JP2005332017A - 給油所システム - Google Patents

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康夫 吉岡
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Abstract

【課題】 給油所システムにおいて、クレジットカードを使用した場合でもプリペイドカードにポイントを付加できるようにする。
【解決手段】 購入時に前記プリペイドカードを投入した場合は、前記購入金額に応じたポイントを当該プリペイドカードに書き込む。購入時に前記プリペイドカードを投入せずに、貨幣を投入した場合は、前記カードストッカから新しいプリペイドカードの発行を可能とすると共に、当該プリペイドカードに釣銭を残高として書き込み、かつ、購入金額に応じたポイントを書き込む。購入時に前記プリペイドカードを投入せずに、クレジットカードを投入した場合は、前記カードストッカから新しいプリペイドカードの発行を可能とすると共に、当該プリペイドカードに購入金額に応じたポイントを書き込む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主としてセルフサービス式の給油所システムに関する。
特開平5−278794号には、カードと現金を使用して給油を行い、釣銭をカードに記録するシステムが開示されている。
特開平2001−97498号には、カードと現金を使用して給油を行い、釣銭をカードに記録する方法において、給油毎に給油に応じたポイントを加減算してカードに印字、記録するシステムが開示されている。
特開平5−233957号にはポイントカードをプリペイドカードとして使用するために、一定以上になったポイントに対応する金額をプリペイドカードに表示、記録するシステムが開示されている。
特開平6−76122号には、ポイントカードに記録されたポイント数が一定のポイント数以上になると、一定額以内の取引金額をポイントで支払うことができるシステムが開示されている。
特開平6−266970号には、売り上げ商品に対応したポイント数を計算し、商品の売り上げ毎にポイントカードに計算したポイント数を累算記録印字し、ポイント数に応じたサービスを行うシステムが開示されている。
特開平5−278794号(要約書) 特開平2001−97498号(要約書) 特開平5−233957号(要約書) 特開平6−76122号(要約書) 特開平6−266970号(要約書)
しかし、これらの先行技術には、クレジットカードの使用時にプリペイドカードにポイントを印字・記録することは開示されていない。
すなわち、クレジットカードや掛けカード(以下、単にクレジットカードといった場合、クレジットカードと掛けカードの両カードを指す意味である。)での給油・精算も行われているが、クレジットカードにおけるポイントの付加はクレジットセンターで行われていた。また、給油所自体で行う場合は別にポイントカードを用意してポイントを付与している。
したがって、本発明の主目的は、給油所システムにおいて、プリペイドカードを、現金および/またはプリペイドカードでの給油・精算時だけでなく、クレジットカードを使用した場合でもプリペイドカードにポイントを付加できるようにすることである。
また、本発明の他の目的は、クレジットカードを使用した場合に発行されるポイントを付加したプリペイドカードを、残金があればそのままプリペイドカードとして使用でき、また、残金がないか少ない場合は現金と併用してプリペイドカードとして使用できるようにすることである。
前記目的を達成するために、本発明は、給油用のポンプと、給油量を計量する流量計と、給油用の給油ノズルとを有する給油装置を備えた給油所システムであって、給油量又は給油金額を含む給油予定情報を入力するための給油予定情報入力手段と、給油のために投入された貨幣を識別するための貨幣識別手段と、予め入金された予納額および/または貨幣の金額から購入金額を減算した残高、ならびに、購入金額に基づいて定まるポイントを印字可能なプリペイドカードをストックするカードストッカと、前記プリペイドカードの残高およびポイントの読み取りおよび書き込みを行うプリペイドカードリーダと、クレジットカードの情報を読み取るクレジットカードリーダと、制御装置とを備え、少なくとも燃料油について、プリペイドカードのみによる購入と、貨幣のみによる購入と、プリペイドカードおよび貨幣の双方を用いた購入と、クレジットカードのみによる購入と、クレジットカードおよびプリペイドカードの双方を用いた購入とを可能にし、購入時に前記プリペイドカードを投入した場合は、前記購入金額に応じたポイントを当該プリペイドカードに記憶させると共に印字し、購入時に前記プリペイドカードを投入せずに、貨幣を投入した場合は、前記カードストッカから新しいプリペイドカードの発行を可能とすると共に、当該プリペイドカードに釣銭を残高として記憶させると共に印字し、かつ、購入金額に応じたポイントを記憶させると共に印字し、購入時に前記プリペイドカードを投入せずに、クレジットカードを投入した場合は、前記カードストッカから新しいプリペイドカードの発行を可能とすると共に、当該プリペイドカードに購入金額に応じたポイントを記憶させると共に印字するように、前記制御装置により制御することを特徴とする。
本発明によれば、現金、プリペイドカード、クレジットカードのいずれの給油・精算時でもプリペイドカードにポイントが付加され、またポイントが付加された残額のあるプリペイドカードは現金と併用して、そのまま給油可能なカードとして使用できるようになるので、使用者にとって使い勝手のよいカードになる。一方、給油所では1枚のカードでポイントの管理ができる上、給油客の再来店が期待でき販売促進のツールともなる。
本発明の好適な実施例においては、前記プリペイドカードを発行するか否かの選択スイッチを更に備え、前記クレジットカードのみを投入した場合に前記選択スイッチによりプリペイドカードの発行が選択されると、購入金額に応じたポイントが記憶されると共に印字されたプリペイドカードが発行される。
このように、プリペイドカードの発行を選択できるようにすることで、無用なプリペイドカードの発行を防止し得る。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
全体構成:
図1(a)に示すように、セルフサービス方式の給油所システムは、POS端末20を備えている。該POS端末20には、釣銭発行機40や、複数台の給油装置9などが、図示しないインターフェイスを介して、たとえば、ethernetおよび業界標準のSS-LANなどにより互いに接続されている。給油装置9には、それぞれ、精算装置10が接続されている。前記POS端末20は、給油所内に設けられた給油装置9や、精算装置10、釣銭発行機40などの管理を行うものであり、たとえばパソコンで構成されている。
一方、POS端末20は、たとえば電話回線などにより、給油所から離れた場所に存在するクレジットセンター30に接続されている。
図1(b)は、前記精算装置10の正面図である。図1(b)に示すように、精算装置10の正面に設けられた操作パネル10Aには、表示器12、貨幣挿入口13A、プリペイドカード挿入口14A、クレジットカード挿入口16A、レシート発行口19A、人検知センサ18およびスピーカー17などが設けられている。
後述するように、顧客は、図1(a)の精算装置10に、後述するプリペイドカード(板状記憶媒体)や、貨幣、クレジットカードなどを投入した後に給油装置9から給油を行い、該給油後に精算装置10から返却されたプリペイドカードやクレジットカード、釣銭引換え券などを受け取る。釣銭(現金)の払い戻しを受ける場合には、釣銭引換え券を釣銭発行機40に投入して、釣銭の払い戻しを受ける。
給油装置9:
図2に示すように、前記給油装置9には、たとえばマイコンなどからなる給油機制御手段91が設けられている。給油機制御手段91には、油種と給油量または給油金額を含む給油予定情報を入力するための図示しないスイッチ(給油予定情報入力手段)などと共に、たとえば、「レギュラー」、「ハイオク」および「軽油」などの油種別に給油機93および給油ノズル92が接続されている。給油機93は、それぞれ、油送用のポンプおよび給油量を計量する流量計を備えており、給油用の給油ノズル92に接続されている。
給油機制御手段91は給油機93の制御を行うものであり、前記給油予定情報に従って、所定の油種の給油ノズル92からの給油を可能とすると共に、給油量のカウントを行い精算装置10に油種および給油量などからなる給油実績を送信する。
精算装置10:
精算装置10はマイコン(制御装置)11を備えている。マイコン11は、CPU11aおよび記憶部11bを備えている。
マイコン11は、前記給油装置9から受信した給油実績(油種および給油量)に基づいて給油金額(購入金額)を算出し、前記給油が行われる毎に、当該給油時の月日、時刻、給油量、油種、投入金額、買上金額および釣銭情報などの給油情報を前記POS端末20(図1(a))に送信する。
前記マイコン11には、表示器12、貨幣(紙幣)識別機13、プリペイドカードリード・ライタ(以下、「プリカリード・ライタ」という)14、カードストッカ15、クレジットカードリーダ(以下、「クレジットリーダ」という)16、スピーカー17、人検知センサ18およびプリンタ19が図示しないインターフェイスを介して互いに接続されている。
前記表示器12は、たとえば、液晶表示器を備えたタッチスクリーンからなり、たとえば、図6(a),(b)などの表示画面を表示させる表示手段を構成していると共に、表示画面に表示された確認ボタン12a〜12cや選択スイッチ12sなどにタッチすることで入力を行う入力手段を構成している。
図2に示すプリンタ19は、たとえば、サーマルプリンタやカッタなどを備えており、レシート発行口19A(図1(b))から、納品書や領収書、釣銭引換券などの発行を行う。
前記貨幣識別機(貨幣識別手段)13は、貨幣挿入口13A(図1(b))から投入された紙幣を識別するものであり、紙幣の種類や枚数(個数)の判別を行う。
クレジットリーダ16は、前記クレジット挿入口16A(図1(b))から挿入(投入)されたクレジットカードから登録情報を読み取り、前記マイコン11に当該登録情報を送信する。マイコン11は、該登録情報をPOS端末20に送信し、POS端末20は該情報を、図1(a)のクレジットセンター30に送信する。クレジットセンター30で該登録情報が確認されると、クレジットセンター30から正規の登録情報である旨の承認信号がPOS端末20に送られ、精算装置10での精算が可能となる。
なお、「クレジットカード」とは、当該カード所有者の会計処理上必要な登録情報を提供するためのカードであり、当該カードとしては、たとえば、該カードの一部に設けた磁気面を備えた磁気カードや、カードに内蔵されたCPUおよび不揮発製メモリICを備えたICカードなどを用いることができる。
図2に示すカードストッカ15には、プリペイドカード(以下、「プリカ」という)が未使用の状態でストックされており、前記未使用のプリカは、後述する所定のタイミングでプリカリード・ライタ14に送られる。
前記プリカリード・ライタ14は、プリカ挿入口(図1(b))14Aから挿入(投入)されたプリカの読み取り、書き込みおよび印字を行う。一方、プリカリード・ライタ14は、前記カードストッカ15から送られた未使用のプリカに書き込みおよび印字を行い、当該プリカをプリカ挿入口14Aから発行する。
プリカP;
図7および図9に示すように、プリカPは、裏面の磁気記録面(図示せず)と表面の印字領域3aとを有している。前記印字領域3aには、当該プリカPの使用月日や、投入金額、残額(残高)、ポイント数などからなる給油情報が印字される。前記印字領域3aは、最大n回の給油に伴うn回の印字が可能になっている。
前記使用月日欄には、本プリカPが使用された(給油が行われた)月日が印字される。投入金額欄には、貨幣挿入口13Aから投入された金額(予納額)が印字される。残額欄には、当該プリカPにおいて使用可能な金額が印字される。ポイント欄には、後述するポイント数が印字される。一方、前記磁気記録面には、前記各印字欄の給油情報のうち、最新の給油情報が更新記録されると共に、当該プリカPの認証情報などが記録される。
なお、本実施例において、「記録」とは、プリカPの磁気記録面に記憶させると共に、、印字欄に印字することをいう。
前記ポイント数は、購入金額の累計に基づいて定まる付与価値の数値であり、たとえば、前記累計に1/100を乗算し、小数点以下を四捨五入することで算出される。前記ポイント数は、後述する所定のトリガーに基づいて、前記所定の印字位置に印字される。一方、前記ポイント数は、所定の数以上になると、後述するように、キャッシュバックや、景品交換、単価の値下げなどに用いられる。キャッシュバックが行われた場合には、給油可能な現金として前記残額に加算され、図9の網点部分に示すように、前記ポイント数に対応する現金の加算されたキャッシュバック後の残額が前記所定の印字位置に印字される。前記ポイント数は、付与価値として前記印字領域3aに印字された後にのみ給油可能金としての使用が可能になる。
なお、図7および図9のプリカPに施した網点は、説明の為に付したものであり、実際には印字されない。
支払方法:
本システムは、プリカPや、貨幣、クレジットカードによる種々の支払方法を可能としている。給油方法の説明に先立ち、種々の支払方法と、ポイント記録および釣銭支払方法との関係について図3を用いて説明する。
図3に示すように、プリカPのみを用いて給油を行った場合には、当該プリカPから給油金額が支払われ、当該プリカPの残額から給油金額が減額された新たな残額がプリカPに記録される。また、給油金額に応じたポイント数が、プリカPの給油前のポイント数に加算され、新たなポイント数としてプリカPに記録される。
現金のみで給油を行った場合には、新たなプリカPの発行の有無が質問され、プリカPの発行を行う場合には、カードストッカ15から新しいプリカPが発行されると共に、現金から給油金額が支払われ、釣銭が生じた場合には、当該プリカPに残額として釣銭の金額が記録される。また、当該プリカPに給油金額に応じたポイント数が記録される。一方、プリカPの発行を行わない場合には、プリカPは発行されずに現金から給油金額が支払われ、釣銭が生じた場合には、レシート発行口19Aから釣銭引換え券が発行される。
現金およびプリカPで給油を行った場合には、当該現金と当該プリカPの残額の合計金額から給油金額が支払われ、当該合計金額から給油金額が減額された新たな残額がプリカPに記録される。また、給油金額に応じたポイント数が、プリカPの給油前のポイント数に加算され、新たなポイント数としてプリカPに記録される。
クレジットカードのみを用いて給油を行った場合には、新たなプリカPの発行の有無が質問され、プリカPの発行を行う場合には、カードストッカ15から新しいプリカPが発行されると共に、クレジットカードから給油金額が支払われる処理が行われ、また、当該プリカPに給油金額に応じたポイント数が記録される。一方、プリカPの発行を行わない場合には、プリカPの発行は行わないので、ポイント数の記録は行われない。
クレジットカードおよびプリカPで給油を行った場合には、まず当該プリカPの残額から給油金額が支払われ、不足分はクレジットカードから給油金額が支払われる処理が行われるが、もし、当該プリカPの残額が給油金額よりも多い場合には、当該プリカPからのみ給油金額が支払われ、当該プリカPの残額から給油金額が減額された新たな残額がプリカPに記録される。また、当該給油金額に応じたポイント数が、当該プリカPの給油前のポイント数に加算され、新たなポイント数としてプリカPに記録される。
クレジットカードおよび現金で給油を行った場合には、新たなプリカPの発行の有無が質問され、プリカPの発行を行う場合には、カードストッカ15から新しいプリカPが発行されると共に、まず、当該現金から給油金額が支払われ、不足分はクレジットカードから給油金額が支払われる処理が行われるが、もし、当該現金が給油金額よりも多い場合には当該現金からのみ給油金額が支払われ、当該プリカPに残額として釣銭の金額が記録される。また、当該プリカPに給油金額に応じたポイント数が記録される。一方、プリカPの発行を行わない場合には、プリカPは発行されずに、現金とクレジットカードから給油金額が支払われ、もし、当該現金が給油金額よりも多く釣銭が生じた場合には、レシート発行口19Aから釣銭引換え券が発行される。
クレジットカード、現金およびプリカPで給油を行った場合には、まず、当該現金と当該プリカPの残額の合計金額から給油金額が支払われ、不足分はクレジットカードから給油金額が支払われる処理が行われるが、もし、当該合計金額が給油金額よりも多い場合には、当該合計金額からのみ給油金額が支払われ、当該合計金額から給油金額が減額された新たな残額がプリカPに記録される。また、給油金額に応じたポイント数が、プリカPの給油前のポイント数に加算され、新たなポイント数としてプリカPに記録される。
このように、本システムでは、現金および/またはプリカPでの給油・精算時だけではなく、クレジットカードを使用した場合でも、プリカPにポイント数を付加することができる。
また、前記プリカPは、残額があればそのままプリカPとして使用でき、一方、残額が少ない場合には、現金やクレジットカードと併用して用いることができるので至便である。
給油方法:
つぎに、図4および図5に示すフローチャートに従い、ポイント数の算出方法やプリカPにポイント数を付加するタイミング等を含む給油方法について具体的に説明する。なお、以下の説明では、前述の〔現金およびプリカP〕、〔クレジットカードのみ〕、〔クレジットカードおよびプリカP〕を用いた3種類の方法で給油を行った場合(図3における網点の部分)について、例示して説明する。
[プリカPと現金を併用した場合]
ステップS1で、顧客がプリカPおよび現金を、図1(b)のプリカ挿入口14Aおよび貨幣挿入口13Aから、それぞれ投入すると、ステップS2で、前記プリカリード・ライタ14および貨幣識別機13が、プリカPおよび現金の投入をそれぞれ検出し、ステップS3に進む。
ステップS3では、図2のプリカリード・ライタ14が、当該プリカPから、認証情報や前記給油情報などを読み出しマイコン11に送信して、ステップS4に進む。
ステップS4では、マイコン11が前記認証情報に基づき、当該プリカPが正規のカードであるか否かの判別を行い、正規のカードであると判別した場合には、ステップS5に進む。正規のカードではないと判別した場合には、ステップS39に進む。ステップS39では、表示器12にプリカPを受け付けられない旨の表示を行うと共に、該プリカPをプリカ挿入口14Aから排出する。
ステップS5では、貨幣識別機13が計数した紙幣の数に基づき、マイコン11が投入金額を算出してステップS6に進む。
ステップS6では、マイコン11が、当該プリカPから読み出した残額およびポイント数と共に、前記投入金額を表示器12に表示させて、ステップS7に進む。一方、マイコン11は、投入金額とプリカPの残額とを合計して給油可能な金額(以下、「合計金額」という)を算出する。
ステップS7では、マイコン11が給油装置9に油種および給油方法の設定画面を表示させ、ステップS8に進む。
ステップS8では、油種(給油予定情報の一部)が指定されるとステップS9に進む。
ステップS9では、満タンや、給油量、金額指定などの給油方法(給油予定情報の一部)が指定されるとステップS10に進む。
ステップS10では、給油が開始可能となり、ステップS11に進む。
ステップS11において、顧客が給油を行い、前記給油予定情報に基づいて給油が完了すると、マイコン11が、給油装置9からの給油実績に基づき今回給油を行った給油金額を算出すると共に、前記合計金額から当該給油金額を減算し、新たな残額を算出して、図5に示すステップS12に進む。
図5のステップS12では、プリカPが挿入されているか否かの確認がなされて、ステップS13に進む。
ステップS13では、マイコン11が今回給油した給油金額に基づき、今回のポイント数を算出してステップS14に進む。
ステップS14では、前回までのポイント数に今回算出したポイント数を加算し、新たなポイント数を算出して、ステップS15に進む。
ステップS15では、前記新たなポイント数が所定のポイント数(たとえば、100ポイント)以上であるか否かの判別を行い、所定ポイント数以上である場合には、ステップS16に進む。所定ポイント数未満である場合には、ステップS19に進む。
所定ポイント数以上の場合;
ステップS16では、マイコン11が図6(a)に示すポイント使用の選択画面を表示器12に示す。前記選択画面には、カードにキャッシュバックするか、景品に交換するか、給油単価を値下げするかの選択項目が表示され、当該項目に対応する選択ボタン12a〜12cがそれぞれ表示されて、ステップS17に進む。
ステップS17では、キャッシュバックか否かの判別が行われ、キャッシュバックに対応する確認ボタン12aがタッチされた場合には、ステップS18に進む。一方、他のボタンがタッチされた場合には、ステップS60に進む。
〔キャッシュバック〕
ステップS18では、当該所定ポイント数が現金に換算されると共に、前記新たなポイント数から所定ポイント数を減算したキャッシュバック後のポイント数を算出して、ステップS19に進む。
図5のステップS19では、マイコン11が前記残額に前記所定ポイント数に対応する金額を加算してキャッシュバック後の残額を算出して、ステップS20に進む。
ステップS20では、図7(a)に示すように、プリカPに当該給油月日、投入金額、キャッシュバック後の残額およびキャッシュバック後のポイント数を記録して、ステップS21に進む。
キャッシュバックの例;
たとえば、図7(a)に示すプリカPでは、網点で示すように、現金3000円と残額718円・96ポイントのプリカPとを併用し、合計金額3718円で給油を行っている。給油金額2654円分の給油を行った場合、合計金額3718円−給油金額2654円=新たな残額1064円となる。一方、今回のポイント数は、100円で1ポイント換算で算出することにより、26ポイントとなり、前回までのポイント数96ポイントとの合計である新たなポイント数が122ポイントとなる。
新たなポイント数が100ポイント以上であるため、顧客がキャッシュバックを選択すると、当該100ポイントに対応するキャッシュバック金額100円が、新たな残額1064円に加算され、キャッシュバック後の残額1164円が記録される。一方、前記新たなポイント数122から、キャッシュバックを行ったポイント数100ポイントが減算され、キャッシュバック後のポイント数22ポイントが記録される。
〔景品交換〕
図5のステップS60では、景品交換か否かの判別が行われ、景品交換に対応する確認ボタン12b(図6(a))がタッチされた場合には、ステップS61に進む。その他の場合、すなわち、単価値下げに対応する確認ボタン12cがタッチされた場合には、ステップS63に進む。
ステップS61では、前記新たなポイント数から、景品交換に対応する所定ポイント数を減算し、景品交換後のポイント数を算出して、ステップS62に進む。
ステップS62では、プリンタ19が景品交換券を印字して発行口19Aから発行して、ステップS19に進む。
ステップS19では、残額が算出され(今回はキャッシュバックではないので、前記新たな残額に0が加算される=前記新たな残額のまま)、続くステップS20では、図7(b)に示すように、プリカPに当該月日、投入金額、新たな残額および景品交換後のポイント数が記録されて、ステップS21に進む。
景品交換の例;
たとえば、図7(b)に示すプリカPでは、前述の図7(a)と同様に、現金3000円と、残額718円・96ポイントのプリカPとを使用し、給油金額2654円分の給油を行っている。新たなポイント数が100ポイント以上(112ポイント)となるため、顧客が景品交換を選択すると、景品交換券が発行される(ステップS62)。
一方、前記新たなポイント数122から100ポイントが減算され、景品交換後のポイント数22が記録される。
〔単価値下げ〕
ステップS63では、単価値下げの確認ボタン12c(図6(a))がタッチされると、前記新たなポイント数から単価値下げに対応するポイント数を減算して、値下げ後のポイント数を算出し、ステップS62に進む。
ステップS64では、マイコン11が次回からの単価値下げ処理を行う決定をし、ステップS19に進む。
ステップS19では、残額が算出され、続くステップS20では、図7(c)に示すように、プリカPに当該月日、投入金額、新たな残額および単価値下げ後のポイント数が記録されて、ステップS21に進む。一方、プリカPには次回から単価値下げを行うためのフラグが記録される。
単価値下げの例;
たとえば、図7(c)に示すプリカPでは、前述の図7(a)と同様に、現金3000円と、残額718円・96ポイントのプリカPとを使用し、給油金額2654円分の給油を行っている。新たなポイント数が100ポイント以上となるため、顧客が単価値下げを選択すると、次回からの単価値下げ処理がを行う決定がなされる(ステップS64)。一方、新たなポイント数122から、単価値下げに対応する100ポイントが減算され、単価値下げ後のポイント数22が記録されると共に、次回からの単価値下げを行う旨の記録(たとえば、値下げランク2)が行われる。
〔所定ポイント数未満〕
前記ステップS15において、新たなポイント数が所定ポイント数未満の場合には、ステップS19において、マイコン11が前記算出された新たな残額を残額としてステップS20に進む。
ステップS20では、プリカPに当該給油月日、投入金額、新たな残額および新たなポイント数を記録して、ステップS21に進む。
ステップS21では、顧客が必要に応じて所定の操作を行うと、図8(a)に示すポイント情報や、図8(b)に示す領収書がプリンタ19によって印字され、発行口19Aから発行されて、ステップS22に進む。
ステップS22では、プリカPがプリカ挿入口14Aから排出され、一連の給油処理が完了する。
[クレジットカードを使用した場合]
つぎに、顧客がクレジットカードを用いて給油を行う場合について説明する。
図4に示すステップS30で、顧客がクレジットカードをクレジット挿入口16Aから挿入すると、ステップS31で、前記クレジットリーダ16がクレジットカードの挿入を検出して、ステップS32に進む。
ステップS32では、クレジットリーダ16が当該クレジットカードから登録情報を読み取り、前記マイコン11に当該登録情報を送信して、ステップS33に進む。
ステップS33では、マイコン11が、該登録情報をPOS端末20に送信し、POS端末20は、該情報をクレジットセンター30に送信する。クレジットセンター30で該登録情報が確認されると、クレジットセンター30から正規の登録情報である旨の承認信号がPOS端末20に送られ、精算装置10での精算が可能となり、ステップS34に進む。一方、クレジットセンター30において、登録情報が承認されない場合には、ステップS40に進む。
ステップS40では、表示器12にクレジットカードを受け付けられない旨の表示を行うと共に、該クレジットカードをクレジット挿入口16Aから排出する。
ステップS34では、承認済のクレジットカードをクレジット挿入口16Aから排出して顧客に返却し、ステップS35に進む。
ステップS35では、プリカ挿入口14Aが、プリカPの挿入を検出した場合(顧客がクレジットカードと共にプリカPを挿入した場合)には、ステップS36に進む。一方、プリカPが挿入されていない場合には、ステップS7に進む。
[クレジットカードとプリカPとを併用した場合]
ステップS36では、プリカリード・ライタ14が当該プリカPから、認証情報や給油情報などを読み出してマイコン11に送信し、ステップS37に進む。
ステップS37では、マイコン11が当該認証情報に基づき、当該プリカPが正規のカードであるか否かの判別を行い、正規のカードであると判別した場合には、ステップS38に進む。正規のカードではないと判別した場合には、ステップS39に進む。ステップS39では、表示器12にプリカPを受け付けられない旨の表示を行うと共に、該プリカPをプリカ挿入口14Aから排出する。
ステップS38では、マイコン11が、当該プリカPの給油情報に基づき、残額およびポイント数等を表示器12に表示させると共に、クレジットカードで給油を行う旨の表示を行い、ステップS7に進む。
ステップS7以降の動作は、前述の[プリカPと現金を併用した場合]と同様であり、その説明を省略する。なお、クレジットカードを用いた給油では、給油金額をクレジットセンター30に送信し、クレジットセンター30において、当該金額の引き落としが行われる。
[クレジットカードのみを使用した場合]
前記ステップS35において、プリカPが挿入されなかった場合には、ステップS7に進み、前述のステップS7からステップS12までの動作が行われる。
図5に示すステップS12において、プリカPが挿入されていないと判別された場合には、ステップS50に進む。
新たなプリカPを発行;
ステップS50では、図6(b)に示すプリカ発行選択画面が表示される。該プリカ発行選択画面には、プリカPの発行を行うか否かのを選択するための選択スイッチ12sが表示される。顧客により、プリカPを作成する旨の選択が行われると、ステップS13に進む。
以後、前述のステップS13からステップS19までの動作が行われ、ステップS20において、前記カードストッカ15から新たなプリカPが発行される。プリカリード・ライタ14によって当該新たなプリカPに、今回の給油月日および今回のポイント数が記録されて、プリカ挿入口14Aから、たとえば、図9(a)に示すプリカPが発行されて、ステップS21に進む。
新たなプリカPを発行しない;
一方、ステップS50において、顧客により、新たなプリカPを作成しない旨の選択が行われると、ステップS51に進む。
ステップS51では、顧客が必要に応じて所定の操作を行うと、図8(b)に示す領収書がプリンタ19によって印字され、発行口19Aから発行されて、一連の給油処理が完了する。
クレジットカードを使用した種々の例:
つぎに、クレジットカードを用いて給油を行った場合の種々の例について、図9を用いて説明する。
前述のように、クレジットカードのみを用いて給油した後、新たなプリカPの発行を選択すると、図9(a)に示すように、新たなプリカPが発行される。
その後、当該プリカPと現金を用いて給油を繰り返すと、図9(b)に示すように、投入金額と残額とが給油ごとに記録され、やがて、ポイント数が所定ポイント数以上となる。図9(b)では、キャッシュバックが選択されている。
一方、該プリカPとクレジットカードを用いて給油を繰り返すと、図9(c)に示すように、投入金額および残額欄は空欄となり、給油を繰り返し、やがて、ポイント数が所定ポイント数以上となる。図9(c)では、キャッシュバックが選択され、100円のキャッシュバックが行われている。以後、当該プリカPは残金100円のプリカPとして使用することが可能となる。
図9(d)は、該プリカPと現金とを繰り返し使用し、所定回の給油時に、現金の持ち合わせが不足したなどの理由でクレジットカードを使用した場合を示す。図9(d)に示す例では、クレジットカードを使用した際に、ポイント数が所定ポイント数以上となり、キャッシュバックが選択されて、100円がキャッシュバックされている。
このように、クレジットカードを使用した場合に発行されるプリカPを残金があれば、そのままプリカPとして用いて釣銭の記録などにも用いることが可能であり、一方、残金が少ない場合には、現金やクレジットカードと併用してプリカPとして用いることができるので至便である。
なお、ポイント付加は給油・精算時だけでなく、洗車や油外商品(給油所で扱う商品・サービス)購入時にもできるようにしてもよい。
また、クレジットカードとプリカPとを併用した場合、プリカPに残額がある場合は、先にプリカPを使用して、プリカPの残額で足りない金額分をクレジットカードで支払うようにしてもよいし、顧客に先にプリカPから支払うか否かの問い合わせを行うようにしてもよい。
また、給油装置9と精算装置10とが一体となった給油精算装置を用いてもよい。さらに、表示器12、貨幣識別機13、プリカリード・ライタ14、カードストッカ15、クレジットリーダ16、スピーカー17、人検知センサ18およびプリンタ19のうちの1以上の要素は、給油装置10ごとに設ければよく、構造物としては給油装置10と一体もしくは別体に設けてもよい。また、必ずしも釣銭発行機30は必要ではなく、さらに、たとえばセルフサービス用の制御装置からなるセルフコンソール31を備えていてもよい。
さらに、貨幣識別機13は紙幣の他に硬貨を使用できるようにしてもよい。また、釣銭発行機40は必ずしも必要でなく、精算装置10から釣銭を支払うようにしてもよい。
本発明は、顧客が自分で給油を行うセルフサービス式の給油所システムなどに適用することができる。
(a)は本発明の実施例にかかる給油所システムを示す概略構成図、(b)は同システムにおける精算装置の正面図である。 精算装置、給油装置およびPOS端末を示す概略構成図である。 支払方法ごとに、プリカ発行の有無、ポイント記録および釣銭支払方法を示す図表である。 給油方法を示すフローチャートである。 給油方法を示すフローチャートである。 表示器の表示画面を示す正面図である。 プリペイドカードの印字領域を示す正面図である。 プリンタにより印字されたポイント情報および領収書を示す正面図である。 プリペイドカードの印字領域を示す正面図である。
符号の説明
11:マイコン(制御装置)
12s:選択スイッチ
13:貨幣識別機(貨幣識別手段)
14:プリペイドカードリード・ライタ(プリカリード・ライタ)
15:カードストッカ
16:クレジットカードリーダ(クレジットリーダ)
91:給油機制御手段(制御装置)
92:給油ノズル
P:プリペイドカード(プリカ)

Claims (3)

  1. 給油用のポンプと、給油量を計量する流量計と、給油用の給油ノズルとを有する給油装置を備えた給油所システムであって、
    給油量又は給油金額を含む給油予定情報を入力するための給油予定情報入力手段と、
    給油のために投入された貨幣を識別するための貨幣識別手段と、
    予め入金された予納額および/または貨幣の金額から購入金額を減算した残高、ならびに、購入金額に基づいて定まるポイントを印字可能なプリペイドカードをストックするカードストッカと、
    前記プリペイドカードの残高およびポイントの読み取りおよび書き込みを行うプリペイドカードリーダと、
    クレジットカードの情報を読み取るクレジットカードリーダと、
    制御装置とを備え、
    少なくとも燃料油について、プリペイドカードのみによる購入と、貨幣のみによる購入と、プリペイドカードおよび貨幣の双方を用いた購入と、クレジットカードのみによる購入と、クレジットカードおよびプリペイドカードの双方を用いた購入とを可能にし、
    購入時に前記プリペイドカードを投入した場合は、前記購入金額に応じたポイントを当該プリペイドカードに記憶させると共に印字し、
    購入時に前記プリペイドカードを投入せずに、貨幣を投入した場合は、前記カードストッカから新しいプリペイドカードの発行を可能とすると共に、当該プリペイドカードに釣銭を残高として記憶させると共に印字し、かつ、購入金額に応じたポイントを記憶させると共に印字し、
    購入時に前記プリペイドカードを投入せずに、クレジットカードを投入した場合は、前記カードストッカから新しいプリペイドカードの発行を可能とすると共に、当該プリペイドカードに購入金額に応じたポイントを記憶させると共に印字するように、
    前記制御装置により制御することを特徴とする給油所システム。
  2. 請求項1において、前記プリペイドカードを発行するか否かの選択スイッチを更に備え、前記クレジットカードのみを投入した場合に前記選択スイッチによりプリペイドカードの発行が選択されると、当該プリペイドカードに購入金額に応じたポイントが記憶されると共に印字されるように制御される給油所システム。
  3. 請求項1もしくは2において、ポイントが付加されているが前記残高のないプリペイドカードは、貨幣と併用可能で、貨幣と併用されることで、当該プリペイドカードに新たにポイントが付加される給油所システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020077030A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 株式会社タツノ 給油装置、サーバ及び燃料油の販売方法

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