JP2006072012A - コリメート装置、コリメート装置調整治具、コリメート装置調整方法及び光学装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光の焦点及び照射角度を簡易且つ確実に調整可能なコリメート装置、コリメート装置調整治具、コリメート装置調整方法ならびに光学的精度の高い光学装置を提供する。
【解決手段】レーザダイオードを固定するスリーブ2をレーザダイオードから発せられる光の光軸方向に移動させることにより、レーザダイオードとレンズホルダ5に固定されたコリメートレンズとの距離を調整可能に構成されたスリーブホルダ4と、スリーブホルダ4を前記の光軸と直交する方向に移動させることによりレーザダイオードとコリメートレンズの相対位置を調整可能に構成されたレンズホルダ5とを設ける。
【選択図】図2
【解決手段】レーザダイオードを固定するスリーブ2をレーザダイオードから発せられる光の光軸方向に移動させることにより、レーザダイオードとレンズホルダ5に固定されたコリメートレンズとの距離を調整可能に構成されたスリーブホルダ4と、スリーブホルダ4を前記の光軸と直交する方向に移動させることによりレーザダイオードとコリメートレンズの相対位置を調整可能に構成されたレンズホルダ5とを設ける。
【選択図】図2
Description
本発明は、光源から発せられる光の焦点ならびに照射角度の調整を行うためのコリメート装置、このコリメート装置用の調整治具及び調整方法に関する。
光源とコリメート装置との組み合わせを複数有する光学装置には、複数の種類が存在し、この光学装置の一例としてはバイオセンサ等が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
図10は、上記のような光学装置(インスリンチップセンサ等のバイオセンサを含む)の一例を示す図である。
光学装置100は、筐体101と、光源としてのレーザダイオードとコリメートレンズとを備えるコリメート装置102と、アパーチャ103と試料載置部105と、この内部に載置された試料106と、裏面が鏡面処理されたカバー107と、受光部108とからなる。
上記のコリメート装置102から発せられたレーザ光104はアパーチャ103により集光径が調整され、試料106に到達し、一部は反射され(図中の104a)、その他の一部(図中の106b)は試料106を通過し、カバー107の裏面で全反射されながら再び試料106を通過し、受光部108により受光される。
特開平9−61346号公報
上記のような光学装置においては、これを組み立てた後に、複数個のコリメート装置からターゲットに向けて光を照射し、ターゲット上に投影された光のスポットが一直線状になるようにそれぞれのコリメータ装置の焦点及び照射角度を調整する必要がある。
しかしながら、この調整作業には困難が伴い、製造リードタイム、つまりコリメータ装置あるいは光学装置が完成するまでの時間が増大してしまう。
また、複数個のコリメータ装置は製造互換性(調整時における互換性)を有しておらず、このため上記の製造リードタイムの増大化がさらに顕著になっていた。
このような事情に鑑み本発明は、光の焦点及び照射角度を簡易且つ確実に調整可能なコリメート装置、コリメート装置調整治具、コリメート装置調整方法ならびに光学的精度の高い光学装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、光源を固定する光源固定部材と、光源固定部材の少なくとも一部分を収容する収容部材と、光源から発せられた光を受光するコリメートレンズを固定するとともに収容部材と接触するコリメートレンズ固定部材とを有し、収容部材は、光源固定部材を光源から発せられる光の光軸方向に移動させることにより光軸方向における光源とコリメートレンズとの距離を調整可能に構成されており、距離の調整後に光源固定部材が接着されており、コリメートレンズ固定部材は、収容部材を光軸と直交する方向に移動させることにより光軸と直交する方向における光源とコリメートレンズの相対位置を調整可能に構成されており、相対位置の調整後に収容部材が接着されていることを要旨とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明において、収容部材と光源固定部材は、接着剤を複数箇所に点状に塗布することにより接着されていることを要旨とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の発明において、コリメートレンズ固定部材と収容部材は、接着剤を複数箇所に点状に塗布することにより接着されていることを要旨とする。
請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、収容部材は、コリメートレンズ固定部材へ向けて貫通し、接着剤を注入可能に構成された孔部を有することを要旨とする。
請求項5に記載の本発明は、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の発明において、接着剤は、紫外線硬化型接着剤であることを要旨とする。
請求項6に記載の本発明は、光源を固定する光源固定部材と、光源固定部材の少なくとも一部分を収容する収容部材と、光源から発せられた光を受光するコリメートレンズを固定するとともに収容部材と接触するコリメートレンズ固定部材とを備えるコリメート装置の調整治具であって、光源固定部材を収容部材に対して光源から発せられる光の光軸方向に移動させることにより光軸方向における光源とコリメートレンズとの距離を調整する距離調整部と、収容部材をコリメートレンズ固定部材に対して光軸と直交する方向に移動させることにより光軸と直交する方向における光源とコリメートレンズの相対位置を調整する位置調整部とを有することを要旨とする。
請求項7に記載の本発明は、光源を固定する光源固定部材と、光源固定部材の少なくとも一部分を収容する収容部材と、光源から発せられた光を受光するコリメートレンズを固定するとともに収容部材と接触するコリメートレンズ固定部材とを備えるコリメート装置の調整方法であって、光源固定部材を収容部材に対して光源から発せられる光の光軸方向に移動させることにより光軸方向における光源とコリメートレンズとの距離を調整する距離調整工程と、収容部材をコリメートレンズ固定部材に対して光軸と直交する方向に移動させることにより光軸と直交する方向における光源とコリメートレンズの相対位置を調整する位置調整工程と、距離の調整後に光源固定部材と収容部材を接着する第1の接着工程と、位置の調整後に収容部材とコリメートレンズ固定部材を接着する第2の接着工程とを有することを要旨とする。
請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載の発明において、第1の接着工程と第2の接着工程の少なくとも一方では紫外線硬化型接着剤を用いることを要旨とする。
請求項9に記載の本発明は、光源である発光部と、発光部から発せられた光の照射方向を調整するレンズを有するコリメート部と、コリメート部からの光が入射する被測定試料を載置する試料載置部と、試料載置部からの光を反射する反射部と、反射部からの光を受光する受光部とを備え、コリメート部は、試料載置部に対向するようにして傾斜した面上に、発光部からの光の光軸と被測定試料が交わるように設けられていることを要旨とする。
請求項10に記載の本発明は、請求項9に記載の発明において、反射部は、試料載置部の上方に設けられており、被測定試料に入射する光は、反射部において全反射されることを要旨とする。
請求項11に記載の本発明は、請求項9又は10に記載の発明において、試料載置部は、主面上に設けられており、コリメート装置は、主面と所定の角度を成す側面側に設けられていることを要旨とする。
本発明によれば、光の焦点及び照射角度を簡易且つ確実に調整可能なコリメート装置、コリメート装置調整治具、コリメート装置調整方法ならびに光学的精度の高い光学装置を提供することが可能となる。
以下、図面を提示しつつ本発明のコリメート装置、コリメート装置調整治具、コリメート装置及び光学装置について説明する。
なお、以下の実施例は、あくまでも本発明の説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば、これらの各要素又は全要素を含んだ各種の実施例を採用することが可能であるが、これらの実施例も本発明の範囲に含まれる。
また、以下の実施例を説明するための全図において、同一の要素には同一の符号を付与し、これに関する反復説明は省略する。
図1は、本発明の第1の実施例(実施例1)に係るコリメート装置1の構成を示す分解斜視図であり、図2は、図1のコリメート装置1が組み立てられた状態を示す斜視図である。
図1に示すように、コリメート装置1は、スリーブ(光源固定部材)2と、レーザダイオード(光源)3と、スリーブホルダ(収容部材)4と、レンズホルダ(コリメートレンズ固定部材)5と、コリメートレンズ6とからなる。
スリーブ2は、円筒形であり、内部にレーザダイオード3を固定する。また、側面には、このスリーブ2を把持するための2本の溝部21が設けられている。
スリーブホルダ4には、スリーブ2の一部が挿入される貫通孔(以下、“スリーブ挿入孔41”と呼称する)と、接着剤が注入される貫通孔(以下、“接着剤注入孔42”と呼称する)とが設けられている。
レンズホルダ5には、開口部51と、この開口部51を包周する筒状突起部52とが設けられ、コリメートレンズ6は、上記の筒状突起部52内に収容される。
また、図2に示すように、スリーブ2が挿入されたスリーブホルダ4は、レンズホルダ5と接触している。
スリーブホルダ4は、レーザダイオード3(図1)から発せられたレーザ光の光軸方向(図中のAの方向)に移動させることにより、レーザダイオード3とコリメートレンズ6(図1)との距離を調整可能に構成されている。
上記のように、レーザダイオード3とコリメートレンズ6との距離を調整することによりレーザ光の焦点が調整される。
また、スリーブ2とスリーブホルダ4は、上記の距離(レーザ光の焦点)の調整後に接着される。これにあたっては、紫外線硬化型の接着剤43をこれの硬化時における収縮により部材が移動しないように、例えば、図2に示すように、スリーブ2とスリーブホルダ4が互いに接触する面の周縁部分上において、適量、等間隔で複数箇所に点状に塗布する。これにより、接着時において調整済みの焦点に誤差が生じることを防止できる。
また、この場合、スリーブ2とスリーブホルダ4が互いに接触する面の周縁部分上全体に、適量、紫外線効果型の接着剤を塗布することで、接着時において調整済みの焦点に誤差が生じることを防止することができる。
レンズホルダ5は、スリーブホルダ4を前記の光軸と直交する方向(図中のBの方向)に移動させることによりレーザダイオード3とコリメートレンズ6の相対位置を調整可能に構成されている。
上記のように、レーザダイオード3とコリメートレンズ6の相対位置、つまりはコリメートレンズ6におけるレーザ光の入射位置を調整することによりレーザ光の照射角度が調整される。
また、レンズホルダ5とスリーブホルダ4は、上記の相対位置(レーザ光の照射角度)の調整後に接着される。これにあたっては、紫外線硬化型の接着剤54をこれの硬化時における収縮により部材が移動しないように、例えば、図2に示すように、レンズホルダ5とスリーブホルダ4が互いに接触する面の周縁部分上において、適量、等間隔で複数箇所に点状に塗布する。これにより、接着時において調整済みの相対位置に誤差が生じることを防止できる。
また、この場合、レンズホルダ5とスリーブホルダ4が互いに接触する面の周縁部分上全体に、適量、紫外線効果型の接着剤を塗布することで、接着時において調整済みの相対位置の誤差が生じることを防止することができる。
また、これに先立って接着剤注入孔42に紫外線硬化型接着剤を注入することによりレンズホルダ5とスリーブホルダ4が仮接着される。これにより接着をより確実にするとともに接着時において調整済みの相対位置に誤差が生じることを防止できる。
コリメート装置1は、上記の構成を有するため、光源から発せられた光の焦点及び出射方向を個別に調整できる。このため、容易且つ確実に調整作業を行うことができる。
また、コリメート装置1の焦点及び照射角度を調整するにあたっては、以下に示すような調整用治具を用いることができる。
図3は、本発明の第2の実施例(実施例2)に係るコリメート装置調整治具7の斜視図である。
コリメート装置調整治具7は、平面度が厳密に調整された作業板71と、レンズホルダ取り付け部72と、水平方向駆動部76と、スリーブホルダ固定板77と、鉛直方向駆動部79と、スリーブ把持部80とからなる。
作業板71は、平面度が厳密に調整され、この面上にその他の部材が配置されている。
レンズホルダ取り付け部は、上面にレンズホルダ5(図1及び図2)を取り付けるためのレンズホルダ取り付け孔73が設けられ、その内部に反射部74が設けられ、側面にはレーザ光の光路を確保するための開口部75が設けられている。
また、レンズホルダ取り付け孔が設けられた面と反射部74が設けられた面は、平面度が厳密に調整されており、また作業板71と平行となるように位置関係が調整されている。
スリーブホルダ固定板77は、水平方向駆動部76により水平方向(図中のDの方向)に移動可能であり、その端部にスリーブホルダ4(図1及び図2)を固定するためのスリーブホルダ固定部78が設けられ、このスリーブホルダ固定部78が前記のレンズホルダ取り付け孔73の上側に位置するように配置されている。
また、このスリーブホルダ固定板77は、平面度が厳密に調整されており、また作業板71と平行となるように位置関係が調整されている。
なお、上記の水平方向駆動部76及びスリーブホルダ固定板77は、図1及び図2に示したレーザダイオード3とコリメートレンズ6の相対位置を調整するためのものあり、以降の説明においては、これらを適宜“位置(照射角度)調整部”と総称する。また、この詳細については後述する。
スリーブ把持部80は、鉛直方向駆動部79により鉛直方向(図中のCの方向)に移動可能であり、その先端部にスリーブ2(図1及び図2)を固定する。この先端部が前記のレンズホルダ取り付け孔73及びスリーブホルダ固定部78の上側に位置するように配置されている。
また、鉛直方向駆動部79は、スリーブホルダ固定板77の上面に対して垂直となるようにこれに対する取り付け角度等が調整されており、スリーブ把持部80は、スリーブホルダ固定板77の上面と平行となるように鉛直方向駆動部79に対する取り付け角度等が調整されている。
なお、上記の鉛直方向駆動部及びスリーブ把持部80は、図1及び図2に示したレーザダイオード3とコリメートレンズ6の距離を調整するためのものあり、以降の説明においては、これらを適宜“距離(焦点)調整部”と総称する。また、この詳細については後述する。
以上のコリメート装置調整治具7は、本発明の一実施例に係る調整装置の一部をなすものである。以下、この調整装置の詳細を説明する。
図4に示すとおり、調整装置81は、コリメート装置調整治具7に加えて、ピンホール83が設けられた板状のターゲット82と、角度が自由に変更可能であり、光を全反射する反射板86とを有する。
なお、ターゲット82とコリメート装置調整治具7を構成する各部の水平面は平行となるように調整されている
この調整装置81及びコリメート装置調整治具7(図3)を用いてコリメート装置1
を調整するにあたっては、予めレーザ光の光軸を調整しておく必要がある。この場合、ターゲット82の上部にレーザ光源84を配置し、図5(a)に示すように、レンズホルダ取り付け部の上部に平面度が厳密に調整された反射板87を載置する。
この調整装置81及びコリメート装置調整治具7(図3)を用いてコリメート装置1
を調整するにあたっては、予めレーザ光の光軸を調整しておく必要がある。この場合、ターゲット82の上部にレーザ光源84を配置し、図5(a)に示すように、レンズホルダ取り付け部の上部に平面度が厳密に調整された反射板87を載置する。
なお、図中の反射部74は、レンズホルダ取り付け部72の反射板87が載置された面及びレンズホルダ取り付け部72の底面に対して45°の角度をなすように調整されている。
反射板87が載置されると、図4に示すように、レーザ光源84からピンホール83に向けて垂直にレーザ光85が照射される。レーザ光85は、反射板86により反射され、レンズホルダ取り付け部72に入射され、図5(a)の反射部74により反射されるとともに反射板87により反射され、再度反射部74及び86により反射され、ターゲット82に照射される。
なお、ここで光軸の調整が不適切であるとレーザ光85がターゲット82の下面に投影される。この場合、反射板86の角度を調整し、レーザ光85がターゲット82の下面に投影されないようにする。これにより光軸の調整が完了する。
光軸の調整が完了すると、図5(a)の反射板87が撤去され、図5(b)に示すように、レンズホルダ5がレンズホルダ取り付け孔73に取り付けられる。なお、この段階では、スリーブ2とスリーブホルダ4、スリーブホルダ4とレンズホルダ5は接着されていない。
レンズホルダ5が取り付けられると、図6に示すように、スリーブホルダ4がスリーブホルダ固定部78に固定され、水平方向(図中のDの方向)に移動可能な状態となる。
また、図7に示すように、スリーブ2がスリーブ把持部80に固定され、鉛直方向(図中のCの方向)に移動可能な状態となる。
上記のようにスリーブ2、スリーブホルダ4及びレンズホルダ5のそれぞれが固定されると、レーザダイオード3に電源等が接続され、このレーザダイオード3から実際にレーザ光85が照射され、図4に示すようにターゲット82に向けて照射される。
この際、ターゲット82の下面の状態を観測しながら、図3等に示した“位置(照射角度)調整部”によりコリメート装置1の照射角度が調整され、ターゲット82にレーザ光85が投影されてない状態、つまりレーザ光85の照射位置がピンホール83の位置と同一となり、これを目視できない状態となると、スリーブホルダ4とレンズホルダ5が上記の方法により接着される。
また、ピンホール83の直径は、所望の焦点が得られた際のビーム径に基づいて調整されており、焦点が適切でない場合、レーザ光85の照射位置とピンホール83の位置が同一であろうともレーザ光85がピンホール83の周辺部に円環状に投影されてしまう。
したがって、ターゲット82の下面の状態を観測しながら、図3等に示した“距離(焦点)調整部”によりコリメート装置1の焦点が調整され、レーザ光85が目視できない状態となると、スリーブ2とスリーブホルダ4が上記の方法により接着される。
なお、以上の調整装置及びコリメート装置調整治具を用いたコリメート装置調整方法も本発明の範囲に含まれる。
上記のコリメート装置1は、様々な種類の光学装置に適用可能であるが、以下にその一例を示す。
図8は、本発明の第3の実施例(実施例3)に係る光学装置(バイオセンサ)9の斜視図であり、図9は、光学装置9の断面図である。
光学装置9は、筐体91と、調整が完了したコリメート装置1と、試料載置部92と、試料93と、カバー94と、螺子95と、アパーチャ96と、受光部97とからなる。
図8に示すとおり、筐体91の上面には8個の試料載置部92が設けられ、それぞれに試料93が載置されている。
また、上記の試料載置部92の上方には裏面が鏡面処理されたカバ−94が配置されている。
また、筐体91の側面には、試料載置部と同数のコリメート装置1が接続されている。
また、図9に示すとおり、コリメート装置1は、螺子95により筐体91の側面に設けられた傾斜面に固定されている。
このコリメート装置1から発せられたレーザ光85は、アパーチャ96により集光径が調整され、試料93に到達し、一部は反射され(図中の85a)、その他の一部は(図中の85b)は試料93を通過し、カバー94の裏面で全反射されながら再び試料93を通過し、受光部97により受光される。
また、コリメート装置1が取り付けられる面は、その平面度が厳密に調整されており、この面の傾斜角度及び筐体91の寸法等は、先の実施例において述べた方法で焦点及び照射角度が調整されたコリメート装置1が取り付けられると、これから発せられたレーザ光85が試料93の適切な位置に適切な角度で入射されるように予め調整されている。
また、例えば、コリメート装置1が取り付けられる面においては、所定の方向に光が発せられるように、コリメート装置1を位置決めするガイド孔等が形成されていると良い。
これにより、コリメート装置1を光学装置9に装着する際に、再度、コリメート装置1の焦点及び照射角度を調整する必要がなく、簡易性に富み、この点は、光学装置9に装着される全てのコリメート装置1についても、互換性にも富んでいる。
以上のとおり、本発明の実施例に係るコリメート装置、コリメート装置調整治具及びコリメート装置調整方法においては、光の焦点及び照射角度を個別に調整できるため、調整の容易性及び確実性に富む。
また、上記の光の焦点及び照射角度をレーザ光の位置等を観測しながら調整するため、高い光学的精度を容易に確保することができる。
また、接着剤の硬化時において調整済みの焦点及び照射角度に誤差が生じることを防止できる。
また、コリメート装置を単独で調整・組み立てでき、これを光学装置に取り付ける際の調整作業が不要なことから、製造リードタイムを短縮できる。
また、コリメート装置が互換性も有するため、保守・サービス等が容易となる。
また、このようなコリメート装置を光学装置の一部に組み込むことで、光学的精度の高い同装置を容易に実現することが可能となる。
1…コリメート装置、2…スリーブ、3…レーザダイオード、4…スリーブホルダ、5…レンズホルダ、6…コリメートレンズ、7…コリメート装置調整治具、9…光学装置、21…溝部、41…スリーブ挿入孔、42…接着剤注入孔、51…開口部、52…筒状突起部、53…螺子孔、54…接着剤、71…作業板、72…レンズホルダ取り付け部、73…レンズホルダ取り付け孔、74…反射部、75…開口部、76…水平方向駆動部、77…スリーブホルダ固定板、78…スリーブホルダ固定部、79…鉛直方向駆動部、80…スリーブ把持部、81…調整装置、82…ターゲット82…ピンホール、84…レーザ光源、85…レーザ光、86…反射板、87…反射板、91…筐体、92…試料載置部、93…試料、94…カバー、95…螺子、96…アパーチャ、97…受光部、100…従来例における光学装置、101…従来例における筐体、102…従来例における発光部、103…従来例におけるアパーチャ、104…従来例におけるレーザ光、105…従来例における試料載置部、106…従来例における試料、107…従来例におけるカバー、108…従来例における受光部
Claims (11)
- 光源を固定する光源固定部材と、
前記光源固定部材の少なくとも一部分を収容する収容部材と、
前記光源から発せられた光を受光するコリメートレンズを固定するとともに前記収容部材と接触するコリメートレンズ固定部材と
を有し、
前記収容部材は、前記光源固定部材を前記光源から発せられる光の光軸方向に移動させることにより該光軸方向における前記光源と前記コリメートレンズとの距離を調整可能に構成されており、該距離の調整後に前記光源固定部材が接着されており、
前記コリメートレンズ固定部材は、前記収容部材を前記光軸と直交する方向に移動させることにより該光軸と直交する方向における前記光源と前記コリメートレンズの相対位置を調整可能に構成されており、該相対位置の調整後に前記収容部材が接着されている
ことを特徴とするコリメート装置。 - 前記収容部材と前記光源固定部材は、接着剤を複数箇所に点状に塗布することにより接着されていることを特徴とする請求項1に記載のコリメート装置。
- 前記コリメートレンズ固定部材と前記収容部材は、接着剤を複数箇所に点状に塗布することにより接着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコリメート装置。
- 前記収容部材は、前記コリメートレンズ固定部材へ向けて貫通し、接着剤を注入可能に構成された孔部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコリメート装置。
- 前記接着剤は、紫外線硬化型接着剤であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のコリメート装置。
- 光源を固定する光源固定部材と、前記光源固定部材の少なくとも一部分を収容する収容部材と、前記光源から発せられた光を受光するコリメートレンズを固定するとともに前記収容部材と接触するコリメートレンズ固定部材とを備えるコリメート装置の調整治具であって、
前記光源固定部材を前記収容部材に対して前記光源から発せられる光の光軸方向に移動させることにより該光軸方向における前記光源と前記コリメートレンズとの距離を調整する距離調整部と、
前記収容部材を前記コリメートレンズ固定部材に対して前記光軸と直交する方向に移動させることにより該光軸と直交する方向における前記光源と前記コリメートレンズの相対位置を調整する位置調整部と
を有することを特徴とするコリメート装置調整治具。 - 光源を固定する光源固定部材と、前記光源固定部材の少なくとも一部分を収容する収容部材と、前記光源から発せられた光を受光するコリメートレンズを固定するとともに前記収容部材と接触するコリメートレンズ固定部材とを備えるコリメート装置の調整方法であって、
前記光源固定部材を前記収容部材に対して前記光源から発せられる光の光軸方向に移動させることにより該光軸方向における前記光源と前記コリメートレンズとの距離を調整する距離調整工程と、
前記収容部材を前記コリメートレンズ固定部材に対して前記光軸と直交する方向に移動させることにより該光軸と直交する方向における前記光源と前記コリメートレンズの相対位置を調整する位置調整工程と、
前記距離の調整後に前記光源固定部材と前記収容部材を接着する第1の接着工程と、
前記位置の調整後に前記収容部材と前記コリメートレンズ固定部材を接着する第2の接着工程と
を有することを特徴とするコリメート装置調整方法。 - 前記第1の接着工程と前記第2の接着工程の少なくとも一方では紫外線硬化型接着剤を用いることを特徴とする請求項7に記載のコリメート装置調整方法。
- 光源である発光部と、
前記発光部から発せられた光の照射方向を調整するレンズを有するコリメート部と、
前記コリメート部からの光が入射する被測定試料を載置する試料載置部と、
前記試料載置部からの光を反射する反射部と、
前記反射部からの光を受光する受光部と
を備え、
前記コリメート部は、前記試料載置部に対向するようにして傾斜した面上に、前記発光部からの光の光軸と前記被測定試料が交わるように設けられていることを特徴とする光学装置。 - 前記反射部は、前記試料載置部の上方に設けられており、
前記被測定試料に入射する光は、前記反射部において全反射される
ことを特徴とする請求項9に記載の光学装置。 - 前記試料載置部は、主面上に設けられており、
前記コリメート装置は、前記主面と所定の角度を成す側面側に設けられている
ことを特徴とする請求項9又は10に記載の光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2004255763A JP2006072012A (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | コリメート装置、コリメート装置調整治具、コリメート装置調整方法及び光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| WO2011030882A1 (en) | 2009-09-14 | 2011-03-17 | Fujifilm Corporation | Color filter and light-emitting display element |
| CN117111255A (zh) * | 2023-10-24 | 2023-11-24 | 北京盛镭科技有限公司 | 一种定位工装以及光学镜片和镜座的固定方法 |
-
2004
- 2004-09-02 JP JP2004255763A patent/JP2006072012A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011030882A1 (en) | 2009-09-14 | 2011-03-17 | Fujifilm Corporation | Color filter and light-emitting display element |
| CN117111255A (zh) * | 2023-10-24 | 2023-11-24 | 北京盛镭科技有限公司 | 一种定位工装以及光学镜片和镜座的固定方法 |
| CN117111255B (zh) * | 2023-10-24 | 2024-01-12 | 北京盛镭科技有限公司 | 一种定位工装以及光学镜片和镜座的固定方法 |
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