JP2006010771A - 撮像装置、撮像システム、およびハウジング - Google Patents
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Abstract
【課題】レンズバリアによる電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる撮像装置の技術を提供する。
【解決手段】カメラ2Aは、撮影レンズを覆う閉位置とレンズを露出する開位置との移動が可能なレンズバリア25を有しており、このレンズバリア25の開閉に連動して電源のオン・オフが切替えられる。カメラ2Aを収納するハウジング5Aは、レンズバリア25を駆動するバリア駆動レバー61Aを備えている。そして、ハウジング5Aを装着する際には、カメラ2Aの指掛かり部25aにバリア駆動レバー61Aの先端61sを引っかけてレンズバリア25を開位置に移動させる。その結果、レンズバリアによる電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる。
【選択図】図11
【解決手段】カメラ2Aは、撮影レンズを覆う閉位置とレンズを露出する開位置との移動が可能なレンズバリア25を有しており、このレンズバリア25の開閉に連動して電源のオン・オフが切替えられる。カメラ2Aを収納するハウジング5Aは、レンズバリア25を駆動するバリア駆動レバー61Aを備えている。そして、ハウジング5Aを装着する際には、カメラ2Aの指掛かり部25aにバリア駆動レバー61Aの先端61sを引っかけてレンズバリア25を開位置に移動させる。その結果、レンズバリアによる電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる。
【選択図】図11
Description
本発明は、所定のハウジングを装着可能な撮像装置の技術に関する。
近年、被写体光をプリズム等で90度折り曲げる屈曲ズーム光学系を備えたデジタルカメラが市販されている。この屈曲ズーム光学系は、カメラ本体内でズームレンズを移動するため、カメラ本体から鏡胴が突出することがない。
そして、例えば特許文献1で開示されるように、デジタルカメラをハウジング(水中ケース)に収納することによって水中撮影等が可能であるが、屈曲ズーム光学系を備えるカメラでは上述のように鏡胴が突出しないため、ハウジングを装着して水中撮影等を行うのに適している。
一方、屈曲ズーム光学系を持つカメラでは、不使用時における対物レンズの保護を目的としてレンズを覆うアウターレンズバリア(以下では単に「レンズバリア」ともいう)が設けられているものがある。
そして、ユーザの手動操作によるレンズバリアのスライド開閉に連動し、カメラ電源のオン・オフが行われるように構成されている。
しかしながら、上記のカメラでは、水中等での撮影時にレンズバリアを閉状態(電源オフ)のままハウジングが装着されていた場合、ハウジングを開けてレンズバリアを開状態(電源オン)にする必要があるため、シャッターチャンスを逃がすという問題点がある。これについて、以下で具体的に説明する。
図30およぶ図31は、本発明の従来技術に係る撮像システム90を説明するための図である。図30および図31は、正面図に相当しており、それぞれレンズバリアが開状態および閉状態のカメラを収納している様子を示している。
撮像システム90は、カメラ91とカメラ91を収納するハウジング92とで構成されている。そして、カメラ91には、撮影レンズ93を保護するためにスライド可能なレンズバリア94が設けられている。
ここで、図31に示すようにレンズバリア94が閉状態でハウジング92に収納される場合には、ユーザ操作によりレンズバリア94を開状態に移動させることが困難となる。
よって、上述したように一旦ハウジング92を開けてレンズバリア94を開方向に移動し、ハウジング92を再び装着する必要があり、シャッターチャンスを逃す場合がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、レンズバリアによる電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる撮像装置の技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、所定のハウジングを装着可能な撮像装置であって、(a)撮影レンズと、(b)前記撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、(c)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを備え、前記所定のハウジングに設けられた所定の部材により、前記所定のハウジングの装着作業に伴って、前記レンズ保護部材を前記開方向に移動させる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る撮像装置において、前記所定の部材により、前記レンズ保護部材が前記開位置まで移動される。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明に係る撮像装置において、前記レンズ保護部材は、前記開位置より更に開方向にある第3位置まで移動可能であり、前記所定の部材により、前記レンズ保護部材が前記第3位置まで移動される。
また、請求項4の発明は、所定のハウジングを装着可能な撮像装置であって、(a)撮影レンズと、(b)前記撮影レンズを覆う閉位置と、前記撮影レンズが露出する開位置と、前記開位置より更に開方向にある第3位置とを移動可能なレンズ保護部材と、(c)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを備え、前記レンズ保護部材が前記第3位置にない場合には、前記所定のハウジングに設けられた特定の部材により、前記所定のハウジングの装着完了を阻止する。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係る撮像装置において、(d)前記所定のハウジングが装着された場合には、前記レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により前記電源オンと前記電源オフとを切替える装着時切替手段、を備える。
また、請求項6の発明は、所定のハウジングを装着可能な撮像装置であって、(a)撮影レンズと、(b)前記撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、(c)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段と、(d)前記所定のハウジングが装着された場合には、前記レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により前記電源オンと前記電源オフとを切替える装着時切替手段とを備え、前記レンズ保護部材が前記開位置にない場合には、前記所定のハウジングに設けられた特定の部材により、前記所定のハウジングの装着完了を阻止する。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明に係る撮像装置において、前記別の部材は、複数の部材からなっており、前記所定のハウジングは、前記所定のハウジングに設けられた所定の操作部材に対する操作に連動し、前記複数の部材を同時に操作する機構を有する。
また、請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかの発明に係る撮像装置において、(e)前記所定のハウジングに係る装着状態と非装着状態とを検出する検出手段と、(f)前記装着状態と前記非装着状態とで、特定の制御項目に関する制御方法を切替える手段と、をさらに備える。
また、請求項9の発明は、請求項8の発明に係る撮像装置において、前記特定の制御項目は、水中撮影に関連した制御項目であって、露出制御、ホワイトバランス制御、フラッシュ制御、オートフォーカス制御、録音特性制御および再生音特性制御からなる群から選択される少なくとも1の制御項目を含む。
また、請求項10の発明は、撮像装置と、前記撮像装置に装着されるハウジングとを有する撮像システムであって、前記撮像装置は、(a-1)撮影レンズと、(a-2)前記撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、(a-3)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを備え、前記ハウジングは、(b-1)前記ハウジングの装着作業に伴って、前記レンズ保護部材を前記開方向に移動させる駆動部材を備える。
また、請求項11の発明は、撮像装置と、前記撮像装置に装着されるハウジングとを有する撮像システムであって、前記撮像装置は、(a-1)撮影レンズと、(a-2)前記撮影レンズを覆う閉位置と、前記撮影レンズが露出する開位置と、前記開位置より更に開方向にある第3位置とを移動可能なレンズ保護部材と、(a-3)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを備え、前記ハウジングは、(b-1)前記レンズ保護部材が前記第3位置にない場合には、前記ハウジングの装着完了を阻止する阻止部材を備える。
また、請求項12の発明は、撮像装置と、前記撮像装置に装着されるハウジングとを有する撮像システムであって、前記撮像装置は、(a-1)撮影レンズと、(a-2)前記撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、(a-3)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段と、(a-4)前記ハウジングが装着された場合には、前記レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により前記電源オンと前記電源オフとを切替える装着時切替手段とを備え、前記ハウジングは、(b-1)前記レンズ保護部材が前記開位置にない場合には、前記ハウジングの装着完了を阻止する阻止部材を備える。
また、請求項13の発明は、撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを有する撮像装置に装着されるハウジングであって、前記ハウジングの装着作業に連動して、前記レンズ保護部材を開方向に移動させる駆動部材を備える。
また、請求項14の発明は、撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを有する撮像装置に装着されるハウジングであって、前記レンズ保護部材が前記開位置より更に開方向にある第3位置にない場合には、前記ハウジングの装着完了を阻止する阻止部材を備える。
また、請求項15の発明は、撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを有する撮像装置に装着されるハウジングであって、前記レンズ保護部材が前記開位置にない場合には、前記ハウジングの装着完了を阻止する阻止部材を備え、前記撮像装置では、前記ハウジングが装着された場合、前記レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により前記電源オンと前記電源オフとが切替えられる。
請求項1ないし請求項3、請求項5、請求項8および請求項9の発明によれば、レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える撮像装置において、ハウジングに設けられた所定の部材により、ハウジングの装着作業に伴ってレンズ保護部材を開方向に移動させる。その結果、レンズ保護部材による電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる。
特に、請求項2の発明においては、所定の部材によりレンズ保護部材が開位置まで移動されるため、電源オフの状態でハウジングが装着されるのを確実に防止できる。
また、請求項3の発明においては、所定の部材によりレンズ保護部材が開位置より更に開方向にある第3位置まで移動されるため、電源オフの状態でハウジングが装着されるのを確実に防止できる。
また、請求項4、請求項5、請求項8および請求項9の発明によれば、レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える撮像装置において、レンズ保護部材が開位置より更に開方向の第3位置にない場合には、ハウジングに設けられた特定の部材によりハウジングの装着完了を阻止する。その結果、レンズ保護部材による電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる。
また、請求項5の発明においては、ハウジングが装着された場合には、レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により電源オンと電源オフとを切替えるため、ハウジング装着中でも簡易に電源操作を行える。
また、請求項6ないし請求項9の発明によれば、ハウジングが装着された場合には、レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により電源オンと電源オフとを切替える撮像装置において、レンズ保護部材が開位置にない場合には、ハウジングに設けられた特定の部材により所定のハウジングの装着完了を阻止する。その結果、レンズ保護部材による電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる。さらに、ハウジング装着中でも簡易に電源操作を行える。
また、請求項7の発明においては、ハウジングが、ハウジングに設けられた所定の操作部材に対する操作に連動し、複数の部材を同時に操作する機構を有するため、ハウジング装着中の電源操作が容易になるとともに、ハウジング未装着時における電源の誤操作を防止できる。
また、請求項8の発明においては、ハウジングの装着状態と非装着状態とで特定の制御項目に関する制御方法を切替えるため、水中等での撮影時にも適切な制御を行える。
また、請求項9の発明においては、特定の制御項目が、水中撮影に関連した制御項目であって、露出補正、ホワイトバランス補正、フラッシュ補正、オートフォーカス制御、録音特性制御および再生音特性制御からなる群から選択される少なくとも1の制御項目を含むため、水中撮影時に最適な制御を行える。
また、請求項10および請求項13の発明によれば、レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える撮像装置において、ハウジングに設けられた駆動部材により、ハウジングの装着作業に伴ってレンズ保護部材を開方向に移動させる。その結果、レンズ保護部材による電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる。
また、請求項11および請求項14の発明によれば、レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動に連動し、電源オンと電源オフとを切替える撮像装置において、レンズ保護部材が開位置より更に開方向にある第3位置にない場合には、ハウジングに設けられた阻止部材によりハウジングの装着完了を阻止する。その結果、レンズ保護部材による電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる。
また、請求項12および請求項15の発明によれば、ハウジングが装着された場合には、レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により電源オンと電源オフとを切替える撮像装置において、レンズ保護部材が開位置にない場合には、ハウジングに設けられた阻止部材によりハウジングの装着完了を阻止する。その結果、レンズ保護部材による電源オフの状態においてハウジングが装着されるのを防止できる。
<第1実施形態>
<撮像システムの構成>
本発明の第1実施形態に係る撮像システム1Aは、撮像装置として働くカメラ2Aと、カメラ2Aを収納するハウジング5Aとで構成されている。まず、カメラ2Aの構成について、以下で説明する。
<撮像システムの構成>
本発明の第1実施形態に係る撮像システム1Aは、撮像装置として働くカメラ2Aと、カメラ2Aを収納するハウジング5Aとで構成されている。まず、カメラ2Aの構成について、以下で説明する。
図1〜図4は、カメラ2Aの要部構成を示す図である。ここで、図1〜図4は、それぞれカメラ2Aの外観図、正面図、背面図および上面図に相当している。なお、以下の説明においては、図に示すXYZ3次元直交座標系を適宜用いて、方向および向きを示すこととする。
カメラ2Aは、例えばデジタルカメラとして構成されており、撮影レンズ20を前面に備えている。また、カメラ2Aの前面には、フラッシュ21と、AFセンサ22と対物側のファインダ窓23aと録音マイク24とが設けられている。
AFセンサ21は、被写体までの距離を計測する測距センサとして構成されている。そして、カメラ2Aにおける通常時のオートフォーカス(AF)制御では、このAFセンサ25の計測値に基づくAFと、撮像素子31(図8参照)で取得した画像に基づくビデオAFとを併用して、迅速なAF制御が行われる。なお、後述するように、ハウジング5Aの装着時には、ビデオAFのみが行われることとなる。
また、カメラ2Aの前面には、スライドして撮影レンズ20の前方を覆うレンズバリア25が設けられている。このレンズバリア25は、突起部の指掛かり部25aにユーザの指を引っかけて手動操作によりX方向への移動が可能となっている。
レンズバリア25は、不使用時の撮影レンズ20の保護を目的とするレンズ保護部材であり、撮影レンズ20を覆う閉位置と撮影レンズ20が露出する開位置との間で移動が可能である。
また、レンズバリア25は、電源スイッチとしての機能も有している。具体的には、図2に示すように撮影レンズ20が露出しているレンズバリア25の開状態では、カメラ2Aの電源がオンされる。一方、図5に示すように撮影レンズ20が覆われているレンズバリア25の閉状態では、カメラ2Aの電源がオフされる。すなわち、レンズバリア25に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとが切替えられることとなる。
カメラ2Aの上面には、撮影指示の操作を受付けるシャッターボタン26が設けられている。
また、カメラ2Aの背面には、対物側のファインダ窓23aに対応する接眼側のファインダ窓23bと、背面モニタ27と、スピーカ28と、背面操作ボタン部29と、ハウジング検知部30とが設けられている。
背面モニタ27は、例えば液晶ディスプレイとして構成されており、被写体の撮影画像などを表示する。
背面操作ボタン部29は、カメラ2Aの背面に配設される複数の操作ボタンからなっており、例えば変倍(ズーム)を指示するためのズームボタン291、十字操作キー292や特定の機能が割付けられる操作ボタン293、294を有している。
ハウジング検知部30は、ハウジング5Aがカメラ2Aに取り付けられたか否か、つまり装着状態と非装着状態とを検知する。この検知については、後述するハウジング5Aのハウジング検知用リブ59がハウジング検知部30に当接するか否かで判断する。
カメラ2Aは、屈曲ズーム光学系を有しているが、これについて以下で簡単に説明する。
図6および図7は、カメラ2Aの屈曲ズーム光学系4を説明するための図である。ここで、図6および図7は、それぞれカメラ2AのXZ平面における断面図、およびXY平面における断面図に相当している。
屈曲ズーム光学系4では、上述した撮影レンズ20に対応する対物レンズ40を通過してZ軸方向に入射した被写体光が、プリズム(またはミラー)41によりX軸方向に進路が変更される。そして、屈曲ズーム光学系4におけるズームレンズ部42およびフォーカスレンズ部43を通過して、例えばCCDとして構成される撮像素子31で結像される。
このように被写体光を直角に折り曲げる屈曲ズーム光学系4においては、ズームレンズ部42における複数のレンズの位置関係を変更することにより、変倍(ズーム)が行われる。このような構成によって、ズームの際にカメラ2Aの前面から鏡胴が突出しないこととなる。
図8は、カメラ2Aの機能ブロックを示す図である。
カメラ2Aは、上記のフラッシュ21の発光を制御するためのフラッシュ回路32と、フラッシュ回路32に電気的に接続する制御部39とを有している。
また、カメラ2Aは、屈曲ズーム光学系4の各レンズを駆動するためのレンズ駆動部33と、撮像素子31の駆動タイミングを制御するタイミング制御回路34とを備えている。
カメラ2Aは、上述したシャッターボタン26および背面操作ボタン部29を含み、ユーザからの操作入力を受付ける操作部35を有している。そして、この操作部35には、後述するカメラ2Aの動作で利用するSW0〜SW4が設けられている。
カメラ2Aは、メモリカード9とデータ授受を行うためのカードインターフェース(I/F)36と、カメラ2Aの外部と通信するための通信用インターフェース(I/F)37とを備えている。
また、カメラ2Aは、撮像素子31で取得したアナログ画像信号をデジタル信号に変換し、ホワイトバランス補正などの画像処理を行う信号・画像処理部38を有している。
制御部39は、例えばCPUおよびメモリを有しており、上記の各部を統括的に制御する。
次に、以上の構成を有するカメラ2Aを収納するハウジング5Aの構成について説明する。
図9および図10は、ハウジング5Aの要部構成を示す図である。ここで、図9および図10は、それぞれハウジング5Aの正面図および上面図に相当しており、カメラ2Aを収納している状態を表している。
ハウジング5Aは、所定の撮影環境、例えば水中で撮影するためにカメラ2Aを収納する防水ケースとして構成され、回動軸5rを中心に前ハウジング51および後ハウジング52が回動し、前ハウジング51と後ハウジング52とで形成される内部の空間にカメラ2Aを収納する。カメラ2Aの収納時には、防水パッキン54を押し潰すようにバックル部53で係止される。このようにハウジング5Aがカメラ2Aに装着されることにより、水中での撮影が可能となる。
ハウジング5Aには、その上面にカメラ2Aのシャッターボタン26をハウジング5A上から操作するための外部シャッターボタン55が設けられるとともに、背面にカメラ2Aの背面操作ボタン部29を操作するための外部背面操作ボタン部56が設けられている。
また、ハウジング5Aには、カメラ2Aを安定して保持するためのカメラ保持ゴム57aおよびカメラ保持突起57bが設けられ、カメラ2Aの撮影レンズ20の前方に撮影用窓58aが設けられている。この撮影用窓58aと撮影レンズ20との間には、透明なハウジングによる反射光やフラッシュ光などの迷光を遮断するために筒状の迷光カット部材58bが配設されている(図11(b)参照)。
ハウジング5Aには、カメラ2Aのハウジング検知部30に当接して作用するためのハウジング検知用リブ59が設けられている。これにより、カメラ2Aがハウジング5Aに収納される場合には、ハウジング検知部30で確実に検出できることとなる。
さらに、ハウジング5Aには、カメラ2Aのレンズバリア25を開方向にスライドさせるバリア駆動部6が設けられている。このバリア駆動部6について、以下で説明する。
図11は、バリア駆動部6を説明するための図である。図11(a)は、カメラ2Aが収納されている状態を示す図10に対応する図であり、カメラ2Aが収納される前の状態を表している。また、図11(b)は、前ハウジング51を斜め後方から見た外観図を示している。
バリア駆動部6は、カメラ2Aの指掛かり部25aに先端61sを引っかけてレンズバリア25を開方向に移動させるためのバリア駆動レバー(駆動部材)61Aを備えている。
バリア駆動レバー61Aは、回動軸6cを中心に回動可能となっているが、ストッパ部62により、図11に示す角度で回動が制限される。また、バリア駆動レバー61Aは、ねじりコイルばねの付勢ばね63により、回動方向RTに付勢されている。
このような構成を有するバリア駆動部6により、カメラ2Aのレンズバリア2が閉状態の場合でも、前ハウジング51を閉じる際には、図11に示すようにバリア駆動レバー61Aの先端61sがレンズバリア25に当接して開方向に移動させるため、図9に示すようにカメラ2Aの収納時にはレンズバリア25が開状態に移行する。このようにバリア駆動レバー61により、ハウジング5Aの装着作業に伴ってレンズバリア25を開位置まで移動させるため、ハウジング5Aに収納されるカメラ2Aでは、レンズバリア25が確実に開く状態、つまり電源オンの状態となって、シャッターチャンスを逃すことがなくなる。
以上で説明したカメラ2Aとハウジング5Aとを備える撮像システム1Aの動作について、以下で説明する。
図12は、撮像システム1Aの基本的な動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ2Aの制御部39によって実行される。なお、以下では、フラグhwを利用して、ハウジングが収納状態か否かを判断する。
ステップS1では、カメラ2Aがハウジング5Aに収納されているか否かを判定するハウジング収納判定の動作を行う(後で詳述)。
ステップS2では、電源がオンであるかを判定する。ここで、電源がオンである場合には、ステップS3に進み、電源がオフである場合には、ステップS12に進む。
ステップS3では、ステップS1で設定されたフラグhwが1となっているかを判定する。ここで、フラグhw=1である場合には、ステップS4に進み、フラグhw=0である場合には、ステップS9に進む。
ステップS4では、ハウジング収納モード処理を行う(後で詳述)。このステップS4と後述のステップS9との動作により、ハウジング5Aの装着状態と非装着状態とで、水中撮影に関連した制御項目に関する制御方法が切替えられる。
ステップS5では、ユーザによって操作部35における操作ボタンが操作されたかを判定する。ここで、操作ボタンが操作された場合には、ステップS6に進み、操作されていない場合には、ステップS10に進む。
ステップS6では、操作部35の操作ボタンのうちスイッチSW2が押下されたかを判定する。このスイッチSW2は、ハウジング5Aの装着時に電源スイッチとして働くもので、例えばカメラ2Aの十字操作キー292の中央ボタンを利用する。すなわち、カメラ2Aにハウジング5Aが装着された場合には、レンズバリア25と異なる別の部材(スイッチSW2)に対する操作により電源オンと電源オフとが切替えられることとなる。
このステップS6において、スイッチSW2が押下された場合には、ステップS7に進み、押下されていない場合には、ステップS8に進む。
ステップS7では、スイッチSW2の押下時間が所定時間Td(例えば3秒)以上であるかを判定する。このようにスイッチSW2の押下時間を計測するのは、ユーザが誤ってスイッチSW2に触れても簡単に電源オフさせないためである。
ここで、スイッチSW2の押下時間が所定時間Td以上である場合には、ステップS11に進み、所定時間Td未満である場合には、ステップS8に進む。
ステップS8では、操作部35の操作ボタンに応じた処理を行う。
ステップS9では、カメラ2Aでの通常の処理を行うハウジング非収納モード処理を実施する。
ステップS10では、操作部35のスイッチSW0がオンからオフに移行したかを判定する。このスイッチSW0は、レンズバリア25の開閉により、電源のオン・オフを行うスイッチである。ここで、スイッチSW0がオフにされた場合には、ステップS11に進み、オンのままの場合には、ステップS1に戻る。
ステップS11では、カメラ2Aの電源オフの処理を行う。
ステップS12では、ステップS1で設定されたフラグhwが1となっているかを判定する。ここで、フラグhw=1である場合には、ステップS13に進み、フラグhw=0である場合には、ステップS14に進む。
ステップS13では、操作部35のスイッチSW2がオンであるかを判定する。ここで、スイッチSW2がオンである場合には、ステップS15に進み、オフである場合には、ステップS1に戻る。
ステップS14では、操作部35のスイッチSW0がオフからオンに切替わったかを判定する。ここで、スイッチSW0がオンに切替えられた場合には、ステップS15に進み、オフのままの場合には、ステップS1に戻る。
ステップS15では、カメラ2Aの電源オンの処理を行う。
図13は、上記のステップS1に対応しており、ハウジング収納判定の動作を示すフローチャートである。
ステップS21では、操作部35のスイッチSW1の状態が変化したかを判定する。このスイッチSW1は、カメラ2Aのハウジング検知部30に対応するスイッチである。ここで、スイッチS1が変化した場合には、ステップS22に進み、変化していない場合には、本フローチャートを抜け、ステップS2に進む。
ステップS22では、スイッチSW1がオンであるかを判定する。ここで、スイッチSW1がオン、つまりハウジング検知部30でハウジング5Aの装着を検出している場合には、ステップS23に進み、スイッチSW1がオフである場合には、ステップS25に進む。
ステップS23では、フラグhwに1を代入する。
ステップS24では、ハウジング収納モードの初期化を行う。
ステップS25では、フラグhwに0を代入する。
ステップS26では、ハウジング非収納モードの初期化を行う。
図14は、上記のステップS4に対応しており、ハウジング収納モード処理の動作を示すフローチャートである。
ステップS31では、カメラ2Aの露出モードがオート(自動)に設定されているかを判定する。ここで、露出モードがオートに設定されている場合には、ステップS32に進み、オートに設定されていない場合には、ステップS33に進む。
ステップS32では、水中撮影に適したハウジング仕様の補正プログラムを実行する。具体例を挙げると、ハウジング非収納モードにおける撮像素子31の取得画像の平均測光値に基づく露出制御に対して、スポット測光、例えば画像中央部の測光値に基づく露出制御が実施される。これにより、水中において適切な露出制御を行える。
ステップS33では、カメラ2Aのホワイトバランス(WB)調整がオートに設定されているかを判定する。ここで、WB調整がオートに設定されている場合には、ステップS34に進み、オートに設定されていない場合には、ステップS35に進む。
ステップS34では、水中撮影に適したハウジング仕様の補正プログラムを実行する。すなわち、水中撮影では通常の撮影に比べて色の傾向が異なるため、水中撮影での適正値が設定されたホワイトバランス制御を行う。
ステップS35では、カメラ2Aのフラッシュ制御がオートに設定されているかを判定する。ここで、フラッシュ制御がオートに設定されている場合には、ステップS36に進み、オートに設定されていない場合には、ステップS37に進む。
ステップS36では、水中撮影に適したハウジング仕様のフラッシュ制御を実行する。すなわち、空気中に比べて水中では光の減衰が大きいため、これを考慮した発光量が設定されたフラッシュ制御を行う。
ステップS37では、カメラ2Aのフォーカス制御がオートに設定されているかを判定する。ここで、フォーカス制御がオートに設定されている場合には、ステップS38に進み、オートに設定されていない場合には、ステップS39に進む。
ステップS38では、水中撮影に適したハウジング仕様のオートフォーカス(AF)制御を行う。具体例を挙げると、水中で精度が低下するAFセンサ22を利用せずに、ビデオAFのみでAF制御を行う。
ステップS39では、録音マイク24がオンであるかを判定する。ここで、録音マイク24がオンである場合には、ステップS40に進み、オフである場合には、ステップS41に進む。
ステップS40では、水中撮影に適したハウジング仕様の録音特性に設定する。すなわち、水中では音がこもるため、例えば周波数特性を変更して一定の帯域の音をカットするような録音特性変更制御を行う。
ステップS41では、スピーカ28がオンであるかを判定する。ここで、スピーカ28がオンである場合には、ステップS42に進み、オフである場合には、本フローチャートを抜け、ステップS5に進む。
ステップS42では、水中撮影に適したハウジング仕様の再生音特性に設定する。すなわち、水中では音がこもるため、例えば周波数特性を変更して一定の帯域の音をカットするような再生音特性変更制御を行う。
以上のステップS31〜S42の動作により、水中撮影に適したカメラ2Aの制御を行えることとなる。なお、上述した露出制御、ホワイトバランス制御、フラッシュ制御、オートフォーカス制御、録音特性制御および再生音特性制御の6項目全ての制御方法を変更するのは必須でなく、このうちの少なくとも1の制御項目について制御方法を変更するようにしても良い。
以上で説明した撮像システム1Aの構成および動作により、ハウジング5Aの収納時にはバリア駆動レバー61Aでカメラ2Aのレンズバリア25を開位置に移動できるため、比較的簡単な機構により、ハウジング5Aを装着する際に確実にカメラ2Aの電源をオンにでき、ハウジング装着時にシャッターチャンスを逃すことがなくなる。そして、バリア駆動レバー61Aによりハウジング5Aの装着作業に連動してレンズバリアを開状態にできるため、ユーザが予めレンズバリアを開位置に移動させる作業を省略できる。
また、撮像システム1Aでは、ハウジング装着時でも、ハウジングからスイッチSW2を操作して電源のオン・オフを行えるため、ハウジング装着中にはオートパワーオフによる電源オフのみが行える従来のカメラに比べて、電池の消耗を気にしながらオートパワーオフを待つ必要がなくなる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る撮像システム1Bは、カメラ2Bと、カメラ2Bを収納するハウジング5Bとで構成されている。この構成について、以下で説明する。
本発明の第2実施形態に係る撮像システム1Bは、カメラ2Bと、カメラ2Bを収納するハウジング5Bとで構成されている。この構成について、以下で説明する。
図15および図16は、撮像システム1Bの要部構成を示す図である。ここで、図15および図16は、それぞれ撮像システム1Bの正面図および上面図に相当しており、カメラ2Bをハウジング5Bで収納している状態を表している。
カメラ2Bは、図1〜図4に示す第1実施形態のカメラ2Aと類似の構成を有しているが、バリア阻止レバー45が内部に付加されている点が主に異なっている。このレンズ阻止レバー45について、以下で説明する。
カメラ2Bでは、レンズバリア25が第1実施形態で説明した閉位置および開位置に加えて、開位置より更に開方向にある第3位置にスライド可能となっている。これらのレンズバリア25の閉位置、開位置および第3位置については、図17(a)に示すようにレンズバリア25に取付けられ方向DS(X軸方向)に移動する摺動接片25sが配線パターン25pの閉位置P1、開位置P2および第3位置P3のいずれかにあるかを判定することで位置検出する。具体的には、図17(b)に示すように、スイッチSW0がオンでスイッチSW1がオフの場合にはレンズバリア25が開位置にあると判断し、スイッチSW0がオンでスイッチSW1がオンの場合にはレンズバリア25が第3位置にあると判断する。
そして、ハウジング5Bが装着されていない通常時には、レンズバリア25を第3位置に移動させないようにするが、この移動を阻止するのが、バリア阻止レバー45である。
図18は、バリア阻止レバー45を説明するための図である。
バリア阻止レバー45は、Z字状の形状を有しており、回動軸45cを中心に回動自在となっている。そして、ハウジング5Bにカメラ2Bが収納されない通常時には、ばねの付勢力により方向RSに回動して、端部45bが開位置と第3位置との間のレンズバリア25のスライド経路に介挿され、レンズバリア25の第3位置への移動を阻止する。一方、カメラ2Bがハウジング5Bに収納される収納時には、バリア阻止レバー45の端部45aにハウジング検知用ノブ59が当接することで、図18に示すような姿勢となり、端部45bがレンズバリア25から遠ざかってレンズバリア25のスライド経路から退避するため、第3位置でのレンズバリア25の移動が可能となる。
一方、図19に示すように、ハウジング5Bにカメラ2Bが収納される前の状態は、図11に示す第1実施形態の場合と同様となっている。ただし、バリア駆動レバー61Bについては、第1実施形態のバリア駆動レバー61Aとは取付け位置が若干異なっている。これは、レンズバリア25を開位置より奥(開方向)の第3位置まで移動させるためである。
このような構成を有するハウジング5Bのバリア駆動部6により、カメラ2Bのレンズバリア2が閉状態の場合でも、前ハウジング51を閉じる際に、図19に示すようにバリア駆動レバー61Bの先端61sがレンズバリア25に当接して閉方向にスライドさせる。この場合、バリア阻止レバー45によるレンズバリア25の第3位置への移動制限が解除されているため、図16に示すようにレンズバリア25が開位置を経て第3位置に移動できる。これにより、ハウジング5Bに収納されるカメラ2Bでは、レンズバリア25が確実に第3位置、つまり電源オンの状態となって、シャッターチャンスを逃すことがなくなる。
なお、撮像システム1Bの動作については、図12〜図14のフローチャートを参照して説明した第1実施形態の撮像システム1Aと同様の動作を行う。ただし、図13のハウジング収納判定の動作におけるスイッチSW1のオン・オフ判定は、レンズバリア25が第3位置に移動されているか否かで判断する。
以上で説明した撮像システム1Bの構成および動作により、ハウジング5Bの収納時にはバリア駆動レバー61Bでカメラ2Bのレンズバリア25を第3位置に移動させるため、ハウジング5Bを装着する際に確実にカメラ2Bの電源をオンにできる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る撮像システム1Cは、カメラ2Cと、カメラ2Cを収納するハウジング5Cとで構成されている。この構成について、以下で説明する。
本発明の第3実施形態に係る撮像システム1Cは、カメラ2Cと、カメラ2Cを収納するハウジング5Cとで構成されている。この構成について、以下で説明する。
図20および図21は、撮像システム1Cの要部構成を示す図である。ここで、図20および図21は、それぞれ撮像システム1Cの正面図および上面図に相当しており、カメラ2Cを収納している状態を表している。なお、図21中の平行斜線部は、ハウジング5Cの断面を示している。
カメラ2Cは、図15〜図16に示す第2実施形態のカメラ2Bと同様の構成を有しており、バリア阻止レバー45を備えている。
ハウジング5Cは、図15〜図16に示す第2実施形態のハウジング5Bと類似の構成を有しているが、バリア駆動部6の代わりに装着防止部7が設けられている点が異なっている。
装着防止部7は、2つの装着防止リブ71を備えている。この装着防止リブ71は、細長状の形状を有しており、前ハウジング51から突出している。
そして、図21の斜線部に示すように、カメラ2Cのレンズバリア25が第3位置にある場合に、装着防止リブ71の先端が、レンズバリア25の前面に近接するようになっている。このようにレンズバリア25が第3位置にある場合、レンズバリア25の指掛かり部25aに装着防止リブ71が接触しないため、前ハウジング51を閉じることができる。
一方、カメラ2Cのレンズバリア25が第3位置でなく、例えば開位置となる場合には、図22に示すように、装着防止リブ71が指掛かり部25aに接触し、前ハウジング51が完全に閉じきらないようになっている。すなわち、この装着防止リブ(阻止部材)71により、レンズバリア25が第3位置になく、閉位置や開位置にある場合には、ハウジング5Cの装着完了が阻止されることとなる。
なお、カメラ2Cをハウジング5Cに収納するには、まずカメラ2Cを後ハウジング52にセットしてハウジング検知用リブ59をバリア阻止レバー45に当接させ、次にレンズバリア25を第3位置にスライドさせた後に前ハウジング51を閉じる。
撮像システム1Cの動作については、図12〜図14のフローチャートを参照して説明した第1実施形態の撮像システム1Aと同様の動作を行う。ただし、図13のハウジング収納判定の動作におけるスイッチSW1のオン・オフ判定は、レンズバリア25が第3位置に移動されているか否かで判断する。
以上で説明した撮像システム1Cの構成および動作により、ハウジング5Cの収納時にはレンズバリア25の指掛かり部25aが装着防止リブ71に接触しないようにレンズバリア25を第3位置に移動させなければならないため、ハウジング5Cを装着する際に確実にカメラ2Cの電源をオンにできる。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態に係る撮像システム1Dは、カメラ2Dと、カメラ2Dを収納するハウジング5Dとで構成されている。この構成について、以下で説明する。
本発明の第4実施形態に係る撮像システム1Dは、カメラ2Dと、カメラ2Dを収納するハウジング5Dとで構成されている。この構成について、以下で説明する。
図23および図24は、撮像システム1Dの要部構成を示す図である。ここで、図23および図24は、それぞれ撮像システム1Dの正面図および上面図に相当しており、カメラ2Dを収納している状態を表している。なお、図24中の平行斜線部は、ハウジング5Dの断面を示している。
カメラ2Dは、図1〜図4に示す第1実施形態のカメラ2Aと同様の構成を有している。すなわち、レンズバリア25は、閉位置と開位置との間をスライド可能となっている。
ハウジング5Dは、図20〜図21に示す第3実施形態のハウジング5Cと類似の構成を有しているが、装着防止部7が異なっている。
このハウジング5Dの装着防止部7は、2つの装着防止リブ72を有しているが、第3実施形態の装着防止リブ71より、長手方向(X軸方向)の長さが多少短くなっている。これは、第3実施形態の場合には、レンズバリア25が第3位置まで移動するのに対して、本実施形態では、開位置までの移動に止まるためである。
そして、装着防止リブ72により、第3実施形態と同様に、レンズバリア25が開位置にない場合には、図25に示すように、ハウジング5Cの装着完了を阻止して完全に閉じきらないようになっている。
また、ハウジング5Dは、第3実施形態のハウジング5Cと比べて外部電源ボタン75が付加されている。この外部電源ボタン75について、以下で説明する。
図26および図27は、ハウジング5Dの外部電源ボタン75を説明するための図である。ここで、図26および図27は、それぞれ撮像システム1Dの背面図および上面図に相当しており、カメラ2Dを収納している状態を表している。なお、図27中の平行斜線部は、ハウジング5Dの断面を示している。
カメラ2Dでは、電源のオン・オフがレンズバリア25の開閉に連動して行われるため、特に電源ボタンを設ける必要はないが、本実施形態のハウジング5Dでは、ハウジング上からカメラ2Dの電源操作を可能とするために外部電源ボタン75が設けられている。この外部電源ボタン75の先端は、回動軸76cを中心に回動自在な連動レバー76の端部に当接しており、連動レバー76は、例えばばねによって方向Dpに付勢されている。また、連動レバー76は、背面操作ボタン部29のうち図8に示すスイッチSW3〜SW4として働く操作ボタン293〜294に対応する部分に突起76tが設けられており、それぞれの突起76tの中央部には孔76hが形成されている。この孔76hにより、外部操作ボタン78または外部操作ボタン79を押下すると、カメラ2Dの操作ボタン293または操作ボタン294を独立して操作できることとなる。
そして、外部電源ボタン75がユーザにより押下されると、この操作に連動して連動レバー76が回動軸76cを中心に回動する機構により、図28に示すようにカメラ2Dの操作ボタン293および操作ボタン294が押し込まれる。この操作ボタン293および操作ボタン294が同時に押下、つまりレンズバリア25と異なる別の2つの部材が同時に操作されることで、カメラ2Dでは電源オン・オフの切替えを行うこととする。これにより、ハウジング収納後にカメラ5Dの電源のオン・オフを切替える場合には、1つの外部電源ボタン75を押下すれば良いこととなる。一方、操作ボタン293および操作ボタン294の同時操作については、カメラ2D単体で通常行わない動作であるため、カメラ2Dでの通常撮影時に誤って電源オフされることはない。
以上で説明した撮像システム1Dの動作について、以下で説明する。
図29は、撮像システム1Dの基本的な動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ2Dの制御部39によって実行される。
ステップS51〜S55では、図12のフローチャートに示すステップS1〜S5と同様の動作を行う。
ステップS56では、操作部35の操作ボタンのうちスイッチSW3およびスイッチSW4が同時に押下されたかを判定する。ここで、スイッチSW3&SW4が押下された場合には、ステップS57に進み、押下されていない場合には、ステップS58に進む。
ステップS57では、スイッチSW3およびスイッチSW4の押下時間が所定時間Td以上であるかを判定する。ここでは、上述したように外部電源ボタン75を押下するとスイッチSW3〜4に対応する操作ボタン293〜294が同時に操作されるため、実際には外部電源ボタン75の押下時間が判断されることとなる。ここで、スイッチSW3およびスイッチSW4の押下時間が所定時間Td以上である場合には、ステップS61に進み、所定時間Td未満である場合には、ステップS58に進む。
ステップS58〜S62では、図12のフローチャートに示すステップS8〜S12と同様の動作を行う。
ステップS63では、スイッチSW3およびスイッチSW4がオンであるかを判定する。ここでは、上述したように外部電源ボタン75を押下するとスイッチSW3〜4に対応する操作ボタン293〜294が同時に操作されるため、実際には外部電源ボタン75の押下状態が判断されることとなる。ここで、スイッチSW3およびスイッチSW4がオンである場合には、ステップS65に進み、オフである場合には、ステップS51に戻る。
ステップS64〜S65では、図12のフローチャートに示すステップS14〜S15と同様の動作を行う。
以上で説明した撮像システム1Dの構成および動作により、ハウジング5Dの収納時にはレンズバリア25の指掛かり部25aが装着防止リブ72に接触しないようにレンズバリア25を開位置に移動させなければならないため、ハウジング5Dを装着する際に確実にカメラ2Dの電源をオンにできる。さらに、ハウジング5Dに設けられる外部電源ボタン75を押下することでカメラ2Dの電源オン・オフを切替えられるため、ハウジング収納中でもカメラ2Dの電源操作が可能となる。
1A〜1D 撮像システム
2A〜2D カメラ
4 屈曲ズーム光学系
5A〜5D ハウジング
6 バリア駆動部
7 装着防止部
20 撮影レンズ
21 フラッシュ
22 AFセンサ
24 録音マイク
25 レンズバリア
25a 指掛かり部
28 スピーカ
29 背面操作ボタン部
30 ハウジング検知部
31 撮像素子
35 操作部
39 制御部
45 バリア阻止レバー
59 ハウジング検知用リブ
61A〜61B バリア駆動レバー
71〜72 装着防止リブ
75 外部電源ボタン
76 連動レバー
SW0〜SW4 スイッチ
2A〜2D カメラ
4 屈曲ズーム光学系
5A〜5D ハウジング
6 バリア駆動部
7 装着防止部
20 撮影レンズ
21 フラッシュ
22 AFセンサ
24 録音マイク
25 レンズバリア
25a 指掛かり部
28 スピーカ
29 背面操作ボタン部
30 ハウジング検知部
31 撮像素子
35 操作部
39 制御部
45 バリア阻止レバー
59 ハウジング検知用リブ
61A〜61B バリア駆動レバー
71〜72 装着防止リブ
75 外部電源ボタン
76 連動レバー
SW0〜SW4 スイッチ
Claims (15)
- 所定のハウジングを装着可能な撮像装置であって、
(a)撮影レンズと、
(b)前記撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、
(c)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段と、
を備え、
前記所定のハウジングに設けられた所定の部材により、前記所定のハウジングの装着作業に伴って、前記レンズ保護部材を前記開方向に移動させることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記所定の部材により、前記レンズ保護部材が前記開位置まで移動されることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記レンズ保護部材は、前記開位置より更に開方向にある第3位置まで移動可能であり、
前記所定の部材により、前記レンズ保護部材が前記第3位置まで移動されることを特徴とする撮像装置。 - 所定のハウジングを装着可能な撮像装置であって、
(a)撮影レンズと、
(b)前記撮影レンズを覆う閉位置と、前記撮影レンズが露出する開位置と、前記開位置より更に開方向にある第3位置とを移動可能なレンズ保護部材と、
(c)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段と、
を備え、
前記レンズ保護部材が前記第3位置にない場合には、前記所定のハウジングに設けられた特定の部材により、前記所定のハウジングの装着完了を阻止することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の撮像装置において、
(d)前記所定のハウジングが装着された場合には、前記レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により前記電源オンと前記電源オフとを切替える装着時切替手段、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 所定のハウジングを装着可能な撮像装置であって、
(a)撮影レンズと、
(b)前記撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、
(c)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段と、
(d)前記所定のハウジングが装着された場合には、前記レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により前記電源オンと前記電源オフとを切替える装着時切替手段と、
を備え、
前記レンズ保護部材が前記開位置にない場合には、前記所定のハウジングに設けられた特定の部材により、前記所定のハウジングの装着完了を阻止することを特徴とする撮像装置。 - 請求項6に記載の撮像装置において、
前記別の部材は、複数の部材からなっており、
前記所定のハウジングは、前記所定のハウジングに設けられた所定の操作部材に対する操作に連動し、前記複数の部材を同時に操作する機構を有することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の撮像装置において、
(e)前記所定のハウジングに係る装着状態と非装着状態とを検出する検出手段と、
(f)前記装着状態と前記非装着状態とで、特定の制御項目に関する制御方法を切替える手段と、
をさらに備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項8に記載の撮像装置において、
前記特定の制御項目は、水中撮影に関連した制御項目であって、露出制御、ホワイトバランス制御、フラッシュ制御、オートフォーカス制御、録音特性制御および再生音特性制御からなる群から選択される少なくとも1の制御項目を含むことを特徴とする撮像装置。 - 撮像装置と、前記撮像装置に装着されるハウジングとを有する撮像システムであって、
前記撮像装置は、
(a-1)撮影レンズと、
(a-2)前記撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、
(a-3)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段と、
を備え、
前記ハウジングは、
(b-1)前記ハウジングの装着作業に伴って、前記レンズ保護部材を前記開方向に移動させる駆動部材、
を備えることを特徴とする撮像システム。 - 撮像装置と、前記撮像装置に装着されるハウジングとを有する撮像システムであって、
前記撮像装置は、
(a-1)撮影レンズと、
(a-2)前記撮影レンズを覆う閉位置と、前記撮影レンズが露出する開位置と、前記開位置より更に開方向にある第3位置とを移動可能なレンズ保護部材と、
(a-3)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段と、
を備え、
前記ハウジングは、
(b-1)前記レンズ保護部材が前記第3位置にない場合には、前記ハウジングの装着完了を阻止する阻止部材、
を備えることを特徴とする撮像システム。 - 撮像装置と、前記撮像装置に装着されるハウジングとを有する撮像システムであって、
前記撮像装置は、
(a-1)撮影レンズと、
(a-2)前記撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、
(a-3)前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し、電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段と、
(a-4)前記ハウジングが装着された場合には、前記レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により前記電源オンと前記電源オフとを切替える装着時切替手段と、
を備え、
前記ハウジングは、
(b-1)前記レンズ保護部材が前記開位置にない場合には、前記ハウジングの装着完了を阻止する阻止部材、
を備えることを特徴とする撮像システム。 - 撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを有する撮像装置に装着されるハウジングであって、
前記ハウジングの装着作業に連動して、前記レンズ保護部材を開方向に移動させる駆動部材、
を備えることを特徴とするハウジング。 - 撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを有する撮像装置に装着されるハウジングであって、
前記レンズ保護部材が前記開位置より更に開方向にある第3位置にない場合には、前記ハウジングの装着完了を阻止する阻止部材、
を備えることを特徴とするハウジング。 - 撮影レンズを覆う閉位置と前記撮影レンズが露出する開位置とを移動可能なレンズ保護部材と、前記レンズ保護部材に関する開方向の移動と閉方向の移動とに連動し電源オンと電源オフとを切替える電源切替手段とを有する撮像装置に装着されるハウジングであって、
前記レンズ保護部材が前記開位置にない場合には、前記ハウジングの装着完了を阻止する阻止部材、
を備え、
前記撮像装置では、前記ハウジングが装着された場合、前記レンズ保護部材と異なる別の部材に対する操作により前記電源オンと前記電源オフとが切替えられることを特徴とするハウジング。
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| JP2004183963A JP2006010771A (ja) | 2004-06-22 | 2004-06-22 | 撮像装置、撮像システム、およびハウジング |
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