JP2006200948A - 障害箇所検知システム、検出器、及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋内電力線において障害が発生している箇所を迅速に検知することを目的とする。
【解決手段】屋内電力線に設置された検出器は、電圧計及び電流計と、電流計によって測定された電流値を記憶する電流値記憶部と、電流の閾値を記憶する閾値記憶部と、識別子を記憶する識別子記憶部とを備える。検出器は、電圧計から出力される電圧値が零になると、電流値記憶部に記憶されている電流値が閾値を超えているかどうかを示すデータと、識別子と、を含むデータである検知データを生成して無線で送信する。情報処理装置は、検出器の屋内電力線上における設置箇所を特定するためのデータである設置箇所データと、検出器の前記識別子とを対応付けて記憶する設置箇所記憶部とを備える。そして、情報処理装置は、検出器から無線で送信されてくる検知データを受信し、設置箇所データに基づいて故障箇所をディスプレイに出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屋内電力線上において障害が発生した箇所を検知する障害箇所検知システム、検出器、及び情報処理装置に関する。
一般家庭等の屋内電力線において障害が発生した場合、利用者は、例えば、分電盤から分岐する回路ごとのブレーカ等により、障害が発生している回路を特定する。そして、その回路上に接続されている電気機器の電源の投入・切断等により、当該回路において障害が発生している箇所を特定することができる。
また、特許文献1においては、各家電機器の電力使用量と、配電盤での電力使用量とを測定し、家電機器の電力使用量の合計と配電盤での電力使用量の合計とが一致しない場合は何らかの障害が発生していると判断する電力線搬送制御システムが開示されている。
特開2002−233082号公報
前述したブレーカの確認や電気機器の電源の投入・切断等により障害箇所を特定する作業は、電気の知識が乏しい利用者にとっては不便である。そして、障害箇所の特定に時間がかかると障害の復旧が遅れ、個人事業者等にとっては障害による損害が膨らんでしまうこととなる。
また、特許文献1に開示されている電力線搬送制御システムによれば、屋内電力線に障害が発生していることを検出することはできるが、屋内電力線上のどこで障害が発生しているかを検知することができない。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、屋内電力線において障害が発生している箇所を迅速に検知することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における障害箇所検知システムは、屋内電力線における電圧値を測定する電圧計及び電流値を測定する電流計と、前記電流計によって測定された電流値を記憶する電流値記憶部と、電流の閾値を記憶する閾値記憶部と、識別子を記憶する識別子記憶部と、前記電圧計から出力される電圧値が零になると、前記電流値記憶部に記憶されている電流値が前記閾値を超えているかどうかを示すデータと、前記識別子と、を含むデータである検知データを生成する検知データ生成部と、前記検知データを無線で送信する検知データ送信部と、を有する検出器と、前記検出器の前記屋内電力線上における設置箇所を特定するためのデータである設置箇所データと、前記検出器の前記識別子とを対応付けて記憶する設置箇所記憶部と、前記検知データを受信する検知データ受信部と、受信された前記検知データを記憶する検知データ記憶部と、を有する情報処理装置と、を備えることとする。
このような障害箇所検知システムによれば、電力線上で何らかの障害が発生した場合、障害が発生した位置より下流側に設置された検出器3が停電を検出する。そして、これらの検出器3は、停電を検出した際に流れていた電流値が予め定められた閾値を超えているかどうかを示すデータ(検知データ)を無線で送信する。情報処理装置は、各検出器から送信されてくる検知データを受信し、検知データ記憶部に記憶する。利用者は、検知データ記憶部に記憶されている検知データと、設置箇所記憶部に記憶されている設置箇所データとを参照することにより、ブレーカの入・切や負荷設備の電源の入・切等の作業を行うことなく、電力線のどこで障害が発生しているかを検知することができる。
また、前記設置箇所データには、前記屋内電力線上における上流または下流の関係を示すデータが含まれており、前記情報処理装置は、前記検知データに含まれる前記識別子と、当該識別子に対応する前記設置箇所データと、に基づいて、前記屋内電力線上における上流と下流の関係にある二つの前記検出器からの前記検知データを前記検知データ記憶部から取得し、当該下流側の検出器からの前記検知データが、電流値が前記閾値を超えていることを示している場合、当該下流側の検出器が設置されている箇所において障害が発生していることを示すデータを出力する障害箇所出力部を更に備えることとしてもよい。
また、前記検知データには、前記電流値記憶部に記憶されている前記電流値が含まれ、前記設置箇所データには、前記屋内電力線上における上流または下流の関係を示すデータが含まれており、前記情報処理装置は、前記検出器における前記識別子と前記閾値とを対応付けて記憶する検出器情報記憶部と、前記検知データに含まれる前記識別子と、当該識別子に対応する前記設置箇所データと、に基づいて、前記屋内電力線上における上流と下流の関係にある上流側の前記検出器及び下流側の複数の前記検出器からの前記検知データを、前記検知データ記憶部から取得し、当該上流側の検出器からの前記検知データが、電流値が前記閾値を超えていることを示しており、かつ、当該下流側の複数の検出器からの前記検知データが、電流値が前記閾値を超えていないことを示しており、かつ、当該下流側の複数の検出器からの検知データに含まれる前記電流値の合計が当該上流側の検出器の前記閾値よりも大きい場合、当該上流側の検出器が設置されている箇所の下流側が過負荷であることを示すデータを出力する障害箇所出力部と、を更に備えることとしてもよい。
また、前記設置箇所データには、前記屋内電力線上における上流または下流の関係を示すデータが含まれており、前記情報処理装置は、前記検出器における前記識別子と前記閾値とを対応付けて記憶する検出器情報記憶部と、前記検知データに含まれる前記識別子と、当該識別子に対応する前記設置箇所データと、に基づいて、前記屋内電力線上における上流と下流の関係にある上流側の前記検出器及び下流側の複数の前記検出器からの前記検知データを、前記検知データ記憶部から取得し、当該上流側及び下流側の検出器からの前記検知データが、電流値が前記閾値を超えていないことを示しており、かつ、当該下流側の複数の検出器の前記閾値の合計が当該上流側の検出器の前記閾値よりも小さい場合、当該上流側の検出器が設置されている箇所の上流側において障害が発生していることを示すデータを出力する障害箇所出力部と、を更に備えることとしてもよい。
ここで、上流側とは屋内電力線の発電所側であり、下流側とは屋内電力線の電気機器側である。そして、障害箇所出力部が、上流側及び下流側の検知データを設置箇所データに基づいて検知データ記憶部から取得し、取得した検知データの関係により、障害が発生している箇所や障害の原因を出力する。つまり、利用者は、電力線上で障害が発生している箇所や障害の原因をより迅速に検知することができる。
また、前記検出器の前記電圧計及び前記電流計が、前記屋内電力線における電気機器のスイッチが設けられた箇所の電力線に接続されていることとしてもよい。
また、前記検出器の前記電圧計及び前記電流計が、前記屋内電力線におけるコンセントが設けられた箇所の電力線に接続されていることとしてもよい。
このように、スイッチやコンセントに検出器が接続されることにより、電力線上において障害が発生した箇所が、スイッチやコンセントの位置により特定される。そのため、利用者は、障害が発生している箇所をスイッチやコンセントの位置により知ることができ、障害発生箇所の認識が容易になる。
また、前記検出器は、前面及び背面を有する筐体と、電気機器の電源プラグが差し込まれる差込口と、前記屋内電力線上に設けられたコンセントに接続するプラグと、前記差込口に差し込まれる前記電源プラグと、前記プラグとを接続する電力線と、を更に備え、前記差込口が前記筐体の前面に設けられ、前記プラグが前記背面に突出させて設けられ、前記電圧計及び前記電流計は、前記電力線に接続されてなることとしてもよい。
つまり、当該検出器は、電気機器の電源プラグとコンセントとを仲介する電源ソケットである。このような、検出器を内蔵した電源ソケットを用いることにより、電気機器をコンセントに接続する際に、コンセントに検出器を接続する電気工事をすることなく、電気機器が設置された箇所において発生する障害を検知することができる。
本発明によれば、屋内電力線において障害が発生している箇所を迅速に検知することができる。
==全体構成==
図1は、本発明の一実施形態である障害箇所検知システムの構成を示す図である。障害箇所検知システムは、屋内において停電等の障害が発生した場合に、屋外電力線1及び屋内電力線2において障害が発生している箇所を特定するものである。当システムは、電力線上に設置された複数の検出器3(3a〜3h等)と、検出器3からの信号に基づいて障害が発生している箇所を出力する情報処理装置4とを含んで構成されている。
検出器3は、電力線上における漏電や過負荷等により発生する停電を検出する装置であり、電力線上の複数の箇所に配置されている。例えば、検出器3aは、電柱に設けられた柱上ケッチ5に接続されている。また、電柱から家屋等への引き込み線が接続される屋外スイッチ6にも、検出器3bが接続されている。そして、屋外スイッチを介して屋内に引き込まれた屋内電力線2上においては、屋内主開閉器7や分電盤8に設けられたブレーカ9a,9b等に検出器3c〜3eが接続されている。電話機10やテレビ11等が接続される受口(コンセント等)12や、換気扇13や照明器具14等に対する電力の供給・切断を制御するスイッチ15a,15bにも検出器3f〜3hが接続されている。
情報処理装置4は、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)等の装置であり、検出器3から無線で送信されるデータを、無線の基地局16及びLAN(Local Area Network)等のネットワーク17を介して受信することができる。
==検出器の構成==
図2に、検出器3の構成を示す。検出器3は、電流計31、電圧計32、蓄電池33、アンテナ34、メモリ35、検知データ生成部36、及び検知データ送信部37を備えている。電流計31及び電圧計32は、電力線上における当該検出器3が接続された位置の電流値及び電圧値を測定するためのものである。蓄電池33には、通常時に電力線上に流れる電流により電力が蓄えられる。そして、電力線上において停電が発生した場合、検出器3は蓄電池33に蓄えられた電力により作動することとなる。なお、蓄電池33の代わりに、一次電池や太陽電池等を用いることとしてもよい。
メモリ35は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の書き換え可能な不揮発性メモリであり、記憶領域として電流値記憶部38、閾値記憶部39及び端末番号記憶部40を備えている。電流値記憶部38には、電流計31から出力される所定期間の電流値が連続的に記憶されている。なお、例えば、過負荷により電力線上において停電が発生した場合においては、停電になる直前の過負荷時の電流値も電流値記憶部38に記憶される。閾値記憶部39には、当該検出器3が設置された位置における電流の上限を示す閾値が記憶されている。例えば、ブレーカ9aに接続された検出器3dの場合、ブレーカ9aが電流を遮断する際の電流値(閾値)が閾値記憶部39に記憶されている。また、端末番号記憶部40には、検出器3を識別するための端末番号(識別子)が記憶されている。
検知データ生成部36には、電圧計32によって測定されている電圧値が入力されている。そして、検知データ生成部36は、電圧計32が停電を検出すると、つまり、電圧計32から出力される電圧値が零になると、検知データを生成する。図3は、検知データ50の構造を示す図である。検知データ50には、端末番号、異常信号、及び現在電流値が含まれている。端末番号は、端末番号記憶部40に記憶されているものである。現在電流値には、電流値記憶部38に記憶されている、電圧値が零になる直前の電流値が設定される。異常信号は、現在電流値が閾値を超えているかどうかを示すデータである。
図4に、検知データ生成部36が生成する異常信号の内容を示す。検出器3が受口12に接続されている場合、検知データ生成部36は、現在電流値と閾値とを比較し、現在電流値が閾値を超えていれば、異常信号に「1」を設定し、閾値を超えていなければ異常信号に「2」を設定する。また、検出器3がブレーカ9aやスイッチ15aに接続されている場合、検知データ生成部36は、現在電流値と閾値とを比較し、現在電流値が閾値を超えていれば、異常信号に「4」を設定し、閾値を超えていなければ異常信号に「5」を設定する。なお、ブレーカ9aやスイッチ15aが操作によって正常に切断されている場合には、異常信号に「3」が設定される。
検知データ送信部37は、検知データ生成部36により生成された検知データを、アンテナ34を介して無線で送信する。なお、検知データ生成部36及び検知データ送信部37は、検出器3が備えるCPU(不図示)がメモリ35に記憶されたプログラムを実行すること等により実現される。
なお、停電を検知していない間についても、所定の間隔で検知データ生成部36が検知データ50を生成し、検知データ送信部37が当該検知データ50を無線で送信する。この場合、異常信号には異常が発生していないことを示す信号(「1」〜「5」以外の信号)が設定され、現在電流値には電流値記憶部38に記憶されている電流値が設定される。
==検出器の態様==
次に、検出器3が電力線に接続される態様について説明する。図5は、図1に示したスイッチ15a,15bに相当する、電力線上に設けられたスイッチ60の外観を示す図である。スイッチ60は、屋内の壁面等に設けられており、電気機器に対する電力の投入・切断を操作するための操作部61を備えている。図6に示すように、スイッチ60の上流側の端子62に、検出器3の電流計31及び電圧計32が接続され、下流側の端子63に電圧計32が接続されている。ここで、上流側とは電力線における発電所側であり、下流側とは電気機器側である。
このようにスイッチ60に接続された検出器3の場合、検知データ生成部36は、スイッチ60の上流側の電流値及び電圧値と、下流側の電圧値とに基づいて異常信号を生成する。図7は、スイッチ60に接続された検出器3における異常信号の生成パターンを示す図である。図に示すように、検知データ生成部36は、上流側の電圧値が零になると、上流側で測定された電流値と閾値との比較により、異常信号に「4:閾値超過」または「5:閾値未超」を設定する。また、検知データ生成部36は、上流側の電圧値が零でなく、下流側の電圧値が零の場合、当該スイッチ60が操作部61の操作によって切断されていると判断し、異常信号に「3:スイッチOFF」を設定する。また、上流側・下流側の両方が零でない場合は、当該スイッチ60が設置された位置においては停電が発生していないため、異常信号は生成されない。
なお、図1のスイッチ15a,15bに限らず、柱上ケッチ5や屋外スイッチ6、屋内主開閉器7、ブレーカ9a等においても、図6に示すように検出器3と接続されることとなる。また、この場合における検知データ生成部36での異常信号の生成パターンも図7に示した通りとなる。
図8は、図1に示した受口12に相当する、電力線上に設けられたコンセント70の外観を示す図である。コンセント70は、屋内の壁面等に設けられており、電気機器の電源プラグが差し込まれる差込口71a,71bを備えている。図9に示すように、コンセント70の差込口71a,71bと屋内電力線2とを接続する電力線73に、検出器3の電流計31及び電圧計32が接続されている。検知データ生成部36は、電圧計32から出力される電圧値が零になると、電圧値が零になる直前の電流値を電流値記憶部38から取得し、取得した電流値をもとに異常信号に「1:閾値超過」または「2:閾値未超」を設定した検知データ50を生成する。
また、図10は、図1に示した受口12のもう一つの形態である、電源ソケット80の外観を示す図である。電源ソケット80は、検出器3を格納する筐体81を備えている。そして、電気機器の電源プラグが差し込まれる差込口84a,84bが筐体81の前面82に設けられ、コンセントに差し込むためのプラグ85a,85bが筐体81の背面83に突出させて設けられている。電気機器の利用者は、電気機器の電源プラグを、当該電源ソケット80を介してコンセントに接続することができる。つまり、コンセントに図9に示したような検出器3が接続されていない場合に、電源ソケット80が用いられることとなる。なお、検出器3を備える電源ソケット80全体が、本発明における検出器に該当する。
図11は、電源ソケット80における検出器3の接続態様を示す図である。図に示すように、検出器3の電流計31及び電圧計32は、差込口84a,84bとプラグ85a,85bとを接続する電力線86に接続されている。検知データ生成部36は、電圧計32から出力される電圧値が零になると、電圧値が零になる直前の電流値を電流値記憶部38から取得し、取得した電流値をもとに異常信号に「1:閾値超過」または「2:閾値未超」を設定した検知データ50を生成する。
==情報処理装置の構成==
図12は、情報処理装置4のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置4は、CPU101、メモリ102、記憶装置103、記録媒体読取装置104、通信インタフェース105、入力装置106、及びディスプレイ107を備えている。CPU101はメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより情報処理装置4を制御する。記憶装置103は、例えば、ハードディスクドライブ等であり、プログラムや各種データ等が記憶される。CPU101がプログラムを実行する際には、記憶装置103に記憶されているプログラムが順次読み出され、メモリ102に格納される。記録媒体読取装置104は、CD−ROM等の記録媒体108に記録されているプログラムを読み取り、当該プログラムを記憶装置103に格納することができる。
通信インタフェース105はネットワーク17を介してデータを送受信するためのインタフェースである。入力装置106は、データ入力を受け付ける装置であり、例えば、キーボードやマウス等である。また、ディスプレイ107は、様々な情報を表示するものであり、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ等である。
図13は、情報処理装置4が備える機能の構成を示す図である。情報処理装置4は、CPU101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより実現される検知データ受信部111及び障害箇所出力部112を備えている。検知データ受信部111は、電力線上に設置された検出器3から無線で送信されてくる検知データ50を受信する。そして、障害箇所出力部112は、受信した検知データ50等に基づいて電力上において障害が発生している箇所や障害の原因を特定し、ディスプレイ107に表示する。検知データ受信部111及び障害箇所出力部112の動作の詳細については後述する。
==データベースの構造==
次に、情報処理装置4が備えるデータベースの構造について説明する。図14は、電力線上において検出器3が設置された箇所等を記憶する位置情報データベース(設置箇所記憶部及び検出器情報記憶部)130の一例を示す図である。位置情報データベース130には、端末番号、設置箇所(日本語名)、位置情報、閾値、及び末端負荷フラグが対応付けられて記憶されている。端末番号には、電力線上に設置された検出器3の端末番号が設定され、設置箇所(日本語名)には、当該検出器3が設置されている箇所の日本語による名称、例えば、「屋外スイッチ」や「客間」等が設定されている。
そして、位置情報には、当該検出器3の電力線上における設置箇所を示すデータ(設置箇所データ)が設定されている。図15を用いて、位置情報について説明する。図15に示すように、屋外・屋内の電力線は、階層的に構成されている。つまり、柱上ケッチ5、屋外スイッチ6、屋内主開閉器7、分電盤8、受口12、スイッチ15a,15bというように、電力線の上流側から下流側に向かって、階層が構成されている。この階層関係における各検出器3の設置箇所を示すものが位置情報である。
例えば、柱上ケッチ5の位置情報は「0」であり、その下流側にある屋外スイッチ6の位置情報は「1」である。また、屋内主開閉器7の位置情報は「2」であり、その下流側にある分電盤8に設けられたブレーカの位置情報は、「3−1」〜「3−5」となる。そして、位置情報が「3−1」のブレーカ(回路1「玄関」)の下流側にあるスイッチ等の位置情報は、「3−1−1」〜「3−1−3」となる。
また、閾値には、各検出器3の閾値記憶部39に記憶されている閾値が設定されている。そして、検出器3が電力線の末端に配置されている場合、つまり、受口(コンセント70・電源ソケット80)や、電気機器への電力の投入・切断を制御するスイッチ60等に検出器3が接続されている場合、末端負荷フラグに「1」が設定される。
なお、位置情報データベース130に記憶される各情報は、利用者が、障害箇所検知システムを利用する際に、情報処理装置4の入力装置106を用いて登録するものである。
図16は、電力線上の障害情報を記憶する障害情報データベース(検知データ記憶部)140の一例を示す図である。障害情報データベース140には、端末番号、負荷設備名、位置情報(無線LAN)、異常信号、異常検知時電流値、及び現在電流値が対応付けられて記憶されている。負荷設備名には、検出器3が接続された位置にある電気機器やスイッチ等の名称が設定されている。例えば、屋内主開閉器7に接続された検出器3の負荷設備名には「屋内主開閉器」と設定され、客間の照明器具14用のスイッチ15bに接続された検出器3の負荷設備名には「照明」と設定されている。
位置情報(無線LAN)には、検出器3から送信される検知データ50等に基づいて基地局15によって測定される検出器3の位置(経度・緯度・高度等)を示すデータが設定される。異常信号には、検出器3から送信される検知データ50に含まれる異常信号が設定される。そして、異常検知時電流値には、何れかの検知データ50に異常信号「1」〜「5」が設定されていた際の、検知データ50に含まれている現在電流値が設定される。また、現在電流値には、検出器3から送信されてきた直近の検知データ50に含まれる現在電流値が設定される。
なお、これら位置情報、異常信号、異常検知時電流値、及び現在電流値は、検知データ50を受信した検知データ受信部111により更新される。
==障害箇所出力処理==
次に、電力線上において障害が発生している箇所を出力する処理である障害箇所出力処理について説明する。情報処理装置4の障害箇所出力部112は、検知データ受信部111が検知データ50を受信すると、障害情報データベース140に記憶された異常信号及び位置情報データベース130に記憶された位置情報に基づいて、障害箇所出力処理を実行する。なお、障害箇所出力処理には、図15に例示した電力線上における階層の上流側と下流側の検出器3からの異常信号の組合せにより、3つの類型が用意されている。
図17及び図18に、障害箇所出力部112が上流側及び下流側の検出器3の異常信号の組合せによりどの類型の処理を選択するかを判定するパターンを示す。表において、「−」が表示されている箇所は、障害が発生していないとみなす組合せ、または、あり得ない組合せを示すものである。また、表における「スイッチ」には、照明器具14に対するスイッチ15bのみならず、屋外スイッチ6やブレーカ9a等も含まれる。
図17の判定表1には、上流側及び下流側の検出器3から異常信号が検出された場合における判定パターンが示されている。例えば、上流側のスイッチに接続された検出器3の異常信号が「4:閾値超過」であり、下流側の受口に接続された検出器3の異常信号が「1:閾値超過」である場合、判断類型1の処理が選択される。また、例えば、上流側のスイッチに接続された検出器3の異常信号が「5:閾値未超」であり、下流側の受口に接続された検出器3の異常信号が「1:閾値未超」である場合、判断類型2の処理が選択される。
なお、電力線において受口が上流側となることはあり得ないため、上流側が受口の箇所は全て「−」となっている。また、異常信号「3」はスイッチが正常に切断されていることを示すものであるため、「−」となっている。
また、図18の判定表2には、上流側のスイッチに接続された検出器3からは異常信号が検出されず、下流側の受口またはスイッチに接続された検出器3から異常信号が検出された場合における判定パターンが示されている。例えば、受口に接続された検出器3の異常信号が「1:閾値超過」である場合、判断類型3の処理が選択され、異常信号が「2:閾値未超」である場合、「判断類型2」の処理が選択される。
なお、異常信号が「3」の場合、また、下流側の全ての検出器3から異常信号が検出されない場合は、障害が発生していないとみなされ、「−」となっている。
障害箇所出力部112は、障害情報データベース140に設定されている異常信号を取得すると、その異常信号を検出した検出器3の上流側または下流側に設置された検出器3の端末番号を位置情報データベース130の位置情報をもとに取得し、当該端末番号に対応する異常信号を障害情報データベース140から取得し、判定表1および判定表2に基づいて処理を選択する。
当該処理において、障害箇所出力部112は、電力線上において障害が発生している箇所および障害の原因を示すデータを出力する。つまり、障害箇所出力部112は、当該データに基づいて、障害発生箇所および障害の原因をディスプレイ107に表示する。ここで、障害箇所出力部112により出力されるデータは、位置情報データベース130に記憶されている位置情報、障害情報データベース140に記憶されている経度・緯度等の位置情報、障害情報データベース140に記憶されている負荷設備名等である。なお、障害箇所出力部112は、障害情報データベース140に記憶されている経度・緯度等の位置情報をもとに、予め登録されている屋内の構造を表す図面等に合わせて、障害箇所をディスプレイ107に表示することもできる。
次に、判断類型1〜3の各処理の詳細について説明する。図19は、判断類型1の処理のフローチャートである。まず、障害箇所出力部112は、下流側の検出器(端末)3からの異常信号が「1」または「4」、つまり「閾値超過」であるかどうかを確認する(S1901)。異常信号が「1」または「4」である場合(S1901:Yes)、障害箇所出力部112は、下流側の検出器3が接続されている箇所において障害が発生していることを示すデータを出力する(S1902)。
下流側の検出器3からの異常信号が「1」でも「4」でもない場合、つまり「閾値未超」である場合(S1901:No)、障害箇所出力部112は、上流側の検出器3の下流側にある複数の検出器3のうち、「閾値未超」の検出器3の異常検知時電流値を障害情報データベース140から取得する。そして、取得した電流値の合計値と上流側の検出器3の閾値とを比較する(S1903)。
下流側の検出器3の電流値の合計値が上流側の検出器3の閾値以下であれば(S1903:Yes)、障害箇所出力部112は、当該箇所において障害が発生していないと判断する(S1904)。そして、下流側の検出器3の電流値の合計値が上流側の検出器3の閾値よりも大きければ(S1903:No)、障害箇所出力部112は、当該回路(当該上流側の検出器3の下流側全体)が過負荷状態であることを示すデータを出力する(S1905)。
続いて、障害箇所出力部112は、対象としている上流側の検出器3に対する下流側の検出器3のうち、異常信号を確認していない検出器3が存在するかどうか確認する(S1906)。未確認の検出器3が存在する場合(S1906:No)、障害箇所出力部112は、未確認の検出器3の異常信号を障害情報データベース140から取得し(S1907)、前述の処理(S1901〜S1905)を繰り返し実行する。下流側の全ての検出器3の異常信号の確認が完了すると(S1906:Yes)、当該処理が終了する。
つまり、判断類型1の処理においては、下流側の検出器3からの検知データ50が、電流値が閾値を超えていることを示している場合、下流側の検出器3が設置されている箇所が障害発生箇所であることを示すデータが出力される。また、上流側の検出器3からの検知データ50が、電流値が閾値を超えていることを示しており、かつ、下流側の複数の検出器3からの検知データ50が、電流値が閾値を超えていないことを示しており、かつ、下流側の複数の検出器3からの検知データ50に含まれる電流値の合計が上流側の検出器3の閾値よりも大きい場合、当該上流側の検出器の下流側全体が過負荷であることを示すデータが出力される。
図20は、判断類型2の処理のフローチャートである。判定表1及び判定表2に示すように、判断類型2の処理は、上流側の検出器3および下流側の検出器3ともに閾値を超えていない場合に実行される。まず、障害箇所出力部112は、上流側の検出器3の閾値、および、当該検出器3の下流側にある複数の検出器3の閾値を位置情報データベース130から取得する。そして、障害箇所出力部112は、下流側の検出器3の閾値の合計が上流側の検出器3の閾値以上であるかどうか確認する(S2001)。
下流側の検出器3の閾値の合計が上流側の検出器3の閾値以上である場合(S2001:Yes)、障害箇所出力部112は、上流側の検出器3が故障等により異常を検知できていないと判断し、判断類型1の処理を実行する(S2002)。下流側の検出器3の閾値の合計が上流側の検出器3の閾値未満である場合(S2001:No)、障害箇所出力部112は、上流側の検出器3と、当該検出器3のさらに上流側の検出器3との間が故障または切断していることを示すデータを出力する(S2003)。
続いて、障害箇所出力部112は、対象としている上流側の検出器3に対する下流側の検出器3のうち、異常信号を確認していない検出器3が存在するかどうか確認する(S2004)。未確認の検出器3が存在する場合(S2004:No)、障害箇所出力部112は、未確認の検出器3の異常信号を障害情報データベース140から取得し(S2005)、前述の処理(S2001〜S2004)を繰り返し実行する。下流側の全ての検出器3の異常信号の確認が完了すると(S2004:Yes)、当該処理が終了する。
つまり、判断類型2の処理においては、上流側の検出器3及び下流側の検出器3からの検知データが、電流値が閾値を超えていないことを示しており、かつ、下流側の複数の検出器3の閾値の合計が上流側の検出器3の閾値よりも小さい場合、上流側の検出器3の上流側が障害発生箇所であることを示すデータが出力される。
図21は、判断類型3の処理のフローチャートである。判定表2に示すように、判断類型3の処理は、上流側の検出器3において異常が検出されず、電力線の末端に設置された検出器3において閾値超過が検出された場合に実行される。まず、障害箇所出力部112は、上流側の検出器3の閾値、および、当該検出器3の下流側にある複数の検出器3の閾値を位置情報データベース130から取得する。そして、障害箇所出力部112は、下流側の検出器3の閾値の合計が上流側の検出器3の閾値以上であるかどうか確認する(S2101)。
下流側の検出器3の閾値の合計が上流側の検出器3の閾値以上である場合(S2101:Yes)、障害箇所出力部112は、上流側の検出器3が故障等により異常を検知できていないと判断し、判断類型1の処理を実行する(S2102)。下流側の検出器3の閾値の合計が上流側の検出器3の閾値未満である場合(S2101:No)、障害箇所出力部112は、閾値超過を検知した検出器3が設置されている箇所が過負荷であることを示すデータを出力する(S2103)。
続いて、障害箇所出力部112は、対象としている上流側の検出器3に対する下流側の検出器3のうち、異常信号を確認していない検出器3が存在するかどうか確認する(S2104)。未確認の検出器3が存在する場合(S2104:No)、障害箇所出力部112は、未確認の検出器3の異常信号を障害情報データベース140から取得し(S2105)、前述の処理(S2101〜S2104)を繰り返し実行する。下流側の全ての検出器3の異常信号の確認が完了すると(S2104:Yes)、当該処理が終了する。
つまり、判断類型3の処理においては、下流側の検出器3からの検知データ50が、電流値が閾値を超えていることを示している場合、当該検出器3が設置されている箇所が過負荷であることを示すデータが出力される。
以上、障害箇所検知システムの構成および動作について説明した。前述したように、電力線上で何らかの障害が発生した場合、障害が発生した位置より下流側に設置された検出器3が停電を検出する。そして、これらの検出器3は、停電を検出した際に流れていた電流値と予め定められた閾値との比較結果を含む検知データ50を無線で送信する。情報処理装置4は、各検出器3から送信されてくる検知データ50を受信し、障害情報データベース140に記憶する。利用者は、この障害情報データベース140に記憶されている異常信号と、位置情報データベース130に記憶されている位置情報とを参照することにより、ブレーカの入・切や負荷設備の電源の入・切等の作業を行うことなく、電力線のどこで障害が発生しているかを迅速に検知することができる。
また、利用者は、情報処理装置4の障害箇所出力部112が出力するデータにより、電力線上で障害が発生している箇所および障害の原因をより迅速に検知することができる。
また、検出器3は、屋外スイッチや電気機器のスイッチ等に接続されている。このように、スイッチに検出器3が接続されることにより、電力線上において障害が発生した箇所が、スイッチの位置により特定される。そのため、利用者は、障害が発生している箇所をスイッチの位置により知ることができ、障害発生箇所の認識が容易になる。
また、検出器3は、電気機器の電源プラグが差し込まれるコンセントにも接続されている。これにより、利用者は、電力線上において障害が発生した箇所を、コンセントの位置により知ることができ、障害発生箇所の認識が容易になる。
また、検出器3を内蔵した電源ソケット80を用いることにより、電気機器をコンセントに接続する際に、コンセントに検出器3を接続する電気工事をすることなく、電気機器が設置された箇所において発生する障害を検知することができる。
以上本発明の実施形態について説明したが、以上の実施形態の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、本実施形態において、情報処理装置4は屋内に設置されていることとしたが、電力会社等に設置されることとしてもよい。この場合、検出器3から無線で送信される検知データ50は、インターネット等のネットワーク経由で情報処理装置4に送信される。
本発明の一実施形態である障害箇所検知システムの構成を示す図である。 検出器の構成を示す図である。 検知データの構造を示す図である。 検知データ生成部が生成する異常信号の内容を示す図である。 電力線上に設けられたスイッチの外観を示す図である。 スイッチと検出器との接続態様を示す図である。 スイッチに接続された検出器における異常信号の生成パターンを示す図である。 電力線上に設けられたコンセントの外観を示す図である。 コンセントと検出器との接続態様を示す図である。 電源ソケットの外観を示す図である。 電源ソケットにおける検出器の接続態様を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置が備える機能の構成を示す図である。 位置情報データベース130の一例を示す図である。 電力線の階層構造を示す図である。 障害情報データベースの一例を示す図である。 障害箇所出力処理を選択する際の判定パターン(判定表1)を示す図である。 障害箇所出力処理を選択する際の判定パターン(判定表2)を示す図である。 判断類型1の処理のフローチャートである。 判断類型2の処理のフローチャートである。 判断類型3の処理のフローチャートである。
符号の説明
1 屋外電力線 2 屋内電力線
3(3a〜3h) 検出器 4 情報処理装置
5 柱上ケッチ 6 屋外スイッチ
7 屋内主開閉器 8 分電盤
9a,9b ブレーカ 10 電話機
11 テレビ 12 受口
13 換気扇 14 照明器具
15a,15b スイッチ 16 基地局
17 ネットワーク 31 電流計
32 電圧計 33 蓄電池
34 アンテナ 35 メモリ
36 検知データ生成部 37 検知データ送信部
38 電流値記憶部 39 閾値記憶部
40 端末番号記憶部 50 検知データ
60 スイッチ 61 操作部
62,63 端子 70 コンセント
71a,71b 栓刃挿入孔 73 電力線
80 電源ソケット 81 筐体
82 前面 83 背面
84a,84b 栓刃挿入孔 85a,85b 栓刃
86 電力線 101 CPU
102 メモリ 103 記憶装置
104 記録媒体読取装置 105 通信インタフェース
106 入力装置 107 ディスプレイ
111 検知データ受信部 112 障害箇所出力部
130 位置情報データベース 140 障害情報データベース

Claims (10)

  1. 屋内電力線における電圧値を測定する電圧計及び電流値を測定する電流計と、
    前記電流計によって測定された電流値を記憶する電流値記憶部と、
    電流の閾値を記憶する閾値記憶部と、
    識別子を記憶する識別子記憶部と、
    前記電圧計から出力される電圧値が零になると、前記電流値記憶部に記憶されている電流値が前記閾値を超えているかどうかを示すデータと、前記識別子と、を含むデータである検知データを生成する検知データ生成部と、
    前記検知データを無線で送信する検知データ送信部と、
    を有する検出器と、
    前記検出器の前記屋内電力線上における設置箇所を特定するためのデータである設置箇所データと、前記検出器の前記識別子とを対応付けて記憶する設置箇所記憶部と、
    前記検知データを受信する検知データ受信部と、
    受信された前記検知データを記憶する検知データ記憶部と、
    を有する情報処理装置と、
    を備えることを特徴とする障害箇所検知システム。
  2. 請求項1に記載の障害箇所検知システムであって、
    前記設置箇所データには、前記屋内電力線上における上流または下流の関係を示すデータが含まれており、
    前記情報処理装置は、
    前記検知データに含まれる前記識別子と、当該識別子に対応する前記設置箇所データと、に基づいて、前記屋内電力線上における上流と下流の関係にある二つの前記検出器からの前記検知データを前記検知データ記憶部から取得し、当該下流側の検出器からの前記検知データが、電流値が前記閾値を超えていることを示している場合、当該下流側の検出器が設置されている箇所において障害が発生していることを示すデータを出力する障害箇所出力部を更に備えること、
    を特徴とする障害箇所検知システム。
  3. 請求項1に記載の障害箇所検知システムであって、
    前記検知データには、前記電流値記憶部に記憶されている前記電流値が含まれ、
    前記設置箇所データには、前記屋内電力線上における上流または下流の関係を示すデータが含まれており、
    前記情報処理装置は、
    前記検出器における前記識別子と前記閾値とを対応付けて記憶する検出器情報記憶部と、
    前記検知データに含まれる前記識別子と、当該識別子に対応する前記設置箇所データと、に基づいて、前記屋内電力線上における上流と下流の関係にある上流側の前記検出器及び下流側の複数の前記検出器からの前記検知データを、前記検知データ記憶部から取得し、当該上流側の検出器からの前記検知データが、電流値が前記閾値を超えていることを示しており、かつ、当該下流側の複数の検出器からの前記検知データが、電流値が前記閾値を超えていないことを示しており、かつ、当該下流側の複数の検出器からの検知データに含まれる前記電流値の合計が当該上流側の検出器の前記閾値よりも大きい場合、当該上流側の検出器が設置されている箇所の下流側が過負荷であることを示すデータを出力する障害箇所出力部と、
    を更に備えることを特徴とする障害箇所検知システム。
  4. 請求項1に記載の障害箇所検知システムであって、
    前記設置箇所データには、前記屋内電力線上における上流または下流の関係を示すデータが含まれており、
    前記情報処理装置は、
    前記検出器における前記識別子と前記閾値とを対応付けて記憶する検出器情報記憶部と、
    前記検知データに含まれる前記識別子と、当該識別子に対応する前記設置箇所データと、に基づいて、前記屋内電力線上における上流と下流の関係にある上流側の前記検出器及び下流側の複数の前記検出器からの前記検知データを、前記検知データ記憶部から取得し、当該上流側及び下流側の検出器からの前記検知データが、電流値が前記閾値を超えていないことを示しており、かつ、当該下流側の複数の検出器の前記閾値の合計が当該上流側の検出器の前記閾値よりも小さい場合、当該上流側の検出器が設置されている箇所の上流側において障害が発生していることを示すデータを出力する障害箇所出力部と、
    を更に備えることを特徴とする障害箇所検知システム。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の障害箇所検知システムであって、
    前記検出器の前記電圧計及び前記電流計が、前記屋内電力線における電気機器のスイッチが設けられた箇所の電力線に接続されていること、
    を特徴とする障害箇所検知システム。
  6. 請求項1〜4の何れか一項に記載の障害箇所検知システムであって、
    前記検出器の前記電圧計及び前記電流計が、前記屋内電力線におけるコンセントが設けられた箇所の電力線に接続されていること、
    を特徴とする障害箇所検知システム。
  7. 請求項1〜4の何れか一項に記載の障害箇所検知システムにおける前記検出器であって、
    前記電圧計、前記電流計、前記電流値記憶部、前記閾値記憶部、前記識別子記憶部、前記検知データ生成部、及び前記検知データ送信部を備えることを特徴とする検出器。
  8. 請求項7に記載の検出器であって、
    前面及び背面を有する筐体と、
    電気機器の電源プラグが差し込まれる差込口と、
    前記屋内電力線上に設けられたコンセントに接続するプラグと、
    前記差込口に差し込まれる前記電源プラグと、前記プラグとを接続する電力線と、
    を更に備え、
    前記差込口が前記筐体の前面に設けられ、
    前記プラグが前記背面に突出させて設けられ、
    前記電圧計及び前記電流計は、前記電力線に接続されてなること、
    を特徴とする検出器。
  9. 請求項1に記載の障害箇所検知システムにおける前記情報処理装置であって、
    前記設置箇所記憶部及び前記検知データ受信部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項2〜4の何れか一項に記載の障害箇所検知システムにおける前記情報処理装置であって、
    前記設置箇所記憶部、前記検知データ受信部、及び前記障害箇所出力部を備えることを特徴とする情報処理装置。

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