JP2006209486A - 電源電圧監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 各種の電圧に対して、従来の独立した電源監視機能を持ちつつ、かつ、低コストな電源監視システムを実現する。
【解決手段】 基準電源と、この基準電源をオンオフするスイッチと、このスイッチを介して前記基準電源の電圧を複数の電圧に変換する複数の電圧変換手段と、前記電圧変換手段で変換したそれぞれの電圧レベルを監視する複数の電圧監視手段からなり、前記電圧変換手段で変換した電圧のいずれかが所定のレベルを超えたときに前記電圧監視手段から信号を発して前記スイッチをオフとする電圧監視装置において、前記複数の電圧監視手段の少なくとも一つをCPUを用いて構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロセス入出力モジュール等の機器のように、基準電源の電圧をスイッチを介して入力し昇圧もしくは降圧して各種の回路に供給するようにした電源電圧監視システムにおいて、前記昇圧もしくは降圧した電圧の少なくとも一つが所定の電圧レベルを超えたときに前記スイッチをオフとするように構成した電源電圧監視システムに関するものである。
電源の監視において、供給される電源電圧の不安定を検出するものとして下記の文献が知られている。その文献に記された技術は、異なる直流電源により稼動する回路を混在する装置に対する電源監視の回路構成において、直流電源の異常を検出する各直流電源毎の電源監視回路に加えてシステムの暴走を監視するウォッチドッグタイマ回路を設け、一つの電源監視回路がウォッチドッグタイマ回路から出力されるリセット信号を入力した際には自己回路が検出する電源監視と同一の一つのリセット信号で出力するものである。
特開2000−339069号公報
また、基準電源の電圧を昇圧もしくは降圧した電圧の少なくとも一つが所定の電圧レベルを超えたときに前記基準電源のスイッチをオフとするように構成した電源電圧監視システムとして図4に示すものがある。
図4において、1は基準電源電圧(例えば24V)のオンオフを行うスイッチである。
2a,2b・・・2nはスイッチ1に接続されたレギュレータ(電圧変換手段)で、レギュレータ2aは24Vの基準電圧を12Vに降圧する。レギュレータ2bはレギュレータ2aの後段に接続され12Vの電圧を9Vに降圧し、レギュレータ2nは同じく9Vの電圧を5Vに降圧する。
3a,3b・・・3nは電源監視手段であり、電源監視手段3aはレギュレータ2aで降圧された電圧12Vの電圧レベル(OVP オーバボルテージプロテクション、UVP アンダボルテージプロテクション)を監視し、電源監視手段3bはレギュレータ2bで降圧された電圧9Vの電圧レベル(OVP,UVP)を監視し、電源監視手段3nはレギュレータ2nで降圧された電圧5Vの電圧レベルを監視する。
4はオア回路であり、電源監視手段3a〜3nで監視している各電源電圧のいずれかがが所定のレベルを超えたときにそれらの電源監視手段から発信された信号が入力される。
なお、図では省略するが、降圧された各電圧は各種の回路(電子機器)に送られてそれらの回路の動作電圧等として機能する。
上述の電源電圧監視システムにおいて、レギュレータ2a〜2nで電圧変換された電圧のうちいずれかの電圧が所定のレベルを超えた場合、その電圧で動作している各種の回路(電子機器)に故障を含む異常が発生する。電源監視手段3a〜3nはそれらの電圧のうちいずれかの電圧が所定の電圧レベルを超えたことを検出し、オア回路4にコントロール信号を送信する。オア回路4はその信号をスイッチ1に送信してオフとする。その結果電圧変換された電圧を使用する各種回路を保護することができる。
しかしながら、上述の従来例では、全ての電圧監視手段をハードウエアにより構成しているので回路実装の規模が大きくなりコスト高になるという問題があった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたもので、各種の電圧に対して、従来の独立した電源監視機能を持ちつつ、かつ、低コストな電源監視システムを提供することを目的とする。
このような課題を達成するために本発明は、請求項1においては、
基準電源と、この基準電源をオンオフするスイッチと、このスイッチを介して前記基準電源の電圧を複数の電圧に変換する複数の電圧変換手段と、前記電圧変換手段で変換したそれぞれの電圧レベルを監視する複数の電圧監視手段からなり、前記電圧変換手段で変換した電圧のいずれかが所定のレベルを超えたときに前記電圧監視手段から信号を発して前記スイッチをオフとする電圧監視装置において、前記複数の電圧監視手段の少なくとも一つをCPUを用いて構成したことを特徴とする。
請求項2においては、請求項1に記載のプラント電源監視装置において、
CPUにおける電圧監視手段はCPUのファームウエアにインストールしたソフトウエアにより構成されていることを特徴とする。
請求項3においては、
ファームウエアに電圧監視手段として機能するソフトウエアをインストールした第1CPUと、このCPUと通信回線を介して接続された第2CPUと、基準電源からの電圧をスイッチを介して取り込んで電圧変換を行い前記第1CPUに出力する第1電圧変換手段と、この第1電圧変換手段の後段に接続された第2電圧変換手段と、この第2電圧変換手段の電圧レベルを監視する電圧監視手段からなり、前記第1電圧変換手段の電源レベルが所定のレベルを超えたときは前記第1CPUは前記通信回線および第2CPUを介して前記スイッチをオフとし、前記第2電圧変換手段の電源レベルが所定のレベルを超えたときは前記電圧監視手段は前記第2CPUを介して前記スイッチをオフとすると共に、前記第1CPU及び第2電圧変換手段で変換された電圧を使用する各種回路にリセット信号を発するように構成したことを特徴とする。
以上説明したことから明らかなように、本発明の請求項1および2によれば、複数の電圧監視手段の少なくとも一つをCPUで置き換え、CPUにおける電圧監視手段をCPUのファームウエアにインストールしたソフトウエアにより構成したので、多数の電圧の監視が可能となり、高価なハードウエア(HW)の使用を最低限に抑えることができる。。
また、本発明の請求項3によれば、ハードウエアを用いることによるコストダウンが可能であり、ハードウエアである電源監視手段3のリセット信号を用いて第1CPU6aの機能を停止すると共に各種回路の動作を停止するので、確実にシステムを停止することができる。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
一般にプロセス入出力装置などにおいては、自己診断又は切り替え等を実現するために汎用のワンチップマイクロプロセッサ(μP)が使用されている。この汎用ワンチップμP
などには通常標準でADコンバータが実装されている。
本発明では、このμPのADコンバータを利用することで電圧監視(OVP/UVP)機能を実現し、これまでハードウエア(HW)により個別に構成されていた電圧監視手段の一部をμPにより実現する。
ただし、μPを駆動させるために使用する5V電源の電圧監視手段は従来通りハードウエアにより構成する。
これらμPおよびハードウエアにより構成された電源電圧監視機能により過電圧/低電圧を検出した場合、回路への24Vをオフとすることで給電を停止させる。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。
図1において、図4の従来例と同一要素には同一符号を付している。6はCPUであり、このCPUは標準的に装備されたマルチプレクサ6a及びAD変換器6bを有している。マルチプレクサ6aにはスイッチ(SW)1を介してレギュレータ2a〜2cで降圧された複数の電圧が入力される。AD変換器6bはマルチプレクサが順次取り込んだ電圧をA/D変換して電圧レベル診断手段6cに送出する。電圧レベル診断手段6cはファームウエア(FW)に組み込まれたソフトウエアであり、レギュレータ2a〜2cで降圧された電圧が所定のレベルに維持されているかを判断する。
最終段のレギュレータ2nは、ここではCPU6の駆動電圧である5Vまで降圧され、その出力はハードウエアで構成された電圧監視手段3nに入力される。電圧監視手段3nは降圧された電圧が所定の電圧レベルに維持されているか否かを診断する。
上述の構成において、レギュレータで降圧された各電圧のいずれかが所定のレベルを超えてた場合はオア回路4aに信号が発せられスイッチ(SW)1をオフとする。
このような構成によれば、システムで使われているCPUを利用し、電圧レベル診断のためのソフトウエアをCPUのファームウエアに追加するだけで、多数の電圧の監視が可能となり、高価なハードウエア(HW)の使用を最低限に抑えることができる。
図2は他の実施例を示すもので、1は基準電圧(例えば24V)をオンオフするスイッチ、7は基準電圧24Vを例えば9Vに降圧して第1CPU6aおよびレギュレータ2に出力するDC/DC変換器(第1電圧変換手段)である。なお、図では省略するが、第1CPU6aにはファームウエアに第1電圧監視手段として機能するソフトウエアがインストールされている。
レギュレータ2(第2電圧変換手段)はDC/DC変換器7で降圧された9Vの電圧を入力し例えば5Vに降圧する。降圧された5Vの電圧は各種回路の電源として供給されると共にハードウエア(HW)からなる第2電圧監視手段3に出力される。6dは第1CPUと通信回線8を介して接続された第2CPUである。
上述の構成において、DC/DC変換器7で降圧された電源レベルが所定のレベルを超えたときは、第1CPU6aは通信回線8を介して第2CPU6dに信号を発信する。第2CPU6dはその信号をトリガーとしてコントロール信号を発してスイッチ1をオフとする。
また、第2電圧変換手段(レギュレータ)2で降圧した電源レベルが所定のレベルを超えたときは、電圧監視手段3は第2CPU6dを介してスイッチ1をオフとすると共に、第1CPU6aにリセット信号を発してこのCPUの機能を停止する。このリセット信号は各種回路へも送信され5Vで動作している各種回路の動作を停止させる。
上述の構成によれば、DC/DC変換器7の電圧変動は第1CPU6aにインストールしたソフトウエアによる電圧監視手段を用いて検出するので従来のハードウエアを用いることによるコストダウンが可能である。また、ハードウエアである電源監視手段3のリセット信号を用いて第1CPU6aの機能を停止すると共に各種回路の動作を停止するので確実なシステムの停止が可能である。
図3は他の実施例を示すもので、図2で示す第1CPU6aとレギュレータ2およびハードウエアによる電圧監視手段3を複数段に構成したものである。
図において、1は基準電圧(例えば24V)をオンオフするスイッチ、7は24Vの基準電圧を9Vに降圧するDC/DC変換器、2a,2b・・・2nはレギュレータであり、DC/DC変換器7で降圧された9Vの電圧を更に5Vに降圧する。
9Vの電圧はファームウエアに第1電圧監視手段として機能するソフトウエア6c(図2参照)がインストールされた複数のCPU6aに入力されて所定の電圧レベルであるか否かが監視されている。また、レギュレータ2a,2b・・・2nで降圧された5Vの電圧はハードウエア(HW)からなる第2電圧監視手段3a,3b・・・3nに出力される。
この第2電圧監視手段3a,3b・・・3nの出力も複数のCPU6a1,6a2・・・6anに入力されると共にオア回路4に入力される。
8は通信ラインで第1CPU6a1,6a2・・・6an同士を接続すると共に第2CPU6dに接続されている。なお、9V,5Vの電圧は各種回路(図示省略)の電源として供給される。
上述の構成によれば、セイフ回路が第1CPUのみで構成されているので低コスト化を実現することができる。
なお、以上の説明は、本発明の説明および例示を目的として特定の好適な実施例を示したに過ぎない。例えば実施例ではレギュレータにより24Vの電圧を15V,12V,9V,5Vのように示したがこれらの数値に限定するものではなく、回路で使用する電圧に応じて適宜昇圧又は降圧することができる。
従って本発明は、上記実施例に限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲で更に多くの変更、変形を含むものである。
本発明の電源監視装置の一実施例を示す構成図である。 他の実施例を示す図である。 他の実施例を示す図である。 従来より用いられている電源監視装置の一例を示す図である。
符号の説明
1 スイッチ
2 レギュレータ
3 電圧監視正手段
4 オア回路
6 CPU
7 DCDC変換器
8 通信回線

Claims (3)

  1. 基準電源と、この基準電源をオンオフするスイッチと、このスイッチを介して前記基準電源の電圧を複数の電圧に変換する複数の電圧変換手段と、前記電圧変換手段で変換したそれぞれの電圧レベルを監視する複数の電圧監視手段からなり、前記電圧変換手段で変換した電圧のいずれかが所定のレベルを超えたときに前記電圧監視手段から信号を発して前記スイッチをオフとする電圧監視装置において、前記複数の電圧監視手段の少なくとも一つをCPUを用いて構成したことを特徴とする電源監視装置。
  2. CPUにおける電圧監視手段はCPUのファームウエアにインストールしたソフトウエアにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプラント電源監視装置。
  3. ファームウエアに電圧監視手段として機能するソフトウエアをインストールした第1CPUと、このCPUと通信回線を介して接続された第2CPUと、基準電源からの電圧をスイッチを介して取り込んで電圧変換を行い前記第1CPUに出力する第1電圧変換手段と、この第1電圧変換手段の後段に接続された第2電圧変換手段と、この第2電圧変換手段の電圧レベルを監視する電圧監視手段からなり、前記第1電圧変換手段の電源レベルが所定のレベルを超えたときは前記第1CPUは前記通信回線および第2CPUを介して前記スイッチをオフとし、前記第2電圧変換手段の電源レベルが所定のレベルを超えたときは前記電圧監視手段は前記第2CPUを介して前記スイッチをオフとすると共に、前記第1CPU及び第2電圧変換手段で変換された電圧を使用する各種回路にリセット信号を発するように構成したことを特徴とする電源監視装置。

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