JP2006115236A - 基地局装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 受信負荷情報の報知間隔の適正化を図ることができる基地局装置を提供すること。
【解決手段】 基地局装置100に、受信負荷情報生成部131にて受信RoT情報から求める受信負荷情報変動量が所定のしきい値より大きいとき、換言すれば所定の閾値以上の変動があったときに、受信負荷情報をHSUPAによる上りパケット通信を行っている移動局装置200に対して送信する報知信号送信制御部130を設けた。これにより、受信負荷情報の変動が大きいときに受信負荷情報が送信されるので、受信負荷情報が送信されるタイミングは受信負荷情報の変動が激しいときには間隔が狭くなり、また受信負荷情報の変動が緩やかなときには間隔が長くなるため、受信負荷情報の送信間隔の適正化が図られると共に、基地局装置100の下りリンク送信負荷を低減することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 基地局装置100に、受信負荷情報生成部131にて受信RoT情報から求める受信負荷情報変動量が所定のしきい値より大きいとき、換言すれば所定の閾値以上の変動があったときに、受信負荷情報をHSUPAによる上りパケット通信を行っている移動局装置200に対して送信する報知信号送信制御部130を設けた。これにより、受信負荷情報の変動が大きいときに受信負荷情報が送信されるので、受信負荷情報が送信されるタイミングは受信負荷情報の変動が激しいときには間隔が狭くなり、また受信負荷情報の変動が緩やかなときには間隔が長くなるため、受信負荷情報の送信間隔の適正化が図られると共に、基地局装置100の下りリンク送信負荷を低減することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、特に上り回線にてパケット通信を行う基地局装置に関する。
W−CDMAにおける上り回線パケットアクセス高速化を図る伝送規格として、HSUPA(High Speed UplinkPacket Access)が3GPPにおいて検討されている。HSUPAにおいては、上り回線パケットを伝送する専用チャネルとしてE−DCH(Enhanced-Dedicated CHannel)が設けられる。
図23に示すように、HSUPAが適用される通信システムにおいて、許容可能な最大受信電力(目標RoTしきい値:Rise over Thermal noise threshold)が、RNC(Radio Network Controller)からの指示により基地局毎に定められる。E−DCHに割り当て可能な受信電力は、目標RoTしきい値から熱雑音電力、他セル干渉波電力、および既存のDCH電力を差し引いた残余の電力値となる。基地局は、この残余電力を複数のHSUPA移動局に対し効率的に割り当てることにより、セルにおけるスループットを向上させる。
ここで、基地局における受信負荷状況(例えば、目標RoTしきい値と実際の受信RoTとの差分(以下、ΔRoTという))を自セル内の移動局に報知することによって更に効率的な受信電力の利用を図る通信システムの提案がなされている。
非特許文献1において、ΔRoTに基づく受信負荷情報報知の一例が示されている。この文献において、基地局は受信負荷情報を自セル内の移動局に共通チャネルを用いて報知し、移動局は受信負荷情報を利用して基地局のスケジューリングによらない自発的送信を行う。移動局が基地局の割り当てを待たずにTCP層でのACK/NACK等の少量のデータを自発的に送信することにより、上りリンク送信までのアクセス遅延を削減することができる。
3GPP TSG-RAN Working Group 1寄書 R1-040784," Broadcast of unallocated noise rise", Siemens, 2004年6月
3GPP TSG-RAN Working Group 1寄書 R1-040784," Broadcast of unallocated noise rise", Siemens, 2004年6月
しかしながら、従来の通信システムにおいて、受信負荷情報の報知周期に関しては、何ら配慮がなされていない。例えば、基地局が移動局に対して必要以上の短周期で受信負荷情報の報知を行うと、基地局における送信負荷が高くなるのみならず、下りリンク資源を浪費し、他の下りリンクチャネルへの不必要な干渉を引き起こすおそれがある。
一方、基地局が移動局に対して必要以上の長周期で報知を行うと、移動局において受信負荷状況の変動が長期間把握できないことになり、受信負荷情報を報知する利点が損なわれるおそれがある。従って、受信負荷情報の報知間隔について適正化を図ることは重要な課題であるが、上記のとおり従来においては何ら配慮がなされていない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、受信負荷情報の報知間隔の適正化を図ることができる基地局装置を提供することを目的とする。
本発明の基地局装置は、上り回線における受信負荷の指標となる受信負荷情報を生成する受信負荷情報生成手段と、通信相手における前記受信負荷情報取得の必要度に応じて、前記受信負荷情報の報知間隔を調整する送信制御手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、受信負荷情報の報知間隔の適正化を図ることができる基地局装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本実施の形態の基地局装置100は、RF(Radio Frequency:無線周波数)受信部101と、復調部102と、誤り訂正復号部103と、SIR測定部104と、UL−TPC生成部105と、スケジューリング部110と、誤り訂正符号化部121と、変調部122と、報知信号送信制御部130と、RF送信部141とを有する。
図1に示すように、本実施の形態の基地局装置100は、RF(Radio Frequency:無線周波数)受信部101と、復調部102と、誤り訂正復号部103と、SIR測定部104と、UL−TPC生成部105と、スケジューリング部110と、誤り訂正符号化部121と、変調部122と、報知信号送信制御部130と、RF送信部141とを有する。
RF受信部101は、受信された無線周波数の受信信号をベースバンドの信号に変換し、復調部102に出力する。また、RF受信部101は、受信信号全体の総受信電力に関する受信RoT情報をスケジューリング部110および報知信号送信制御部130に出力する。
復調部102は、受信信号を復調し、復調後の受信信号を誤り訂正復号部103およびSIR測定部104に出力する。
誤り訂正復号部103は、復調後の受信信号に対して、誤り検出・誤り訂正を行い、誤り訂正後の受信信号から受信データを出力するとともに、受信データに含まれる送信要求をスケジューリング部110に出力し、誤り検出結果をACK/NACK生成部106に出力する。
SIR測定部104は、復調後の受信信号からSIR(Signal to Interference Ratio)を測定する。
UL−TPC生成部105は、SIR測定部104にて測定されたSIRに基づき、上り回線の送信電力の増減を指示する上り回線用の送信電力制御コマンド(UL−TPC)を生成する。
ACK/NACK生成部106は、誤り訂正復号部103から出力される誤り検出結果に応じて受信確認応答であるACK又はNACKを生成する。
スケジューリング部110は、RF受信部101から出力された受信RoT情報、誤り訂正復号部103から出力された送信要求、SIR測定部104にて測定されたSIRに基づいて、各移動局装置に対して割り当てる自装置の受信電力を決定し、それぞれの移動局装置に割り当てられた受信電力に対する移動局装置ごとの伝送レート(ないし移動局装置ごとにおける送信電力)の指示コマンドを生成する。
誤り訂正符号化部121は、送信データ、指示コマンド、およびACK/NACKがマッピングされて得られた送信信号に対して、誤り訂正符号化する。
変調部122は、誤り訂正符号化後の送信信号およびUL−TPC生成部105にて生成されたUL−TPCを変調し、RF送信部141に出力する。
報知信号送信制御部130は、RF受信部101から出力された受信RoT情報に基づき、受信負荷情報を生成して出力する。
詳細には、報知信号送信制御部130は、図2に示すように受信負荷情報生成部131と、比較部132と、スイッチ133と、バッファ部134と、報知制御部135とを有する。
受信負荷情報生成部131は、受信RoT情報に基づき、受信負荷情報を生成する。この受信負荷情報として、例えば前述図23のΔRoT、すなわち目標RoTしきい値と受信RoT情報との差を用いることができる。そのとき、例えば目標RoTが受信RoTよりも大きいときにΔRoTをプラスの値とし、目標RoTが受信RoTよりも小さいときにΔRoTをマイナスの値とする。
そして、受信負荷情報生成部131は、生成した受信負荷情報を比較部132およびスイッチ133に出力する。
比較部132は、受信負荷情報生成部131にて生成された受信負荷情報と、バッファ部134に記憶されている、前回移動局装置に報知された受信負荷情報との差(すなわち、受信負荷情報変動量)を算出する。そして、比較部132は、所定のしきい値と、算出した受信負荷情報変動量とを比較して、受信負荷情報変動量が所定のしきい値以上であるときには、報知制御部135に対してその旨の信号を出力する。
報知制御部135は、比較部132からの出力信号を受け取ると、スイッチ133に対してスイッチ133が閉じることを命令する制御信号を出力する。
スイッチ133は、報知制御部135からの制御信号に基づいてスイッチを閉じ、受信負荷情報生成部131から比較部132およびスイッチ133に出力された受信負荷情報を通過させる。この通過した受信負荷情報は、バッファ部134およびRF送信部141に入力される。なお、バッファ部134は、入力される受信負荷情報にて前回入力された受信負荷情報を上書きすることにより、直近にRF送信部141に入力された受信負荷情報すなわち移動局装置に対して送信された直近の受信負荷情報を保持している。
このように、報知信号送信制御部130は、受信負荷情報生成部131にて受信RoT情報から求める受信負荷情報と、前回移動局装置に報知された受信付加情報との差である受信負荷情報変動量が所定のしきい値より大きいとき、すなわち基地局装置100における受信負荷の変動が大きいときに、受信負荷情報を出力することができる。
RF送信部141は、報知信号送信制御部130からの受信負荷情報を、E−DCHを利用している、すなわちHSUPAによる上りのパケット通信を行っている全ての移動局装置に対して送信する。
上記報知信号送信制御部130の動作フローを図3に示す。
図3に示すように、ステップST1001においては、受信負荷情報生成部131にて受信負荷情報が生成される。
ステップST1002においては、比較部132にて、受信負荷情報生成部131から出力される受信負荷情報とバッファ部134に保持されている前回報知された受信負荷情報との差である受信負荷情報変動量を算出し、この受信負荷情報変動量と所定のしきい値とを比較する。
比較の結果、受信負荷情報変動量が所定のしきい値以上であるとき(ステップST1002:YES)には、報知制御部135の制御によりスイッチ133が閉じられ受信負荷情報がRF送信部141を介して移動局装置に対して報知される(ステップST1003)。
また、ステップST1004において、スイッチ133を通過した受信負荷情報がバッファ部134に入力されて格納される。
一方、比較の結果、受信負荷情報変動量が所定のしきい値より小さいとき(ステップST1002:NO)には、報知制御部135は特に作動せず、そのためスイッチ133は閉じられることがないので、そのときの受信負荷情報は移動局装置に報知されない。
以上の構成の基地局装置100が受信RoT情報の変動に応じて受信負荷情報を送信する状況の具体例を図4に示す。
図4(a)に示すように、受信RoT情報は、熱雑音電力、他セルからの干渉電力である他セル干渉電力、DCHを利用している移動局装置のDCH電力、およびE−DCHを利用している移動局装置のE−DCH電力を足し合わせたものである。すなわち、図4(a)においては、時間軸から最も離れている曲線L1101が、受信RoT情報の変動を表す曲線となる。そして、同じ時間(t)における、目標RoTしきい値と受信RoT情報の値との差がΔRoTである。
図4(b)には、基地局装置100が受信負荷情報としてΔRoT情報を送信するタイミングを示しており、シャドウがかかっている部分にΔRoT情報が送信されている。具体的には、t1、t4、t6、t8、t11、t14、t16、t18のタイミングでΔRoT情報が送信されている。
すなわち、前回移動局装置に対して報知されたΔRoTから所定のしきい値以上の変動があったときに、そのときのΔRoT情報が送信されている。そのため、ΔRoT情報が移動局装置に対して報知されるタイミングは、ΔRoTの変動が激しいときには間隔が狭くなり、逆にΔRoTの変動が緩やかなときには間隔が広くなっている。
本実施の形態においては、後述するように移動局装置が基地局装置100から送信されるΔRoT情報を送信パラメータの決定に利用するため、ΔRoTの変動が激しいとき(基地局装置100における受信環境の変動が激しいとき)にはできるだけ直近のΔRoT情報を取得する必要性が大きい。基地局装置100は上述のとおりΔRoT情報が移動局装置に対して報知されるタイミングはΔRoTの変動が激しいときには間隔が狭くなるので移動局装置の要求に応えることができる。
また、基地局装置100の側から見れば、移動局装置の要求が大きいΔRoTの変動が激しいときには送信間隔が短くなり、逆に要求の小さいΔRoTの変動が緩やかなときには送信間隔が長くなることから、基地局装置100の下りリンク送信負荷を低減することができる。また、基地局装置100と移動局装置とから構成される通信システムにおけるトラヒック増加も抑制することができる。
図5に示すように、移動局装置200は、RF受信部201と、復調部202と、誤り訂正復号部203と、SIR測定部204と、DL−TPC生成部205と、報知信号取得部206と、ACK/NACK生成部207と、送信パラメータ制御部208と、バッファ209、誤り訂正符号化部210と、変調部211と、送信電力制御部212と、RF送信部213とを有する。
RF受信部201は、受信された無線周波数の受信信号をベースバンドの信号に変換し、復調部202に出力する。
復調部202は、受信信号を復調し、復調後の受信信号を誤り訂正復号部203およびSIR測定部204に出力する。
誤り訂正復号部203は、復調後の受信信号に対して、誤り検出・誤り訂正を行い、誤り訂正後の受信信号から受信データを出力するとともに、受信データ中に含まれる伝送レート指示コマンドを送信パラメータ制御部208に出力し、誤り検出結果をACK/NACK生成部207に出力する。
SIR測定部204は、復調後の受信信号からSIR(Signal to Interference Ratio)を測定する。
DL−TPC生成部205は、SIR測定部204にて測定されたSIRに基づき、下り回線の送信電力の増減を指示する下り回線用の送信電力制御コマンド(DL−TPC)を生成する。
報知情報取得部206は、受信データ中に含まれる基地局装置100からの報知信号である受信負荷情報(例えば、ΔRoT情報)を取得して、この報知情報取得部206が備えるバッファ部209に記憶されている情報を上書きするとともに、送信パラメータ制御部208に出力する。なお、受信データ中に受信負荷情報が含まれていない場合には、報知情報取得部206は、バッファ部209に記憶している受信負荷情報を出力する。
ACK/NACK生成部207は、誤り訂正復号部203から出力される誤り検出結果に応じて受信確認応答であるACK又はNACKを生成する。
送信パラメータ制御部208は、誤り訂正復号部203から出力される伝送レート指示コマンドおよび報知信号取得部206から出力される基地局装置100における受信負荷情報(例えば、ΔRoT)に基づいて、上り回線における送信時の送信パラメータを決定する。そして、送信パラメータ制御部208は、決定した送信パラメータを誤り訂正符号化部210、変調部211および送信電力制御部212に出力する。
誤り訂正符号化部210は、送信パラメータ制御部208からの送信パラメータに基づいて、送信データおよびACK/NACKがマッピングされて得られた送信信号に対して、誤り訂正符号化する。
変調部211は、送信パラメータ制御部208からの送信パラメータに基づいて、誤り訂正符号化後の送信信号およびDL−TPC生成部205にて生成されたDL−TPCを変調し、RF送信部213に出力する。
送信電力制御部212は、送信パラメータ制御部208から出力された送信パラメータに基づいて、増幅量を制御する。
RF送信部213は、送信電力が制御された、変調部211からの送信信号およびDL−TPCに対して所定の無線処理を施し、アンテナを介して基地局装置100に送信する。
このように実施の形態1によれば、基地局装置100に、受信負荷情報生成部131にて受信RoT情報から求める受信負荷情報(例えば、ΔRoT情報)と、前回移動局装置に報知された受信負荷情報との差である受信負荷情報変動量が所定のしきい値より大きいとき、換言すれば前回移動局装置200に対して報知された受信負荷情報(例えば、ΔRoT情報)から所定のしきい値以上の変動があったときに、受信負荷情報をHSUPAによる上りパケット通信を行っている全ての移動局装置200に対して送信する報知信号送信制御部130を設けた。
また、報知信号送信制御部130は、受信負荷情報生成部131にて受信RoT情報から求める受信負荷情報(例えば、ΔRoT情報)と、前回移動局装置に報知された受信負荷情報との差から受信負荷情報変動量を算出し当該受信負荷情報変動量としきい値とを比較する比較部132と、比較結果に応じて受信負荷情報の送信を制御する報知制御部135とを備える。具体的には、報知制御部135は、受信負荷情報変動量が所定のしきい値より大きいときに受信負荷情報をHSUPAによる上りパケット通信を行っている全ての移動局装置200に対して送信する制御を行う。
これにより、受信負荷情報の変動が大きいときに受信負荷情報が送信されるので、受信負荷情報が送信されるタイミングは受信負荷情報の変動が激しいときには間隔が狭くなり、また受信負荷情報の変動が緩やかなときには間隔が長くなるため、受信負荷情報の送信間隔の適正化が図られると共に、基地局装置100の下りリンク送信負荷を低減することができる。さらに、基地局装置100と移動局装置200とから構成される通信システムにおけるトラヒック増加も抑制することができる。
また、移動局装置200において基地局装置100のできるだけ直近の受信負荷情報を取得する必要性が高いときである受信負荷情報の変動が激しいときに送信間隔が狭くなるので、基地局装置100は移動局装置200の要求に応えることができる。
すなわち、基地局装置100は、移動局装置200における、基地局装置100の受信負荷情報を取得する必要度に応じて、その受信負荷情報の送信間隔を調整する報知信号送信制御部130を具備することにより、結果的に送信間隔の適正化を図ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2の基地局装置300は、図6に示すように、スケジューリング部310と、報知信号送信制御部320とを有する。このスケジューリング部310は、図1のスケジューリング部110と基本的に同様の動きをするが、報知信号送信制御部320に対して基地局装置300におけるE−DCHに関するE−DCH情報を出力する。報知信号送信制御部320は、受信RoT情報およびE−DCH情報を入力し、受信負荷情報を生成し、この受信負荷情報の出力周期を、E−DCH情報から求められるE−DCHを利用している移動局装置の数に応じて変化させる。
実施の形態2の基地局装置300は、図6に示すように、スケジューリング部310と、報知信号送信制御部320とを有する。このスケジューリング部310は、図1のスケジューリング部110と基本的に同様の動きをするが、報知信号送信制御部320に対して基地局装置300におけるE−DCHに関するE−DCH情報を出力する。報知信号送信制御部320は、受信RoT情報およびE−DCH情報を入力し、受信負荷情報を生成し、この受信負荷情報の出力周期を、E−DCH情報から求められるE−DCHを利用している移動局装置の数に応じて変化させる。
すなわち、実施の形態2の特徴は、基地局装置300において、E−DCHを利用している移動局装置の数に応じて受信負荷情報の送信周期を変化させることにある。
図7に示すように、報知信号送信制御部320は、受信負荷情報生成部321と、E−DCH移動局数計数部322と、報知制御部323と、メモリ部324と、スイッチ325とを有する。
受信負荷情報生成部321は、受信RoT情報に基づき、受信負荷情報(例えば、ΔRoT)を生成する。そして、受信負荷情報生成部321は、生成した受信負荷情報をスイッチ325に出力する。
E−DCH移動局数計数部322は、スケジューリング部310からのE−DCH情報を利用して、基地局装置300におけるE−DCHを利用している移動局装置の数をカウントする。また、E−DCH移動局数計数部322は、メモリ部324を有しており、このメモリ部324には、E−DCHを利用している移動局装置の数であるE−DCH移動局数と、このE−DCH移動局数に応じた信号出力周期とが対応づけて記憶されている。
E−DCH移動局数計数部322は、メモリ部324を参照して、カウントしたE−DCH移動局数に対応した信号出力周期を求めるとともに、この信号出力周期ごとに信号を報知制御部323に出力する。なお、E−DCH移動局数が多いほど信号出力周期を短く、また、E−DCH移動局数が少ないほど信号出力周期を長くする。
具体的には、例えば、メモリ部324には、E−DCH移動局数を複数の範囲に分割し、このE−DCH移動局数範囲と、各E−DCH移動局数範囲に応じた信号出力周期とが対応づけられている。そして、E−DCH移動局数計数部322は、メモリ部324を参照して、カウントしたE−DCH移動局数に対応するE−DCH移動局数範囲を特定し、このE−DCH移動局数範囲に対応する信号出力周期ごとに信号を報知制御部323に出力する。こうすることで、E−DCH移動局数範囲が変化するごとに信号出力周期が調整されることになり、これにより受信負荷情報が移動局装置に報知される周期を調整することができる。
報知制御部323は、E−DCH移動局数計数部322からの出力信号を受け取ると、スイッチ325に対してスイッチ325が閉じることを命令する制御信号を出力する。
スイッチ325は、報知制御部323からの制御信号に基づいてスイッチを閉じ、受信負荷情報生成部321から出力された受信負荷情報を通過させる。
上記報知信号送信制御部320の動作フローを図8に示す。
図8に示すように、ステップST1201においては、受信負荷情報生成部321にて受信負荷情報が生成される。
次いで、E−DCH移動局数計数部322において、E−DCH移動局数を計測する(ステップST1202)。そして、E−DCH移動局数計数部322において、計測したE−DCH移動局数に対応するE−DCH移動局数範囲を特定する(ステップST1203)。さらに、E−DCH移動局数計数部322において、E−DCH移動局数範囲に対応する受信負荷情報の報知周期(上述のE−DCH移動局数計数部322からの出力信号の出力周期に対応する)を特定する(ステップST1204)。
そして、ステップST1205において、報知制御部323の制御によりスイッチ325の開閉を制御することで、上記報知周期ごとに受信負荷情報が移動局装置に対して送信される。
以上の構成の基地局装置300がE−DCH移動局数の変動に応じて受信負荷情報を送信する状況の具体例を図9に示す。
図9(a)に示すように、曲線L1301は、受信RoTの変動を示している。また、曲線L1302は、熱雑音電力、他セルからの干渉電力である他セル干渉電力、およびDCHを利用している移動局装置のDCH電力の和の変動を示している。そして、時刻(t)における曲線L1301の値から曲線L1302を引いた値が、その時刻(t)におけるE−DCHを利用している移動局装置のE−DCH電力となる。
図9(a)の受信RoTの変動に対応したE−DCH移動局数の変動状況を示したものが、図9(b)である。図9(b)においては、特に、しきい値1からしきい値4を用いてE−DCH移動局数範囲を4つ設けている。
図9(c)には、基地局装置300が受信負荷情報としてΔRoT情報を送信するタイミングを示しており、シャドウがかかっている部分にΔRoT情報が送信されている。図9(c)においては、特に、図9(b)における、E−DCH移動局数が0からしきい値1までのE−DCH移動局数範囲では送信周期が4単位時間、しきい値1からしきい値2までのE−DCH移動局数範囲では送信周期が3単位時間、しきい値2からしきい値3までのE−DCH移動局数範囲では送信周期が2単位時間、しきい値3からしきい値4までのE−DCH移動局数範囲では送信周期が1単位時間とした場合について示している。
すなわち、E−DCH移動局数が少ないときには、送信周期が長くなり、また、E−DCH移動局数が多いときには、送信周期が短くなっている。
本実施の形態においては、移動局装置が基地局装置300から送信されるΔRoT情報を送信パラメータの決定に利用するため、このΔRoT情報を利用する、HSUPAによる上りパケット通信を行っている移動局装置の数が多いときにはできるだけ直近のΔRoT情報を取得する必要性が大きい。基地局装置300は上述のとおりE−DCH移動局数が多いほど送信間隔を狭くするのでE−DCHを利用する移動局装置の要求に応えることができる。
ここで、本実施の形態において、基地局装置300と通信を行う移動局装置は、実施の形態1の移動局装置200と同様のためその説明は省略する。
このように実施の形態2によれば、基地局装置300に、自装置とE−DCHを利用して上りのパケット通信を行っている移動局装置の数に応じて、受信負荷情報をHSUPAによる上りパケット通信を行っている移動局装置に対して送信する送信間隔を調整する報知信号送信制御部320を設けた。この報知信号送信制御部320は、E−DCH移動局数が少ないときには、送信間隔を長くし、また、E−DCH移動局数が多いときには、送信間隔を短くする。
また、報知信号送信制御部320は、上りパケット通信を行っている移動局装置の数を計測するE−DCH移動局計数部322と、この上りパケット通信を行っている移動局装置の数と受信負荷情報の送信周期とを対応づけて記憶するメモリ部324と、メモリ部324を参照しE−DCH移動局計数部322にて計測した移動局装置数に対応する送信周期により受信負荷情報の送信を制御する報知制御部323とを具備する。
こうすることにより、受信負荷情報の送信間隔の適正化が図られると共に、基地局装置300の下りリンク送信負荷を低減することができる。さらに、基地局装置300と移動局装置とから構成される通信システムにおけるトラヒック増加も抑制することができる。
また、E−DCHを利用して上りのパケット通信を行っている移動局装置において基地局装置300のできるだけ直近の受信負荷情報を取得する必要性とほぼリンクするE−DCH移動局数が多いときに送信間隔が狭くなるので、基地局装置300は移動局装置の要求に応えることができる。
すなわち、基地局装置300は、移動局装置が基地局装置300の受信負荷情報を取得する必要度に応じて、その受信負荷情報の送信間隔を調整する報知信号送信制御部320を具備することにより、結果的に送信間隔の適正化を図ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3の基地局装置400は、図10に示すように、報知周期変更要求信号取得部410と、報知信号送信制御部420とを有する。この報知周期変更要求信号取得部410は、誤り訂正復号部103から出力される受信データに含まれる、移動局装置から送信される報知周期変更要求信号を取得し、この報知周期変更要求信号を報知信号送信制御部420に出力する。報知信号送信制御部420は、報知周期変更要求信号取得部410からの出力信号を受け取ると、受信負荷情報を出力する制御を行う。そして、出力信号を受け取ったタイミングからの経過時間に伴って受信負荷情報の出力周期が長くなるように受信負荷情報を出力する制御を行う。
実施の形態3の基地局装置400は、図10に示すように、報知周期変更要求信号取得部410と、報知信号送信制御部420とを有する。この報知周期変更要求信号取得部410は、誤り訂正復号部103から出力される受信データに含まれる、移動局装置から送信される報知周期変更要求信号を取得し、この報知周期変更要求信号を報知信号送信制御部420に出力する。報知信号送信制御部420は、報知周期変更要求信号取得部410からの出力信号を受け取ると、受信負荷情報を出力する制御を行う。そして、出力信号を受け取ったタイミングからの経過時間に伴って受信負荷情報の出力周期が長くなるように受信負荷情報を出力する制御を行う。
すなわち、実施の形態3の特徴は、基地局装置400において、移動局装置からの報知周期変更要求信号を受け取ると受信負荷情報を送信するとともに、次の報知周期変更要求信号を受け取るまでは、直前の報知周期変更要求信号を受けとったタイミングからの経過時間に伴って受信負荷情報の送信周期を長くすることである。
図11に示すように、報知信号送信制御部420は、受信負荷情報生成部421と、経過時間カウンタ422と、報知制御部423と、スイッチ424とを有する。
受信負荷情報生成部421は、受信RoT情報に基づき、受信負荷情報(例えば、ΔRoT)を生成する。そして、受信負荷情報生成部421は、生成した受信負荷情報をスイッチ424に出力する。
経過時間カウンタ422は、報知周期変更要求信号取得部410からの出力信号を受け取るとカウンタをリセットし、出力信号を受け取ったときからの経過時間をカウントするとともに、経過時間を報知制御部423に出力する。
報知制御部423は、報知周期変更要求信号取得部410からの出力信号を受け取ると所定時間後にスイッチ424に対してスイッチ424が閉じることを命令する制御信号を出力する。また、経過時間カウンタ422からの経過時間に応じて、制御信号を出力する出力周期を段階的に長くしていく調整を行う。
スイッチ424は、報知制御部423からの制御信号に基づいてスイッチを閉じ、受信負荷情報生成部421から出力された受信負荷情報を通過させる。
上記報知信号送信制御部420の動作フローを図12に示す。
図12に示すように、ステップST1401においては、受信負荷情報生成部421にて受信負荷情報が生成される。
次いで、報知制御部423は、報知周期変更要求信号を受け取ったとき(ステップST1402:YES)には、スイッチ424に対する制御信号の出力周期を短周期に調整する(ステップST1403)。
一方、報知制御部423は、報知周期変更要求信号を受け取らないとき(ステップST1402:NO)には、経過時間カウンタ422から出力される、前回報知周期変更要求信号を受け取ったときからの経過時間に応じて、スイッチ424に対する制御信号の出力周期を調整する(ステップST1404)。
ステップST1405においては、報知制御部423の制御によりスイッチ424の開閉を制御することで、上記出力周期に対応した送信周期ごとに受信負荷情報が移動局装置に対して送信される。
以上の構成の基地局装置400が報知周期変更要求信号を受け取ってからの経過時間に応じて受信負荷情報を送信する状況の具体例を図13に示す。
図13(a)に示すように、基地局装置400は、時刻t8において移動局装置から報知周期変更要求信号を受け取っている。そして、図13(b)に示すように、基地局装置400は、時刻t8までは送信周期が3単位時間としている。報知周期変更要求信号を受け取った後は、時刻t9からt11までは送信周期を1単位時間とし、時刻t11からt15までは送信周期を2単位時間とし、t15からt18までは送信周期を3単位時間としている。すなわち、基地局装置400は、報知周期変更要求信号を受け取ったタイミングからの経過時間に応じて、送信周期を段階的に長くしている。
本実施の形態においては、移動局装置が基地局装置400から送信されるΔRoT情報を送信パラメータの決定に利用するため、報知周期変更要求信号を受け取ったタイミング付近において、ΔRoT情報を利用する、HSUPAによる上りパケット通信を行っている移動局装置が直近のΔRoT情報を取得する必要性が大きい。そして、報知周期変更要求信号を受け取ったタイミングから時間が経てば経つほどその必要性は減少すると考えられる。基地局装置400は上述のとおり報知周期変更要求信号を受け取ったタイミングからの経過時間に応じて、送信周期を段階的に長くしているので、E−DCHを利用する移動局装置の要求に応えることができる。
図14に示すように、移動局装置500は、報知周期変更要求信号生成部510を有する。この報知周期変更要求信号生成部510は、制御部(図示せず)からの指示により、必要に応じて報知周期変更要求信号を生成し、誤り訂正符号化部210に出力する。移動局装置500の誤り訂正符号化部210は、送信パラメータ制御部208からの送信パラメータに基づいて、送信データ、ACK/NACK、および報知周期変更要求信号がマッピングされて得られた送信信号に対して、誤り訂正符号化する。ここで、報知周期変更要求信号としては、報知周期の短縮に対する要求が存在することを示すだけの1ビット信号であっても良いし、具体的に所望の報知周期を指定する信号であっても良い。前者の場合は上りの信号量が少ない利点があり、後者の場合は報知周期の調整時間が短縮できるという利点がある。後者の場合に、基地局が所望周期の異なる複数の要求信号を同時に受信したときには要求信号の中で最も短周期の要求に従う。
このように実施の形態3によれば、基地局装置400に、自装置とE−DCHを利用して上りのパケット通信を行っている移動局装置からの報知周期変更要求信号を受け取ったタイミングからの経過時間に応じて、受信負荷情報をHSUPAによる上りパケット通信を行っている移動局装置に対して送信する送信間隔を調整する報知信号送信制御部420を設けた。この報知信号送信制御部420は、経過時間に応じて、送信間隔を長くする。
こうすることにより、受信負荷情報の送信間隔の適正化が図られると共に、基地局装置400の下りリンク送信負荷を低減することができる。さらに、基地局装置400と移動局装置とから構成される通信システムにおけるトラヒック増加も抑制することができる。
また、報知周期変更要求信号を受け取ったタイミングからの経過時間はE−DCHを利用して上りのパケット通信を行っている移動局装置において基地局装置400のできるだけ直近の受信負荷情報を取得する必要性とほぼリンクし、この経過時間に応じて送信間隔が狭くなるので、基地局装置400は移動局装置の要求に応えることができる。
すなわち、基地局装置400は、移動局装置が基地局装置400の受信負荷情報を取得する必要度に応じて、その受信負荷情報の送信間隔を調整する報知信号送信制御部420を具備することにより、結果的に送信間隔の適正化を図ることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4の基地局装置600は、図15に示すように、下りリンク負荷測定部610と、報知信号送信制御部620とを有する。この下りリンク負荷測定部610は、変調部122からの出力を基に、下りリンクにおける送信負荷(下りリンク負荷)、すなわち基地局における送信電力状況を測定する。報知信号送信制御部620は、実施の形態1の基地局装置100における報知信号送信制御部130と基本的に同様の動作を行うが、基地局装置100における受信負荷情報を送信するタイミングであっても、下りリンク負荷測定部610からの下りリンク負荷情報が基地局送信電力に余裕がないことを示すときには、受信負荷情報の出力を抑制する点が異なる。
実施の形態4の基地局装置600は、図15に示すように、下りリンク負荷測定部610と、報知信号送信制御部620とを有する。この下りリンク負荷測定部610は、変調部122からの出力を基に、下りリンクにおける送信負荷(下りリンク負荷)、すなわち基地局における送信電力状況を測定する。報知信号送信制御部620は、実施の形態1の基地局装置100における報知信号送信制御部130と基本的に同様の動作を行うが、基地局装置100における受信負荷情報を送信するタイミングであっても、下りリンク負荷測定部610からの下りリンク負荷情報が基地局送信電力に余裕がないことを示すときには、受信負荷情報の出力を抑制する点が異なる。
すなわち、実施の形態4の特徴は、基地局装置600が下りリンク負荷情報に基づき、受信負荷情報の出力を抑制する点にある。
図16に示すように、報知信号送信制御部620は、報知制御部621を有する。この報知制御部621は、基本的に図2の報知制御部135と同様の動作を行う。しかしながら、報知制御部621は、報知制御部135がスイッチ133に制御信号を出力するタイミング、すなわち比較部132による比較の結果、受信負荷情報変動量が所定のしきい値以上であるときで比較部132からの出力信号を受け取った場合であっても、下りリンク負荷情報の示す下りリンク負荷値が所定のしきい値を超える場合には、スイッチ133に対して制御信号を出力しない。
すなわち、報知制御部621は、比較部132における比較の結果として受信負荷情報変動量が所定のしきい値以上であり、かつ、下りリンク負荷情報の示す下りリンク負荷値が所定のしきい値以下の場合にのみ、スイッチ133に対して制御信号を出力する。
次いで、以上の構成の基地局装置600が受信RoT情報の変動に応じて受信負荷情報を送信する状況の具体例を図17に示す。
図17(a)には、基地局装置600における下りリンク負荷の変動を示している。また、図17(b)には、図4と同様の受信RoTの変動があった場合における受信負荷情報の送信タイミングを示している。
注目すべき点は、t11において基地局装置100は受信負荷情報を送信する(図4参照)が、基地局装置600は下りリンク負荷がしきい値Th1501を超えているため、受信負荷情報の送信を抑制している。
このように実施の形態4によれば、基地局装置600に、受信負荷情報を送信すべきタイミングであっても、下りリンク負荷がしきい値を超えているときには、受信負荷情報の送信を行わない報知信号送信制御部620を設けた。
これにより、受信負荷情報よりも優先度の高い他の下りリンクによる通信に対する影響を低減することができる。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1の基地局装置100に新たに下りリンク負荷測定部610を設け、下りリンク負荷情報に基づき受信負荷情報の出力を抑制する場合について説明を行った。しかし、下りリンク負荷情報に基づき受信負荷情報の出力を抑制する制御を実施の形態2の基地局装置300および実施の形態3の基地局装置400に対しても適用可能である。
下りリンク負荷情報に基づき受信負荷情報の出力を抑制する制御を実施の形態2の基地局装置300に適用する場合には、図18に示すように、報知信号送信制御部710の報知制御部711は、基本的に図7の報知制御部323と同様の動作を行う。しかしながら、報知制御部711は、報知制御部323がスイッチ325に制御信号を出力するタイミングであっても、下りリンク負荷情報の示す下りリンク負荷値が所定のしきい値を超える場合には、スイッチ325に対して制御信号を出力しない。
また、下りリンク負荷情報に基づき受信負荷情報の出力を抑制する制御を実施の形態3の基地局装置400に適用する場合には、図19に示すように、報知信号送信制御部810の報知制御部811は、基本的に図11の報知制御部423と同様の動作を行う。しかしながら、報知制御部811は、報知制御部423がスイッチ424に制御信号を出力するタイミングであっても、下りリンク負荷情報の示す下りリンク負荷値が所定のしきい値を超える場合には、スイッチ424に対して制御信号を出力しない。
(他の実施の形態)
(1)上述の実施の形態1乃至実施の形態4においては、基本的に基地局装置における上り回線の状況に応じて受信負荷情報の送信を制御しているが、下り回線の状況のみに依存して受信負荷情報の送信を制御することも可能である。例えば、図20に示すように、基地局装置900は、下りリンク負荷測定部910と、報知信号送信制御部920とを有する。この下りリンク負荷測定部910は、変調部122からの出力を基に、下りリンクにおける負荷(下りリンク負荷)を測定する。報知信号送信制御部920は、下りリンク負荷情報が示す下りリンクの負荷値がしきい値を超えている場合には、受信負荷情報を出力しない。一方、下りリンク負荷情報が示す下りリンクの負荷値がしきい値以下の場合には、報知信号送信制御部920は、既定のタイミングで受信負荷情報を出力する。
(1)上述の実施の形態1乃至実施の形態4においては、基本的に基地局装置における上り回線の状況に応じて受信負荷情報の送信を制御しているが、下り回線の状況のみに依存して受信負荷情報の送信を制御することも可能である。例えば、図20に示すように、基地局装置900は、下りリンク負荷測定部910と、報知信号送信制御部920とを有する。この下りリンク負荷測定部910は、変調部122からの出力を基に、下りリンクにおける負荷(下りリンク負荷)を測定する。報知信号送信制御部920は、下りリンク負荷情報が示す下りリンクの負荷値がしきい値を超えている場合には、受信負荷情報を出力しない。一方、下りリンク負荷情報が示す下りリンクの負荷値がしきい値以下の場合には、報知信号送信制御部920は、既定のタイミングで受信負荷情報を出力する。
すなわち、基地局装置900の特徴は、下りリンクの負荷値が所定のしきい値を超えている場合には受信負荷情報を送信せず、一方、下りリンクの負荷値がしきい値以下の場合には受信負荷情報を既定のタイミングで送信することにある。この結果、基地局装置900における下りリンクの負荷を低減することができ、下りリンクにおける、より優先度の高い送信情報の品質を維持することができる。
図21に示すように、報知信号送信制御部920は、受信負荷情報生成部921と、判定部922と、報知制御部923と、スイッチ924とを有する。
受信負荷情報生成部921は、受信RoT情報に基づき、受信負荷情報(例えば、ΔRoT)を生成する。そして、受信負荷情報生成部921は、生成した受信負荷情報をスイッチ924に出力する。
判定部922は、下りリンク負荷情報が示す下りリンクの負荷値と所定のしきい値との大小を判定する。下りリンクの負荷値が所定のしきい値を超える場合には、判定部922は、報知制御部923に対してスイッチ924への制御信号の出力を抑制するための信号を出力する。なお、下りリンクの負荷値が所定のしきい値以下の場合には、判定部922は、特に信号を出力しない。
報知制御部923は、基本的に既定のタイミングでスイッチ924に対して制御信号を出力する。ただし、この出力タイミングにおいて、判定部922からの出力信号を受け取るときには、制御信号の出力を行わない。
以上の構成の基地局装置900が受信負荷情報を送信する状況の具体例を図22に示す。
図22(a)には、基地局装置900における下りリンク負荷の変動を示している。図22(b)には、図22(a)のような下りリンク負荷の変動が生じている場合の基地局装置900が受信負荷情報を送信するタイミングを示している。これらから分かるように、基地局装置900は、基本的に所定の周期で受信負荷情報を移動局装置に送信するが、下りリンク負荷値がしきい値Thを超えるタイミングでは、受信負荷情報を送信しない。具体的には、図22(b)におけるタイミングt5、t9〜t13においては、下りリンク負荷値がしきい値Th1601を超えるため、受信負荷情報が送信されていない。
(2)実施の形態1乃至4における各基地局装置において、報知信号送信制御部130、報知信号送信制御部320、報知信号送信制御部420および報知信号送信制御部620にタイマーを設け、前回の報知から一定時間経過した場合には、受信負荷情報を送信するものとしてもよい。これにより、移動局装置が受信負荷情報の待ち時間を一定時間内にすることができる。
本発明の基地局装置の第1の態様は、上り回線における受信負荷の指標となる受信負荷情報を生成する受信負荷情報生成手段と、通信相手における前記受信負荷情報取得の必要度に応じて、前記受信負荷情報の報知間隔を調整する送信制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、通信相手における受信負荷情報取得の必要度に応じて報知間隔を調整するので、通信相手にとって必要以上に受信負荷情報を送信することもなく、また、通信相手にとって間隔が空きすぎることもないため、報知間隔の適正化を図ることができる。
本発明の基地局装置の第2の態様は、前記送信制御手段が以前に送信した前記受信負荷情報に対応する受信負荷から所定幅を超える変動があったときに、前記受信負荷情報を送信する構成を採る。
この構成によれば、以前送信した受信負荷情報が示す受信負荷から所定幅を超える変動があったとき、すなわち変動が激しいため通信相手において受信負荷情報取得の必要性が高いときに送信するので、通信相手の要求に応えることができる。また、変動が激しいとき(このとき通信相手における受信負荷情報取得の必要度が高い)には報知間隔が短く変動が緩やかなときには報知間隔が長くなるので、結果的に報知間隔の適正化を図ることができる。
本発明の基地局装置の第3の態様は、前記送信制御手段が、前記受信負荷情報生成手段にて生成した受信負荷情報と以前に送信した前記受信負荷情報とから受信負荷変動量を算出し、当該受信負荷変動量としきい値とを比較する比較手段と、比較結果に応じて前記受信負荷情報の送信を制御する制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、例えば、受信負荷変動量がしきい値以上のとき、すなわち変動が激しいため通信相手において受信負荷情報取得の必要性が高いときに送信するので、通信相手の要求に応えることができる。また、変動が激しいとき(このとき通信相手における受信負荷情報取得の必要度が高い)には報知間隔が短く変動が緩やかなときには報知間隔が長くなるので、結果的に報知間隔の適正化を図ることができる。
本発明の基地局装置の第4の態様は、前記送信制御手段が上りパケット通信を行っている移動局装置の数に応じて、前記移動局装置に対する前記報知間隔を調整する構成を採る。
この構成によれば、上りパケット通信を行っている移動局装置における受信負荷情報取得の必要度とリンクするその移動局装置の数に応じて報知間隔を調整するので、通信相手の要求に応えることができる。また、上りのパケット通信を行っている移動局装置の数が多いとき(このときその移動局装置における受信負荷情報取得の必要性が高い)には報知間隔が短く、数が少ないときには報知間隔が長くなるので、結果的に報知間隔の適正化を図ることができる。
本発明の基地局装置の第5の態様は、前記送信制御手段が、上りパケット通信を行っている移動局装置の数を計測する移動局数計測手段と、前記移動局装置数と前記受信負荷情報の送信周期とを対応づけて記憶する記憶手段と、前記記憶手段を参照し前記移動局数計測手段にて計測した移動局装置数に対応する前記送信周期により前記受信負荷情報の送信を制御する制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、上りパケット通信を行っている移動局装置における受信負荷情報取得の必要度とリンクするその移動局装置の数に応じて送信間隔を調整するので、通信相手の要求に応えることができる。また、上りのパケット通信を行っている移動局装置の数が多いとき(このときその移動局装置における受信負荷情報取得の必要性が高い)には送信間隔が短く、数が少ないときには送信間隔が長くなるので、結果的に報知間隔の適正化を図ることができる。
本発明の基地局装置の第6の態様は、報知間隔変更要求信号を受信する受信手段を具備し、前記送信制御手段は前記報知間隔変更要求信号を受け取ってからの経過時間に応じて、前記報知間隔を長くする構成を採る。
この構成によれば、通信相手における受信負荷情報取得の必要度とリンクする報知間隔変更要求信号を受け取ってからの経過時間に応じて報知間隔を長くするので、通信相手の要求に応えるとともに、報知間隔の適正化を図ることができる。
本発明の基地局装置の第7の態様は、下り回線における送信負荷を測定する送信負荷測定手段を具備し、前記送信制御手段は前記報知間隔変更要求信号の受信時に前記報知間隔を変更し、前記送信負荷がしきい値を超えるときには前記受信負荷情報の送信を見送る構成を採る。
この構成によれば、下り回線において行われている他の通信に対する影響を低減することができる。
本発明の基地局装置は、受信負荷情報の報知間隔の適正化を図ることができ、特にHSUPAによる上り高速パケット通信を行う移動局装置に対して受信負荷情報の報知を行う基地局装置として有用である。
100、300、400、600、900 基地局装置
101、201 RF受信部
102、202 復調部
103、203 誤り訂正復号部
104、204 SIR測定部
105 UL−TPC生成部
106、207 ACK/NACK生成部
110、310 スケジューリング部
121、210 誤り訂正符号化部
122、211 変調部
141、213 RF送信部
130、320、420、620、710、810、920 報知信号送信制御部
131、321、421、921 受信負荷情報生成部
132 比較部
133、325、424、924 スイッチ
134、209 バッファ部
135、323、423、621、711、811、923 報知制御部
200、500 移動局装置
205 DL−TPC生成部
206 報知信号取得部
208 送信パラメータ制御部
212 送信電力制御部
322 E−DCH移動局数計数部
324 メモリ部
410 報知周期変更要求信号取得部
422 経過時間カウンタ
510 報知周期変更要求信号生成部
610、910 下りリンク負荷測定部
922 判定部
101、201 RF受信部
102、202 復調部
103、203 誤り訂正復号部
104、204 SIR測定部
105 UL−TPC生成部
106、207 ACK/NACK生成部
110、310 スケジューリング部
121、210 誤り訂正符号化部
122、211 変調部
141、213 RF送信部
130、320、420、620、710、810、920 報知信号送信制御部
131、321、421、921 受信負荷情報生成部
132 比較部
133、325、424、924 スイッチ
134、209 バッファ部
135、323、423、621、711、811、923 報知制御部
200、500 移動局装置
205 DL−TPC生成部
206 報知信号取得部
208 送信パラメータ制御部
212 送信電力制御部
322 E−DCH移動局数計数部
324 メモリ部
410 報知周期変更要求信号取得部
422 経過時間カウンタ
510 報知周期変更要求信号生成部
610、910 下りリンク負荷測定部
922 判定部
Claims (7)
- 上り回線における受信負荷の指標となる受信負荷情報を生成する受信負荷情報生成手段と、
通信相手における前記受信負荷情報取得の必要度に応じて、前記受信負荷情報の報知間隔を調整する送信制御手段と、
を具備することを特徴とする基地局装置。 - 前記送信制御手段は、以前に送信した前記受信負荷情報に対応する受信負荷から所定幅を超える変動があったときに、前記受信負荷情報を送信することを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
- 前記送信制御手段は、前記受信負荷情報生成手段にて生成した受信負荷情報と以前に送信した前記受信負荷情報とから受信負荷変動量を算出し、当該受信負荷変動量としきい値とを比較する比較手段と、比較結果に応じて前記受信負荷情報の送信を制御する制御手段と、
を具備することを特徴とする請求項1記載の基地局装置。 - 前記送信制御手段は、上りパケット通信を行っている移動局装置の数に応じて、前記移動局装置に対する前記報知間隔を調整することを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
- 前記送信制御手段は、上りパケット通信を行っている移動局装置の数を計測する移動局数計測手段と、前記移動局装置数と前記受信負荷情報の送信周期とを対応づけて記憶する記憶手段と、前記記憶手段を参照し前記移動局数計測手段にて計測した移動局装置数に対応する前記送信周期により前記受信負荷情報の送信を制御する制御手段と、
を具備することを特徴とする請求項1記載の基地局装置。 - 報知間隔変更要求信号を受信する受信手段を具備し、
前記送信制御手段は、前記報知間隔変更要求信号の受信時に前記報知間隔を変更し、前記報知間隔変更要求信号を受け取ってからの経過時間に応じて、前記報知間隔を長くすることを特徴とする請求項1記載の基地局装置。 - 下り回線における送信負荷を測定する送信負荷測定手段を具備し、
前記送信制御手段は、前記送信負荷がしきい値を超えるときには前記受信負荷情報の送信を見送ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の基地局装置。
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-
2004
- 2004-10-14 JP JP2004300728A patent/JP2006115236A/ja active Pending
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2005
- 2005-09-28 WO PCT/JP2005/017842 patent/WO2006040930A1/ja not_active Ceased
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