JP2005336984A - ユニット式建築の相互接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 工場で内部・外部の仕上げまで完了された居住ユニットを、現場で接合して4階建て以上の居住建物を建設するためのユニット式建築の相互接合構造を得る。
【解決手段】 柱部分は鋼管柱を梁部分は形鋼材を用いて構成された内部・外部の仕上げを済ませた下側居住ユニットDと、上側居住ユニットUを接合するユニット式建築の相互接合構造において、上記下側居住ユニットDに設けられた下柱鋼管柱1a,1bと、この下柱鋼管柱に設けられた下柱柱頭外側ダイヤフラム5と、上記上側居住ユニットUに設けられた上柱鋼管柱2a,2bと、この上柱鋼管柱に設けられた上柱柱脚外側ダイヤフラム4と、上記下柱柱頭外側ダイヤフラム5と、上記上柱柱脚外側ダイヤフラム4を接合する複数の柱縦接合用ボルト7とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ユニット式建築の居住ユニット相互接合構造に関するものである。
従来、工場で生産された部材を現場で組み立てて家屋を造る、いわゆる、プレハブ住宅は広く知られている。しかし、3階以上の家屋の建設になると、プレハブ方式で建設することは困難であった。従って、3階建の家屋では、鉄筋・鉄骨の建築物になされており、せいぜい鉄骨部材、床部材、壁面部材など、部分的な部材を工場で生産して現場で接合し組み立てる程度であった。また、他の「ユニット式建築における相互間の接合構造」の場合、3階建ての住宅を建設するための相互間の接合構造としては、上下のユニットを一本のボルトで接合する構造となっている。(例えば、特許文献1参照)
特開平8−284260(第2頁,図1)
上記のようなユニット式建築における相互間の接合構造は、3階建てまでの家屋建築には対応可能であったが、4階建て以上の家屋建築に対応するには強度的に問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決する為になされたもので、工場で内部・外部仕上げまで製作された居住ユニットを、現場で接合して4階建て以上の居住建物をも建設するための居住ユニットの相互接続構造を提供するものである。
課題を解決する為の手段
この発明に係るユニット式建築の相互接合構造は、柱部分は鋼管柱を梁部分は形鋼材を用いて構成された内部・外部の仕上を済ませた下側居住ユニットDと,上側居住ユニットUを接合するユニット式建築の相互接続構造において、上記下側居住ユニットDに設けられた下柱鋼管柱1a・1bと、この下柱鋼管柱1a,1bに設けられた下柱柱頭外側ダイヤフラム5と、上記上側居住ユニットUに設けられた上柱鋼管柱2a・2bと、この上柱鋼管柱2a,2bに設けられた上柱柱脚外側ダイヤフラム4と、上記下柱柱頭外側ダイヤフラム5と上記上柱柱脚外側ダイヤフラム4を接合する複数の柱縦接合用ボルト7とを備えたものである。
また、水平方向に隣接する居住ユニットの2本の鋼管柱と、隣接する2本の鋼管柱を接合する複数の柱横接合用ボルト14を備えたものである。
また、上柱鋼管柱2a,2bに設けられた上柱柱脚外側ダイヤフラム4に柱縦接合用ボルト孔4a,4bを設け、この柱縦接合用ボルト孔4a,4bに柱縦接合用ボルト7を挿入するハット形ワッシャー12を挿着したものである。
下柱柱頭外側ダイヤフラム5と、上柱柱脚外側ダイヤフラム4を接合するガイドピン9を備えたものである。
発明の効果
この発明のユニット式建築の相互接合方法は、居住ユニットの接合部の近傍に設けた開閉自在の外部開閉自在の仕上壁及び鋼管柱の相互端部に設けた接続作業用の開口部を通じて、鋼管柱内で上下及び隣接する居住ユニットの接合がなされ、接合完了後は、外部開閉自在の仕上壁を閉じて鋼管柱内部は見えないようになされる。従って、工場で内部・外部仕上げまで製作された居住ユニットを現場で接合して4階建て以上の建築物に対応できる接合構造の居住建物を建設することが可能である。
また、接合される下柱鋼管柱の柱頭外側ダイヤフラムに予め四本の柱縦接続用ボルトが設けてある為、建設の進捗が速やかとなる。さらに、建物規模に適応した四本の柱縦接合用ボルトにより接合することで、強度確認が容易くなり、4階以上の建築物に充分対応できる接合構造が得られる。
さらに,接合される鋼管柱の他方に、柱縦接続用ボルト径に対応する余裕のある貫通孔が設けてあるため居住ユニットの設置作業も速やかとなる。そして、柱縦接続用ボルトと対応する貫通孔の間隙を埋めるハット形ワッシャーを挿入することにより、強度確認も容易くなり4階以上の建築物に充分対応できる接合構造が得られる。
実施の形態1.
図1は、この発明の一実施の形態である居住ユニットの接合部を示す平面図である。図2は、図1の線A−Aに沿う断面図である。また、図3は、図1の線B−Bに沿う断面図である。さらに、図4は、上下居住ユニットの連結状態を示す斜視図であり、図5は、上下居住ユニットと、水平方向に隣接する居住ユニットの接合部分の斜視図である。図において、1aは下側居住ユニットDの柱部分を構成する下柱鋼管柱であり、1bは鋼管柱1aに隣接する下側居住ユニットDの柱部分を構成する下柱鋼管柱である。この下柱鋼管柱1a、1bには、それぞれの下柱柱頭部分に鉄製の下柱柱頭外側ダイヤフラム5及び下柱柱頭内側ダイヤフラム6が設けられている。2aは上側居住ユニットUの柱部分を構成する上柱鋼管柱であり、2bは上柱鋼管柱2aに隣接する上側居住ユニットUの柱部分を構成する上柱鋼管柱である。
この上柱鋼管柱2a、2bには、それぞれ上柱柱脚部分に鉄製の上柱柱脚内側ダイヤフラム3及び上柱柱脚外側ダイヤフラム4が設けられている。
7は下側居住ユニットDの下柱鋼管柱の下柱柱頭外側ダイヤフラム5に予め組み込まれた柱縦接合用ボルトであり、8はこの柱縦接合用ボルトが抜け落ちないように保持する為の加工取り付けされたボルト落下防止カバープレート8である。また、下柱柱頭外側ダイヤフラム5には、ガイドピン9が設けてあり、さらに、このガイドピン9と柱縦接合用ボルト7に対応する上側居住ユニットUの上柱鋼管柱の上柱柱脚外側ダイヤフラム4には、柱縦接合用ボルト孔4a,4bとガイドピン用ガイド孔4gが設けてある。
10は下柱鋼管柱1a、1bに、11は上柱鋼管柱2a、2bの側面に設けられた居住ユニットD及びUの接合作業用の開口部である。
柱縦接合用ボルト7は、図1〜図3に示すように上下のユニットを重ね合わせて、ガイドピン9をガイドピン用ガイド孔4gに係合させることにより位置決めした後、接合作業用の開口部11からハット形ワッシャー12を挿入、4本の柱縦接合用ボルト7にセットし、さらに接合用ナット13も挿入し4本の柱縦接合用ボルト7に締め付け上下ユニットを接合する。なお、柱縦接合用ボルト7は居住ユニットの大きさ及び建築物規模により16mm〜34mm呼び径のものから適切な強度のものを選択して用いる。
14は隣接する居住ユニットの柱横接合用ボルトであり(図3に示す)、柱横接合用のボルト孔15を貫通させて、隣接する居住ユニットを接合する。この柱横接合用ボルト14は10mm〜24mmの呼び径のものから適切な強度のものを選択して用いる。16は隣接する居住ユニットの柱横接合用スペーサーである。20は外壁100に設けられた開閉自在の外部仕上壁である。
上記のように、建築物の規模に適応する強度の柱縦接合用ボルトを選択して、4本の柱縦接合用ボルトを設けた構造とした為、1本の柱縦接合用ボルトで上下居住ユニットを接合する構造に比べて、建物規模に適応する上下居住ユニット接合部の強度確認も容易くなる。さらに、隣接する居住ユニットの鋼管柱の柱脚、柱頭の近距離において、鋼管柱自身に設けられた柱横接続用ボルト孔に柱横接続用ボルトにより接続される為,強度確認も容易くなり、4階建て以上の居住建物にも充分適応可能となる構造を得られる。
この発明の一実施の形態である居住ユニットの接合部を示す平面図である。 図1の線A−Aに沿う断面図である。 図1の線B−Bに沿う断面図である。 この発明の上下居住ユニットの連結状態を示す斜視図である。 この発明の上下居住ユニットの接合部分の斜視図である。
符号の説明
1a,1b 下柱鋼管柱、2a,2b 上柱鋼管柱、3 上柱柱脚内側ダイヤフラム、4 上柱柱脚外側ダイヤフラム、4a,4b 柱縦接合用ボルト孔、4g ガイドピン用ガイド孔、5 下柱柱頭外側ダイヤフラム、6 下柱柱頭外側ダイヤフラム、7 柱縦接合用ボルト、8 ボルト落下防止カバープレート、9 ガイドピン、10 下柱ユニット接合用開口部、11 上柱ユニット接合用開口部、12 ハット型ワッシャー、13 柱縦接合用ナット、14 柱横接合用ボルト、15 柱横接合用ボルト孔、16 柱横接合用スペーサー、20 開閉自在の外部仕上壁、100 外部仕上壁、P 隣接ユニット間横接合部分、V 上下ユニット間縦接合部分、D 下側居住ユニット、U 上側居住ユニット

Claims (4)

  1. 柱部分は鋼管柱を梁部分は形鋼材を用いて構成された内部・外部の仕上を済ませた下側居住ユニットと、上側居住ユニットを接合するユニット式建築の相互接合構造において、上記、下側居住ユニットに設けられた下柱鋼管柱と、この下柱鋼管柱に設けられた下柱柱頭外側ダイヤフラムと、上記、上側居住ユニットに設けられた上柱鋼管柱と、この上柱鋼管柱に設けられた上柱柱脚外側ダイヤフラムと、上記下柱柱頭外側ダイヤフラムと、上記上柱柱脚外側ダイヤフラムを接合する複数の柱縦接合用ボルトとを備えたことを特徴とするユニット式建築の相互接合構造。
  2. 水平方向に隣接する居住ユニットの,隣接する2本の鋼管柱と、この2本の鋼管柱を接合する複数の横接合用ボルトを備えたことをことを特徴とする請求項1記載のユニット式建築の相互接合構造。
  3. 上柱鋼管柱に設けられた上柱柱脚外側ダイヤフラムに貫通孔を設け、この貫通孔に縦接合用ボルトを挿入するハット形ワッシャーを挿着したことを特徴とする請求項1または2記載のユニット式建築の相互接合構造。
  4. 下柱柱頭外側ダイヤフラムと、上柱柱脚外側ダイヤフラムを接合するガイドピンを設けた事を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のユニット式建築の相互接合構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113463767A (zh) * 2021-07-24 2021-10-01 湖南建工集团有限公司 钢结构单元房叠箱结构体系

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