JP2005354549A - 通信装置及び通信システム及び通信装置管理方法及びプログラム - Google Patents

通信装置及び通信システム及び通信装置管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 マスタ基地局及びスレーブ基地局からなるグループ基地局構成において、必要のないスレーブ基地局の電力消費を抑制する。
【解決手段】 通常マスタ基地局1のみの運用として、スレーブ基地局4は停止または待機状態とする。トラフィックが増加しグループ基地局全体の残りリソース数が設定された値になった場合にスレーブ基地局を順次運用状態へと移行させる。また、スレーブ基地局を運用状態にしている際は、呼を優先度の高い基地局から順に割り当てて行く。トラフィックが低減し設定された残りリソース数を確保した上で使用されななくなったスレーブ基地局を順次停止、または待機状態へと移行させることによって無駄な消費電力を低減する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、特に、制御チャネルを共有するグループ構成の無線基地局における装置制御技術に関するものである。
従来のグループ構成の基地局装置運用方法として、特開平9−327066号公報に開示された技術がある。特開平9−327066号公報では、制御チャネルの増加を伴うことなく、従って、無線回線エリアを増加させることなく、通信チャネルだけを効率よく増やすことができ、また、基地局と交換機との有線回線接続も簡素化することを目的とし、交換機に接続されたマスタ基地局の配下に、これに有線回線を介して接続された複数のスレーブ基地局を設け、該有線回線を通じてマスタ基地局からスレーブ基地局に対して通信チャネルの割当て制御を行い、スレーブ基地局は、通信チャネルのみからなる無線回線により移動局との通信を行うことを特徴としている。ここで、従来のグループ構成の基地局装置運用方法においては、使用する場合の呼処理についてのみ言及しており、使用しないスレーブ基地局の制御方法に対して特に触れることなく、運用状態のまま待機させている。
特開平9−327066号公報
グループ構成基地局における、スレーブ基地局の設置数はサービス確保の面より、エリア内で基地局が最も使用される時間帯のトラフィックより算出するのが望ましい。しかし、エリア内のトラフィックは一定ではなく時間帯によって変動する。そのため従来のグループ構成基地局のスレーブ基地局の制御方法は常にスレーブ基地局を通常の運用状態のまま待機させているので、トラフィックが少なくサービスを確保する上でスレーブ基地局を必要としない時間帯においてもスレーブ基地局に運用状態の電力を供給しなければならいという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、トラフィックに応じてサービスを確保する上でスレーブ基地局を必要としない場合、グループ基地局の消費電力を低減させることを主な目的とする。
本発明に係る通信装置は、
少なくとも一つ以上のスレーブ通信装置を含む通信装置グループに含まれ、それぞれのスレーブ通信装置の状態を管理する通信装置であって、
スレーブ通信装置を休止状態から運用状態に移行させるための運用状態移行残りリソース数を管理するリソース管理テーブルを保有するリソース管理テーブル保有部と、
通信装置グループ内の残りリソース数を検知し、検知した残りリソース数とリソース管理テーブルで管理された運用状態移行残りリソース数とを比較し、休止状態から運用状態に移行させる移行対象スレーブ通信装置を選定するスレーブ通信装置選定部と、
前記スレーブ通信装置選定部により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して休止状態から運用状態に移行するよう指示する運用状態移行通知を生成する通知生成部と、
前記スレーブ通信装置選定部により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して、前記通知生成部により生成された運用状態移行通知を送信する通信部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、残りリソース数を判断基準としてスレーブ通信装置の状態を制御することによって、通信装置グループ全体としての消費電力を低減することが可能である。
実施の形態1.
図1、図6は本実施の形態に係るグループ基地局(通信装置グループ)の構成例を示すブロック図である。図1と図6の構成要素は同一番号同士それぞれ対応しているため、図6の構成要素に関する説明は省略する。マスタ基地局(マスタ通信装置)1はグループ基地局全体の呼の割り当て制御を行い、残りリソース状況に応じてスレーブ基地局(スレーブ通信装置)に状態の切り替え指令を出す制御部M2とグループ基地局全体のリソース使用状況を示すリソース管理テーブルを保有するリソース管理テーブル保有部3と、スレーブ基地局と通信を行うための通信部7を持つ。スレーブ基地局4−1〜4−nは割り当てられた呼の管理を行い、マスタ基地局からの状態切り替え指令を受け装置状態の切り替えを制御する制御部S5−1〜5−nと、制御部S5−1〜5−nから制御される電源部6−1〜6−nと、マスタ基地局と通信を行うための通信部8−1〜8−nを持つ。なお、図示を省略しているが、実際の運用では、マスタ基地局のみ、もしくはマスタ基地局及びスレーブ基地局のそれぞれが交換機に接続されているものとする。
マスタ基地局1のリソース管理テーブル保有部3が保有するリソース管理テーブルは、スレーブ基地局を休止状態(待機状態又は停止状態)から運用状態に移行させるための運用状態移行残りリソース数を管理し、更に、スレーブ基地局を運用状態から休止状態に移行させるための休止状態移行残りリソース数を管理する。
図7は、リソース管理テーブルの一例を示す。図7の例では、マスタ基地局、スレーブ基地局1台あたりの保有リソース数を一律100、休止から運用への移行の残りリソース数を20、運用から休止への移行の残りリソース数を80、運用状態リソース数をX、使用中+障害中リソース数をY、残りリソース数をZとしている。スレーブ基地局起動台数iごとに、運用状態への移行対象のスレーブ基地局、休止状態への移行対象のスレーブ基地局とが示される。休止状態から運用状態の移行では、残りリソース数が運用状態移行残りリソース数(図7の場合は、X−Y=Z=20)を下回った場合に、移行対象スレーブ基地局を運用状態にする。例えば、i=0の場合(スレーブ基地局の起動台数が0の場合)は、移行対象スレーブ基地局であるスレーブ基地局1が運用状態に移行する。運用状態から休止状態の移行では、残りリソース数が休止状態移行残りリソース数(図7の場合は、X−Y=Z=80)を上回った場合に、移行対象スレーブ基地局を休止状態にする。例えば、i=1の場合(スレーブ基地局の起動台数が1の場合)は、移行対象スレーブ基地局であるスレーブ基地局1が休止状態に移行する。なお、運用状態移行残りリソース数、休止状態移行残りリソース数は、グループ基地局全体の残りリソース数である。残りリソース数は、マスタ基地局がグループ基地局全体として管理している。残りリソースを数式で表すと以下のようになる。
「運用状態の基地局の全リソース数合計」−「グループ基地局全体の使用リソース数合計+運用状態の基地局の全故障リソース数合計」=「残りリソース数」
このように、残りリソース数に該当するのは、正常に使用することが可能な未使用の有線回線数、無線回線数であり、呼で使用していなくても基地局や上位装置の故障等により、使用できない回線は残りリソースにはならない。
マスタ基地局1の制御部M2は、マスタ基地局自身の制御とグループ基地局全体の呼の割当について制御を行う。制御部M2は、図1に示すように、スレーブ基地局選定部(スレーブ通信装置選定部)201と通知生成部202が含まれる。スレーブ基地局選定部201は、グループ基地局全体の残りリソース数を検知し、検知した残りリソース数とリソース管理テーブルに示されたスレーブ通信装置ごとの運用状態移行残りリソース数とを比較し、休止状態から運用状態に移行させる移行対象スレーブ基地局を選定し、また、休止状態移行残りリソース数との比較から、運用状態から休止状態に移行させる移行対象スレーブ基地局を選定する。スレーブ基地局選定部201は、運用中のスレーブ基地局から、定期的な状態報告と残りリソース数に変化があった場合の状態報告を通信部7を介して受取ることにより、グループ基地局全体の残りリソース数を検知する。また、通知生成部は、スレーブ基地局選定部により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して休止状態から運用状態に移行するよう指示する運用状態移行通知又は運用状態から休止状態に移行するよう指示する休止状態移行通知を生成する。
また、スレーブ基地局の制御部5は、スレーブ基地局自身の制御と、マスタ基地局への状態報告を行う。
次に、本実施の形態の特徴とするサービスを維持しつつ、グループ基地局の消費電力低減効果が得られる基地局の制御方法について図1の構成に基づいて、図2のフローチャート図を参照しながら大まかな処理の流れを説明する。グループ基地局は低トラフィック時はマスタ基地局単体で運用される。その際スレーブ基地局1〜nは待機または停止状態とする。マスタ基地局では、スレーブ基地局選定部201が残りリソース数を確認し(S201)(リソース数検知ステップ)、検知した残りリソース数とリソース管理テーブルとを比較し(S202)(スレーブ通信装置選定ステップ)、検知した残りリソース数が運用状態移行リソース数(図7の場合は、X−Y=Z=20)に合致するか否かを判断し(S203)(スレーブ通信装置選定ステップ)、合致する場合は、運用状態に移行させる移行対象スレーブ基地局を選定する(S204)(スレーブ通信装置選定ステップ)。その後、通知生成部202にて運用状態移行通知を生成し(S205)(通知生成ステップ)、通信部7から運用状態移行通知を移行対象スレーブ基地局に対して送信する(S209)(送信ステップ)。つまり、トラフィックが増加し、残りリソース数が待機または停止中のスレーブ基地局を運用状態とするように設定された値(運用状態移行残りリソース数)になった場合、該当するスレーブ基地局を移行対象スレーブ基地局として選定し、運用状態移行通知を送信して運用状態とする。例えば、マスタ基地局のみで運用されている場合に、残りリソース数が20を下回った場合には、スレーブ基地局1が移行対象スレーブ基地局として選定される。また、中間状態として待機状態を持つグループ基地局の場合は同時にスレーブ基地局2を停止状態から待機状態とさせてもよい。その後、更にトラフィックが増加し、残りリソース数が待機中のスレーブ基地局を運用状態とするように設定された値になった場合は、順次スレーブ基地局2以降のスレーブ基地局で同様の処理を行う。呼の割り当てについてはマスタ基地局を最優先とし、スレーブ基地局は上位の基地局ほど優先度を高くし、可能なかぎり上位の基地局へ呼を集中させてトラフィックが減少した場合には、下位のスレーブ基地局が未使用状態となるようにする。
他方、ステップS203において運用状態移行残りリソース数に合致しない場合は、スレーブ基地局選定部201は休止状態移行残りリソース数(図7の場合は、X−Y=Z=80)に合致するか否かを判断し(S206)(スレーブ通信装置選定ステップ)、合致する場合は、休止状態に移行させる移行対象スレーブ基地局を選定する(S207)(スレーブ通信装置選定ステップ)。その後、通知生成部202にて休止状態移行通知を生成し(S208)(通知生成ステップ)、通信部7から休止状態移行通知を移行対象スレーブ基地局に対して送信する(S209)(送信ステップ)。つまり、トラフィックが減少し、残りリソース数がスレーブ基地局を待機または停止状態とする値(休止状態移行残りリソース数)になった場合、切り替え対象基地局が使用中でないならば待機または停止状態に切り替える。使用中の場合は、未使用状態となった際に切り替える。また現在使用中の呼を維持したまま待機状態に移行できるような基地局の場合は使用中のまま切り替えても良い。
これによりトラフィックに応じて無駄なスレーブ基地局へ供給する電力を低減でき、当該時間帯で必要とされる構成のみでグループ基地局を運用できる。また、基地局の残りリソース数を判断基準とすることにより、管理局の監視制御や、基地局内部に過去、現在の統計的なトラフィックデータから未来のトラフィック量を推定するような計算機、記憶装置を必要とせず、単体のグループ基地局のみで容易にトラフィック量に適応したスレーブ基地局の状態切り替えを実現することができる。
また、残りリソース数を判断基準とし、常に新たな呼が接続できる状態を確保することにより、基地局を使用中か空き状態かを判断基準にする場合に比べてトラフィック量の変化が激しい場合にでも基地局を待機または停止状態にしてたことにより生じる呼損の少ないサービスを提供できる。
図1の構成におけるスレーブ基地局の状態切り替え制御方法を図3、図4、図5のフローチャートを用いて詳細に説明する。図3はスレーブ基地局起動台数iが0の場合、図4はスレーブ基地局起動台数iが1以上n未満の場合、図5はスレーブ基地局起動台数iがnの場合を動作を表す。
図3から順に基地局の動作について説明する。ステップS1でマスタ基地局が起動した直後、ステップS2でスレーブ基地局起動台数iが0に設定される。マスタ基地局がサービスを開始したならステップS3で残りリソース数の監視を開始する。ステップS4で残りリソース数がスレーブ基地局を運用状態へ切り替える値(運用状態移行残りリソース数)か判断し、切り替える値ならステップS5へ、違っているならステップS4へ戻る。ステップS5でスレーブ基地局起動台数iを1加算し、ステップS6でスレーブ基地局iを運用状態への移行対象スレーブ基地局として選定し、当該スレーブ基地局に運用状態移行通知を生成し、起動させる。スレーブ基地局起動台数iが1となったなら基地局の動作は図4へと移る。
ステップS7で再び残りリソース数の監視を開始する。ステップS8で残りリソース数がスレーブ基地局を運用状態へ切り替える値(運用状態移行残りリソース数)か判断し、切り替える値ならステップS9へ、違っているならステップS12へ移る。ステップS9でスレーブ基地局起動台数iを1加算し、ステップS10でスレーブ基地局iを起動させる。スレーブ基地局iを起動したら、ステップS11でi=nかを判断し、i=nなら基地局の動作は図5へと移る。違っているならステップS7へ戻る。ステップS12では残りリソース数がスレーブ基地局を停止、または待機状態へ切り替える値(休止状態移行残りリソース数)か判断する。切り替える値ならステップS13へ、違っていたらステップS7へ戻る。ステップS13でスレーブ基地局iが使用中か判断する。使用中であるならステップS7へ戻り、違っていたらステップS14へ移る。ただし使用中でもスレーブ基地局iを停止、または待機状態にすることのできる基地局の場合、本判定結果に関わらずステップS14へ移る。ステップS14でスレーブ基地局iを停止、または待機状態とし、スレーブ基地局iを停止、または待機状態としたら、ステップS15でスレーブ基地局起動台数iを1減算する。ステップS16でi=0かを判断する。0なら基地局の動作は図3のステップS3へ移る。違っていたらステップS7へ戻る。
ステップS17で再び残りリソース数の監視を開始する。ステップS18で残りリソース数がスレーブ基地局を停止状態へ切り替える値(休止状態移行残りリソース数)か判断し、切り替える値ならステップS19へ、違っているならステップS17へ戻る。ステップS19でスレーブ基地局iが使用中か判断する。使用中であるならステップS17へ戻り、違っていたらステップS20へ移る。ただし使用中でもスレーブ基地局iを停止、または待機状態にすることのできる基地局の場合、本判定結果に関わらずステップS20へ移る。ステップS20で、スレーブ基地局iを停止、または待機状態とし、ステップS21で、スレーブ基地局起動台数iを1減算し、基地局動作は図4のステップS7へ移る。ただしi=0となった場合、つまりn=1の構成時は図3のステップS3に移る。
次に図6の構成に基づいて説明する。図6の場合は図1の場合と異なりスレーブ基地局が並列にマスタ基地局に接続されていることによりスレーブ基地局間に構成的な上位下位の制限がなくなる。これにより、残りリソース数がスレーブ基地局を待機または停止状態とするように設定された値になった場合、他のスレーブ基地局の使用状況に影響を受けることなく状態を切り替えることができる。
また、スレーブ基地局間に上位下位の制限がなくなったことにより、スレーブ基地局間では構成的な制限により特定の基地局へ呼を集中させる必要がなくなった。そのため複数のスレーブ基地局が運用状態の場合には、最も残りリソース数が少ない基地局へ呼を優先的に割り当てるなどの運用状態に応じて効率的に空きスレーブ基地局を作るような運用も可能である。
図6の構成に置けるスレーブ基地局の状態切り替え制御方法ついてフローチャートで考えた場合、図1の構成との最大の違いは図4のステップS13と図5のステップS19となる。図6の構成の場合はスレーブ基地局iが使用中か判断するのではなく、運用状態の全スレーブ基地局の中から空き基地局を探すという形になる。これによりスレーブ基地局i以外が未使用となっている場合でも問題なく未使用スレーブ基地局を停止、または待機状態に切り替えることができる。
また、基地局の状態を切り替える残りリソース数を変数としても良い。例えば、オフィス街の基地局では高トラフィックが見込まれる朝から夕方までを多く設定することにより、トラフィック急増時のサービス確保を優先する。逆に、夜の低トラフィックでトラフィックがほとんど変化ないことが見込まれる時間帯には、少なく設定することで消費電力の低減を優先する。このように切り替えに使用するリソース数を変数とすることによる効果として各基地局の設置状況に合わせて本発明の効果を最適化できることが上げられる。
また、スレーブ基地局の状態切り替え時などに、各スレーブ基地局へ分散して接続されている呼が問題となった場合、ハンドオーバや基地局内のリソース切替処理によって特定の基地局に呼を集中させる機能を有しても良い。例えば、図1の構成時にスレーブ基地局を停止、または待機状態とする残りリソース数となったが、上位の基地局に空きリソースが有り、最下位のスレーブ基地局が使用中だった場合、呼を上位の基地局に移すことによって未使用となった最下位のスレーブ基地局の状態を待機状態又は停止状態に切り替えることができる。また図6の構成時にスレーブ基地局を停止、または待機状態とする残りリソース数となったが運用状態の各スレーブ基地局全てが使用中だった場合、呼の最も少ないスレーブ基地局の呼を他の基地局に移すことによって未使用のスレーブ基地局を作り出すことができる。このように基地局が接続中の呼を積極的に特定基地局に集中させる機能を有する効果として、十分な残りリソースがあるのに本実施の形態に示す動作が機能しないという状況を回避することができる。
また、呼の接続状態に応じてスレーブ基地局の使用優先度を変更可能とする機能を有しても良い。例えば図6のような構成時に呼の接続時間の差等により、それまで呼の接続優先度の高かったスレーブ基地局1より、使用優先度の低かったスレーブ基地局2の残りリソース数が少なくなった場合、スレーブ基地局1とスレーブ基地局2の使用優先度を変更しても良い。このように呼の接続状況に応じて使用優先度を変更する効果として、使用優先度を固定とした場合に比べて、トラフィックが低下した際に未使用スレーブ基地局を発生させ易いことが上げられる。
また、スレーブ基地局の使用優先度の周期的に変更する機能を有しても良い。例えば、図6のような構成時では、スレーブ基地局間に上位下位の制限はないが、使用優先度を固定とした場合では特定のスレーブ基地局のみ頻繁に使用することとなり、スレーブ基地局間の装置寿命に差がでることがある。そこでスレーブ基地局の使用優先度を周期的に変更することの効果としてスレーブ基地局の寿命を平均化できることが上げられる。またマスタ基地局、スレーブ基地局が共通のハードウェアでソフトウェアでのみ区別されている場合は、どの基地局がマスタ基地局となるかと言うことを含めて使用優先度を周期的に変更することも可能としても良い。
更に、マスタ基地局の管理するスレーブ基地局の台数が多いときには、スレーブ基地局をグループ化し、グループ単位で運用状態への移行、休止状態への移行を管理してもよい。例えば、スレーブ基地局のグループを図9のようなスレーブ基地局グループ管理テーブルで管理し、図7のリソース管理テーブルの代わりに図8に示すリソース管理テーブルを用いて移行対象基地局グループを選定する。そして、移行対象基地局グループに選定されたグループのスレーブ基地局すべてに対して運用状態移行通知又は休止状態移行通知を送信するようにする。このようにすることで、スレーブ基地局が多い場合に、マスタ基地局の処理負荷を軽減することが可能である。
このように、本実施の形態は、マスタ・スレーブ構成で構成されるグループ基地局において、各基地局に使用優先度を付け、優先度の高い基地局から呼を接続していき基地局の残りリソース数が予め設定した値となった場合、停止中のスレーブ基地局を運用状態にし、また使用中のリソースが開放されたことにより、基地局の残りリソース数が予め設定した値となった場合、運用中のスレーブ基地局を停止状態とすることによって達成される。また、停止状態から運用状態に移行する場合において切り替えに時間を要するような場合、停止状態へ切り替えたい基地局が使用中だった場合などは運用状態と停止状態の中間状態として待機状態を持っても良いものとする。また、スレーブ基地局を運用状態とする残りリソース数と待機・停止状態とする残りリソース数は同じである必要はない。また、設定したリソース数になってから状態を切り替えるまで時定数を持たせても良い。
本実施の形態によれば、残りリソース数を判断基準としてスレーブ基地局の状態を制御することによって、呼損を抑えつつグループ基地局の消費電力を必要最低限に低減することが可能である。
なお、前述した実施の形態で、マスタ基地局、スレーブ基地局は、コンピュータで実現できるものである。図示していないが、マスタ基地局、スレーブ基地局は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えている。
例えば、CPUは、バスを介して、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、通信ボード、表示装置、K/B(キーボード)、マウス、FDD(Flexible Disk Drive)、CDD(コンパクトディスクドライブ)、磁気ディスク装置、光ディスク装置、プリンタ装置、スキャナ装置等と接続されていてもよい。RAMは、揮発性メモリの一例である。ROM、FDD、CDD、磁気ディスク装置、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。前述した実施の形態のマスタ基地局、スレーブ基地局が扱うデータや情報は、記憶装置あるいは記憶部に保存され、マスタ基地局、スレーブ基地局の各部により、記録され読み出されるものである。
磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群(データベース)が記憶されている。プログラム群は、CPU、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
上記マスタ基地局、スレーブ基地局の各部は、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成しても構わない。或いは、ROMに記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
上記プログラム群には、実施の形態の説明において「〜部」として説明した処理をCPUに実行させるプログラムが記憶される。これらのプログラムは、例えば、C言語やHTMLやSGMLやXMLなどのコンピュータ言語により作成される。
また、上記プログラムは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記憶され、CPUにより読み出され実行される。
基地局グループの構成例を示す図。 マスタ基地局の動作例を示すフローチャート図。 マスタ基地局の動作例を示すフローチャート図。 マスタ基地局の動作例を示すフローチャート図。 マスタ基地局の動作例を示すフローチャート図。 基地局グループの構成例を示す図。 リソース管理テーブルの例を示す図。 リソース管理テーブルの例を示す図。 スレーブ基地局グループ管理テーブルの例を示す図。
符号の説明
1 マスタ基地局、2 制御部M、3 リソース管理テーブル保有部、4 スレーブ基地局、5 制御部S、6 電源部、7 通信部、8 通信部、201 スレーブ基地局選定部、202 通知生成部。

Claims (10)

  1. 少なくとも一つ以上のスレーブ通信装置を含む通信装置グループに含まれ、それぞれのスレーブ通信装置の状態を管理する通信装置であって、
    スレーブ通信装置を休止状態から運用状態に移行させるための運用状態移行残りリソース数を管理するリソース管理テーブルを保有するリソース管理テーブル保有部と、
    通信装置グループ内の残りリソース数を検知し、検知した残りリソース数とリソース管理テーブルで管理された運用状態移行残りリソース数とを比較し、休止状態から運用状態に移行させる移行対象スレーブ通信装置を選定するスレーブ通信装置選定部と、
    前記スレーブ通信装置選定部により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して休止状態から運用状態に移行するよう指示する運用状態移行通知を生成する通知生成部と、
    前記スレーブ通信装置選定部により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して、前記通知生成部により生成された運用状態移行通知を送信する通信部とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記リソース管理テーブル保有部は、
    通信装置グループに含まれるスレーブ通信装置について、休止状態から運用状態に移行させるスレーブ基地局の順序を示すリソース管理テーブルを保有し、
    前記スレーブ通信装置選定部は、
    リソース管理テーブルに示された順序に従って、移行対象スレーブ通信装置を選定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記リソース管理テーブル保有部は、
    スレーブ通信装置を運用状態から休止状態に移行させるための休止状態移行残りリソース数を管理するリソース管理テーブルを保有し、
    前記スレーブ通信装置選定部は、
    通信装置グループ内の残りリソース数を検知し、検知した残りリソース数とリソース管理テーブルで管理された休止状態移行残りリソース数とを比較し、運用状態から休止状態に移行させる移行対象スレーブ通信装置を選定し、
    前記通知生成部は、
    前記スレーブ通信装置選定部により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して運用状態から休止状態に移行するよう指示する休止状態移行通知を生成し、
    前記通信部は、
    前記スレーブ通信装置選定部により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して、前記通知生成部により生成された休止状態移行通知を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記リソース管理テーブル保有部は、
    通信装置グループに含まれるスレーブ通信装置について、運用状態から休止状態に移行させるスレーブ基地局の順序を示すリソース管理テーブルを保有し、
    前記スレーブ通信装置選定部は、
    リソース管理テーブルに示された順序に従って、移行対象スレーブ通信装置を選定することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 少なくとも一つ以上のスレーブ通信装置と、それぞれのスレーブ通信装置の状態を管理するマスタ通信装置とを含む通信装置グループを有する通信システムであって、
    前記マスタ通信装置は、
    スレーブ通信装置を休止状態から運用状態に移行させるための運用状態移行残りリソース数を管理するリソース管理テーブルを保有し、
    通信装置グループ内の残りリソース数を検知し、検知した残りリソース数とリソース管理テーブルで管理された運用状態移行残りリソース数とを比較し、休止状態から運用状態に移行させる移行対象スレーブ通信装置を選定し、
    選定した移行対象スレーブ通信装置に対して休止状態から運用状態に移行するよう指示する運用状態移行通知を生成し、
    選定した移行対象スレーブ通信装置に対して運用状態移行通知を送信し、
    前記スレーブ通信装置は、
    前記マスタ通信装置から運用状態移行通知を受信した場合に、休止状態から運用状態に移行することを特徴とする通信システム。
  6. 前記マスタ通信装置は、
    スレーブ通信装置を運用状態から休止状態に移行させるための休止状態移行残りリソース数を管理するリソース管理テーブルを保有し、
    通信装置グループ内の残りリソース数を検知し、検知した残りリソース数とリソース管理テーブルで管理された休止状態移行残りリソース数とを比較し、運用状態から休止状態に移行させる移行対象スレーブ通信装置を選定し、
    選定した移行対象スレーブ通信装置に対して運用状態から休止状態に移行するよう指示する休止状態移行通知を生成し、
    選定した移行対象スレーブ通信装置に対して休止状態移行通知を送信し、
    前記スレーブ通信装置は、
    前記マスタ通信装置から休止状態移行通知を受信した場合に、運用状態から休止状態に移行することを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. マスタ・スレーブ構成の通信装置グループに含まれる少なくとも一つ以上のスレーブ通信装置の状態を管理する通信装置管理方法であって、
    通信装置グループ内の残りリソース数を検知するリソース数検知ステップと、
    スレーブ通信装置を休止状態から運用状態に移行させるための運用状態移行残りリソース数を管理するリソース管理テーブルを参照し、前記リソース数検知ステップにより検知された残りリソース数とリソース管理テーブルで管理された運用状態移行残りリソース数とを比較し、休止状態から運用状態に移行させる移行対象スレーブ通信装置を選定するスレーブ通信装置選定ステップと、
    前記スレーブ通信装置選定ステップにより選定された移行対象スレーブ通信装置に対して休止状態から運用状態に移行するよう指示する運用状態移行通知を生成する通知生成ステップと、
    前記スレーブ通信装置選定ステップにより選定された移行対象スレーブ通信装置に対して、前記通知生成ステップにより生成された運用状態移行通知を送信する送信ステップとを有することを特徴とする通信装置管理方法。
  8. 前記スレーブ通信装置選定ステップは、
    スレーブ通信装置を運用状態から休止状態に移行させるための休止状態移行残りリソース数を管理するリソース管理テーブルを参照し、前記リソース数検知ステップにより検知された残りリソース数とリソース管理テーブルで管理された休止状態移行残りリソース数とを比較し、運用状態から休止状態に移行させる移行対象スレーブ通信装置を選定し、
    前記通知生成ステップは、
    前記スレーブ通信装置選定ステップにより選定された移行対象スレーブ通信装置に対して運用状態から休止状態に移行するよう指示する休止状態移行通知を生成し、
    前記送信ステップは、
    前記スレーブ通信装置選定部により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して、前記通知生成部により生成された休止状態移行通知を送信することを特徴とする請求項7に記載の通信装置管理方法。
  9. マスタ・スレーブ構成の通信装置グループに含まれる少なくとも一つ以上のスレーブ通信装置の状態の管理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    通信装置グループ内の残りリソース数を検知するリソース数検知処理と、
    スレーブ通信装置を休止状態から運用状態に移行させるための運用状態移行残りリソース数を管理するリソース管理テーブルを参照し、前記リソース数検知処理により検知された残りリソース数とリソース管理テーブルで管理された運用状態移行残りリソース数とを比較し、休止状態から運用状態に移行させる移行対象スレーブ通信装置を選定するスレーブ通信装置選定処理と、
    前記スレーブ通信装置選定処理により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して休止状態から運用状態に移行するよう指示する運用状態移行通知を生成する通知生成処理と、
    前記スレーブ通信装置選定処理により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して、前記通知生成処理により生成された運用状態移行通知を送信する送信処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記スレーブ通信装置選定処理は、
    スレーブ通信装置を運用状態から休止状態に移行させるための休止状態移行残りリソース数を管理するリソース管理テーブルを参照し、前記リソース数検知処理により検知された残りリソース数とリソース管理テーブルで管理された休止状態移行残りリソース数とを比較し、運用状態から休止状態に移行させる移行対象スレーブ通信装置を選定し、
    前記通知生成処理は、
    前記スレーブ通信装置選定処理により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して運用状態から休止状態に移行するよう指示する休止状態移行通知を生成し、
    前記送信処理は、
    前記スレーブ通信装置選定部により選定された移行対象スレーブ通信装置に対して、前記通知生成部により生成された休止状態移行通知を送信することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
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