JP2006200983A - 半導体集積回路装置およびその試験方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 大きさの限られた試験電圧を用いて十分な電圧印加試験を実行する。
【解決手段】 IC1は、組電池のセル電圧を均等化する均等化回路2とセルの過充放電状態を検出する過充放電検出回路4を備え、互いに絶縁された回路ブロックBLK1、BLK2から構成されている。IC1を通常使用する場合、端子T5aとT5bとをIC1の外部で接続する。IC1をバーンイン試験する場合、端子T1〜T5aと端子T5b〜T9とをそれぞれ接続して回路ブロックBLK1とBLK2とを並列接続し、その共通に接続した各端子にバーンイン試験装置18の出力端子U1〜U5をそれぞれ接続し、IC1に試験電圧VBIを印加する。
【選択図】 図1
【解決手段】 IC1は、組電池のセル電圧を均等化する均等化回路2とセルの過充放電状態を検出する過充放電検出回路4を備え、互いに絶縁された回路ブロックBLK1、BLK2から構成されている。IC1を通常使用する場合、端子T5aとT5bとをIC1の外部で接続する。IC1をバーンイン試験する場合、端子T1〜T5aと端子T5b〜T9とをそれぞれ接続して回路ブロックBLK1とBLK2とを並列接続し、その共通に接続した各端子にバーンイン試験装置18の出力端子U1〜U5をそれぞれ接続し、IC1に試験電圧VBIを印加する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、絶縁分離型の半導体集積回路装置およびその試験方法に関する。
電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HV)のバッテリとして用いられる組電池は、100V〜400V程度の高い電圧が必要となるため、多数の二次電池(セル)が直列接続された構成を備えている。例えば300Vの組電池の場合、鉛電池(約2V/セル)では150セル、ニッケル水素電池(1.2V/セル)では250セル、リチウムイオン電池(3.6V/セル)では80セルが直列接続されている。
二次電池特にリチウムイオン電池は過充電や過放電に弱いので、定められた制限電圧範囲内で使用しないと著しく容量が減少したり発熱する虞がある。そのため、組電池を使用する際には、組電池のセル電圧が所定の上限電圧と下限電圧とで定まる電圧範囲内となるように定電圧充電制御を行うとともに、セル電圧が上記制限電圧範囲外となったことを検出する過充放電検出回路が用いられている。また、組電池を構成するセル間の充電状態(SOC:State Of Charge)のばらつきに起因するセル電圧のばらつきを低減するためセル電圧均等化回路が用いられている(特許文献1参照)。
特開平2004−080909号公報
これら過充放電検出回路およびセル電圧均等化回路をICとして構成する場合、耐圧等の事情により例えば8セル分が1つのICとして構成されている。リチウムイオン電池を用いる場合、ICに印加される電圧は標準で28.8V(=3.6V×8)であり、パッケージング後のバーンイン試験を行う場合には少なくともこれ以上の試験電圧が必要になる。図4(a)は、このIC101に試験電圧VBIを印加してバーンイン試験を行う状態、図4(b)は、このIC101を組電池102に接続して使用する状態を示している。
しかしながら、バーンイン試験装置103において準備されている試験電圧VBIは通常20V程度であり、これ以上の高い試験電圧は一般に得にくい状況にある。このバーンイン試験装置103を用いて上記IC101を試験すると、十分な試験電圧を印加することができず、試験時間が長びく不都合が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、大きさの限られた試験電圧を用いて十分な電圧印加試験を実行できる半導体集積回路装置およびその試験方法を提供することにある。
請求項1、3に記載した手段によれば、半導体集積回路装置として形成された回路(以下、全体回路と称す)は、互いに直列に接続される関係を有し且つ互いに電気的に絶縁された複数の回路ブロックに分割された状態に構成されている。半導体集積回路装置は、これらの各回路ブロックに対応して、当該各回路ブロックに電源を供給するための少なくとも一対ずつの電源端子を有している。各回路ブロックを構成する回路要素は、その電源端子に繋がる電源線間に接続されている。この電源端子間に電圧を印加すると、当該回路ブロックが他の回路ブロックとは独立して単独で動作可能となる。
この半導体集積回路装置を使用する場合には、各回路ブロックの電源端子同士を順に接続して全体回路を構成し動作させればよい。一方、この半導体集積回路装置に対し電圧を印加して試験を行う場合には、各回路ブロックに設けられた電源端子の間に電圧を印加して各回路ブロックを単独で動作させればよい。本手段によれば、半導体集積回路装置の全体をまとめて電圧印加試験をするよりも低い電圧を用いて試験することができるので、試験装置の選択の自由度が増え、バーンイン試験での試験時間も短縮できる。また、ICテスタを用いた場合、より低い電圧測定レンジを用いて電圧を測定できるので電圧測定精度を高められる。
請求項2、5に記載した手段によれば、半導体集積回路装置は、組電池について各セルの電圧を均等化する組電池のセル電圧均等化回路および各セルの過剰な充放電状態を検出する組電池のセル過充放電検出回路の少なくとも一方を有している。組電池は複数の二次電池のセルが直列に接続されて構成されているため電圧が高くなり、半導体集積回路装置の電圧印加試験に必要とされる試験電圧が不足し易い。本手段によれば、セル電圧を基本単位として構成される回路ブロックごとに分離して試験可能であるため、高い試験電圧が得られない状況下でも試験可能となる。
請求項4に記載した手段によれば、各回路ブロックの電源端子同士を共通に接続することにより各回路ブロックを並列に接続し、その共通に接続した電源端子の間に試験電圧を印加するので、半導体集積回路装置の全体回路を一度に試験可能となり試験時間を短縮することができる。
請求項6に記載した手段によれば、各回路ブロックにおけるセル電圧均等化回路またはセル過充放電検出回路の直列接続数が互いに等しく設定されているので、より少ない分割数(回路ブロック数)で試験電圧を効果的に低減できる。
請求項7に記載した手段によれば、バーンイン試験による試験時間を短縮することができる。また、ICテスタによる試験において電圧測定精度を高められる。
以下、本発明を組電池の監視用IC(半導体集積回路装置)に適用した一実施形態について図1ないし図3を参照しながら説明する。
図1は、ICのバーンイン試験を行う場合の回路形態を示しており、図2は、ICに組電池を接続して使用する場合の回路形態を示している。IC1の制御対象である組電池10は、電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HV)のバッテリとして用いられる二次電池で、例えばリチウムイオン電池から構成されている。この組電池10は、直列接続された複数のセルグループから構成されており、各セルグループは直列接続された8個のセルBC1〜BC8から構成されている。IC1の端子T1〜T9は組電池10の接続端子であり、通常使用状態においては図2に示すように端子Tnと端子Tn+1との間にセルBCn(n=1、2、…、8)が接続されるようになっている。
図1は、ICのバーンイン試験を行う場合の回路形態を示しており、図2は、ICに組電池を接続して使用する場合の回路形態を示している。IC1の制御対象である組電池10は、電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HV)のバッテリとして用いられる二次電池で、例えばリチウムイオン電池から構成されている。この組電池10は、直列接続された複数のセルグループから構成されており、各セルグループは直列接続された8個のセルBC1〜BC8から構成されている。IC1の端子T1〜T9は組電池10の接続端子であり、通常使用状態においては図2に示すように端子Tnと端子Tn+1との間にセルBCn(n=1、2、…、8)が接続されるようになっている。
IC1は、均等化回路2、定電圧発生回路3および過充放電検出回路4を備えており、その均等化回路2は、基準電圧生成回路5、比較回路部6、放電制御回路部7および放電回路部8から構成されている。均等化回路2(セル電圧均等化回路に相当)は、車両のIGスイッチ(主電源スイッチを含む)がオフされた状態すなわち夜間など車両が使用されていない期間において、組電池10を構成するセルBC1〜BC8の各電圧が、これらセルBC1〜BC8のうちの最も低い電圧に揃うように放電制御することにより、セルBC1〜BC8の充電状態(SOC)のばらつきを均等化する回路である。過充放電検出回路4(セル過充放電検出回路に相当)は、車両のIGスイッチがオンされた状態におけるセルBC1〜BC8の過充電状態または過放電状態を検出して検知信号(ダイアグ信号)を出力する回路である。
IC1は、上記基準電圧生成回路5を除いて、互いに電気的に絶縁された2つの回路ブロックBLK1、BLK2に分離された状態に構成されている。回路ブロックBLK1は、セルBC1〜BC4に対応する回路部分で、端子T1に繋がる電源線S1と端子T5aに繋がる電源線S5aとの間に構成されている。一方、回路ブロックBLK2は、セルBC5〜BC8に対応する回路部分で、端子T5bに繋がる電源線S5bと端子T9に繋がる電源線S9との間に構成されている。
このIC1は、図3に示すように、単結晶シリコン基板11(支持基板に相当)上に、酸化シリコン膜よりなる絶縁分離層12を介して単結晶シリコン層13(半導体層に相当)を形成したSOI(Silicon On Insulator)基板14を利用して構成されている。このSOI基板14において絶縁分離層12に達する溝15を形成し、その溝15に酸化膜を形成した後ポリシリコン16を埋め込むことにより素子形成領域17が形成されている。回路ブロックBLK1とBLK2は、相異なる素子形成領域17に形成されることにより互いに絶縁されている。なお、図3には、周知の製造技術を用いて形成したバイポーラトランジスタが例示されている。
基準電圧生成回路5は、端子T1と端子T9との間に直列接続された8個の抵抗R1〜R8から構成されている。抵抗R1とR2との接続ノードN2、抵抗R2とR3との接続ノードN3、…、抵抗R7とR8との接続ノードN8には、全てのセルBC1〜BC8が均等化された状態における基準電圧VR2、VR3、…、VR8が生成されるようになっている。セルBC1〜BC8は全て同じ電圧規格を有しており、抵抗R1〜R8は全て同じ抵抗値に設定されている。
比較回路部6は、電源線S2の電圧V2とノードN2の基準電圧VR2とを比較するコンパレータCP2aとCP2b、…、電源線S5aの電圧V5aとノードN5の基準電圧VR5とを比較するコンパレータCP5a、電源線S5bの電圧V5bとノードN5の基準電圧VR5とを比較するコンパレータCP5b、…、端子T8の電圧V8とノードN8の基準電圧VR8とを比較するコンパレータCP8a、CP8bから構成されている。このうちコンパレータCP2a、CP2b、…、CP5aは、電源線S1ないしS5aから電源の供給を受けて動作するようになっており、回路ブロックBLK1に属している。また、コンパレータCP5ba、CP6a、…、CP8bは、電源線S5bないしS8から電源の供給を受けて動作するようになっており、回路ブロックBLK2に属している。
放電制御回路部7は、比較回路部6の出力信号に基づいて放電回路部8に対し放電制御信号を出力するもので、ロジック回路LG1〜LG8から構成されている。このうちロジック回路LG1〜LG4は、電源線S1ないしS5aから電源の供給を受けて動作するようになっており、回路ブロックBLK1に属している。また、ロジック回路LG5〜LG8は、電源線S5bないしS8から電源の供給を受けて動作するようになっており、回路ブロックBLK2に属している。
放電回路部8は、電源線S1とS2との間に接続された放電回路DC1、…、電源線S4とS5aとの間に接続された放電回路DC4、電源線S5bとS6との間に接続された放電回路DC5、…、電源線S8とS9との間に接続された放電回路DC8から構成されている。放電回路DC1〜DC4は回路ブロックBLK1に属し、放電回路DC5〜DC8は回路ブロックBLK2に属している。これら放電回路DC1〜DC8は、例えばトランジスタを放電経路として構成したスイッチ回路であって、放電制御回路部7からの放電制御信号により放電経路をオンオフするようになっている。
定電圧発生回路3は、電源線S1とS5aとの間の電圧を入力し定電圧を出力するバンドギャップリファレンスBG1と、電源線S5bとS8との間の電圧を入力し定電圧を出力するバンドギャップリファレンスBG2とから構成されている。これらバンドギャップリファレンスBG1、BG2は、それぞれ回路ブロックBLK1、BLK2に属している。
過充放電検出回路4は、電源線S1とS2との間に接続された検出回路OV1、…、電源線S4とS5aとの間に接続された検出回路OV4、電源線S5bとS6との間に接続された検出回路OV5、…、電源線S8とS9との間に接続された検出回路OV8から構成されている。このうち検出回路OV1〜OV4は、回路ブロックBLK1に属し、上記バンドギャップリファレンスBG1の定電圧を利用して動作し、検出回路OV5〜OV8は、回路ブロックBLK2に属し、上記バンドギャップリファレンスBG2の定電圧を利用して動作するようになっている。
このIC1に対し、品質及び信頼性を保証するために、製品として出荷する前の段階において、経時劣化やストレスに依存する故障を起こす可能性のあるものを取り除くスクリーニングが行われている。図1に示すバーンイン試験装置18は、このスクリーニングのために用いられるもので、試験電圧VBI(例えば20V)を供給する電源19、分圧用の抵抗r1〜r4、図示しない温度制御装置などから構成されている。バーンイン試験装置18は、実使用条件よりも厳しい温度条件下で定格もしくはそれを超える試験電圧VBIを印加してIC1を駆動することにより、当該IC1に対し温度および電圧ストレスを加えて潜在欠陥に起因する特性劣化を加速するようになっている。
次に、本実施形態の作用および効果について説明する。
IC1に組電池10の監視を行わせる通常使用状態においては、図2に示すように端子T5aとT5bとをIC1の外部で接続することにより、回路ブロックBLK1とBLK2とを直列に(電源電圧が加算される向きに)接続する。この場合、IC1の均等化回路2は、組電池10を構成するセルBC1〜BC8の各電圧を均等化するように動作し、過充放電検出回路4は、セルBC1〜BC8の過充電状態または過放電状態を検出するように動作する。
IC1に組電池10の監視を行わせる通常使用状態においては、図2に示すように端子T5aとT5bとをIC1の外部で接続することにより、回路ブロックBLK1とBLK2とを直列に(電源電圧が加算される向きに)接続する。この場合、IC1の均等化回路2は、組電池10を構成するセルBC1〜BC8の各電圧を均等化するように動作し、過充放電検出回路4は、セルBC1〜BC8の過充電状態または過放電状態を検出するように動作する。
一方、IC1のバーンイン試験状態においては、図1に示すようにIC1の回路ブロックBLK1に対応して設けられた端子T1、T2、T3、T4、T5aと回路ブロックBLK2に対応して設けられた端子T5b、T6、T7、T8、T9とをそれぞれ接続することにより、回路ブロックBLK1とBLK2とを並列に接続する。そして、その共通に接続した各端子にバーンイン試験装置18の出力端子U1、U2、U3、U4、U5をそれぞれ接続し、IC1を所定温度の試験雰囲気の下において試験電圧VBIを印加する。IC1は、絶縁分離構造を有しているため、回路ブロックBLK1とBLK2は、それぞれ試験電圧VBIおよびその分圧電圧を受けて独立して動作する。
このとき、IC1の端子T1と端子T5aとの間および端子T5bと端子T9との間、つまり組電池10のセル4個分に対応した回路群に対しそれぞれ試験電圧VBIが印加される。例えば、電源19の電圧VBIが20V、組電池10のセル電圧が3V〜4.1Vの範囲内である場合、本実施形態のバーンイン試験では上記セル電圧に対応させて5V(=20V/4)の試験電圧を印加することができ、回路ブロックBLK1とBLK2つまりIC1全体について動作させながら十分な加速試験を行うことが可能となる。
これに対し、従来のバーンイン試験では、IC1の端子T1と端子T9との間、つまり組電池10のセル8個分に対応した回路群に対し試験電圧VBIが印加されていたので、セル電圧に対応させて2.5V(=20V/8)の試験電圧しか印加することができなかった。
このように、本実施形態のIC1は、互いに直列に接続される関係を有し且つ互いに電気的に絶縁された2つの回路ブロックBLK1、BLK2に分割された状態に構成されているので、バーンイン試験において回路ブロックBLK1、BLK2に対しそれぞれバーンイン試験装置18の試験電圧VBIを与えることができる。ここで、回路ブロックBLK1、BLK2は、ともに4セル分の均等化回路2、過充放電検出回路4がそれぞれ直列接続されて構成されている。このことは、実効的に2倍の試験電圧2・VBIを利用可能となったことと等価である。
これにより、試験電圧VBI(20V)を用いながら実質的にその2倍の試験電圧2・VBI(40V)をIC1全体に印加することができ、IC1に十分なストレスを与えることができる。また、回路ブロックBLK1とBLK2を並列に接続して一度に試験電圧VBIを印加できるので、バーンイン試験の試験時間が増大することもなく、むしろ試験電圧が実効的に2倍となったことにより試験時間を短縮することができる。
組電池10は8つのセルBC1〜BC8が直列に接続されて構成されているため電圧が高くなり、その監視用IC1のバーンイン試験に必要とされる試験電圧VBIが不足し易いという事情がある。本実施形態によれば、組電池10の電圧よりも低い試験電圧VBIしか持たないバーンイン試験装置18を用いてもバーンイン試験が可能になる。また、バーンイン試験において電圧測定装置を用いてIC1の各部電圧を測定する場合、より低い電圧測定レンジを用いて電圧を測定できるので電圧測定精度を高められる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
IC1を2つの回路ブロックBLK1、BLK2の直列回路として構成したが、3つ以上の回路ブロックの直列回路として構成してもよい。これにより、IC1に印加する実効的な試験電圧をさらに高めることができる。この場合、各回路ブロックにおける均等化回路2、過充放電検出回路4の直列接続数は、互いに等しく設定することが好ましい。
IC1を2つの回路ブロックBLK1、BLK2の直列回路として構成したが、3つ以上の回路ブロックの直列回路として構成してもよい。これにより、IC1に印加する実効的な試験電圧をさらに高めることができる。この場合、各回路ブロックにおける均等化回路2、過充放電検出回路4の直列接続数は、互いに等しく設定することが好ましい。
組電池10の監視用ICを例に説明したが、その他の機能を有するICであってもよい。上記IC1では、その性質上各回路ブロックに対応して5つの電源端子を有していたが、少なくとも一対の電源端子を有し且つ該電源端子間に電圧を印加した状態で当該回路ブロックが動作可能となる構成であればよい。
上記実施形態の基準電圧生成回路5は、回路ブロックBLK1、BLK2に分離されていないので、抵抗R1からR8の直列回路全体に対し試験電圧VBIが印加される。ICの端子に余裕がある場合には、抵抗R4とR5をIC内部で接続するのではなくICの端子を介して外部で接続するように構成するとよい。この構成にすれば、基準電圧生成回路5についても実効的に2倍の試験電圧2・VBIを利用可能となる。
回路ブロックBLK1とBLK2を並列接続して一度に試験電圧VBIを印加して試験したが、それぞれ別々に試験電圧VBIを印加して試験してもよい。また、上記試験方法は、パッケージング後のバーンイン試験に限らず、ウェハ(チップ)バーンイン試験、ICテスタを用いた試験(プローブ試験)などにも同様に適用できる。
1はIC(半導体集積回路装置)、2は均等化回路(セル電圧均等化回路)、4は過充放電検出回路(セル過充放電検出回路)、10は組電池(二次電池)、11は単結晶シリコン基板(支持基板)、13は単結晶シリコン層(半導体層)、BLK1、BLK2は回路ブロック、T1、…、T5a、T5b、…、T9は端子(電源端子)、BC1〜BC8はセルである。
Claims (7)
- 支持基板上に当該支持基板と絶縁された状態で形成された半導体層を備え、その半導体層に複数の回路ブロックが互いに絶縁された状態で形成され、
前記各回路ブロックに対応して、当該各回路ブロックに対しそれぞれ電源を供給するための少なくとも一対ずつの電源端子を備え、
前記各回路ブロックは、相異なる回路ブロックの前記電源端子同士を順に接続することにより直列に接続された状態で全体として動作可能であるとともに、前記一対の電源端子間に電圧が印加された状態で独立して動作可能なように構成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 前記各回路ブロックは、複数の二次電池のセルが直列に接続されて構成される組電池について各セルの電圧を均等化する組電池のセル電圧均等化回路および各セルの過剰な充放電状態を検出する組電池のセル過充放電検出回路の少なくとも一方を有していることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
- 電源端子に電圧を印加して行う半導体集積回路装置の試験方法において、
前記半導体集積回路装置は、支持基板上に当該支持基板と絶縁された状態で形成された半導体層を備え、その半導体層に互いに絶縁された状態で複数の回路ブロックが形成されており、その各回路ブロックに対応して、当該各回路ブロックに対しそれぞれ電源を供給するための少なくとも一対ずつの電源端子を備え、
前記半導体集積回路装置の使用状態にあっては、相異なる前記回路ブロックの電源端子同士を順に接続することにより前記各回路ブロックを直列に接続した状態で全体として動作させ、
前記半導体集積回路装置の試験状態にあっては、前記各回路ブロックの電源端子の間にそれぞれ試験電圧を印加することを特徴とする半導体集積回路装置の試験方法。 - 前記半導体集積回路装置の試験状態にあっては、前記各回路ブロックの電源端子同士を共通に接続することにより前記各回路ブロックを並列に接続し、その共通に接続した電源端子の間に電圧を印加することを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置の試験方法。
- 前記半導体集積回路装置は、複数の二次電池のセルが直列に接続されて構成される組電池について各セルの電圧を均等化する組電池のセル電圧均等化回路および各セルの過剰な充放電状態を検出する組電池のセル過充放電検出回路の少なくとも一方を有しており、
前記各回路ブロックは、それぞれ前記各セルに対応して設けられたセル電圧均等化回路またはセル過充放電検出回路を所定数だけ直列に接続した回路により構成されていることを特徴とする請求項3または4記載の半導体集積回路装置の試験方法。 - 前記各回路ブロックにおける前記セル電圧均等化回路またはセル過充放電検出回路の直列接続数は、互いに等しく設定されていることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路装置の試験方法。
- バーンイン試験またはICテスタによる試験を実行することを特徴とする請求項3ないし6の何れかに記載の半導体集積回路装置の試験方法。
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