JP2006247346A - 起立補助乃至横臥可変式装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】下肢不自由搭乗利用者が腰掛け状態から起立状態を確保する場合、使用者が姿勢変化の過程において前方へ、ずり落ちることなく、安心して使用できる起立補助椅子を提供する。
【解決手段】着座椅子部分12に嵌合せしめた股間部および臀部を支える尖頭型サドル部1を枢備し、昇降用湾曲アーム15を枢着した座枠構成で、昇降機構4を駆動して着座椅子部分12乃至1を傾動昇降させる機構であり、昇降機構4′′を駆動することにより、尖頭型サドル部1をにわかに隆起させて、股関部および臀部を下支えして、上肢のずり落ちをなくした構造を出来るようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

起立補助車椅子乃至起立椅子の操作及び利用者の作業性と起立補助乃至横臥可変式昇降装置に関するものである。
従前の車椅子は、主として前後左右の移動に関しての利便性乃至その安全性を主体に考案され、電動走行及び着座の昇降など改良が行われているが、着座の状態で座位を上下昇降させ目線の位置をやや換える程度で、横臥することも間々ならず従前にある基本的な構造となっていた。
従前の起立椅子は、利用する者の体形及び不自由度による、利用者の姿勢に応じて適した補助が成されておらず、最も適当な高さへの変更、若しくは前倒れを抑える装備が、潤沢になされていない等、課題を残していた。(例えば、特許文献1参照)
介護者乃至介助者にとって、車椅子から降ろしてベットに寝かせたりするのは、介護者乃至介助者にとって体力的負担のきわめて大きい作業となっているにも拘わらず、搭乗者の負担も大きく、特に上肢に負担が大きくかかるなど、課題を残していた。(例えば、実用新案文献1参照)
福祉や介護の分野では、従来より介護者乃至介助者の体力的負担を、軽減するための種々の装置や道具が考案されているが、下肢不自由者が社会生活するうえで、家庭内、或いは、職場の高い所のものに手が届かないなど、限界があり起立位状態によっては、滑り落ちることや前倒れしてしまうことなど、真に利用者の要求を満たすには至っていない。(例えば、特許文献2参照)
特開平09−186156号公報 特開平10−165440号公報
実用新案文献1
第3029566号公報
前述した、従前の車椅子は、主として自力走行のできる搭乗者の使用に利便性が配慮された機構の車椅子で、体力の弱い人や、下肢不自由者乃至脊椎損傷事故による下半身麻痺障害者など、家庭や職場の、高い位置にある必要な物をとること等、適宜それに応じた介助をする必要があった。又、要介護者の、移行作業は介護者の大きな労力を必要とし腰痛乃至ギックリ腰などは、深刻で家庭での介護乃至介助は、すこぶる困難となっていた。
従前の起立補助車椅子は、座板を起立させてゆく場合、座板に対する着座者の着座位置は、固定的なものではなく、座板の傾きが増すに連れて臀部の前方向に重心は移動し、臀部を前方へ押し出されるようになるので、やがて滑りが起こるので、そのため着座者は後ずさり乃至立ち上がり動作と共に、前方へ歩み出る必要があるということであるので、慣れない者にとっては、一層危険性を増すものであった。
この起立補助椅子においては、使用者が姿勢変化の過程において前方へ、ずり落ちることなく、より安心して使用できることが要求されている。
当該発明は、従前の車椅子の構成が有していた、基本的な問題と欠点とを、解決しようとするものであり、車椅子搭乗利用者の社会復帰など、起立補助的利便性を確保し、一般健常者と供に同線的行動が出来るよう、快適且つ機能的な車椅子を提供することを、目的とするものである。
上記目的を達成するために、該発明では、次の技術的手段を講じた。即ち、該発明に係わる起立補助乃至横臥無段階可変式車椅子を介して、起立補助方法では着座者が、足をステップ面に付けた状態で腰掛ける着座椅子部の支持部材を、左右各1組の平行リンクによって構成されている着座枠上面に付設した着座椅子部分に嵌合せしめた、股間部および臀部を支える尖頭型サドル部を、にわかに上昇スライドさせてゆき、着座者の所定位置に隆起させて股関部および臀部を下支えして、上肢のずり落ちをなくしたことを特徴としている。
該発明に係わる補助機能を有する車椅子では、移動可能な車体を具備した車椅子本体と、該車椅子に傾動可能に設けられた左右各1組の平行リンクによって構成されている着座枠と、該着座枠に対して前部寄りに枢軸を介して傾動自在に設けられた着座椅子と、車椅子本体に設けられて着座枠を傾動させる昇降機構と傾動昇降を自在に調整できることを特徴としている。
該発明では、着座椅子本体の近傍に設けられた、臀部乃至蝶骨周辺同時サポート装置が、起立補助動作が起こるときに、該装置を前方に動かす手段を枢備することが好ましい。このことが、起立乃至着座するときに下腿脹脛部サポート装置の拘束度合いが適度にきつく締まるのを防ぐので車椅子搭乗利用者の快適性に大きく貢献する。
課題解決手段による作用は、下肢不自由搭乗利用者が腰掛け状態から起立位状態を確保する場合にあって、まず該車椅子に傾動可能に設けられた左右各1組の平行リンクによって構成されている着座枠と、該着座枠に対して前部寄りに枢軸を介して傾動自在に設けられた着座椅子と、着座椅子部分に尖頭型サドル部を有し起立補助可変時に、にわかに股間部位に尖頭型サドル部を隆起せしめて股関部および臀部を下支えし、上肢のずり落ちを無くしたのでスムーズに起立位状態を確保することができる。
該車椅子において、搭乗着座姿勢から起立位姿勢まで無段階可変を確保せしめ上下移動を自在にすることで、車椅子搭乗利用者の経済社会復帰などを快適に補助することができる。
また、ほかの課題解決手段は、着座椅子部分に尖頭型サドル部を有し、起立位可変時に、にわかに股間部に着座椅子部分に嵌合せしめた、尖頭型サドル部を隆起させて股間部および臀部を下支えして安定させ、上肢のずり落ちをなくしたことで起立位状態を確保させた、尖頭型サドルを押し上げる円弧状の支柱で、左右ブレの少い三角形乃至多角形で伸縮自在型の傾動昇降装置で構成してある、電動型起立無段階可変式車椅子で、しかも快適に起立補助することができる、この機構であってもよい。
該発明は、着座姿勢から起立位姿勢可変時に、手動式乃至電動式の臀部乃至蝶骨周辺同時サポート装置で、搭乗利用者の所望に応じて該装置を前方に動かす手段を枢備したので、任意に適宜調整できるほか、下腿脹脛部位サポート装置でしっくりと抑えることが出来るので、前後乃至左右の振れ、および、前倒れ込み防止になり、着座椅子部に嵌合せしめた尖頭型サドル部を隆起させ、股間部乃至臀部を下支えし安定させて、滑り落ちなど危険な動きを防いだ装置にしたことを特徴とした、起立乃至横臥無段階可変式車椅子でスムーズに起立状態を確保することができる。
上述したように該発明の、起立乃至横臥無段階可変式車椅子は、搭乗利用者の操作が簡便に行なえる物で、利用への不安感を払拭して、安心してしかも快適に、前方乃至上下左右空間の利用が一般の健常者と同等に、これを有することができるので身体下肢不自由者の、社会復帰にかかわる第1歩を切り開くものであり、社会経済的にも貢献でき、身体下肢不自由者共同参画時代の先駆けとならんとす、大義を奏するものである。
発明の実施するための最良の形態
以下、当該発明の実施の形態を図1から図6に基ずいて説明するが、これはあくまで1実施例であり該発明を表現したもので、下記の例によって該発明が実施例だけに限定される物ではない。
図1においては、起立位状態にある、車椅子本体フレーム(11)と、該椅子に傾動可能に設けられた左右各1組の平行リンクによって構成されている着座枠(30)乃至(28)と、該着座枠に対して前部寄りに枢軸(26)乃至(25)を介して傾動自在に付設された着座椅子部(12)と、車椅子本体に枢備されて該着座枠を傾動させる、稼動ポンプ(18)に連結された昇降機構(4)と着座椅子部分(12)に嵌合せしめた尖頭型サドル部(1)を有し、着座枠(30)前寄りの左右中心部に基部微動固定(29)された昇降機構(4′′)が稼動することにより、サドル基部(16)に嵌合した長穴スライド溝(7)を滑り出し、尖頭型サドル部(1)を隆起させて、にわかに股間部および臀部を尖頭型サドル部(1)が下支えをするので、上肢のずり落ちをなくすことができる。
したがって、尖頭型サドル部(1)は昇降機構(4′′)が稼動することにより隆起して股間部乃至臀部を安定させる。昇降機構(4)は、油圧乃至ガス式の流体伸縮装置で、昇降機構稼動部であり車椅子本体フレーム(11)に微動型固定してある。
また(4′)は横臥乃至着座背凭れ(8)姿勢を調整する伸縮調整装置であり、着座状態では(13)を枢軸にして(14)の関節部を押し出して、背凭れ(8)は搭乗利用者所望の着座姿勢を自在に確保することができる。
当該車椅子に、傾動可能に設けられた左右各1組の平行リンクによって構成されている、着座枠(30)乃至(28)と、該着座枠に対して前部寄りに枢軸(25)、(26)を介して傾動自在に設けられた座枠上面の着座椅子部(12)と、着座枠(30)に傾動昇降用湾曲アーム(15)を該座枠前寄りの中心部左右(32)に枢着した構造としたことで車椅子本体フレーム(11)内側に具備した昇降機構(4)を小型化できるので、車椅子本体フレーム(11)の内部空間を広くとることができる。
当該車椅子の着座枠近傍に、付設された左右1組の腰下位臀部乃至蝶骨周辺サポート装置(2)は、手動式乃至電動式の臀部乃至蝶骨周辺同時サポート装置で、搭乗利用者の所望の動きに応じて、該装置を前方に動かす手段として、長穴スライド溝(17)を形成し、望ましくは緩やかな円弧状長穴スライド溝が優れ、樹脂座板を嵌合した、該装置は、微動滑り間隙を構成した付設部(17)を枢備したので、微動滑り間隙を任意に適宜調整できるほか、下腿脹脛部位サポート装置(3)でしっくりと抑えることが出来るので、前後乃至左右の振れ、および、前倒れ込み防止になり、および双方サポート装置(2)乃至(3)は低反発性クッションを使用し、下腿脹脛部サポート装置(3)は固定マジックテープを使用することも出来る、請求項2記載のサポート装置である。
図2に示す、尖頭型サドル部(1)は起立位状態を表現したもので、尖頭型サドル部(1)が、昇降機構(4′′)稼動時に、せり出せるようサドル基部スライド用嵌合軸(16)に、具備された長穴スライド溝(7)で、請求項1記載の装置である。
(4′)は横臥乃至着座位姿勢を調整する伸縮調整装置であり、着座状態では(13)を枢軸にして、力点(14)の関節部を押し出して、背凭れ(8)は搭乗利用者所望の着座姿勢を自在に確保することができる。
図3に示す、(a)尖頭型サドル部(1)であり着座位姿勢では、サドル基部嵌合長穴スライド溝(7)は、尖頭型サドル部の内側に収まるようにセットされ、着座椅子部(12)乃至尖頭型サドル部(1)は、低反発性クッションで成型され、双方、丸みを帯びた形状嵌合されているので、鋏まれる危険性を回避したものである。
(b)は上面図で、尖頭型サドル部(1)であり、サドル基部スライド用嵌合軸(16)とスライド溝(7)である。着座位状態では、尖頭型サドル部の内側に収まるように構成されセットされる。
図4は、起立乃至横臥無段階可変式車椅子の起立状態時の着座椅子部(12)および背凭れ(8)および肘掛け(19)を外した、起立補助乃至横臥可変式装置を構成する、裸体フレームの斜視図である。
図5に示す(c)は、角型円弧状昇降機構(5)で内部にサドル部(1)後部下側に枢着せしめたワイヤー(27)およびスプリング(6)である。これにより上昇時の前傾を抑える構造を具備したもので、この装置を使用してもよい。
図6に示す(20)は、前進、後退、左右方向の操作、及び着座状態から伸張した起立状態とに屈伸操作をするための装置で、肘掛け(19)近傍に設けたもので、合理的に構成した1極集中型操縦桿である。
駆動輪(22)である。方向自在の中輪(23)である。(24)はキャスターである。
当該発明の、実施形態を示す電動型起立乃至横臥無段階可変式車椅子の起立状態側面図 当該発明の、実施形態を示す電動型起立乃至横臥無段階可変式車椅子の着座椅子乃至サドル部側面図 (a)尖頭型サドル(1)及びサドル基部スライド用嵌合軸(16)に嵌合した長穴スライド溝(7)の拡大側面図 (b)尖頭型サドル部(1)乃至サドル基部スライド用嵌合軸(16)に嵌合した長穴スライド溝(7)の上面図 当該発明の、実施形態を示す電動型起立乃至横臥無段階可変式車椅子の起立状態の背凭れ(8)及びサドル収納型着座椅子部(12)を外した裸体フレームの斜視図 (c)当該発明の、実施形態を示す角型円弧状昇降機構 (d)当該発明の、実施形態を示す座椅子部 (e)当該発明の、実施形態を示すサドル部 当該発明の、実施形態を示す電動型起立乃至横臥無段階可変式車椅子の1部切り描いた全体側面図
符号の説明
1 サドル部
2 腰下位臀部サポート装置
3 下腿脹脛部サポート装置
5 角型円弧状昇降装置
6 角型円弧状昇降装置内蔵サドル後部連結の前傾抑止バネ
7 サドル基部嵌合長穴スライド溝
12 サドル収納型着座椅子部
15 昇降用湾曲アーム
16 サドル基部スライド用嵌合軸
17 サポート装置固定長穴スライド溝
20 操縦桿
27 角型円弧状昇降装置内蔵サドル後部連結の前傾抑止ワイヤー

Claims (3)

  1. 着座椅子部分(12)に嵌合せしめた股間部および臀部を支える尖頭型サドル部(1)を枢備し、着座起立位可変に昇降機構(4)を駆動して着座椅子部分(12)乃至尖頭型サドル部(1)および連結された背凭れ(8)が同時に傾動せり上げ、股間部位に尖頭型サドル部(1)を昇降機構(4′′)を駆動することにより、サドル基部(16)に嵌合した長穴スライド溝(7)を滑り出し、尖頭型サドル部(1)を隆起させて、股関部および臀部を下支えして、上肢のずり落ちをなくした構造であることを特徴とする手動式型至電動型起立補助可変式装置。
  2. 手動式乃至電動式の臀部乃至蝶骨周辺同時サポート装置(2)で該装置を前方に動かす手段(17)を枢備し、下腿脹脛部位サポート装置(3)の起立補助装置を具備せしめたことを特徴とする請求項1に記載の手動型乃至電動型起立補助可変式装置。
  3. 背凭れフレーム(31)両側前方向に設けた水平軸に肘掛け(19)を枢着し、肘掛け近傍に前後左右乃至上下可変操作を1極集中にした操縦桿(20)を具備せしめたことにより、搭乗者自身または介護者により高さ調整を出来るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の手動型乃至電動型起立補助可変式装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061640A (ja) * 2006-10-12 2007-03-15 Ai Hashizume 歩行用補助杖の脇当部痛み防止カバーマット

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