JP2006123181A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 像担持体上に形成される静電潜像を最適に倍率補正して、常に倍率ずれがない画像を得ることである。
【解決手段】 回転駆動するポリゴンミラー33によりLD6から出射されたレーザ光を主走査方向に偏向走査して副走査方向に回転駆動する感光体21に静電潜像を光書込みする光走査装置22に、ポリゴンミラー33により偏向走査されたレーザ光を検出してその走査時間を測定するための光検出器36を設け、ポリゴンミラー33の安定回転を検知して、その安定回転中に光検出器36により走査時間を測定し、測定した走査時間と所定の走査時間との時間差を求め、その時間差に基づいて静電潜像の主走査方向の倍率補正を行うようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に関する。
デジタル複写機やレーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置では、ポリゴンミラー等の偏向器によりレーザ光(レーザビーム)を走査することで感光体等の像担持体上に静電潜像を形成するようにしている。このようなラスタ走査では、走査における同期が重要であり、特に各主走査間の同期がとれていないと、形成される画像の縦線にギザギザが生じてしまう。このような主走査方向への画素ドット位置のずれを防止することは、高精度な画像を得るため重要である。
そこで、特許文献1では、レーザ光の有効走査区間の両端にビーム検出器を配置し、それらのビーム検出器の間をレーザ光が走査する走査時間を測定(計測)し、その測定結果に基づいて有効走査区間内のドット位置を局部的に補正する技術が提案されている。その補正方法は、画素クロックより高周波のクロックを用いて画素クロック周期をダイナミックに増減する方法である。また、特許文献2では、特許文献1と同様の構成で、複数枚出力時の紙間に補正のセットアップを行うことが言及されている。
特開2003−279873公報 特開2003−185953公報
しかしながら、特許文献1のように、ある一定期間毎にレーザ光の走査時間を測定し、その測定結果に基づいて静電潜像の倍率補正を行うことを画像形成中に行った場合には、倍率補正の開始前後でドット位置がずれ、倍率ずれがある画像が形成されてしまう。また、特許文献2では、複数枚出力時の紙間で補正を行っているが、画像形成中に倍率補正ができないため、倍率ずれがある画像が形成されてしまう。すなわち、常にレーザ光の走査時間を測定し、その測定結果に基づいて静電潜像の倍率補正を行うことができないと、倍率ずれがある画像が形成されてしまう。
また、偏向器が安定回転していないときにレーザ光の走査時間を測定し、その測定結果に基づいて静電潜像の倍率補正を行った場合には、静電潜像は正確に倍率補正されず、倍率ずれがある画像が形成されてしまう。
本発明の目的は、像担持体上に形成される静電潜像を最適に倍率補正して、常に倍率ずれがない画像を得ることである。
請求項1記載の発明は、回転駆動する偏向器により光源から出射された光を主走査方向に偏向走査して副走査方向に回転駆動する像担持体に静電潜像を光書込みする光走査装置において、前記偏向器により偏向走査された光を検出して前記偏向器による光の走査時間を測定するための光検出器と、前記偏向器の安定回転を検知する手段と、前記偏向器の回転安定中に前記光検出器により前記走査時間を測定する手段と、測定した前記走査時間と所定の前記走査時間との時間差を求め、その時間差に基づいて前記静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光走査装置において、前記偏向器は、前記光源からの光を反射してそれぞれ光を走査する複数の反射面を有する多面鏡であり、前記走査時間を測定する手段は、前記偏向器の反射面毎に前記走査時間を測定し、前記静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う手段は、前記偏向器の反射面毎に前記時間差を求める、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の光走査装置において、前記偏向器は、前記光源からの光を反射してそれぞれ光を走査する複数の反射面を有する多面鏡であり、前記走査時間を測定する手段は、前記偏向器の反射面毎に前記走査時間を測定し、前記静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う手段は、前記偏向器の1回転毎に、測定した複数の前記走査時間からその平均値を求め、求めた前記走査時間の平均値と所定の前記走査時間との時間差を求める、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の光走査装置において、前記静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う手段は、前記偏向器の所定の回転回数毎に、測定した複数の前記走査時間からその平均値を求め、求めた前記走査時間の平均値と前記所定の走査時間との時間差を求める、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、電子写真方式で記録材上に画像形成を行なう画像形成装置において、静電潜像を担持する像担持体と、請求項1ないし4のいずれか一記載の光走査装置と、を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、偏向器の安定回転中に走査時間が測定され、その走査時間と理想とする所定の走査時間との時間差が求められて、その時間差に基づいて静電潜像の主走査方向の倍率補正が行われるので、像担持体上に形成される静電潜像は最適に倍率補正され、常に倍率ずれがない画像を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、精度良く静電潜像を倍率補正することができる。
請求項3又は4記載の発明によれば、偏向器の反射面毎のばらつきによる誤差を小さく抑えることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4のいずれか一記載の発明と同様の効果を奏する。
本発明を実施するための最良の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施の形態の画像形成装置であるデジタル複写機の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、デジタル複写機1は、原稿の画像を読み取る画像読取装置であるスキャナ2と、スキャナ2で読み取られた画像を用紙等の記録材に形成する画像形成部であるプリンタ3とを備えている。
スキャナ2は、読み取った画像に対応する画像信号をA/D変換して、黒オフセット補正、シェーディング補正及び画素位置補正等の信号処理を行う信号処理回路4と、A/D変換後の画像信号に各種画像処理を行う画像処理回路5とを備えており、それら処理後の画像信号をプリンタ3に出力する。信号処理回路4としては、VPU(Visual Processing Unit)等が用いられ、画像処理回路5としては、IPU(Image Processing Unit)等が用いられる。
プリンタ3は、スキャナ2からの画像信号(画像データ)に基づいて電子写真方式で用紙等の記録材上に画像を形成する。このプリンタ3は、感光体21(図2参照)上に静電潜像を光書込みするための発光素子であるレーザダイオード(LD)6、このLD6の制御を行うLD制御部7、及びプリンタ3の全体を制御するプリンタ制御部8等を備えている。
さらに、デジタル複写機1は、CPU11、ROM12、RAM13、画像メモリ14及びパネル操作部15等を備えている。
CPU11は、デジタル複写機1の全体を集中的に制御し、ROM12はCPU11が実行する各種制御プログラムを格納し、RAM13はCPU11の作業エリアとなり各種データを一時的に格納する。画像メモリ14はスキャナ2で読み取った画像データを記憶する。各部のデータのやりとりはシステムバス16を介して行われ、I/F17はシステムバス16と画像処理回路5との間のインターフェースとなる。パネル操作部15は、ユーザに各種メッセージを表示し、ユーザから各種の操作を受け付ける。このパネル操作部15が表示部及び操作部として機能する。
ここで、スキャナ2で読み取った画像をLD6により感光体21に静電潜像として出力する場合には、CPU11はプリンタ制御部8にスタート信号を出力し、プリンタ制御部8はスタート信号を基準として画像処理回路5から画像データを受信し、その画像データに基づいてLD制御部7によりLD6を点灯させる。このとき、CPU11は記録材の副走査方向の位置制御も行っている。
図2はプリンタ3の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、プリンタ3は、回転駆動するドラム状の感光体21、感光体21の表面を帯電させる帯電器(図示せず)、及び帯電した感光体21の表面を露光走査してその表面に静電潜像を形成する光走査装置22等を備えている。なお、感光体21は、静電潜像を担持する像担持体である。さらに、プリンタ3は、感光体21上の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像器、そのトナー像を用紙等の記録材に転写させる転写器及び記録材上のトナー像を定着させる定着器(いずれも図示せず)を備えている。また、プリンタ制御部8は、ドット位置ずれ検出・制御部23、画素クロック生成部24、画像処理部25及びLD駆動データ生成部(レーザ駆動データ生成部)26等を備えている。
光走査装置22は、光源であるLD6、コリメータレンズ31、シリンダーレンズ32、回転駆動する偏向器であるポリゴンミラー33、fθレンズ34、透明部材35及び光検出器36等から構成されている。ポリゴンミラー33は、LD6からのレーザ光を反射してそれぞれ光を走査する複数の反射面33aを有する回転多面鏡である。このポリゴンミラー33には、ポリゴンミラー33を駆動制御するポリゴン制御部37が接続されている。このポリゴン制御部37は、ポリゴンミラー33の回転が定常回転になると定常回転フラグをたてる(定常回転信号を生成する)。
ここで、LD6から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ31により平行光束となり、シリンダーレンズ32に入射する。入射したレーザ光はシリンダーレンズ32により副走査方向(感光体21の回転方向)に集光されて、ポリゴンミラー33に入射する。レーザ光はポリゴンミラー33により感光体21の回転軸方向に平行な主走査方向(感光体21の回転軸方向)に偏向走査される。主走査方向に走査されたレーザ光は、fθレンズ34によって走査角と走査距離とが比例するように調整され、かつ副走査方向に集光され、透明部材35を介して感光体21上に結像する。これにより、帯電器により帯電された感光体21の表面が露光走査される。
光検出器36は、感光体21の表面の有効書込領域外に配置され、ポリゴンミラー33で偏向走査され透明部材35で反射されたレーザ光を受光して有効書込開始位置及び有効書込終了位置を検出する。この光検出器36から出力された検出信号(先端ライン同期信号及び後端ライン同期信号)はドット位置ずれ検出・制御部23に入力される。
ドット位置ずれ検出・制御部23は、2つの光検出器36の間でのレーザ光の走査時間を測定し、測定した走査時間と理想とする所定の走査時間とを比較して、それらのずれ量である時間差を求め、その時間差を補正する位相データを生成して画素クロック生成部24に出力する。また、光検出器36から出力された検出信号は、ライン同期信号として画像処理部25にも出力される。なお、理想とする所定の走査時間は、理想的なレーザ走査が行われた場合に測定された走査時間であり、あらかじめROM12やRAM13等のメモリに格納されている。
ドット位置ずれ検出・制御部23は、画素クロック生成部24が位相データ記憶回路を具備していない場合、ライン毎に位相データを画素クロック生成部24へ出力する。一方、画素クロック生成部24が位相データ記憶回路を具備している場合には、前もって位相データを求める等して、あらかじめ画素クロック生成部24へ位相データを与えておくようにする。
また、ドット位置ずれ検出・制御部23は、走査レンズの特性により生ずる走査ムラを補正するようなライン毎に常に同じ補正をするための位相データ(第1位相データ)だけでなく、ポリゴンミラー33の回転ムラのようなライン毎に変化する補正にも対応するための位相データ(第2位相データ)も生成し、画素クロック生成部24が位相データ合成回路を具備している場合には、その位相データも画素クロック生成部24へ出力するようにする。また、光検出器36の組を複数設けることにより、複数ライン分の位相データを同時に生成することが可能である。
このようなドット位置ずれ検出・制御部23は、測定した走査時間と理想とする所定の走査時間との時間差に基づいて位相データを変更することで(位相補正)、画素クロック(LD6の点灯制御用クロック)の位相を画素クロック1周期の1/n単位(nは2以上の整数)で主走査方向の1箇所又は複数箇所で可変して、すなわち画素クロックの位相を変えて主走査方向の倍率補正を行う。
画素クロック生成部24は、ドット位置ずれ検出・制御部23からの位相データに基づいて画素クロックを生成し、画像処理部25とLD駆動データ生成部26とに出力する。画像処理部25は、画素クロックを基準として画像データを生成し、その画像データをLD駆動データ生成部24に出力する。LD駆動データ生成部26は、その画像データに基づいて画素クロックを基準としてLD駆動データ(変調データ)を生成し、そのLD駆動データをLD制御部7に出力する。LD制御部7は、そのLD駆動データに基づいてLD6を駆動制御する。
なお、位相データに基づいてクロック位相シフトを行い、ドット位置を任意の位置に変える方法は公知であるため、その説明を省略する(特開2003−279873公報参照)。また、レーザ光が走査される走査時間差の計測方法は、公知であるため、その説明も省略する(特開平9−58053号公報等参照)。
このような構成において、CPU11がROM12に格納されたプログラムに基づいて実行するポリゴンミラー33の回転開始処理及び位相補正処理(倍率補正処理)について図3ないし図5を参照して説明する。この処理により各種の手段が実行される。
図3はポリゴンミラー33の回転開始処理の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、CPU11は、ポリゴン制御部37を介してポリゴンミラー33を回転させ(ステップS1)、ポリゴン制御部37による定常回転フラグがたっているか否かを判断し(ステップS2)、定常回転フラグがたつこと、すなわちポリゴンミラー33の回転が定常回転(安定回転)になることに待機する(ステップS2のN)。定常回転フラグがたっている、すなわちポリゴンミラー33の回転が定常回転であると判断した場合には(ステップS2のY)、位相補正許可信号を発生させる(ステップS3)。
なお、CPU11は数ms間隔でポリゴンミラー33の回転が定常回転になっているか否かをポリゴン制御部37から確認している。ポリゴンミラー33の回転が正常回転(定常回転)でない、すなわち異常であると判断した場合には(ステップS2のN)、例えばポリゴンミラー33を停止させる停止命令を発生させる。このとき、位相補正許可信号は発生しなくなる。
図4はポリゴンミラー33の反射面33a毎に時間差を求める場合の位相補正処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、位相補正許可信号が発生中であるか否か及び先端ライン同期信号が発生したか否かを判断し(ステップS11及びステップS12)、位相補正許可信号の発生及び先端ライン同期信号の発生に待機する(ステップS11のN及びステップS12のN)。位相補正許可信号が発生中であり、先端ライン同期信号が発生したと判断した場合には(ステップS11のY及びステップS12のY)、レーザ光の走査時間の測定を開始する(ステップS13)。ここで、位相補正許可信号の発生でカウンタをクリアし、レーザ光の走査時間の測定の開始でカウンタを回して走査時間を計測する。
次に、位相補正許可信号が発生中であるか否か及び後端ライン同期信号が発生したか否かを判断し(ステップS14及びステップS15)、後端ライン同期信号の発生に待機する(ステップS14のY及びステップS15のN)。なお、位相補正許可信号が発生中でないと判断した場合には(ステップS14のN)、ステップS11に戻る。
後端ライン同期信号が発生したと判断した場合には(ステップS15のY)、レーザ光の走査時間の測定を終了する(ステップS16)。ここで、レーザ光の走査時間の測定の終了でカウンタを停止させる。測定した走査時間と理想とする所定の走査時間とを比較してそれらのずれ量である時間差を求め、その時間差を補正する位相データを生成して画素クロックの位相を変え(位相補正)、静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う(ステップS17)。
このような処理を図5に示すようなタイミングチャートを参照して説明する。
図5はポリゴンミラー33の反射面33a毎に時間差を求める場合のタイミングチャートである。
図5に示すように、ポリゴンミラー33が定常回転している場合には、位相補正許可信号が発生する(ハイレベル)。位相補正許可信号が発生している間に、先端ライン同期検知信号のパルス(ロウレベル)から後端ライン同期検知信号のパルス(ロウレベル)までのレーザ光の走査時間が測定される。この測定した走査時間と理想とする所定の走査時間との時間差が算出され、その時間差に基づいてドット位置ずれ検出・制御部23により位相データが生成されて、その位相データに基づいて画素クロック生成部24により画素クロックが生成される。さらに、その画素クロックに基づいて画像処理部25により画像データが生成され、その画像データに基づいてLD駆動データ(LD点灯信号)が生成されて、位置ずれがない画像が形成される。一方、ポリゴンミラー33が定常回転していない場合には、位相補正許可信号が発生しないため(ロウレベル)、位相補正(倍率補正)は行われない。
このように本実施の形態によれば、ポリゴンミラー33の安定回転中にレーザ光の走査時間が測定され、その走査時間と理想とする所定の走査時間とのずれ量である時間差が求められて、その時間差に基づいて静電潜像の主走査方向の倍率補正が行われるので、静電潜像は最適に倍率補正され、常に倍率ずれがない画像を得ることができる。また、ポリゴンミラー33の反射面33a毎に時間差が求められるので、精度良く静電潜像を倍率補正することができる。
なお、本実施の形態では、ポリゴンミラー33の反射面33a毎に時間差を求めているが、これに限るものではなく、例えば、ポリゴンミラー33の1回転毎に、その反射面33a毎に測定した複数の走査時間からその平均値を求め、求めた走査時間の平均値と理想とする所定の走査時間とを比較してそれらの時間差を求めても良く、あるいは、ポリゴンミラー33の所定の回転回数毎に、その反射面33a毎に測定した複数の走査時間からその平均値を求め、求めた走査時間の平均値と理想とする所定の走査時間とを比較してそれらの時間差を求めても良い。
ここで、例えば、ポリゴンミラー33として6つの反射面33aを有するポリゴンミラー33を用いて、ポリゴンミラー33の1回転毎に時間差を求める場合について図6を参照して説明する。なお、この場合の位相補正処理は、図4に示すステップS13からステップS16を6回繰り返すことになる。このとき、6つの反射面33a毎に測定される走査時間は、その測定毎にRAM13等のメモリに格納される。
図6は6つの反射面33aを有するポリゴンミラー33の1回転毎に時間差を求める場合のタイミングチャートである。
図6に示すように、ポリゴンミラー33が定常回転している場合には、位相補正許可信号が発生する(ハイレベル)。位相補正許可信号が発生している間に、先端ライン同期検知信号のパルス(ロウレベル)から後端ライン同期検知信号のパルス(ロウレベル)までのレーザ光の走査時間が測定される。この測定が6つの反射面33a毎に実行される。したがって、ポリゴンミラー33が1回転すると、6つの反射面33a毎の走査時間が求められ、その6つの反射面33a毎の走査時間からその平均値が求められる。その平均値と理想とする所定の走査時間とのずれ量である時間差が算出され、その時間差に基づいてドット位置ずれ検出・制御部23により位相データが生成されて、その位相データに基づいて画素クロック生成部24により画素クロックが生成される。さらに、その画素クロックに基づいて画像処理部25により画像データが生成され、その画像データに基づいてLD駆動データ(LD点灯信号)が生成されて、位置ずれがない画像が形成される。一方、ポリゴンミラー33が定常回転していない場合には、位相補正許可信号が発生しないため(ロウレベル)、位相補正(倍率補正)は行われない。
このようにして、6つの反射面33aを有するポリゴンミラー33の1回転毎に、ずれ量である時間差が求められるので、ポリゴンミラー33の反射面33a毎のばらつきによる誤差を小さく抑えることができる。
次に、ポリゴンミラー33の3回転毎に時間差を求める場合について図7を参照して説明する。
図7はポリゴンミラー33の3回転毎に時間差を求める場合の位相補正処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、位相補正許可信号が発生中であるか否か及び先端ライン同期信号が発生したか否かを判断し(ステップS21及びステップS22)、位相補正許可信号の発生及び先端ライン同期信号の発生に待機する(ステップS21のN及びステップS22のN)。位相補正許可信号が発生中であり、先端ライン同期信号が発生したと判断した場合には(ステップS21のY及びステップS22のY)、レーザ光の走査時間の測定を開始する(ステップS23)。ここで、位相補正許可信号の発生でカウンタをクリアし、レーザ光の走査時間の測定の開始でカウンタを回して走査時間を計測する。
次に、位相補正許可信号が発生中であるか否か及び後端ライン同期信号が発生したか否かを判断し(ステップS24及びステップS25)、後端ライン同期信号の発生に待機する(ステップS24のY及びステップS25のN)。なお、位相補正許可信号が発生中でないと判断した場合には(ステップS24のN)、ステップS21に戻る。
後端ライン同期信号が発生したと判断した場合には(ステップS25のY)、レーザ光の走査時間の測定を終了する(ステップS26)。ここで、レーザ光の走査時間の測定の終了でカウンタを停止させる。次に、ポリゴンミラー33が3回転したか否か(N=3)を判断し(ステップS27)、ポリゴンミラー33が3回転するまでレーザ光の走査時間の測定を繰り返す(ステップS27のN)。ポリゴンミラー33が3回転したと判断した場合には(ステップS27のY)、それまでに測定したレーザ光の走査時間からその平均値を求め、その平均値と理想とする所定の走査時間とを比較してそれらのずれ量である時間差を求め、その時間差を補正する位相データを生成して画素クロックの位相を変え(位相補正)、静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う(ステップS28)。最後に、Nをクリア(N=0)して、ステップS21に戻る。
このようにして、ポリゴンミラー33の3回転毎に、ずれ量である時間差が求められるので、ポリゴンミラー33の反射面33a毎のばらつきによる誤差を小さく抑えることができる。
本発明の実施の一形態の画像形成装置であるデジタル複写機の概略構成を示すブロック図である。 デジタル複写機が備えるプリンタの概略構成を示すブロック図である。 ポリゴンミラーの回転開始処理の流れを示すフローチャートである。 ポリゴンミラーの反射面毎に時間差を求める場合の位相補正処理の流れを示すフローチャートである。 ポリゴンミラーの反射面毎に時間差を求める場合のタイミングチャートである。 6つの反射面を有するポリゴンミラーの1回転毎に時間差を求める場合のタイミングチャートである。 ポリゴンミラーの3回転毎に時間差を求める場合の位相補正処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置(デジタル複写機)
6 光源(LD)
21 感光体
22 光走査装置
33 偏向器(ポリゴンミラー)
33a 反射面
36 光検出器

Claims (5)

  1. 回転駆動する偏向器により光源から出射された光を主走査方向に偏向走査して副走査方向に回転駆動する像担持体に静電潜像を光書込みする光走査装置において、
    前記偏向器により偏向走査された光を検出して前記偏向器による光の走査時間を測定するための光検出器と、
    前記偏向器の安定回転を検知する手段と、
    前記偏向器の回転安定中に前記光検出器により前記走査時間を測定する手段と、
    測定した前記走査時間と所定の前記走査時間との時間差を求め、その時間差に基づいて前記静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う手段と、
    を備えることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記偏向器は、前記光源からの光を反射してそれぞれ光を走査する複数の反射面を有する多面鏡であり、
    前記走査時間を測定する手段は、前記偏向器の反射面毎に前記走査時間を測定し、
    前記静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う手段は、前記偏向器の反射面毎に前記時間差を求める、
    ことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記偏向器は、前記光源からの光を反射してそれぞれ光を走査する複数の反射面を有する多面鏡であり、
    前記走査時間を測定する手段は、前記偏向器の反射面毎に前記走査時間を測定し、
    前記静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う手段は、前記偏向器の1回転毎に、測定した複数の前記走査時間からその平均値を求め、求めた前記走査時間の平均値と所定の前記走査時間との時間差を求める、
    ことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  4. 前記静電潜像の主走査方向の倍率補正を行う手段は、前記偏向器の所定の回転回数毎に、測定した複数の前記走査時間からその平均値を求め、求めた前記走査時間の平均値と前記所定の走査時間との時間差を求める、
    ことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  5. 電子写真方式で記録材上に画像形成を行なう画像形成装置において、
    静電潜像を担持する像担持体と、
    請求項1ないし4のいずれか一記載の光走査装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012226051A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成装置制御方法
JP2014117910A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
JP2014191144A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Kyocera Document Solutions Inc 光走査装置及び画像形成装置

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