録再生装置において、
    前記トラッキング駆動信号に対してトラッキング駆動オフセット量を与えてフォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらす手段と、
    前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクをトラックトレースした場合のウォブル信号ジッター値を検出する手段と、
    前記ウォブル信号ジッター値と前記トラッキング駆動オフセット量をもとにウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量を記憶する手段と
    を有し、光ディスクに記録,再生する時には前記トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  4. 光ディスクからの反射光を受光検出するフォトディテクタと、前記フォトディテクタの出力に基づいてトラッキングエラー信号を発生する手段と、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキング駆動信号を発生する手段を有する光ディスク記録再生装置において、
    前記トラッキング駆動信号に対してトラッキング駆動オフセット量を与えてフォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらす手段と、
    前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクをトラックトレースした場合の絶対時間アドレス情報読み取りエラー数を検出する手段と、
    前記絶対時間アドレス情報読み取りエラー数と前記トラッキング駆動オフセット量をもとに、前記絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量を記憶する手段と
    を有し、光ディスクに記録,再生する時には前記トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  5. 請求項1によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、
    請求項2によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  6. 請求項1によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、請求項3によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  7. 請求項1によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、
    請求項4によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  8. 請求項2によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、
    請求項3によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  9. 請求項2によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、
    請求項4によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  10. 請求項3によって導き出したトラッキング駆動オフセット量と、
    請求項4によって導き出したトラッキング駆動オフセット量との差に、一定の比率を掛けて最終トラッキング駆動オフセット量を計算して記憶し、光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えるよう構成した
    光ディスク記録再生装置。
  11. トラッキングアクチュエータで対物レンズを動かして光ディスクの上に集光し、前記光ディスクからの反射光をフォトディテクタで検出し、前記対物レンズによって光ディスクの上に集光されたレーザー光がトラックのセンターに来るように、前記トラッキングアクチュエータを制御するトラッキング駆動信号にオフセットを加えて記録,再生するに際し、
    記録,再生に先立って、前記フォトディテクタ上に照射されるビームスポット位置をずらして、ピットが記録またはピットが記録されていない光ディスクを使用し、求めた下記の少なくとも1つのトラッキング駆動オフセット量に基づくオフセット量を記憶し、
    1.分割されたウォブル信号バランスが均等となるトラッキング駆動オフセット量
    2.レンズエラー信号が基準電圧となるトラッキング駆動オフセット量
    3.ウォブル信号ジッター値が最小となるトラッキング駆動オフセット量
    4.絶対時間アドレス情報読み取りエラー数が最小となるトラッキング駆動オフセット量
    光ディスクに記録,再生する時には前記最終トラッキング駆動オフセット量を前記トラッキング駆動信号に加えて前記対物レンズの位置をコントロールする
    光ディスク記録再生装置の制御方法。
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