JP2006161000A - 熱可塑性複合材料及び光学素子 - Google Patents

熱可塑性複合材料及び光学素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2006161000A
JP2006161000A JP2004358369A JP2004358369A JP2006161000A JP 2006161000 A JP2006161000 A JP 2006161000A JP 2004358369 A JP2004358369 A JP 2004358369A JP 2004358369 A JP2004358369 A JP 2004358369A JP 2006161000 A JP2006161000 A JP 2006161000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine particles
inorganic fine
refractive index
composite material
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004358369A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Taima
恭雄 當間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Opto Inc
Original Assignee
Konica Minolta Opto Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Opto Inc filed Critical Konica Minolta Opto Inc
Priority to JP2004358369A priority Critical patent/JP2006161000A/ja
Priority to CNA2005101272748A priority patent/CN1786077A/zh
Priority to US11/295,488 priority patent/US7649035B2/en
Publication of JP2006161000A publication Critical patent/JP2006161000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/01Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
    • C08K3/013Fillers, pigments or reinforcing additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K2201/00Specific properties of additives
    • C08K2201/014Additives containing two or more different additives of the same subgroup in C08K

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】温度に対する屈折率変化の極めて小さい熱可塑性複合材料及びそれを用いた光学素子とする。
【解決手段】有機重合体からなる熱可塑性樹脂中に、平均粒子径が1nm以上30nm以下である微粒子が分散された熱可塑性複合材料である。微粒子が屈折率の異なる2種以上の無機微粒子からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ、フィルター、グレーティング、光ファイバー、平板光導波路などとして好適に用いられ、屈折率の温度変化率が小さい熱可塑性複合材料とそれを用いた光学素子に関する。
MO、CD、DVDといった光情報記録媒体(以下、単に媒体ともいう)に対して、情報の読み取りや記録を行うプレーヤー、レコーダー、ドライブといった情報機器には、光ピックアップ装置が備えられている。光ピックアップ装置は、光源から発した所定波長の光を媒体に照射し、反射した光を受光素子で受光する光学素子ユニットを備えており、光学素子ユニットはこれらの光を媒体の反射層や受光素子で集光させるためのレンズ等の光学素子を有している。
光ピックアップ装置の光学素子は、射出成形等の手段により安価に作製できる等の点で、プラスチックを材料として適用することが好ましい。光学素子に適用可能なプラスチックとしては、環状オレフィンとα−オレフィンの共重合体(例えば、特許文献1参照)等が知られている。
ところで、例えば、CD/DVDプレーヤーのような、複数種の媒体に対して情報の読み書きが可能な情報機器の場合、光ピックアップ装置は、両者の媒体の形状や適用する光の波長の違いに対応した構成とする必要がある。この場合、光学素子ユニットはいずれの媒体に対しても共通とすることがコストやピックアップ特性の観点から好ましい。
一方、プラスチックを材料として適用した光学素子ユニットにおいては、ガラスレンズのような光学的安定性を有する物質であることが求められている。例えば、環状オレフィンのような光学的プラスチック物質は、湿度に関して大幅に改善された屈折率の安定性を有するのに対し、温度に対する屈折率の安定性の改良が未だ十分でないのが現状である。
上記のようなプラスチックレンズの光学的屈折率を修正する方法の1つとして、微粒子充填材を使用する方法が、種々提案されている。
この微粒子充填材は、光学的プラスチックの屈折率を修正するために使用され、粒子サイズが十分に小さい充填材を用いることによって、充填材による光散乱を起こさず、充填されたプラスチックは、レンズとしての十分な透明性を維持することができるものである。例えば、プラスチックの屈折率を増加させるための微粒子の添加を記載する技術が、非特許文献1や非特許文献2等に記載されている。
上述のように、透明プラスチック材料はガラスに比べ軽量、安価なため、光学系において様々な用途に用いられている。しかし、温度及び湿度に対する屈折率の安定性は、ガラスよりも劣るため改良が望まれている。
有機重合体は、ほぼ例外なく温度上昇とともに屈折率が低下する(屈折率の温度依存性dn/dT<0)。例えば、下記に示す様に、一般的に光学的用途に用いられる有機重合体材料(熱可塑性樹脂)のdn/dTは−10−4/Kでほぼ同等である。
この様なdn/dT<0であるホスト材料としての熱可塑性樹脂中に、dn/dT>0である物質を混合することで、dn/dTの絶対値を小さくする方法が考えられる。無機材料の中には、分子内配位の温度依存変化の結果、dn/dT>0となるものがあることが知られているため、dn/dT<0である有機重合体からなる熱可塑性樹脂中に、dn/dT>0である無機微粒子を混合することによりdn/dTの絶対値を小さくすることが可能と考えられ、感温性を有するポリマー状熱可塑性樹脂と、分散された微粒子物質から構成され、感温性が減少された微細合成物光学製品が提案されている(例えば、特許文献2〜8参照)。
一方、無機微粒子を含有する複合材料については多くの提案がなされている。半導体微粒子を含有する複合材料として、半導体微粒子を高分子鎖に共有結合させた樹脂組成物(例えば、特許文献9参照)、あるいは、硫化亜鉛微粒子を含む樹脂組成物の記載(例えば、特許文献10参照)がある。
C.Becker, P.Mueller and H.Schmidt,「シリカ微細粒子で修飾された表面を有する熱可塑性微細合成物質における光学的及び熱力学調査」,SPIE Proceedings,1998年7月,第3469巻,p.88-98 B.Braune, P.Mueller and H.Schmidt,「光学的応用のための酸化タンタルナノマー(Tantalum Oxide Nanomers)」,SPIE Proceedings,1998年7月,第3469巻,p.124-132 特開2002−105131号公報 (第4頁) 特開2002−207101号公報 (特許請求の範囲) 特開2002−240901号公報 (特許請求の範囲) 特開2002−241560号公報 (特許請求の範囲) 特開2002−241569号公報 (特許請求の範囲) 特開2002−241592号公報 (特許請求の範囲) 特開2002−241612号公報 (特許請求の範囲) 特開2002−303701号公報 (特許請求の範囲) 特開2002−105325号公報 (特許請求の範囲) 特開2003−73563号公報 (特許請求の範囲)
ここで、例えば、特許文献6に記載の式2で示されるように、熱可塑性樹脂のdn/dTを50%減少するためには、酸化アルミニウムや酸化マグネシウムの微粒子を40質量%以上混合する必要があることが示されている。
しかしながら、このように屈折率の高い無機微粒子を多量に混合した複合材料では、光線透過率の低下が大きく、また、樹脂中に分散した無機微粒子が凝集し、長期保存した際に性能が変化するという問題が生じるため、光学素子としての実用化には適さない複合材料を提供することしかできていなかった。
一方、特許文献9、10については、これらは半導体微粒子の添加による樹脂組成物の高屈折率化を目的として高屈折率の微粒子を添加しており、この方法で得られた樹脂組成物では光学素子として使用するための十分な光線透過率を得ることができない。また、本発明の様に屈折率の異なる微粒子を用いることに関する記載はなく、本発明の如く光線透過率が高く、かつ屈折率の温度依存性が小さい複合材料はこれまで知られていなかった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、温度に対する屈折率変化の極めて小さい熱可塑性複合材料及びそれを用いた光学素子を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、有機重合体からなる熱可塑性樹脂中に、平均粒子径が1nm以上30nm以下である微粒子が分散された熱可塑性複合材料であって、
前記微粒子が屈折率の異なる2種以上の無機微粒子からなることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の熱可塑性複合材料において、
前記熱可塑性樹脂の屈折率をnh、前記無機微粒子のうちの1種の屈折率をnp1としたときに、式(A)を満たすことを特徴としている。
式(A) nhー0.1≦np1≦nh+0.1
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の熱可塑性複合材料において、
前記熱可塑性樹脂中に分散された少なくとも2種の無機微粒子の屈折率をそれぞれnp1、np2としたときに、式(B)を満たすことを特徴としている。
式(B) 0.1≦np2ーnp1≦1.0
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の熱可塑性複合材料において、
屈折率がnp1である無機微粒子の含有量が、屈折率がnp2である無機微粒子の含有量以上であることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載の熱可塑性複合材料において、
屈折率がnp1である無機微粒子の含有量が、屈折率がnp2である無機微粒子の含有量より少ないことを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱可塑性複合材料において、
前記熱可塑性樹脂中に分散された2種以上の無機微粒子の総含有量が、前記熱可塑性樹脂の質量に対し20質量%以上70質量%以下であることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、光学素子において、
請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱可塑性複合材料を用いて成型することを特徴としている。
本発明によれば、温度変化に対する屈折率変化が極めて小さい熱可塑性複合材料を得ることができ、この熱可塑性複合材料を光学素子に適用することにより、屈折率の温度依存性が小さく、かつ光線透過率が高く、さらに高温高湿環境下で長期間保存しても透明性の劣化を生じない光学素子を実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明者は、有機重合体からなるホスト材料としての熱可塑性樹脂中に、屈折率の異なる2種以上の平均粒子径が、1nm以上30nm以下である無機微粒子が分散された熱可塑性複合材料であり、熱可塑性樹脂の屈折率、該熱可塑性樹脂中に分散された少なくとも2種の無機微粒子の屈折率が、
式(A) nhー0.1≦np1≦nh+0.1
を満たす熱可塑性複合材料により、温度変化に対する屈折率変化が極めて小さい熱可塑性複合材料(以下、単に複合材料ともいう)を得ることができ、この熱可塑性複合材料を光学素子に適用することにより、屈折率の温度依存性が小さく、かつ光線透過率が高く、さらに高温高湿環境下で長期間保存しても透明性の劣化を生じない光学素子を実現できることを見出した。
さらに、屈折率の異なる2種以上の平均粒子径が、1nm以上30nm以下である無機微粒子が分散された熱可塑性複合材料においては、上記の構成に加えて、下記の(1)〜(4)のいずれかの構成とすることにより、本発明の上記目的効果がより一層発揮されることを見出した。
すなわち、
(1)熱可塑性樹脂中に分散された無機微粒子の屈折率差が、
式(B) 0.1≦np2ーnp1≦1.0
を満たすことにより、温度変化に対する屈折率変化が小さく、かつ光線透過率の高い熱可塑性複合材料及び光学素子を得ることができた。
(2)屈折率np1である無機微粒子の含有量が、屈折率np2である無機微粒子の含有量以上とすることにより、温度変化に対する屈折率変化が小さく、かつ光線透過率が高い熱可塑性複合材料及び光学素子を得ることができた。
(3)屈折率np1である無機微粒子の含有量が、屈折率np2である無機微粒子の含有量より少なくすることにより、温度変化に対する屈折率変化が小さく、かつ高屈折率な熱可塑性複合材料及び光学素子を得ることができた。
(4)熱可塑性樹脂中に分散された2種以上の無機微粒子の総含有量が、該熱可塑性樹脂の質量に対し、20質量%以上70質量%以下とすることにより温度変化に対する屈折率変化が小さく、かつ光線透過率の高い熱可塑性複合材料及び光学素子を得ることができた。
以下、本発明の実施形態の詳細について説明する。
《無機微粒子》
無機微粒子は、平均粒子径が1nm以上、30nm以下が好ましく、1nm以上、20nm以下がより好ましく、さらに好ましくは1nm以上、10nm以下である。平均粒子径が1nm未満であると、無機微粒子の分散が困難であるため所望の性能が得られない恐れがあり、また平均粒子径が30nmを超えると、得られる熱可塑性材料組成物が濁るなどして透明性が低下し、光線透過率が70%未満となる恐れがある。ここでいう平均粒子径は粒子と同体積の球に換算した時の直径を言う。
無機微粒子の形状は、特に限定されるものではないが、好適には球状の微粒子が用いられる。また、粒子径の分布に関しても特に制限されるものではないが、本発明の効果をより効率よく発現させるためには、広範な分布を有するものよりも、比較的狭い分布を持つものが好適に用いられる。
無機微粒子のdn/dTは0以上であることが好ましく、さらに無機微粒子のdn/dT値が0以上、0.01以下であることが好ましく、特に好ましくは5×10−5以上、5×10−3以下である。
無機微粒子としては、例えば、酸化物微粒子が挙げられる。より具体的には、例えば、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、酸化ニオブ、酸化タンタル、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウム、酸化イットリウム、酸化ランタン、酸化セリウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化鉛、これら酸化物より構成される複酸化物であるニオブ酸リチウム、ニオブ酸カリウム、タンタル酸リチウム、等が挙げられる。また、これら酸化物との組み合わせで形成されるリン酸塩、炭酸塩、硫酸塩等も好ましく用いられ、リン酸アルミニウム、リン酸タンタル、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウム、硫酸亜鉛、硫酸銅、等を挙げることができる。
また、無機微粒子としては、半導体結晶組成の微粒子も好ましく利用できる。該半導体結晶組成には特に制限はないが、光学素子として使用する波長領域において吸収、発光、蛍光等が生じないものが望ましい。具体的な組成例としては、例えば、炭素、ケイ素、ゲルマニウム、錫等の周期表第14族元素の単体、リン(黒リン)等の周期表第15族元素の単体、セレン、テルル等の周期表第16族元素の単体、炭化ケイ素(SiC)等の複数の周期表第14族元素からなる化合物、酸化錫(IV)(SnO)、硫化錫(II、IV)(Sn(II)Sn(IV)S)、硫化錫(IV)(SnS)、硫化錫(II)(SnS)、セレン化錫(II)(SnSe)、テルル化錫(II)(SnTe)、硫化鉛(II)(PbS)、セレン化鉛(II)(PbSe)、テルル化鉛(II)(PbTe)等の周期表第14族元素と周期表第16族元素との化合物、窒化ホウ素(BN)、リン化ホウ素(BP)、砒化ホウ素(BAs)、窒化アルミニウム(AlN)、リン化アルミニウム(AlP)、砒化アルミニウム(AlAs)、アンチモン化アルミニウム(AlSb)、窒化ガリウム(GaN)、リン化ガリウム(GaP)、砒化ガリウム(GaAs)、アンチモン化ガリウム(GaSb)、窒化インジウム(InN)、リン化インジウム(InP)、砒化インジウム(InAs)、アンチモン化インジウム(InSb)等の周期表第13族元素と周期表第15族元素との化合物(あるいはIII−V族化合物半導体)、硫化アルミニウム(Al)、セレン化アルミニウム(AlSe)、硫化ガリウム(Ga)、セレン化ガリウム(GaSe)、テルル化ガリウム(GaTe)、酸化インジウム(In)、硫化インジウム(In)、セレン化インジウム(InSe)、テルル化インジウム(InTe)等の周期表第13族元素と周期表第16族元素との化合物、塩化タリウム(I)(TlCl)、臭化タリウム(I)(TlBr)、ヨウ化タリウム(I)(TlI)等の周期表第13族元素と周期表第17族元素との化合物、酸化亜鉛(ZnO)、硫化亜鉛(ZnS)、セレン化亜鉛(ZnSe)、テルル化亜鉛(ZnTe)、酸化カドミウム(CdO)、硫化カドミウム(CdS)、セレン化カドミウム(CdSe)、テルル化カドミウム(CdTe)、硫化水銀(HgS)、セレン化水銀(HgSe)、テルル化水銀(HgTe)等の周期表第12族元素と周期表第16族元素との化合物(あるいはII〜VI族化合物半導体)、硫化砒素(III)(As)、セレン化砒素(III)(AsSe)、テルル化砒素(III)(AsTe)、硫化アンチモン(III)(Sb)、セレン化アンチモン(III)(SbSe)、テルル化アンチモン(III)(SbTe)、硫化ビスマス(III)(Bi)、セレン化ビスマス(III)(BiSe)、テルル化ビスマス(III)(BiTe)等の周期表第15族元素と周期表第16族元素との化合物、酸化銅(I)(CuO)、セレン化銅(I)(CuSe)等の周期表第11族元素と周期表第16族元素との化合物、塩化銅(I)(CuCl)、臭化銅(I)(CuBr)、ヨウ化銅(I)(CuI)、塩化銀(AgCl)、臭化銀(AgBr)等の周期表第11族元素と周期表第17族元素との化合物、酸化ニッケル(II)(NiO)等の周期表第10族元素と周期表第16族元素との化合物、酸化コバルト(II)(CoO)、硫化コバルト(II)(CoS)等の周期表第9族元素と周期表第16族元素との化合物、四酸化三鉄(Fe)、硫化鉄(II)(FeS)等の周期表第8族元素と周期表第16族元素との化合物、酸化マンガン(II)(MnO)等の周期表第7族元素と周期表第16族元素との化合物、硫化モリブデン(IV)(MoS)、酸化タングステン(IV)(WO)等の周期表第6族元素と周期表第16族元素との化合物、酸化バナジウム(II)(VO)、酸化バナジウム(IV)(VO)、酸化タンタル(V)(Ta)等の周期表第5族元素と周期表第16族元素との化合物、酸化チタン(TiO、Ti、Ti、Ti等)等の周期表第4族元素と周期表第16族元素との化合物、硫化マグネシウム(MgS)、セレン化マグネシウム(MgSe)等の周期表第2族元素と周期表第16族元素との化合物、酸化カドミウム(II)クロム(III)(CdCr)、セレン化カドミウム(II)クロム(III)(CdCrSe)、硫化銅(II)クロム(III)(CuCr)、セレン化水銀(II)クロム(III)(HgCrSe)等のカルコゲンスピネル類、バリウムチタネート(BaTiO)等が挙げられる。なお、G.Schmidら;Adv.Mater.,4巻,494頁(1991)に報告されている(BN)75(BF2)1515や、D.Fenskeら;Angew.Chem.Int.Ed.Engl.,29巻,1452頁(1990)に報告されているCu146Se73(トリエチルホスフィン)22のように構造の確定されている半導体クラスターも同様に例示される。
本発明においては、これらのうち屈折率の異なる2種以上の無機微粒子が用いられる。ここで言う屈折率とは、25℃においてd線を光源として測定される屈折率nd25として得られる値の平均値であり、例えば、炭酸カルシウムの様な屈折率の異方性がある化合物については、その常光と異常光の屈折率値の平均値である。上記屈折率nd25は、例えばASTMD542規格に則りアッベ式屈折計等により測定されるものが該当し、種々の文献に記載されている値を用いることができる。
1種目の無機微粒子の屈折率(np1)としては、熱可塑性樹脂に近いものが好ましく、式(A)で表される様に熱可塑性樹脂との屈折率差が0.1以下である無機微粒子が好ましく用いられる。この無機微粒子の屈折率は、熱可塑性樹脂の樹脂組成により異なるが、通常1.4〜2.0であることが好ましく、1.45〜1.7であることがさらに好ましい。具体的には、二酸化珪素、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸ストロンチウム、りん酸アルミニウム等が好ましく用いられる。
2種目の無機微粒子の屈折率(np2)としては、熱可塑性樹脂よりも高いことが好ましく、屈折率が熱可塑性樹脂の屈折率値以上4.0以下である無機微粒子であることが好ましい。さらに、上記1種目の屈折率よりも高いことが好ましい。この無機微粒子の屈折率は、熱可塑性樹脂の樹脂組成により異なるが、通常1.6〜4.0であることが好ましく、1.7〜3.0であることがさらに好ましい。具体的には、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、硫化亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化ニオブ、ニオブ酸リチウム等が好ましく用いられる。
また、上記1種目の無機微粒子の屈折率と2種目の無機微粒子の屈折率との差が、式(B)で表されるように0.1以上1.0以下であることが好ましい。さらに上記の2種に含まれる無機微粒子や、それ以外の無機微粒子を選択し、3種類以上の無機微粒子を併用しても良い。
《無機微粒子の製造方法、表面修飾》
無機微粒子の製造方法は、特に限定されるものではなく、公知のいずれの方法も用いることができる。例えば、ハロゲン化金属やアルコキシ金属を原料に用い、水を含有する反応系において加水分解することにより、所望の酸化物微粒子を得ることができる。この際、微粒子の安定化のために有機酸や有機アミンなどを併用する方法も用いられる。より具体的には、例えば、二酸化チタン微粒子の場合、ジャーナル・オブ・ケミカルエンジニアリング・オブ・ジャパン第31巻1号21−28頁(1998年)や、硫化亜鉛の場合は、ジャーナル・オブ・フィジカルケミストリー第100巻468−471頁(1996年)に記載された公知の方法を用いることができる。例えば、これらの方法に従えば、平均粒子直径5nmの酸化チタンはチタニウムテトライソプロポキサイドや四塩化チタンを原料として、適当な溶媒中で加水分解させる際に適当な表面修飾剤を添加することにより容易に製造することができる。また平均粒子直径40nmの硫化亜鉛はジメチル亜鉛や塩化亜鉛を原料とし、硫化水素あるいは硫化ナトリウムなどで硫化する際に、表面修飾剤を添加することにより製造することができる。
また、通常酸化物微粒子作成によく用いられる酸素を含む雰囲気内においてバーナにより化学炎を形成し、この化学炎中に金属粉末を粉塵雲を形成しうる量投入して燃焼させて、酸化物微粒子5−100nmを合成する方法が開示されている(特開昭60−255602)。
以上のようなクラスターからのボトムアッププロセスによる無機ナノ粒子の作成以外にも無機微粒子を粉砕することでナノ粒子を作成するトップダウンプロセスも提案されている。具体的に使用する粉砕機としてはウルトラアペックスミル(コトブキ技研社製);カウンタージェットミル、ミクロンジェット、イノマイザ(ホソカワミクロン社製);IDS型ミル、PJMジェット粉砕機(日本ニューマチック工業社製);クロスジェットミル(栗本鉄工所社製);ウルマックス(日曹エンジニアリング社製);SKジェット・オー・ミル(セイシン企業社製);クリプトロン(川崎重工業社製);ターボミル(ターボ工業社製);スーパーローター(日清エンジニアリング社製)等があげられる。
表面修飾する方法は、特に限定されるものではなく、公知のいずれの方法も用いることができる。例えば、水が存在する条件下で加水分解により微粒子の表面に修飾する方法が挙げられる。この方法では、酸またはアルカリなどの触媒が好適に用いられ、微粒子表面の水酸基と、表面修飾剤が加水分解して生じる水酸基とが、脱水して結合を形成することが一般に考えられている。
本発明においては、本発明に係る無機微粒子が表面処理を施されていることが好ましい。
無機微粒子の表面処理に用いる表面修飾剤としては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラフェノキシシラン、メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリフェノキシシラン、エチルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、3−メチルフェニルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジエチルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジフェノキシシラン、トリメチルメトキシシラン、トリエチルエトキシシラン、トリフェニルメトキシシラン、トリフェニルフェノキシシランなどが挙げられる。
これらの化合物は、反応速度などの特性が異なり、表面修飾の条件などに適した化合物を用いることができる。また、1種類のみを用いても、複数種類を併用してもよい。さらに、用いる化合物によって得られる表面修飾微粒子の性状は異なることがあり、材料組成物を得るにあたって用いる熱可塑性樹脂との親和性を、表面修飾する際に用いる化合物を選ぶことによって図ることも可能である。表面修飾の割合は特に限定されるものではないが、表面修飾後の微粒子に対して、表面修飾剤の割合が10〜99質量%であることが好ましく、30〜98質量%であることがより好ましい。
《樹脂と無機微粒子の混合》
熱可塑性複合材料は、ホスト材料である熱可塑性樹脂と無機微粒子から成るが、その作製方法は特に限定されるものではない。すなわち、熱可塑性樹脂と無機微粒子をそれぞれ独立して作製し、その後に両者を混合させる方法、予め作製した無機微粒子が存在する条件で熱可塑性樹脂を作製する方法、予め作製した熱可塑性樹脂が存在する条件で無機微粒子を作製する方法、熱可塑性樹脂と無機微粒子の両者を同時に作製させる方法など、いずれの方法をも採用できる。具体的には、例えば、熱可塑性樹脂が溶解した溶液と、無機微粒子が均一に分散した分散液の二液を均一に混合し、熱可塑性樹脂に対して溶解性が乏しい溶液中に打ち合わせることにより、目的とする材料組成物を得る方法を好適に挙げることができるが、これに限定されるものではない。
熱可塑性複合材料において、熱可塑性樹脂と無機微粒子の混合の程度は特に限定されるものではないが、本発明の効果をより効率よく発現させるためには、均一に混合していることが望ましい。混合の程度が不十分の場合には、特に屈折率やアッベ数、光線透過率などの光学特性に影響を及ぼすことが懸念され、また熱可塑性や溶融成形性などの樹脂加工性にも悪影響する恐れがある。混合の程度は、その作製方法に影響されることが考えられ、用いる熱可塑性樹脂及び無機微粒子の特性を十分に勘案して、方法を選択することが重要である。熱可塑性樹脂と無機微粒子の両者がより均一に混合するために、熱可塑性樹脂と無機微粒子を直接結合させる方法等も、本発明において好適に用いることができる。
無機微粒子の含有量は、本発明の効果を発揮できる範囲であれば特に限定されず、熱可塑性樹脂と無機微粒子の種類により任意に決めることができる。無機微粒子の総含有量は、熱可塑性樹脂の質量に対し20質量%以上70質量%以下であることが好ましく、30質量%以上60質量%以下であることがより好ましく、30質量%以上50質量%以下であることがさらに好ましい。無機微粒子の含有量の定量は、透過型電子顕微鏡(TEM)による粒子像の観察(EDX等の局所元素分析により粒子組成に関する情報も得ることが可能)、あるいは与えられた樹脂組成物が含有する灰分の元素分析により求まる所定粒子組成の含有重量と該粒子組成の結晶の比重とから算出可能である。
さらに、熱可塑性樹脂中に屈折率の異なる2種以上の無機微粒子が分散された熱可塑性複合材料においては、それぞれの無機微粒子の含有量についても任意に決めることができる。例えば、熱可塑性樹脂に近い屈折率np1の無機微粒子と、高い屈折率np2の無機微粒子の2種を熱可塑性樹脂中に分散する場合には、屈折率np1の無機微粒子の含有量を多くすることもできるし、屈折率np2の無機微粒子の含有量を多くすることもできる。この両者の含有量は目的とする複合材料の性能により調製することができる。すなわち、より高屈折率である複合材料にするには、屈折率np1である無機微粒子の含有量が、屈折率np2である無機微粒子の含有量より少ないことが好ましく、より光線透過率が高い複合材料にするには、屈折率np1である無機微粒子の含有量が、屈折率np2である無機微粒子の含有量以上であることが好ましい。
また、高屈折率の無機微粒子の含有率が高いと光散乱により光線透過率等の光学特性が劣化するため好ましくない。従って、熱可塑性樹脂中に分散される無機微粒子のうち、熱可塑性樹脂よりも屈折率が0.5以上高い無機微粒子の含有量が、熱可塑性樹脂の質量に対し1質量%以上40質量%以下であることが好ましく、5質量%以上30質量%以下であることが好ましい。
《有機重合体からなる熱可塑性樹脂》
次いで、本発明の熱可塑性複合材料を構成する有機重合体からなる熱可塑性樹脂について説明する。
本発明に係る有機重合体ホスト材料としては、光学材料として一般的に用いられる透明の熱可塑性複合材料であれば特に制限はないが、光学素子としての加工性を考慮すると、アクリル樹脂、環状オレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリアミド樹脂、またはポリイミド樹脂であることが好ましく、例えば、特開2003−73559に記載の化合物を挙げることができ、その好ましい化合物を表1に示す。
Figure 2006161000
複合材料においては、有機重合体からなる熱可塑性樹脂が、炭素原子数が2〜20のα−オレフィンと、環状オレフィンとの共重合体を水素添加処理して得られる環状構造を有するオレフィン系重合体である、特開平7−145213号公報の段落番号〔0032〕〜同〔0054〕に示されて居る化合物や、脂環式構造を有する繰り返し単位からなる脂環式炭化水素系共重合体であることが好ましい。本発明に好ましく用いられる環状オレフィン樹脂としては、ZEONEX(日本ゼオン)、APEL(三井化学)、アートン(JSR)、TOPAS(チコナ)などが挙げられるが、これらに限るものではない。
《その他の配合剤》
本発明の複合材料の調製時や樹脂組成物の成型工程においては、必要に応じて各種添加剤(配合剤ともいう)を添加することができる。添加剤については、格別限定はないが、酸化防止剤、熱安定剤、耐光安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、近赤外線吸収剤などの安定剤;滑剤、可塑剤などの樹脂改質剤;軟質重合体、アルコール性化合物等の白濁防止剤;染料や顔料などの着色剤;帯電防止剤、難燃剤、フィラーなどが挙げられる。これらの配合剤は、単独で、あるいは2種以上を組み合せて用いることができ、その配合量は本発明に記載の効果を損なわない範囲で適宜選択される。本発明においては、特に、重合体が少なくとも可塑剤または酸化防止剤を含有することが好ましい。
〔可塑剤〕
可塑剤としては、特に限定はないが、リン酸エステル系可塑剤、フタル酸エステル系可塑剤、トリメリット酸エステル系可塑剤、ピロメリット酸系可塑剤、グリコレート系可塑剤、クエン酸エステル系可塑剤、ポリエステル系可塑剤等を挙げることができる。
リン酸エステル系可塑剤では、例えば、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、ジフェニルビフェニルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリブチルホスフェート等、フタル酸エステル系可塑剤では、例えば、ジエチルフタレート、ジメトキシエチルフタレート、ジメチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジフェニルフタレート、ジシクロヘキシルフタレート等、トリメリット酸系可塑剤では、例えば、トリブチルトリメリテート、トリフェニルトリメリテート、トリエチルトリメリテート等、ピロメリット酸エステル系可塑剤では、例えば、テトラブチルピロメリテート、テトラフェニルピロメリテート、テトラエチルピロメリテート等、グリコレート系可塑剤では、例えば、トリアセチン、トリブチリン、エチルフタリルエチルグリコレート、メチルフタリルエチルグリコレート、ブチルフタリルブチルグリコレート等、クエン酸エステル系可塑剤では、例えば、トリエチルシトレート、トリ−n−ブチルシトレート、アセチルトリエチルシトレート、アセチルトリ−n−ブチルシトレート、アセチルトリ−n−(2−エチルヘキシル)シトレート等を挙げることができる。
〔酸化防止剤〕
酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤などが挙げられ、これらの中でもフェノール系酸化防止剤、特にアルキル置換フェノール系酸化防止剤が好ましい。これらの酸化防止剤を配合することにより、透明性、耐熱性等を低下させることなく、成型時の酸化劣化等によるレンズの着色や強度低下を防止できる。これらの酸化防止剤は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は、本発明の目的を損なわない範囲で適宜選択されるが、本発明に係る重合体100質量部に対して好ましくは0.001〜5質量部、より好ましくは0.01〜1質量部である。
フェノール系酸化防止剤としては、従来公知のものが使用でき、例えば、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、2,4−ジ−t−アミル−6−(1−(3,5−ジ−t−アミル−2−ヒドロキシフェニル)エチル)フェニルアクリレートなどの特開昭63−179953号公報や特開平1−168643号公報に記載されるアクリレート系化合物;オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス(メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニルプロピオネート))メタン[すなわち、ペンタエリスリメチル−テトラキス(3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオネート))]、トリエチレングリコールビス(3−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオネート)などのアルキル置換フェノール系化合物;6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−2,4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリアジン、4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリアジン、2−オクチルチオ−4,6−ビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−オキシアニリノ)−1,3,5−トリアジンなどのトリアジン基含有フェノール系化合物;などが挙げられる。
リン系酸化防止剤としては、一般の樹脂工業で通常使用される物であれば格別な限定はなく、例えば、トリフェニルホスファイト、ジフェニルイソデシルホスファイト、フェニルジイソデシルホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、10−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイドなどのモノホスファイト系化合物;4,4′−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル−ジ−トリデシルホスファイト)、4,4′−イソプロピリデン−ビス(フェニル−ジ−アルキル(C12〜C15)ホスファイト)などのジホスファイト系化合物などが挙げられる。これらの中でも、モノホスファイト系化合物が好ましく、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイトなどが特に好ましい。
イオウ系酸化防止剤としては、例えば、ジラウリル3,3−チオジプロピオネート、ジミリスチル3,3′−チオジプロピピオネート、ジステアリル3,3−チオジプロピオネート、ラウリルステアリル3,3−チオジプロピオネート、ペンタエリスリトール−テトラキス−(β−ラウリル−チオ−プロピオネート)、3,9−ビス(2−ドデシルチオエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンなどが挙げられる。
〔耐光安定剤〕
耐光安定剤としては、ベンゾフェノン系耐光安定剤、ベンゾトリアゾール系耐光安定剤、ヒンダードアミン系耐光安定剤などが挙げられるが、本発明においては、レンズの透明性、耐着色性等の観点から、ヒンダードアミン系耐光安定剤を用いるのが好ましい。ヒンダードアミン系耐光安定剤(以下、HALSともいう)の中でも、テトラヒドロフラン(THF)を溶媒として用いたGPCにより測定したポリスチレン換算のMnが1,000〜10,000であるものが好ましく、2,000〜5,000であるものがより好ましく、2,800〜3,800であるものが特に好ましい。Mnが小さすぎると、該HALSをブロック共重合体に加熱溶融混練して配合する際に、揮発のため所定量を配合できなかったり、射出成型等の加熱溶融成型時に発泡やシルバーストリークが生じるなど加工安定性が低下する。また、ランプを点灯させた状態でレンズを長時間使用する場合に、レンズから揮発性成分がガスとなって発生する。逆にMnが大き過ぎると、ブロック共重合体への分散性が低下して、レンズの透明性が低下し、耐光性改良の効果が低減する。したがって、本発明においては、HALSのMnを上記範囲とすることにより加工安定性、低ガス発生性、透明性に優れたレンズが得られる。
このようなHALSの具体例としては、N,N′,N″,N′″−テトラキス−〔4,6−ビス−{ブチル−(N−メチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)アミノ}−トリアジン−2−イル〕−4,7−ジアザデカン−1,10−ジアミン、ジブチルアミンと1,3,5−トリアジンとN,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンとの重縮合物、ポリ〔{(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}〕、1,6−ヘキサンジアミン−N,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)とモルフォリン−2,4,6−トリクロロ−1,3,5−トリアジンとの重縮合物、ポリ〔(6−モルフォリノ−s−トリアジン−2,4−ジイル)(2,2,6,6,−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ〕−ヘキサメチレン〔(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ〕などの、ピペリジン環がトリアジン骨格を介して複数結合した高分子量HALS;コハク酸ジメチルと4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジンエタノールとの重合物、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールと3,9−ビス(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンとの混合エステル化物などの、ピペリジン環がエステル結合を介して結合した高分子量HALS等が挙げられる。
これらの中でも、ジブチルアミンと1,3,5−トリアジンとN,N′−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンとの重縮合物、ポリ〔{(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}〕、コハク酸ジメチルと4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジンエタノールとの重合物などのMnが2,000〜5,000のものが好ましい。
本発明の複合材料に対する上記配合量は、重合体100質量部に対して、好ましくは0.01〜20質量部、より好ましくは0.02〜15質量部、特に好ましくは0.05〜10質量部である。添加量が少なすぎると耐光性の改良効果が十分に得られず、屋外で長時間使用する場合等に着色が生じる。一方、HALSの配合量が多すぎると、その一部がガスとなって発生したり、樹脂への分散性が低下して、レンズの透明性が低下する。
また、本発明の複合材料に、更に最も低いガラス転移温度が30℃以下である化合物を配合することにより、透明性、耐熱性、機械的強度などの諸特性を低下させることなく、長時間の高温高湿度環境下での白濁を防止できる。
《本発明の熱可塑性複合材料の特性》
本発明の熱可塑性樹脂中に屈折率の異なる2種以上の無機微粒子が分散された熱可塑性複合材料は、屈折率の温度変化率(dn/dT)が小さいことが特徴である。
ここでいう屈折率nの温度Tに対する変化率の指標であるdn/dTとは、材料の屈折率(n)が温度(T)の変化に対しdn/dTの割合で変化することを示している。dn/dTの値は、各温度で複合材料の屈折率を測定し、屈折率の温度変化率を読みとることで求めることができる。
屈折率の測定方法としては、例えば、エリプソメトリ、分光反射率法、光導波路法、Abbe法、最小偏角法等から熱可塑性複合材料の形態に応じて好ましい方法を選択することができる。
本発明の熱可塑性複合材料においては、このdn/dTの絶対値である|dn/dT|が0以上、9.0×10−5以下であることが好ましく、さらに|dn/dT|が0以上、5.0×10−5以下であることが好ましい。このdn/dTが全ての波長領域で上記の範囲であることが好ましいが、光学素子として使用する際に用いられる波長領域で上記の範囲であれば、従来よりも温度安定性に優れた光学素子を提供することができるため好ましい。
本発明の熱可塑性複合材料は、可視領域波長における透明性を有すことが好ましい。本発明の熱可塑性複合材料の透明性は、可視領域波長での光線透過率が光路長3mmにおいて通常は50%以上、好ましくは60%以上、更に好ましくは70%以上、最も好ましくは85%以上であるのが望ましい。かかる測定は、例えばASTM D−1003(3mm厚)規格での試験により行われる。ここでいう可視領域とは、400〜650nmの波長領域を意味する。
また、本発明の熱可塑性複合材料の屈折率は用途により調整可能であるが、通常1.5〜2.7程度の範囲が好ましく、更に好ましくは1.6〜2.4、最も好ましくは1.7〜2.3である。
本発明の熱可塑性材料は、屈折率の温度依存性が小さく、かつ透明度が高く、光学的に優れた材料組成物であり、さらには熱可塑性及び/または射出成形性を有するために、成形加工性に非常に優れた熱可塑性材料である。この優れた光学特性と成形加工性を併せ持った材料は、これまでに開示されている材料では達成することができなかった特性であり、特定の熱可塑性樹脂と特定の無機微粒子から成ることが、この特性に寄与していることが考えられる。
《光学素子(光学用樹脂レンズ)の作製方法》
次いで、本発明の光学素子の一つである光学用樹脂レンズの作製方法について説明する。
本発明に係る光学用樹脂レンズは、まず、樹脂組成物(樹脂単独の場合もあれば、樹脂と添加剤との混合物の場合もある)を調製し、次いで、得られた樹脂組成物を成型する工程を含む。
本発明に係る光学用樹脂レンズは、まず、樹脂組成物(樹脂単独の場合もあれば、樹脂と添加剤との混合物の場合もある)を調製し、次いで、得られた樹脂組成物を成型する工程を含む。
本発明の熱可塑性複合材料の成型物は、前記樹脂組成物からなる成型材料を成型して得られる。成型方法としては、格別制限されるものはないが、低複屈折性、機械強度、寸法精度等の特性に優れた成型物を得る為には溶融成型が好ましい。溶融成型法としては、例えば、市販のプレス成型、市販の押し出し成型、市販の射出成型等が挙げられるが、射出成型が成型性、生産性の観点から好ましい。
成型条件は使用目的、または成型方法により適宜選択されるが、例えば、射出成型における樹脂組成物(樹脂単独の場合または樹脂と添加物との混合物の両方がある)の温度は、成型時に適度な流動性を樹脂に付与して成型品のヒケやひずみを防止し、樹脂の熱分解によるシルバーストリークの発生を防止し、更に、成型物の黄変を効果的に防止する観点から150℃〜400℃の範囲が好ましく、更に好ましくは200℃〜350℃の範囲であり、特に好ましくは200℃〜330℃の範囲である。
本発明に係る成型物は、球状、棒状、板状、円柱状、筒状、チューブ状、繊維状、フィルムまたはシート形状など種々の形態で使用することができ、また、低複屈折性、透明性、機械強度、耐熱性、低吸水性に優れるため、本発明の光学素子の一つである光学用樹脂レンズとして用いられるが、その他の光学部品としても好適である。
《光学素子》
本発明に係る光学素子は、上記の作製方法により得られるが、光学部品への具体的な適用例としては、以下のようである。
例えば、光学レンズや光学プリズムとしては、カメラの撮像系レンズ;顕微鏡、内視鏡、望遠鏡レンズなどのレンズ;眼鏡レンズなどの全光線透過型レンズ;CD、CD−ROM、WORM(追記型光ディスク)、MO(書き変え可能な光ディスク;光磁気ディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(デジタルビデオディスク)などの光ディスクのピックアップレンズ;レーザビームプリンターのfθレンズ、センサー用レンズなどのレーザ走査系レンズ;カメラのファインダー系のプリズムレンズなどが挙げられる。
光ディスク用途としては、CD、CD−ROM、WORM(追記型光ディスク)、MO(書き変え可能な光ディスク;光磁気ディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(デジタルビデオディスク)などが挙げられる。その他の光学用途としては、液晶ディスプレイなどの導光板;偏光フィルム、位相差フィルム、光拡散フィルムなどの光学フィルム;光拡散板;光カード;液晶表示素子基板などが挙げられる。
これらの中でも、低複屈折性が要求されるピックアップレンズやレーザ走査系レンズとして好適であり、ピックアップレンズに最も好適に用いられる。
ここで、図1を参照しながら、本発明に係る光学素子の用途の一例として、当該光学素子を光ディスク用の光ピックアップ装置に適用する例を説明する。
図1は光ピックアップ装置1の概略構成を示す断面図である。
図1に示す通り、光ピックアップ装置1は光源としての3種類の半導体レーザ発振器LD1,LD2,LD3を有している。半導体レーザ発振器LD1は、BD(又はAOD)10用として波長350〜450nm中の特定波長(例えば405nm,407nm)の光束を出射するようになっている。半導体レーザ発振器LD2は、DVD20用として波長620〜680nm中の特定波長の光束を出射するようになっている。半導体レーザLD3は、CD30用として750〜810nm中の特定波長の光束を出射するようになっている。
半導体レーザ発振器LD1から出射される光(青色光)の光軸方向には、図1中下方から上方に向けてシェイバSH1、スプリッタBS1、コリメータCL、スプリッタBS4,BS5、対物レンズ15が順に並んで配されており、対物レンズ15と対向する位置に光情報記録媒体としてのBD10、DVD20又はCD30が配されるようになっている。スプリッタBS1の図1中右方にはシリンドリカルレンズL11、凹レンズL12及び光検出器PD1が順に並んで配されている。
半導体レーザ発振器LD2から出射される光(赤色光)の光軸方向には、図1中左方から右方に向けてスプリッタBS2,BS4が順に並んで配されている。スプリッタBS2の図1中下方にはシリンドリカルレンズL21、凹レンズL22及び光検出器PD2が順に並んで配されている。
半導体レーザ発振器LD3から出射される光の光軸方向には、図1中右方から左方に向けてスプリッタBS3,BS5が順に並んで配されている。スプリッタBS3の図1中下方にはシリンドリカルレンズL31、凹レンズL32及び光検出器PD3が順に並んで配されている。
対物レンズ15は、光情報記録媒体としてのBD10、DVD20又はCD30に対向配置されるものであり、各半導体レーザ発振器LD1,LD2,LD3から出射された光をBD10、DVD20又はCD30に集光する機能を有している。対物レンズ15には2次元アクチュエータ2が配されており、当該2次元アクチュエータ2の作動により、対物レンズ15は図1中上下方向に移動自在とされている。
光ピックアップ装置1における動作・作用を簡単に説明すると、BD10への情報の記録時やBD10中の情報の再生時には、始めに半導体レーザ発振器LD1が光を出射する。その光は、図1中実線で示す光線L1となって、シェイバSH1を透過して整形され、スプリッタBS1を透過してコリメータCLで平行光にされ、各スプリッタBS4,BS5及び対物レンズ15を透過してBD10の記録面10a上に集光スポットを形成する。
集光スポットを形成した光は、BD10の記録面10aで情報ピットにより変調されて当該記録面10aで反射し、その反射光は、対物レンズ15、スプリッタBS5及びコリメータCLを透過してスプリッタBS1で反射し、シリンドリカルレンズL11を透過して非点収差が与えられ、凹レンズL12を透過して光検出器PD1で受光される。これにより、BD10への情報の記録やBD10中の情報の再生がおこなわれる。
DVD20への情報の記録時やDVD20中の情報の再生時には、半導体レーザ発振器LD2が光を出射する。その光は図1中1点鎖線で示す光線L2となって、スプリッタBS2を透過してスプリッタBS4で反射し、スプリッタBS5及び対物レンズ15を透過してDVD20の記録面20a上に集光スポットを形成する。
集光スポットを形成した光は、DVD20の記録面20aで情報ピットにより変調されて当該記録面20aで反射し、その反射光は、対物レンズ15及びスプリッタBS5を透過して各スプリッタBS4,BS2で反射し、シリンドリカルレンズL21を透過して非点収差が与えられ、凹レンズL22を透過して光検出器PD2で受光される。これにより、DVD20への情報の記録やDVD20中の情報の再生がおこなわれる。
CD30への情報の記録時やCD30中の情報の再生時には、半導体レーザ発振器LD3が光を出射する。その光は図1中点線で示す光線L3となって、スプリッタBS3を通過してスプリッタBS5で反射し、対物レンズ15を透過してCD30の記録面30a上に集光スポットを形成する。
集光スポットを形成した光は、CD30の記録面30aで情報ピットにより変調されて当該記録面30aで反射し、その反射光は、対物レンズ15を透過して各スプリッタBS5,BS3で反射し、シリンドリカルレンズL31を透過して非点収差が与えられ、凹レンズL32を透過して光検出器PD3で受光される。これにより、CD30への情報の記録やCD30中の情報の再生がおこなわれる。
なお、光ピックアップ装置1は、BD10、DVD20又はCD30への情報の記録時やBD10、DVD20又はCD30中の情報の再生時には、各光検出器PD1,PD2,PD3上でのスポットの形状変化、位置変化による光量変化を検出して合焦検出やトラック検出をおこなうようになっている。そして当該光ピックアップ装置1は、各光検出器PD1,PD2,PD3の検出結果に基づいて、2次元アクチュエータ2が半導体レーザ発振器LD1,LD2,LD3からの光をBD10、DVD20又はCD30の記録面10a,20a,30a上に結像するように対物レンズ15を移動させるとともに、半導体レーザ発振器LD1,LD2,LD3からの光を各記録面10a,20a,30aの所定のトラックに結像させるように対物レンズ15を移動させるようになっている。
以上の光ピックアップ装置1において、本発明に係る光学素子が、シェイバSH1、スプリッタBS1〜BS5、コリメータCL、対物レンズ15、シリンドリカルレンズL11,L21,L31、凹レンズL12,L22,L32等に適用されており、これら部材が上記熱可塑性複合材料から構成されている。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〔無機微粒子1の調製〕
窒素雰囲気下で、ペンタエトキシニオブ2.0gを2−メトキシエタノール16.59gに加えた溶液を作製した。この溶液に、水酸化リチウム一水和物0.26gと2−メトキシエタノール18.32gの混合溶液を撹拌しながら滴下した。室温で16時間撹拌した後、酸化物濃度が5質量%となるように濃縮し、LiNbO分散液を得た。この分散液100gに、メタノール300gと1モル%の硝酸水溶液を添加した。この液を50℃で撹拌しながら、メタノール100gとシクロペンチルトリメトキシシラン6gの混合液を60分かけて添加し、その後さらに2時間撹拌した。得られた透明な分散液を酢酸エチルに懸濁させ、遠心分離を行い白色の微粒粉末を得た。TEM観察によればこの粉末は平均粒径約7nmであり、これを無機微粒子1とした。
〔無機微粒子2の調製〕
空冷式のリービッヒ還流管と反応温度調節のための熱電対を装着した無色透明のパイレックス(登録商標)ガラス製3口フラスコにTOPO(4g)を入れ、マグネチックスターラーで攪拌しながら乾燥アルゴンガス雰囲気で360℃に加熱した。別途、乾燥窒素雰囲気のグローブボックス内で、ジエチル亜鉛の1モル/L濃度のn−ヘキサン溶液(1.34ml;1.34ミリモル)とビス(トリメチルシリル)スルフィド(0.239g;1.34ミリモル)とをTOP(9ml)に溶解した原料溶液Bを、半導体微粒子1の調製で使用のセプタムで封をし、アルミニウム箔ですき間なく包んで遮光したガラス瓶中に充填した。この原料溶液Bの一部(2.0ml)を、前記のTOPOの入ったフラスコに注射器で一気に注入し、この時点を反応の開始時刻とした。反応開始20分後に熱源を除去し、約50℃に冷却された時点で精製トルエン(2ml)を注射器で加えて希釈し、メタノール(10ml)を注入して不溶物を生じさせた。この不溶物を遠心分離(3000rpm)し、デカンテーションにより上澄み液を除去して分離し、室温にて約14時間真空乾燥して、TOPOが表面に配位した無機微粒子2の固形粉体を得た。
この無機微粒子2は、XRDスペクトルによりZnS結晶であることを確認した。また、このZnS結晶の平均粒径をTEM観察に測定した結果、約5nmであった。
〔無機微粒子3の調製〕
3×10−4モル/Lの過塩素酸亜鉛六水和物のアルカリ性アセトニトリル溶液100mlに、ヘリウム希釈の5容量%の硫化水素ガスを通じ、5×10−4モル/Lのドデカンチオールのアセトニトリル溶液100mlを加えた。これに、ヘキサン200mlを添加し、溶媒除去及び乾燥後、白色の微粒粉末である無機微粒子3を得た。この無機微粒子3は、XRDスペクトルによりZnS結晶であることを確認した。また、このZnS結晶の平均粒径をTEM観察により測定した結果、40nmであった。
〔無機微粒子4の調製〕
0.027モルのリン酸水素二ナトリウムを含有する水溶液3リットルに、3.53モルの硫酸アルミニウム水溶液と、7.06モルのリン酸水素二ナトリウム水溶液のそれぞれ2リットルを、ダブルジェット法で10分間かけて添加した。微粒子形成中のpHは硫酸を用いて3.0に、温度は30℃に制御した。添加終了後、限外濾過法により可溶性塩類を脱塩除去し、10質量%のリン酸アルミニウム分散液を得た。この分散液100gに、メタノール300gと1モル%の硝酸水溶液を添加した。この液を50℃で撹拌しながら、メタノール100gとシクロペンチルトリメトキシシラン6gの混合液を60分かけて添加し、その後さらに2時間撹拌した。得られた透明な分散液を酢酸エチルに懸濁させ、遠心分離を行い白色の微粒粉末を得た。TEM観察によればこの粉末は平均粒径約20nmであり、これを無機微粒子4とした。
〔無機微粒子5の調製〕
酢酸銀および亜硫酸カリウムをそれぞれ水で溶解し、50mmolの酢酸銀水溶液を調製した。次いで、硫酸ガリウム1.3gとL−酒石酸2.25gを100mlの水で溶解することにより50mmolの硫酸ガリウム水溶液を調製した。室温で、50mmolの酢酸銀水溶液10mlと50mmolの硫酸ガリウム水溶液10mlおよび50mmolの亜硫酸カリウム水溶液20mlとを混合し、KOHでpHを7に調整した。更に、分散剤としてポリビニルピロリドン(分子量10,000〜15,000)の4%溶液を10ml加えて10分間攪拌した。還元剤としてテトラヒドロホウ酸ナトリウム0.76gを10mlの水に溶解した後、すばやく上記混合溶液に添加して還元を行った。20℃で2時間攪拌して反応を終了して、コロイド状の分散液を得た。この分散液に上記無機微粒子4の製造方法と同様にして表面処理を行い、白色の微粉末を得た。この微粉末は、TEM観察により平均粒子サイズは6nmであり、XRDスペクトルにおいてAgGaSの結晶構造であることが確認された。これを無機微粒子5とした。
〔無機微粒子6の調製〕
日本アエロジル社製の酸化アルミニウムC(平均粒径約13nm)微粒子5gにメタノール300gと1モル%の硝酸水溶液を添加した。この液を50℃で撹拌しながら、メタノール100gとシクロペンチルトリメトキシシラン6gの混合液を60分かけて添加し、その後さらに2時間撹拌した。得られた透明な分散液を酢酸エチルに懸濁させ、遠心分離を行い白色の微粒粉末を得た。TEM観察によればこの粉末は平均粒径約15nmであり、これを無機微粒子6とした。
〔無機微粒子7の調製〕
Kemco International Associates社より入手した平均粒径約37nmの酸化アルミニウムを用いた以外は、微粒子5の調製と同様にして白色の微粒粉末を得た。TEM観察によれば、この粉末は平均粒径約40nmであり、これを無機微粒子7とした。
以上の無機微粒子1〜7に加え、日本アエロジル社製の疎水化処理シリカであるNAX50、RX300をそれぞれ無機微粒子8,9とし、これらの特性を評価した結果を、表2に示す。
Figure 2006161000
《樹脂組成物の作製》
樹脂中に無機微粒子を混練する前の準備として、各樹脂は80℃で8時間乾燥、無機微粒子1〜8は200℃、4時間乾燥を行った。
〔樹脂組成物1の作製〕
4gの無機微粒子1と16gの無機微粒子7をあらかじめ混合した粉体を、溶融した40gの日本ゼオン社製シクロオレフィンポリマー ZEONEX330Rに添加し、溶融混練により無機微粒子を分散した樹脂阻止物1を作製した。混練条件は、HAAKE社製混練装置を用いて設定温度200℃、30rpmで粉体の添加終了後5分間の混練とした。
〔樹脂組成物2〜16の作製〕
樹脂組成物1の作製と同様の方法で、無機微粒子の添加量が表3に記載の量となるように調整して無機微粒子を分散した樹脂組成物2〜16を作製した。
〔樹脂組成物17〜22の作製〕
上記樹脂組成物の作製と同様の方法で、樹脂を三井化学(株)製のAPL5014DPに変更し、無機微粒子の添加量が表3に記載の量となるように調整して無機微粒子を分散した樹脂組成物17〜22を作製した。この時の混練条件は、設定温度180℃、30rpmとした。
《樹脂組成物の評価》
〔屈折率の測定〕
上記調製した樹脂組成物1〜22を溶融し、加熱成型することにより厚さ0.5mmの各試験用プレートを作製し、それぞれについて、アッベ屈折計(アタゴ社製、DR−M2)を用い波長588nmで測定温度を10℃から30℃変化させて屈折率を測定し、25℃での屈折率nd25と屈折率の温度変化率dn/dTを求めた。
〔透過率の測定〕
上記調製した樹脂組成物1〜22を溶融し、加熱成型することにより厚さ3.0mmの各試験用プレートを作製し、それぞれについて、直ちにASTM D1003に準拠した方法で、東京電色(株)製のTURBIDITY METER T−2600DAを用いて光線透過率を測定し、この測定した光線透過率を透過率A(%)とした。次いで、上記各試験用プレートを、65℃の環境下で48時間放置した後、上記と同様の方法で、強制劣化処理後の光線透過率を測定し、これを透過率B(%)とした。
なお、測定した光線透過率が70%以下では、透明度に乏しく、光学素子に適さないと判定した。
以上により得られた結果を、表3に示す。
Figure 2006161000
表3に記載の結果より明らかな様に、本発明の樹脂組成物は、比較例に対し、屈折率の温度依存性が小さく、かつ透明性が高いことが分かる。更に、強制劣化処理を行った後でも、透明性の低下幅が極めて小さく、光学素子に使用する複合材料として極めて有用であることがわかる。
さらに、上記樹脂組成物を用いてプラスチック製光学素子を作製して評価した結果、本発明の光学素子は、良好な光学特性を持ち、かつCDやDVDの記録、再生に用いられるBlue−Rayを長時間照射しても、白濁化等の材料変質耐性に優れていることを確認することができた。
光ピックアップ装置1の概略構成を示す図面である。
符号の説明
1 光ピックアップ装置
15 対物レンズ(光学素子)
SH1 シェイバ(光学素子)
BS1〜BS5 スプリッタ(光学素子)
CL コリメータ(光学素子)
L11,L21,L31 シリンドリカルレンズ(光学素子)
L12,L22,L32 凹レンズ(光学素子)

Claims (7)

  1. 有機重合体からなる熱可塑性樹脂中に、平均粒子径が1nm以上30nm以下である微粒子が分散された熱可塑性複合材料であって、
    前記微粒子が屈折率の異なる2種以上の無機微粒子からなることを特徴とする熱可塑性複合材料。
  2. 前記熱可塑性樹脂の屈折率をnh、前記無機微粒子のうちの1種の屈折率をnp1としたときに、式(A)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の熱可塑性複合材料。
    式(A) nhー0.1≦np1≦nh+0.1
  3. 前記熱可塑性樹脂中に分散された少なくとも2種の無機微粒子の屈折率をそれぞれnp1、np2としたときに、式(B)を満たすことを特徴とする請求項1又は2記載の熱可塑性複合材料。
    式(B) 0.1≦np2ーnp1≦1.0
  4. 屈折率がnp1である無機微粒子の含有量が、屈折率がnp2である無機微粒子の含有量以上であることを特徴とする請求項2又は3に記載の熱可塑性複合材料。
  5. 屈折率がnp1である無機微粒子の含有量が、屈折率がnp2である無機微粒子の含有量より少ないことを特徴とする請求項2又は3に記載の熱可塑性複合材料。
  6. 前記熱可塑性樹脂中に分散された2種以上の無機微粒子の総含有量が、前記熱可塑性樹脂の質量に対し20質量%以上70質量%以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱可塑性複合材料。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の熱可塑性複合材料を用いて成型することを特徴とする光学素子。
JP2004358369A 2004-12-10 2004-12-10 熱可塑性複合材料及び光学素子 Pending JP2006161000A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004358369A JP2006161000A (ja) 2004-12-10 2004-12-10 熱可塑性複合材料及び光学素子
CNA2005101272748A CN1786077A (zh) 2004-12-10 2005-12-06 热塑性复合材料及光学元件
US11/295,488 US7649035B2 (en) 2004-12-10 2005-12-07 Thermoplastic composite material and optical element

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004358369A JP2006161000A (ja) 2004-12-10 2004-12-10 熱可塑性複合材料及び光学素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006161000A true JP2006161000A (ja) 2006-06-22

Family

ID=36584912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004358369A Pending JP2006161000A (ja) 2004-12-10 2004-12-10 熱可塑性複合材料及び光学素子

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7649035B2 (ja)
JP (1) JP2006161000A (ja)
CN (1) CN1786077A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008010389A1 (fr) * 2006-07-19 2008-01-24 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Matériau polymère complexe et matériau optique le contenant
WO2008099459A1 (ja) * 2007-02-13 2008-08-21 Konica Minolta Opto, Inc. 光学用樹脂材料、光学素子及び光学用樹脂材料の製造方法
WO2008099458A1 (ja) * 2007-02-13 2008-08-21 Konica Minolta Opto, Inc. 熱可塑性樹脂組成物及び光学素子
JP2008239921A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Fujifilm Corp 有機無機複合組成物および光学部品
JP2010083967A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Dainippon Toryo Co Ltd 透明膜形成用組成物及び積層透明膜
JP2011256243A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Nitto Denko Corp 光学用エポキシ樹脂組成物およびそれを用いた光学部品、ならびにそれを用いて得られる光半導体装置
WO2013011663A1 (en) * 2011-07-19 2013-01-24 Canon Kabushiki Kaisha Cycloolefin resin composition, molded article thereof, and mirror
WO2013031173A1 (ja) * 2011-08-26 2013-03-07 パナソニック株式会社 光学材料及びこれを含む光学素子
US8642165B2 (en) 2007-03-29 2014-02-04 Fujifilm Corporation Organic-inorganic hybrid composition
US8956691B2 (en) 2010-01-21 2015-02-17 Canon Kabushiki Kaisha Methods for manufacturing organic-inorganic composite particles, optical material, optical element and lens, and organic-inorganic composite particles
JPWO2014132588A1 (ja) * 2013-02-26 2017-02-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 光学レンズ

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4093285B2 (ja) * 2006-08-23 2008-06-04 コニカミノルタオプト株式会社 光学素子及び光ヘッド
US9006325B2 (en) * 2006-10-12 2015-04-14 Suncolor Corporation Polymeric composition
CN101241194B (zh) * 2007-02-07 2012-05-30 北京传世唯信科技有限责任公司 一种用于光散射膜的组合物及包括其的光散射膜
US20100120965A1 (en) * 2007-03-28 2010-05-13 Masako Kikuchi Optical Organic-Inorganic Composite Material and Optical Element
JPWO2008120558A1 (ja) * 2007-03-29 2010-07-15 コニカミノルタオプト株式会社 撮像装置及びその製造方法
US8213286B2 (en) * 2007-07-30 2012-07-03 Sanyo Electric Co., Ltd. Photodetector and optical pickup apparatus including the same
JP2009048027A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Fujinon Corp 光学レンズ、光学系ユニット及び撮像装置
US8422011B2 (en) 2010-10-01 2013-04-16 Raytheon Company Two material achromatic prism
US8411268B2 (en) 2010-10-01 2013-04-02 Raytheon Company Two material achromatic prism
JP6261158B2 (ja) * 2012-05-30 2018-01-17 キヤノン株式会社 成形体およびその製造方法
WO2014001404A2 (en) * 2012-06-26 2014-01-03 Nikon Corporation Liquid polymerizable composition comprising mineral nanoparticles and its use to manufacture an optical article
CN103360746B (zh) * 2013-07-24 2016-02-10 上海冠旗电子新材料股份有限公司 纳米硫化锌/聚碳酸酯复合薄膜制备方法
CN104119663B (zh) * 2014-07-17 2016-01-27 浙江冠旗纳米科技有限公司 高透光耐刮伤聚碳酸酯薄膜制备方法
JPWO2016114336A1 (ja) * 2015-01-15 2017-10-26 コニカミノルタ株式会社 光学素子及び光学素子の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004292698A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Nissan Motor Co Ltd 樹脂組成物、充填材及び樹脂組成物の製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002105325A (ja) 2000-09-27 2002-04-10 Mitsubishi Chemicals Corp 半導体超微粒子を含有する樹脂組成物
JP2002105131A (ja) 2000-09-28 2002-04-10 Mitsui Chemicals Inc 環状オレフィン系重合体
US6586096B2 (en) 2000-12-22 2003-07-01 Eastman Kodak Company Polymethylmethacrylate nanocomposite optical article and method of making same
US6441077B1 (en) 2000-12-22 2002-08-27 Eastman Kodak Company Polysulfone nanocomposite optical plastic article and method of making same
US6759452B2 (en) 2000-12-22 2004-07-06 Eastman Kodak Company Polycarbonate nanocomposite optical plastic article and method of making same
US6518353B2 (en) 2000-12-22 2003-02-11 Eastman Kodal Company Reduced temperature sensitive polymeric optical article and method of making same
US6498208B2 (en) 2000-12-22 2002-12-24 Eastman Kodak Company Polystyrene nanocomposite optical plastic article and method of making same
US6552111B2 (en) 2000-12-22 2003-04-22 Eastman Kodak Company Cyclic olefin polymeric nanocomposite optical plastic article and method of making same
JP2003073563A (ja) 2001-09-04 2003-03-12 Mitsui Chemicals Inc 熱可塑性材料組成物、及びそれを含んで構成される光学部品
US6642295B2 (en) 2001-12-21 2003-11-04 Eastman Kodak Company Photoresist nanocomposite optical plastic article and method of making same
US7081295B2 (en) * 2003-08-18 2006-07-25 Eastman Kodak Company Method of manufacturing a polymethylmethacrylate core shell nanocomposite optical plastic article

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004292698A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Nissan Motor Co Ltd 樹脂組成物、充填材及び樹脂組成物の製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008010389A1 (fr) * 2006-07-19 2008-01-24 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Matériau polymère complexe et matériau optique le contenant
JP2008045109A (ja) * 2006-07-19 2008-02-28 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 複合化高分子材料およびこれを含む光学材料
JPWO2008099459A1 (ja) * 2007-02-13 2010-05-27 コニカミノルタオプト株式会社 光学用樹脂材料、光学素子及び光学用樹脂材料の製造方法
WO2008099458A1 (ja) * 2007-02-13 2008-08-21 Konica Minolta Opto, Inc. 熱可塑性樹脂組成物及び光学素子
WO2008099459A1 (ja) * 2007-02-13 2008-08-21 Konica Minolta Opto, Inc. 光学用樹脂材料、光学素子及び光学用樹脂材料の製造方法
JP2008239921A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Fujifilm Corp 有機無機複合組成物および光学部品
US8642165B2 (en) 2007-03-29 2014-02-04 Fujifilm Corporation Organic-inorganic hybrid composition
JP2010083967A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Dainippon Toryo Co Ltd 透明膜形成用組成物及び積層透明膜
US8956691B2 (en) 2010-01-21 2015-02-17 Canon Kabushiki Kaisha Methods for manufacturing organic-inorganic composite particles, optical material, optical element and lens, and organic-inorganic composite particles
JP2011256243A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Nitto Denko Corp 光学用エポキシ樹脂組成物およびそれを用いた光学部品、ならびにそれを用いて得られる光半導体装置
WO2013011663A1 (en) * 2011-07-19 2013-01-24 Canon Kabushiki Kaisha Cycloolefin resin composition, molded article thereof, and mirror
WO2013031173A1 (ja) * 2011-08-26 2013-03-07 パナソニック株式会社 光学材料及びこれを含む光学素子
JP5214077B1 (ja) * 2011-08-26 2013-06-19 パナソニック株式会社 光学材料及びこれを含む光学素子
JPWO2014132588A1 (ja) * 2013-02-26 2017-02-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 光学レンズ

Also Published As

Publication number Publication date
CN1786077A (zh) 2006-06-14
US7649035B2 (en) 2010-01-19
US20060128869A1 (en) 2006-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006161000A (ja) 熱可塑性複合材料及び光学素子
JP2006160992A (ja) 熱可塑性樹脂組成物及び光学素子
JP2008001895A (ja) 光学用樹脂材料及び光学素子
JP2012128943A (ja) 光ピックアップ装置
JPWO2006061982A1 (ja) 熱可塑性複合材料の製造方法並びに熱可塑性複合材料及び光学素子
JP2009013009A (ja) 無機微粒子粉体の製造方法、有機無機複合材料及び光学素子
JP2007163655A (ja) 光学用樹脂材料及び光学素子
JP2007077235A (ja) 熱可塑性樹脂組成物及び光学素子
JP2006328261A (ja) 無機微粒子分散組成物、熱可塑性樹脂組成物及び光学素子
JP2007154159A (ja) 有機無機複合材料及び光学素子
JP2006299183A (ja) 非水系微粒子分散液、熱可塑性複合材料及び光学素子
JP2007161980A (ja) マスターバッチ、光学素子、マスターバッチの製造方法及び光学素子の製造方法
JP2006188677A (ja) 熱可塑性樹脂及び光学素子
JP2007254681A (ja) 熱可塑性複合材料及び光学素子
JPWO2006049015A1 (ja) 熱可塑性樹脂組成物及びそれを用いた光学素子
JPWO2006051699A1 (ja) 樹脂組成物及びそれを用いた光学素子
JP2006273991A (ja) 熱可塑性樹脂組成物の製造方法及び光学素子
JP2006299032A (ja) 熱可塑性樹脂組成物及び光学素子
JP2006213759A (ja) 光学材料及び光学素子
JP2006160991A (ja) 熱可塑性複合材料の製造方法並びに熱可塑性複合材料及び光学素子
JP2007314646A (ja) 無機微粒子分散樹脂組成物及びそれを用いた光学素子
JP2007206197A (ja) 光学用樹脂材料及び光学素子
JP2007139971A (ja) 光学素子及び光学素子の製造方法
JP2006040351A (ja) 光学素子及び光ピックアップ装置
JP2007070564A (ja) 熱可塑性樹脂組成物及び光学素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101026