JP2006201423A - 色要素付き基板、成膜方法、電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、所定の配列パターンで並ぶ多数の色要素領域18R、18G、18Bがバンク13により区画されて形成されたバンク付き基板10Aの色要素領域18R、18G、18Bに対して色要素膜形成用の液状材料111R、111G、111Bを付与し、該付与された液状材料111R、111G、111Bを固化または硬化させて色要素膜を形成してなる色要素付き基板であって、バンク13は、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンク14と、同色の色要素間に位置する同色間バンク15とを有し、異色間バンク14の高さが同色間バンク15の高さより高いことを特徴とする。
【選択図】図8
Description
その一方で、各色要素領域内においては、その隅々まで液状材料を濡れ広がらせる必要がある。そうでないと、色要素膜が形成されない部分が生じ、その部分がいわゆる色抜けとなってしまう。
このようなことから、上述したような方法で製造される色要素付き基板においては、混色や色抜けを防止するとともに、色要素膜の膜厚を均一にする必要があるが、従来、これらを満足するのは容易でない。
本発明の色要素付き基板は、所定の配列パターンで並ぶ多数の色要素領域がバンクにより区画されて形成されたバンク付き基板の前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与し、該付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成してなる色要素付き基板であって、
前記バンクは、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを有し、
前記異色間バンクの高さが前記同色間バンクの高さより高いことを特徴とする。
これにより、上記効果をより確実に発揮させることができる。
本発明の色要素付き基板は、所定の配列パターンで並ぶ多数の色要素領域がバンクにより区画されて形成されたバンク付き基板の前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与し、該付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成してなる色要素付き基板であって、
前記バンクは、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを有し、
前記液状材料に対する前記異色間バンクの最上面の撥液性が前記同色間バンクの最上面の撥液性より大きいことを特徴とする。
このような本発明によれば、液状材料を色要素領域に付与した際に液状材料が異色間バンクを乗り越えることがないので、液状材料が異なる色の液状材料と混ざり合うことで生じる混色を確実に防止することができる。また、色要素領域に付与された液状材料が同色間バンクを乗り越えて、隣接する同色の色要素領域に付与された同色の液状材料とつながって互いに行き来が可能となるので、各色要素領域に付与された液状材料の量にバラツキがあった場合であっても、一つ一つの色要素領域に付与される液状材料の量が平均化される。よって、形成される色要素膜の膜厚を均一にすることができる。さらに、液状材料が同色間バンクを乗り越えて広がるので、各色要素領域の隅々まで液状材料を濡れ広がらせることができ、色要素膜が形成されない部分や膜厚が薄過ぎる部分の発生、すなわち色抜けの発生を確実に防止することができる。このようなことから、色要素膜の膜厚が均一で、かつ混色や色抜けの少ない高品質な色要素付き基板が得られる。
これにより、上記効果をより確実に発揮させることができる。
本発明の色要素付き基板は、所定の配列パターンで並ぶ多数の色要素領域がバンクにより区画されて形成されたバンク付き基板の前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与し、該付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成してなる色要素付き基板であって、
前記バンクは、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを有し、
前記異色間バンクおよび前記同色間バンクは、それぞれ、基部と、前記基部上に形成され、前記基部の表面よりも前記液状材料に対する撥液性が大きい撥液部とを有し、
前記異色間バンクの撥液部の幅が前記同色間バンクの撥液部の幅より大きいことを特徴とする。
このような本発明によれば、液状材料を色要素領域に付与した際に液状材料が異色間バンクを乗り越えることがないので、液状材料が異なる色の液状材料と混ざり合うことで生じる混色を確実に防止することができる。また、色要素領域に付与された液状材料が同色間バンクを乗り越えて、隣接する同色の色要素領域に付与された同色の液状材料とつながって互いに行き来が可能となるので、各色要素領域に付与された液状材料の量にバラツキがあった場合であっても、一つ一つの色要素領域に付与される液状材料の量が平均化される。よって、形成される色要素膜の膜厚を均一にすることができる。さらに、液状材料が同色間バンクを乗り越えて広がるので、各色要素領域の隅々まで液状材料を濡れ広がらせることができ、色要素膜が形成されない部分や膜厚が薄過ぎる部分の発生、すなわち色抜けの発生を確実に防止することができる。このようなことから、色要素膜の膜厚が均一で、かつ混色や色抜けの少ない高品質な色要素付き基板が得られる。
これにより、上記効果をより確実に発揮させることができる。
本発明の色要素付き基板では、前記配列パターンがストライプ配列であることが好ましい。
これにより、色要素領域に付与された液状材料が各色の列ごとにカマボコ状をなして濡れ広がるので、上記効果を顕著に発揮させることができる。
前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与する液状材料付与工程と、
前記色要素領域に付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成する成膜工程とを有する成膜方法であって、
前記バンク形成工程では、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを形成し、かつ、前記異色間バンクの高さが前記同色間バンクの高さより高くなるようにすることを特徴とする。
前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与する液状材料付与工程と、
前記色要素領域に付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成する成膜工程とを有する成膜方法であって、
前記バンク形成工程では、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを形成し、かつ、前記液状材料に対する前記異色間バンクの最上面の撥液性が前記同色間バンクの最上面の撥液性より大きくなるようにすることを特徴とする。
前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与する液状材料付与工程と、
前記色要素領域に付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成する成膜工程とを有する成膜方法であって、
前記バンク形成工程では、基部と、前記基部上に形成され、前記基部の表面よりも前記液状材料に対する撥液性が大きい撥液部とを有するバンクを形成し、かつ、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクの撥液部の幅が同色の色要素間に位置する同色間バンクの撥液部の幅より大きくなるようにすることを特徴とする。
これにより、液状材料を正確な位置に正確な量で付与することができる。
本発明の成膜方法では、前記液状材料付与工程では、相隣接する同色の前記色要素領域に付与された液状材料が前記同色間バンクを超えてつながるように液状材料を付与することが好ましい。
これにより、色要素膜の膜厚をより均一にすることができ、かつ、混色や色抜けの発生をより確実に防止することができる。
これにより、色ムラ等のない高い画質が得られる電気光学装置を安価に提供することができる。
本発明の電子機器は、本発明の電気光学装置を備えることを特徴とする。
これにより、色ムラ等のない高い画質が得られる電気光学装置を備えた電子機器を安価に提供することができる。
本発明の成膜方法は、色要素付き基板の色要素膜を成膜する方法である。本実施形態では、色要素付き基板の一例として、液晶表示装置の構成要素であるカラーフィルタ基板10に本発明を適用した場合を代表して説明する。
図1に示すように、描画装置(インクジェット描画装置)1は、複数の液滴吐出ヘッド2をキャリッジ105に搭載してなるヘッドユニット103と、ヘッドユニット103を水平な一方向(以下、「X軸方向」と言う)に移動させるキャリッジ移動機構(移動手段)104と、後述するバンク付き基板10Aを保持するステージ106と、ステージ106をX軸方向に垂直であって水平な方向(以下、「Y軸方向」と言う)に移動させるステージ移動機構(移動手段)108と、制御手段112とを備えている。
本実施形態における液状材料111は、カラーフィルタ基板10の色要素領域に色要素膜であるフィルタ膜を形成するための顔料が有機溶剤中に溶解または分散してなる有機溶剤インクである。
なお、以下の説明では、赤、緑、青の液状材料111を区別して言うときには、111R、111G、111Bの符号を付し、色を区別しないで総称して言うときには、単に「液状材料111」と言う。
ステージ移動機構108は、X軸方向およびZ軸方向の双方に直交するY軸方向に沿ってステージ106を移動させ、その作動は、制御手段112により制御される。さらに、本実施形態のステージ移動機構108は、Z軸に平行な軸の回りでステージ106を回転させる機能も有しており、これにより、ステージ106に載置されたバンク付き基板10AのZ軸回りの傾斜を微調整して真っ直ぐになるように補正することができる。
なお、制御手段112の詳細な構成および機能は、後述する。
図2に示すヘッドユニット103は、複数の液滴吐出ヘッド2がキャリッジ105に搭載された構成となっている。図2中では、キャリッジ105を仮想線(二点鎖線)で表している。また、液滴吐出ヘッド2を示す実線は、液滴吐出ヘッド2のノズル面(ノズルプレート128)の位置を示している。
また、以下の説明では、これらの液滴吐出ヘッド2を総称する場合には、「液滴吐出ヘッド2」と言い、個々を区別して説明する必要がある場合には、「第1ヘッド21R、第2ヘッド22R、・・・」のように言う。
なお、バンク付き基板10Aについては、後にさらに詳述する。
同様にして、描画装置1は、色要素領域18Gには緑色の液状材料111Gの液滴を着弾させ、色要素領域18Bには青色の液状材料111Bを着弾させるように作動する。
これに対し、ヘッドユニット103の全吐出幅よりも、バンク付き基板10AのX軸方向の幅が大きいものである場合には、ヘッドユニット103とバンク付き基板10Aとの主走査と、キャリッジ移動機構104の作動によるヘッドユニット103のX軸方向への移動(これを「副走査」と呼ぶ)とを交互に繰り返し行うことにより、バンク付き基板10Aの全面に対して液状材料111を付与することができる。
なお、液滴吐出ヘッド2は、図示のような圧電アクチュエータを駆動素子とするものに限らず、静電アクチュエータを用いるものや、電気熱変換素子を用いて液状材料111の熱膨張を利用して液滴を吐出する構成のものであってもよい。
バッファメモリ200と処理部204とは相互に通信可能に接続されている。処理部204と記憶手段202とは、相互に通信可能に接続されている。処理部204と走査駆動部206とは相互に通信可能に接続されている。処理部204とヘッド駆動部208とは相互に通信可能に接続されている。また、走査駆動部206は、キャリッジ移動機構104およびステージ移動機構108と相互に通信可能に接続されている。同様にヘッド駆動部208は、複数の液滴吐出ヘッド2のそれぞれと相互に通信可能に接続されている。
ステージ位置検出手段303は、ステージ106、すなわちバンク付き基板10AのY軸方向の位置(移動距離)を検出し、その検出信号を処理部204へ入力する。
キャリッジ位置検出手段302、ステージ位置検出手段303は、例えばリニアエンコーダ、レーザー測長器等で構成される。
さらに、処理部204は、ステージ移動機構108の作動を制御することにより、ステージ106すなわちバンク付き基板10Aの移動速度を制御する。
制御手段112は、CPU、ROM、RAMを含んだコンピュータであってもよい。この場合には、制御手段112の上記機能は、コンピュータによって実行されるソフトウェアプログラムによって実現される。もちろん、制御手段112は、専用の回路(ハードウェア)によって実現されてもよい。
図6(a)に示すように、ヘッド駆動部208は、1つの駆動信号生成部203と、複数のアナログスイッチASとを有する。図6(b)に示すように、駆動信号生成部203は、駆動信号DSを生成する。駆動信号DSの電位は、基準電位Lに対して時間的に変化する。具体的には、駆動信号DSは、吐出周期EPで繰り返される複数の吐出波形Pを含む。ここで、吐出波形Pは、ノズル25から1つの液滴を吐出するために、対応する振動子124の一対の電極間に印加されるべき駆動電圧波形に対応する。
駆動信号DSは、アナログスイッチASのそれぞれの入力端子に供給される。アナログスイッチASのそれぞれは、ノズル25のそれぞれに対応して設けられている。つまり、アナログスイッチASの数とノズル25の数とは同じである。
なお、図7では、バンク付き基板10Aの向きが図2および図3と比べて90°異なる向きで描かれている。
なお、以下の説明では、赤、緑、青の色要素領域を区別して言うときには、18R、18G、18Bなる符号を付し、色を区別しないときには、「色要素領域18」と総称して言う場合がある。
異色間バンク14の高さH1は、特に限定されないが、通常、0.5〜3μm程度であるのが好ましい。
同色間バンク15の高さH2は、特に限定されないが、通常、0.1〜1.5μm程度であるのが好ましい。
また、液状材料111に対する異色間バンク14の最上面、すなわち撥液部142の上面の撥液性は、同色間バンク15の最上面の撥液性より大きくなっている。
撥液性は、液状材料111との接触角が指標となる。異色間バンク14の最上面を構成する材料と液状材料111との接触角αは、特に限定されないが、通常、40〜80°程度であるのが好ましい。また、同色間バンク15の最上面を構成する材料と液状材料111との接触角βは、特に限定されないが、通常、10〜40°程度であるのが好ましい。前記接触角αと前記接触角βとの比は、0.01≦β/α≦0.99程度であるのが好ましく、0.01≦β/α≦0.3程度であるのがより好ましい。
まず、スパッタ法または蒸着法によって、ガラス基板12上に金属薄膜を形成する。この金属材料としては、例えば、金属クロム、酸化クロム等が挙げられる。その後、フォトリソグラフィー工程によってこの金属薄膜を格子状に残存させることにより、基部141および同色間バンク15が得られる。
撥液部142の構成材料としては、特に限定されないが、優れた撥液性を得る観点からは、フッ素系樹脂を用いるのが好ましい。
また、本実施形態では、異色間バンク14を基部141および撥液部142の2層(2段)で構成したが、1層でも、3層以上でもよい。異色間バンク14を同色間バンク15と同じく1層で構成する場合には、フォトリソグラフィー工程における露光量に違いを持たせて残膜率を変えることによって、両者の高さを違えることができる。
また、異色間バンク14表面の撥液性や、同色間バンク15表面の撥液性、ガラス基板12表面の撥液性を調整することを目的として、撥液化処理や親液化処理を施してもよい。撥液化処理としては、例えば、4フッ化メタンを用いたプラズマ処理が挙げられ、親液化処理としては、例えば、大気圧下の酸素プラズマ処理が挙げられる。
−液状材料付与工程−
色要素領域18R、18G、18Bが形成されたバンク付き基板10Aは、描画装置1のステージ106上に運ばれ、ステージ106に保持される。描画装置1は、ステージ移動機構108を作動させてバンク付き基板10AをY軸方向に移動させてヘッドユニット103の下を通過させながら、液滴吐出ヘッド2から液状材料111R、111G、111Bの液滴をそれぞれ吐出して、色要素領域18R、18G、18Bに付与する。
色要素領域18R、18G、18Bに液状材料111R、111G、111Bが付与されたら、バンク付き基板10Aを図示しない乾燥装置へ搬送し、色要素領域18R、18G、18B内の液状材料111R、111G、111Bを乾燥させる。これにより、図9(e)に示すように、各色要素領域18R、18G、18B上にフィルタ膜111FR、111FG、111FBが得られる。なお、描画装置1での液状材料111R、111G、111Bの付与と、乾燥装置での乾燥とを繰り返し行い、積層することによって最終的なフィルタ膜111FR、111FG、111FBを形成してもよい。
次いで、バンク付き基板10Aを図示しない保護膜形成装置へ搬送し、この保護膜形成装置にて、図9(f)に示すように、フィルタ膜111FR、111FG、111FB、およびバンク13を覆う保護膜(オーバーコート)20を形成する。
フィルタ膜111FR、111FG、111FB、およびバンク13を覆う保護膜20が形成された後に、乾燥装置にて保護膜20を完全に乾燥させる。さらに、図示しない硬化装置にて保護膜20を加熱して完全に硬化することで、バンク付き基板10Aはカラーフィルタ基板10となる。
第2の利点としては、液状材料111が同色間バンク15を乗り越えて、隣接する同色の色要素領域18に付与された同色の液状材料111とつながって互いに行き来が可能となるので、各色要素領域18に付与された液状材料111の量にバラツキがあった場合であっても、一つ一つの色要素領域18に付与される液状材料111の量が平均化される。よって、形成されるフィルタ膜111FR、FG、FBの膜厚を均一にすることができる。
第4の利点としては、描画装置1を用いて液状材料111の液滴を付与する際に、バンク付き基板10Aのストライプ方向に関する位置出し(アライメント)の精度要求が緩くなるので、描画を容易に行うことができ、歩留まりの向上に寄与する。
これに対し、本発明では、同色間バンク15を設けたことによって、各々の色要素領域18内に液状材料111を留まらせる効果を適度に奏しつつ、同色の色要素領域18間での液状材料111の付与量を均一化させる程度に液状材料111の流動を許容することができ、よって、上記のような各効果を奏することができる。
図10に示すバンク付き基板10Bは、同色間バンク15の構成が異なること以外は、前記バンク付き基板10Aと同様である。
バンク付き基板10Bにおける同色間バンク15は、異色間バンク14と同様に、基部151と、この基部151上に形成された撥液部152とで構成されており、基部151の高さおよび構成材料は、基部141と同じになっており、撥液部152の高さおよび構成材料は、撥液部142と同じになっている。
図11および図12は、本発明の色要素付き基板を有機エレクトロルミネッセンス表示装置30に適用した場合の成膜方法を示す断面図である。以下、本発明により有機エレクトロルミネッセンス表示装置30を製造する場合について説明するが、前述したカラーフィルタ基板10を製造する場合との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
異色間バンク401の高さは、同色間バンク401よりも高くなっている。また、異色間バンク401の最上面の撥液性は、同色間バンク401の最上面の撥液性よりも大きくなっているのが好ましい。
上記のようにして色要素領域38R、38G、38Bが形成されたバンク付き基板30Aに対し、図11(a)〜(c)に示すように、前述したカラーフィルタ基板10の場合と同様に、本発明の描画装置1を用いて、各色要素領域38R、38G、38Bに対し、それぞれ、液状材料211R、211G、211Bを付与する。
その後、バンク付き基板30Aを乾燥装置へ移送して、各色要素領域38R、38G、38Bに付与された液状材料211R、211G、211Bを乾燥させることにより、図12(e)に示すように、各色要素領域38R、38G、38B上に発光膜211FR、FG、FBが得られる。
次に、発光膜211FR、211FG、211FB、およびバンク40を覆うように対向電極46を設ける。対向電極46は陰極として機能する。
有機エレクトロルミネッセンス表示装置30において、発光膜211FR、211FG、211FBから発光した光は、画素電極36と、回路素子層34と、ガラス基板32と、を介して射出する。このように回路素子層34を介して光を射出するエレクトロルミネッセンス表示装置は、ボトムエミッション型の表示装置と呼ばれる。
以上、本発明を液晶表示装置(カラーフィルタ基板)や、エレクトロルミネッセンス表示装置に適用した場合について説明したが、本発明は、これらに限定されず、例えば、プラズマ表示装置の背面基板や、電子放出素子を備えた画像表示装置(SED(Surface-Conduction Electron-Emitter Display)またはFED(Field Emission Display)と呼ばれることもある)にも適用することができる。
前述したような方法で製造されたカラーフィルタ基板10を備えた液晶表示装置や、前述したような方法で製造されたエレクトロルミネッセンス表示装置等の画像表示装置1000は、各種電子機器の表示部に用いることができる。
図13は、本発明の電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。
このパーソナルコンピュータ1100においては、表示ユニット1106が画像表示装置1000を備えている。
この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206とともに、画像表示装置1000を表示部に備えている。
図15は、本発明の電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。
ディジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、画像表示装置1000が表示部に設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、被写体を電子画像として表示するファインダとして機能する。
また、ケース1302の正面側(図示の構成では裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部に表示された被写体像を確認し、シャッタボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、回路基板1308のメモリに転送・格納される。
また、本発明は、ストライプ配列の色要素付き基板に限らず、デルタ配列、モザイク配列等の他の配列パターンの色要素付き基板にも適用することができる。
Claims (14)
- 所定の配列パターンで並ぶ多数の色要素領域がバンクにより区画されて形成されたバンク付き基板の前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与し、該付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成してなる色要素付き基板であって、
前記バンクは、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを有し、
前記異色間バンクの高さが前記同色間バンクの高さより高いことを特徴とする色要素付き基板。 - 前記異色間バンクの高さをH1、前記同色間バンクの高さをH2としたとき、0.01≦H2/H1≦0.99なる関係を満足する請求項1に記載の色要素付き基板。
- 所定の配列パターンで並ぶ多数の色要素領域がバンクにより区画されて形成されたバンク付き基板の前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与し、該付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成してなる色要素付き基板であって、
前記バンクは、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを有し、
前記液状材料に対する前記異色間バンクの最上面の撥液性が前記同色間バンクの最上面の撥液性より大きいことを特徴とする色要素付き基板。 - 前記異色間バンクの最上面を構成する材料と前記液状材料との接触角をα、前記同色間バンクの最上面を構成する材料と前記液状材料との接触角をβとしたとき、0.01≦β/α≦0.99なる関係を満足する請求項3に記載の色要素付き基板。
- 所定の配列パターンで並ぶ多数の色要素領域がバンクにより区画されて形成されたバンク付き基板の前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与し、該付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成してなる色要素付き基板であって、
前記バンクは、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを有し、
前記異色間バンクおよび前記同色間バンクは、それぞれ、基部と、前記基部上に形成され、前記基部の表面よりも前記液状材料に対する撥液性が大きい撥液部とを有し、
前記異色間バンクの撥液部の幅が前記同色間バンクの撥液部の幅より大きいことを特徴とする色要素付き基板。 - 前記異色間バンクの撥液部の幅をW1、前記同色間バンクの撥液部の幅をW2としたとき、W2/W1≦0.99なる関係を満足する請求項5に記載の色要素付き基板。
- 前記配列パターンがストライプ配列である請求項1ないし6のいずれかに記載の色要素付き基板。
- 色要素領域を区画するバンクを、多数の前記色要素領域が所定の配列パターンで並ぶように形成するバンク形成工程と、
前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与する液状材料付与工程と、
前記色要素領域に付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成する成膜工程とを有する成膜方法であって、
前記バンク形成工程では、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを形成し、かつ、前記異色間バンクの高さが前記同色間バンクの高さより高くなるようにすることを特徴とする成膜方法。 - 色要素領域を区画するバンクを、多数の前記色要素領域が所定の配列パターンで並ぶように形成するバンク形成工程と、
前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与する液状材料付与工程と、
前記色要素領域に付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成する成膜工程とを有する成膜方法であって、
前記バンク形成工程では、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクと、同色の色要素間に位置する同色間バンクとを形成し、かつ、前記液状材料に対する前記異色間バンクの最上面の撥液性が前記同色間バンクの最上面の撥液性より大きくなるようにすることを特徴とする成膜方法。 - 色要素領域を区画するバンクを、多数の前記色要素領域が所定の配列パターンで並ぶように形成するバンク形成工程と、
前記色要素領域に対して色要素膜形成用の液状材料を付与する液状材料付与工程と、
前記色要素領域に付与された液状材料を固化または硬化させて色要素膜を形成する成膜工程とを有する成膜方法であって、
前記バンク形成工程では、基部と、前記基部上に形成され、前記基部の表面よりも前記液状材料に対する撥液性が大きい撥液部とを有するバンクを形成し、かつ、相異なる色の色要素間に位置する異色間バンクの撥液部の幅が同色の色要素間に位置する同色間バンクの撥液部の幅より大きくなるようにすることを特徴とする成膜方法。 - 前記液状材料付与工程では、液滴吐出ヘッドのノズルから前記液状材料を液滴として吐出し、該液滴を前記色要素領域に付与する請求項8ないし10のいずれかに記載の成膜方法。
- 前記液状材料付与工程では、相隣接する同色の前記色要素領域に付与された液状材料が前記同色間バンクを超えてつながるように液状材料を付与する請求項8ないし11のいずれかに記載の成膜方法。
- 請求項1ないし7のいずれかに記載の色要素付き基板を備えることを特徴とする電気光学装置。
- 請求項13に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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