JP2006076256A - 複合型画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 集約印刷においてもコスト上昇をあまり来たすことなく無版印刷が容易にできる複合型画像形成装置を提供する。
【解決手段】 4面連写をする場合、メモリに記憶された製版画像80a、80bを回転させ、各画像のナンバリング印刷部が幅の狭いインクジェット記録ヘッド26の画像形成範囲内に収まるようにし、孔版印刷部で製版して共通画像部(固定画像部)印刷した後、インクジェット記録ヘッド26で各ナンバリング印刷部を印刷する。
【選択図】 図8
【解決手段】 4面連写をする場合、メモリに記憶された製版画像80a、80bを回転させ、各画像のナンバリング印刷部が幅の狭いインクジェット記録ヘッド26の画像形成範囲内に収まるようにし、孔版印刷部で製版して共通画像部(固定画像部)印刷した後、インクジェット記録ヘッド26で各ナンバリング印刷部を印刷する。
【選択図】 図8
Description
本発明は、印刷方式の異なる複数の印刷部を備えた複合型画像形成装置(以下、「ハイブリッド印刷装置」ともいう)に関し、詳しくは、縮小サイズ又は小サイズの複数の印刷画像(製版画像)を集約して1度に印刷する多面印刷が可能な複合型画像形成装置に関する。
印刷画像全体の中の一部分をカラー画像にしたり、一部分において1枚毎に異なる画像(カラー画像を含む)を印刷したいという要望があり、これに応えるべく、いわゆるハイブリッド印刷装置が開発、実用化されている。
ハイブリッド印刷装置では、例えば、ハガキや封筒、DM(ダイレクトメール)文書等での宛名が1枚毎に異なる場合、共通画像部(固定画像部)を大量印刷の場合にコスト的に有利な有版印刷(例えば孔版印刷)で行い、宛名等の可変画像部を、版を用いずにデータ制御だけで行う無版印刷(例えばインクジェット印刷)で行う方式となっている。
ハイブリッド印刷装置としては、例えば、特開2002−137514号公報、特開2002−137515号公報、特開2002−225410号公報に記載のものが知られている。
ハイブリッド印刷装置では、例えば、ハガキや封筒、DM(ダイレクトメール)文書等での宛名が1枚毎に異なる場合、共通画像部(固定画像部)を大量印刷の場合にコスト的に有利な有版印刷(例えば孔版印刷)で行い、宛名等の可変画像部を、版を用いずにデータ制御だけで行う無版印刷(例えばインクジェット印刷)で行う方式となっている。
ハイブリッド印刷装置としては、例えば、特開2002−137514号公報、特開2002−137515号公報、特開2002−225410号公報に記載のものが知られている。
印刷装置では、例えば、特公平2−21940号公報や、特開2001−347739号公報に開示されているように、2枚の異なるサイズの原稿を1枚にまとめて印刷したり、1種類又は2種類の原稿を並べた形で2面又は4面に集約して印刷するいわゆる集約印刷が行われている。集約印刷では、マスタの使用量を低減できるとともに、印刷時間の短縮を図れるという利点がある。
具体的に説明すると、2面集約印刷では、図14に示すように、例えばA4サイズの異なる原稿、すなわち画像「A」を保持する原稿100と、画像「B」を保持する原稿101を読み取ってその製版画像を用紙搬送方向に並べ、孔版印刷装置の汎用最大サイズとしてのA3サイズとして製版し、印刷後裁断するようになっている。
4面集約印刷では、図15に示すように、A4サイズの1種類の原稿103を例えば50%に縮小して1版(A3サイズ)内に2列に且つ用紙搬送方向に同一向きに画像データ上4枚並べて製版し、印刷後裁断するようになっている。
具体的に説明すると、2面集約印刷では、図14に示すように、例えばA4サイズの異なる原稿、すなわち画像「A」を保持する原稿100と、画像「B」を保持する原稿101を読み取ってその製版画像を用紙搬送方向に並べ、孔版印刷装置の汎用最大サイズとしてのA3サイズとして製版し、印刷後裁断するようになっている。
4面集約印刷では、図15に示すように、A4サイズの1種類の原稿103を例えば50%に縮小して1版(A3サイズ)内に2列に且つ用紙搬送方向に同一向きに画像データ上4枚並べて製版し、印刷後裁断するようになっている。
ハイブリッド印刷装置では、インクジェット印刷部で印刷する部分は上述のように宛名等の部分的且つ可変部分と位置付けられており、それが故にハイブリッド印刷装置の特性を発揮することができる。
このように画像全体の一部分に対してインクジェット印刷部で印刷を行うハイブリッド印刷装置では、インクジェット記録ヘッドの幅(用紙搬送方向と直交する方向の長さ)は狭い方がコスト的に有利であり、ハイブリッド印刷装置の開発理念にも沿っている。
このように画像全体の一部分に対してインクジェット印刷部で印刷を行うハイブリッド印刷装置では、インクジェット記録ヘッドの幅(用紙搬送方向と直交する方向の長さ)は狭い方がコスト的に有利であり、ハイブリッド印刷装置の開発理念にも沿っている。
印刷用紙へのナンバリング印刷等を行う場合、例えば、図16に示すように、用紙の右上等に印刷するケースが多い。1枚毎の印刷であれば、インクジェット記録ヘッド104が、印刷用紙105のナンバリング印刷部106に対応するため、インクジェット印刷が可能となる。
しかしながら、4面連写等の印刷では、例えば図17に示すように、各印刷画像のナンバリング印刷部が用紙搬送方向と直交する方向に離れるため、印刷速度を落とさずにインクジェット印刷を行う場合には、インクジェット記録ヘッド104の幅が狭いために片側の2枚分しか印刷できない。
この問題を解消するためだけに、インクジェット記録ヘッド104の幅を全幅対応(ライン型全幅固定方式)とすればコストアップを来たすことになる。
しかしながら、4面連写等の印刷では、例えば図17に示すように、各印刷画像のナンバリング印刷部が用紙搬送方向と直交する方向に離れるため、印刷速度を落とさずにインクジェット印刷を行う場合には、インクジェット記録ヘッド104の幅が狭いために片側の2枚分しか印刷できない。
この問題を解消するためだけに、インクジェット記録ヘッド104の幅を全幅対応(ライン型全幅固定方式)とすればコストアップを来たすことになる。
本発明は、集約印刷においてもコスト上昇をあまり来たすことなく無版印刷が容易にできる複合型画像形成装置の提供を、その主な目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、版を用いて印刷を行う有版印刷部と、版を用いずに印刷を行う無版印刷部と、上記有版印刷部で製版される1版内に複数の製版画像を並べて配置するための多面連写設定手段を有する複合型画像形成装置において、記録媒体の搬送方向と直交する方向における上記無版印刷部の最大画像形成幅が上記有版印刷部の同一方向における最大画像形成幅よりも小さく設定され、多面連写印刷を行う場合、上記無版印刷部で行う印刷部分が全ての製版画像で上記無版印刷部の最大画像形成幅内に収まるように、上記複数の製版画像のうち必要なものの画像データを製版前に回転させて画像編集する制御手段を有していることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の複合型画像形成装置において、画像縮小又は小画像による2面連写の場合、上記制御手段は、2つの製版画像の画像データを記録媒体の搬送方向と直交する方向に並べる画像編集を行い、1版のうちの記録媒体の搬送方向における半分は無製版とすることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の複合型画像形成装置において、連写する面数が3面以上の場合、上記制御手段は、各製版画像が記録媒体の搬送方向の左右に分割されるように各画像データを並べる画像編集を行い、いずれか一方側の画像データを回転させてから製版を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1乃至3のうちの何れかに記載の複合型画像形成装置において、上記無版印刷部が記録媒体の搬送方向と直交する方向に移動可能であることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項1乃至4のうちの何れかに記載の複合型画像形成装置において、上記有版印刷部が孔版印刷方式の構成を有し、上記無版印刷部がインクジェット印字方式の構成を有していることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、版を用いて印刷を行う有版印刷部と、版を用いずに印刷を行う無版印刷部と、上記有版印刷部で製版される1版内に複数の製版画像を並べて配置するための多面連写設定手段を有する複合型画像形成装置において、記録媒体の搬送方向と直交する方向における上記無版印刷部の最大画像形成幅が上記有版印刷部の同一方向における最大画像形成幅よりも小さく設定され、多面連写印刷を行う場合、上記無版印刷部で行う印刷部分が全ての製版画像で上記無版印刷部の最大画像形成幅内に収まるように、上記複数の製版画像のうち必要なものの画像データを製版前に回転させて画像編集する制御手段を有していることとしたので、集約印刷においてもインクジェット印刷等による可変画像の印刷を、無版印刷部の最大画像形成幅(例えばインクジェット記録ヘッドの幅)を大きくすることなく容易にでき、コストの増加を抑制できる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の複合型画像形成装置において、画像縮小又は小画像による2面連写の場合、上記制御手段は、2つの製版画像の画像データを記録媒体の搬送方向と直交する方向に並べる画像編集を行い、1版のうちの記録媒体の搬送方向における半分は無製版とすることとしたので、1版の大きさよりも小さい記録媒体を使用することが可能であり、印刷コストを低減できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の複合型画像形成装置において、連写する面数が3面以上の場合、上記制御手段は、各製版画像が記録媒体の搬送方向の左右に分割されるように各画像データを並べる画像編集を行い、いずれか一方側の画像データを回転させてから製版を行うこととしたので、集約印刷においてもインクジェット印刷等による可変画像の印刷を、無版印刷部の最大画像形成幅(例えばインクジェット記録ヘッドの幅)を大きくすることなく容易にでき、コストの増加を抑制できる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至3のうちの何れかに記載の複合型画像形成装置において、上記無版印刷部が記録媒体の搬送方向と直交する方向に移動可能であることとしたので、例えば原稿サイズが異なり、画像回転調整後の無版印刷画像の全体位置が記録媒体の中心に位置しないような場合でもインクジェット記録ヘッド等の位置合わせが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1乃至4のうちの何れかに記載の複合型画像形成装置において、上記有版印刷部が孔版印刷方式の構成を有し、上記無版印刷部がインクジェット印字方式の構成を有していることとしたので、技術的に確立された構成を採用でき、高信頼性と低コスト化を実現できる。
さらには、一部分のカラーロゴやカラー写真のプリントも行うことができる。
さらには、一部分のカラーロゴやカラー写真のプリントも行うことができる。
以下、本発明の第1の実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。
まず、図1に基づいて本実施形態における複合型画像形成装置の構成の概要を説明する。
複合型画像形成装置1は、記録媒体としての用紙2を給送する給紙部3と、給紙部3より給送された用紙2に対して孔版印刷を行う有版印刷部としての孔版印刷部4と、該孔版印刷部4の用紙搬送方向下流側に配置され、孔版印刷がなされた用紙2に対してさらにその一部にインクジェット印刷画像(無版印刷画像)を形成する無版印刷部としてのインクジェット印刷部5と、印刷済みの用紙2を機外に排出する排紙部6とを有している。
まず、図1に基づいて本実施形態における複合型画像形成装置の構成の概要を説明する。
複合型画像形成装置1は、記録媒体としての用紙2を給送する給紙部3と、給紙部3より給送された用紙2に対して孔版印刷を行う有版印刷部としての孔版印刷部4と、該孔版印刷部4の用紙搬送方向下流側に配置され、孔版印刷がなされた用紙2に対してさらにその一部にインクジェット印刷画像(無版印刷画像)を形成する無版印刷部としてのインクジェット印刷部5と、印刷済みの用紙2を機外に排出する排紙部6とを有している。
給紙部3は、多数の用紙2が積載される給紙トレイ10と、給紙トレイ10上の用紙2をその最上位のものから1枚ずつ給送する給紙ローラ11と、給紙ローラ11によって給送された用紙2を一時停止させた後に孔版印刷部4に向けて所定のタイミングで給送するレジストローラ対12とを有している。
孔版印刷部4の右上方には製版部7が配設されている。製版部7は、ロール状に巻成された版としてのマスタ13を収容するマスタ収容部14と、マスタ収容部14よりもマスタ搬送方向下流側に配設されたサーマルヘッド15及びプラテンローラ16、マスタ13を切断する切断手段17、マスタ搬送ローラ対18等を有している。製版部7はマスタ13に穿孔製版画像を形成した後に孔版印刷部4に向けて搬送する。
孔版印刷部4の右上方には製版部7が配設されている。製版部7は、ロール状に巻成された版としてのマスタ13を収容するマスタ収容部14と、マスタ収容部14よりもマスタ搬送方向下流側に配設されたサーマルヘッド15及びプラテンローラ16、マスタ13を切断する切断手段17、マスタ搬送ローラ対18等を有している。製版部7はマスタ13に穿孔製版画像を形成した後に孔版印刷部4に向けて搬送する。
孔版印刷部4は、製版部7において製版された製版済みマスタ19を外周面上に巻装する版胴20と、版胴20の外周面に対して接離自在に設けられたプレスローラ22と、用紙2を版胴20の外周面上から剥離する剥離爪23と、剥離された用紙2を吸引ファン24でベルト面に吸引しつつ搬送するベルト搬送部25とを有している。
版胴20の内部には、インキローラ21及びドクターローラ8を有するインキ供給手段9が配設されている。孔版印刷部4は、給紙部3より給送された用紙2をプレスローラ22によって版胴20の外周面上に巻装された製版済みマスタ19に押圧することにより、インキ供給手段9から供給されたインキを用紙2に転写させて用紙2上に孔版印刷画像(有版印刷画像)を形成する。版胴20の左上方には、版胴20の外周面上から使用済みの製版済みマスタ19を剥離して廃棄する図示しない排版装置が配設されている。
版胴20の内部には、インキローラ21及びドクターローラ8を有するインキ供給手段9が配設されている。孔版印刷部4は、給紙部3より給送された用紙2をプレスローラ22によって版胴20の外周面上に巻装された製版済みマスタ19に押圧することにより、インキ供給手段9から供給されたインキを用紙2に転写させて用紙2上に孔版印刷画像(有版印刷画像)を形成する。版胴20の左上方には、版胴20の外周面上から使用済みの製版済みマスタ19を剥離して廃棄する図示しない排版装置が配設されている。
孔版印刷部4には、用紙2に形成される孔版印刷画像の位置、すなわち版胴20の外周面上に巻装された製版済みマスタ19の製版画像に対する用紙2の位置を移動調整させる図示しない移動機構が設けられている。この移動機構は、例えば特開平9−104159号公報に開示された移動機構80、280と同様のものを用いることができる。
インクジェット印刷部5は、用紙2の搬送経路上方に配置されたライン方式のインクジェット記録ヘッド26と、インクジェット記録ヘッド26の用紙搬送方向上流側及び下流側に配置された用紙搬送ローラ対27、29と、用紙2を搬送案内するガイド板31と、用紙2の搬送方向先端を検出して用紙2に対するインクジェット印刷の開始基準を設定するための用紙検出センサ32とを有している。
各用紙搬送ローラ対27、29は、用紙2を所定のインクジェット印刷スピードで搬送する。このときの搬送速度は、孔版印刷部4の排紙搬送速度と同等以上となるように設定されている。
ここで、ライン方式とは、インク滴を吐出(噴射)する画像形成素子としてのノズルが用紙2の搬送方向と直交する方向(以下、「用紙幅方向」ともいう)に複数個直線状に又は千鳥状に配列された構成を指す。
インクジェット印刷部5は、用紙2の搬送経路上方に配置されたライン方式のインクジェット記録ヘッド26と、インクジェット記録ヘッド26の用紙搬送方向上流側及び下流側に配置された用紙搬送ローラ対27、29と、用紙2を搬送案内するガイド板31と、用紙2の搬送方向先端を検出して用紙2に対するインクジェット印刷の開始基準を設定するための用紙検出センサ32とを有している。
各用紙搬送ローラ対27、29は、用紙2を所定のインクジェット印刷スピードで搬送する。このときの搬送速度は、孔版印刷部4の排紙搬送速度と同等以上となるように設定されている。
ここで、ライン方式とは、インク滴を吐出(噴射)する画像形成素子としてのノズルが用紙2の搬送方向と直交する方向(以下、「用紙幅方向」ともいう)に複数個直線状に又は千鳥状に配列された構成を指す。
各用紙搬送ローラ対27、29において、用紙搬送経路の上方に位置するローラは用紙2上に形成された孔版印刷画像に直接接触するため、未乾燥インキによる汚損防止のためにその周面に微細な凹凸を有するものを用いることが望ましい。具体的には、ローラ周面に微細なセラミック砥粒あるいは微細なガラスビーズを散りばめたフィルム等を貼り付けることが効果的である。
ライン方式のインクジェット記録ヘッド26は、移動機構36によって用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に移動自在に構成されている。図2に示すように、インクジェット記録ヘッド26の上部には、フレーム75に設けられた案内レール70に案内されて図の左右方向である用紙幅方向に移動可能な保持部71が一体的に設けられている。
また、インクジェット記録ヘッド26にはリードねじ73が螺合しており、フレーム75に設けられたステッピングモータ72によってリードねじ73が回転駆動されると、インクジェット記録ヘッド26が用紙幅方向に移動される。インクジェット記録ヘッド26の位置は、案内レール70に設けられインクジェット記録ヘッド26の初期位置を検出するホームポジションセンサ74とステッピングモータ72のステップ数とによって検出される。
同図において、符号76は着脱可能なインク容器を、符号77はインク送出用のポンプを、符号78はインク搬送用のパイプをそれぞれ示しており、符号Hはインクジェット記録ヘッド26の用紙幅方向における画像形成可能長さを示している。
また、インクジェット記録ヘッド26にはリードねじ73が螺合しており、フレーム75に設けられたステッピングモータ72によってリードねじ73が回転駆動されると、インクジェット記録ヘッド26が用紙幅方向に移動される。インクジェット記録ヘッド26の位置は、案内レール70に設けられインクジェット記録ヘッド26の初期位置を検出するホームポジションセンサ74とステッピングモータ72のステップ数とによって検出される。
同図において、符号76は着脱可能なインク容器を、符号77はインク送出用のポンプを、符号78はインク搬送用のパイプをそれぞれ示しており、符号Hはインクジェット記録ヘッド26の用紙幅方向における画像形成可能長さを示している。
上述した移動機構36により、用紙2に形成される無版画像であるインクジェット印刷画像の用紙幅方向における位置が調整移動される。また、用紙2に形成されるインクジェット印刷画像の用紙搬送方向における位置は、インクジェット記録ヘッド26の作動タイミングによって調整移動される。
インクジェット記録ヘッド26は、複合型画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータ45(図5参照)あるいは複合型画像形成装置1の内部に設けられた図示しない可変データ記憶メモリ48(図5参照)から送出される画像データに基づいて画像形成を行う。
インクジェット記録ヘッド26は、複合型画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータ45(図5参照)あるいは複合型画像形成装置1の内部に設けられた図示しない可変データ記憶メモリ48(図5参照)から送出される画像データに基づいて画像形成を行う。
図4に示すように、インクジェット記録ヘッド26の用紙幅方向における画像形成可能長さ(最大画像形成幅)はHであり、孔版印刷部4の用紙幅方向における製版可能長さ(最大画像形成幅)はKである。通常、製版可能長さKはA3サイズの印刷を可能とするために290mm前後に設定されている。
しかし、画像形成可能長さHをこれと同じとすると、インクジェット記録ヘッド26が非常に高価なものとなってしまうと共に、画像形成の信頼性も低下してしまう。
そこで、本実施形態ではインクジェット記録ヘッド26を安価なものとするため、その画像形成可能長さHを60〜100mm程度としている。この複合型画像形成装置1において、インクジェット記録ヘッド26により可変印刷を行いたい部分は宛名部分あるいは通し番号部分等の一部であるので、この程度の画像形成可能長さHで十分に対応が可能である。
なお、同図中における符号28は用紙2に形成される孔版印刷画像を、符号30は用紙2に形成されるインクジェット印刷画像をそれぞれ示している。
しかし、画像形成可能長さHをこれと同じとすると、インクジェット記録ヘッド26が非常に高価なものとなってしまうと共に、画像形成の信頼性も低下してしまう。
そこで、本実施形態ではインクジェット記録ヘッド26を安価なものとするため、その画像形成可能長さHを60〜100mm程度としている。この複合型画像形成装置1において、インクジェット記録ヘッド26により可変印刷を行いたい部分は宛名部分あるいは通し番号部分等の一部であるので、この程度の画像形成可能長さHで十分に対応が可能である。
なお、同図中における符号28は用紙2に形成される孔版印刷画像を、符号30は用紙2に形成されるインクジェット印刷画像をそれぞれ示している。
図1に示すように、インクジェット印刷部5の用紙搬送方向下流側には排紙部6が配設されている。排紙部6は、インクジェット印刷部5においてインクジェット印刷画像を形成された用紙2を吸引ファン33でベルト面に吸引しつつ搬送するベルト搬送部34と、ベルト搬送部34によって搬送された印刷済みの用紙2を積載する排紙トレイ35とを有している。
孔版印刷部4の上方には画像読取部40が配設されている。画像読取部40は、原稿42上の画像を読み取る移動自在な走査ユニット41、走査ユニット41によって走査された画像データが入力されるCCD等の画像センサ43等を有する周知の構成である。
孔版印刷部4の上方には画像読取部40が配設されている。画像読取部40は、原稿42上の画像を読み取る移動自在な走査ユニット41、走査ユニット41によって走査された画像データが入力されるCCD等の画像センサ43等を有する周知の構成である。
図3は、複合型画像形成装置1の操作パネルを示している。同図において操作パネル50は、複合型画像形成装置1の装置本体の上部前面に配設されている。操作パネル50には、製版スタートキー51、プリントスタートキー52、試し刷りキー53、ストップキー54、テンキー55、クリアキー56、7セグメントLEDからなる表示装置57、LCDからなる表示装置58、4方向キー59、画像位置調整キー60、画像切替キー61、連動移動キー62、インクジェット合成キー63、多面連写メニューキー64等が設けられている。表示装置58と多面連写メニューキー64により多面連写設定手段が構成される。
表示装置57には各種の数値が置数され、表示装置58は階層構造となっていて各種情報を表示する。4方向キー59は上キー59a、下キー59b、左キー59c、右キー59dを有しており、各種設定時に使用される。画像位置調整キー60は、移動機構36を作動させてインクジェット印刷画像の用紙2に対する位置を移動させる場合、あるいは図示しない移動機構を作動させて孔版印刷画像の用紙2に対する位置を移動させる場合、さらにはこれらを共に行う場合に押下される。画像切替キー61は、用紙2に対する位置を移動させる画像を選択する際に押下され、押下毎に移動される画像が孔版印刷画像とインクジェット印刷画像とに切り替えられる。画像切替キー61の近傍には、移動される画像を示すLED61a、61bが配設されている。
連動移動キー62は、用紙2に対する位置を移動させる画像として孔版印刷画像とインクジェット印刷画像との双方を選択し、これらを同方向に同じ移動量だけ移動させる際に押下される。インクジェット合成キー63は、孔版印刷画像が形成された用紙2に対してインクジェット印刷画像を形成する際に押下される。
インクジェット合成キー63の近傍には、合成ありの場合と合成なしの場合とを示すLED63a,63bが配設されている。インクジェット合成なしの場合には、インクジェット記録ヘッド26を不作動とさせた状態で用紙2が用紙搬送ローラ対27から用紙搬送ローラ対29に受け渡される。
インクジェット合成キー63の近傍には、合成ありの場合と合成なしの場合とを示すLED63a,63bが配設されている。インクジェット合成なしの場合には、インクジェット記録ヘッド26を不作動とさせた状態で用紙2が用紙搬送ローラ対27から用紙搬送ローラ対29に受け渡される。
図5は、複合型画像形成装置1の制御ブロック図を示している。複合型画像形成装置1は内部に制御手段としての画像処理装置37を備えている。画像読取部40で読み取られた共通印刷画像データは、一旦共通データ記憶メモリ65に保存され、あるいは直接共通画像(固定画像)データ処理装置38で所定の画像処理が行われた後、画像形成部選択手段39を経由してサーマルヘッド駆動制御装置44に送られ、このデータに基づいてサーマルヘッド15の各発熱素子が選択的に発熱してマスタ13に対して穿孔製版を行う。
一方、パーソナルコンピュータ45から送出された可変画像データは、可変画像データ処理装置46で所定の画像処理が行われた後、画像形成部選択手段39を経由してインクジェットヘッド駆動制御装置47に送られ、このデータに基づいてインクジェット記録ヘッド26が選択的にインクを噴射して画像形成を行う。または、予め必要な画像データが記録されている可変データ記憶メモリ48から送られた可変画像データが画像形成部選択手段39を経由してインクジェットヘッド駆動制御装置47に送られ、このデータに基づいてインクジェット記録ヘッド26が選択的にインクを噴射して画像形成を行う。搬送される用紙2に対するインクジェット記録ヘッド26の位置は、記録ヘッド位置決め駆動制御装置49によって制御される。
上述の構成に基づき、以下に複合型画像形成装置1を用いて用紙2上に孔版印刷画像とインクジェット印刷画像とを画像形成する際の動作を説明する。オペレータは操作パネル50上のインクジェット合成キー63を押下してLED63aを点灯させると共に、画像読取部40に原稿42をセットして製版スタートキー51を押下する。
製版スタートキー51が押下されると、走査ユニット41が原稿42の画像を走査してこのデータを画像センサ43に送ると共に、図示しない排版装置が作動して版胴20の外周面上より使用済みの製版済みマスタ19が剥離される。排版動作完了後、版胴20は所定の給版待機位置まで回転して停止し、その外周面上に設けられた図示しないクランパを開放して給版待機状態となる。
版胴20が給版待機状態となると、プラテンローラ16及びマスタ搬送ローラ対18が作動してマスタ13が送り出される。送り出されたマスタ13はサーマルヘッド15を通過する際に画像センサ43に送られた画像データに基づいて穿孔製版される。製版され製版済みマスタ19となったマスタ13は版胴20のクランパにその先端を挟持された後、版胴20がマスタ13の搬送速度と同じ周速度で回転駆動されることにより版胴20の外周面上に巻装される。そして、1版分のマスタ13が搬送されると切断手段17が作動してマスタ13が切断され、巻装動作が完了する。
製版スタートキー51が押下されると、走査ユニット41が原稿42の画像を走査してこのデータを画像センサ43に送ると共に、図示しない排版装置が作動して版胴20の外周面上より使用済みの製版済みマスタ19が剥離される。排版動作完了後、版胴20は所定の給版待機位置まで回転して停止し、その外周面上に設けられた図示しないクランパを開放して給版待機状態となる。
版胴20が給版待機状態となると、プラテンローラ16及びマスタ搬送ローラ対18が作動してマスタ13が送り出される。送り出されたマスタ13はサーマルヘッド15を通過する際に画像センサ43に送られた画像データに基づいて穿孔製版される。製版され製版済みマスタ19となったマスタ13は版胴20のクランパにその先端を挟持された後、版胴20がマスタ13の搬送速度と同じ周速度で回転駆動されることにより版胴20の外周面上に巻装される。そして、1版分のマスタ13が搬送されると切断手段17が作動してマスタ13が切断され、巻装動作が完了する。
巻装動作完了後、オペレータによって試し刷りキー53が押下されると、給紙ローラ11が作動して給紙トレイ10上より1枚の用紙2が給送される。給送された用紙2は、レジストローラ対12によって一時停止された後、所定のタイミングで版胴20とプレスローラ22との間に向けて給送される。
レジストローラ対12の作動後にプレスローラ22がその周面を版胴20の外周面上に巻装された製版済みマスタ19に圧接させ、これにより用紙2に孔版印刷画像が転写される。孔版印刷画像を転写された用紙2は剥離爪23によって版胴20上の製版済みマスタ19より剥離され、ベルト搬送部25に送られてさらに下流へと搬送される。
ベルト搬送部25によって送られた用紙2は用紙搬送ローラ対27によってさらに搬送され、その先端が用紙検出センサ32によって検出されると、図示しないパーソナルコンピュータあるいは図示しないデータ記録装置からデータが送出される。そして、送出されたデータに基づいてインクジェット記録ヘッド26が作動し、用紙2にはインクジェット印刷画像が形成される。
孔版印刷画像とインクジェット印刷画像とを形成された用紙2は用紙搬送ローラ対29によって送られ、ベルト搬送部34を介して排紙トレイ35に排出される。
レジストローラ対12の作動後にプレスローラ22がその周面を版胴20の外周面上に巻装された製版済みマスタ19に圧接させ、これにより用紙2に孔版印刷画像が転写される。孔版印刷画像を転写された用紙2は剥離爪23によって版胴20上の製版済みマスタ19より剥離され、ベルト搬送部25に送られてさらに下流へと搬送される。
ベルト搬送部25によって送られた用紙2は用紙搬送ローラ対27によってさらに搬送され、その先端が用紙検出センサ32によって検出されると、図示しないパーソナルコンピュータあるいは図示しないデータ記録装置からデータが送出される。そして、送出されたデータに基づいてインクジェット記録ヘッド26が作動し、用紙2にはインクジェット印刷画像が形成される。
孔版印刷画像とインクジェット印刷画像とを形成された用紙2は用紙搬送ローラ対29によって送られ、ベルト搬送部34を介して排紙トレイ35に排出される。
図6は、上述の試し刷りによって画像形成がなされた用紙2を示している。用紙2上には孔版印刷画像28とインクジェット印刷画像30とがそれぞれ形成されている。この試し刷りされた用紙2を確認して、それぞれの画像28、30の位置を移動させる場合を以下に説明する。
図6において、孔版印刷画像28は矢印Aで示す用紙搬送方向及び矢印Bで示す用紙幅方向に移動可能であり、インクジェット印刷画像30は矢印AAで示す用紙搬送方向及び矢印BBで示す用紙幅方向に移動可能である。オペレータは、各画像28、30の移動に先立ち、操作パネル50上の画像位置調整キー60を押下する。画像位置調整キー60が押下されると、表示装置58の表示が図3に示す状態となる。
次にオペレータは、位置調整を行いたい画像が孔版印刷画像28であるかインクジェット印刷画像30であるかを選択する。選択は画像切替キー61を押下することにより行われる。画像切替キー61は、1回押下される毎に位置調整を行う画像を孔版印刷画像28あるいはインクジェット印刷画像30に切り替え、この際に対応するLED61a、61bを点灯させる。位置調整を行う画像が選択されると、次に4方向キー59を押下して移動したい方向に画像の移動量を入力する。
図6において、孔版印刷画像28は矢印Aで示す用紙搬送方向及び矢印Bで示す用紙幅方向に移動可能であり、インクジェット印刷画像30は矢印AAで示す用紙搬送方向及び矢印BBで示す用紙幅方向に移動可能である。オペレータは、各画像28、30の移動に先立ち、操作パネル50上の画像位置調整キー60を押下する。画像位置調整キー60が押下されると、表示装置58の表示が図3に示す状態となる。
次にオペレータは、位置調整を行いたい画像が孔版印刷画像28であるかインクジェット印刷画像30であるかを選択する。選択は画像切替キー61を押下することにより行われる。画像切替キー61は、1回押下される毎に位置調整を行う画像を孔版印刷画像28あるいはインクジェット印刷画像30に切り替え、この際に対応するLED61a、61bを点灯させる。位置調整を行う画像が選択されると、次に4方向キー59を押下して移動したい方向に画像の移動量を入力する。
表示装置58には、図3に示すように孔版印刷画像28の移動量とインクジェット印刷画像30の移動量とが互いに隣接して表示され、さらに用紙搬送方向の移動量と用紙幅方向の移動量とが互いに隣接して表示される。オペレータはこの表示を見ながら各画像28、30の位置調整を行う。
例えば、孔版印刷画像28を用紙搬送方向下流側に2.5mm移動させる場合には、画像切替キー61を押下してLED61aを点灯させ、次に左キー59cを押下する。この例では4方向キー59の押下1回毎に画像の移動量が0.5mmずつ加算されるので、2.5mm移動させる場合には左キー59cを5回押下することとなる。すると、表示装置58の表示58aが「+2.5」となり、これで指示が完了する。この例では孔版印刷画像28を用紙幅方向には移動させておらず、表示装置58の表示58dは「0」のままである。
次に、インクジェット印刷画像30を用紙搬送方向下流側に2.0mm移動させる場合には、画像切替キー61を押下してLED61bを点灯させ、次に左キー59cを4回押下して表示装置58の表示58bに「+2.0」を表示させる。さらにインクジェット印刷画像30を用紙幅方向手前側に1.5mm移動させる場合には、下キー59bを3回押下して表示装置58の表示58cに「−1.5」を表示させる。
例えば、孔版印刷画像28を用紙搬送方向下流側に2.5mm移動させる場合には、画像切替キー61を押下してLED61aを点灯させ、次に左キー59cを押下する。この例では4方向キー59の押下1回毎に画像の移動量が0.5mmずつ加算されるので、2.5mm移動させる場合には左キー59cを5回押下することとなる。すると、表示装置58の表示58aが「+2.5」となり、これで指示が完了する。この例では孔版印刷画像28を用紙幅方向には移動させておらず、表示装置58の表示58dは「0」のままである。
次に、インクジェット印刷画像30を用紙搬送方向下流側に2.0mm移動させる場合には、画像切替キー61を押下してLED61bを点灯させ、次に左キー59cを4回押下して表示装置58の表示58bに「+2.0」を表示させる。さらにインクジェット印刷画像30を用紙幅方向手前側に1.5mm移動させる場合には、下キー59bを3回押下して表示装置58の表示58cに「−1.5」を表示させる。
以下に、多面印刷(集約印刷)の場合について説明する。
まず、図7乃至図9に基づいて、4面連写について説明する。インクジェット印刷部5で印刷を行わない場合には、制御手段としての画像処理装置37は、画像読取装置40によって読み取られて共通データ記憶メモリ65に記憶されたA4サイズの原稿の読み取りデータを50%に縮小して、図7に示すように、A3サイズの版内において2列で且つ用紙搬送方向に同一向きとなるように並べて製版画像を編集する。そのデータがサーマルヘッド駆動制御装置44へ送信されて製版がなされ、印刷がなされる。
これにより、A3サイズの用紙2に、A4サイズの50%縮小の孔版印刷画像80a、80b、80c、80dが形成される。これらの印刷画像は印刷後裁断される。
まず、図7乃至図9に基づいて、4面連写について説明する。インクジェット印刷部5で印刷を行わない場合には、制御手段としての画像処理装置37は、画像読取装置40によって読み取られて共通データ記憶メモリ65に記憶されたA4サイズの原稿の読み取りデータを50%に縮小して、図7に示すように、A3サイズの版内において2列で且つ用紙搬送方向に同一向きとなるように並べて製版画像を編集する。そのデータがサーマルヘッド駆動制御装置44へ送信されて製版がなされ、印刷がなされる。
これにより、A3サイズの用紙2に、A4サイズの50%縮小の孔版印刷画像80a、80b、80c、80dが形成される。これらの印刷画像は印刷後裁断される。
各孔版印刷画像80a、80b、80c、80dの右上部にインクジェット印刷部5でナンバリング印刷を行う場合には、画像処理装置37は、画像読取装置40によって読み取られて共通データ記憶メモリ65に記憶されたA4サイズの原稿の読み取りデータを50%に縮小して、図8に示すように、A3サイズの版内において2列で且つ用紙搬送方向の向きとなるように並べて製版画像を編集する。
この場合、用紙搬送方向の左右に分割される右側(図中上側)の孔版印刷画像80a、80bに対応する画像データを180°回転させ、予め用紙の中心位置に位置するように設定されたインクジェット記録ヘッド26の幅内(印刷可能領域内)に全てのナンバリング印刷部が収まるように編集する。編集されたデータがサーマルヘッド駆動制御装置44へ送信されて製版がなされ、印刷がなされる。
図8は、インクジェット印刷部5でナンバリング印刷部が印刷される前の状態を示しており、この時点ではナンバリング印刷部は実際には空白であるが、分かりやすいように印刷された場合の画像(ナンバー)を表示している(以下、同じ)。
この場合、用紙搬送方向の左右に分割される右側(図中上側)の孔版印刷画像80a、80bに対応する画像データを180°回転させ、予め用紙の中心位置に位置するように設定されたインクジェット記録ヘッド26の幅内(印刷可能領域内)に全てのナンバリング印刷部が収まるように編集する。編集されたデータがサーマルヘッド駆動制御装置44へ送信されて製版がなされ、印刷がなされる。
図8は、インクジェット印刷部5でナンバリング印刷部が印刷される前の状態を示しており、この時点ではナンバリング印刷部は実際には空白であるが、分かりやすいように印刷された場合の画像(ナンバー)を表示している(以下、同じ)。
インクジェット印刷部5での印字画像(ここではナンバー)は孔版印刷部4で有する内部パターン文字がインクジェットヘッド駆動制御装置47へ信号として送られる。孔版印刷画像80a、80bにおけるナンバー画像は逆向きとなっているため、これらは反転して送信される。また、孔版印刷画像80a、80bは孔版印刷部4で反転処理して製版される。
ナンバリング印刷部が左上部に設けられる場合には、孔版印刷画像80c、80dに対応する画像データが180°回転させられる。
ナンバリング印刷部が左上部に設けられる場合には、孔版印刷画像80c、80dに対応する画像データが180°回転させられる。
上記4面連写の場合の製版動作を、図9のフローチャートに基づいて詳細に説明する。但し、図1では示していないADF(自動原稿搬送装置)を用いた場合について説明する。
まず、多面連写メニューキー64を押す(S1)。次にテンキー55で連写面数を入力し(S2)、タッチパネルスイッチを兼ねる表示装置58でインクジェット印刷文字を設定する(S3)。同じく表示装置58でインクジェット印刷位置を設定する(S4)。この場合、例えば「左上」、「右上」、「左下」、「右下」が同時に表示され、いずれかを選択する。
次に、製版スタートキー51を押す(S5)。製版スタートキー51が押されると、原稿読取装置40の図示しないADFにセットされた原稿の読み取りが開始され、読み取られたデータは共通データ記憶メモリ65に記憶される(S6)。
画像処理装置37は原稿の後端が検知されたかどうか、すなわち原稿の読み取りが終了したかどうかをチェックし(S7)、終了した場合には原稿の搬送を停止させる(S8)。
原稿搬送の停止後、画像処理装置37は、共通データ記憶メモリ65に記憶された画像データの一部を回転させて上記した画像編集を行う(S9)。次いで製版工程が開始され(S10)、製版の書き込みが完了したかどうかがチェックされる(S11)。
まず、多面連写メニューキー64を押す(S1)。次にテンキー55で連写面数を入力し(S2)、タッチパネルスイッチを兼ねる表示装置58でインクジェット印刷文字を設定する(S3)。同じく表示装置58でインクジェット印刷位置を設定する(S4)。この場合、例えば「左上」、「右上」、「左下」、「右下」が同時に表示され、いずれかを選択する。
次に、製版スタートキー51を押す(S5)。製版スタートキー51が押されると、原稿読取装置40の図示しないADFにセットされた原稿の読み取りが開始され、読み取られたデータは共通データ記憶メモリ65に記憶される(S6)。
画像処理装置37は原稿の後端が検知されたかどうか、すなわち原稿の読み取りが終了したかどうかをチェックし(S7)、終了した場合には原稿の搬送を停止させる(S8)。
原稿搬送の停止後、画像処理装置37は、共通データ記憶メモリ65に記憶された画像データの一部を回転させて上記した画像編集を行う(S9)。次いで製版工程が開始され(S10)、製版の書き込みが完了したかどうかがチェックされる(S11)。
図10乃至図12に基づいて第2の実施形態を説明する。装置構成は第1の実施形態と同様であるので省略する。
図10に示すように、A4サイズの第1の原稿81と第2の原稿82を2面連写する例である。第1の原稿81には右下にインクジェット印刷部5で名前が印刷され、第2の原稿82には左上にインクジェット印刷部5で名前が印刷される。
この場合そのまま2面連写しても、図10に示すように、名前の位置が用紙搬送方向と直交する方向に離れるので、幅の狭いインクジェット記録ヘッド26ではいずれか一方しか印刷できない。
この不具合を解消すべく、本実施形態ではまず、第1の原稿81を読み取って製版し、その後、第2の原稿82のインクジェット印刷部5で印刷する名前の位置が第1の原稿81の名前の位置と異なるかどうかを判断し、異なる場合には、図11に示すように、第2の原稿82の書き込み画像を180°回転させ、インクジェット印刷部5での印刷可能領域(インクジェット記録ヘッド26での印刷可能領域)に名前部分を移動させる。
図10に示すように、A4サイズの第1の原稿81と第2の原稿82を2面連写する例である。第1の原稿81には右下にインクジェット印刷部5で名前が印刷され、第2の原稿82には左上にインクジェット印刷部5で名前が印刷される。
この場合そのまま2面連写しても、図10に示すように、名前の位置が用紙搬送方向と直交する方向に離れるので、幅の狭いインクジェット記録ヘッド26ではいずれか一方しか印刷できない。
この不具合を解消すべく、本実施形態ではまず、第1の原稿81を読み取って製版し、その後、第2の原稿82のインクジェット印刷部5で印刷する名前の位置が第1の原稿81の名前の位置と異なるかどうかを判断し、異なる場合には、図11に示すように、第2の原稿82の書き込み画像を180°回転させ、インクジェット印刷部5での印刷可能領域(インクジェット記録ヘッド26での印刷可能領域)に名前部分を移動させる。
本実施形態における製版動作を、図12のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
まず、多面連写メニューキー64を押す(S1)。次にテンキー55で原稿枚数を入力し(S2)、表示装置58でインクジェット印刷文字を設定する(S3)。同じく表示装置58でインクジェット印刷位置を設定する(S4)。
次に、製版スタートキー51を押す(S5)。製版スタートキー51が押されると、原稿読取装置40の図示しないADFにセットされた第1の原稿の読み取りが開始され、マスタ13への書き込みがなされる(S6)。
画像処理装置37は第1の原稿の後端が検知されたかどうか、すなわち第1の原稿の読み取りが終了したかどうかをチェックし(S7)、終了した場合にはマスタの搬送を停止させるとともに(S8)、第1の原稿の搬送を停止させる(S9)。
まず、多面連写メニューキー64を押す(S1)。次にテンキー55で原稿枚数を入力し(S2)、表示装置58でインクジェット印刷文字を設定する(S3)。同じく表示装置58でインクジェット印刷位置を設定する(S4)。
次に、製版スタートキー51を押す(S5)。製版スタートキー51が押されると、原稿読取装置40の図示しないADFにセットされた第1の原稿の読み取りが開始され、マスタ13への書き込みがなされる(S6)。
画像処理装置37は第1の原稿の後端が検知されたかどうか、すなわち第1の原稿の読み取りが終了したかどうかをチェックし(S7)、終了した場合にはマスタの搬送を停止させるとともに(S8)、第1の原稿の搬送を停止させる(S9)。
次に、表示装置58において、オペレータに対して第2の原稿におけるインクジェット印刷の設定を変更するかどうかの質問が表示され(S10)、変更する場合には第1の原稿と同様に、オペレータは表示装置58でインクジェット印刷文字を設定し(S11)、インクジェット印刷位置を設定する(S12)。
次に、表示装置58において、インクジェット印刷部5での印刷位置が左右方向(用紙搬送方向と直交する方向)で同じかどうかの質問が表示される(S13)。印刷位置が異なる場合には、製版スタートキー51を押す(S14)。製版スタートキー51が押されると、第2の原稿の読み取りが開始され、読み取られたデータは共通データ記憶メモリ65に記憶される(S15)。
次に、表示装置58において、インクジェット印刷部5での印刷位置が左右方向(用紙搬送方向と直交する方向)で同じかどうかの質問が表示される(S13)。印刷位置が異なる場合には、製版スタートキー51を押す(S14)。製版スタートキー51が押されると、第2の原稿の読み取りが開始され、読み取られたデータは共通データ記憶メモリ65に記憶される(S15)。
画像処理装置37は第2の原稿の後端が検知されたかどうか、すなわち第2の原稿の読み取りが終了したかどうかをチェックし(S16)、終了した場合には第2の原稿の搬送を停止させる(S17)。
次に、画像処理装置37は第2の原稿のメモリ画像を180°回転させ、画像編集を行う(S18)。次いで製版工程が開始され(S19)、製版の書き込みが完了したかどうかがチェックされる(S20)。
S10においてインクジェット印刷の設定を変更しない場合、あるいはS13においてインクジェット印刷部5での印刷位置が左右方向で同じ場合には、製版スタートキー51を押す(S21)。製版スタートキー51が押されると、第2の原稿の読み取りが開始され、マスタ13への書き込みがなされる(S22)。
画像処理装置37は第2の原稿の後端が検知されたかどうか、すなわち第2の原稿の読み取りが終了したかどうかをチェックし(S23)、終了した場合にはマスタ13の搬送を停止させるとともに(S24)、第2の原稿の搬送を停止させる(S25)。
次に、画像処理装置37は第2の原稿のメモリ画像を180°回転させ、画像編集を行う(S18)。次いで製版工程が開始され(S19)、製版の書き込みが完了したかどうかがチェックされる(S20)。
S10においてインクジェット印刷の設定を変更しない場合、あるいはS13においてインクジェット印刷部5での印刷位置が左右方向で同じ場合には、製版スタートキー51を押す(S21)。製版スタートキー51が押されると、第2の原稿の読み取りが開始され、マスタ13への書き込みがなされる(S22)。
画像処理装置37は第2の原稿の後端が検知されたかどうか、すなわち第2の原稿の読み取りが終了したかどうかをチェックし(S23)、終了した場合にはマスタ13の搬送を停止させるとともに(S24)、第2の原稿の搬送を停止させる(S25)。
画像縮小又は小画像による2面連写の場合、例えば図13に示すように、A4サイズの原稿の読み取りデータを50%に縮小して、2つの製版画像の画像データを用紙搬送方向と直交する方向に並べる画像編集を行い、A3サイズの1版のうちの用紙搬送方向における半分は無製版とするようにしてもよい(第3の実施形態)。
このようにすれば、給紙する用紙をA4サイズとすることができ、印刷コストを下げることができる。
このようにすれば、給紙する用紙をA4サイズとすることができ、印刷コストを下げることができる。
上記実施形態では原稿を読み取った画像を回転させる例を示したが、パーソナルコンピュータから送られた画像情報においても同様に行うことができる。
また、無版印刷部としてインクジェット印刷部を例示したが、熱転写方式やレーザープリンタ方式のものを採用することもできる。
複合型画像形成装置1は、孔版印刷部(孔版印刷装置)4にインクジェット印刷部(インクジェット印刷装置)5を付設して電気信号的に接続された1つのシステムとして構成してもよく、孔版印刷部4とインクジェット印刷部5が1つの筐体に一体に設けられた構成してもよい。
また、無版印刷部としてインクジェット印刷部を例示したが、熱転写方式やレーザープリンタ方式のものを採用することもできる。
複合型画像形成装置1は、孔版印刷部(孔版印刷装置)4にインクジェット印刷部(インクジェット印刷装置)5を付設して電気信号的に接続された1つのシステムとして構成してもよく、孔版印刷部4とインクジェット印刷部5が1つの筐体に一体に設けられた構成してもよい。
2 記録媒体としての用紙
4 有版印刷部としての孔版印刷部
5 無版印刷部としてのインクジェット印刷部
37 制御手段としての画像処理装置
4 有版印刷部としての孔版印刷部
5 無版印刷部としてのインクジェット印刷部
37 制御手段としての画像処理装置
Claims (5)
- 版を用いて印刷を行う有版印刷部と、版を用いずに印刷を行う無版印刷部と、上記有版印刷部で製版される1版内に複数の製版画像を並べて配置するための多面連写設定手段を有する複合型画像形成装置において、
記録媒体の搬送方向と直交する方向における上記無版印刷部の最大画像形成幅が上記有版印刷部の同一方向における最大画像形成幅よりも小さく設定され、多面連写印刷を行う場合、上記無版印刷部で行う印刷部分が全ての製版画像で上記無版印刷部の最大画像形成幅内に収まるように、上記複数の製版画像のうち必要なものの画像データを製版前に回転させて画像編集する制御手段を有していることを特徴とする複合型画像形成装置。 - 請求項1記載の複合型画像形成装置において、
画像縮小又は小画像による2面連写の場合、上記制御手段は、2つの製版画像の画像データを記録媒体の搬送方向と直交する方向に並べる画像編集を行い、1版のうちの記録媒体の搬送方向における半分は無製版とすることを特徴とする複合型画像形成装置。 - 請求項1記載の複合型画像形成装置において、
連写する面数が3面以上の場合、上記制御手段は、各製版画像が記録媒体の搬送方向の左右に分割されるように各画像データを並べる画像編集を行い、いずれか一方側の画像データを回転させてから製版を行うことを特徴とする複合型画像形成装置。 - 請求項1乃至3のうちの何れかに記載の複合型画像形成装置において、
上記無版印刷部が記録媒体の搬送方向と直交する方向に移動可能であることを特徴とする複合型画像形成装置。 - 請求項1乃至4のうちの何れかに記載の複合型画像形成装置において、
上記有版印刷部が孔版印刷方式の構成を有し、上記無版印刷部がインクジェット印字方式の構成を有していることを特徴とする複合型画像形成装置。
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010102657A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Canon Inc | 画像処理装置及び部番号付加方法及びプログラム |
-
2004
- 2004-09-13 JP JP2004265701A patent/JP2006076256A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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