JP2006120547A - 燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】 燃料電池スタックにおいて、比較的簡易な構成で、セパレータの横ずれを抑制する。
【解決手段】 燃料電池スタック100は、第1のセパレータ41と、第2のセパレータ42とを備える、第1のセパレータ41は、第2のセパレータ42と積層される側の積層面の外縁部に、積層方向に突出する凸部41cを有する。第2のセパレータ42は、第1のセパレータ41の凸部41cの内側面41csに、その外周面42pが当接するように配置される。
【選択図】 図2
【解決手段】 燃料電池スタック100は、第1のセパレータ41と、第2のセパレータ42とを備える、第1のセパレータ41は、第2のセパレータ42と積層される側の積層面の外縁部に、積層方向に突出する凸部41cを有する。第2のセパレータ42は、第1のセパレータ41の凸部41cの内側面41csに、その外周面42pが当接するように配置される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電解質層の両面にそれぞれ電極層を配置した複数の積層体を、複数のセパレータを介在させて積層させたスタック構造を有する燃料電池に関するものである。
燃料電池には、所定の電解質膜の両面に、アノードとカソードとを形成した積層体を、セパレータを介在させて、複数積層したスタック構造を有するタイプのものがある(以下、このスタック構造を有する燃料電池を「燃料電池スタック」と呼ぶ)。そして、各セパレータには、燃料ガスや、酸化ガスや、冷却水の流路が形成されている。なお、本明細書中において、上記積層体を「膜・電極接合体」と呼び、上記積層体の両面をセパレータで挟持したものを「単セル」と呼ぶ場合もある。
この燃料電池スタックを電気自動車等の移動体に搭載した場合、燃料電池スタックには、あらゆる方向から荷重が加わる可能性がある。そして、燃料電池スタックに、積層方向と垂直な方向(横方向)から荷重が加わった場合、積層されたセパレータが横ずれし、ガス漏れや、冷却水漏れ、あるいは、接触抵抗の増大による電池性能の低下等の不具合が発生する場合がある。従来、これらの不具合を防止するために、種々の技術が提案されている。例えば、下記特許文献1、2には、各セパレータの接合面に凹部、および、凸部を設け、これらを嵌合させることによって、セパレータの横ずれを防止する技術が記載されている。
しかし、上記特許文献1、2に記載された技術では、各セパレータの接合面に凹部、および、凸部を設けるため、セパレータの構成の複雑化を招く。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池スタックにおいて、比較的簡易な構成で、セパレータの横ずれを抑制することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、以下の構成を採用した。
本発明の燃料電池は、
電解質の両面にそれぞれ電極層を配置した複数の積層体を、複数のセパレータを介在させて積層させたスタック構造を有する燃料電池であって、
前記複数のセパレータは、
少なくとも一方の積層面の外縁部に、積層方向に突出する凸部を有する第1のセパレータと、
前記第1のセパレータの前記凸部の内側面に、その外周面が当接するように配置される第2のセパレータと、
を備えることを要旨とする。
本発明の燃料電池は、
電解質の両面にそれぞれ電極層を配置した複数の積層体を、複数のセパレータを介在させて積層させたスタック構造を有する燃料電池であって、
前記複数のセパレータは、
少なくとも一方の積層面の外縁部に、積層方向に突出する凸部を有する第1のセパレータと、
前記第1のセパレータの前記凸部の内側面に、その外周面が当接するように配置される第2のセパレータと、
を備えることを要旨とする。
こうすることによって、上記特許文献1、2に記載された技術のように、各セパレータの接合面に、凹部、および、凸部を設ける必要はなく、第1のセパレータに凸部を設ければよいので、比較的簡易にセパレータを構成することができる。また、第1のセパレータと、第2のセパレータとを嵌合させることができるので、比較的簡易な構成で、先に説明したセパレータの横ずれを抑制することができる。
上記燃料電池において、
前記積層体は、前記第1のセパレータ同士、または、前記第2のセパレータ同士によって、挟持されているものとしてもよいし、
前記積層体は、前記第1のセパレータと、前記第2のセパレータとによって、挟持されているものとしてもよい。
前記積層体は、前記第1のセパレータ同士、または、前記第2のセパレータ同士によって、挟持されているものとしてもよいし、
前記積層体は、前記第1のセパレータと、前記第2のセパレータとによって、挟持されているものとしてもよい。
前者の構成によれば、隣接する単セル間における第1のセパレータと第2のセパレータとの横ずれを防止することができる。また、後者の構成によれば、さらに、単セル内での各セパレータの横ずれを防止することもできる。
上記いずれかの燃料電池において、
前記第2のセパレータを介在させて隣接する2つの前記第1のセパレータの前記凸部の先端部が、互いに当接するようにしてもよい。
前記第2のセパレータを介在させて隣接する2つの前記第1のセパレータの前記凸部の先端部が、互いに当接するようにしてもよい。
こうすることによって、セパレータ間のシール性を向上させることができる。
さらに、上記燃料電池において、
前記2つの第1のセパレータの各凸部の高さが、互いに異なるようにしてもよい。
前記2つの第1のセパレータの各凸部の高さが、互いに異なるようにしてもよい。
こうすることによって、前記2つの第1のセパレータ間に、複数の第2のセパレータが介在する場合であっても、2つの第1のセパレータの各凸部の内側面のいずれかが、全ての第2のセパレータの外周面に当接するようにすることができるので、燃料電池スタックのシール性を、さらに向上させることができる。
上記2つの第1のセパレータの凸部先端部が互いに当接する燃料電池において、
前記2つの第1のセパレータの前記凸部の先端部は、シール材を介して、互いに当接するようにしてもよい。
前記2つの第1のセパレータの前記凸部の先端部は、シール材を介して、互いに当接するようにしてもよい。
こうすることによって、セパレータ間のシール性を、さらに向上させることができる。
本発明は、上述した種々の特徴を必ずしも全て備えている必要はなく、その一部を省略したり、適宜、組み合わせたりして構成することができる。本発明は、上述の燃料電池としての構成の他、燃料電池の製造方法の発明として構成することもできる。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
A1.燃料電池スタックの構成:
A2.スタック構造の構成:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.変形例:
A.第1実施例:
A1.燃料電池スタックの構成:
A2.スタック構造の構成:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.変形例:
A.第1実施例:
A1.燃料電池スタックの構成:
図1は、第1実施例の燃料電池スタック100の概略構成を示す側面図である。燃料電池スタック100は、水素と酸素との電気化学反応によって発電する単セルを複数積層させたスタック構造を有する。各単セルは、概ね、プロトン伝導性を有する電解質膜を挟んで、アノードと、カソードとを配置した膜・電極接合体の両面を、セパレータ40によって挟持した構成となっている(図示省略)。電解質としては、固体高分子、固体酸化物等、種々の電解質を適用可能である。セパレータ40は、第1のセパレータ41と、第2のセパレータ42とを含んでおり、各セパレータ41,42には、後述するように、アノードに供給すべき水素等の燃料ガスや、カソードに供給すべき空気等の酸化ガスの流路や、冷却水の流路が形成されている。また、各セパレータ41,42内にマニホールドを有する内部マニホールド構成をとることも可能である。単セルの積層数は、燃料電池スタック100に要求される出力に応じて任意に設定可能である。
A1.燃料電池スタックの構成:
図1は、第1実施例の燃料電池スタック100の概略構成を示す側面図である。燃料電池スタック100は、水素と酸素との電気化学反応によって発電する単セルを複数積層させたスタック構造を有する。各単セルは、概ね、プロトン伝導性を有する電解質膜を挟んで、アノードと、カソードとを配置した膜・電極接合体の両面を、セパレータ40によって挟持した構成となっている(図示省略)。電解質としては、固体高分子、固体酸化物等、種々の電解質を適用可能である。セパレータ40は、第1のセパレータ41と、第2のセパレータ42とを含んでおり、各セパレータ41,42には、後述するように、アノードに供給すべき水素等の燃料ガスや、カソードに供給すべき空気等の酸化ガスの流路や、冷却水の流路が形成されている。また、各セパレータ41,42内にマニホールドを有する内部マニホールド構成をとることも可能である。単セルの積層数は、燃料電池スタック100に要求される出力に応じて任意に設定可能である。
燃料電池スタック100は、一端から、エンドプレート10、絶縁板20、集電板30、複数のセパレータ40(第1のセパレータ41、および、第2のセパレータ42)、集電板50、絶縁板60、エンドプレート70の順に積層されて構成されている。
なお、図示は省略しているが、燃料電池スタック100には、スタック構造のいずれかの箇所、例えば、単セル間や、単セル内の膜間における接触抵抗の増加等による電池性能の低下を抑制するために、スタック構造の積層方向に、押圧力が加えられている。また、燃料電池スタック100の周囲には、外部からの衝撃や、荷重を緩和するための緩衝材が設けられている。
エンドプレート10、80は、剛性を確保するため、鋼等の金属によって形成されている。絶縁板20、60は、ゴムや樹脂等の絶縁性部材によって形成されている。セパレータ40は、カーボンや、金属など、導電性部材によって形成されている。集電板30、50は、緻密質カーボンや銅板などガス不透過な導電性部材によって形成されている。集電板30、50には、それぞれ図示しない出力端子が設けられており、燃料電池スタック100で発電した電力を出力可能となっている。なお、以上説明した燃料電池スタック100の概略構成は、後述するいずれの実施例、および、変形例においても同様である。
A2.スタック構造の構成:
図2は、スタック構造の構成を示す断面図である。図示するように、第1実施例の燃料電池スタック100では、スタック構造は、膜・電極接合体43の両面を、第1のセパレータ41a,41b、あるいは、第2のセパレータ42a,42bによって挟持し、これらを図示したz方向(積層方向)に交互に積層させて構成されている。
図2は、スタック構造の構成を示す断面図である。図示するように、第1実施例の燃料電池スタック100では、スタック構造は、膜・電極接合体43の両面を、第1のセパレータ41a,41b、あるいは、第2のセパレータ42a,42bによって挟持し、これらを図示したz方向(積層方向)に交互に積層させて構成されている。
第1のセパレータ41a,41bの、第2のセパレータ42と積層される側の積層面の外縁部には、それぞれ積層方向に突出する凸部41cが設けられている。膜・電極接合体43との当接面には、膜・電極接合体43のアノードに燃料ガスを供給するための燃料ガス流路44や、カソードに酸化ガスを供給するための酸化ガス流路45を形成するための溝が設けられている。また、第2のセパレータ42との当接面には、冷却水を供給するための冷却水流路46を形成するための溝が設けられている。
第2のセパレータ42a,42bの、第1のセパレータ41と積層される側の積層面の外縁部にも、それぞれ積層方向に突出する凸部42cが設けられている。膜・電極接合体43との当接面には、膜・電極接合体43のアノードに燃料ガスを供給するための燃料ガス流路44や、カソードに酸化ガスを供給するための酸化ガス流路45を形成するための溝が設けられている。また、第1のセパレータ41との当接面には、冷却水を供給するための冷却水流路46を形成するための溝が設けられている。
図示するように、第1のセパレータ41と、第2のセパレータ42とは、嵌合されており、第1のセパレータ41の凸部41cの内側面41csは、第2のセパレータの凸部42cの外周面42pと当接している。こうすることによって、燃料電池スタック100に、積層方向と垂直な方向に荷重が加わったときに、第1のセパレータ41と、第2のセパレータ42との横ずれを防止することができる。第2のセパレータ42の凸部42cの先端部42ctは、第1のセパレータ41と当接している。
第1のセパレータ41と、第2のセパレータ42の凸部42cとによって形成される空隙には、ビード47が設けられている。このビード47は、外部への冷却水の漏れを防止する機能を奏している。
さらに、本実施例の燃料電池スタック100では、第1のセパレータ41、および、第2のセパレータ42の冷却水流路46が形成される側の面に、上記横ずれ防止を補助するための構造が設けられている。
図3は、図2に示した領域Aにおける第1のセパレータ41bの冷却水流路46の形成面と、第2のセパレータ42aの冷却水流路46の形成面の一部を示す説明図である。なお、ここでは図示を省略しているが、冷却水流路46は、図示したx方向、および、y方向に、蛇行するように形成されている。
図3(a)に示すように、第1のセパレータ41bには、第2のセパレータ42aとの当接面に、幅w1、高さh1の凸部41bcが、間隔d1で形成されている。また、図3(b)に示すように、第2のセパレータ42aには、第1のセパレータ41bとの当接面に、幅w2、深さh2の凹部42acが、間隔d2で形成されている。ここで、w1とw2、h1とh2、d1とd2は、それぞれ等しく、第1のセパレータ41bに形成された凸部41bcと、第2のセパレータ42aに形成された凹部42acとは、互いに嵌合する。こうすることによって、x方向の横ずれを防止することができる。また、先に説明したように、冷却水流路46は、y方向にも形成されており、図示した例と同様の構造を有しているため、y方向の横ずれを防止することもできる。
以上説明した第1実施例の燃料電池スタック100によれば、上記特許文献1、2に記載された技術のように、各セパレータの接合面に、凹部、および、凸部を設ける必要がないので、比較的簡易にセパレータを構成することができる。また、第1のセパレータと、第2のセパレータとを嵌合させることができるので、比較的簡易な構成で、先に説明したセパレータの横ずれを抑制することができる。
B.第2実施例:
図4は、第2実施例の燃料電池スタック100Aのスタック構造の構成を示す断面図である。図2実施例の燃料電池スタック100Aでは、スタック構造は、第1実施例の燃料電池スタック100Aと同様に、膜・電極接合体43の両面を、第1のセパレータ41Aa,41Ab、あるいは、第2のセパレータ42a,42bによって挟持し、これらを交互に積層させて構成されている。他の構成も、第1実施例の燃料電池スタック100とほぼ同じである。ただし、第2実施例の燃料電池スタック100Aは、以下の点で、第1実施例の燃料電池スタック100と異なる。
図4は、第2実施例の燃料電池スタック100Aのスタック構造の構成を示す断面図である。図2実施例の燃料電池スタック100Aでは、スタック構造は、第1実施例の燃料電池スタック100Aと同様に、膜・電極接合体43の両面を、第1のセパレータ41Aa,41Ab、あるいは、第2のセパレータ42a,42bによって挟持し、これらを交互に積層させて構成されている。他の構成も、第1実施例の燃料電池スタック100とほぼ同じである。ただし、第2実施例の燃料電池スタック100Aは、以下の点で、第1実施例の燃料電池スタック100と異なる。
図示するように、第2実施例の燃料電池スタック100Aでは、第1のセパレータ41Aa,41Abの外縁部に設けられた凸部41Ac1,41Ac2の高さhc1,hc2が、互いに異なっている。そして、これらの高さhc1,hc2は、第1のセパレータ41Aと、第2のセパレータ42とを積層させたときに、凸部41Ac1の先端部41Act1と、凸部41Ac2の先端部41Act2とが当接するように、設定されている。したがって、図示した例では、第2のセパレータ42bは、第1のセパレータ41Aaと嵌合し、また、第2のセパレータ42aは、第1のセパレータ41Abと嵌合するとともに、第1のセパレータ41Aaとも嵌合することができる。こうすることによって、燃料電池スタック100に、積層方向と垂直な方向に荷重が加わったときに、第1のセパレータ41Aと、第2のセパレータ42との横ずれを防止するとともに、第2のセパレータ42aと、第2のセパレータ42bとの横ずれも防止することができる。
以上説明した第2実施例の燃料電池スタック100Aによっても、先に説明した第1実施例の燃料電池スタック100と同様に、比較的簡易な構成で、先に説明したセパレータ40の横ずれを抑制することができる。さらに、第2実施例の燃料電池スタック100Aでは、第1のセパレータ41Aaの凸部41Ac1の先端部41Act1と、第1のセパレータ41Abの凸部41Ac2の先端部41Act2とが当接するので、燃料電池スタック100Aのシール性を向上させることもできる。
C.第3実施例:
図5は、第3実施例の燃料電池スタック100Bのスタック構造の構成を示す断面図である。図示するように、第3実施例の燃料電池スタック100Bでは、スタック構造は、膜・電極接合体43の両面を、第1のセパレータ41Bと、第2のセパレータ42Bとによって挟持し、これらを積層させて構成されている。
図5は、第3実施例の燃料電池スタック100Bのスタック構造の構成を示す断面図である。図示するように、第3実施例の燃料電池スタック100Bでは、スタック構造は、膜・電極接合体43の両面を、第1のセパレータ41Bと、第2のセパレータ42Bとによって挟持し、これらを積層させて構成されている。
第1のセパレータ41Bの両面の外縁部には、それぞれ積層方向に突出する凸部41Bc1,41Bc2が設けられている。膜・電極接合体43との当接面には、膜・電極接合体43のアノードに燃料ガスを供給するための燃料ガス流路44や、カソードに酸化ガスを供給するための酸化ガス流路45を形成するための溝が設けられている。また、第2のセパレータ42Bとの当接面には、冷却水を供給するための冷却水流路46を形成するための溝が設けられている。
第1のセパレータ41Bと、第2のセパレータ42Bとは、嵌合されており、第1のセパレータ41Bの凸部41Bc1,41Bc2の各内側面41Bcs1,41Bcs2は、第2のセパレータ42Bの外周面42Bpと、シール材48を介して当接している。こうすることによって、燃料電池スタック100Bに、積層方向と垂直な方向に荷重が加わったときに、第1のセパレータ41Bと、第2のセパレータ42Bとの横ずれを防止することができる。
また、第2のセパレータ42bを介在させて隣接する2つの第1のセパレータ41Bの凸部41Bc1,41Bc2の先端部41Bct1,41Bct2は、シール材48を介して当接している。なお、図5では、図示の都合上、シール材48は、図の一部にのみ描かれているが、実際には、他の当接面にも設けられている。
以上説明した第3実施例の燃料電池スタック100Bによっても、先に説明した第1、および、第2実施例の燃料電池スタック100,100Aと同様に、比較的簡易な構成で、先に説明したセパレータ40の横ずれを抑制することができる。さらに、第3実施例の燃料電池スタック100Bでは、第2のセパレータ42bを介在させて隣接する第1のセパレータ41Bの凸部41Bc1の先端部41Bct1と、第1のセパレータ41Bの凸部41Bc2の先端部41Bct2とが、シール材48を介して当接するので、燃料電池スタック100Bのシール性を、さらに向上させることもできる。
D.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形例が可能である。
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形例が可能である。
D1.変形例1:
上記第1実施例では、図示したように、第1のセパレータ41に設けられた凸部41cや、第2のセパレータ42に設けられた凸部42cの断面形状は、矩形であるものとしたが、これに限られない。
上記第1実施例では、図示したように、第1のセパレータ41に設けられた凸部41cや、第2のセパレータ42に設けられた凸部42cの断面形状は、矩形であるものとしたが、これに限られない。
図6は、変形例1の燃料電池スタック100Cのスタック構造の構成を示す断面図である。変形例1の燃料電池スタック100Cは、第1のセパレータ41Cの外縁部に設けられた凸部41Cc、および、第2のセパレータ42Cの外縁部に設けられた凸部42Ccの断面形状が、第1実施例と異なること以外は、第1実施例の燃料電池スタック100と同じである。
第1のセパレータ41Cの凸部41Ccの内側面41Ccsは、積層方向に対して、傾斜している。また、第2のセパレータ42Cの凸部42Ccの外周部42Cpも、積層方向に対して、傾斜している。そして、それぞれの傾斜角度は、第1のセパレータ41Cの凸部41Ccの内側面41Ccsと、第2のセパレータ42Cの凸部42Ccの外周部42Cpとが当接するように設定されている。
以上説明した変形例1の燃料電池スタック100Cによっても、先に説明した第1〜3実施例の燃料電池スタック100,100A,100Bと同様に、比較的簡易な構成で、先に説明したセパレータ40の横ずれを抑制することができる。
D2.変形例2:
上記第1実施例、第2実施例、変形例1では、各セパレータの接合面に、第3実施例で示したシール材48を介在させない構成を示したが、シール材48を介在させるようにしてもよい。シール材48を介在させることによって、セパレータ間のシール性を向上させることができる。一方、シール材48を介在させなければ、燃料電池スタックの製造コストを低減することができる。
上記第1実施例、第2実施例、変形例1では、各セパレータの接合面に、第3実施例で示したシール材48を介在させない構成を示したが、シール材48を介在させるようにしてもよい。シール材48を介在させることによって、セパレータ間のシール性を向上させることができる。一方、シール材48を介在させなければ、燃料電池スタックの製造コストを低減することができる。
また、上記第1実施例、第2実施例、変形例1では、第1のセパレータと、第2のセパレータの凸部とによって形成される空隙に、ビードを設けるものとしたが、設けないようにしてもよい。
D3.変形例3:
上記第1実施例では、図3に示したように、第1のセパレータ41bの冷却水流路46の形成面と、第2のセパレータ42aの冷却水流路46の形成面とに、凸部41bc、および、凹部42acとを設けたが、これらを省略するようにしてもよい。
上記第1実施例では、図3に示したように、第1のセパレータ41bの冷却水流路46の形成面と、第2のセパレータ42aの冷却水流路46の形成面とに、凸部41bc、および、凹部42acとを設けたが、これらを省略するようにしてもよい。
100,100A,100B,100C...燃料電池スタック
10...エンドプレート
20...絶縁板
30...集電板
40...セパレータ
41,41A,41B,41C...第1のセパレータ
42,42B,42c...第2のセパレータ
43...膜・電極接合体
44...燃料ガス流路
45...酸化ガス流路
46...冷却水流路
47...ビード
48...シール材
50...集電板
60...絶縁板
70...エンドプレート
10...エンドプレート
20...絶縁板
30...集電板
40...セパレータ
41,41A,41B,41C...第1のセパレータ
42,42B,42c...第2のセパレータ
43...膜・電極接合体
44...燃料ガス流路
45...酸化ガス流路
46...冷却水流路
47...ビード
48...シール材
50...集電板
60...絶縁板
70...エンドプレート
Claims (6)
- 電解質層の両面にそれぞれ電極層を配置した複数の積層体を、複数のセパレータを介在させて積層させたスタック構造を有する燃料電池であって、
前記複数のセパレータは、
少なくとも一方の積層面の外縁部に、積層方向に突出する凸部を有する第1のセパレータと、
前記第1のセパレータの前記凸部の内側面に、その外周面が当接するように配置される第2のセパレータと、
を備える燃料電池。 - 請求項1記載の燃料電池であって、
前記積層体は、前記第1のセパレータ同士、または、前記第2のセパレータ同士によって、挟持されている、
燃料電池。 - 請求項1記載の燃料電池であって、
前記積層体は、前記第1のセパレータと、前記第2のセパレータとによって、挟持されている、
燃料電池。 - 請求項1ないし3記載の燃料電池であって、
前記第2のセパレータを介在させて隣接する2つの前記第1のセパレータの前記凸部の先端部は、互いに当接する、
燃料電池。 - 請求項4記載の燃料電池であって、
前記2つの第1のセパレータの各凸部の高さは、互いに異なる、
燃料電池。 - 請求項4または5記載の燃料電池であって、
前記2つの第1のセパレータの前記凸部の先端部は、シール材を介して、互いに当接する、
燃料電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004309242A JP2006120547A (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004309242A JP2006120547A (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | 燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006120547A true JP2006120547A (ja) | 2006-05-11 |
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ID=36538230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004309242A Pending JP2006120547A (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | 燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006120547A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008066264A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Hyundai Motor Co Ltd | 燃料電池スタック用金属セパレータの積層性向上構造 |
| JP2019003831A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池用セパレータ部材及び燃料電池スタック |
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2004
- 2004-10-25 JP JP2004309242A patent/JP2006120547A/ja active Pending
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| JP2019003831A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池用セパレータ部材及び燃料電池スタック |
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