JP2006202665A - 光源装置 - Google Patents

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康史 市沢
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Abstract

【課題】 光量の低下を抑制しつつ、均一な光が得られる光源装置を実現することを目的にする。
【解決手段】 本発明は、光源と、光ファイバを複数束ねた状態で一体的に形成され、光源の光を入射し、開口数を制限して、出射するファイバ光学プレートとを備えたことを特徴とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、CCDセンサ、CMOSセンサ等の固体撮像素子の検査に用いられる光源装置に関し、光量の低下を抑制しつつ、均一な質の光が得られる光源装置に関するものである。
従来、CCD(電荷結合素子)センサやCMOS(相補正金属酸化膜半導体)センサ等の固体撮像素子の検査では光源装置を用いて、被検査対象である固体撮像素子を既知の色や光量の光を照射し、固体撮像素子からの出力された電気信号をモニタするという構成が用いられている。例えば特許文献1,2等に示されている。
特開平2−90645号公報 特開2002−314054号公報
以下図7を用いて説明する。図7において、ハロゲンランプ1は光を出力する。レンズ2は、ハロゲンランプ1からの光を入射し、ほぼ平行光もしくかわずかに収束する光束とする。ND(ニュートラルデンシティ)フィルタ部3は、モータ3aで回転する円盤上に透過率が異なるNDフィルタ3bが配置され、レンズ2からの光をNDフィルタ3bを通過させる。カラーフィルタ部4は、モータ4aで回転する円盤上に色の異なるカラーフィルタ4bが配置され、NDフィルタ部3からの光をカラーフィルタ4bを通過させる。照度均一化素子5は、カラーフィルタ部4からの光を入射面から入射し、光束をほぼ同一照度分布とし出射面から照射する。輝度補正フィルタ6は、一般的に中央部の透過率を低く設定し、周辺にかけて透過率を高くしたセンターNDタイプの部分透過率補正フィルターが用いられ、照度均一化素子5からの光を入射し、輝度むらを改善する。レンズ7は、輝度補正フィルタ6からの光を入射し、平行光とする。NA(開口数)制限絞り部8は、モータ8aで回転する円盤上に開口数が異なる絞り8bが設けられ、レンズ7からの光を絞り8bを通過させる。レンズ9は、NA制限絞り部8からの光を結像する。CCDセンサ10は被検査対象で、レンズ9からの光が照射される。
このような装置の動作を以下に説明する。ハロゲンランプ1の光が、レンズ2、NDフィルタ部3のNDフィルタ3b、カラーフィルタ部4のカラーフィルタ4bを通過し、照度均一化素子5に入射される。照度均一化素子5が照度を均一化して、輝度補正フィルタ6で輝度補正を行い、レンズ7で平行光にされる。この平行光は、NA制限絞り部8の絞り8bを介して、レンズ9に入射され、レンズ9からCCDセンサ10に入射され、図示しないICテスタにより、CCDセンサ10の試験が行われる。
このような装置で、ハロゲンランプ1を用いた場合、輝度むらがあるため、ハロゲンランプ1の像を直接CCDセンサ10に結像させずに、照度均一化素子5を用いて、均一光を得ている。しかし、照度均一化素子5内での反射回数が少ないので、十分な均一性が得られない。
そこで、照度均一化素子5の前に拡散板やレンズなどを入れて、平行性を乱し照度均一化素子5内での多重反射回数を増やすことで、質の高い均一性を得ることが考えられる。ところが、完全拡散状態となった光は照度均一化素子5の出口で四方八方に発散することになり、CCDセンサ10に与える光量が著しく低くなってしまう。
そこで、本発明の目的は、光量の低下を抑制しつつ、均一な光が得られる光源装置を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
光源と、
光ファイバを複数束ねた状態で一体的に形成され、前記光源の光を入射し、開口数を制限して、出射するファイバ光学プレートと
を備えたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
光源とファイバ光学プレートとの間に、光束をほぼ同一照度分布として出射面から照射する照度均一化素子を設けたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、
光源と照度均一化素子との間に、光源からの光を拡散する拡散板を設けたことを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、
光源と、
多数の光を通す貫通穴を有し、前記光源の光を入射し、開口数を制限して、出射する遮光プレートと
を備えたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、
光の照射を被検査対象の試験に用いることを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、
被検査対象は固体撮像素子であることを特徴とするものである。
本発明によれば以下のような効果がある。
請求項1〜3によれば、ファイバ光学プレートが光源の光をほぼ平行光として照射するので、光量の低下を抑制しつつ、均一な光が得られ、小型化を図ることができる。
請求項4によれば、遮光プレートが光源の光をほぼ平行光として照射するので、光量の低下を抑制しつつ、均一な光が得られ、小型化を図ることができる。
請求項5,6によれば、被検査対象の試験に用いたので、光源を高出力化、大型化せずに、広範囲な均一な光で、複数の被検査対象の同時試験に用いることができる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を示した構成図である。
図1において、光源20は、基板21に複数の色度の異なるLED(発光素子)22が搭載される。拡散板23は、例えば擦りガラスまたは乳白色のアクリル等で、光源20のLED22からの光束を入射面から入射し、拡散して光を出射する。照度均一化素子24は、例えば研磨したガラスの円柱や角柱のようないわゆるライトパイプ、高反射率を有する表面反射鏡などで周囲を囲った中空の角管、円柱管等で、拡散板23からの光を入射面から入射し、光束をほぼ同一照度分布とし出射面から照射する。ファイバ光学プレート25は、例えば、特開2002−207131号公報等に記載されているように、光ファイバを複数束ねた状態で一体的に形成され、照度均一化素子24の光を入射し、開口数を制限して、出射する。照明エリア規制パターン26は、ファイバ光学プレート25からの光の照明エリアを規制する。CCDセンサ27は被検査対象で、照明エリア規制パターン26を透過した光が照射される。
さらに、ファイバ光学プレート25の具体的な構成を図2,3を用いて説明する。
図2に示すように、ファイバ光学プレート25は、数万本以上の光ファイバ250が隙間なく熱融着して形成され、精度よく研磨して板材またはブロックにされる。光ファイバ250は、線径が数μm〜数百μmで、図3に示すように、屈折率n1のコアガラス251の外周に、屈折率n2(<n1)のクラッドガラス252が形成され、クラッドガラス252の外周に光を吸収する吸収体253が形成される。そして、入射角θ1、屈折角(出射角)θ2とすると、スネルの法則により、n1・sinθ1=n2・sinθ2となる。この式で、sinθ2が”1”になっとき、全反射となる。小さい開口数(臨界角が小さい)ファイバを得ようとすれば、コアガラス251の屈折率(n1)とクラッドガラス252の屈折率が比較的小さいものを選択する。これにより、透過させたい光の広がりを制限する。
このような装置の動作を以下に説明する。光源20が、LED22の光を拡散板23に照射する。そして、拡散板23で拡散され、拡散光が照度均一化素子24に入射され、照度均一化素子24が照度を均一化して、ファイバ光学プレート25に出射する。ファイバ光学プレート25は開口数を制限して、光を透過させ、照明エリア規制パターン26が照明エリアを規制して、CCDセンサ27に光が照射される。CCDセンサ27に照射される光は、図4に示されるように、CCDセンサ27の照射エリアのどこでも主光線が垂直に落射される。また、ファイバ光学プレート25は、周辺部と中心部の区別がないため、均一な光量がCCDセンサ27にあてられる。そして、図示しないICテスタにより、CCDセンサ27の試験が行われる。
このような装置では、発明者が従来の装置と比較したところ、20倍以上に明るく照射できるようになった。また、ファイバ光学プレート25が拡散光をほぼ平行光としてCCDセンサ27に照射するので、光量の低下を抑制しつつ、均一な光が得られる。また、ファイバ光学プレート25により、複雑な光学系を用意せずに、拡散光からほぼ平行光が得られるので、小型化を図ることができる。
また、近年、CCDセンサ27等を複数同時に試験するようになり、4個、8個同時試験に移行するにつれ、検査光照射エリアも大きくなり、光量の確保のため、光源を高出力化、大型化する必要が生じた。しかし、ファイバ光学プレート25により、光源20を高出力化、大型化せずに、広範囲な均一な光で、複数のCCDセンサ27の同時試験が行える。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、図5に示すように、ファイバ光学プレート25の代わりに、遮光プレート28を用いる構成でもよい。遮光プレート28は、金属板や黒色樹脂板などの吸収体280に、複数の微細な貫通穴281が設けられ、開口数を制限する構成のものでもよい。規制角θは、貫通穴281の穴径と遮光プレート28の板厚によって、θ=tan-1(穴径/板厚)で決まり、透過率は穴径と板厚に加え、穴径の開口率を乗じて求められる。貫通穴281の内面をできるだけ吸収性を上げるために、ネジを切ったり、低反射の塗料などで、内面反射を低減することで、狙った制限角のみを透過する開口数規制素子にする。
また、図6に示すように、ファイバ光学プレート25の代わりに、遮光プレート29を用いる構成でもよい。遮光プレート29は、板厚が薄い貫通穴プレート290が積層される。貫通穴プレート290は、低い反射率の板材で、エッチングなどで極微細の貫通穴291を複数あけられ、貫通穴291が揃うように、積層される。そして、貫通穴291の穴径が微妙に異なる貫通穴プレート290を積層すれば、遮光性が増し、貫通穴291での内面反射が抑制される。
また、光源20として、LED22を用いた例を示したが、所望の面積を持つ光束を出射できる光源であればよく、ハロゲンランプやメタルハライドランプや面発光するエレクトロルミネセンス光源等でもよい。また、光源20のLED22は単色でもよく、砲弾型のような集光レンズ付のパッケージであっても、レンズをもたないパッケージでもよい。
そして、拡散板23、照度均一化素子24、照明エリア規制パターン26を設けた構成を示したが、光源20が拡散光を出力し、ファイバ光学プレート25を介してCCDセンサ27に光を照射する構成でもよい。また、光源20が拡散光を出力し、照度均一化素子24、ファイバ光学プレート25を介して、CCDセンサ27に光を照射する構成でもよい。
本発明の一実施例を示した構成図である。 ファイバ光学プレート25の具体的構成を示した図である。 光ファイバ250の具体的構成を示した断面図である。 図1に示す装置の動作を説明する図である。 本発明の第2の実施例の要部構成を示した断面図である。 本発明の第3の実施例の要部構成を示した断面図である。 従来の光源装置の構成を示した図である。
符号の説明
20 光源
23 拡散板
24 照度均一化素子
25 ファイバ光学プレート
27 CCDセンサ
28,29 遮光プレート

Claims (6)

  1. 光源と、
    光ファイバを複数束ねた状態で一体的に形成され、前記光源の光を入射し、開口数を制限して、出射するファイバ光学プレートと
    を備えたことを特徴とする光源装置。
  2. 光源とファイバ光学プレートとの間に、光束をほぼ同一照度分布として出射面から照射する照度均一化素子を設けたことを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 光源と照度均一化素子との間に、光源からの光を拡散する拡散板を設けたことを特徴とする請求項2記載の光源装置。
  4. 光源と、
    多数の光を通す貫通穴を有し、前記光源の光を入射し、開口数を制限して、出射する遮光プレートと
    を備えたことを特徴とする光源装置。
  5. 光の照射を被検査対象の試験に用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光源装置。
  6. 被検査対象は固体撮像素子であることを特徴とする請求項5記載の光源装置。
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