JP2006242533A - 熱交換器用フィン - Google Patents

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Mitsugi Iizuka
貢 飯塚
Ken Yanagawa
謙 柳川
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Abstract

【課題】 チューブに対するフィンの接触面積を増大させ、熱交換器の放熱性能の向上を図り、十分な強度を確保することのできる熱交換器用フィンを提供する。
【解決手段】 本発明は、並設されたチューブ11の間に介装される熱交換器用フィン12であって、隣接する各チューブ11,11の外面にそれぞれ密着可能に形成された金属製板状部材13,13と、各板状部材13,13の間に挟装される金属製芯材14とから構成され、ハニカム構造を成していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、並設されたチューブの間に介装される熱交換器用フィンに関する。
従来、乗用車や二輪車等において熱交換器が使用されており、図3に示すように、この種の熱交換器1は、多数並設されたチューブ2と、チューブ2の両端部に接続されるアッパタンク3及びロアタンク4とから構成され、各チューブ2,2の間には、伝熱性を向上させるため、フィン5が介装されている。このフィン5は、帯状の金属薄板を所定ピッチで波形に曲成することにより形成され、この曲成部6を介してチューブ2にろう付け接合されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、被冷却媒体は、入口7からアッパタンク3内を通って各チューブ2内を流通し、チューブ2の外面及びフィン5に接触する空気により冷却された後、ロアタンク4を通って出口8から外部に排出されるようになっている。
特開2002−263739号公報
しかしながら、上記した従来の熱交換器用フィンは、曲成部6を介してチューブ2に接合されており、チューブ2に対するフィン5の接触面積が小さいため、熱交換器の放熱性能を十分に高めることができないといった問題があった。
そして、腐食性の媒体に晒されるため金属製のチューブが使用できない樹脂製熱交換器においては、樹脂の熱伝導率が悪いため、上記した問題は、特に、深刻であった。また、樹脂製熱交換器の場合には、チューブの耐圧強度を十分に確保できないため、チューブを補強するための部材が別個必要になるといった問題もあった。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、チューブに対するフィンの接触面積を増大させ、熱交換器の放熱性能の向上を図り、十分な強度を確保することのできる熱交換器用フィンを提供しようとするものである。
本発明は、並設されたチューブ11の間に介装される熱交換器用フィン12であって、隣接する各チューブ11,11の外面にそれぞれ密着可能に形成された金属製板状部材13,13と、各板状部材13,13の間に挟装される金属製芯材14とから構成され、ハニカム構造を成していることを特徴とする。
そして、好ましくは、芯材14は、波形に曲成されているのがよい。
また、板状部材13の外面には接着剤16が塗布されており、接着剤16を介してチューブ11に密着可能なように構成されていてもよい。
さらに、チューブ11は樹脂製であってもよい。
本発明によれば、フィンは板状部材を介してチューブに密着するため、チューブに対するフィンの接触面積が増大し、チューブとフィンとの間の熱伝達効率を向上させることができる。したがって、熱交換器の放熱性能の向上を図ることができる。
また、熱交換器が樹脂製の場合には、フィンがハニカム構造を成しており、樹脂製チューブの補強材としても機能するため、チューブを補強するための部材を別個に設ける必要がなくなり、部品点数の削減を図ることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図1を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る熱交換器用フィンについて説明する。ここで、図1は本実施の形態に係る熱交換器用フィンを示す断面図である。なお、以下の説明では、本発明を樹脂製熱交換器に適用した場合について例示して説明する。
本実施の形態における熱交換器は、並設された多数の樹脂製チューブ11と、チューブ11の両端部に接続される樹脂製ヘッダタンク(図示せず)とから概略構成されており、各チューブ11,11の間にはフィン12が介装されている。
フィン12は、銅またはアルミニウム等の金属製でハニカム構造を成しており、隣接する各チューブ11,11の外面にそれぞれ密着可能なように平板状に形成された2枚の金属製板状部材13,13と、各板状部材13,13の間に挟装される金属製芯材14とから構成されている。
芯材14は、波形に曲成されており、この曲成部15を介して各板状部材13に接合されている。また、好ましくは、各板状部材13,13の外面にはそれぞれ接着剤16,16が塗布されており、各板状部材13,13は接着剤15,15を介してチューブ11,11の外面に密着可能なようになっている。
そして、このような構成を備えた熱交換器において、各チューブ11内を流通する被冷却媒体と、各チューブ11,11の間をフィン12に接触しながら通過する冷却媒体との間で、熱交換が行われるようになっている。
このように、上記した実施の形態に係る熱交換器用フィン12は、板状部材13及び接着剤15を介してチューブ11に密着するため、チューブ11に対するフィン12の接触面積が増大し、チューブ11とフィン12との間の熱伝達効率を向上させることができる。また、フィン12がハニカム構造を成しており、樹脂製チューブ11の補強材としても機能することができるため、チューブを補強するための部材を別個に設ける必要がなくなり、部品点数の削減を図ることができる。
なお、上記した実施の形態において、フィン12の芯材14は波形に曲成されているが、芯材は他の形状を成していてもよく、例えば、図2に示すように、矩形状に曲成させたり、或いは、フィン12の立上り面及び立下り面にそれぞれ多数のルーバを切り起こし形成させたりする等、各種変更が可能である。
また、フィン12の各板状部材13,13の外面には、必ずしも接着剤16,16を塗布する必要はなく、板状部材13,13が直接、チューブ11,11に密着するように構成してもよい。
さらに、上記した実施の形態では、本発明を樹脂製熱交換器に適用した場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、金属製の熱交換器等、他の熱交換器にも適用可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態に係る熱交換器用フィンを拡大して示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器用フィンの別の例を示す断面図である。 従来例を示す正面図である。
符号の説明
11 チューブ
12 フィン
13 板状部材
14 芯材
16 接着剤

Claims (4)

  1. 並設されたチューブの間に介装される熱交換器用フィンであって、
    隣接する各チューブの外面にそれぞれ密着可能に形成された金属製板状部材と、該各板状部材の間に挟装される金属製芯材とから構成され、ハニカム構造を成していることを特徴とする熱交換器用フィン。
  2. 前記芯材は、波形に曲成されている請求項1に記載の熱交換器用フィン。
  3. 前記板状部材の外面には接着剤が塗布されており、該接着剤を介して前記チューブに密着可能なように構成されている請求項1又は2に記載の熱交換器用フィン。
  4. 前記チューブは樹脂製である請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の熱交換器用フィン。
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