JP2006055433A - X線検査装置 - Google Patents

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琢仁 宍倉
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Abstract

【課題】X線検査を受ける被検者のその検査に対する不安を軽減するとともに、被検者が検査者の指示に適切に応じることができるように改善する。
【解決手段】検査室1に置かれた、X線管12とイメージインテンシファイア13とX線TVカメラ14とX線フィルムとを有するX線透視撮影用検査台11にモニタ装置51、ビデオカメラ52、マイク53およびスピーカ54を設けるとともに、この検査室1とはX線遮蔽壁3で隔てられた操作室2に置かれた遠隔操作用コンソール21にモニタ装置61、ビデオカメラ62、マイク63およびスピーカ64を設け、これらを双方向通信装置7で結び、検査台11上の被検者4とコンソール21を操作する検査者との間で、音声および映像による双方向のコミュニケーションが行えるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、X線撮影やX線TV透視などを行うX線検査装置に関し、とくに被検者と検査者との間のコミュニケーション手段を備えたX線検査装置に関する。
X線検査装置はX線防護の施された検査室内に配置される。バリウムを飲んで胃の造影検査を行うX線検査装置等では、被検者を載せた検査台を起倒回転させたりする必要があるため、その検査室外に遠隔操作用コンソールを配置して、そのコンソールを検査者が操作することにより検査室内のX線検査装置を遠隔操作している。また、この種のX線検査装置では、被検者の姿勢を、たとえば検査台上で仰向け、横向き、うつ伏せなどさまざまに変えてもらって種々の方向からX線透視およびフィルム撮影を行うため、検査室外から検査室内の被検者にその旨の指示を与える必要がある。
従来のX線検査装置では、通常、検査室外のコンソールに設けたマイクに向かって検査者が音声を入力し、検査室内に設けられたスピーカからその音声が流れて、被験者に伝えられるよう構成されている。また、下記の特許文献1に示すように、検査用寝台にTVモニタを設けてその画面上に体位を示すシンボル画像を表して言葉による指示を補助することも考えられている。さらに、下記の特許文献2には、言葉による意思伝達が困難な被検者に対して特殊な眼鏡型ディスプレイ装置を装着し、そのディスプレイ装置に指示内容を表す文字情報を表示することが示されている。
特開平7−213515号公報 特開平7−241285号公報
ところが、従来の通常の装置のように、マイク・スピーカを介した一方的な音声伝達では、被検者は、検査にあたって不安にかられることもあり、適切に反応できないことがある。シンボル画像を表示する特許文献1でも、文字情報による指示を表示する特許文献2でも、一方的な指示伝達である点は変わらず、また被検者には検査者の顔が見えないため、不安感を軽減することはできないので、同様の問題が生じる。
この発明の課題は、検査者・被検者間の音声だけでなく映像による双方向のコミュニケーションを図ることにより、被検者の検査を受けることの不安を軽減し、被検者が検査者の指示に適切に応じることができるように改善したX線検査装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、この発明によるX線検査装置においては、被検者用検査台と、該検査台の被検者に向けてX線を照射するX線発生器と、被検者を透過したX線による画像をとらえるX線受像装置と、これら検査台、X線発生器およびX線受像装置を遠隔操作する遠隔操作用コンソールと、上記検査台に設けられたモニタ装置、撮像装置、マイクおよびスピーカと、上記コンソールに設けられたモニタ装置、撮像装置、マイクおよびスピーカと、これら検査台およびコンソール間でモニタ装置、撮像装置、マイクおよびスピーカを結び検査台およびコンソール間で音声および映像の双方向通信を行う通信装置とを備えることが特徴となっている。
検査台とコンソールのそれぞれには、モニタ装置、撮像装置、マイクおよびスピーカが備えられ、これらは通信装置によって結ばれ、検査台およびコンソール間で音声および映像の双方向通信が行われる。そのため、コンソールを操作する検査者と、検査台上の被検者との間で、音声および映像による双方向のコミュニケーションを行うことができる。被検者からすれば、検査台に設けられたモニタ装置に検査者の顔が映るため、不安感を払拭することができる。また、検査者側でも、被検者が指示を理解できないときにマイクを通じて聞きなおしてくるので、より適切な指示を与えることができるようになり、必要な姿勢を的確にとってもらうことにより、検査の効率性を向上させることができる。
つぎに、この発明を実施したX線検査装置について図面を参照して説明する。
図1に示すように、この発明の実施例にかかるX線検査装置は、検査室1に配置された検査台11と、操作室2に配置された遠隔操作用コンソール21とを含んで構成される。この検査室1と操作室2とはX線遮蔽壁3により隔てられており、X線防護窓31を通じて操作室2から検査室1内の様子が観察できるようにされている。
検査台11には被検者4が横たえられるようになっているとともに、この被検者4に向けてX線を照射するX線管12などのX線発生器が取り付けられている。さらに、検査台11には、被検者4を透過したX線による画像をとらえるためのX線受像装置、つまりイメージインテンシファイア13およびこれに結合されたX線TVカメラ14とX線フィルム15が備えられる。
この検査台11は、この実施例では被検者4を載せたまま起倒回転するタイプで、その操作は、コンソール21を操作することにより、別室(操作室)2から遠隔的になされる。検査を行う医師や放射線技師が操作室2内のコンソール21を操作することによって、検査台11を起倒回転させるとともに、X線管12からのX線照射を制御する。また、イメージインテンシファイア13とX線TVカメラ14によって得たX線透視像は、コンソール21に設けた透視用画像表示装置(図では省略)により表示され、検査者はこの透視像を観察しながらX線フィルム15へX線露光する操作を行う。
このようなX線透視およびX線フィルム15へのX線撮影を行う際、最適と思われる角度・方向より画像を取得する必要があるため、被検者4を載せたまま検査台11を起倒回転させるとともに、被検者4に横を向いたり仰向けになったり腹ばいになったりというような姿勢をとってもらう必要がある。そのため、操作室2に居る検査者から検査台11上の被検者4に対してその旨の指示を与え、その指示通りに動いてもらわなければならない。
この検査者・被検者間のコミュニケーションのため、検査台11にモニタ装置(たとえば液晶ディスプレイ装置など)51が、コンソール21にモニタ装置(たとえば液晶ディスプレイ装置など)61がそれぞれ取り付けられている。これらモニタ装置51、61には、それぞれ、、ビデオカメラ(撮像装置)51、61、マイク53、63およびスピーカ54、64が取り付けられている。そして、これら検査台11のモニタ装置51、ビデオカメラ51、マイク53およびスピーカ54と、コンソール21のモニタ装置61、ビデオカメラ61、マイク63およびスピーカ64とは、通信装置7により相互に結ばれており、検査台11側とコンソール21側との間で、音声および映像の双方向通信が行われるようになっている。
したがって、このような双方向通信により、指示を与える検査者の顔がコンソール21側のビデオカメラ62でとらえられ、検査台11側のモニタ装置51に表示されることになるので、被検者4は検査者の顔を見ながらスピーカ54から流れる指示を聞くことができ、不安感が解消される。また、指示が理解できないときにはマイク53を通じて質問することもできるので、この点でも安心感が増加する。操作室2に居る検査者にとっても、X線防護窓31を通じて検査室1の内部を見るだけでは被検者4の表情などは分りにくいが、ビデオカメラ52で被検者4の顔の部分がとらえられその映像がモニタ装置61に表示されるため、不安感にかられているとか指示が分らなくてとまどっているとかの状態を理解でき、それに応じた対応をすることができる。結果として、被検者4の不安感を和らげ、かつ効率よく必要な姿勢をとってもらうことができる。
なお、上記の説明は一つの実施例にかかるもので、この発明がこの実施例の構成に限定されるわけではないことはもちろんである。X線管12、イメージインテンシファイア13、X線TVカメラ14、X線フィルム15などが備えられた検査台11の具体的構成、それに取り付けられるモニタ装置51、ビデオカメラ52、マイク53、スピーカ54の構成およびその取り付け位置などは種々の形態が可能である。
この発明にかかるX線検査装置によれば、検査台と遠隔操作用コンソールとの間で音声・映像の双方向通信を行うようにしたので、検査者・被検者間で音声だけでなく映像による双方向のコミュニケーションを行うことができ、その結果、被検者の検査を受けることの不安が軽減され、かつ被検者が検査者の指示により適切に応じることができ、検査の効率も改善される。
この発明の一実施例にかかるX線検査装置のブロック図。
符号の説明
1 検査室
2 操作室
3 X線遮蔽壁
4 被検者
7 通信装置
11 検査台
12 X線管
13 イメージインテンシファイア
14 X線TVカメラ
15 X線フィルム
21 遠隔操作用コンソール
31 X線防護窓
51、61 モニタ装置
52、62 ビデオカメラ
53、63 マイク
54、64 スピーカ

Claims (1)

  1. 被検者用検査台と、該検査台の被検者に向けてX線を照射するX線発生器と、被検者を透過したX線による画像をとらえるX線受像装置と、これら検査台、X線発生器およびX線受像装置を遠隔操作する遠隔操作用コンソールと、上記検査台に設けられたモニタ装置、撮像装置、マイクおよびスピーカと、上記コンソールに設けられたモニタ装置、撮像装置、マイクおよびスピーカと、これら検査台およびコンソール間でモニタ装置、撮像装置、マイクおよびスピーカを結び検査台およびコンソール間で音声および映像の双方向通信を行う通信装置とを備えることを特徴とするX線検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228387A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 計測装置、プログラム、断層撮影システムおよび断層撮影装置並びにネットワークシステム
JP2013150702A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc モニタ装置および磁気共鳴装置

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