JP2006010124A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】押しても引いても軽い力で開扉できる操作性の良いハンドルを備えた冷蔵庫を提供する。
【解決手段】軸板9、弾性部材12、握り部7および2つの当接部14A、14Bから構成されたハンドル6は、握り部7を手前に引いた際、握り部7は回転軸13Aを支点とし、位置規制部10内において回転軸13Bとともに回動し当接部14Bが開口部フランジ15を押すことで扉を軽く開くことができ、握り部7を後方に押した際は、握り部7は回転軸13Bを支点とし位置規制部10内において回転軸13Aとともに回動し当接部14Aが開口部フランジ15を押すことで扉を軽く開くことができるので使い勝手を高めることができる。
【選択図】図4
【解決手段】軸板9、弾性部材12、握り部7および2つの当接部14A、14Bから構成されたハンドル6は、握り部7を手前に引いた際、握り部7は回転軸13Aを支点とし、位置規制部10内において回転軸13Bとともに回動し当接部14Bが開口部フランジ15を押すことで扉を軽く開くことができ、握り部7を後方に押した際は、握り部7は回転軸13Bを支点とし位置規制部10内において回転軸13Aとともに回動し当接部14Aが開口部フランジ15を押すことで扉を軽く開くことができるので使い勝手を高めることができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、扉の開扉力を軽減したハンドルを有する冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の開扉時の力を少なくして容易にするための開扉機構は、扉の前面上部にハンドルユニットを設け、ハンドルを手前に引くことによりレバーを移動させて、扉を前縁から引き剥がして開扉するといったものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫扉開扉機構を示すものである。図6に示すようにハンドル100と、軸回転部101と、レバー102と、1つの当接部103とコイルばね104から構成されておりハンドル100を手前に引くと、ハンドル100の回動でレバー102は前面開口部方向に動き、当接部103が冷蔵庫前面開口部を押すことにより扉を開くものである。
特開2001−50645号公報
しかしながら、上記従来の構成では、ハンドルを手前に引くことでしか扉を開くことができなかったので、両手がふさがった状態では扉開閉ができないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ハンドルを手前に引くだけではなく、後方に押すことによっても冷蔵庫扉を軽く開くことができる冷蔵庫扉のハンドルを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、前面開口部を有する断熱箱体と、前記開口部に開閉可能に取付けられた扉と、前記扉に設けた可動式のハンドルと、前記ハンドルの動作に連動して前面開口部のフランジに当接して前記扉をテコの原理で開放する当接部材とを有し、前記ハンドルには2つの回転軸を有し、ハンドルを引いた場合でも、押した場合でも前記当接部材の動作により扉を開放可能としたものである。
これによって、ハンドルを手前に引き扉を開くだけではなく、ハンドルを後方に押すことによっても扉を軽く開くことができる。
本発明の冷蔵庫は、ハンドルを手前に引き扉を開くだけではなく、ハンドルを後方に押すことによっても扉を軽く開くことができるため、両手がふさがった状態でも扉開閉が可能になり使い勝手の向上が図れる。
請求項1に記載の発明は、前面開口部を有する断熱箱体と、前記開口部に開閉可能に取付けられた扉と、前記扉に設けた可動式のハンドルと、前記ハンドルの動作に連動して前面開口部のフランジに当接して前記扉をテコの原理で開放する当接部材とを有し、前記ハンドルには2つの回転軸を有し、ハンドルを引いた場合でも、押した場合でも前記当接部材の動作により扉を開放可能としたことにより、ハンドルを手前に引き扉を開くだけではなく、ハンドルを後方に押すことによっても扉を軽く開くことができるため、両手がふさがった状態でも扉開閉が可能になり使い勝手の向上が図れる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、当接部材を2つ備え、ハンドルを引いた場合、ハンドルの力点に近い側の回転軸を支点として、遠い側の回転軸に連接した当接部材が作用点となり、また、ハンドルを押した場合、ハンドルの力点に遠い側の回転軸を支点として、近い側の回転軸に連接した当接部材が作用点となり扉を開放することにより、部品点数の少ない簡素な機構で前後両方向の動作が可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、ハンドルに弾性部材を設け、前記弾性部材によりハンドルの回転軸の移動を自在にするとともに、ハンドルを通常時の位置に戻すことにより、使用時の動作開始位置が一定に保たれ、また回転軸の移動がスムーズに行われ、使い勝手が向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、ハンドルの回転軸の軸位置規制部をそれぞれの回転軸に対応して設けることにより、前後両方向の動作に対応した当接部材の動作が簡素な構造で可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、軸位置規制部を緩衝部材で構成することにより、扉開閉操作時、ハンドルの衝突音を防止することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、ハンドルが扉周縁に設けた枠部材の正面から見た投影面内に配置されることにより、使用者の邪魔にならず、扉枠部材が面一で意匠的に見栄えをよくすることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、ハンドルが冷蔵庫扉の下部に設けられことにより、ハンドル収納のために扉表面に特別な凹陥部を形成する必要が無く、簡素で安価な構成でハンドルを扉に取付けることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、ハンドルの握り部は下方に開放されたことにより、使用者が自然な腕の動作でハンドルに指を掛けられ、扉を開きやすくできる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、床面よりハンドルの下部までの高さを550mm以上で1300mm以下としたことにより、腕を肩の高さ以上に上げたり、腰をかがめたりして腕や腰に負担を掛けることなく立ち姿勢のままで扉を軽く開けることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の発明において、ハンドルの握り部を扉の略全幅あるいは全高に亘って設けたことにより、ハンドル操作の自由度が広がるとともに、ハンドルが握りやすくなることで扉を開きやすくできる。
請求項11に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の発明において、ハンドルの握り部を扉の略全幅あるいは全高に亘って設け、ハンドルの両端部に支点となる回転軸および当接部材を備えたことにより、当接部材の作用点が両端2ヵ所となるためさらに軽い力で扉を開くことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の斜視図を示すものである。図2は、同実施の形態1における冷蔵庫扉のハンドル部品分解時の斜視図を示すものである。図3は、同実施の形態1における冷蔵庫扉閉時のハンドルの要部平面図を示すものである。図4は、同実施の形態1におけるハンドル押時の要部平面図を示すものである。図5は、同実施の形態1におけるハンドル引時の要部平面図を示すものである。
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の斜視図を示すものである。図2は、同実施の形態1における冷蔵庫扉のハンドル部品分解時の斜視図を示すものである。図3は、同実施の形態1における冷蔵庫扉閉時のハンドルの要部平面図を示すものである。図4は、同実施の形態1におけるハンドル押時の要部平面図を示すものである。図5は、同実施の形態1におけるハンドル引時の要部平面図を示すものである。
図1において、冷蔵庫本体1は、前面開口部を有する断熱箱体に上段から冷蔵室19、野菜室20、冷凍室21が備えられている。冷蔵室19にはヒンジ式の開閉可能な冷蔵室扉2が設けられ、野菜室20、冷凍室21の前面には引出し式扉16、18が設けられている。
また、ハンドル6および握り部7は、冷蔵室19、野菜室20、冷凍室21の扉に設けられ、冷蔵室扉2の下部、引出し式扉16、18の上部で、扉周縁に設けた枠部材3、17の正面から見た投影面内に配置されており、扉を開く際ハンドル6を前後に可動するようになっている。
また、ハンドル6の握り部7は下方に開放されている。
また、床面よりハンドル6の下部までの高さを550mm以上で1300mm以下としている。
次に、図2においてハンドル6の構成について説明する。
ハンドル6は、軸板9、位置規制部10、取付け用ピン11、弾性部材12、握り部7、回転軸13A、13B、当接部材14A、14B、緩衝部材5からなり、ハンドル6の握り部7に対向した他端側に回転軸13A、13Bを上下にそれぞれ備えている。そして、上方の回転軸13A、13Bには当接部材14A、14Bがそれぞれ連接されている。一方、下方の回転軸13A、13Bは、緩衝部材5を介して軸板9に設けた2つの位置規制部10の溝に挿入され、前記位置規制部10の溝に沿って回転軸13A、13Bは動作可能になっている。その際、回転軸13Aと13Bの間に設けた取付け用ピン11aと軸板9に設けた2つの位置規制部10の間に設けた取付け用ピン11bとを弾性部材12、たとえばコイルバネで位置決めし、ハンドル6の回転軸13A、13Bの移動を自在にするとともに、ハンドル6の握り部7を通常時の位置に戻す作用を有している。そしてハンドル6の軸板9を扉周縁に設けた枠部材3の凹部に取付け固定する。
次に図3、図4、図5において、本発明による冷蔵庫扉のハンドル開閉操作について説明する。図3は通常時でのハンドル位置である。回転軸13Aおよび回転軸13Bはいずれも弾性部材12により位置規制部10の溝の扉表面方向側面に当接し位置規制され、当接部材14A、14Bはフランジ15と当接することはない。
図4は握り部7を手前に引いた時のハンドル6の扉開閉動作を示す。握り部7を手前に引いた際、ハンドルの力点となる握り部7に近い側の回転軸13Aを支点とし、位置規制部10内において回転軸13Bとともに回動し当接部材14Bが開口部フランジ15を押すことで扉を軽く開くことができる。開放後は弾性部材12により通常の位置に戻される。
図5は握り部7を後方に押した時のハンドル6の扉開閉動作を示す。握り部7を後方(冷蔵庫本体側)に押した際、ハンドルの力点となる握り部7に遠い側の回転軸13Bを支点とし、位置規制部10内において回転軸13Aとともに回動し当接部14Aが開口部フランジ15を押すことで扉を軽く開くことができる。開放後は弾性部材12により通常の位置に戻される。
以上、説明したように、本実施の形態では、ハンドル6には2つの回転軸13A、13Bを有し、ハンドル6を引いた場合でも、押した場合でも2つの当接部材14A、14Bの動作により扉を開放可能としたことにより、ハンドルを手前に引き扉を開くだけではなく、ハンドルを後方に押すことによっても扉を軽く開くことができるため、両手がふさがった状態でも扉開閉が可能になり使い勝手の向上が図れる。
また、ハンドル6は、軸板9、位置規制部10、取付け用ピン11、弾性部材12、握り部7、回転軸13A、13B、当接部材14A、14Bから構成されたものであり、比較的部品点数の少ない簡素な機構で前後両方向の動作が可能となる。
また、軸板9と握り部7の回転軸側を弾性部材12で接続しているので、回転軸の移動がスムーズに行われ、また、使用時の動作開始位置が一定に保たれるので使い勝手がさらに向上する。
また、ハンドル6の回転軸13A、13Bの軸位置規制部10をそれぞれの回転軸13A、13Bに対応して設けることにより、ハンドル6の前後両方向の動作に対応した当接部材14A、14Bの動作が簡素な構造で可能となる。
また、緩衝部材5を軸位置規制部10に設けたので衝撃音を和らげることができる。なお、緩衝部材5を軸位置規制部10に一体に構成してもよい。
また、ハンドル6が扉周縁に設けた枠部材3、17の正面から見た投影面内に配置されることにより、使用者の邪魔にならず、扉枠部材が面一で意匠的に見栄えをよくすることができる。
また、ハンドル6が冷蔵室扉2の下部に設けられているので、ハンドル収納のために扉表面に特別な凹陥部を形成する必要が無く、簡素で安価な構成でハンドルを扉に取付けることができる。
また、ハンドル6の握り部7は下方に開放されているので、使用者が自然な腕の動作でハンドル6の握り部7に指を掛けられ、扉を開きやすくできる。
また、床面からハンドル6の下端部までの高さを550mm以上、1300mm以下としたので、日本人の平均的な女性(身長1573mm)の肩の高さが1261mm(日本規格協会編「図説エルゴノミクス」1990年)であり、履き物の高さなどを考慮して1300mm以下であれば、ほぼ使用者は肩より上に腕を上げることなくハンドルの操作が可能であり、腕にあまり負担をかけずに操作を行うことができる。また、550mm以上としたのは、使用者がほぼ腰をかがめず立ち姿勢でハンドルを操作することができるからである。本実施形態では冷蔵室19の下端部、野菜室20、冷凍室21の上端部に設けられているため、自然な動作で使い易い高さ範囲内で開扉操作を行うことができる。
なお、本実施例ではハンドル6を冷蔵庫扉の端部1ヶ所に設けたもので説明したが、ハンドル6の握り部7を扉の略全幅あるいは全高に亘って設けてもよい。この場合、ハンドル操作の自由度が広がるとともに、ハンドルが握りやすくなることで扉を開きやすくできる。
また、ハンドル6の握り部7を扉の略全幅あるいは全高に亘って設け、ハンドルの両端部に支点となる回転軸13A、13Bおよび当接部材当接部材14A、14Bをそれぞれ備えた構造としてもよい。この場合、当接部材の作用点が両端2ヵ所となるためさらに軽い力で扉を開くことができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、ハンドルを押しても引いても扉を軽く開けることが可能となるので、家屋・建築物の回転扉や家具の引き出し扉、車両の扉等の用途にも適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室扉
3、17 扉枠部材
5 緩衝部材
6 ハンドル
7 握り部
9 軸板
10 軸位置規制部
11 取付け用ピン
12 弾性部材
13A、13B 回転軸
14A、14B 当接部
15 開口部フランジ
16、18 引き出し式扉
19 冷蔵室
20 野菜室
21 冷凍室
2 冷蔵室扉
3、17 扉枠部材
5 緩衝部材
6 ハンドル
7 握り部
9 軸板
10 軸位置規制部
11 取付け用ピン
12 弾性部材
13A、13B 回転軸
14A、14B 当接部
15 開口部フランジ
16、18 引き出し式扉
19 冷蔵室
20 野菜室
21 冷凍室
Claims (11)
- 前面開口部を有する断熱箱体と、前記開口部に開閉可能に取付けられた扉と、前記扉に設けた可動式のハンドルと、前記ハンドルの動作に連動して前面開口部のフランジに当接して前記扉をテコの原理で開放する当接部材とを有し、前記ハンドルには2つの回転軸を有し、ハンドルを引いた場合でも、押した場合でも前記当接部材の動作により扉を開放可能としたことを特徴とする冷蔵庫。
- 当接部材を2つ備え、ハンドルを引いた場合、ハンドルの力点に近い側の回転軸を支点として、遠い側の回転軸に連接した当接部材が作用点となり、また、ハンドルを押した場合、ハンドルの力点に遠い側の回転軸を支点として、近い側の回転軸に連接した当接部材が作用点となり扉を開放することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- ハンドルに弾性部材を設け、前記弾性部材によりハンドルの回転軸の移動を自在にするとともに、ハンドルを通常時の位置に戻すことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
- ハンドルの回転軸の軸位置規制部をそれぞれの回転軸に対応して設けることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 軸位置規制部を緩衝部材で構成することを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
- ハンドルが扉周縁に設けた枠部材の正面から見た投影面内に配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- ハンドルが冷蔵庫扉の下部に設けられことを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
- ハンドルの握り部は下方に開放されたことを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
- 床面よりハンドルの下部までの高さを550mm以上で1300mm以下としたことを特徴とする請求項8に記載の冷蔵庫。
- ハンドルの握り部を扉の略全幅あるいは全高に亘って設けたことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- ハンドルの握り部を扉の略全幅あるいは全高に亘って設け、ハンドルの両端部に支点となる回転軸および当接部材を備えたことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004184750A JP2006010124A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004184750A JP2006010124A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006010124A true JP2006010124A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35777572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004184750A Pending JP2006010124A (ja) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006010124A (ja) |
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-
2004
- 2004-06-23 JP JP2004184750A patent/JP2006010124A/ja active Pending
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