JP2006068340A - 遊技機の防犯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 防犯装置自体への電源を必要とせずに、不正行為による遊技機の開放を検知し得る遊技機の防犯装置を提供する。
【解決手段】
本発明の遊技機の防犯装置は、中枠3が外枠2に対して開閉枢支される枠部材を備えるパチンコ機1に設置される防犯装置である。防犯装置は、衝撃に起因した歪みを生じることにより発電する圧電素子Pと、中枠3の開放動作により前記圧電素子Pに衝撃を与えるための、鉄球8、板バネ9及び板バネ係止片10からなる衝撃発生部とから構成される発電手段、及び該発電手段において発生した電圧を用いて中枠3が外枠2から開放した際の開放信号を発信するための発信手段Dとを備えている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に対して不正行為による枠開放が行われた場合に、その不正な枠開放を検知するための遊技機の防犯装置に関する。
パチンコ機等の遊技機は、ROM、RAM、CPU等の電子部品を実装して構成された制御基板を備えている。このROMには遊技機製造メーカーが作成した遊技機の制御プログラム等の情報が書き込まれている。遊技機はROMの情報に基づいて賞球払い出しの個数や大当たりの発生頻度等のゲーム性を制御している。一般に、制御基板は遊技機の裏側に設置されており、外枠から中枠を開放しなければ外部から制御基板に触れることができないように構成されている。
近年、閉店後の遊技店に侵入し、遊技機の外枠から中枠を不正に開放して、制御基板に実装された正規のROMを不正なプログラムを書き込んだROM(裏ROMと呼ばれている)に交換するという不正行為が増えている。このような不正行為を防止するためには、遊技機において交換された裏ROMを直ちに発見することが重要である。そこで、遊技機の中枠などが不正に開放されたことを的確に検出するための手段が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−9137号公報(図2、図3)
上記特許文献1に記載された方法は、遊技機に枠の開閉を検知するセンサを取り付け、前記センサを作動させるのに、遊技機の内部部品を作動させる電源とは別の電源を備えるものである。遊技店の閉店後は、遊技機の電源は全て切られているが、別の電源を備えていることから、翌日等にセンサにより枠の開放があったことを検知できる。
遊技店の閉店後は電力節約の為、遊技機設置島内の電源は全て切られるのが一般的である。しかし、上記特許文献1に記載の手段では、遊技機の電源を落とした状態であっても枠の開放を検知するセンサ専用に別の電源を準備する必要があり、その電源から遊技機の枠に設けたセンサへ配線が必要であるという問題があった。すなわち、各遊技機全てに、遊技機本体の配線とは別に配線を行うことは、遊技機設置島内部の配線が繁雑になってしまう。
また各遊技機には電源スイッチが設けられている。一つの島は一つのブレーカーによって管理されている。一般に遊技店では、枠に設けたセンサへの電源と、各遊技機への電源を管理する場合、一つのブレーカーで電源供給の入/切を管理することが多い。ブレーカーのスイッチを入/切して、センサの電源だけを「入」にして且つ各遊技機への電源を「切」にすることは不可能である。
そのため、センサへの電源を「入」として遊技機への電源を「切」とする場合には、各遊技機を一台毎に電源を落とすことになるので、その作業に非常に手間がかかるという問題がある。
本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであり、防犯装置自体への電源を必要とせずに、不正行為による遊技機の開放を検知し得る遊技機の防犯装置を提供することを目的とする。
本発明は、
(1)第一枠が第二枠に対して開閉枢支される枠部材を備える遊技機に設置される防犯装置であって、衝撃に起因した歪みを生じることにより発電する圧電素子、及び第一枠の開放動作により前記圧電素子に衝撃を与える衝撃発生部からなる発電手段と、該発電手段において発生した電圧を用いて第一枠が第二枠から開放した際の開放信号を発信可能な発信手段とを備えていることを特徴とする遊技機の防犯装置、
(2)衝撃発生部が、圧電素子に衝突させて歪みを加えるための衝突部材と、該衝突部材を支持し第一枠の開放動作に伴い振動することで、衝突部材が圧電素子に衝突するように形成された弾性部材とから構成してなる上記(1)記載の遊技機の防犯装置、
(3)前記第一枠が第二枠から開放しないように施錠するための施錠装置を備えており、第一枠の施錠を正規の手段で解錠した場合には、圧電素子が発電しないようにして開放信号を発信させないように構成してなる上記(1)又は(2)記載の遊技機の防犯装置、
(4)前記第一枠が第二枠から開放しないように施錠するための施錠装置を備えており、第一枠の施錠を正規の手段で解錠した場合に、弾性部材の振動を防止するための振動防止手段を備え、該振動防止手段により衝突部材が圧電素子へ衝突するのを防止して、圧電素子が発電しないように構成してなる上記(2)記載の遊技機の防犯装置、
(5)前記第一枠が第二枠から開放しないように施錠するための施錠装置を備えており、第一枠の施錠を正規の手段で解錠した場合に、衝突部材の圧電素子への衝突を防止するための衝突防止手段を備え、該衝突防止手段により衝突部材が圧電素子へ衝突するのを防止して、圧電素子が発電しないように構成してなる上記(2)記載の遊技機の防犯装置、
(6)前記施錠装置が鍵穴と連動して回転する回転体を備え、
該回転体の回転に連動して変位する弾性部材固定手段を備え、
該弾性部材固定手段は、前記施錠装置を施錠した状態では、前記弾性部材の固定を解除する位置に変位し、前記施錠装置を解錠した状態では、前記弾性部材を固定する位置に変位するように構成してなる上記(4)、(5)のいずれか1に記載の遊技機の防犯装置、
(7)前記施錠装置が鍵穴と連動して回転する回転体を備え、
該回転体の回転に連動して変位する圧電素子保護板を備え、
該圧電素子保護板は、前記施錠装置を施錠した状態では、前記圧電素子と衝突部材との間以外の位置に変位し、前記施錠装置を解錠した状態では、前記圧電素子と衝突部材との間の位置に変位するように構成してなる上記(5)に記載の遊技機の防犯装置、
を要旨とする。
本発明の遊技機の防犯装置は、圧電素子、及び第一枠の開放動作により前記圧電素子に衝撃を与える衝撃発生部からなる発電手段と、該発電手段において発生した電圧を用いて第一枠が第二枠から開放した際の開放信号を発信可能な発信手段とを備えていることにより、閉店後の遊技店のように遊技機設置島内に電源が供給されていない状況下でも、圧電素子が発生する電圧を用いて開放信号を発生させることができる。例えばこの開放信号の受信機をホールコンピュータに接続し、開放信号の受信状態を記録しておけば、遊技店閉店後に侵入して第一枠を開放して裏ロムに交換する不正行為を行った場合、枠開放の事実を確認することができ、裏ロムの発見等を容易に行うことができる。
本発明の遊技機の防犯装置は電源が不要であるから、電源から遊技機の枠に設けたセンサへ配線が不要であり、遊技機設置島内部の配線が繁雑になることがない。
また本発明の遊技機の防犯装置は開放信号の発信に電源を必要としないために、遊技店の閉店後は、従来通り遊技機設置島内の電源をブレーカーにより一括して落としても、不正行為を確認することが可能である。センサへの電源を「入」として遊技機への電源を「切」とする必要がないため、各遊技機を一台毎に電源を落とす作業にかかる手間を省ける。
また本発明の遊技機の防犯装置において、衝撃発生部を衝突部材と弾性部材とから構成し、弾性部材が衝突部材を支持し第一枠の開放動作に伴い振動することで衝突部材が圧電素子に衝突するように形成した場合、第一枠の開放動作により衝撃発生部で確実に衝撃を発生させて発電することができる。
また上記遊技機の防犯装置において、前記第一枠が第二枠から開放しないように施錠するための施錠装置を備えており、第一枠の施錠を正規の手段で解錠した場合には、圧電素子が発電しないようにして開放信号を発信させないように構成すると、遊技店の店員等が鍵を使用して中枠等の第一枠を開放する場合のように、正当な手段で第一枠を開放した場合には開放信号を発信しないから、不正行為の開放信号のみを検知することを確実に行うことができる。
また上記遊技機の防犯装置において、第一枠の施錠を正規の手段で解錠した場合に、弾性部材の振動を防止するための振動防止手段を備え、該振動防止手段により衝突部材が圧電素子へ衝突するのを防止して、圧電素子が発電しないように構成した場合、遊技店の店員等が鍵を使用して中枠等の第一枠を開放する場合のように、正当な手段で第一枠を開放した場合には信号を発信しないから、不正行為の開放信号のみを検知することを確実に行うことができる。
また上記遊技機の防犯装置において、第一枠の施錠を正規の手段で解錠した場合に、衝突部材の圧電素子への衝突を防止するための衝突防止手段を備え、該衝突防止手段により衝突部材が圧電素子へ衝突するのを防止して、圧電素子が発電しないように構成した場合、不正行為の開放信号のみを検知することを確実に行うことができる。
また上記遊技機の防犯装置において、前記施錠装置が鍵穴と連動して回転する回転体を備え、該回転体の回転に連動して変位する弾性部材固定手段を備え、該弾性部材固定手段は、前記施錠装置を施錠した状態では、前記弾性部材の固定を解除する位置に変位し、前記施錠装置を解錠した状態では、前記弾性部材を固定する位置に変位するように構成してなる場合、鍵を使用して枠体を開放した場合には、鍵穴に連動して弾性部材固定手段が弾性部材を固定する位置に変位するから、枠体を開放させる場合にも弾性部材が振動せず、開放信号が発生しない、従って不正行為における前枠開放のみを検知することが確実にできる。
また上記遊技機の防犯装置において、前記施錠装置が鍵穴と連動して回転する回転体を備え、該回転体の回転に連動して変位する圧電素子保護板を備え、該圧電素子保護板は、前記施錠装置を施錠した状態では、前記圧電素子と衝突部材との間以外の位置に変位し、前記施錠装置を解錠した状態では、前記圧電素子と衝突部材との間の位置に変位するように構成してなる場合、鍵を使用して枠体を開放した場合には、鍵穴に連動して圧電素子保護板が衝突部材と圧電素子との間の位置に変位するから、枠を開放させる場合にも衝突部材が圧電素子に衝突しないから開放信号が発生しない。従って不正行為における枠体開放のみを検知することが確実にできる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。本実施例では本発明の遊技機の一例としてパチンコ機を用いて説明する。図1は本発明の防犯装置が設けられるパチンコ機を示し、(a)は側面図、(b)は裏面図である。図2(a)は図1の外枠を裏面側から見た斜視図であり、図2(b)は図1の中枠及び前枠を裏面側から見た斜視図である。パチンコ機1は図1(a)、(b)に示すように、外枠2、中枠3、及び前枠4の3つの枠体から構成される。
図2(a)に示すように前記外枠2は、縦長方形に形成されていて、遊技機設置島(図示しない)に固定されるパチンコ機の外側の枠である。また図2(b)に示すように中枠3は、開口前面側の左側上下の支持部3a、3bが、前記外枠2の左側上下に設けられた軸支部2a、2bによって軸支されている。中枠3はパチンコ機1の左端に位置する軸支部2a、2bを支点として回動し、横開き状態に開閉可能に組み付けられている。図1(b)、図2(b)に示すように、中枠3の裏面側には各種の制御装置5(5a、5b、5c、5d)が取り付けられている。また図示しないが、中枠3の前面側には遊技盤が取り付けられている。
なお本発明において、特に断りがない場合、パチンコ機の「前側」とはパチンコ機の遊技盤を正面から見た場合の前面側を意味し、「裏側」とは背面側を意味する。また「左側」はパチンコ機を前側から見た場合に、向かって左側のことである。図1(b)、図2(a)、(b)はパチンコ機を裏側から見た図であるから、パチンコ機の「左側」は図中では右側である。
前枠4は開口前面側の左端側が前記中枠3に対して回動自在に軸支されている。図2では記載を省略したが、前枠4は、左側上下の支持部が、前記中枠3の左側上下の保持部によって軸支され、該保持部を支点として回動し、横開き状態に開閉可能に組み付けられている。また前枠4には、遊技盤を透視保護するためのガラス枠が設けられている。また、上記中枠3の下部には下球皿、打球発射装置等が装着され、中枠3の後側には機構セット板が組付けられ、その後側には、球タンク、及び各種の球経路、払出部等の裏面部品が装着セットされている。
図2に示すように中枠3の右側の端部付近の裏面には施錠装置6が取り付けられる。図3はパチンコ機1の施錠装置の一例を示す分解斜視図である。この施錠装置6は、(A)外枠2に対して中枠3を閉じた位置に固定して開放しないように施錠する第一の施錠機構、及び、(B)中枠3に対して前枠4を閉じた位置に固定して開放しないように施錠する第二の施錠機構と、(C)両方の施錠機構に共通するシリンダ錠6cとを備えている。施錠装置6は、シリンダ錠6cに挿入した鍵6dの回転方向によって、上記第一の施錠機構、第二の施錠機構の解錠を選択できるように構成されている。
上記第一の施錠機構は、図3に示すように、縦長で水平断面がL字型の板状体からなる基体61の上下端部に中枠係止用鉤部材62a、62aが軸支され、さらにこれらの上下の中枠係止用鉤部材62a、62aを連結する連結杆63aが設けられている。
中枠係止用鉤部材62a、62aは、通常の状態では、スプリング等により常に上方に付勢されるように形成されている。シリンダ錠6cの錠軸65にカム板66が軸着されている。連結杆63aには、前記カム板66の端部66aが当接する中枠解錠片67aが設けられている。
連結杆63aは、中枠係止用鉤部材62a、62aが基体61に対して軸支される軸部よりも後端側(パチンコ機を正面から見た場合には前側)にて上下の中枠係止用鉤部材62a、62aを連結しており、連結杆3aを上方に押し上げると、両中枠係止用鉤部材62a、62aの端部(先端側)は下方に移動するように構成されている。
また図1(b)、図2(a)に示すように、外枠2の右側端部の所定の位置に、前記中枠係止用鉤部材62a、62aを上方に付勢された状態で係止させるための係止片64a、64aが設けられている。また施錠装置6には錠軸65に回転体7が連接されている。回転体7は、施錠装置6の鍵6dの回動と連動して回転するように構成されている。
上記第一の施錠機構のうち、中枠係止用鉤部材62a以外の部材は、全て中枠の裏面側に設けられ、シリンダ錠6cは中枠及び前枠に設けた貫通孔(図示せず)を介して前枠の前面に臨んでいる。
上記第二の施錠機構は、図3に示すように、前枠係止用鉤部材62b、62bが前記第一の施錠機構とは反対側のパチンコ機1の前面側に突出するように、基体61の上下の所定の位置に軸支される。この上下の位置は、前枠4の上下端部付近の位置となるように設けられる。さらに前枠係止用鉤部材62b、62bは連結杆63bによって連結されており、第一の施錠機構と同様にスプリング等により常に上方に付勢されるように形成されている。
連結杆63bは、前枠係止用鉤部材62b、62bが基体61に対して軸支される軸部よりも前端側(パチンコ機を正面から見た場合には前側)にて上下の前枠係止用鉤部材62b、62bを連結しており、連結杆63bを下方に押し下げると、両前枠係止用鉤部材62b、62bの端部(先端側)も下方に移動するように構成されている。
前記連結杆63bには、回転板7に設けた突起片14によりスライド部材15を介して押し下げられる前枠解錠片67bが形成されている(図6(a)、(b)、図7(a)、(b)参照。)。
前枠係止用鉤部材62b、連結杆63b、解錠片67bは、中枠の前面側に設けられ、前枠解錠片67bは、開口部13を介して中枠の裏面側に突出している。
また、特に図示しないが、前枠4の右側端部の所定の位置には、前記前枠係止用鉤部材62b、62bを上方に付勢された状態で係止させるための係止片が設けられている。
施錠装置6において、シリンダ錠6cの鍵穴に鍵6dを差込んで遊技機前面から見て右回り(時計回り)に回転させると、シリンダ錠6cの錠軸65に軸着されたカム板66が回動し、端部66aが中枠解錠片67aに当接して連結杆63aを上方に押し上げるように作動し、このことで中枠係止用鉤部材62a、62aが下方に移動する。中枠係止用鉤部材62a、62aが上方へ付勢されていて係止片64a、64aに対して係合した状態が解除され、中枠3を開放することができる。
またシリンダ錠6cの鍵6dを遊技機前面から見て左回り(反時計回り)に回転させると、図7(b)に示すように回転体7の突起片14がスライド部材15を押し下げ、該スライド部材15が前枠解錠片67bを押し下げ、前枠解錠片67bが連結杆63bを下方に押し下げ(図3参照)、連結杆63bの端部の前枠係止用鉤部材62b、62bを下方に押し下げ、前枠係止用鉤部材62b、62bが上方へ付勢されていて係止片(図示せず)に対して係合した状態が解除され、前枠4を中枠3から開くことができる。
図4(a)〜(d)に本発明の第一実施形態として、中枠用の防犯装置の実施例を示す。なお、図4(a)〜(d)はパチンコ機を裏側から見た図である。中枠用の防犯装置では、第一枠が中枠であり第二枠は外枠である。防犯装置は中枠3の裏面側に取り付けられる。防犯装置は、図4(a)及び図5(a)に示すように、衝撃に起因した歪みを生じることにより発電する圧電素子P、及び中枠3の開放動作により前記圧電素子Pに衝撃を与える衝撃発生部からなる発電手段と、該発電手段において発生した電圧を用いて中枠3が外枠2から開放した際の開放信号を発信可能な発信手段Dとを備えている。
衝撃発生部は、図4(a)〜(d)に示すように、圧電素子Pに衝突させて歪みを加えるための衝突部材としての鉄球8と、該鉄球8を支持し中枠3の開放動作に伴い振動することで、鉄球8が圧電素子Pに衝突するように形成された弾性部材としての板バネ9とから構成されている。板バネ9は上部先端近くに鉄球8が取り付けられ、下方が折り曲げられている。図4(d)に示すように板バネ9の折り曲げ部から下の部分が施錠装置の基体61の裏面に接合されている。一方板バネ9の鉄球8の取付部及び先端部を含む折り曲げ部から上は、図5(a)に示すように、圧電素子Pと間隔を有するように取り付けられている。
更に衝撃発生部において中枠開放動作により板バネを振動させるための機構として、図5(a)〜(d)に示すように、外枠2の右側の側壁内面の所定の位置に、板バネ係止片10が取り付けられている。板バネ係止片10は図5(a)〜(d)に示すように、先端が鈎状に形成され、板バネ9の先端を係止できる形状に形成されていて、中枠の開放動作により板バネ9が振動することで、鉄球8が圧電素子Pに衝撃を与える。
図5(a)に示すように、中枠3が外枠2に対して閉鎖されている状態では、板バネ9の先端は外枠2に固定された板バネ係止片10によって係止されている。図5(b)に示すように、一定距離H1まで外枠2から中枠3を開放させると、板バネ9は先端が板バネ係止片10により係止されているため、弾性により撓んだ状態となる。
図5(c)に示すように更に外枠2から中枠3を開放して、所定の距離H2まで開放すると、板バネ9の先端が板バネ係止片10の先端から外れて、板バネ9は撓みが戻る力によりパチンコ機1の前後方向(図中では左右方向)に振動する。板バネ9が前後に振動すると、板バネ9に取り付けられている鉄球8が圧電素子Pに衝突して衝撃を与える。この衝撃により、圧電素子Pが歪むことで発電する。発生した電圧は、圧電素子Pに接続された発信手段Dに供給され、発信手段Dは開放信号を発信する。
中枠3を外枠2に閉じた場合は、図5(a)に示すように、板バネ9の先端が板バネ係止片10の先端の鈎状部に係止された状態に戻る。
圧電素子Pは、鉄球の衝突の衝撃による機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換可能な素子であれば良く、無機系、有機系のものが利用できる。例えばPZT(piezoelectric ceramics)系の圧電セラミックス素子が挙げられる。圧電セラミックス素子は、多結晶体に直流高電圧を印加し残留分極を発生させて圧電性を持たせた素子である。
発信手段Dは、圧電素子Pによって電圧が発生した場合、その電圧を利用して、開放信号を発信するように回路が形成されている。発信手段Dは、該発信手段Dから発信される開放信号がホールコンピュータに接続された受信機によって受信されるように形成されている。
また図4に示す防犯装置には、施錠装置6を正規の手段で(鍵6dを使用して)中枠3の施錠を解錠した場合には、圧電素子Pが発電しないようにして開放信号を発信させないようにするためのロック手段が設けられている。ロック手段は、図4(a)〜(d)に示すように、施錠装置6に連動する回転体7に取り付けられて上下に移動可能であり板バネ9の振動を防止するためのクランク11と、該クランク11の動きをガイドする案内部材12とから構成されている。クランク11は、長尺な板状体からなり中程にガイド部11aが設けられ、下端がL字状の固定部11bとして形成されている。また、案内部材12は、前記クランクのガイド部11aが係合するガイド溝12aが設けられている。
図4(a)、(c)は、施錠装置6を施錠した状態を示し、図4(b)、(d)は施錠装置6を鍵6dを使用して解錠した状態を示す。図4(a)、(c)に示すように施錠装置6を施錠した状態(通常の中枠3と外枠2を閉鎖した状態である。)では、クランクの固定部11bが板バネ9の固定を解除する位置に変位している。クランク11の先端の固定部11bは板バネ9の上方に退避して、板バネ9を全く覆わない状態に位置している。
これに対し図4(b)、(d)に示すように、施錠装置6の中枠3の施錠を鍵を使用して解錠した状態(正規の手段で解錠した状態である。)では、クランクの固定部11bは板バネ9の遊技機裏面側の板バネ係止片10側の位置に変位している。施錠装置6のシリンダ錠6cの鍵穴に鍵6dを差込んでパチンコ機1前面から見た場合の時計方向に回転させて解錠すると、同図に示すように、第一の施錠機構の係止片62、62が下方に移動し外枠2に設けた係止片64、64から外れる。同時に鍵穴に連動して回転する回転体7も、シリンダ錠6cに連動して反時計方向(遊技機裏面から見た場合、図中矢印R方向)に回転する。回転体7に接続されたクランク11は案内部材12のガイド溝12aに係合し、先端の固定部11bが斜め下方に移動する。
なお図4(b)、(d)に示すように、このときクランク11の下端の固定部11bは、板バネ9の上側を覆うように位置するが、板バネ9の上端はカバーしないように形成されている。そのため、クランク11が板バネ係止片10による板バネ9上端の係止を妨げない。
図5(d)に施錠装置の鍵6dを回動させて解錠して中枠3を外枠2から開放した状態を示す。同図に示すように鍵6dを使用して解錠すると回転体7が回転しクランク11の固定部11bが板バネ9の上部を覆って、板バネ9の動きが制限された状態になる。この状態で中枠3を開放すると、板バネ係止片10が板バネ9の上端を引っ張ることができずに板バネ係止片10の係止が外れる。つまり板バネ9が撓むことなく板バネ係止片10が板バネ9から外れてしまうから板バネ9は振動しない。板バネ9の先端が多少撓むことがあっても、板バネ9自体が振動する程の撓みは生じない。板バネ9の振動が防止されると、板バネ9に設けられた鉄球8が圧電素子Pに衝突することが防止される。圧電素子Pに鉄球8が衝突しないので発電しないから、中枠3を開放しても開放信号は発生しない。
これに対し施錠装置の鍵6dを使用しないで中枠を開放させた場合には、図5(a)〜(c)を用いて説明した通り、鍵を使用しないと回転体7が回転しないために、クランクの固定部11bによって板バネ9が固定されないので、中枠開放の際の開放信号を発信することができる。なお鍵を使用せずに中枠2を不正に開放させるには、特殊工具などを使用して、中枠3の中枠係止用鉤部材62a、62aと外枠2の係止片64,64との係合を外す場合が想定される。
図6(a)、(b)、図7(a)、(b)は本発明の第二実施形態であり、前枠用の防犯装置の実施例を示す。なお、図6(a)、(b)、図7(a)、(b)はパチンコ機を裏側から見た図である。前枠用の防犯装置では、第一枠が前枠であり第二枠が中枠となる。この防犯装置は図6(a)及び図7(a)に示すように、圧電素子P、鉄球8、板バネ9等からなる発電手段、発信手段Dが中枠3の裏面側に取り付けられている。そして、前記板バネ9の上端付近を係止する板バネ係止片10が前枠4の裏面側に取り付けられていて、中枠3よりもパチンコ機前面側から板バネ9を引っ張り撓みを加えるように構成されている。
図7(a)に示すように板バネ係止片10は、中枠3の開口部13を介して、中枠裏面側に取り付けられた板バネ9を係止するように構成されている。板バネ係止片10は、先端が鉤状であり、板バネ9の先端付近を側面方向からひっかけて係止するように形成されている。
図6(a)及び図7(a)に示すように、回転体7は該回転体7の側面から突出するように突起片14が延設されている。回転体7は突起片14が、上下にスライド可能に取り付けられたスライド部材15を押し下げ可能に形成されている。スライド部材15は前枠解錠片67bを下方に押し下げるための解錠部15a、及び板バネ9の上端を固定するための固定部15bが設けられている。
前枠を閉鎖した状態では、前枠係止用鉤部材62b、62bは常に上方に押し付けられた状態である。前枠解錠片67bは、前記前枠係止用鉤部材62bに連動して上方に押し付けられている。その結果、前枠4が閉鎖した状態ではスライド部材15はスプリング等によって、上方に押し付けられた状態となっている。
図8(a)〜(d)は図6及び図7に示す防犯装置の第二実施形態の作用の説明図である。まず図8(a)に示すように、中枠3と前枠4が閉鎖されている状態では、板バネ9の先端は前枠4に固定された板バネ係止片10によって係止されている。そして図8(a)は施錠装置6を施錠した状態であり、板バネ9を固定するスライド部材15は、板バネ9の上方の位置に変位していて、板バネ9が自由に振動できる状態にある。
この前枠4が中枠3に施錠された状態から、図8(b)に示すように板バネ9を固定せずに一定距離H3まで前枠4を開放させると、板バネ9は先端が板バネ係止片10により係止されているため、弾性により撓んだ状態となる。なお、この状態は、鍵を使用せずに、特殊工具等で、前枠解錠片67bを押し下げて不正な手段で前枠4を開放する場合である。
次いで図8(c)に示すように、更に中枠3から前枠4を開放して、所定の距離H4まで開放すると、板バネ9の先端が板バネ係止片10の先端から外れて、板バネ9は撓みが戻る力により、パチンコ機1の前後方向(図中では左右方向)に振動する。板バネ9がパチンコ機1の前後方向に振動すると、板バネ9に取り付けられている鉄球8が圧電素子Pに衝突して衝撃を与え、圧電素子Pが発電し、発信手段Dが開放信号を発信する。なお、前枠4を中枠3に押し込んで閉鎖すると、板バネ9の弾性によって、板バネ9の上端部が板バネ係止片10の先端の鉤錠部に係止された状態に戻る。
鍵を使用して(正規の手段で)解錠して前枠を開放する場合は、図6(b)、図7(b)、図8(d)に示すように、板バネ9の上端がスライド部材15の固定部15bに固定された状態で、前枠4は中枠3から開放される。シリンダ錠6cの鍵穴に鍵6dを差込んでパチンコ機前面から見て反時計方向に回して解錠すると、同図に示すように、回転体7がシリンダ錠6cに連動して回動し、パチンコ機前面から見た場合反時計回りに回転する(図6及び図7はパチンコ機裏面から見た状態を示しているので、図中では回転体7は時計回りに回転する。)と、回転体7の突起片14が、スライド部材15を押し下げる。スライド部材15は前枠解錠片67bを押し下げて、前枠解錠片67bに連設されている前枠係止用鉤部材62bが下方に移動して、前枠4の後側に設けた係止片から外れて、前枠4が中枠3から開放される。
このとき、下降したスライド部材15は固定部15bの先端が板バネ9の先端を保持して固定する位置に変位して、板バネ9の動きをロックした状態となる。この状態で前枠4を開放しても、図8(d)に示すように、板バネ係止片10は板バネ9の上端を引っ張らずに係止状態が外れることになる。その結果、板バネ9に撓みが与えられないので板バネ9は振動せず、鉄球8は圧電素子Pに衝突しないので発電できないから、発信手段Dは開放信号を発しない。
図9〜図11は、第一実施態様の変形例であり、中枠の不正開放に対する防犯装置の実施例である。第一実施態様との相違点は、第一実施態様では図4に示すようにクランク11の固定部11bが板バネ9の後方の外枠2側に位置して板バネ係止片10により引っ張られるのを防止しているのに対し、図9(b)、図10(b)に示すように、鍵を使用して解錠した場合には、クランク11の先端の衝突防止部11dが圧電素子Pと鉄球8との間に位置するように変位して、鉄球8が圧電素子Pに衝突するのを防止するようにして、圧電素子が発電しないように構成したものである。また、施錠装置を施錠した状態では、図9(a)、図10(a)に示すように、クランク11は斜め上方の位置に変位して衝突防止部11dが圧電素子Pと鉄球8との間から退避した状態にある。
図11(a)に示すように、施錠装置を施錠して中枠3を閉鎖した状態では、クランク11の衝突防止部11dは、鉄球8が圧電素子Pに衝突するのを妨げない位置に変位しているから、施錠装置を解錠せずに不正な手段で中枠を開放しようとした場合、図11(b)に示すように、板バネ9は板バネ係止片10によって撓みが生じて振動し、鉄球8が圧電素子Pに衝突し発電し開放信号が発信手段Dより発信される。
これに対し鍵を使用して解錠してから中枠を開放する場合には、図9(b)、図10(b)及び図11(c)に示すように、鍵6dを回転させると中枠係止用鉤部材62aの係止が外れると共に、鍵6dに連動して回転体7が回転しクランク11が斜めに下降して、クランク11の下端の衝突防止部11dが、鉄球8と圧電素子Pとの中間に位置する。中枠3が開放することで、外枠2に固定された板バネ係止片10が、板バネ9の先端に撓みを与え振動が生ずる。しかし、クランク11の衝突防止部11dが、鉄球8と圧電素子Pの間に位置して鉄球8の圧電素子Pに対する衝突を防止し、圧電素子Pが発電せず開放信号は発信されない。従って、鍵を使用して正規の手段で解錠した場合には、衝突防止手段により衝突部材が圧電素子へ衝突するのを防止して圧電素子が発電せず開放信号が発信されず、不正行為によって中枠を開放した場合のみ、開放信号が発信されるから、不正行為における中枠開放のみを容易に検知できる。
図12〜図14は、第二実施形態様の変形例であり、前枠の不正開放に対する防犯装置の実施例である。第二実施態様(図6〜図8)との相違点は、第二実施態様では例えば図7(b)に示すように、スライド部材15の固定部15bが板バネ9の先端を保持して固定する位置に変位して、板バネ9の動きをロックした状態としているのに対し、図12(b)、図13(b)に示すように、鍵を使用して解錠した場合には、板部材16が鉄球8と圧電素子Pとの間に位置するように変位して、鉄球8が圧電素子Pに衝突するのを防止するように構成して、圧電素子が発電しないように構成したものである。
図12(a)、(b)、図13(a)、(b)に示すように、板部材16は図中左側に傾斜面16aが設けられ、底面がスライド溝17を図中左右水平方向に移動するように形成されされている。また回転体7の突起片14に連動するスライド部材15が、前枠解錠片67bを下方に押し下げるための解錠部15a、及び前記板部材16の傾斜面16aに当接する板部材当接部15eを備えている。スライド部材15が回転体7の突起片14によって下方にスライドすると、板部材当接部15eは板部材16の斜面に作用して、板部材16はスライド溝17に沿って鉄球8側に(図中右水平方向に)移動する。
なお、板部材16は前枠4を施錠した状態では、図12(a)に示すように、スプリングなどによって、図中左側に付勢されるように形成されている。
図12(a)、図13(a)に示すように、施錠装置を施錠して中枠3を閉鎖した状態では、板部材16は、鉄球8と圧電素子Pとの間から退避して、鉄球8が圧電素子Pに衝突するのを妨げない位置に変位している。この状態から不正な手段で中枠を開放しようとした場合、板バネ9は板バネ係止片10によって撓みが生じて振動し、鉄球8が圧電素子Pに衝突し発電し、開放信号が発信手段Dより発信される。
図12(b)、図13(b)及び図14に示すように、鍵を使用して解錠した後、前枠を開放する場合には、鍵を回転させると前枠係止用鉤部材の係止が外れると共に、鍵に連動して回転体7が回転しスライド部材15が下降して、板部材当接部15eが板部材16の傾斜面16aに当接し、該板部材16をスライド溝17に沿って移動させて鉄球8と圧電素子Pとの間に変位させる。
前枠4を開放すると、図14に示すように、前枠4に固定された板バネ係止片10が、板バネ9の先端を引っ張ることになり、前枠4を所定量以上開放し、板バネ係止片10が外れて板バネ9が振動しても、板部材16が鉄球8と圧電素子Pとの間に位置するから、鉄球8の圧電素子Pに対する衝突が防止されて、発電が起こらず発信手段Dから開放信号は発信されない。このように正規の手段で解錠して前枠4を開放した場合には開放信号が発信されず、不正行為によって前枠4を開放した場合のみ、開放信号が発信されるから、不正行為における前枠4の開放を容易に検知できる。
図15〜図17は、第一実施態様の変形例であり、中枠の不正開放に対する防犯装置の実施例である。第一実施態様との相違点は、図15(b)、図16(b)に示すように、板バネ9の折り曲げ部から下の部分が、基体61に直接的に接合されているのではなく、板バネ支持部材18に接合されており、鍵を使用して解錠した場合には、板バネ支持部材18が下方に移動し、図17(c)に示すように、板バネ9に対する板バネ係止片10の係止状態が外れるようにし、板バネ9が振動しないようにして、圧電素子Pを発電しないように構成したものである。なお板バネ9は、施錠装置を施錠した状態では、図17(a)に示すように、板バネ係止片10が板バネ9の上端を係止して、不正行為によって中枠3を開放した場合は、板バネ9が振動するように構成されている。
図15(a)及び図16(a)に示すように、板バネ9は折り曲げ部から下の部分が板バネ支持部材18の支持部18aに固定されている。板バネ支持部材18は、スプリング等(特に図示しない)を用いて上方に付勢されている。回転体7には回転に応じて上下するようにクランク11が取り付けられている。クランク11の下端が板バネ支持部材18の上端に当接しており、クランク11が下降すると板バネ支持部材18も下降するように構成されている。
図17(a)に示すように、中枠3を閉鎖した状態では、板バネ支持部材18は上方に付勢されており、鉄球8が圧電素子Pに衝突する位置に変位していて、板バネ係止片10が板バネ9の先端を係止している。この状態から不正な手段で中枠を開放しようとした場合、図17(b)に示すように、板バネ9は板バネ係止片10によって撓みが生じて振動し、鉄球8が圧電素子Pに衝突し発電し発信手段Dより開放信号が発信される。
これに対し鍵を使用して解錠してから中枠を開放する場合には、図15(b)、図16(b)及び17(c)に示すように、鍵6dを回転させると中枠係止用鉤部材62aの係止が外れると共に、鍵6dに連動して回転体7が回転しクランク11が下降して、クランク11の下端に当接した板バネ支持部材18を下方に押し下げる。板バネ支持部材18には板バネ9が固定されているから、板バネ9もいっしょに下降する。その結果、板バネ9から板バネ係止片10の係止が外れると共に、板バネ9に固定された鉄球8も圧電素子Pと衝突しない位置に退避する。
このように鍵を使用して中枠3を開放すると、外枠2に固定された板バネ係止片10の係止が外れているので、中枠3を開放しても板バネ9の先端に撓みが加わらず、板バネ9は振動せず、開放信号は発生しない。正規の手段で解錠した場合には、板バネ支持部材18が変位して板バネ9が板バネ係止片10に係止された状態を解除して、板バネ9を振動しないように構成し圧電素子Pが発電せず開放信号を発信しないようにし、不正行為によって中枠を開放した場合のみ、開放信号が発信されるように構成し、不正行為における中枠開放のみを容易に検知するように構成することができる。
図18〜図20は、第二実施形態の変形例であり、前枠の不正開放に対する防犯装置の実施例である。第二実施態様(図6〜図8)との相違点は、図18(b)、図19(b)に示すように、板バネ9の折り曲げ部から下の部分が、基体61に直接的に接合されているのではなく、板バネ支持部材18に接合されており、鍵を使用して解錠した場合には、板バネ支持部材18が下方に移動して板バネ支持部材18に取り付けられた板バネ9も下方に変位するから、板バネ9と板バネ係止片10の係止が外れて板バネ9が振動せず、圧電素子Pが発電しないように構成したものである。なお板バネ9は、施錠装置を施錠した状態では、図18(a)に示すように、板バネ係止片10が板バネ9の上部を係止して、前枠4の開放によって板バネ9が振動するように構成されている。
図18(a)に示すように、板バネ9は折り曲げ部ら下の部分が板バネ支持部材18に固定されている。板バネ支持部材18は、スライド部材15と一体に形成されている。板バネ支持部材18は、スプリング等(特に図示しない)を用いて上方に付勢されている。図18(b)及び図19(b)に示すように、回転体7が回動して突起片14がスライド部材15を押し下げると、スライド部材15と一体に形成された板バネ支持部材18も一緒に下降して板バネ9が下降する。
前枠4を閉鎖した状態では、板バネ支持部材18は上方に付勢されており、鉄球8が圧電素子Pに衝突する位置に変位していて、板バネ係止片10が板バネ9の上方を係止している(図18(a)、図19(a)参照)。不正な手段で前枠4を開放しようとした場合は、板バネ9は板バネ係止片10によって係止されているため撓みが生じて振動し、鉄球8が圧電素子Pに衝突し発電し発信手段Dより開放信号が発信される。
これに対し鍵を使用して解錠してから前枠4を開放する場合には、図18(b)、図19(b)及び図20(b)に示すように、鍵6dを回転させると前枠係止用鉤部材62bの係止が外れると共に、鍵6dに連動して回転体7が回転し突起片14がスライド部材15を下方に押し下げる。スライド部材15と板バネ支持部材18は一体であるから、板バネ支持部材18も下方に押し下げられ、板バネ支持部材18には板バネ9が固定されているから、板バネ9もいっしょに下降し、板バネ9に対する板バネ係止片10の係止が外れると共に、板バネ9に固定された鉄球8も圧電素子Pと衝突しない位置に退避する。
このように鍵を使用して前枠4を開放すると、板バネ9が下降した状態となって板バネ係止片10の係止が外れているので、前枠4を開放しても板バネ9の先端に撓みが加わらず板バネ9は振動しないので開放信号は発生しない。このように正規の手段で解錠した場合には、板バネ支持部材が変位して板バネが板バネ係止片に係止された状態を解除して、板バネを振動しないように構成して圧電素子で発電させないようにして開放信号を発信しないようにし、不正行為によって前枠を開放した場合のみ、開放信号が発信されるように構成したので、不正行為における前枠開放を容易に検知できる。
本実施例では遊技機の一例としてパチンコ機を挙げて説明したが、本発明はスロットマシンに適用することができる。スロットマシンの場合には、本発明の第一枠は前枠であり、第二枠は筐体である。
また本実施例では、カム板66に対して回転体7を別体に設けているが、回転体7をカム板66と兼用とすることができる。この場合、カム板66に突起片14を設けるか、又はカム板66の端部66aが突起片14の機能を有するように形状を適宜変更させればよい。
本発明の防犯装置が用いられるパチンコ機を示し、(a)は、側面図であり、(b)は、裏面図である。 (a)は図1のパチンコ機の外枠を裏面側から見た斜視図であり、(b)は図1のパチンコ機の中枠及び前枠を裏面側から見た斜視図である。 パチンコ機の施錠装置の一例を示す分解斜視図である。 (a)、(b)は本発明の防犯装置の第一実施形態を示す正面図であり、(c)、(d)は斜視図であり、(a)、(c)はクランクが解除位置にある状態を示し、(b)、(d)はクランクが固定位置にある状態を示す。 (a)〜(d)は図4の防犯装置の作用を説明するための説明図である。 本発明の防犯装置の第二実施形態を示し、(a)は固定部が解除位置にある状態を示す正面図であり、(b)は固定部が固定位置にある状態を示す正面図である。 (a)は図6(a)の斜視図であり、(b)は図6(b)の斜視図である。 (a)〜(d)は第二実施形態の作用の説明図であり、(a)は中枠と前枠が閉鎖されている状態を示し、(b)は板バネを固定せずに一定距離まで中枠を開放させた状態を示し、(c)は板バネを固定させずに中枠を開放させた状態を示し、(d)は板バネを固定して中枠を開放させた状態を示す。 本発明の防犯装置の第一実施形態の変形例を示す正面図であり、(a)は鍵未使用の状態を示し、(b)は鍵使用の状態を示す。 (a)は図9(a)の斜視図であり、(b)は図9(b)の斜視図である。 (a)〜(c)は図9の防犯装置の作用を説明するための説明図である。 本発明の防犯装置の第二実施形態の変形例を示す正面図であり、(a)は鍵未使用の状態を示し、(b)は鍵使用の状態を示す。 (a)は図12(a)の斜視図であり、(b)は図12(b)の斜視図である。 図12の防犯装置の作用を説明するための説明図である。 本発明の防犯装置の第一実施形態の変形例を示す正面図であり、(a)は鍵未使用の状態を示し、(b)は鍵使用の状態を示す。 (a)は図15(a)の斜視図であり、(b)は図15(b)の斜視図である。 (a)〜(c)は図15の防犯装置の作用を説明するための説明図である。 本発明の防犯装置の第二実施形態の変形例を示す正面図であり、(a)は鍵未使用の状態を示し、(b)は鍵使用の状態を示す。 (a)は図18(a)の斜視図であり、(b)は図18(b)の斜視図である。 (a)、(b)は、図18の防犯装置の作用を説明するための説明図である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 外枠
2a、2b 軸支部
3 中枠
3a、3b 支持部
4 前枠
5 制御装置(5a、5b、5c、5d)
6 施錠装置
6c シリンダ錠
6d 鍵
7 回転体
8 鉄球(衝突部材)
9 板バネ(弾性部材)
10 板バネ係止片
11 クランク
11a ガイド部
11b 固定部
11d 衝突防止部
13 開口部
14 突起片
15 スライド部材
15a解錠部
15b固定部
15e板部材当接部
16 板部材
16a傾斜面
17 スライド溝
18 板バネ支持部材
P 圧電素子
D 発信手段
62a中枠係止用鉤部材
62b前枠係止用鉤部材
65 錠軸
67a中枠解錠片
67b前枠解錠片

Claims (7)

  1. 第一枠が第二枠に対して開閉枢支される枠部材を備える遊技機に設置される防犯装置であって、衝撃に起因した歪みを生じることにより発電する圧電素子、及び第一枠の開放動作により前記圧電素子に衝撃を与える衝撃発生部からなる発電手段と、該発電手段において発生した電圧を用いて第一枠が第二枠から開放した際の開放信号を発信可能な発信手段とを備えていることを特徴とする遊技機の防犯装置。
  2. 衝撃発生部が、圧電素子に衝突させて歪みを加えるための衝突部材と、該衝突部材を支持し第一枠の開放動作に伴い振動することで、衝突部材が圧電素子に衝突するように形成された弾性部材とから構成してなる請求項1記載の遊技機の防犯装置。
  3. 前記第一枠が第二枠から開放しないように施錠するための施錠装置を備えており、第一枠の施錠を正規の手段で解錠した場合には、圧電素子が発電しないようにして開放信号を発信させないように構成してなる請求項1又は2記載の遊技機の防犯装置。
  4. 前記第一枠が第二枠から開放しないように施錠するための施錠装置を備えており、第一枠の施錠を正規の手段で解錠した場合に、弾性部材の振動を防止するための振動防止手段を備え、該振動防止手段により衝突部材が圧電素子へ衝突するのを防止して、圧電素子が発電しないように構成してなる請求項2記載の遊技機の防犯装置。
  5. 前記第一枠が第二枠から開放しないように施錠するための施錠装置を備えており、第一枠の施錠を正規の手段で解錠した場合に、衝突部材の圧電素子への衝突を防止するための衝突防止手段を備え、該衝突防止手段により衝突部材が圧電素子へ衝突するのを防止して、圧電素子が発電しないように構成してなる請求項2記載の遊技機の防犯装置。
  6. 前記施錠装置が鍵穴と連動して回転する回転体を備え、
    該回転体の回転に連動して変位する弾性部材固定手段を備え、
    該弾性部材固定手段は、前記施錠装置を施錠した状態では、前記弾性部材の固定を解除する位置に変位し、前記施錠装置を解錠した状態では、前記弾性部材を固定する位置に変位するように構成してなる請求項4、5のいずれか1に記載の遊技機の防犯装置。
  7. 前記施錠装置が鍵穴と連動して回転する回転体を備え、
    該回転体の回転に連動して変位する圧電素子保護板を備え、
    該圧電素子保護板は、前記施錠装置を施錠した状態では、前記圧電素子と衝突部材との間以外の位置に変位し、前記施錠装置を解錠した状態では、前記圧電素子と衝突部材との間の位置に変位するように構成してなる請求項5に記載の遊技機の防犯装置。
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