JP2006207689A - 二輪車等のフロントフォーク - Google Patents

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Abstract

【課題】 二輪車等において、アウタチューブとインナチューブに作用するサイドフォースがなくなったときのアウタチューブとインナチューブの空走を減少させつつ、サイドフォースが作用したときのアウタチューブとインナチューブの摺動性を確保すること。
【解決手段】 アウタチューブ11とインナチューブ12を、アウタチューブ11の内周とインナチューブ12の外周の間で、両チューブ11、12の軸方向に沿う上下複数か所に設けたブッシュ100、200により摺動自在に嵌合した二輪車等のフロントフォーク10において、上側のブッシュ100と下側のブッシュ200を車両の前後方向に沿う方向で互いに偏心配置したもの。
【選択図】図2

Description

本発明は、二輪車等のフロントフォークに関する。
自動二輪車等のフロントフォークでは、特許文献1に記載の如く、アウタチューブとインナチューブを、アウタチューブの内周とインナチューブの外周の間で、両チューブの軸方向に沿う上下複数か所に設けたブッシュにより摺動自在に嵌合している。
実開平1-161997
自動二輪車では、フロントフォーク10のアウタチューブ11とインナチューブ12に対し、図8(A)に示す定速走行時には車両の進み方向である前方向に向くサイドフォースF1が作用し、図8(B)に示す減速走行時には車両の後方向に向くサイドフォースF2が作用する。サイドフォースF1とサイドフォースF2は反対方向であるから、定速走行から減速走行への切替わりの過程には、サイドフォースが0になるときがあり、フロントフォークのフリクション、例えばアウタチューブに固定の上下のブッシュとインナチューブとのフリクションを低減するものになる。
従来技術では、上下のブッシュを同心配置しており、図9(A)に示す如く、自由状態で、それらのブッシュ1とインナチューブ12との間にクリアランスを設けている。このため、定速走行から減速走行への切替わりによってサイドフォースが0になり、上下のブッシュとインナチューブとのクリアランスが低減すると、それらの間のクリアランスの存在とも相まって、アウタチューブとインナチューブが早く大きく伸縮ストロークする空走を生じ易く、操縦不安定を招く。
尚、アウタチューブとインナチューブの空走を減少させるため、上下のブッシュとインナチューブとの間のクリアランスを小さくしていくと、アウタチューブとインナチューブにサイドフォースが作用したとき、図9(B)に示す如く、インナチューブ12がブッシュ1内で左右に拡張する方向に扁平化してブッシュをかじる等、アウタチューブとインナチューブの摺動性を損なう。
本発明の課題は、二輪車等において、アウタチューブとインナチューブに作用するサイドフォースがなくなったときのアウタチューブとインナチューブの空走を減少させつつ、サイドフォースが作用したときのアウタチューブとインナチューブの摺動性を確保することにある。
請求項1の発明は、アウタチューブとインナチューブを、アウタチューブの内周とインナチューブの外周の間で、両チューブの軸方向に沿う上下複数か所に設けたブッシュにより摺動自在に嵌合した二輪車等のフロントフォークにおいて、上側のブッシュと下側のブッシュを車両の前後方向に沿う方向で互いに偏心配置したものである。
請求項2の発明は、アウタチューブとインナチューブを、アウタチューブの内周とインナチューブの外周の間に設けたブッシュにより摺動自在に嵌合した二輪車等のフロントフォークにおいて、ブッシュを両チューブの軸方向に沿う上下に分割し、分割した上側のブッシュと下側のブッシュを車両の前後方向に沿う方向で互いに偏心配置したものである。
(a)上側ブッシュと下側ブッシュを車両の前後方向で偏心配置した。例えば上側ブッシュを後方寄りに、下側ブッシュを前方寄りに偏心配置したとき、自由状態で、上側ブッシュはインナチューブの前側面(又はアウタチューブの後側面)とのクリアランスを小さく、下側ブッシュはインナチューブの後側面(又はアウタチューブの前側面)とのクリアランスを小さくし、結果として上下のブッシュは前後方向でインナチューブ(又はアウタチューブ)に対し小クリアランスをなす。このとき、上下のブッシュは、左右方向では偏心していないから、左右両サイドで、インナチューブ(又はアウタチューブ)に対し大きなクリアランスを介する。
(b)従って、上述(a)より、上下のブッシュがインナチューブ(又はアウタチューブ)に対し前後方向ではクリアランスを小とするから、定速走行から減速走行への切替わりによってサイドフォースが0になり、上下のブッシュとインナチューブ(又はアウタチューブ)とのクリアランスが低減しても、そのフリクションの低減幅は小さく、アウタチューブとインナチューブが早く大きく伸縮ストロークする空走を減少させることができる。
(c)他方、アウタチューブとインナチューブにサイドフォースが作用すると、インナチューブ(又はアウタチューブ)が上下のブッシュに対して左右に拡張する方向に扁平化するものの、上述(a)より、上下のブッシュとインナチューブ(又はアウタチューブ)とは左右両サイドに大きなクリアランスを確保しており、アウタチューブとインナチューブの摺動性を確保できる。
図1はフロントフォークを示す全体断面図、図2は実施例1の模式図、図3は図2のIII−III線に沿う矢視図、図4は実施例2の模式図、図5はブッシュの分割構造を示す模式図、図6は図4のVI−VI線に沿う矢視図、図7は各種フロントフォークへの適用例を示す模式図、図8は自動二輪車に作用するサイドフォースを示す模式図、図9は従来例を示す模式図である。
自動二輪車の倒立型フロントフォーク10は、図1に示す如く、車体側のアウタチューブ11に、車軸側のインナチューブ12を摺動自在に挿入して倒立にし、両チューブ11、12の間に懸架スプリング13を介装するとともに、単筒型ダンパ14を正立にして内装している。
アウタチューブ11の内周の上下2位置には、インナチューブ12をガイドする上下のブッシュ100、200が嵌着されている。アウタチューブ11の下端内周部には、オイルシール17、ダストシール18が嵌着されている。
アウタチューブ11は不図示のアッパ及びロアのブラケットを介して車体側に支持され、インナチューブ12は車軸ブラケット19を介して車軸に結合される。
車軸ブラケット19の底部には、ダンパ14のダンパシリンダ21の下端部がボトムボルト22により固定されて立設している。アウタチューブ11の上端部にはキャップ23が螺着され、キャップ23の中心部に設けたロッド結合部24に中空ピストンロッド25を螺着し、このピストンロッド25の先端部をダンパシリンダ21の上端開口部に設けたロッドガイド26の内周に摺接案内させて該ダンパシリンダ21の内部に挿入している。
キャップ23のロッド結合部24周囲にはばね荷重調整スリーブ27が螺着され、このばね荷重調整スリーブ27により押動される押動ロッド27Aは、アウタチューブ11の内部でばね受28を支持している。インナチューブ12の内部で、ダンパシリンダ21の上端外周部にはばね受29が圧入されている。ばね受28とばね受29の間に前述の懸架スプリング13が介装される。ばね荷重調整スリーブ27の回転操作により、ばね受28を上下動し、懸架スプリング13の初期荷重を調整可能にする。
アウタチューブ11とインナチューブ12の内部で、ダンパシリンダ21の外周部には、油溜室31と気体室32が設けられる。油溜室31の作動油は、前述のブッシュ100、200の潤滑等に寄与する。懸架スプリング13と、気体室32の気体ばねが、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
ダンパ14は、ピストンバルブ装置(伸側減衰力発生装置)40とボトムバルブ装置(圧側減衰力発生装置)50を有する。ダンパ14は、ピストンバルブ装置40とボトムバルブ装置50が発生する減衰力により、懸架スプリング13と気体ばねによる衝撃力の吸収に伴なうアウタチューブ11とインナチューブ12の伸縮振動を制振する。
ピストンバルブ装置40は、ピストンロッド25の先端部に固定したピストン41により、ダンパシリンダ21の内部をピストン側油室42Aとロッド側油室42Bに区画し、ピストン側油室42Aとロッド側油室42Bを連絡可能にする伸側流路43と圧側流路44(不図示)のそれぞれに、伸側ディスクバルブ43Aと圧側チェックバルブ44Aを設ける。
また、ピストンバルブ装置40は、ロッド結合部24の内周側に減衰力調整ロッド45を設け、この減衰力調整ロッド45に固定される減衰力調整チューブ46をピストンロッド25の中空部に通し、減衰力調整チューブ46の先端ニードル46Aにより、ピストン41に設けてあるピストン側油室42Aとロッド側油室42Bのバイパス路47の流路面積を調整可能にする。
ボトムバルブ装置50は、ボトムボルト22に螺着されてダンパシリンダ21を前述の如くに車軸ブラケット19の底部に立設するボトムピース51を有し、ピストン側油室42Aの下方にボトムバルブ室52を区画形成する。ボトムバルブ室52はダンパシリンダ21に設けた油孔により油溜室31に連通している。ボトムピース51は、ピストン側油室42Aとボトムバルブ室52を連絡可能にする圧側流路53と伸側流路54(不図示)のそれぞれに、圧側ディスクバルブ53Aと伸側ディスクバルブ54Aを設ける。
また、ボトムバルブ装置50は、車軸ブラケット19、ボトムボルト22、ボトムピース51に、ピストン側油室42Aと油溜室31のバイパス路55を設け、車軸ブラケット19に螺着した減衰力調整ロッド56の先端ニードル56Aにより、バイパス路55の流路面積を調整可能にする。
従って、フロントフォーク10は以下の如くに減衰作用を行なう。
(圧縮時)
フロンフォーク10の圧縮時には、ボトムバルブ装置50において、圧側流路53の圧側ディスクバルブ53A或いはバイパス路55のニードル56Aを流れる油により圧側減衰力を生じ、ピストンバルブ装置40では殆ど減衰力を生じない。
(伸張時)
フロントフォーク10の伸張時には、ピストンバルブ装置40において、伸側流路43の伸側ディスクバルブ43A或いはバイパス路47のニードル46Aを流れる油により伸側減衰力を生じ、ボトムバルブ装置50では殆ど減衰力を生じない。
尚、フロントフォーク10の最圧縮時には、ダンパシリンダ21の外側で、ピストンロッド25に設けたオイルロックピース61を、ダンパシリンダ21の先端外周部のばね受29に一体に設けたオイルロックカラー62に嵌合し、オイルロックカラー62のオイルロック油室を圧縮することで最圧縮時の緩衝を行なう。
また、フロントフォーク10の最伸張時には、ダンパシリンダ21の上端内周部に配置したリバウンドスプリング63を、ピストンロッド25の先端部に設けたピストン41の側のスプリングストッパ64に衝合し、最伸張時の緩衝を果たす。
しかるに、フロントフォーク10にあっては、図8(A)、(B)により前述した如く、定速走行から減速走行への切替わりによってアウタチューブ11とインナチューブ12に作用するサイドフォースがなくなり、アウタチューブ11とインナチューブ12が早く大きく伸縮ストロークする空走を減少させつつ、サイドフォースが作用したときのアウタチューブ11とインナチューブ12の摺動性を確保するため、以下の構成を具備する。
フロントフォーク10は、アウタチューブ11とインナチューブ12を、アウタチューブ11の内周とインナチューブ12の外周の間で、両チューブ11、12の軸方向に沿う上下2か所に設けたブッシュ100、200により摺動自在に嵌合している。フロントフォーク10は、前述した如く、アウタチューブ11を車体側に、インナチューブ12を車軸側に設ける倒立型であり、アウタチューブ11の内周にブッシュ100、200を固定し、これらのブッシュ100、200の内周をインナチューブ12が摺動するようにしたもの(図7(A))である。
(実施例1)(図2、図3)
実施例1のフロントフォーク10は、アウタチューブ11の内周の上下2か所に切削加工により環状溝101、201を形成し、それらの環状溝101、201にブッシュ100、200を装填して固定するに際し、上側ブッシュ100と下側ブッシュ200をアウタチューブ11の軸方向視で、車両の前後方向に沿う方向で互いに偏心配置した。本実施例では、図2、図3に示す如く、上側ブッシュ100を後方寄りに、下側ブッシュ200を前方寄りに偏心配置した(上側ブッシュ100を前方寄りに、下側ブッシュ200を後方寄りに偏心配置しても可)。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)上側ブッシュ100を後方寄りに、下側ブッシュ200を前方寄りに偏心配置したから、自由状態で、上側ブッシュ100はインナチューブ12の前側面とのクリアランスを小さく、下側ブッシュ200はインナチューブ12の後側面とのクリアランスを小さくし、結果として上下のブッシュ100、200は前後方向でインナチューブ12に対し小クリアランスをなす。このとき、上下のブッシュ100、200は、左右方向では偏心していないから、左右両サイドでインナチューブ12に対し大きなクリアランスを介する。
(b)従って、上述(a)より、上下のブッシュ100、200がインナチューブ12に対し前後方向ではクリアランスを小さくするから、定速走行から減速走行への切替わりによってサイドフォースが0になり、上下のブッシュ100、200とインナチューブ12とのフリクションが低減しても、そのフリクションの低減幅は小さく、アウタチューブ11とインナチューブ12が早く大きく伸縮ストロークする空走を減少させることができる。
(c)他方、アウタチューブ11とインナチューブ12にサイドフォースが作用すると、インナチューブ12が上下のブッシュ100、200に対して左右に拡張する方向に扁平化するものの、上述(a)より、上下のブッシュ100、200とインナチューブ12とは左右両サイドに大きなクリアランスを確保しており、アウタチューブ11とインナチューブ12の摺動性を確保できる。
(実施例2)(図4〜図6)
実施例2のフロントフォーク10は、上側ブッシュ100を両チューブ11、12の軸方向に沿う上下に分割し、分割した上側分割上部ブッシュ100Aと上側分割下部ブッシュ100Bをアウタチューブ11の内周上部に上下並べて形成した環状溝101A、101Bに装填して固定するに際し、上側分割上部ブッシュ100Aと上側分割下部ブッシュ100Bをアウタチューブ11の軸方向視で、車両の前後方向に沿う方向で互いに偏心配置した。本実施例では、図4〜図6に示す如く、上側分割上部ブッシュ100Aを後方寄りに、上側分割下部ブッシュ100Bを前方寄りに偏心配置した(上側分割上部ブッシュ100Aを前方寄りに、上側分割下部ブッシュ100Bを後方寄りに偏心配置しても可)。
同時に、フロントフォーク10は、下側ブッシュ200を両チューブ11、12の軸方向に沿う上下に分割し、分割した下側分割上部ブッシュ200Aと下側分割下部ブッシュ200Bをアウタチューブ11の内周下部に上下並べて形成した環状溝201A、201Bに装填して固定するに際し、下側分割上部ブッシュ200Aと下側分割下部ブッシュ200Bをアウタチューブ11の軸方向視で、車両の前後方向に沿う方向で互いに偏心配置した。本実施例では、図4に示す如く、下側分割上部ブッシュ200Aを前方寄りに、下側分割下部ブッシュ200Bを後方寄りに偏心配置した(下側分割上部ブッシュ200Aを後方寄りに、下側分割下部ブッシュ200Bを前方寄りに偏心配置しても可)。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(1)上側ブッシュ100内で、後方寄りの上側分割上部ブッシュ100Aと前方寄りの上側分割下部ブッシュ100Bは、実施例1の(a)と同様に、前後方向で互いに偏心し、インナチューブ12に対し小クリアランスをなし、左右方向では偏心していないから、インナチューブ12に対し大きなクリアランスをなす。これにより、上側分割上部ブッシュ100Aと上側分割下部ブッシュ100Bは、実施例1の(b)、(c)と同様に、サイドフォースがなくなったときのアウタチューブ11とインナチューブ12の空走を減少させつつ、サイドフォースが作用したときのアウタチューブ11とインナチューブ12の摺動性を確保する。
(2)下側ブッシュ200内でも、前方寄りの下側分割上部ブッシュ200Aと後方寄りの下側分割下部ブッシュ200Bは、上述(1)と実質的に同様に、サイドフォースがなくなったときのアウタチューブ11とインナチューブ12の空走を減少させつつ、サイドフォースが作用したときのアウタチューブ11とインナチューブ12の摺動性を確保する。
(3)上側ブッシュ100と下側ブッシュ200の間でも、後方寄りの上側分割上部ブッシュ100A、下側分割下部ブッシュ200Bと前方寄りの上側分割下部ブッシュ100B、下側分割上部ブッシュ200Aが実施例1の(a)と同様に、前後方向で互いに偏心し、インナチューブ12に対し小クリアランスをなし、左右方向では偏心していないから、インナチューブ12に対し大きなクリアランスをなす。これにより、上側分割上部ブッシュ100A、下側分割下部ブッシュ200Bと上側分割下部ブッシュ100B、下側分割上部ブッシュ200Aは、実施例1の(b)、(c)と同様に、サイドフォースがなくなったときのアウタチューブ11とインナチューブ12の空走を減少させつつ、サイドフォースが作用したときのアウタチューブ11とインナチューブ12の摺動性を確保する。
実施例1、2は、図7(A)のフロントフォーク10に本発明を適用したものであるが、本発明は図7(B)〜(D)のフロントフォーク10にも適用できる。
図7(B)のフロントフォーク10は、アウタチューブ11を車体側に、インナチューブ12を車軸側に設ける倒立型であり、インナチューブ12の上端外周の環状溝に上側ブッシュ100を、アウタチューブ11の下端内周の環状溝に下側ブッシュ200を固定し、上側ブッシュ100の外周をアウタチューブ11が摺動し、下側ブッシュ200の内周をインナチューブ12が摺動するようにしたものである。これらのブッシュ100、200に実施例1又は実施例2の構成を適用できる。
図7(C)のフロントフォーク10は、アウタチューブ11を車軸側に、インナチューブ12を車体側に設ける正立型であり、アウタチューブ11の上下の内周の環状溝にブッシュ100、200を固定し、ブッシュ100、200の内周をインナチューブ12が摺動するようにしたものである。これらのブッシュ100、200に実施例1又は実施例2の構成を適用できる。
図7(D)のフロントフォーク10は、アウタチューブ11を車軸側に、インナチューブ12を車体側に設ける正立型であり、アウタチューブ11の上端内周の環状溝に上側ブッシュ100を、インナチューブ12の下端外周の環状溝に下側ブッシュ200を固定し、上側ブッシュ100の内周をインナチューブ12が摺動し、下側ブッシュ200の外周をアウタチューブ11が摺動するようにしたものである。これらのブッシュ100、200に実施例1又は実施例2の構成を適用できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1はフロントフォークを示す全体断面図である。 図2は実施例1の模式図である。 図3は図2のIII−III線に沿う矢視図である。 図4は実施例2の模式図である。 図5はブッシュの分割構造を示す模式図である。 図6は図4のVI−VI線に沿う矢視図である。 図7は各種フロントフォークへの適用例を示す模式図である。 図8は自動二輪車に作用するサイドフォースを示す模式図である。 図9は従来例を示す模式図である
符号の説明
10 フロントフォーク
11 アウタチューブ
12 インナチューブ
100 上側ブッシュ
100A 上側分割上部ブッシュ
100B 上側分割下部ブッシュ
200 下側ブッシュ
200A 下側分割上部ブッシュ
200B 下側分割下部ブッシュ

Claims (2)

  1. アウタチューブとインナチューブを、アウタチューブの内周とインナチューブの外周の間で、両チューブの軸方向に沿う上下複数か所に設けたブッシュにより摺動自在に嵌合した二輪車等のフロントフォークにおいて、
    上側のブッシュと下側のブッシュを車両の前後方向に沿う方向で互いに偏心配置したことを特徴とする二輪車等のフロントフォーク。
  2. アウタチューブとインナチューブを、アウタチューブの内周とインナチューブの外周の間に設けたブッシュにより摺動自在に嵌合した二輪車等のフロントフォークにおいて、
    ブッシュを両チューブの軸方向に沿う上下に分割し、分割した上側のブッシュと下側のブッシュを車両の前後方向に沿う方向で互いに偏心配置したことを特徴とする二輪車等のフロントフォーク。
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