JP2006192550A - 刃物台 - Google Patents

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Masahiko Mori
雅彦 森
Shigeji Sakai
茂次 酒井
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

【課題】簡単な機構で工具の回転角度位置を調整することができるとともに、各種の加工形状に対応可能な汎用性のある刃物台を提供する。
【解決手段】刃物台は、工具を保持する工具ホルダと、回転自在に支持され、外周面に複数の工具ホルダが着脱自在に取り付けられる多角柱状のタレット30と、タレット30を回転させて所定の工具ホルダ(工具)を加工位置に割り出す割出機構とを備える。また、刃物台は、円周方向等間隔で放射状に形成された歯31aを一端面の全面に有する環状の第1カップリング31と、第1カップリング31の歯31aと同じ角度間隔で放射状に形成されて歯31aと噛合する歯部を一端面且つ円周方向の少なくとも3ヶ所に有する環状の第2カップリングとを更に備え、第1カップリング31は、タレット外周面30の工具ホルダ取付面30a及び工具ホルダのタレット取付面の一方側に、第2カップリングは他方側に設けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、工具を保持する工具ホルダと、回転自在に支持され、外周面に複数の前記工具ホルダが着脱自在に取り付けられる多角柱状のタレットと、当該タレットを回転させて所定の工具ホルダ(工具)を加工位置に割り出す割出機構とを備えた刃物台に関する。
前記刃物台は、工作機械の一つである旋盤などに設けられるものであり、バイトといった旋削工具を保持する旋削工具ホルダや、エンドミルやドリルといった回転工具をその軸線中心に回転自在に保持する回転工具ホルダと、回転自在に支持され、外周面に複数の工具ホルダが着脱自在に取り付けられる多角柱状のタレットと、タレットを回転させて、これに取り付けられた複数の工具ホルダ(工具)の内、所定の工具ホルダ(工具)を加工位置に割り出す割出機構と、加工位置の回転工具ホルダに保持された回転工具を回転させる回転駆動機構などから構成される。そして、当該旋盤では、割出機構によって加工位置に割り出された旋削工具又は回転工具によりワークが加工される。
ところで、前記回転工具ホルダは、通常、保持した工具の軸線が、ワークを保持する主軸の軸線と平行になるように又は直交するように前記タレット外周面に取り付けられているが、加工後のワーク形状には、例えば、ワーク軸線に対して傾斜した穴形状などもあるため、このような形状を加工する際には、従来、当該形状専用に製作された回転工具ホルダを用いたり、図8に示すような回転工具ホルダ(特開平6−226510号公報参照)を用いることが提案されている。
図8に示した回転工具ホルダ100は、タレット110外周面の工具ホルダ取付面110aに取り付けられ、当該工具ホルダ取付面110aと直交する固定面101aを備えた取付部材101と、外周が円形に形成された固定部102aを備え、当該固定部102aが取付部材101の固定面101aに固定,支持されるハウジング102と、ハウジング102によって軸中心に回転自在に支持され、先端部に工具Tを保持する工具主軸103と、タレット110に配設された回転駆動機構111の駆動力を工具主軸103に伝達してこれを軸中心に回転させる伝達機構104とからなる。
前記取付部材101は、工具ホルダ取付面110aに開口してタレット110内部に接続した穴110b内に嵌挿される凸部101bを備え、固定ボルト105によって工具ホルダ取付面110aに取り付けられる。前記ハウジング102は、その固定部102aの外周側に複数形成された円弧状の長穴102bを備え、この長穴102b内に挿通される固定ボルト106によって当該固定部102aが取付部材101の固定面101aに固定されるとともに、工具主軸103をその軸線が前記固定面101aと平行となるように保持している。また、ハウジング103は、前記固定面101aと直交する所定の回転中心軸O回りに矢示方向に回転自在となっており、この回転は前記長穴102bによって許容されるようになっている。
前記伝達機構104は、取付部材101によって軸中心に回転自在に支持され、先端部が凸部101bから突出した回転軸104aと、回転軸104aの先端部に固設され、回転駆動機構111を構成する歯車111aと噛合する歯車104bと、取付部材101及びハウジング102の内部に配設され、回転軸104aの回転力を工具主軸103に伝達するための複数の歯車(図示せず)や回転軸(図示せず)とを備えている。尚、前記回転駆動機構111は、駆動モータ(図示せず)によって軸中心に回転せしめられる駆動軸111bと、この駆動軸111bの回転力を前記歯車111aに伝達するための回転軸111cや歯車111d,111e,111fとを備えている。
このように構成された回転工具ホルダ100では、主軸115のチャック116に把持されたワークWを加工するに当たり、その加工内容に応じて工具Tが所定の回転角度位置に割り出される。具体的には、まず、固定ボルト106が緩められ、ハウジング102が取付部材101に対して前記回転中心軸O回りに矢示方向に回転せしめられた後、固定ボルト106が締められて当該ハウジング102が取付部材101の固定面101aに固定される。このようにしてハウジング102とともに工具Tが回転することで、当該工具Tが所定の回転角度位置に割り出される。
この後、回転駆動機構111の駆動モータ(図示せず)によって駆動軸111bが軸中心に回転せしめられると、この駆動軸111bの回転力は、伝達機構104などを介し工具主軸103に伝達されて、当該工具主軸103(工具T)が軸中心に回転し、ワークWが所定の形状に加工される。
特開平6−226510号公報
ところが、上記従来の回転工具ホルダ100では、その構造が複雑であり、部品点数も多く、高価であるという問題や、構造が複雑であるために剛性が低くなるという問題、伝達機構104が回転軸104aや歯車104bなど複数の回転軸や歯車を備えてその構成が複雑であるために、回転駆動機構111からの駆動力の伝達効率が低下するという問題があった。
一方、専用の回転工具ホルダを製作した場合には、当該回転工具ホルダの製作にコストや日数がかかるという問題や、他の形状の加工に使用することができないという問題がある。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、簡単な機構で工具の回転角度位置を調整することができるとともに、各種の加工形状に対応可能な汎用性のある刃物台の提供をその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
工具を保持する工具ホルダと、回転自在に支持され、外周面に複数の前記工具ホルダが着脱自在に取り付けられる多角柱状のタレットと、該タレットを回転させて、これに取り付けられた複数の工具ホルダの内、予め設定された工具ホルダを加工位置に割り出す割出機構とを備えた刃物台であって、
円周方向等間隔で放射状に形成された歯部を一端面且つ円周方向の少なくとも3ヶ所に有する環状の第1カップリングと、該第1カップリングの各歯部と同じ角度間隔で放射状に形成されて該歯部と噛合する歯部を一端面且つ円周方向の少なくとも3ヶ所に有する環状の第2カップリングとを更に備えるとともに、
前記タレット外周面の工具ホルダ取付面及び前記工具ホルダのタレット取付面の一方には前記第1カップリングが、他方には前記第2カップリングが、これらの軸線が該各取付面とそれぞれ直交し且つこれらの歯部が互いに噛合可能となるように設けられてなることを特徴とする刃物台に係る。
この発明によれば、工具ホルダをタレットに取り付ける際には、工具ホルダ取付面及びタレット取付面の一方側に設けられた第1カップリングの各歯部と、他方側に設けられた第2カップリングの各歯部とをそれぞれ噛合させて工具ホルダをタレットに適宜固定する。
第1カップリング及び第2カップリングの各歯部は、円周方向等間隔で放射状にそれぞれ形成されていることから、当該第1カップリング及び第2カップリングは、その各軸線が同軸となるように噛合して、工具ホルダがタレットに対し高精度に位置決めされる。また、工具ホルダを各カップリングの軸線回りに回転させて当該各カップリングを噛合させることで、工具が歯部の角度間隔に応じた所定の回転角度位置に割り出された状態で工具ホルダが位置決めされる。
斯くして、本発明に係る刃物台によれば、工具ホルダ取付面及びタレット取付面に、歯部を備えたカップリングをそれぞれ設けることで、簡単な機構で工具を所定の回転角度位置に精度良く割り出し可能とすることができるとともに、当該刃物台を、各種の加工形状に対応可能な汎用性のある刃物台とすることができる。また、工具ホルダやタレット、回転駆動機構の構造が複雑になることもなく、剛性の低下や製造コストの上昇、駆動力の伝達効率の低下を招くこともない。
尚、前記第1カップリングの歯部は、これを一端面の全面に形成しても、上記と同様の効果を得ることができ、また、前記各カップリングは、前記各取付面にそれぞれ着脱自在に設けられていることが好ましく、このようにすれば、工具ホルダの着脱を繰り返すことにより、歯部が摩耗したり傷んでも、第1カップリングや第2カップリングのみを交換すれば良いので、交換費用を安くすることができる。
また、前記工具ホルダによって保持される工具としては旋削工具や回転工具であり、回転工具は、例えば、その軸線がタレット取付面と直交したり、平行となるように当該工具ホルダに保持される。
以上のように、本発明に係る刃物台によれば、第1カップリングと第2カップリングの各歯部を互いに噛合させて工具ホルダをタレットに位置決めすることにより、工具ホルダに保持された工具の回転角度位置を調整することができるので、簡単な機構で、剛性の低下や製造コストの上昇、回転駆動機構からの駆動力の伝達効率の低下を招くことなく、当該刃物台に汎用性を持たせることができる。また、各カップリングを着脱自在に設けることで、歯部が摩耗したり傷んだ際の交換費用を安くすることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、図1は、本発明の一実施形態に係る刃物台の概略構成を示した正面図であり、図2は、図1における矢示A−A方向の断面図である。また、図3は、本実施形態に係る回転工具ホルダの概略構成を示した断面図であり、図4は、図3における矢示B方向の側面図である。また、図5は、本実施形態に係るタレット外周面を示した側面図であり、図6は、図5における矢示C−C方向の断面図である。
図1及び図2に示すように、本例の刃物台1は、バイトといった旋削工具Sを保持する旋削工具ホルダ10や、エンドミルやドリルといった回転工具Tをその軸線中心に回転自在に保持する回転工具ホルダ11,20と、多角柱状に形成され、外周面に複数の工具ホルダ10,11,20が着脱自在に取り付けられるタレット30と、タレット30をその軸線L中心に矢示方向に回転自在に支持する刃物台本体35と、タレット30を回転させて、これに取り付けられた複数の工具ホルダ10,11,20(工具S,T)の内、所定の工具ホルダ10,11,20(工具S,T)を加工位置に割り出す割出機構40と、加工位置の回転工具ホルダ11,20に保持された回転工具Tを軸線中心に回転させる回転駆動機構50などを備えて構成される。
そして、前記刃物台本体35は、例えば、第1主軸(図示せず)と、当該第1主軸と所定間隔を隔てて対向する第2主軸(図示せず)などを備えた旋盤(図示せず)の第1主軸と第2主軸との間に、タレット30の軸線Lが第1主軸及び第2主軸の軸線と平行に配設される。尚、本例の刃物台1は、このような旋盤の他、各種の工作機械に適用することができる。
前記回転工具ホルダ20は、図1乃至図4に示すように、タレット取付面22aを備えるフランジ22が形成されるとともに、タレット取付面22aの中央に突出する凸部23が形成されたハウジング21と、環状に形成され、フランジ22のタレット取付面22aに設けられたホルダ側カップリング24と、ハウジング21によって、軸線がタレット取付面22aと平行に且つ軸線中心に回転自在に支持され、先端部に回転工具Tを保持する工具主軸25と、ハウジング21によって、軸線がタレット取付面22aと直交するように且つ軸線中心に回転自在に支持された回転軸26などからなる。尚、前記フランジ22は、その外形が円形に形成され、前記凸部23は円柱状に形成されている。
前記ハウジング21は、工具主軸25をその先端部が突き出るように支持するとともに、回転軸26をその一方端側が突き出るように支持しており、タレット30外周面の後述するねじ穴33と螺合する固定ボルト27によって固定される。また、前記フランジ22のタレット取付面22aには、ホルダ側カップリング24が、その軸線が回転軸26の軸線と同軸になるように着脱自在に装着される環状の装着穴22bが形成されている。
前記ホルダ側カップリング24の上面には、3つの歯部24a,24b,24cが円周方向等間隔位置に形成されており、これら各歯部24a,24b,24cは、後述するタレット側カップリング31の歯31aと同じ角度間隔で放射状に形成された歯から構成されている。
前記工具主軸25の後端側及び回転軸26の他方端側には、それぞれ歯車25a,26aが固設されて、ハウジング21の内部空間内で互いに噛合しており、この歯車25a,26aの噛合関係により、回転軸26の回転力が工具主軸25に伝達される。また、回転軸26の一方端部には、前記回転駆動機構50の後述する回転軸52の係合溝52aと係合可能な係合突起26bが形成されており、この係合突起26bと係合溝52aとの係合関係により回転軸52の回転力が回転軸26に伝達され、当該回転軸26(工具主軸25(回転工具T))が軸線中心に回転する。
前記回転工具ホルダ11は、その詳しい説明を省略するが、軸線が当該回転工具ホルダ11のタレット取付面22aと直交するように且つ軸線中心に回転自在に支持された工具主軸12を備えており、この工具主軸12は、その先端部に回転工具Tを保持し、後端部には、前記回転駆動機構50の回転軸52の係合溝52aと係合可能な係合突起12aが形成されている。
前記タレット30は、図1及び図2並びに図5及び図6に示すように、その外周面が複数の工具ホルダ取付面30aとして機能しており、環状に形成され、上面の全面に歯(歯部)31aが設けられたタレット側カップリング31と、一方側が工具ホルダ取付面30aに開口し、他方側がタレット30の内部空間30bに接続するとともに、軸線が工具ホルダ取付面30aと直交するように形成され、回転工具ホルダ20の凸部23が挿入される貫通穴32と、工具ホルダ取付面30aに環状に形成され、タレット側カップリング31が、その軸線が貫通穴32の軸線と同軸になるように着脱自在に装着される装着穴30bと、回転工具ホルダ20(ハウジング21)を取り付けるための固定ボルト27と螺合するねじ穴33とを備えている。
尚、タレット30は、回転工具ホルダ20の取付部が上記のように構成されていれば良く、旋削工具ホルダ10及び回転工具ホルダ11の取付部については、これらが適宜取り付けられるように構成されていれば良い。また、貫通穴32は、回転工具ホルダ20の凸部23外径よりも若干大きく形成されている。
前記タレット側カップリング31は、工具ホルダ取付面30aから突出するように装着穴30bに配設され、前記歯31aは、円周方向等間隔で放射状に形成されており、当該歯31aとホルダ側カップリング24の3つの歯部24a,24b,24cとがそれぞれ噛合した状態で、回転工具ホルダ20はタレット30に取り付けられる。
前記割出機構40は、図2に示すように、刃物台本体35に付設され、出力軸に歯車41aが固設された駆動モータ41と、環状に形成され、相互に対向配置された第1カービックカップリング42及び第2カービックカップリング43と、第2カービックカップリング43を矢示D−E方向に移動させるクランプ機構44などからなる。
前記第1カービックカップリング42は、第2カービックカップリング43との対向面(矢示D方向側の面)に歯を備え、相対回転自在に設けられた外環状部材42a及び内環状部材42bの2部材から構成され、外環状部材42aは前記タレット30に、内環状部材42bは前記刃物台本体35にそれぞれ固着される。外環状部材42aの外周面には、駆動モータ41出力軸の歯車41aと噛合する歯が形成されており、駆動モータ41が駆動されて歯車41aが回転することで、外環状部材42aが回転駆動されてタレット30が刃物台本体35に対し回転する。
前記第2カービックカップリング43は、第1カービックカップリング42との対向面(矢示E方向側の面)に歯を備え、タレット30と刃物台本体35との間に矢示D−E方向に移動自在に保持されている。
前記クランプ機構44は、内環状部材42bと刃物台本体35との間に矢示D−E方向に移動自在に保持されたピストン45と、第2カービックカップリング43と刃物台本体35との間に形成された第1油圧室46と、ピストン45と内環状部材42bとの間に形成された第2油圧室47と、各油圧室46,47に圧油を供給する圧油供給源(図示せず)とを備える。
そして、第1油圧室46内に圧油が供給されると、第2カービックカップリング43がピストン45とともに矢示E方向に移動して、当該第2カービックカップリング43と第1カービックカップリング42の歯が相互に噛合し、タレット30が刃物台本体35に対し位置決めされ、且つ非回転にクランプされる(図2においてタレット30の軸線Lよりも上側参照)。
一方、第2油圧室47内に圧油が供給されると、ピストン45が矢示D方向に移動して第2カービックカップリング43を同方向に移動させ、当該第2カービックカップリング43と第1カービックカップリング42との噛合状態が解除されてタレット30が回転可能となる(図2においてタレット30の軸線Lよりも下側参照)。このとき、タレット30を駆動モータ41によって回転させると、所定の工具ホルダ10,11,20を加工位置に割り出すことができる。
尚、第2カービックカップリング43には、ばね体48によって矢示D方向に付勢されるピン49が係合しており、このピン49によって、第2カービックカップリング43と第1カービックカップリング42とが噛合していないときに、当該第2カービックカップリング43が回転するのが防止される。
前記回転駆動機構50は、タレット30の内部空間30bに配置され、刃物台本体35によって非回転に支持されたハウジング51と、ハウジング51によって、軸線がタレット30外周面に向くように且つ軸線中心に回転自在に支持される回転軸52と、回転軸52を軸線中心に回転させる駆動モータ53と、ハウジング51に固設された回転規制部材54などからなる。
前記回転軸52は、その一方端部に係合溝52aが形成されており、この係合溝52aは、割出機構40によって加工位置に割り出された回転工具ホルダ20の回転軸26の係合突起26b又は回転工具ホルダ11の工具主軸12の係合突起12aと係合可能に構成される。
前記回転規制部材54は、略環状の部材から構成され、外周面に環状溝54aを備えており、この環状溝54aが加工位置以外にある回転工具ホルダ20の回転軸26の係合突起26aや回転工具ホルダ11の工具主軸12の係合突起12aの幅方向両側面と係合して、当該回転軸26や工具主軸12の回転を規制する。
前記駆動モータ53は、回転軸52の外周面に設けられ、永久磁石からなる回転子53aと、この回転子53aと所定間隔を隔ててこれを取り囲むように設けられ、コイルからなる固定子53bとから構成されており、回転子53aが固定子53bに対して回転することで(駆動モータ53が駆動されることで)、回転軸52が軸線中心に回転する。尚、駆動モータ53は、その回転停止時に、回転軸52の係合溝52aが回転規制部材54の環状溝54aと平行になるように当該回転軸52を割り出して停止するように構成されており、これによって、割出機構40によるタレット30の回転時に、係合突起26a,12aと環状溝54aとを係合させたり、係合突起26a,12aと係合溝52aとを係合させることができる。
以上のように構成された本例の刃物台1によれば、回転工具ホルダ20をタレット30に取り付ける際には、まず、回転工具ホルダ20のホルダ側カップリング24の歯部24a,24b,24cと、タレット30のタレット側カップリング31の歯31aとをそれぞれ噛合させる。
このとき、歯部24a,24b,24c及び歯31aがそれぞれ円周方向等間隔で放射状に形成されていることから、ホルダ側カップリング24及びタレット側カップリング31は、その各軸線が同軸となるように噛合して、回転工具ホルダ20がタレット30に対し高精度に位置決めされる。
また、図7に示すように、回転工具ホルダ20を各カップリング24,31の軸線回りに回転させて当該各カップリング24,31を噛合させることで、回転工具Tが歯部24a,24b,24c及び歯31aの角度間隔に応じた所定の回転角度位置に割り出された状態で回転工具ホルダ20が位置決めされる。こうして、ワークの加工内容に応じて、回転工具Tを所定の回転角度位置に割り出すことができる。
この後、固定ボルト27をねじ穴33にねじ込んで、当該固定ボルト27により回転工具ホルダ20をタレット30に固定すると、回転工具ホルダ20のタレット30への取り付けが完了する。尚、前記旋削工具ホルダ10及び回転工具ホルダ11についても、タレット30に適宜固定する。
そして、前記旋盤(図示せず)では、例えば、図7に示すように、所定の回転角度位置に割り出された回転工具Tによって、第1主軸5のチャック6に把持されたワークWが加工されるといったように、割出機構40によって加工位置に割り出され、回転駆動機構50により軸線中心に回転せしめられる回転工具Tや、割出機構40によって加工位置に割り出された旋削工具Sにより、第1主軸(図示せず)や第2主軸(図示せず)に保持されたワークが加工される。
斯くして、本例の刃物台1によれば、回転工具ホルダ20側にホルダ側カップリング24を、タレット30側にタレット側カップリング31をそれぞれ設けることで、簡単な機構で回転工具Tを所定の回転角度位置に精度良く割り出し可能とすることができるとともに、当該刃物台1を、各種の加工形状に対応可能な汎用性のある刃物台1とすることができる。また、回転工具ホルダ20やタレット30、回転駆動機構50の構造が複雑になることもなく、剛性の低下や製造コストの上昇、駆動力の伝達効率の低下を招くこともない。
更に、ホルダ側カップリング24やタレット側カップリング31を、回転工具ホルダ20やタレット30に対して着脱自在に構成しているので、回転工具ホルダ20の着脱を繰り返すことにより、歯部24a,24b,24cや歯31aが摩耗したり傷んでも、当該ホルダ側カップリング24やタレット側カップリング31のみを交換すれば良いので、交換費用を安くすることができる。
また、回転工具ホルダ20を反転させてタレット30に取り付けることも可能であり、即ち、第1主軸(図示せず)及び第2主軸(図示せず)のどちら側に保持されたワークを加工するかによって、回転工具Tがタレット30の正面側(例えば、図5における矢示F方向)又は裏面側(例えば、図5における矢示G方向)に向くように回転工具ホルダ20をタレット30に取り付けることができ、当該刃物台1の使い勝手を良くすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
上例では、上面の全面に歯31aが形成されたカップリング31をタレット30側に、上面に3つの歯部24a,24b,24cが形成されたカップリング24を回転工具ホルダ20側に設けるようにしたが、これに限られるものではなく、カップリング31を回転工具ホルダ20側に、カップリング24をタレット30側に設けるようにしても良い。また、カップリング24は、カップリング31と同様、上面の全面に歯を備えた構成であっても良く、カップリング31は、カップリング24と同様、上面に3つの歯部を備えた構成であっても良い。また、更に、ホルダ側カップリング24の歯部24a,24b,24cは、必ずしも円周方向等間隔位置に設ける必要はない。
また、上例では、回転工具ホルダ20のみを、ホルダ側カップリング24とタレット側カップリング31との噛合関係によって位置決めするように構成したが、これに限られるものではなく、前記旋削工具ホルダ10についても、回転工具ホルダ20と同様に、ホルダ側カップリング24とタレット側カップリング31との噛合関係によって、旋削工具Sを所定の回転角度位置に割り出すことができるように、当該旋削工具ホルダ10及びタレット30を構成しても良い。
また、上例では、固定ボルト27により工具ホルダ10,11,20を固定するようにしたが、工具ホルダ10,11,20の固定方法は、ボルト固定に限られるものではない。更に、ハウジング21のフランジ22に円弧状の長穴を形成して、この長穴内に固定ボルト27を挿通してねじ穴33と螺合させるようにしても良い。
本発明の一実施形態に係る刃物台の概略構成を示した正面図である。 図1における矢示A−A方向の断面図である。 本実施形態に係る回転工具ホルダの概略構成を示した断面図である。 図3における矢示B方向の側面図である。 本実施形態に係るタレット外周面を示した側面図である。 図5における矢示C−C方向の断面図である。 回転工具とワークとの関係を示した説明図である。 従来例に係る回転工具ホルダの概略構成を示した正面図である。
符号の説明
1 刃物台
10 旋削工具ホルダ
11,20 回転工具ホルダ
21 ハウジング
22 フランジ
22a タレット取付面
23 凸部
24 ホルダ側カップリング
24a,24b,24c 歯部
25 工具主軸
26 回転軸
30 タレット
30a 工具ホルダ取付面
31 タレット側カップリング
31a 歯(歯部)
32 貫通穴
35 刃物台本体
40 割出機構
50 回転駆動機構

Claims (3)

  1. 工具を保持する工具ホルダと、回転自在に支持され、外周面に複数の前記工具ホルダが着脱自在に取り付けられる多角柱状のタレットと、該タレットを回転させて、これに取り付けられた複数の工具ホルダの内、予め設定された工具ホルダを加工位置に割り出す割出機構とを備えた刃物台であって、
    円周方向等間隔で放射状に形成された歯部を一端面且つ円周方向の少なくとも3ヶ所に有する環状の第1カップリングと、該第1カップリングの各歯部と同じ角度間隔で放射状に形成されて該歯部と噛合する歯部を一端面且つ円周方向の少なくとも3ヶ所に有する環状の第2カップリングとを更に備えるとともに、
    前記タレット外周面の工具ホルダ取付面及び前記工具ホルダのタレット取付面の一方には前記第1カップリングが、他方には前記第2カップリングが、これらの軸線が該各取付面とそれぞれ直交し且つこれらの歯部が互いに噛合可能となるように設けられてなることを特徴とする刃物台。
  2. 前記第1カップリングの歯部は、一端面の全面に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の刃物台。
  3. 前記各カップリングは、前記各取付面にそれぞれ着脱自在に設けられてなることを特徴とする請求項1又は2記載の刃物台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110340390A (zh) * 2019-08-01 2019-10-18 平湖市海辰精密机械有限公司 一种伺服动力刀塔
CN114761162A (zh) * 2019-11-29 2022-07-15 Dmg森精机株式会社 刀架向转塔的安装机构
WO2022252338A1 (zh) * 2021-06-03 2022-12-08 南京涵铭置智能科技有限公司 一种曲面切割设备及其曲面切割方法

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