JP2006165807A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置の新たな機能を提供するにあたり、ネットワーク負荷や画像形成装置への負荷を抑制する画像形成システムを提供する。
【解決手段】 装置A801は、装置B802から受信したデータに基づいてモバイルエージェントを生成して(S1103)、生成したモバイルエージェントを装置B802へ送信する(S1105)。装置B802は、装置A801から受信したモバイルエージェントを実行し(S1107)、実行結果に基づいて、新たな機能を提供する(S1110)。
【選択図】 図11

Description

本発明は、ネットワーク接続された画像形成装置が形成する画像形成システムに関し、特にモバイルエージェント生成環境、及び実行環境を有する画像形成システムに関する。
従来の画像形成装置は、ネットワーク接続されず単独の機器内のみで機能を提供していたが、近年はネットワークを介して多種多様な機能を提供する画像形成装置が登場してきている。
例えば、特許文献1には、アプリケーション間の協調を行なわせる機能をエージェントに持たせることで、既存のアプリケーションの活用や協調プロトコルの追加や変更を容易にすることについて開示されている。
特開平11−316682号公報
しかし、このようなネットワーク接続機能を有する画像形成装置であっても、機能を提供するために、処理中は常にネットワーク接続していなければならず、ネットワーク負荷が増大するという問題があった。また、新たな機能を提供する場合に、各画像形成装置毎の詳細な情報を、機能を提供する度に取り扱う必要があるため、各画像形成装置の処理の負担が増大してしまい、新たな機能を提供するための障壁となっていた。本発明は、以上の問題点を解決するために以下のシステムを提供することを目的とするものである。
請求項1の画像形成システムは、複数の画像形成装置がネットワークを介して互いに接続された画像形成システムであって、画像形成装置が他の装置との間で通信を行なう通信手段を有した画像形成システムにおいて、モバイルエージェントを生成するモバイルエージェント生成手段を備えた第1の画像形成装置と、通信手段により受信したモバイルエージェントを解析するモバイルエージェント解析手段を備えた第2の画像形成装置と、を含むことを特徴とする。
請求項2の画像形成システムは、請求項1記載の画像形成システムにおいて、第2の画像形成装置が、他の画像形成装置の状態を検知する検知手段と、解析手段による解析結果及び検知手段による検知結果に応じて、画像形成システム全体を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3の画像形成システムは、請求項1、又は2に記載の画像形成システムにおいて、第2の画像形成装置が、モバイルエージェントを更新するモバイルエージェント更新手段を備えたことを特徴とする。
請求項4の画像形成システムは、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、第2の画像形成装置が、モバイルエージェントを自動生成する自動生成手段を備えたことを特徴とする。
請求項5の画像形成システムは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、制御手段は、複数の他の前記画像形成装置の相補的な制御を行うことを特徴とする。
請求項6の画像形成システムは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、第2の画像形成装置が、通信手段により他の画像形成装置から受信したモバイルエージェントを該モバイルエージェントが生成された画像形成装置以外の他の画像形成装置に転送するモバイルエージェント転送手段を備えたことを特徴とする。
請求項7の画像形成システムは、請求項6記載の画像形成システムにおいて、モバイルエージェント転送手段が、解析手段による解析結果及び検知手段による検知結果に応じて、通信手段により受信したモバイルエージェントを他の画像形成装置に転送することを特徴とする。
請求項8の画像形成システムは、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、第1の画像形成装置が、モバイルエージェント生成手段により生成されたモバイルエージェントの送信先となる第2の画像形成装置が該モバイルエージェントの受信に失敗した場合、所定のタイミングで該モバイルエージェントの送信を繰り返すリトライ送信手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
請求項9の画像形成システムは、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、第1の画像形成装置が、モバイルエージェント生成手段により生成したモバイルエージェントの送信先となる第2の画像形成装置が該モバイルエージェントの受信に失敗した場合、該第2の画像形成装置に関する情報を取得して、記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の画像形成装置がネットワークを介して互いに接続されて形成された画像形成システムが、モバイルエージェントを生成するモバイルエージェント生成手段を備えた第1の画像形成装置と、受信したモバイルエージェントを解析する解析手段を備えた第2の画像形成装置とを含むので、ネットワーク負荷や、画像形成装置への負荷を抑えたまま、新たな機能を提供できるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、図1〜図8を参照して、本発明に係る画像形成システムを構成する画像形成装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の制御部を示すブロック図である。本実施形態に係る画像形成装置の制御部は、CPU101、画像メモリ102、フラッシュROM103、フォントROM104、ハードディスクコントローラ105、ハードディスク106、表示用メモリ107、グラフィックコントローラ108、キースキャン回路109、スキャナ制御I/O回路113、プリンタ制御I/O回路115、赤外線通信回路117、ネットワークI/F回路118、モデム回路119、システムバス120を有している。
CPU101は、画像形成装置を集中的に制御する。画像メモリ102は、スキャナ部114で読み取った画像を蓄積したり、プリンタ部116へ送出するためのデータを描画する領域として使用される。フラッシュROM103は、CPU101を動作させるためのプログラムを格納する。フォントROM104は、印刷するための文字や表示部111で表示させる文字のフォントデータを格納している。ハードディスクコントローラ105は、ハードディスク106とデータの書き込み/読み出し、停止等の制御を行っている。表示用メモリ107は、描画されたデータを、表示部111に表示させるために一時的に描画データを蓄積する。グラフィックコントローラ108は、表示用メモリ107への高速な描画処理や、表示用メモリ107からデータを読み出して表示部111へ送出する等の制御を行う。キー・スキャン回路109は、操作部110上に配置されたキー112の状態を読み出し、その状態を格納する。
原稿の読み取り動作は、CPU101が、スキャナ制御I/O回路113を通じてスキャナ部114を制御することによって行う。印刷動作は、CPU101が、プリンタ制御I/O回路115を通じてプリンタ部116を制御することによって行う。赤外線通信回路117は、CPU101が、装置外部の機器と赤外線通信を行うためのものである。ネットワークI/F回路118は、CPU101が、ネットワーク上に接続された装置外部の機器との通信を行うためのものである。モデム回路119は、CPU101が、公衆回線に接続し、装置外部の機器との通信を行うためのものである。システムバス120は、CPU101が各回路、デバイスにアクセスするためのものである。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置のスキャナ部の構成を示した図である。本実施形態に係る画像形成装置のスキャナ部は、圧板201、コンタクトガラス202、露光ランプ203、ミラー204、205、206、レンズ207、CCD208、原稿サイズセンサ209、ワイヤ210、モータ211、スキャナ画像処理部212を有している。
圧板201はコンタクトガラス202上に載置された原稿を押さえたり、原稿がない場合は、コンタクトガラス202を保護するために設けられたものである。露光ランプ203から照射された光は、コンタクトガラス202上に載置された原稿面で反射され、ミラー204、205、206で各々反射され、レンズ207で集光された後、CCD208で結像される。CCD208では、結像された光をアナログ電気信号に変換し、スキャナ画像処理部212へ送出する。走行体214には、前述の露光ランプ203、及びミラー204が搭載され、ワイヤ210を介してモータ211の回転により、図2に示す矢印の方向に移動し、原稿面に対して副走査が行われる。原稿サイズセンサ209は、コンタクトガラス202上に載置された原稿のサイズを検出するためのものである。
図3は、図2に示すスキャナ画像処理部212の内部構造を示したものである。なお、図3中の図1、及び図2と同一の構成については、図2と同一の符号を用い、説明を省略する。本実施形態に係る画像形成装置のスキャナ部内に備えられたスキャナ画像処理部212は、CCD208、AMP回路301、A/D変換回路302、シェーディング補正回路303、MTF補正/平滑フィルタ回路304、主走査変倍回路305、γ/階調処理回路306を有している。
スキャナ画像処理部212では、CCD208から出力されたアナログ信号がAMP回路301で増幅され、A/D変換回路302でデジタル信号(例えば、8bit)に変換される。デジタル化された画像信号は、シェーディング補正回路303、MTF補正/平滑フィルタ回路304、主走査変倍回路305、γ/階調処理回路306の各回路でデジタル信号処理が施され、図1に示す画像メモリ102へ送出される。シェーディング補正回路303、MTF補正/平滑フィルタ回路304、主走査変倍回路305、γ/階調処理回路306の各回路は、図1に示すCPU101と、システムバス120を介して接続され、画像の読み取り条件に適した信号処理が行われるよう、最適なパラメータがCPU101によって各回路303〜306に設定される。
図4は、本実施形態に係る画像形成装置のプリンタ部(図1の116)の構成を示した図である。本実施形態に係る画像形成装置のプリンタ部は、感光体ドラム401、帯電ユニット402、LDユニット403、ポリゴンミラー404、レンズ405、現像装置406、転写ベルト407、除電ランプ408、定着ユニット409、排紙ローラ410、給紙トレイ411、給紙コロ413を有している。
プリンタ部116の下部には、給紙トレイ411が配置され、ここに収められた用紙412は、給紙コロ413でピックアップされ、装置内部を搬送される。図1に示す画像メモリ102から出力された画像データは、LDユニット403でLD光として発光され、ポリゴンミラー404により反射され、レンズ405を通して、帯電ユニット402で表面が帯電された感光体ドラム401上に照射され、静電潜像が作られる。静電潜像は、現像装置406でトナーが付着されトナー像となり、転写ベルト407で、用紙412に転写され、転写されたトナーは、定着ユニット409で熱と圧力により用紙412に融着される。トナーが融着した画像の書き込みがされた用紙412は、排紙ローラー410を介して機外へ排出される。
図5は、本実施形態に係る画像形成装置の操作部(図1の110)の詳細を示した図である。なお、図5中の図1と同一の構成については、図1と同一の符号を用い、説明を省略する。本実施形態に係る画像形成装置の操作部110は、表示部111、テンキー501、表示情報取り込み指定キー502、スタートキー503、アプリ切り替えキー504、キーボード505を有している。
テンキー501は、コピーの印刷部数の入力等の操作に用いられる。表示情報取り込み指定キー502は、表示部111に表示する装置の操作とは関連しないユーザ指定の任意の情報を取り込む設定の操作に用いられる。スタートキー503は、コピーや原稿読み取りの開始を指示する操作に用いられる。アプリケーション切り替えキー504は、コピー機能/プリンタ機能/スキャナ機能/FAX機能等の機能を切り替える操作に用いられる。106キーボード505は、任意の文字列を入力する操作に用いられ、本実施形態では、ハードキーボードで構成しているが、液晶タッチパネル上に表示されるソフトキーボードで構成しても良い。
次にユーザの指定する任意の文字情報を表示部(図1の111)に表示する動作を図1、図5、及び図6を用いて説明する。なお、図6中の図1、及び図5と同一の構成については、図1、及び図5で用いた符号と同一の符号を用い、説明を省略する。
ユーザは、表示部111に表示したい文字列を、106キーボード505から入力する。入力された情報は、図1に示すキー112からキースキャン回路109を経て、CPU101に読み込まれる。CPU101は、入力された文字列の表示フォントをフォントROM104から読み出し、表示用メモリ107に書き込む。表示用メモリ107に書き込まれたデータは、グラフィックコントローラ108を介して表示部111に送られ、図6中の表示部601のように表示される。
次に、ユーザの指定する任意のイメージ情報を表示部(図1の111)に表示する動作を図1、図2、図5、及び図7を用いて説明する。なお、図7中の図1、及び図5と同一の構成については、図1、及び図5で用いた符号と同一の符号を用い、説明を省略する。
ユーザは、表示部111に表示したい画像イメージが描かれた原稿を、図2に示すコンタクトガラス202上に載置し、図5中のスタートキー503を押下することにより、図1に示すCPU101に対して画像の読み取り開始指示を与える。CPU101は、スキャナ制御I/O回路113を操作してスキャナ部114を制御し、原稿の画像を読み取る。読み取られた画像データは、画像メモリ102に蓄積される。CPU101は、画像メモリ102に蓄積された画像データをシステムバス120を介して読み出し、表示用メモリ107に書き込む。表示用メモリ107に書き込まれたデータは、グラフィックコントローラ108を介して表示部111に送られ、図7に示す表示部701のように表示される。
(第1の実施形態)
次に、図8〜図10を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図8は、本実施形態に係るネットワークシステムの構成例である。本実施形態に係るネットワークシステムは、それぞれが機能を異にする装置A800と装置B900とが、互いにネットワークを介して接続されている。
図9は、図8に示す装置A800の構成を示している。装置A800は、CPU801、生成部802、通信部803、解析部804、メモリ805、システムバス806を有している。
生成部802では、モバイルエージェントが生成される。通信部803は、図8に示す装置B900とのデータ送受信の機能を持つ。なお、送信または受信の少なくとも一方の機能を持つようにしても良い。本実施形態では、生成部802で生成されたモバイルエージェントが、通信部803により装置B900へ送信される。解析部804は、ネットワークシステム全体及びネットワークを構成する各装置の状態を解析する。メモリ805は、通信部803が受信したデータ、モバイルエージェント、または解析部804による解析結果を記憶する。以上の動作制御は、CPU801が、システムバス806を介して行う。
図10は、図8に示す装置B900の構成を示している。装置B900は、CPU901、実行部902、通信部903、機能部904、判断部905、メモリ906、システムバス907を有している。
実行部902は、モバイルエージェントを実行する機能を持つ。通信部903は、図8に示す装置B900とのデータ送受信の機能を持つ。なお、送信または受信の少なくとも一方の機能を持つようにしても良い。通信部903により受信されたモバイルエージェントは、実行部902により実行される。実行結果は、メモリ906に記憶される。判断部905は、メモリ906に記憶された実行結果を判断し、判断結果に応じて、機能部904が備えた機能を選択する。選択された機能は、CPU901が制御することによって実行される。以上の動作制御は、CPU901が、システムバス907を介して行う。
図11は、第1の実施形態に係る処理のフローチャートである。本フローチャートは、モバイルエージェントを生成する機能を持たない装置B900が、モバイルエージェントを生成する機能を有する装置A800に対してモバイルエージェントの生成依頼を行い、生成されたモバイルエージェントを受信し、受信したモバイルエージェントを実行する場合の一例について示したものである。
はじめに、装置B900は、通信部903を介して、装置A800に対してモバイルエージェント生成に必要なデータを送信する(S1101)。データ送信は、ユーザの指示に従って、送信することとしても良いし、メモリ906に蓄積されたデータに基づいてCPU901が自動的に送信するように制御することとしても良い。装置A800は、通信部803を介して装置B900からデータを受け取ると、解析部804で、装置B900単体、または装置A800及び装置B900を含めたネットワークシステム全体の状態を解析し、解析結果に基づいて、モバイルエージェントの生成に必要な条件を判断する(S1102)。生成部802では、解析部804の処理結果に基づいてモバイルエージェントを生成する(S1103)。生成されたモバイルエージェントは、メモリ805に記憶され(S1104)た後、通信部803を介して、装置B900に送信される(S1105)。
装置B900は、通信部903を介して、装置A800から送信されてきたモバイルエージェントを受信すると(S1106)、実行部902によりモバイルエージェントを実行する(S1107)。このとき、実行前にモバイルエージェントをメモリ906に記憶しておくことも可能である。実行結果は、メモリ906に記憶され(S1108)、機能部904で、実際に備えている機能と実行結果との対比を行い(S1109)、対比結果に基づいて、装置B900が備える機能の中から最適な機能を選択する(S1110)。このとき機能部904が備えた機能の中に、最適な機能が存在していなかった場合は何も実行せず(S1110で「NO」)にルーチンを終了し、存在していた場合は(S1110で「YES」)、選択した機能を実行して(S1111)ルーチンを終了する。
図12は、図11に示す環境判断(S1102)、及び機能選択(S1110)で用いるデータテーブルの一例である。
テーブル1201には、装置B900が送信するデータの内容、判断結果、判断結果に対して最適なモバイルエージェントプログラムとが、それぞれ対応付けられて記憶されている。テーブル1202には、装置Aが生成したモバイルエージェント、モバイルエージェントの実行結果、実行結果に基づいて選択すべき機能がそれぞれ対応付けられて記憶されている。
例えば、装置A800の判断結果が「A」の場合、装置A800はMA−Aというモバイルエージェントを生成する。生成されたモバイルエージェントは、装置B900に送信され、装置Bはモバイルエージェントを解析し、解析結果が「a」となるので、対応する機能であるスキャナ機能を選択することになる。なお、本実施例はほんの一例であり、テーブル1201、及びテーブル1202に記憶するデータは、画像形成装置の機能に限らず、例えばエラーの有無を示す情報のような動的情報に対応付けて記憶するようにしても良い。
また、装置A800には、テーブル1201が、予めメモリ805に格納されている。解析部804は、装置B900から受信したデータを参照し、テーブル1201と対比することにより、必要なモバイルエージェントを解析結果として、生成部802へ送る。モバイルエージェント生成後の処理の流れは、図11に示した通りである。
一方、装置B900には、テーブル1202が、予めメモリ906に格納されている。実行部902は、受信したモバイルエージェントを実行し、その実行結果に基づいて、判断部905が、テーブル1202を参照し、機能部904の備えた機能の中から機能を選択する。機能選択後の処理の流れは、図11に示した通りである。
なお、本実施形態では、装置B900がデジタル複合機の場合について示したが、モバイルエージェントの実行機能を持っている装置であれば、デジタル複合機に限定されるものではない。また、本実施形態では、S1103で装置A800がモバイルエージェントを生成する場合について示したが、装置A800のメモリ106にモバイルエージェントが記憶されていた場合は、モバイルエージェントを生成する代わりに、装置B900から送られてくるデータに従って、記憶しているモバイルエージェントを最新のものに更新するようにしても良い。
本実施形態によれば、一方の画像形成装置が、他方の画像形成装置からの要求に応じてモバイルエージェントを生成する手段と生成したモバイルエージェントを送信する手段を有し、他方の画像形成装置が、送信されてきたモバイルエージェントに基づいて機能を実行する手段を有するので、モバイルエージェントの送受信時のみネットワークが接続状態であればよく、またそれぞれの装置がモバイルエージェントの生成または解析処理を行うだけで良い。
(第2の実施形態)
次に、図13〜図15を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。
図13は、本実施形態に係るネットワークシステムの構成例である。装置A〜E(1301〜1305)が、それぞれ1または複数の装置とネットワークを介して接続されている。また、本実施形態では、各装置A〜E(1301〜1305)は、後述の図14に示すように、互いに機能は異なるが、少なくとも同一の構成を持っているものとする。
図14は、図13に示す装置A〜E(1301〜1305)の構成を示している。
装置A〜E(1301〜1305)は、CPU1401、生成部1402、通信部1403、解析部1404、メモリ1405、実行部1406、機能部1407、判断部1408、システムバス1409を有している。
CPU1401は、装置全体の制御を行う。生成部1402では、モバイルエージェントが生成される。通信部1403は、他の装置とのデータ送信または受信の少なくとも一方の機能を持つ。本実施形態では、生成部1402で生成されたモバイルエージェントが、通信部1403により他の装置へ送信される。解析部1404は、ネットワークシステム全体及びネットワークを構成する各装置の状態を解析する。メモリ1405は、通信部1403が受信したデータ、モバイルエージェント、または解析部1404による解析結果を記憶する。
実行部1406は、モバイルエージェントを実行する機能を持つ。通信部1403により受信されたモバイルエージェントは、実行部1406により実行される。実行結果は、メモリ1405に記憶される。判断部1408は、メモリ1405に記憶された実行結果を判断し、判断結果に応じて、機能部1407が備えた機能を選択する。選択された機能は、CPU1401が制御することによって実行される。以上の動作制御は、CPU1401が、システムバス1409を介して行う。
図15は、第2の実施形態に係る処理のシーケンス図である。装置A1301と装置B1302、装置B1302と装置C1303、装置C1303と装置A1301との間だけでの処理は図11に示した通りであるので説明を省略する。本実施形態では、装置A1301と装置D1304のように直接接続されていない装置間での処理の一例として、装置A1301から装置D1304へデータを送信し、装置D1304でモバイルエージェントを生成する場合の例を示す。
はじめに、装置A1301は、通信部1403を介して、装置B1302に対してモバイルエージェント生成に必要なデータを送信する(S1501)。データ送信は、ユーザの指示に従って、送信することとしても良いし、メモリ1405に蓄積されたデータに基づいてCPU1401が自動的に送信するように制御することとしても良い。本実施形態では、装置A1301が送信するデータには、宛先、要求内容、発信元を含めることとしたが(T1501)、これに限定されるものではない。
装置B1302は、通信部1403を介して、装置A1301からデータを受け取ると、解析部1404で受け取ったデータを解析する(S1502)。今回は、装置D1304への送信を要求しているので、装置B1302は、解析結果に基づいて、データを装置D1304へ送信するために、通信部1403を介して装置C1303へ転送する(S1503)。なお、本実施形態では、装置A1301が装置B1302へデータを送信したが、装置A1301から装置C1303へ直接データを送信した場合は、装置B1302における処理(S1502〜S1503)は不要である。
装置C1303は、通信部1403を介して、装置B1302(または装置A1301)からデータを受け取ると、解析部1404で受け取ったデータを解析する(S1504)。本実施形態では、装置D1304への送信を要求しているので、装置C1303は、解析結果に基づいて、通信部1403を介して、データを装置D1304へ転送する(S1505)。
装置D1304は、通信部1403を介して、装置C1303からデータを受け取ると、解析部1404で受け取ったデータを解析し(S1506)、解析結果に基づいて、生成部1402でモバイルエージェントを生成する(S1507)。生成したモバイルエージェントは、装置A1301へ返信するため、通信部1403を介して、装置B1302へ送信する(S1508)。本実施形態では、モバイルエージェントに装置A1301へのデータ転送を要求する旨の情報を付加することとしたが(T1502)、これに限定されるものではない。
装置B1302は、通信部1403を介して、装置D1304からモバイルエージェントを受け取ると、解析部1404でデータを解析し(S1509)、解析結果に基づいて、通信部1403を介して、装置A1301にモバイルエージェントを転送する(S1510)。
装置A1301は、通信部1403を介して、装置B1302からモバイルエージェントを受け取ると、実行部1406でモバイルエージェントを実行し(S1511)、実行結果に基づいて、機能部1407から判断部1408で必要な機能を選択する(S1512)。選択された機能は、CPU1401が実行するよう制御する(S1513)。
本実施形態によれば、複数の画像形成装置が接続された複雑な画像形成システムにおいても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
(第3の実施形態)
次に、図16を参照して、第3の実施形態について説明する。
図16は、第3の実施形態に係る処理のシーケンス図である。本実施形態では、はじめに装置A1301が送信するデータに宛先を含めず、要求内容のみを送信する場合についての一例を示す。
はじめに、装置A1301は、通信部1403を介して、装置B1302、または装置C1303の少なくとも一方に対してモバイルエージェント生成に必要なデータを送信する(S1601)。データ送信は、ユーザの指示に従って、送信することとしても良いし、メモリ1405に蓄積されたデータに基づいてCPU1401が自動的に送信するように制御することとしても良い。本実施形態では、装置A1301が送信するデータには、要求内容、発信元を含めることとしたが(T1601)、これに限定されるものではない。
装置B1302は、通信部1403を介して、装置A1301からデータを受け取ると、解析部1404で受け取ったデータを解析する(S1602)。装置B1302が備えたメモリ1405には、送信可能な隣接する装置とその装置が持つ機能とを対応付けて記憶されている(T1602)。判断部1408は、解析結果から処理の内容を判断する。この場合、テーブルT1602を参照しても、判断がつかないため、隣接する装置で発信元以外の装置である装置C1303へ転送する(S1603)。
装置C1303は、通信部1403を介して、装置B1302(または装置A1301)からデータを受け取ると、解析部1404で受け取ったデータを解析する(S1604)。装置C1303が備えたメモリ1405には、送信可能な隣接する装置とその装置が持つ機能とを対応付けて記憶されている(T1603)。判断部1408は、解析結果から処理の内容を判断する。この場合、テーブルT1603を参照しても、判断がつかないため、隣接する装置で発信(転送)元以外の装置である装置D1304へ転送する(S1605)。
装置D1304は、通信部1403を介して、装置C1303からデータを受け取ると、解析部1404で受け取ったデータを解析する(S1606)。装置D1304が備えたメモリ1405には、送信可能な隣接する装置とその装置が持つ機能とを対応付けて記憶されている(T1604)。判断部1408は、解析結果から処理の内容を判断する。この場合、テーブルT1604を参照すると、データeであれば、装置Eに転送すれば良いことが判断できるため、通信部1403を介して、装置E1305へ転送する(S1607)。
装置E1305は、通信部1403を介して、装置D1304からデータを受け取ると、解析部1404で受け取ったデータを解析する(S1608)。その後の各装置の処理は、第3の実施形態(S1507〜S1513)と同様のため、説明を省略する。
本実施形態によれば、機能を提供する装置が、宛先を意識せずに提供したい機能の要望をするだけで、第1及び第2の実施形態と同様の効果を奏する。
(第4の実施形態)
図17は、第4の実施形態に係る処理のシーケンス図である。なお、図15と同一の処理については、図15と同一の符号を用い、説明を省略する。
本実施形態では、装置D1304から装置B1302へのモバイルエージェント送信(S1508)に失敗した場合、モバイルエージェントが戻ってくる(S1701)。次に、モバイルエージェントの生成元である装置D1304は、装置B1302へ戻ってきたモバイルエージェントを再送信する(S1702)。この処理を装置B1302への送信が成功するまで繰り返す(S1703〜S1705)。装置B1302が装置D1304から送信されてきたモバイルエージェントの受信に成功した以後の動作は図15で説明した通りである。
(第5の実施形態)
図18は、第5の実施形態に係る処理のシーケンス図である。なお、図15と同一の処理については、図15と同一の符号を用い、説明を省略する。
本実施形態では、装置D1304から装置B1302へのモバイルエージェント送信(S1508)に失敗した場合、送信先である装置B1302に関する情報(以下、「エラー情報」という)が戻ってくる(S1801)。エラー情報については、後述する(T1801)。次に、モバイルエージェントの生成元である装置D1304は、エラー情報を取得し(S1802)、取得したエラー情報に基づいて送信ルートの再検討を行なう(S1803)。新しい送信ルートが決まると、そのルートでモバイルエージェントを送信する(1804)。装置C1303は、モバイルエージェントの受信に成功すると(S1805)、モバイルエージェントの解析を行い(S1806)、受信したモバイルエージェントを最終的な送信先である装置A1301に転送する(S1807)。
本実施形態では、S1804にて、モバイルエージェントのみを装置C1303に送信する例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、S1802で取得したエラー情報(T1801)とともにモバイルエージェントを送信するようにしても良い。
エラー情報(T1801)は、装置名、その装置の所在(例えば、IPアドレス)、エラーの原因を示すエラーコード、リトライの回数を含む例を説明したが、これに限られるものではない。
本実施形態によれば、モバイルエージェントの送信に失敗した場合でも、適切な対応を取ることにより、確実にモバイルエージェントの機能を実行することが可能となるという効果を奏する。
本実施形態に係る画像形成装置の制御部のブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置のスキャナ画像処理部を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置のプリンタ部の構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置の操作部の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の操作部にユーザ指定の文字情報が表示されたときの一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の操作部にユーザ指定のイメージ情報が表示されたときの一例を示す図である。 第1の実施形態に係るネットワーク構成図である。 図8に示す画像形成システムを構成する画像形成装置A800のブロック構成図である。 図8に示す画像形成システムを構成する画像形成装置B900のブロック構成図である。 第1の実施形態に係る処理のフローチャートである。 図11に示す環境判断(S1102)、及び機能選択(S1110)で用いるデータテーブルの一例である。 第2〜5の実施形態に係るネットワーク構成図である。 図13に示す画像形成システムを構成する各画像形成装置のブロック構成図である。 第2の実施形態に係る処理シーケンスである。 第3の実施形態に係る処理シーケンスである。 第4の実施形態に係る処理シーケンスである。 第5の実施形態に係る処理シーケンスである。
符号の説明
101 CPU
102 画像メモリ
103、104 ROM
106 HDD
108 グラフィックコントローラ
110 操作部
114 スキャナ部
116 プリンタ部
117 赤外線通信回路
118 ネットワークI/F
119 モデム
120 システムバス

Claims (9)

  1. 複数の画像形成装置がネットワークを介して互いに接続された画像形成システムであって、前記画像形成装置が他の装置との間で通信を行なう通信手段を有した画像形成システムにおいて、
    モバイルエージェントを生成するモバイルエージェント生成手段を備えた第1の画像形成装置と、
    前記通信手段により受信した前記モバイルエージェントを解析するモバイルエージェント解析手段を備えた第2の画像形成装置と、
    を含むことを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1記載の画像形成システムにおいて、
    前記第2の画像形成装置は、
    前記他の画像形成装置の状態を検知する検知手段と、
    前記解析手段による解析結果及び前記検知手段による検知結果に応じて、前記画像形成システムを制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1、又は2に記載の画像形成システムにおいて、
    前記第2の画像形成装置は、
    前記モバイルエージェントを更新するモバイルエージェント更新手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記第2の画像形成装置は、
    前記モバイルエージェントを自動生成する自動生成手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、
    複数の他の前記画像形成装置の相補的な制御を行うことを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記第2の画像形成装置は、
    前記通信手段により他の画像形成装置から受信した前記モバイルエージェントを該モバイルエージェントが生成された画像形成装置以外の他の画像形成装置に転送するモバイルエージェント転送手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項6記載の画像形成システムにおいて、
    前記モバイルエージェント転送手段は、
    前記解析手段による解析結果及び前記検知手段による検知結果に応じて、前記通信手段により受信した前記モバイルエージェントを他の画像形成装置に転送することを特徴とする画像形成システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記第1の画像形成装置は、
    前記モバイルエージェント生成手段により生成されたモバイルエージェントの送信先となる前記第2の画像形成装置が該モバイルエージェントの受信に失敗した場合、所定のタイミングで該モバイルエージェントの送信を繰り返すリトライ送信手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記第1の画像形成装置は、
    前記モバイルエージェント生成手段により生成したモバイルエージェントの送信先となる前記第2の画像形成装置が該モバイルエージェントの受信に失敗した場合、該第2の画像形成装置に関する情報を取得して、記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。
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