JP2006016865A - 自動ドア開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドア幅よりも長いストロークでドアを開閉移動できる安価で汎用性に富む自動ドア開閉装置を提供する。
【解決手段】可動子6を構成する各永久磁石21をそれぞれ固定する可動子ブロック22を軸連結して相互に旋回可能とするとともに、全長をドア15の移動ストロークSに略合致させて、レール3に配設したプーリ8aに巻回したものである。可動子6が開端位置若しくは閉端位置で旋回できるようにすることで、ドア15の移動ストロークSよりも長い可動子6をドア15の移動領域内に収納することができる。従って、ドア幅よりも長いストロークでドアを開閉移動できる安価で汎用性に富む自動ドア開閉装置1を提供できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドアを磁石可動型リニアモータにより開閉する自動ドア開閉装置に関するものである。
リニアモータをドアエンジンとして、ダブルスライドドア等のようにドア幅よりも長いストロークでドアdを開閉移動させる場合は、図8(a),(b),(c)に示すような構造にする必要がある。図8(a)のものは、ストロークsの全体に亘って固定子(コイル)mを敷設するもので、コスト的に高価となる。図8(b)のものは、2個の固定子mを所定間隔を置いて並列に配設するもので、制御系統が2系統となり高価となるばかりでなく制御ソフトが複雑になる。図8(c)のものは、ドア幅より長い可動子(磁石)nを用いるもので、ドアの両端部から可動子nが突出する。この突出部を納める壁構造が必要で、建物側の構造が特殊となり汎用性に欠ける。
また、上記3例の何れの場合も、ドア幅やストロークに応じて固定子を所定の位置に配置する必要があるため、センサー類のアンプやコントローラを内蔵する場合に、配置位置に制約が生じる。さらに、特開2001−220953号公報に示すような構造もあるが、建物側の制約が多すぎる。
特開2001−220953号公報
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、ドア幅よりも長いストロークでドアを開閉移動できる安価で汎用性に富む自動ドア開閉装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するための請求項1に記載の自動ドア開閉装置は、ドアをスライド可能に支持するレールと、複数のコイルにより構成される固定子と、該固定子に対して相対移動可能な、隣り合うもの同士で極性を相互に異ならせた複数の永久磁石により構成され、長さが前記ドアの移動ストロークに略合致する長さとされた可動子とからなり、固定子が前記レールに固定され、可動子が前記ドアと連結されたリニアモータとを備え、該リニアモータの駆動によりドアを開閉する自動ドア開閉装置であって、前記可動子を構成する複数の永久磁石を、移動方向と直交する連結軸により相互に旋回可能に連結し、ドアの開閉によりドアの移動領域からはみ出す可動子部分をドアの移動領域内で旋回させるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の自動ドア開閉装置は、請求項1に記載の構成において、前記連結軸の位置を、前記永久磁石の移動方向における磁極の中心に設定したことを特徴とする。
請求項3に記載の自動ドア開閉装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記可動子の両端に1本のワイヤを連結し、これら可動子及びワイヤからなる索条体を、前記レールの両端に配設されたプーリに巻き掛けたことを特徴とする。
請求項4に記載の自動ドア開閉装置は、請求項3に記載の構成において、前記索条体の張力を調整する張力調整手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の自動ドア開閉装置は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の構成において、前記固定子と可動子とが対向する部位に可動子の移動を案内するとともに、可動子の上下動を規制するガイド部材を配設したことを特徴とする。
請求項1に記載の自動ドア開閉装置によれば、可動子を構成する複数の永久磁石を、移動方向と直交する連結軸により相互に旋回可能に連結し、ドアの開閉によりドアの移動領域からはみ出す可動子部分をドアの移動領域内で旋回させるようにしたから、高価な固定子(コイル)をストローク全体に配置する必要もない。また、2個の固定子を配置して制御系統を2系統にする必要もない。さらに、ドア幅より長い可動子(磁石)を用いて、ドアの両端部から突出する可動子を納める特殊な壁構造とする必要もないから、ドア幅よりも長いストロークでドアを開閉移動できる安価で汎用性に富む自動ドア開閉装置を提供することができる。
請求項2に記載の自動ドア開閉装置によれば、連結軸の位置を、永久磁石の移動方向における磁極の中心に設定したから、永久磁石間に連結軸が介在することによるリニアモータの推力低下を最小限に抑えることができる。すなわち、固定子コイルが永久磁石の移動方向における磁極の中心に対応する位置では、通常、動作方向性の悪化を防ぐため固定子コイルには通電されない。この固定子コイルへの通電がない部分に連結軸を設定したことにより、リニアモータの推力に影響を及ぼすことが少なくなる。
請求項3に記載の自動ドア開閉装置によれば、可動子の両端に1本のワイヤを連結し、これら可動子及びワイヤからなる索条体を、レールの両端に配設されたプーリに巻き掛けたから、索条体をレール内に収納できるとともにその動きがスムーズになる。
請求項4に記載の自動ドア開閉装置によれば、索条体の張力を調整する張力調整手段を備えるから、常に索条体の張力を最適に調整することができる。
請求項5に記載の自動ドア開閉装置によれば、固定子と可動子とが対向する部位に可動子の移動を案内するとともに、可動子の上下動を規制するガイド部材を配設したから、固定子に対応した可動子が上下方向に振動することを防止できるとともに、その際の騒音の発生を防止できる。
ドア幅よりも長いストロークでドアを開閉移動できる安価で汎用性に富む自動ドア開閉装置を提供するという目的を、可動子を構成する複数の永久磁石を、移動方向と直交する連結軸により相互に旋回可能に連結し、ドアの開閉によりドアの移動領域からはみ出す可動子部分をドアの移動領域内で旋回させる構成とすることで実現した。
本発明の実施例を図面を参照して説明する。図1は実施例に係る自動ドア開閉装置1の概略の正面図である。自動ドア開閉装置1は、ドアエンジンとして磁石可動型リニアモータ(以下、リニアモータという。)2を用いている。リニアモータ2は、レール3に設置した、複数のコイル4を所定間隔に並べた固定子5と、後述する可動子6、コントローラ及びセンサアンプ等の制御機器7から構成されている。
レール3は間口Dの上部に配設され、両端部にプーリ8a,8bが配設されている。プーリ8aは、可動子6が巻回可能な正8角形に形成されるとともに、巻回部表面が磁性体で形成されている。可動子6の巻回時、永久磁石が磁性体に吸着して騒音を発することがない。また、プーリ8bは該可動子6の両端に連結されたワイヤ9が巻回可能に形成されている。レール3には、ワイヤ9の張力調整器10が配設されるとともに、可動子6と固定子5が対応する部位に可動子ガイド11が配置されている。そして、レール3の下部にそれぞれ戸車13を跨装する一対のハンガ14,14によりドア15,16がそれぞれ吊持されている。
ドア15は可動子6の一端部で連結部材6aにより連結されている。可動子6の両端部とワイヤ9の両端部を連結して無端状の索条体が形成されている。可動子6はプーリ8aに巻回され、ワイヤ9はプーリ8bに巻回されている。間口Dは、ドア15,16により閉じられるが、図1の左側の閉端位置にあるドア15が、可動子6に引かれて右側の開端位置に移動する途中でドア16を連行する。開端位置では、ドア15,16が前後で重なり合って間口Dが開かれる。開端位置からドア15が左側の閉端位置に移動する途中でドア16を連行して間口Dを閉じる。ドア15によるドア16の連行移動は、ドア15に設けた係合部材17とドア16に設けた一対の係合部材18,19の係合により行なわれる。
図2は要部の拡大正面図である。上記可動子6は、図3,4に示すように永久磁石21を固定した可動子ブロック22どうしを軸連結して、その長さをドア15の移動ストロークSに略合致する長さとしたものである。そして、該軸連結部で相互に旋回して前記プーリ8aに巻回できるようにしたものである。可動子ブロック22には、上面から永久磁石21を嵌め込んで、隣り合うもの同士で相互に磁極が異なるように固定する(図2参照)。軸連結部は、永久磁石21の移動方向における磁極の中心に設定されている。そして、該永久磁石21の下面に軸連結間の長さに切断したヨーク23を取付けている。
可動子ブロック22の前後には、それぞれ連結突部24と連結凹部25が形成されている。連結突部24と連結凹部25とを嵌め合わせ、連結軸26を挿通して可動子ブロック22どうしを連結する。この連結軸26の位置は、図4に示すように永久磁石21の移動方向における磁極の中心に設定されている。そして、可動子ブロック22の左右両側面には、横長で両先端部を先細り形に形成した進入案内片27,27が形成されている。
上記可動子6と固定子5が対応する部位に配置された可動子ガイド11は、図2及び図5に示すようにレール3に固定した断面がL字形の部材28上に配置されている。可動子ガイド11は、上記可動子ブロック22が通過できる間隔に配置した一対のガイド部材29,29から形成されている。ガイド部材29,29の長さは、固定子5の長さに略合致させている。ガイド部材29,29の対向内面には、可動子ブロック22の進入案内片27,27が進入して移動できる案内溝30,30が形成されている。案内溝30,30の両端の開口部には、進入案内片27,27の進入を容易にする傾斜案内面31,31がそれぞれ形成されている。
レール3に配置されたワイヤ9の張力調整器10は、図6に示すようにベース32の両端部に軸支された一対のローラ33,33と、その中間に配置した押圧ローラ34とから構成されている。押圧ローラ34は、ベース32に挿通した張力調整ボルト35が螺合する可動板36に軸支されている。ワイヤ9の張力調整は、ローラ33,33間でワイヤ9の中間を押圧する押圧ローラ34の押圧力を、張力調整ボルト35により調整することにより行なう。ワイヤ9と可動子ブロック22の連結は、ワイヤ9の先端に取付けた連結ピン37を可動子ブロック22の先端に取付けた連結フック38に掛け止めることにより行なう(図2参照)。
上記構成の自動ドア開閉装置1は、可動子6を構成する各永久磁石21をそれぞれ固定する可動子ブロック22を軸連結して相互に旋回可能とするとともに、全長をドア15の移動ストロークSに略合致させて、レール3に配設したプーリ8aに巻回したものである。可動子6が開端位置若しくは閉端位置で旋回できるようにすることで、ドア15の移動ストロークSよりも長い可動子6をドア15の移動領域内に収納することができる(図7(a),(b))。従って、高価な固定子(コイル)をストローク全体に配置する必要もなく、また2個の固定子を配置して制御系統を2系統にする必要もない。さらにドア幅より長い可動子を用いて、ドアの両端部から突出する可動子を納める壁構造とする必要もないから、ドア幅よりも長いストロークでドアを開閉移動できる安価で汎用性に富む自動ドア開閉装置1を提供できる。
また、可動子ブロック22同士の連結軸26の位置を、永久磁石21の移動方向における磁極の中心に設定したから、永久磁石21間に連結軸26が介在することによるリニアモータの推力低下を最小限に抑えることができる。すなわち、固定子5のコイル4が永久磁石21の移動方向における磁極の中心に対応する位置では、通常、動作方向性の悪化を防ぐためそのコイル4には通電されない。このコイル4への通電がない部分に連結軸26を設定したことにより、リニアモータの推力に影響を及ぼすことが少ない。さらに、可動子6の両端に1本のワイヤ9を連結し、これら可動子6及びワイヤ9からなる索条体を、レール3の両端部に配設されたプーリ8a,8bに巻き掛けたから、可動子6及びワイヤ9からなる索条体をレール3内に収納できるとともに、その動きがスムーズになる。そして、該索条体の張力を調整する張力調整器10を備えるから、常に索条体の張力を最適に調整することができる。
そして、可動子6と固定子5が対応する部位に、可動子6の上下動を規制する可動子ガイド11を配置したから、固定子5に対応した可動子6が上下方向に振動すること及びその際の騒音の発生を防止できる。さらに、この可動子ガイド11に案内溝30,30を形成し、該案内溝30,30に可動子ブロック22の前後面に形成した進入案内片27,27を進入させて該可動子ブロック22の上下動を規制するとともに、案内溝30,30の両端部に前記進入案内片27,27の進入を容易にする傾斜案内面31,31を形成したから、固定子5に対応する部位での可動子ブロック22の可動子ガイド11への進入移動がスムーズとなる。
また、上記自動ドア開閉装置1は、開端位置若しくは閉端位置でプーリ8aに巻回できるようにした可動子6に固定子5を対応させるもので、固定子5と可動子6の配置に自由度があるため、リニアモータ2に付属するコントローラ及びセンサアンプ等の制御機器7の配置が容易となる。
尚、可動子6が巻回されるプーリ8aの形状は、正八角形に限られるものではない。
自動ドア開閉装置の概略の正面図である。 要部の拡大正面図である。 可動子ブロックの正面図である 可動子ブロックの平面図である。 図2に於けるA−A線断面図である。 張力調整器の正面図である。 自動ドア開閉装置の作動を示した説明図である。 従来例を示した説明図である。
符号の説明
1 自動ドア開閉装置
2 リニアモータ
5 固定子
6 可動子
8a,8b プーリ
15,16 ドア
21 永久磁石
22 可動子ブロック
24 連結突部
25 連結凹部
26 連結軸
29,29 ガイド部材
30,30 案内溝
31,31 案内傾斜面
S ドアの移動ストローク

Claims (5)

  1. ドアをスライド可能に支持するレールと、
    複数のコイルにより構成される固定子と、該固定子に対して相対移動可能な、隣り合うもの同士で極性を相互に異ならせた複数の永久磁石により構成され、長さが前記ドアの移動ストロークに略合致する長さとされた可動子とからなり、固定子が前記レールに固定され、可動子が前記ドアと連結されたリニアモータとを備え、該リニアモータの駆動によりドアを開閉する自動ドア開閉装置であって、
    前記可動子を構成する複数の永久磁石を、移動方向と直交する連結軸により相互に旋回可能に連結し、ドアの開閉によりドアの移動領域からはみ出す可動子部分をドアの移動領域内で旋回させるようにしたことを特徴とする自動ドア開閉装置。
  2. 前記連結軸の位置を、前記永久磁石の移動方向における磁極の中心に設定したことを特徴とする請求項1に記載の自動ドア開閉装置。
  3. 前記可動子の両端に1本のワイヤを連結し、これら可動子及びワイヤからなる索条体を、前記レールの両端に配設されたプーリに巻き掛けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動ドア開閉装置。
  4. 前記索条体の張力を調整する張力調整手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の自動ドア開閉装置。
  5. 前記固定子と可動子とが対向する部位に可動子の移動を案内するとともに、可動子の上下動を規制するガイド部材を配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の自動ドア開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106812407A (zh) * 2017-03-10 2017-06-09 宁波腾宇金属制品有限公司 一种基于滚子链磁驱式电动闭门装置
JP2021500850A (ja) * 2017-10-26 2021-01-07 中山市欧派克五金製品有限公司Zhongshan Opike Hardware Products Co.,Ltd. スライドドア用リニアモータ
JP2021512243A (ja) * 2018-02-02 2021-05-13 中山市欧派克五金製品有限公司Zhongshan Opike Hardware Products Co.,Ltd. 伸縮可能なスライドドア用リニアモータ構造
CN113882762A (zh) * 2021-09-26 2022-01-04 杭州神林电子有限公司 一种集成自动开门的门锁装置

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