JP2006011102A - 光コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】先端にラッチ突起を有するレバーアームにより光コネクタの嵌合保持を確実に行ない、しかも、光コネクタを外す際にはレバーアームを押し下げるためのスペースを必要としない構成の光コネクタを提供する。
【解決手段】光コネクタは、弾性変位する片持ち状のレバーアーム15の先端にラッチ突起16を有し、ラッチ突起16を接続相手の嵌合部分の係合部に係止させることにより嵌合がロックされる。コネクタ本体12に対しスライド可能なカバー13を備え、カバー13がスライド移動することによりレバーアーム15を押し下げてラッチ突起16の係止を外し、嵌合ロックを解除する。レバーアーム15の押し下げには、レバーアームの中間部分に傾斜部17を設け、カバー13のスライド移動でカバー側に設けた押圧部18で前記の傾斜部17を押圧する。
【選択図】図1
【解決手段】光コネクタは、弾性変位する片持ち状のレバーアーム15の先端にラッチ突起16を有し、ラッチ突起16を接続相手の嵌合部分の係合部に係止させることにより嵌合がロックされる。コネクタ本体12に対しスライド可能なカバー13を備え、カバー13がスライド移動することによりレバーアーム15を押し下げてラッチ突起16の係止を外し、嵌合ロックを解除する。レバーアーム15の押し下げには、レバーアームの中間部分に傾斜部17を設け、カバー13のスライド移動でカバー側に設けた押圧部18で前記の傾斜部17を押圧する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ファイバケーブルを光モジュールに接続したり、接続アダプタを介して光ファイバケーブル同士を接続するのに用いられる光コネクタに関する。
光通信に用いられる光ファイバケーブルは、その端末部を光電変換装置等の光モジュールに接続したり、或いは、光ファイバケーブル同士を接続アダプタを用いて互いに突き合せて相互接続したりされる。この光ファイバケーブルの接続には、光モジュールや接続アダプタの嵌合部分に着脱可能に嵌合され、その嵌合をロックして接続状態を保持する光コネクタが用いられる。この光コネクタは、一般に、光ファイバ端部にフェルールを取付け、このフェルールをコネクタハウジング或いはコネクタ筐体と称されているコネクタ本体に収納保持して構成されている。
光コネクタの嵌合ロックには、例えば、図5(A),(B)に示すレバーロック式の光コネクタ、又は、図5(C),(D)に示すフリクションロック式の光コネクタがある。図中、1、1’は光コネクタ、2は光モジュール、2aはモジュール内壁、3はコネクタ本体、4は嵌合部、4aは上壁部、4bはスリット、5はレバーアーム、6はラッチ突起、7はロック解除ボタン、8は係合部、9は突起を示す。
図5(A)のレバーロック式の光コネクタ1(例えば、特許文献1参照)は、コネクタ本体3の前部に光ファイバに取付けられたフェルールが収納固定される嵌合部4を備え、上面側に弾性的に変位する片持ち状のレバーアーム5が設けられている。レバーアーム5は、先端にラッチ突起6を有し、後部側にレバーアーム5によるロックを解除するロック解除ボタン7が一体に設けられている。光モジュール2は、光コネクタ1の嵌合部4が嵌合される嵌合口(図示されず)を備え、この嵌合口の上部壁側に矩形孔等の係合部8が形成されている。
図5(A)において、光コネクタ1の嵌合部4を接続のため光モジュール2の嵌合口内に進入させると、ラッチ突起6はモジュール内壁2aに摺接してレバーアーム5を弾性的に押し下げる。この状態でラッチ突起6が係合部8の位置まで進入すると、図5(B)に示すように、ラッチ突起6が係合部8に落込んで係止し、光コネクタ1の嵌合がロックされる。そして、光コネクタ1を取り外すには、ロック解除ボタン7を押圧してレバーアーム5を弾性的に押し下げ、ラッチ突起6を係合部8から脱出させてロック状態を解除し、光モジュール2から引き抜いている。
図5(C)のフリクションロック式の光コネクタ1’(例えば、特許文献2参照)は、コネクタ本体3の前部に光ファイバに取付けられたフェルールが収納固定される嵌合部4を備え、この嵌合部4に突起9が設けられている。この突起9は、例えば、断面が半円又は山形形状で、嵌合部4の上部壁4aに一体的に形成され、上部壁4aには弾性的に撓みを与えるためのスリット4bを設けている。
図5(C)において、嵌合部4を接続のため光モジュール2の嵌合口内に進入させると、突起9はモジュール内壁2aに摺接して嵌合部6の上部壁4aを弾性的に撓ませる。この状態で突起9が矩形孔等の係合部8の位置まで進入すると、図5(D)に示すように、突起9が係合部8に落込んで係止し、光コネクタ1’の嵌合がロックされる。そして、光コネクタ1’を取り外すには、光コネクタ1’を光モジュール2から引き離す方向に強く引き出すことにより、突起9を係合部8から脱出させて引き抜いている。
特開2000−275476号公報
特開平9−145959号公報
図5(A),(B)に示す従来のレバーロック式の光コネクタで、光コネクタを取り外すには、ロック解除ボタンを押してレバーアームを押し下げる操作が必要となる。このため、ロック解除ボタンを押すためのスペースが必要となる。特に、光コネクタを上下方向に多段に配列するような場合、光コネクタ間にロック解除ボタン操作のための間隔を空ける必要があり、高密度実装が難しい。
また、図5(C),(D)に示す従来のフリクションロック式の光コネクタの場合は、レバーアームを押し下げるようなロック解除ボタンがないので、スペースは少なくてすむ。しかし、光コネクタの嵌合保持が、ロック解除が容易な突起と係合部の摩擦係合でなされているため、図5(A),(B)の構成と比べて保持力が弱い。このため、光コネクタに継続的な振動が加わったり、光ケーブルに不意の一次的な張力が加わったときには、突起と係合部の係止が外れ易いという問題がある。
本発明は、上述した実情を鑑みてなされたもので、先端にラッチ突起を有するレバーアームにより光コネクタの嵌合保持を確実に行ない、しかも、光コネクタを外す際にはレバーアームを押し下げるためのスペースを必要としない構成の光コネクタを提供することを課題とする。
本発明による光コネクタは、弾性変位する片持ち状のレバーアームの先端にラッチ突起を有し、ラッチ突起を接続相手の嵌合部分の係合部に係止させることにより嵌合をロックする光コネクタである。光コネクタは、コネクタ本体に対しスライド可能なカバーを備え、カバーがスライド移動することによりレバーアームを押し下げてラッチ突起の係止を外し、嵌合ロックを解除する。レバーアームの押し下げには、レバーアームの中間部分に傾斜部を設け、カバーのスライド移動でカバー側に設けた押圧部で前記の傾斜部を押圧する。なお、レバーアームの中間部分に凸部を設け、カバーのスライド時にカバー側に設けた傾斜部で前記の凸部を押圧するようにしてもよい。また、コネクタ本体側に、カバーを所定範囲でスライド可能に保持する係止突起を設け、カバーに、スライド移動させるための長く延びる帯状の操作摘みを設ける。
本発明によれば、レバーアームにより光コネクタの嵌合ロックを確実にし、振動や一時的な引張りで簡単には外れないようにすると共に、光コネクタの周囲にスペースがなくても、容易に光コネクタの嵌合ロックを解除することができる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1は第1の実施形態を説明する図、図2は第2の実施形態を説明する図、図3は光コネクタを嵌合させるときの動作を説明する図、図4は光コネクタを取り外すときの動作を説明する図である。図中、11,11’は光コネクタ、12はコネクタ本体、13はカバー、13aはカバー上部壁、13bは後部エッジ、14はフェルール、15,15’はレバーアーム、16はラッチ突起、17は傾斜部、18,18’は押圧部、19は弾性アーム、19aは係止突起、20はストップ突起、21は係止孔、22は操作摘み、23は凸部、24は切欠部、25は傾斜部を示す。
本発明による光コネクタ11は、図1(A)に一例として示すように、コネクタ本体12を覆うように、カバー13をスライド可能に配して構成される。コネクタ本体12は、
例えば、前端側に光ファイバの接続端を保持固定したフェルール14等の嵌合部を備え、上面側にレバーアーム15を備えている。レバーアーム15は、弾性変位が可能な片持ち形状のアームで、コネクタ本体12の上面側の壁部と一体に形成され、その先端にラッチ突起16を有し、中間部分に傾斜部17を有している。また、詳細については後述するが、コネクタ本体12には、カバー13を所定の範囲でスライド可能に保持する係止突起19a、ストップ突起20からなる係止手段を設けることができる。
例えば、前端側に光ファイバの接続端を保持固定したフェルール14等の嵌合部を備え、上面側にレバーアーム15を備えている。レバーアーム15は、弾性変位が可能な片持ち形状のアームで、コネクタ本体12の上面側の壁部と一体に形成され、その先端にラッチ突起16を有し、中間部分に傾斜部17を有している。また、詳細については後述するが、コネクタ本体12には、カバー13を所定の範囲でスライド可能に保持する係止突起19a、ストップ突起20からなる係止手段を設けることができる。
カバー13は、合成樹脂による成形または金属板から打ち抜きと曲げ加工により、コネクタ本体12を覆うような矩形筒状で形成される。このカバー13は、カバー上部壁13aの内面に、レバーアーム15の傾斜部17に作用する押圧部18を有している。この押圧部18は、カバー13内に突出するような突起状部片で形成される。また、図1(B)に変形例として示すように、傾斜部17の傾斜面に一致するようなテーパー或いは楔状の面を有する突起状部片からなる押圧部18’としてもよい。
図1(C)は、カバー13に設けた押圧部18とレバーアーム15の押し下げ動作について説明する略図で、カバー13がコネクタ本体12に組付けられた状態を示している。この図からわかるように、カバー13をコネクタ本体12の後方側(右方向矢印)にスライド移動させると、押圧部18がレバーアーム15の傾斜部17に当たる。これにより、レバーアーム15は、点線から実線の位置に弾性的に変位し、先端のラッチ突起16が変位する。ラッチ突起16が接続相手の嵌合部分の係合部{図5(A)参照}に係合してロック状態にあれば、そのロックを解除することができる。
また、カバー13の後部側には、詳細については後述するが、カバー13をコネクタ本体12に対してスライド操作するための平坦な帯状の操作摘み22を一体的に設けることができる。また、カバー13の両側面後部に、カバー13を所定の範囲でスライド可能に保持するコネクタ本体12側に設けた弾性アーム19の係止突起19aが係止する係止孔21が設けられている。
図2は第2の実施形態を示す例で、図1の例と同様に、光コネクタ11’は、コネクタ本体12を覆うように、カバー13をスライド可能に配して構成される。コネクタ本体12は、例えば、前端側に光ファイバの接続端を保持固定したフェルール14等の嵌合部を備え、上面側にレバーアーム15’を備えている。レバーアーム15’は、弾性変位が可能な片持ち形状のアームで、コネクタ本体12の上面側の壁部と一体に形成され、その先端にラッチ突起16を有し、中間部分に凸部23を有している。また、コネクタ本体12には、カバー13を所定の範囲でスライド可能に保持する係止突起19a、ストップ突起20からなる係止手段を設けることができる。
カバー13は、合成樹脂による成形または金属板から打ち抜きと曲げ加工により、コネクタ本体12を覆うような矩形筒状で形成される。このカバー13は、カバー上部壁13aの上面側にラッチアーム15の中間部分に設けた凸部23が通る切欠部24が形成されこの切欠部24の前部に、レバーアーム15の凸部23に作用する傾斜部25が設けられている。
図2(B)は、カバー13に設けた傾斜部25とレバーアーム15の押し下げ動作について説明する略図で、カバー13がコネクタ本体12に組付けられた状態を示している。この図からわかるように、カバー13をコネクタ本体12の後方側(右方向矢印)にスライド移動させると、傾斜部25がレバーアーム15の凸部23に当たる。これにより、レバーアーム15は、点線から実線の位置に弾性的に変位し、先端のラッチ突起16が変位する。ラッチ突起16が接続相手の嵌合部分の係合部{図5(A)参照}に係合してロック状態にあれば、そのロックを解除することができる。
図3は図1に示した光コネクタ11を、光モジュール等に接続するために接続相手の嵌合部分に進入させるときの動作を説明する図で、図3(A)に示すように、カバー13はコネクタ本体12を覆って、所定の範囲でスライド可能に保持されている。コネクタ本体12上にカバー13を保持する係止手段としては、例えば、図3(B)に示すように、コネクタ本体12の後端の上面側にストップ突起20を一体的に設ける。カバー13がコネクタ本体12の前部から挿通されて組付けられたとき、カバー13の後部エッジ13bがストップ突起20に当たって、それ以上の後方へのスライド移動が停止される。
また、図3(C)に示すように、コネクタ本体12の後部の両側壁に、先端に係止突起19aを有する弾性アーム19を一体的に設け、カバー13側には、係止突起19aが係止する矩形状の係止孔21を設ける。カバー13がコネクタ本体12の前部から挿通されて組付けられたとき、弾性アーム19が弾性変位して係止突起19aが係止孔21に落込んで係止される。この係止によって、カバー13は前方への移動がロックされるが、係止孔21の移動方向の孔幅を大き目に形成することにより、係止突起19aとの余裕分だけスライドが許容される。
上述のストップ突起20と係止突起19aによって、カバー13はコネクタ本体12に対して所定の範囲でスライド可能に保持される。このスライド可能な範囲で、レバーアーム15の傾斜部17に対してカバー13の押圧部18が押圧動作が行なわれるように設定されている。図3(B)で示すように、操作摘み22を矢印方向(左方向)に押して、例えば、接続相手の光モジュール(図示せず)内に進入させると、先ず、カバー13が矢印方向にスライド移動し、押圧部18はレバーアーム15の傾斜部17から離れ、レバーアーム15はフリー状態になる。
引続きカバー13を移動させると、係止突起19aが係止孔21の後部エッジに当たって、コネクタ本体12がカバー13に引張られる形で移動され光モジュール内に進入される。レバーアーム15は、図5で説明したのと同様に弾性変形して、フェルール14の部分が光モジュール内の所定の嵌合位置まで進入されると、ラッチ突起19aが、光モジュール側に設けた係合部に落込んで係止し、光コネクタの嵌合がロックされる。
図4は図1に示した光コネクタ11を、光モジュール等に接続されている状態から取り外すときの動作を説明する図で、図4(A)に示すように、カバー13はコネクタ本体12を覆って、所定の範囲でスライド可能に保持されている。カバー13は、図3で説明したように、コネクタ本体12に対して、ストップ突起20と係止突起19aによって、所定の範囲でスライド可能に保持されている。いま、光コネクタ11が、例えば、光モジュールに接続され、その嵌合がロックされている状態にあり、この状態から、図4(A)に示すように操作摘み22を矢印方向に引いたとする。
図4(B)に示すように、先ず、カバー13が矢印方向(右方向)にスライド移動し、押圧部18はレバーアーム15の傾斜部17に当たり、レバーアーム15を弾性的に押し下げる。これにより、ラッチ突起16は光モジュールの係合部から脱出し、嵌合のロックが解除される。引続き操作摘み22を引くと、カバー13の後部エッジ13bがストップ突起20に当たって、カバー13のコネクタ本体12に対する相対移動はストップされる。続いてカバー13を移動させると、カバー13はコネクタ本体12を引張るようにして一体となって、矢印方向に引き出され、光コネクタ11の接続を外すことができる。
また、本発明では、図3,4に示すように、カバー13は、カバー13をスライド移動させるための操作摘み22を備えた構成とすることができる。この操作摘み22は、合成樹脂又は金属で形成され、例えば、カバー13の下部壁後部に一体に形成するか、又は、別体で形成したものを結合して設けることができる。操作摘み22は、配線の妨げにならないような薄く細幅の帯状片で、光コネクタ11の後方に長く延びる形状で形成されるのが好ましい。また、カバー13のスライド移動で、簡単に折れ曲がらないような剛性を備えていることが望ましい。
この操作摘み22を設けることにより、光コネクタの周囲部分に手が差し込めるようなスペースがなくても、光コネクタの後方から着脱操作を行なうことができる。また、この操作摘み22は、光コネクタの後方に引き出す光ファイバケーブルと平行に延びるようにして設けることができるので、光配線や他の構成部品の邪魔にならず、光コネクタを上下方向に積層する高密度実装の実現を可能とする。
11,11’…光コネクタ、12…コネクタ本体、13…カバー、13a…カバー上部壁、13b…後部エッジ、14…フェルール、15,15’…レバーアーム、16…ラッチ突起、17…傾斜部、18,18’…押圧部、19…弾性アーム、19a…係止突起、20…ストップ突起、21…係止孔、22…操作摘み、23…凸部、24…切欠部、25…傾斜部。
Claims (7)
- 弾性変位する片持ち状のレバーアームの先端にラッチ突起を有し、該ラッチ突起を接続相手の嵌合部分の係合部に係止させることにより嵌合をロックする光コネクタであって、
コネクタ本体に対しスライド可能なカバーを備え、前記カバーがスライド移動することにより前記レバーアームを押し下げて前記ラッチ突起の係止を外し、嵌合のロックを解除することを特徴とする光コネクタ。 - 前記レバーアームの中間部分に傾斜部を設け、前記カバーのスライド移動時に前記カバー側に設けた押圧部で前記傾斜部を押圧することを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
- 前記カバー側に設けた押圧部は、突起状部片で形成されていることを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ。
- 前記レバーアームの中間部分に凸部を設け、前記カバーのスライド時に前記カバー側に設けた傾斜部で前記凸部を押圧することを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
- 前記カバー側に、前記レバーアームの中間部分に設けた凸部を通す切欠部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の光コネクタ。
- 前記コネクタ本体側に、前記カバーを所定範囲でスライド可能に保持する係止手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光コネクタ。
- 前記カバーに、スライド移動させるための長く延びる帯状の操作摘みが設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光コネクタ。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081007 |