JP2006233902A - ラッシュアジャスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッシュアジャスタにおいて、動弁機構の作動性の向上を図る。
【解決手段】上端部にアーマチャシャフト29が作用するリザーバキャップ61をシリンダ18内に摺動自在に支持すると共に、下端部に弁体12が作用するプランジャボディ51をシリンダ18内に摺動自在に支持し、プランジャ52をリザーバキャップ61側に付勢されるようにプランジャ収容部51bに摺動自在に収容して油圧室53及びリザーバ室55を形成し、リザーバ室55及び油圧室53に作動油を供給する油供給路49を設けて構成し、シリンダ18とプランジャボディ51との摺動クリアランスを、シリンダ18とリザーバキャップ61との摺動クリアランスより大きく設定すると共に、プランジャボディ51の外周面に窪み51cを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の動弁装置にて、各構成部材の隙間を調整するためのラッシュアジャスタに関するものである。
例えば、内燃機関においては、燃焼室での燃焼によりエンジン本体が高温となり、その熱が動弁機構に伝達されて動弁機構も高温となることから、熱膨張差が生じて動弁機構の作動が不安定になるため、これを防止するために動弁機構における各構成部材の隙間を調整するラッシュアジャスタが設けられている。このラッシュアジャスタは、動弁機構の作動中に変位する構成部材間に介在して、これらの間隔の変化に追随して隙間の発生を防止するものであり、また、動弁機構の作動音及び作動時の摩耗を減少させることができる。
内燃機関に適用される従来ラッシュアジャスタとしては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された油圧式ラッシュアジャスタは、シリンダ内にプランジャボディ及びリザーバキャップが摺動自在に配設され、このプランジャボディ内にプランジャが摺動自在に収容されて油圧室が形成されると共に、このプランジャに上向きに開口したリザーバ室が設けられ、リザーバ室と油圧室とを連通する連通路にチェックボールが設けられたものである。
従って、カム機構によりリザーバキャップが押圧されると、この押圧力によりプランジャが押されて油圧室の圧力が高くなってチェックボールにより連通路が閉じられ、プランジャと共にプランジャボディが下降してバルブを開弁状態とする。そして、カムによるリザーバキャップの押圧動作がなくなると、油圧室の圧力が維持されたままバルブが上がりはじめ、バルブが閉弁するとプランジャがスプリングにより移動してバルブクリアランスをなくすと同時に、連通路が開放されてリザーバ室から高圧室に作動油が流れて待機状態となる。
特開2000−161026号公報
上述した特許文献1では、シリンダ内にプランジャボディ及びリザーバキャップが摺動自在に支持され、カム機構の押圧力によりこのプランジャボディ及びリザーバキャップが下方に移動してバルブを開弁する一方、バルブスプリングの付勢力によりプランジャボディ及びリザーバキャップが上方に移動してバルブを閉弁するようになっている。この場合、シリンダの内周面に対してプランジャボディ及びリザーバキャップが摺動するため、ここに摺動抵抗が生じる。すると、カム機構の駆動力やバルブスプリングの付勢力がバルブに適正に伝達されず、バルブを高精度に開閉することができずに燃焼が悪化して燃費が悪化してしまうという問題がある。
特に、バルブを電気的に開閉動作させる電磁駆動弁にあっては、シリンダとプランジャボディ及びリザーバキャップとの間の摺動抵抗により電磁アクチュエータの駆動エネルギが増大し、多大な燃費の悪化を招いてしまう。即ち、カム機構を用いない電磁駆動弁では、上下のばねの共振を利用して作動させる原理上、摺動部のフリクションがこの共振を減衰させてしまい、作動ミスや作動不能を招くおそれがある。そのため、電磁コイルに過度の電流を供給して大きな駆動力を確保しようとすると、消費電力が増大して燃費を悪化させてしまう。
また、一般的なラッシュアジャスタでは、リザーバ室や油圧室に供給された油が、各構成部材のクリアランスにより外部に漏れ、動弁機構の構成部材を循環している。ところが、上述した特許文献1の油圧式ラッシュアジャスタでは、シリンダとプランジャボディとの間に大きな摺動抵抗が生じるため、ラッシュアジャスタ内の油がシリンダとプランジャボディとの間のクリアランスからバルブの摺動部に十分にいきわたらず、潤滑不足を生じるおそれがある。
このように特許文献1の油圧式ラッシュアジャスタにあっては、シリンダとプランジャボディ及びリザーバキャップとの間のフリクションの増大により、動弁機構全体の作動不良を引き起こす可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、動弁機構の作動性の向上を図ったラッシュアジャスタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のラッシュアジャスタは、シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に動弁機構が作用するリザーバキャップと、シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に弁体が作用すると共に他端部に前記リザーバキャップに向けて開口する凹部を有するプランジャボディと、前記凹部に摺動自在に収容されて前記プランジャボディとの間に油圧室を形成するプランジャと、該プランジャを前記リザーバキャップに当接する方向に付勢するスプリングと、前記油圧室に作動油を供給する供給油路とを具えたラッシュアジャスタにおいて、前記プランジャボディの外周面に軸方向長さより短い領域にわたって窪みを設けたことを特徴とするものである。
また、本発明のラッシュアジャスタは、シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に動弁機構が作用するリザーバキャップと、シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に弁体が作用すると共に他端部に前記リザーバキャップに向けて開口する凹部を有するプランジャボディと、前記凹部に摺動自在に収容されて前記プランジャボディとの間に油圧室を形成するプランジャと、該プランジャを前記リザーバキャップに当接する方向に付勢するスプリングと、前記油圧室に作動油を供給する供給油路とを具えたラッシュアジャスタにおいて、前記リザーバキャップの外周面に軸方向長さより短い領域にわたって窪みを設けたことを特徴とするものである。
本発明のラッシュアジャスタでは、前記窪みは、前記プランジャボディまたは前記リザーバキャップの外周面における軸方向の中間部に設けられたことを特徴としている。
本発明のラッシュアジャスタでは、前記動弁機構は、電磁コイルと、該電磁コイルの電磁力により吸引されるアーマチャと、該アーマチャに連結されて軸方向に移動可能であると共に一端部が前記リザーバキャップに連結されたアーマチャシャフトとを有することを特徴としている。
本発明のラッシュアジャスタでは、前記アーマチャシャフトは、前記シリンダに軸方向移動自在に支持されており、該シリンダとの摺動面に窪みが設けられたことを特徴としている。
また、本発明のラッシュアジャスタは、シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に動弁機構が作用するリザーバキャップと、シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に弁体が作用すると共に他端部に前記リザーバキャップに向けて開口する凹部を有するプランジャボディと、前記凹部に摺動自在に収容されて前記プランジャボディとの間に油圧室を形成するプランジャと、該プランジャを前記リザーバキャップに当接する方向に付勢するスプリングと、前記油圧室に作動油を供給する供給油路とを具えたラッシュアジャスタにおいて、前記シリンダと前記プランジャボディとの摺動クリアランスを、前記シリンダと前記リザーバキャップとの摺動クリアランスより大きく設定したことを特徴とするものである。
本発明のラッシュアジャスタでは、前記プランジャボディの外周面に軸方向長さより短い領域にわたって窪みを設けたことを特徴としている。
本発明のラッシュアジャスタによれば、一端部に動弁機構が作用するリザーバキャップをシリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持すると共に、一端部に弁体が作用すると共に他端部にリザーバキャップに向けて開口する凹部を有するプランジャボディをシリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持し、プランジャを凹部に摺動自在に収容してプランジャボディとの間に油圧室を形成し、このプランジャをスプリングによりリザーバキャップに当接する方向に付勢し、油圧室に作動油を供給する供給油路を設けて構成し、プランジャボディやリザーバキャップの外周面に軸方向長さより短い領域にわたって窪みを設けたので、プランジャボディとリザーバキャップは、外周面の窪みによりシリンダ内周面との摺動抵抗が低減されることとなり、動弁機構や弁体のスプリングにより適正に作動することとなり、動弁機構の作動性を向上することができる。
また、本発明のラッシュアジャスタによれば、一端部に動弁機構が作用するリザーバキャップをシリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持すると共に、一端部に弁体が作用すると共に他端部にリザーバキャップに向けて開口する凹部を有するプランジャボディをシリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持し、プランジャを凹部に摺動自在に収容してプランジャボディとの間に油圧室を形成し、このプランジャをスプリングによりリザーバキャップに当接する方向に付勢し、油圧室に作動油を供給する供給油路を設けて構成し、シリンダとプランジャボディとの摺動クリアランスを、シリンダとリザーバキャップとの摺動クリアランスより大きく設定したので、プランジャボディとリザーバキャップは、摺動クリアランスの違いによりシリンダ内周面とプランジャボディとの摺動抵抗が低減されることとなり、動弁機構へ適正に潤滑油が供給され、動弁機構の作動性を向上することができる。
以下に、本発明に係るラッシュアジャスタの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係るラッシュアジャスタの断面図、図2は、実施例1のラッシュアジャスタにおけるシリンダとプランジャボディ及びリザーバキャップとの摺動クリアランスを説明するための概略図、図3−1乃至図3−3は、実施例1の電磁駆動弁におけるアーマチャシャフトの支持構造を表す概略図、図4は、実施例1のラッシュアジャスタによるフリクション低減効果を表すグラフ、図5は、実施例1のラッシュアジャスタが適用された電磁駆動弁を表す断面図である。
本実施例のラッシュアジャスタが適用された電磁駆動弁において、図5に示すように、この電磁駆動弁11は弁体12を有しており、この弁体12は、内燃機関の吸気弁または排気弁として構成されている。弁体12は、内燃機関の燃焼室13内に露出するようにロアヘッド14に配設されており、このロアヘッド14にはポート15が形成され、燃焼室13への開口部には弁体12に対する弁座16が形成されている。このポート15は、弁体12が弁座16から離座することにより開放状態となり、また、弁体12が弁座16に着座することにより閉止状態となる。
ロアヘッド14の上部には、断熱プレート17を介してシリンダヘッドスペーサ18が配設されており、この断熱プレート17は、例えば、ベークライト等の断熱材料から構成されたシート状の部材であり、燃焼室13で発生した高熱がロアヘッド14からシリンダヘッドスペーサ18へ伝達されるのを抑制する機能を有している。そして、シリンダヘッドスペーサ18の上部には、アッパヘッド19が固定されている。
弁体12は、上方に伸びる弁軸20を有し、この弁軸20はロアヘッド14に固定されたバルブガイド21により軸方向に摺動可能に保持されている。ロアヘッド14の弁軸20の略上半分を囲む部位には、円筒状に形成されたスプリング保持空間22が設けられており、バルブガイド21の上端部はスプリング保持空間22の内部に露出している。また、スプリング保持空間22内のバルブガイド21の上端部近傍の周囲には、バルブステムシール23が装着されている。
弁体12の弁軸20の上端部近傍には、コッタ24が装着されており、このコッタ24は、上方ほど大径となるくさび状の外周面を有し、内周面には内向きの突起が設けられた略円筒状の部材である。コッタ24内周面の突起は、弁軸20の外周面に設けられた凹部に嵌合されている。また、コッタ24の外周にはロアリテーナ25が嵌着されている。
スプリング保持空間22の底面にはスプリングシート26が配設されており、このスプリングシート26とロアリテーナ25との間には、両者を離間させる向きの付勢力を発生するロアスプリング27が配設されている。このロアスプリング27は、ロアリテーナ25を介して弁体12を上向き、即ち、弁座16に向かう方向に付勢している。
弁体12の弁軸20の上方には、ゼロラッシュアジャスタ(以下、ラッシュアジャスタ)28を介してアーマチャシャフト29が弁軸20と同軸上に配設されている。このラッシュアジャスタ28の構成については後に詳細に説明する。アーマチャシャフト29の上端部にはコッタ24と上下対称の構成を有するコッタ30が装着されており、このコッタ30の周囲にはアッパリテーナ31が嵌着されている。アッパリテーナ31の上面には、アッパスプリング32の下端部が当接しており、このアッパスプリング32の周囲には、円筒状のアッパケース33が配設され、このアッパケース33の上部には、アジャスタボルト34が螺着されている。また、アッパスプリング32の上端部はスプリングガイド36を介してアジャスタボルト34に当接しており、アッパスプリング32はアッパリテーナ31を介してアーマチャシャフト29を下向きに付勢している。
アーマチャシャフト29の軸方向中央部の外周には、アーマチャ37が接合されており、このアーマチャ37は、軟磁性材料により構成された円盤状の部材である。アーマチャ37の上方にはアッパコイル38及びアッパコア39が配設されている。また、アーマチャ37の下方にはロアコイル40及びロアコア41が配設されている。アッパコイル38及びロアコイル40は、それぞれアッパコア39及びロアコア41に形成された環状溝に収容されている。
アッパコア39及びロアコア41は、それぞれその中央部を貫通する貫通穴39a及び41aを有しており、アッパコア39の貫通穴39aの上端にはアッパブッシュ42が配設され、ロアコア41の貫通穴41aの下端にはロアブッシュ43が配設されている。アーマチャシャフト29は、アッパブッシュ42及びロアブッシュ43により軸方向に摺動可能に保持されている。
シリンダヘッドスペーサ18には、その上下を貫通する円筒状のラッシュアジャスタ保持空間18aがスプリング保持空間22と同軸に形成されている。ラッシュアジャスタ保持空間18aの内部には、上述したラッシュアジャスタ28が保持されている。
アッパヘッド19には、その上下を貫通する円筒状のコア保持空間19aがスプリング保持空間22及びラッシュアジャスタ保持空間18aと同軸に形成されている。アッパコア39は拡径したフランジ部がシム44を介してアッパヘッド19に当接し、また、ロアコア41は拡径したフランジ部がアッパヘッド19に当接するように、それぞれコア保持空間19aに挿入されている。そして、アッパケース33及びロアブラケット45が固定ボルト46,47によりアッパヘッド19に固定されることで、アッパコア39とロアコア41とが所定の間隔を隔てて固定されている。
シリンダヘッドスペーサ18には、互いに連通する油供給路48,49が設けられている。油供給路48には、図示しない油圧ポンプより油が供給され、油供給路49はラッシュアジャスタ保持空間18aの所定位置に開口している。
このように構成された電磁駆動弁11において、アッパコイル38に励磁電流が供給されると、アッパコイル38が発生する磁束によってアーマチャ37にアッパコア39に向かう方向の電磁力が作用する。このため、アーマチャ37はアッパスプリング32による付勢力に抗してアッパコア39に当接するまで変位する。以下、アーマチャ37がアッパコア39に当接する位置を、アーマチャ37、アーマチャシャフト29、弁体12の全閉位置と称し、この全閉状態では、弁体12が弁座16に着座することで弁体12は閉弁状態となる。
ここで、このように弁体12が閉弁された状態で、アッパコイル38への励磁電流の供給が停止されると、アーマチャ37を全閉位置に保持するのに必要な電磁力は消滅する。このため、アッパコイル38への励磁電流の供給が停止されると、アーマチャシャフト29は弁体12と共に、アッパスプリング32に付勢されることにより下方へ向けて変位を開始する。このため、弁体12が弁座16から離座することで弁体12は開弁される。アーマチャシャフト29の変位量が所定値に達した時点でロアコイル40に励磁電流が供給されると、アーマチャ37をロアコア41に向けて付勢する電磁力が発生する。
アーマチャ37に対してこの電磁力が作用すると、アーマチャ37はロアスプリング27の発する付勢力に抗してロアコア41に当接するまで変位し、弁体12の開弁方向への変位量は最大となる。以下、アーマチャ37がロアコア41に当接した位置を、アーマチャ37、アーマチャシャフト29、弁体12の全開位置と称し、この全開状態で、ロアコイル40への励磁電流の供給が停止されると、アーマチャ37を全開位置に保持するのに必要な電磁力が消滅する。このため、弁体12及びアーマチャシャフト29はロアスプリング27の発する付勢力により上方へ変位を開始する。これらの変位量が所定値に達した時点でアッパコイル38に励磁電流が供給されると、アッパコイル38が発する電磁力によりアーマチャ37はアッパコア39へ向けて、アッパコア39に当接するまで変位する。アーマチャ37がアッパコア39に当接した状態では、弁体12が弁座16に着座することで弁体12は再び閉弁状態となる。
このように本実施例の電磁駆動弁11では、アッパコイル38とロアコイル40とに、交互に適当なタイミングで励磁電流を供給することにより、弁体12を全閉位置と全開位置との間で繰り返し往復運動させることができる。
また、ここで、上述した電磁駆動弁11に適用されたラッシュアジャスタ28について詳細に説明する。
実施例1のラッシュアジャスタ28において、図1に示すように、シリンダヘッドスペーサ(以下、シリンダ)18には、プランジャボディ51が摺動可能に配設されており、このプランジャボディ51は下端部が閉じた略円筒状の部材である。プランジャボディ51は、その内部に、下端部に設けられたスプリング収容部51aと、スプリング収容部51aに比べて大径に形成されたプランジャ収容部51bとが上方に開口して設けられている。
このプランジャボディ51のプランジャ収容部51bには、プランジャ52が摺動可能に配設されており、このプランジャ52の下底面とスプリング収容部51aの下底面との間には、油圧室53が形成されている。プランジャ52は、その外周面にプランジャ収容部51bの内周面に対して摺動する大径部52aと、上端部に設けられた小径部52bとを有している。一方、プランジャ収容部51bの内周面の上端には、ストッパリング54が圧入されており、このストッパリング54は、大径部52aの外径に比して小さな内径を有している。従って、プランジャ52のプランジャ収容部51b内部における上向きの変位は、大径部52aと小径部52bとの間の段差と、ストッパリング54とが当接することにより規制される。また、プランジャ52は、上方に向けて開口するリザーバ室55及びこのリザーバ室55と油圧室53とを連通する連通路56を有している。
油圧室53には、リテーナ57及びプランジャスプリング58が配設されている。プランジャスプリング58は、リテーナ57を介してプランジャ52を上向きに付勢している。リテーナ57の内側にはチェックボール59及びチェックボールスプリング60が配設されている。チェックボールスプリング60は、チェックボール59を連通路56の開口部に向けて付勢している。チェックボール59及びチェックボールスプリング60は、油圧室53側がリザーバ室55側に比べて低圧になった場合にのみ開弁するチェックバルブとして機能する。
また、シリンダ18には、リザーバキャップ61が摺動可能に配設されており、このリザーバキャップ61は、下端部が閉じた円筒状の部材である。このリザーバキャップ61は、その底面がプランジャ52の上端面に当接するようにシリンダ18内に摺動可能となっている。リザーバキャップ61の下底面には、その一部が切り欠かれてなるオーバフローリセス62が設けられており、このオーバフローリセス62は、リザーバ室55と常時連通している。
シリンダ18には、油供給路48,49が設けられており、この油供給路48,49は、プランジャボディ51、プランジャ52、及びリザーバキャップ61が全閉位置にある状態で、オーバフローリセス62と連通するようにシリンダ18の内周面に開口している。油供給路48,49には油圧ポンプにより所定圧の油が供給される。なお、ラッシュアジャスタ28の組み立て時にこのリザーバ室55及び油圧室53に作動油が充填される。
また、本実施例のラッシュアジャスタ28では、図1及び図2に示すように、シリンダ18の内径D1と、リザーバキャップ61の外径d1と、プランジャボディ51の外径d2との関係は、下記に示すような関係となっている。
D1>d1>d2
即ち、本実施例では、
D1−d1=0.028mm
D1−d2=0.058mm
であり、シリンダ18とプランジャボディ51との摺動クリアランス(0.058mm)を、シリンダ18とリザーバキャップ61との摺動クリアランス(0.028mm)より大きく設定している。
従って、ラッシュアジャスタ28のリザーバ室55などから漏れた油は、シリンダ18とリザーバキャップ61との摺動クリアランスを通って上方には流動しにくく、シリンダ18とプランジャボディ51との摺動クリアランスを通って下方には流動しやすくなっている。そのため、ラッシュアジャスタ28より上方に位置するアーマチャ37、コイル38,40、コア39,41などに作動油がほとんど供給されることはなく、この作動油による電磁不良などを防止することができる。一方、ラッシュアジャスタ2
8より下方に位置する弁体12、バルブガイド21などに作動油が十分に供給されることとなり、この作動油により潤滑油不足を防止することができる。
また、プランジャボディ51は、その外周面に窪み51cが設けられている。この窪み51cは、プランジャボディ51の外周面に軸方向長さLより短い領域A1にわたって全周に形成されている。この場合、この窪み51cの領域A1はプランジャボディ51の外周面における軸方向の中間部に位置し、その上方及び下方には、シリンダ18の内周面と摺動する摺動領域A2,A3が設けられている。
なお、本実施例では、図3−1に示すように、電磁駆動弁11におけるアーマチャシャフト29にて、同様に、各ブッシュ42,43に対向する外周面に窪み29a,29bが設けられている。即ち、各コイル38,40を励磁しないアーマチャシャフト29の中立位置で、アッパブッシュ42に対向するアーマチャシャフト29の外周面に全周にわたって窪み29aが形成されている。また、ロアブッシュ43に対向するアーマチャシャフト29の外周面に全周にわたって窪み29bが形成されている。この場合、アーマチャシャフト29の中間部に設けられるアーマチャ37、コイル38,40、コア39,41などへの上方からの作動油の供給を阻止するために、アッパブッシュ42とアーマチャシャフト29との間のクリアランスを小さく設定することが望ましい。また、アーマチャシャフト29の中間部に設けられるアーマチャ37、コイル38,40、コア39,41などへ入り込んだ作動油の排出を促すために、ロアブッシュ43とアーマチャシャフト29との間のクリアランスを大きく設定することが望ましい。
このように構成された本実施例のラッシュアジャスタ28において、図1及び図5に示すように、リザーバキャップ61にはアーマチャシャフト29により下向きの駆動力が付与される。また、プランジャボディ51の下端面には、内燃機関の弁体12が当接しており、この弁体12はロアスプリング27により閉弁方向に、即ち、プランジャボディ51に向けて付勢されている。
まず、ロアコイル40に励磁電流が供給され、アーマチャ37をロアコア41に向けて付勢する電磁力が発生すると、アーマチャ37はロアスプリング27の付勢力に抗してロアコア41に当接するまで変位し、このアーマチャ37と一体のアーマチャシャフト29が下方に移動し、リザーバキャップ61に下向きの駆動力を付与する。すると、この駆動力はプランジャ52に伝達され、このプランジャ52に伝達される駆動力がプランジャスプリング58の付勢力を越えると、プランジャ52が下向きに押圧されることで、油圧室53内の作動油が加圧される。そのため、油圧室53の油圧がリザーバ室55の油圧に比べて高圧となり、連通路56はチェックボール59により閉止される。
この連通路56が閉塞されると、油圧室53とリザーバ室55との間の作動油の授受は禁止される。そのため、プランジャ52に伝達された駆動力は油圧室53を介してプランジャボディ51に伝達され、リザーバキャップ61とプランジャ52とプランジャボディ51とが一体となって、ロアスプリング27の反力を受けながら下向きに変位して弁体12を開弁する。弁体12が開弁する過程では、油圧室53の油が加圧されることで、プランジャ52とプランジャボディ51との摺動面を介して油圧室53から作動油が徐々に漏出し、リザーバキャップ61がプランジャ52を押圧してプランジャボディ51までのストロークが次第に収縮する。
リザーバキャップ61とプランジャ52とプランジャボディ51の下方への変位が最下点に達すると、ロアコイル40への励磁電流の供給が停止され、アッパコイル38に励磁電流が供給される。すると、アッパコイル38が発する電磁力によりアーマチャ37はアッパコア39へ向けて、アッパコア39に当接するまで上方に変位する。そして、弁体12が全閉位置に達すると、プランジャボディ51にロアスプリング27からの反力は作用しなくなる。そして、弁体12が全閉位置に達した後も、リザーバキャップ61はアーマチャシャフト29と共に比較的緩やかに上向きに変位を続ける。この場合、プランジャ52は、プランジャスプリング58の付勢力によりリザーバキャップ61に追従して、プランジャボディ51に対して上向きに摺動しようとし、油圧室53内の油圧は低下する。そして、油圧室53がリザーバ室55よりも低圧になると、チェックボール59が連通路56の開口部から離間することで、油圧室53とリザーバ室55とが連通する。
この弁体12が全閉位置にある状態では、油供給路49とオーバフローリセス62とが連通するため、油圧室53とリザーバ室55とが連通し、油供給路49からリザーバ室55を経て油圧室53に作動油が供給されることで、プランジャ52はリザーバキャップ61に当接した状態を維持しながら上向きに摺動する。
このようなラッシュアジャスタ28の作動時、プランジャボディ51の外周面に窪み51cが設けられているため、シリンダ18の内周面とプランジャボディ51の外周面との間の摺動抵抗が低減されることとなり、プランジャボディ51のスムースな作動が可能となり、弁体12の作動性が向上する。また、シリンダ18とプランジャボディ51との摺動クリアランスを、シリンダ18とリザーバキャップ61との摺動クリアランスより大きく設定しているため、ラッシュアジャスタ28よりも上方に位置して作動油の供給を嫌うアーマチャ37、コイル38,40、コア39,41への作動油の供給が防止される一方、ラッシュアジャスタ28より下方に位置して作動油の供給が必要な弁体12やバルブガイド21に作動油が十分に供給されて潤滑油不足が防止される。
また、このような電磁駆動弁11の作動時、アーマチャシャフト29は、図3−2及び図3−3に示すように、全開位置と全閉位置との間を往復移動することとなる。この場合、アーマチャシャフト29は、各ブッシュ42,43に対向する外周面に窪み29a,29bが設けられているため、各ブッシュ42,43の内周面とアーマチャシャフト29の外周面との間の摺動抵抗が低減されることとなり、アーマチャシャフト29のスムースな作動が可能となり、弁体12の作動性が向上する。また、ロアブッシュ43とアーマチャシャフト29との間のクリアランスを、アッパブッシュ42とアーマチャシャフト29との間のクリアランスよりも大きく設定しているため、アーマチャ37、コイル38,40、コア39,41などへの上方からの作動油の供給が阻止される一方、内部に入り込んだ作動油が下方へ排出されやすくなる。
このように本実施例のラッシュアジャスタ28では、リザーバキャップ61とプランジャボディ51との間隔に変化が生じた場合にも、弁体12が全閉位置に達した際に、プランジャ52がプランジャボディ51に対して摺動することで、プランジャ52とリザーバキャップ61とが当接した状態が維持されることとなり、弁体12に熱膨張や摩耗等が生じた場合にも、隙間の発生を防止することができる。
即ち、図4に示すように、従来の窪み51cのないラッシュアジャスタのフリクションを100とした場合、本実施例のラッシュアジャスタ28にあっては、フリクションを60以下に低減することができる。
このように実施例1のラッシュアジャスタ28にあっては、上端部にアーマチャシャフト29が作用するリザーバキャップ61をシリンダ18内に摺動自在に支持すると共に、下端部に弁体12が作用するプランジャボディ51をシリンダ18内に摺動自在に支持し、プランジャ52をリザーバキャップ61側に付勢されるようにプランジャ収容部51bに摺動自在に収容して油圧室53及びリザーバ室55を形成し、リザーバ室55及び油圧室53に作動油を供給する油供給路49を設けて構成し、シリンダ18とプランジャボディ51との摺動クリアランスを、シリンダ18とリザーバキャップ61との摺動クリアランスより大きく設定すると共に、プランジャボディ51の外周面に窪み51cを設けている。
従って、プランジャボディ51の外周面に窪み51cが設けられているため、シリンダ18の内周面とプランジャボディ51の外周面との間の摺動抵抗が低減され、プランジャボディ51のスムースな作動が可能となり、弁体12の作動性を向上することができる。その結果、製品のコストを上昇させることなく、容易に弁体12の作動性を向上することで、燃費の向上を図ることができる。
また、プランジャボディ51の外周面に窪み51cを設けたことで軽量化が図れ、内燃機関の高回転化に寄与することができる。更に、この窪み51cに作動油が溜まることで、シリンダ18とプランジャボディ51との摺動面における焼き付きを抑制することができると共に、窪み51cに溜まった作動油によりラッシュアジャスタ28の作動中における振動を減衰して騒音を低減することができる。
そして、電磁駆動弁11にあっては、上下のスプリング27,32の共振を利用して作動させる原理上、摺動部のフリクションがこの共振を減衰させてしまい、作動ミスや作動不能を招くおそれがあるが、プランジャボディ51の外周面に窪み51cを設けたラッシュアジャスタ28を電磁駆動弁11に適用したことで、シリンダ18の内周面とプランジャボディ51の外周面との間の摺動抵抗が低減されるため、電磁力によるアーマチャシャフト29を介したラッシュアジャスタ28の作動を円滑に行うことができる。
また、実施例1のラッシュアジャスタ28にあっては、シリンダ18とプランジャボディ51との摺動クリアランスを、シリンダ18とリザーバキャップ61との摺動クリアランスより大きく設定している。
従って、ラッシュアジャスタ28より上方に位置するアーマチャ37、コイル38,40、コア39,41などへの作動油の供給が防止され、電磁駆動弁11の作動不良を抑制することができる一方、ラッシュアジャスタ28より下方に位置する弁体12やバルブガイド21への作動油の供給を十分行うことができ、潤滑油不足を防止して円滑な弁体12の作動を確保することができる。
図6は、本発明の実施例2に係るラッシュアジャスタの断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2において、図6に示すように、ラッシュアジャスタ71は、前述の実施例1と同様に、シリンダ18とプランジャボディ51との摺動クリアランスを、シリンダ18とリザーバキャップ61との摺動クリアランスより大きく設定している。また、プランジャボディ51は、その外周面に窪み51cが設けられると共に、リザーバキャップ61は、その外周面に窪み61aが設けられている。各窪み51c,61aは、プランジャボディ51及びリザーバキャップ61の外周面に軸方向長さより短い領域にわたってその中央部に、且つ、全周に形成されている。
従って、ラッシュアジャスタ71の作動時、プランジャボディ51の外周面に窪み51cが設けられると共に、リザーバキャップ61の外周面に窪み61aが設けられているため、シリンダ18の内周面とプランジャボディ51の外周面との間の摺動抵抗が低減されると共に、シリンダ18の内周面とリザーバキャップ61の外周面との間の摺動抵抗が低減されることとなり、ラッシュアジャスタ71全体のスムースな作動が可能となる。
このように実施例2のラッシュアジャスタ71にあっては、プランジャボディ51の外周面に窪み51cを設けると共に、リザーバキャップ61の外周面に窪み61aを設けている。従って、シリンダ18の内周面とプランジャボディ51及びリザーバキャップ61の外周面との間の摺動抵抗が低減され、ラッシュアジャスタ71全体のスムースな作動が可能となり、弁体12の作動性を向上することができる。その結果、製品のコストを上昇させることなく、容易に弁体12の作動性を向上することで、燃費の向上を図ることができる。
図7は、本発明の実施例3に係るラッシュアジャスタの断面図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例3において、図7に示すように、ラッシュアジャスタ81の基本的な構成は、前述の実施例1と同様な構成となっている。本実施例では、ラッシュアジャスタ81を電磁駆動弁ではなく、カム機構の動弁機構に適用している。即ち、リザーバキャップ61には、上端部が閉塞した円筒形状をなすリフター82が上方から嵌合して固定されている。そして、カムシャフト83のカム84がこのリフター82の上面82aに押圧可能となっている。
従って、リザーバキャップ61にはカム84により下向きの駆動力が付与される。また、プランジャボディ51の下端面には、内燃機関の弁体12が当接しており、この弁体12は図示しないバルブスプリングにより閉弁方向に、即ち、プランジャボディ51に向けて付勢されている。
この状態からカムシャフト83が回転すると、カム84によりリザーバキャップ61に下向きの駆動力が付与され、プランジャ52が下向きに押圧されることで、油圧室53内の作動油が加圧される。そして、油圧室53が高圧となって連通路56がチェックボール59により閉止されると、プランジャ52に伝達された駆動力は油圧室53を介してプランジャボディ51に伝達され、リザーバキャップ61とプランジャ52とプランジャボディ51とが一体となって下向きに変位して弁体12を開弁する。
リザーバキャップ61とプランジャ52とプランジャボディ51の下方への変位が最下点に達し、カムシャフト83が更に回転すると、カム84によるリザーバキャップ61の押圧が解除されてリザーバキャップ61とプランジャ52とプランジャボディ51とが一体となって上方に変位する。そして、弁体12が全閉位置に達すると、リザーバキャップ61が比較的緩やかに上向きに変位を続け、油圧室53内の油圧が低圧になると、チェックボール59が連通路56を開放して油圧室53の作動油がリザーバ室55に流動し、プランジャ52はリザーバキャップ61に当接した状態を維持しながら上向きに摺動する。
このようなラッシュアジャスタ81の作動時、プランジャボディ51の外周面に窪み51cが設けられているため、シリンダ18の内周面とプランジャボディ51の外周面との間の摺動抵抗が低減されることとなり、プランジャボディ51のスムースな作動が可能となり、弁体12の作動性が向上する。
このように実施例3のラッシュアジャスタ81にあっては、ラッシュアジャスタ81をカム84を有する動弁機構に適用している。従って、このような構成の動弁機構であっても、プランジャボディ51の外周面に窪み51cを設けることで、シリンダ18の内周面とプランジャボディ51及びリザーバキャップ61の外周面との間の摺動抵抗が低減され、弁体12の作動性を向上することができる。
なお、上述した各実施例では、ラッシュアジャスタのプランジャボディ51に窪み51cを設けたり、プランジャボディ51及びリザーバキャップ61に窪み51c,61aを設けたりしたが、リザーバキャップ61だけに窪み61aを設けてもよい。また、窪み51c,61aの数は、1つに限らず、複数に分割してもよく、また、周方向に分割して設けても良い。
以上のように、本発明に係るラッシュアジャスタは、プランジャボディの外周面に窪みを設けたり、シリンダとのクリアランスを適正に設定することで、弁体の作動性を向上させるようにしたものであり、いずれの構造のラッシュアジャスタに適用しても有用である。
本発明の実施例1に係るラッシュアジャスタの断面図である。 実施例1のラッシュアジャスタにおけるシリンダとプランジャボディ及びリザーバキャップとの摺動クリアランスを説明するための概略図である。 実施例1の電磁駆動弁におけるアーマチャシャフトの支持構造を表す概略図である。 実施例1の電磁駆動弁におけるアーマチャシャフトの支持構造を表す概略図である。 実施例1の電磁駆動弁におけるアーマチャシャフトの支持構造を表す概略図である。 実施例1のラッシュアジャスタによるフリクション低減効果を表すグラフである。 実施例1のラッシュアジャスタが適用された電磁駆動弁を表す断面図である。 本発明の実施例2に係るラッシュアジャスタの断面図である。 本発明の実施例3に係るラッシュアジャスタの断面図である。
符号の説明
11 電磁駆動弁
12 弁体
18 シリンダヘッドスペーサ(シリンダ)
27 ロアスプリング
28,71,81 ラッシュアジャスタ
29 アーマチャシャフト
29a,29b 窪み
32 アッパスプリング
37 アーマチャ
38 アッパコイル
39 アッパコア
40 ロアコイル
41 ロアコア
48,49 油供給路(供給油路)
51 プランジャボディ
51c 窪み
52 プランジャ
53 油圧室
55 リザーバ室
56 連通路
58 プランジャスプリング
59 チェックボール
61 リザーバキャップ
61a 窪み
82 リフター
83 カムシャフト
84 カム

Claims (7)

  1. シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に動弁機構が作用するリザーバキャップと、シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に弁体が作用すると共に他端部に前記リザーバキャップに向けて開口する凹部を有するプランジャボディと、前記凹部に摺動自在に収容されて前記プランジャボディとの間に油圧室を形成するプランジャと、該プランジャを前記リザーバキャップに当接する方向に付勢するスプリングと、前記油圧室に作動油を供給する供給油路とを具えたラッシュアジャスタにおいて、前記プランジャボディの外周面に軸方向長さより短い領域にわたって窪みを設けたことを特徴とするラッシュアジャスタ。
  2. シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に動弁機構が作用するリザーバキャップと、シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に弁体が作用すると共に他端部に前記リザーバキャップに向けて開口する凹部を有するプランジャボディと、前記凹部に摺動自在に収容されて前記プランジャボディとの間に油圧室を形成するプランジャと、該プランジャを前記リザーバキャップに当接する方向に付勢するスプリングと、前記油圧室に作動油を供給する供給油路とを具えたラッシュアジャスタにおいて、前記リザーバキャップの外周面に軸方向長さより短い領域にわたって窪みを設けたことを特徴とするラッシュアジャスタ。
  3. 請求項1または2に記載のラッシュアジャスタにおいて、前記窪みは、前記プランジャボディまたは前記リザーバキャップの外周面における軸方向の中間部に設けられたことを特徴とするラッシュアジャスタ。
  4. 請求項1または2に記載のラッシュアジャスタにおいて、前記動弁機構は、電磁コイルと、該電磁コイルの電磁力により吸引されるアーマチャと、該アーマチャに連結されて軸方向に移動可能であると共に一端部が前記リザーバキャップに連結されたアーマチャシャフトとを有することを特徴とするラッシュアジャスタ。
  5. 請求項4に記載のラッシュアジャスタにおいて、前記アーマチャシャフトは、前記シリンダに軸方向移動自在に支持されており、該シリンダとの摺動面に窪みが設けられたことを特徴とするラッシュアジャスタ。
  6. シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に動弁機構が作用するリザーバキャップと、シリンダ内に軸方向に沿って摺動自在に支持されて一端部に弁体が作用すると共に他端部に前記リザーバキャップに向けて開口する凹部を有するプランジャボディと、前記凹部に摺動自在に収容されて前記プランジャボディとの間に油圧室を形成するプランジャと、該プランジャを前記リザーバキャップに当接する方向に付勢するスプリングと、前記油圧室に作動油を供給する供給油路とを具えたラッシュアジャスタにおいて、前記シリンダと前記プランジャボディとの摺動クリアランスを、前記シリンダと前記リザーバキャップとの摺動クリアランスより大きく設定したことを特徴とするラッシュアジャスタ。
  7. 請求項6に記載のラッシュアジャスタにおいて、前記プランジャボディの外周面に軸方向長さより短い領域にわたって窪みを設けたことを特徴とするラッシュアジャスタ。
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