JP2006200618A - 歯車、歯車ユニット、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

歯車、歯車ユニット、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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【課題】 駆動源を備えていなくても、気流を発生させることができ、且つ、強度を維持することができる。歯車本体の大きさによらずに所望の気流を発生させさせることができる。
【解決手段】 歯車76は、同軸で回転する歯車本体80及び羽根車82を有し、羽根車82の回転方向側面には複数の羽根84が設けられている。歯車本体80は、例えば平歯又はハス歯が周囲に設けられ、駆動力を伝達することができるようにされている。また、歯車本体80と羽根車82とは、互いに内径部分が連結部86によって連結されており、この連結部86を軸として一体に回転する。なお、歯車本体80と羽根車82とは、例えば溶融樹脂により一体に成型されてもよい。
【選択図】 図3

Description

本発明は、歯車、歯車ユニット、定着装置及び画像形成装置に関するものである。
機器を構成する部品を冷却するために、羽根車と、この羽根車を駆動するモータとを有する冷却装置が広く用いられている。この種の冷却装置は、機器が小型化されて、モータを収容できるスペースがなくなると、配置できないという問題があった。そこで、歯車のリムの内周面に、軸方向に空気流を生じさせる羽根を複数形成することにより、機器を構成する部品を冷却することが知られている(特許文献1参照)。
特開2001−336612号公報
しかしながら、上記従来例においては、リムの内側に穴が開き、十分な強度を得られないという問題があった。また、羽根がリムの内側に形成されるので、風量を増加させるためには、歯車を大きくしなければならないという問題があった。また、このように歯車を大きくすると、歯数やモジュールの変更となり減速比が変更されてしまう為、既存の装置に簡単に組み込むことが困難であるいう問題もあった。
そこで、本発明の第1の目的は、駆動源を備えていなくても、気流を発生させることができ、且つ、強度を維持することができる歯車を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、駆動源を備えていなくても、歯車本体の大きさによらずに所望の気流を発生させさせることができる歯車を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、歯車本体と、1つ以上の羽根を具備し、前記歯車本体と同軸で回転する羽根車とを有し、前記歯車本体と前記羽根車とは連結されている歯車にある。したがって、駆動源を備えていなくても、歯車本体に伝達される駆動力で回転することができるので、気流を発生させることができ、且つ、歯車本体に強度が下がる加工がされないので、歯車本体の強度を維持することができる。また、羽根車に具備される羽根の大きさは、歯車本体の大きさに依存しないので、歯車本体の大きさによらずに所望の気流を発生させることができる。
好適には、前記歯車本体及び前記羽根車は、互いに内径部分が連結されている。また、好適には、前記歯車本体及び前記羽根車は、一体に成型されてなる。したがって、組立て性を向上させることができる。
また、本発明の第2の特徴とするところは、複数の歯車を有する歯車ユニットにおいて、前記歯車の少なくともいずれかは、歯車本体と、1つ以上の羽根を具備し、前記歯車本体と同軸で回転する羽根車とを有し、前記歯車本体と前記羽根車とは連結されている歯車ユニットにある。好適には、前記歯車本体及び前記羽根車を有する前記歯車の少なくともいずれかは、他の前記歯車よりも発熱体に近い位置に配設される。即ち、歯車ユニットの全てに羽根が設けられていなくても、歯車ユニットの周囲に気流を発生させることができ、発熱体近傍の部品を効率的に冷却することができる。
また、本発明の第3の特徴とするところは、用紙に現像剤を定着させる定着装置であって、歯車本体と、1つ以上の羽根を具備し、前記歯車本体と同軸で回転する羽根車とを有し、前記歯車本体と前記羽根車とが連結されている歯車を有する定着装置にある。
また、本発明の第4の特徴とするところは、上記の定着装置を有する画像形成装置にある。
本発明によれば、駆動源を備えていなくても、気流を発生させることができ、且つ、強度を維持することができる。また、本発明によれば、駆動源を備えていなくても、歯車本体の大きさによらずに所望の気流を発生させさせることができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に後述する排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば2段の給紙ユニット18,18が配置されている。さらに、画像形成装置本体12の下方には、オプションとして複数の給紙ユニットが配置できるようにしてある。
それぞれの給紙ユニット18は、給紙ユニット本体20と、用紙が収納される給紙カセット22とを有する。給紙カセット22の奥端近傍上部にはピックアップロール24が配置され、このピックアップロール24の後方にリタードロール26及びフィードロール28が配置されている。
主搬送路32は、フィードロール28から排出口34までの用紙通路であり、この主搬送路32は、画像形成装置本体12の裏側(図1の左側面)近傍にあって、最下端の給紙ユニット18から後述する定着装置36まで略鉛直に形成されている部分を有する。この主搬送路32の定着装置36の上流側に後述する転写装置42と像担持体44が配置され、さらに転写装置42と像担持体44の上流側にレジストロール39が配置されている。さらに、主搬送路32の排出口34の近傍には排出ロール40が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙カセット22からピックアップロール24により送り出された用紙は、リタードロール26及びフィードロール28の協働により捌かれて最上部の用紙のみ主搬送路32に導かれ、レジストロール39により一時停止され、タイミングをとって後述する転写装置42と像担持体44との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置36に搬送される。定着装置36は、内部にヒータなどが設けられた加熱ロール37と、この加熱ロール37に対して圧接されて、加熱ロール37と共にニップ部を形成する加圧ロール38とを有し、搬送された用紙に転写された現像剤像に熱と圧力とを加えて、用紙に現像剤像を定着させる。現像剤像を定着された用紙は、排出ロール40により排出口34から排出部16へ排出される。
ただし、両面印刷の場合は、反転路に戻される。即ち、主搬送路32の排出ロール40の手前は二股に分かれ、その分かれた部分に切換装置46が設けられていると共に、分けられた部分からレジストロール39まで戻る反転路48が形成されている。この反転路48には搬送ロール50a〜50cが設けられており、両面印刷の場合には、切換装置46が反転路48を開く側に切り換えられ、排出ロール40に用紙の後端手前がかかる時点で排出ロール40が反転し、用紙が反転路48に導かれ、レジストロール39、転写装置42と像担持体44及び定着装置36を通って排出口34から排出部16へ排出されるものである。
排出部16は、画像形成装置本体12に対して回動自在の傾斜部52を有する。この傾斜部52は、排出口部分が低く、正面方向(図1の右方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜しており、排出口部分を下端とし、高くなった先端を上端としている。この傾斜部52は下端を中心に回動自在であるよう画像形成装置本体12に支持されている。図1で2点鎖線で示すように、傾斜部52を上方に回転して開いたときには、開放部54が形成され、この開放部54を介して後述するプロセスカートリッジ64が脱着できるようにしてある。
像形成手段14は、例えば電子写真方式のもので、感光体からなる像担持体44と、この像担持体44を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置56と、帯電装置56により帯電された像担持体44に、光により潜像を書き込む光書込み装置58と、この光書込み装置58により形成された像担持体44の潜像を現像剤により可視化する現像機60と、この現像機60による現像剤像を用紙に転写する例えば転写ロールからなる転写装置42と、像担持体44に残存する現像剤をクリーニングする例えばブレードからなるクリーニング装置62と、転写装置42により転写された用紙上の現像剤像を用紙に定着させる定着装置36とから構成されている。光書込み装置58は例えば走査型のレーザ露光装置からなり、前述した給紙ユニット18と平行で画像形成装置本体12の正面近傍に配置され、現像機60内を横切って像担持体44を露光する。この像担持体44の露光位置が潜像書込み位置Pとなる。
尚、この実施形態においては、光書込み装置58として走査型のレーザ露光装置を用いたが、他の実施形態としてLEDや面発光レーザ等を用いることができる。
プロセスカートリッジ64は、像担持体44、帯電装置56、現像機60及びクリーニング装置62を一体化したものである。このプロセスカートリッジ64は、排出部16の傾斜部52に直近下方に配置されており、前述したように、傾斜部52を開いたときに形成される開放部54を介して着脱される。
次に、定着装置36に伝達される駆動力と、定着装置36に対する冷却について説明する。
図2において、定着装置36に対して駆動力を伝達する歯車ユニット70及びその周辺が示されいる。加熱ロール37は、一端に歯車66が設けられており、モータ68の駆動力が歯車ユニット70を介して伝達されるようになっている。歯車ユニット70は、例えば歯車72,74,76を有し、モータ68の一端に固定された歯車78の駆動力を歯車72,74,76の順に伝達し、歯車76が歯車66に駆動力を伝達することにより、加熱ロール37を回転させる。加圧ロール38は、上述したように加熱ロール37に対して圧接されており、加熱ロール37の回転に従動するようにされている。
図3において、歯車76が示されている。歯車76は、同軸で回転する歯車本体80及び羽根車82を有し、羽根車82の回転方向側面には複数の羽根84が設けられている。歯車本体80は、例えば平歯又はハス歯が周囲に設けられ、駆動力を伝達することができるようにされている。また、歯車本体80と羽根車82とは、互いに内径部分が連結部86によって連結されており、この連結部86を軸として一体に回転する。なお、歯車本体80と羽根車82とは、例えば溶融樹脂により一体に成型されてもよい。
このように、歯車76は、歯車本体80及び羽根車82が一体に回転するので、駆動源を個別に備えていなくても、モータ68の回転を伝達して加熱ロール37及び加圧ロール38を回転させる場合に、気流を発生させることができる。また、歯車本体80に強度を低下させるような加工がされていないので、歯車本体80の強度及び精度を維持することができる。歯車本体80のリム内側に補強を目的とするリブなどが設けられてもよい。さらに、羽根車82は、大きさが歯車本体80の大きさに制限されることなく設けられる。
次に上記実施形態の作用について説明する。
画像形成信号が送られると、像担持体44が帯電装置56により一様に帯電され、この帯電された像担持体44には、画像信号に基づいて静電潜像が形成される。光書込み装置58により形成された像担持体44の静電潜像は現像機60の現像剤により可視化される。
一方、サイズ信号等により給紙ユニット18のいずれか一つが選択され、給紙カセット22の一つに収納された用紙は、ピックアップロール24により送り出され、リタードロール26及びフィードロール28により捌かれて主搬送路32に導かれ、レジストロール39により一時停止され、タイミングをとって転写装置42と像担持体44との間に導かれる。用紙が転写装置42と像担持体44との間に導かれると、像担持体44上の現像剤が転写装置42により用紙に転写される。
現像剤を転写された用紙は、定着装置36に導かれ、加熱ロール37及び加圧ロール38による熱圧力によって現像剤を定着される。ここで、モータ68の駆動力を歯車ユニット70が加熱ロール37に伝達する場合に、羽根車82に設けられた羽根84が回転して気流を発生させ、発熱体である加熱ロール37の周囲の温度を低下させる。
現像剤が定着した用紙は、排出ロール40により排出口34から排出部16へ排出される。ただし、両面印刷の場合は、反転路に戻され、再びレジストロール39、転写装置42と像担持体44及び定着装置36を通って排出口34から排出部16へ排出される。
次に、歯車76の変形例について説明する。
図4において、歯車76の変形例が示されている。歯車76の変形例は、同軸で回転する歯車本体80及び羽根車82を有し、羽根車82の軸方向端面にには複数の羽根84が設けられている。このように、ユーザは、歯車76の羽根84の大きさ及び位置などを任意に設定することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概要を示す側面図である。 定着装置に対して駆動力を伝達する歯車ユニット及びその周辺を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る歯車を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る歯車の変形例を示す断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
36 定着装置
37 加熱ロール
38 加圧ロール
66,72,74,76,78 歯車
68 モータ
70 歯車ユニット
80 歯車本体
82 羽根車
84 羽根
86 連結部

Claims (7)

  1. 歯車本体と、1つ以上の羽根を具備し、前記歯車本体と同軸で回転する羽根車とを有し、前記歯車本体と前記羽根車とは連結されていることを特徴とする歯車。
  2. 前記歯車本体及び前記羽根車は、互いに内径部分が連結されていることを特徴とする請求項1記載の歯車。
  3. 前記歯車本体及び前記羽根車は、一体に成型されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の歯車。
  4. 複数の歯車を有する歯車ユニットにおいて、前記歯車の少なくともいずれかは、歯車本体と、1つ以上の羽根を具備し、前記歯車本体と同軸で回転する羽根車とを有し、前記歯車本体と前記羽根車とは連結されていることを特徴とする歯車ユニット。
  5. 前記歯車本体及び前記羽根車を有する前記歯車の少なくともいずれかは、他の前記歯車よりも発熱体に近い位置に配設されることを特徴とする請求項4記載の歯車ユニット。
  6. 用紙に現像剤を定着させる定着装置であって、歯車本体と、1つ以上の羽根を具備し、前記歯車本体と同軸で回転する羽根車とを有し、前記歯車本体と前記羽根車とが連結されている歯車を有することを特徴とする定着装置。
  7. 請求項6記載の定着装置を有する画像形成装置。
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