JP2006252007A - プログラム、情報記憶媒体および画像生成システム - Google Patents

プログラム、情報記憶媒体および画像生成システム Download PDF

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徹也 篠田
Takeshi Ono
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Abstract

【課題】 ユーザーによる入力の軌跡のサイズに適合した演出を行うことが可能な画像生成システム等を提供すること。
【解決手段】 画像を生成する画像生成部111と、ユーザーが任意の形状を入力可能な入力部193を介して入力した入力情報に基づき、当該入力の軌跡の認識処理を実行する軌跡認識部112と、サイズ情報生成部113とを含んで画像生成システムを構成し、画像生成部111が、入力情報に基づく軌跡を示す軌跡画像と、サイズ情報に基づく軌跡のサイズに応じた演出画像とを生成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ユーザーの入力の軌跡に応じた画像を生成するためのプログラム、情報記憶媒体および画像生成システムに関する。
ユーザーが、例えば、タッチパネルディスプレイを用いて入力した文字や図形を認識して画像を生成する処理装置が提供されている。
しかし、このような処理装置は、認識されたデータのみを用いて画像を生成していたため、演出の面白さに欠けていた。
このような問題を解決するため、例えば、特許文献1では、遊技者が入力した手書き画像を基準に新たな画像を付加して遊技を進行するための遊戯装置が記載されている。
より具体的には、特許文献1の図4には、手書き入力された爆弾の画像と、当該爆弾内の手書き入力された数字の「5」の画像が記載されている。また、当該図面では、遊戯装置が、当該爆弾内に記載された数字をカウントダウンするように、数値を1つずつ減らすことにより、当該数字が「0」になった時点で爆弾を爆発させて敵キャラクタを巻き込んで爆弾を爆発させる画像を生成することが記載されている。
また、特許文献1の図7には、遊戯装置が、手書き入力されたキャラクタの口を開閉する画像を生成することが記載されている。
さらに、特許文献1の図5には、遊戯装置が、手書き入力された入力画像と辞書パターンとを比較し、所定の画像と認識された場合、認識された画像の種類ごとの処理を行うことが記載されている。
特開2002−282541号公報
しかし、特許文献1の具体的な手法は、元の入力画像を変形させているだけであり、手書き画像とは異なる新たな画像を手書き画像に付加しているわけではない。
このため、手書き画像の領域と、付加された画像の領域はほとんど一致しており、画像における変化が乏しかった。
また、演出を行う場合、ユーザーに違和感を与えないためには、ユーザーによる入力の軌跡のサイズに適合した演出を行うことが重要となる。
本発明の目的は、ユーザーによる入力の軌跡のサイズに適合した演出を行うことが可能なプログラム、情報記憶媒体および画像生成システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、画像を生成するためのプログラムであって、
画像を生成する画像生成手段と、
ユーザーが任意の形状を入力可能な入力部を介して入力した入力情報に基づき、当該入力の軌跡の認識処理を実行する軌跡認識手段と、
前記軌跡のサイズを示すサイズ情報を生成するサイズ情報生成手段として、コンピュータを機能させ、
前記軌跡認識手段は、前記軌跡が所定条件を満たすかどうかを判定し、
前記画像生成手段は、前記軌跡が前記所定条件を満たす場合、前記入力情報に基づく前記軌跡を示す軌跡画像と、前記サイズ情報に基づく前記軌跡のサイズに応じた演出画像とを生成することを特徴とする。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体であって、上記プログラムを記憶したことを特徴とする。
また、本発明に係る画像生成システムは、画像を生成する画像生成手段と、
ユーザーが任意の形状を入力可能な入力部を介して入力した入力情報に基づき、当該入力の軌跡の認識処理を実行する軌跡認識手段と、
前記軌跡のサイズを示すサイズ情報を生成するサイズ情報生成手段と、
を含み、
前記軌跡認識手段は、前記軌跡が所定条件を満たすかどうかを判定し、
前記画像生成手段は、前記軌跡が前記所定条件を満たす場合、前記入力情報に基づく前記軌跡を示す軌跡画像と、前記サイズ情報に基づく前記軌跡のサイズに応じた演出画像とを生成することを特徴とする。
本発明によれば、画像生成システム等は、サイズ情報を生成し、当該サイズ情報に基づく軌跡のサイズに応じた演出画像を生成することができる。これにより、画像生成システム等は、ユーザーによる入力の軌跡のサイズに適合した、ユーザーに違和感を与えない演出を行うことができる。
また、本発明によれば、画像生成システム等は、軌跡画像とは異なる演出画像を生成することにより、軌跡画像の領域とは異なる領域に演出画像が表示される画像を生成することができるため、より多様で変化の大きい画像を生成することができる。
なお、前記サイズは、例えば、前記軌跡を含む第1の矩形領域の少なくとも1辺の長さ、前記軌跡に含まれる第2の矩形領域の少なくとも1辺の長さ、前記軌跡の長さ、前記軌跡の特徴部分の長さ、これらの長さに基づく長さのうちの少なくとも1つである。
また、前記画像生成システム、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記画像生成手段は、前記軌跡画像の位置と、上記のいずれかの長さとに基づき、当該長さに応じて大きさを調整した前記演出画像を生成してもよい。
これによれば、画像生成システム等は、軌跡の位置とサイズに応じた演出画像を生成することにより、ユーザーに違和感を与えない演出を行うことができる。
また、前記画像生成システムは、計時情報を生成する計時情報生成手段を含み、
前記画像生成手段は、前記計時情報に基づき、前記演出画像の位置、形状、色、模様、大きさのうちの少なくとも1つを時間の経過に応じて変化させる画像を生成してもよい。
また、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体は、計時情報を生成する計時情報生成手段としてコンピュータを機能させ、
前記画像生成手段は、前記計時情報に基づき、前記演出画像の位置、形状、色、模様、大きさのうちの少なくとも1つを時間の経過に応じて変化させる画像を生成してもよい。
これによれば、画像生成システム等は、時間の経過に応じて演出画像を変化させることができるため、より多様で変化の大きい演出を行うことができる。
また、前記画像生成システム、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記画像生成手段は、前記計時情報に基づき、前記軌跡画像の位置、形状、色、模様、大きさのうちの少なくとも1つを時間の経過に応じて変化させる画像を生成してもよい。
これによれば、画像生成システム等は、時間の経過に応じて軌跡画像を変化させることができるため、より多様で変化の大きい演出を行うことができる。
また、前記画像生成システム、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記画像生成手段は、前記計時情報に基づき、所定時点において、前記軌跡画像と、前記演出画像とを消滅させる画像を生成してもよい。
これによれば、画像生成システム等は、軌跡画像と演出画像を消滅させることができるため、演出終了後に通常の画像を生成したり、新たな演出を行ったりすることができる。
また、前記画像生成システム、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記軌跡認識手段は、前記軌跡が所定条件を満たすかどうかの判定として、前記軌跡が所定形状と適合するかどうかの判定を行ってもよい。
これによれば、画像生成システム等は、軌跡が所定形状(例えば、雲の形、鼻の形等)と適合した場合に演出を行うことができる。
また、前記画像生成システム、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記軌跡認識手段は、前記軌跡が所定条件を満たすかどうかの判定として、前記軌跡の色が所定の色と適合するかどうかの判定、前記軌跡で囲まれる領域が所定の状態となっているかどうかの判定のうちの少なくとも一方の判定を行ってもよい。
これによれば、画像生成システム等は、軌跡の色や状態に基づく演出を行うことができる。
また、前記画像生成システムは、前記軌跡画像を生成するための軌跡データと、前記所定形状を示す形状データと、前記演出画像を生成するための演出データとを記憶する記憶手段を含み、
前記軌跡データは、少なくとも、入力時点と、当該入力時点における座標位置と、当該入力時点における座標位置と直前の入力時点における座標位置とを結ぶ線分および当該入力時点における座標位置と直後の入力時点における座標位置とを結ぶ線分のなす角度とを示すデータであり、
前記形状データは、少なくとも前記入力時点と、前記角度とを示すデータであってもよい。
また、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体は、前記軌跡画像を生成するための軌跡データと、前記所定形状を示す形状データと、前記演出画像を生成するための演出データとを記憶する記憶手段としてコンピュータを機能させ、
前記軌跡データは、少なくとも、入力時点と、当該入力時点における座標位置と、当該入力時点における座標位置と直前の入力時点における座標位置とを結ぶ線分および当該入力時点における座標位置と直後の入力時点における座標位置とを結ぶ線分のなす角度とを示すデータであり、
前記形状データは、少なくとも前記入力時点と、前記角度とを示すデータであってもよい。
これによれば、画像生成システム等は、入力時点と角度を比較することにより、適合性を判定できるため、軌跡画像の全画素を比較する場合と比べ、より効率的に判定を行うことができる。
また、前記画像生成システム、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記入力部および前記画像生成手段によって生成された画像が表示される領域は、タッチパネルディスプレイとして形成されていてもよい。
これによれば、画像生成システム等は、ペン等による指示位置と連動して軌跡画像を生成し、指示終了時に適合性を判定して当該軌跡画像のサイズに応じた演出画像を生成することができるため、より直感的な演出を行うことができる。
また、前記画像生成システム、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、
前記サイズ情報に基づき、前記サイズに応じて音の大きさが調整された音を出力するための音情報を生成する音情報生成手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
これによれば、画像生成システム等は、軌跡画像のサイズに応じた音の演出を行うことができる。
以下、本発明を、タッチパネルディスプレイを有するゲーム装置の有する画像生成システムに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施形態に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(実施例)
図1は、本実施例におけるゲーム装置10の全体図である。
ゲーム装置10は、タッチパネルディスプレイ190と、ディスプレイ191と、操作部160とを含んで構成されている。また、ゲーム装置10は、ゲーム画像を生成する画像生成システムを有している。
プレイヤーは、ペン20を用いてタッチパネルディスプレイ190に軌跡(任意の形状)を描くことにより、ゲームを行う。
図2は、本実施例における雲と雨の演出を示す図であり、図2(A)は、雲が大きい場合の雨の演出画像410を示す図であり、図2(B)は、雲が小さい場合の雨の演出画像412を示す図である。
例えば、プレイヤーが、タッチパネルディスプレイ190に、始点Sから終点Eまで雲を描くようにペン20を移動することにより、ゲーム装置10は、タッチパネルディスプレイ190にプレイヤーのペン20による軌跡を示す軌跡画像400を表示する。
さらに、ゲーム装置10は、プレイヤーが描いた軌跡が雲等の所定形状に適合する形状である場合、形状に応じた演出画像410を軌跡画像400とは異なる位置に表示する。例えば、ゲーム装置10は、プレイヤーが描いた形状が雲である場合、雨粒が下方向に移動する動画像である演出画像410と、軌跡画像400を含む画像300を表示する。
また、ゲーム装置10は、軌跡画像400を囲む矩形領域500のサイズに応じた演出画像410を表示する。例えば、図2(A)に示すように、軌跡画像400が大きい場合、矩形領域500の横幅に合わせて演出画像410における雨粒の間隔等は大きくなり、図2(B)に示すように、軌跡画像402が小さい場合、矩形領域502の横幅に合わせて演出画像412における雨粒の間隔等は小さくなる。
このように、ゲーム装置10は、軌跡画像400のサイズに合わせた演出画像410を表示することにより、ユーザーに違和感を与えない演出を行うことができる。
次に、このような機能をゲーム装置10に実装するための機能ブロックについて説明する。
図3は、本実施例におけるゲーム装置10の機能ブロック図である。
ゲーム装置10は、画像生成等を行う処理部110と、種々のデータを記憶する記憶部120と、タッチパネルディスプレイ190と、ディスプレイ191と、音出力部192と、操作部160と、通信部196と、情報記憶媒体180とを含んで構成されている。
また、処理部110は、画像300等の画像を生成する画像生成部111と、プレイヤーによる入力の軌跡の認識処理を実行する軌跡認識部112と、軌跡のサイズを示すサイズ情報を生成するサイズ情報生成部113と、計時情報を生成する計時情報生成部114と、音情報を生成する音生成部115と、一般的なゲームの進行を行うためのゲーム演算部116とを含んで構成されている。
また、タッチパネルディスプレイ190は、ペン20による入力を受け付けてペン20の座標位置と入力時点を示す入力情報を生成する入力部193と、画像生成部111によって生成された画像を表示する表示部194とを含んで構成されている。
また、記憶部120は、ペン20の座標位置の軌跡を示す軌跡データ121と、雲等の所定形状を示す形状データ122と、雨粒等の演出画像410を生成するための演出データ123と、一般的なゲームの進行に用いられるゲームデータ124とを含んで構成されている。
なお、これらの各部は、例えば、処理部110としては、CPU、画像処理回路、タイマー等、記憶部120としては、RAM等、操作部160としては、ボタン、レバー等、音出力部192としては、スピーカー等、通信部196としては、無線LANモジュール等を用いてコンピュータに実装できる。
また、ディスプレイ191としては、一般的に用いられているLCD等、タッチパネルディスプレイ190としては、一般的に用いられているタッチパネルディスプレイ等を用いてコンピュータに実装できる。
さらに、コンピュータが、情報記憶媒体180やネットワーク上のサーバーから通信部196を介してプログラムを読み取ることにより、画像生成部111等の機能を実装することも可能である。なお、情報記憶媒体180としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ICカード、ROM、RAM、メモリカード、HDD等のレーザーや磁気等を用いた記憶媒体(具体的には、例えば、ゲームカートリッジ等)を適用できる。また、情報記憶媒体180からのプログラムの読み取り方式は、接触式でも非接触式でもよい。
ここで、タッチパネルディスプレイ190を用いた形状入力の手法と、入力形状の判定手法について説明する。
図4は、本実施例における座標位置と当該座標位置に基づく線分の角度を示す模式図である。また、図5は、本実施例における軌跡データ121のデータ構造を示す図である。また、図6は、本実施例における形状データ122のデータ構造を示す図である。
図4において、PA0はタッチ位置の始点S(ペンダウン位置)であり、PA8はタッチ位置の終点E(ペンアップ位置)である。プレイヤーがペン20による入力を行うと、そのタッチ位置PA0〜PA8の座標データが、例えば、1フレーム(所定周期)ごとに入力部193に入力される。
軌跡認識部112は、入力部193からの入力情報に基づき、タッチ位置間の線分LA0〜LA7を求め、線分間の角度θA1〜θA7を求める。例えば、軌跡認識部112は、タッチ位置PA0、PA1間の線分LA0と、PA1、PA2間の線分LA1を求め、線分LA0、LA1のなす角度であるθA1を求める。そして、軌跡認識部112は、タッチ位置PA0〜PA8の座標データと、角度データθA1〜θA7を、軌跡データ121として記憶部120に記憶する。
軌跡データ121は、図5に示すように、入力時点、当該入力時点におけるX、Yそれぞれの座標位置、当該入力時点における線分のなす角度等を示すデータである。
また、形状データ122は、図6に示すように、形状の名称、時点、当該時点ごとの角度を示すデータである。なお、説明をわかりやすくするため、名称にしているが、ID等の種々の識別情報を採用可能である。また、形状データ122と、演出データ123とは名称やIDによって関連づけられている。これにより、画像生成部111は、軌跡認識部112によって認識された形状に応じた演出データ123を用いて演出画像410を生成することができる。
また、軌跡認識部112は、入力形状と、辞書データとしてあらかじめ登録された形状パターンを示す形状データ122とのマッチング(照合)を行う。入力形状と形状パターンのマッチングの具体的な手法としては、例えば、軌跡データ121の角度データと、形状データ122の角度データの類似度演算等を採用してもよい。なお、軌跡データ121の角度データの数と形状データ122の角度データの数が同一ではない場合、軌跡認識部112は、補間処理や間引き処理を行うことにより、これらの数を同一にして、類似度演算を行えばよい。そして、入力形状と特定の形状パターンとの類似度(相関)が高いと判断されると、その入力形状は、その特定の形状パターンに適合したと判断される。
このように、軌跡認識部112は、形状の適合性の判定に角度データを用いることにより、雲等の複雑な形状を判定する場合であっても、簡易かつ効率的に判定することができる。
次に、上述した各部を用いた入力情報の入力から演出処理までの処理の流れについて説明する。
図7は、本実施例における入力情報の入力から演出処理までの処理の流れを示すフローチャートである。
まず、入力部193は、ペン20がタッチパネルディスプレイ190にタッチしたかどうかを判定する(ステップS1)。
そして、ペン20がタッチパネルディスプレイ190にタッチした場合、図4を用いて説明したように、入力部193は、所定周期(所定時点)ごとにタッチ位置の座標位置を示す入力情報を生成する(ステップS2)。
また、軌跡認識部112は、入力情報に基づき、タッチ位置の座標データと、タッチ位置間を結ぶ線分間の角度データを、軌跡データ121として記憶部120に記憶する(ステップS3)。なお、画像生成部111は、入力情報に基づき、ほぼリアルタイムに軌跡画像400を生成する。
次に、入力部193は、ペン20がタッチパネルディスプレイ190から離れたかどうかを判定する(ステップS4)。
そして、ペン20がタッチパネルディスプレイ190から離れた場合、軌跡認識部112は、入力形状(軌跡データ121)と、辞書に登録されている形状パターン(形状データ122)とを比較する(ステップS5)。なお、ペン20がタッチパネルディスプレイ190から離れるまでの間、ステップS2、S3の処理が繰り返し実行される。
そして、入力形状と適合する形状パターンがある場合(ステップS6)、ゲーム装置10は、適合した形状パターンとサイズに応じた演出画像410の生成等の演出処理を実行する(ステップS7)。なお、入力形状と適合する形状パターンがない場合、軌跡認識部112は、軌跡データ121をクリアし、画像生成部111は、軌跡画像400を消去する。
次に、本実施例における雲の場合の演出処理の流れについて説明する。
図8は、本実施例における演出処理の流れを示すフローチャートである。
サイズ情報生成部113は、軌跡を囲む矩形領域500の横の長さを示すサイズ情報を生成する(ステップS11)。より具体的には、サイズ情報生成部113は、図5に示す軌跡データ121のXの座標位置の最大値Xmax1と最小値Xmin1との差を演算することにより、図2(A)に示すように矩形領域500の横の長さを求めることができる。なお、サイズ情報生成部113は、軌跡データ121のYの座標位置の最大値Ymax1と最小値Ymin1との差を演算することにより、矩形領域500の縦の長さを求めることもできる。
画像生成部111は、演出データ123に基づき、雲の場合はどのような演出を行うか判別する。例えば、雲の場合、画像生成部111は、サイズ情報に基づき、矩形領域500の横の長さを6分割した場合の7つの境界点のうち、両端以外の5つの境界点を、雨粒のX座標に設定する(ステップS12)。
そして、画像生成部111は、雨粒のY座標をランダムに設定する(ステップS13)。画像生成部111は、Y座標をランダムに設定することにより、図2(A)に示すように、雨粒のY座標の位置をそれぞれ異ならせることができる。
また、画像生成部111は、計時情報生成部114の計時情報に基づき、演出開始から所定時間が経過したかどうかを判定する(ステップS14)。なお、計時情報としては、例えば、日時、時刻、生成された画像のフレーム数等を示す情報が該当する。
所定時間が経過していない場合、画像生成部111は、雨粒のY座標を更新して雨粒を画像の下方向に移動させる演出画像410を含む画像300を生成する(ステップS16)。表示部194は、画像生成部111によって生成された軌跡画像400と演出画像410を含む画像300をタッチパネルディスプレイ190に表示する。
そして、画像生成部111は、現在の雨粒のY座標の位置と、矩形領域500の下端の位置(Ymin1)とに基づき、雨粒と雲の距離が所定値以上となったかどうか、すなわち、雨粒が画像300の下端付近になっているかどうかを判定する(ステップS17)。
所定値以上となった場合、画像生成部111は、雨粒のY座標に初期値(例えば、ステップS13で設定する値)を設定する(ステップS18)。
このような処理を実行することにより、画像生成部111は、雲から雨が降っているように動画像を生成することができる。
また、演出開始から所定時間が経過した場合(ステップS14)、画像生成部111は、雲と雨粒(軌跡画像400と演出画像410)を消滅させる画像を生成する(ステップS15)。
このような処理を実行することにより、画像生成部111は、所定時間で演出を終了することができ、演出終了後に通常の画像を生成したり、新たな演出を行ったりすることができる。
以上のように、本実施例によれば、ゲーム装置10は、サイズ情報を生成し、当該サイズ情報に基づく軌跡のサイズに応じた演出画像410を生成することができる。これにより、ゲーム装置10は、プレイヤーによる入力の軌跡のサイズに適合した、プレイヤーに違和感を与えない演出を行うことができる。
また、本実施例によれば、ゲーム装置10は、軌跡画像400とは異なる演出画像410を生成することにより、軌跡画像400の領域とは異なる領域に演出画像410が表示される画像300を生成することができるため、より多様で変化の大きい画像300を生成することができる。
また、ゲーム装置10は、軌跡の位置とサイズに応じた演出画像410を生成することにより、ユーザーに違和感を与えない演出を行うことができる。
また、ゲーム装置10は、時間の経過に応じて演出画像410を変化させることができるため、より多様で変化の大きい演出を行うことができる。
また、ゲーム装置10は、入力時点と角度を比較することにより、適合性を判定できるため、軌跡画像400の全画素を比較する場合と比べ、より効率的に判定を行うことができる。さらに、ゲーム装置10は、複雑な形状(例えば、雲の形、鼻の形等)であっても、適合性を適切に判定することができる。
なお、軌跡データ121の入力時点と、形状データ122の時点を比較する手法は、時点0、1、2と正方向に順番に比較するだけでなく、時点2、1、0と逆方向に比較してもよく、時点0、2と間引いて比較してもよい。軌跡認識部112は、このような比較を行うことにより、プレイヤーの軌跡の書き順や開始位置によらずに適切な比較を行うことができる。
さらに、ゲーム装置10は、ペン20等による指示位置と連動して軌跡画像400を生成し、指示終了時に適合性を判定して当該軌跡画像400のサイズに応じた演出画像410を生成することができるため、より直感的な演出を行うことができる。
(変形例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上述したサイズ情報は、矩形領域500の1辺の長さを示す情報に限定されず、例えば、
矩形領域500の2辺以上の合計の長さを示す情報であってもよい。また、サイズの基準となる矩形領域は、矩形領域500のように、軌跡画像400全体を囲むものだけでなく、軌跡画像400に包含される矩形領域や、軌跡画像400の特徴部分を包含する、あるいは、包含される矩形領域であってもよい。さらに、サイズ情報は、これらの長さに基づく長さ(例えば、矩形領域の対向する頂点を結ぶ斜線の長さ等)を示す情報であってもよいし、これらの長さを組み合わせた長さ(例えば、矩形領域500の1辺の長さと矩形領域500の対向する頂点を結ぶ斜線の長さの合計等)を示す情報であってもよい。
例えば、ゲーム装置10は、軌跡画像400が鼻の形と適合する場合に、鼻の穴から鼻水を流す演出画像を生成する場合、鼻の穴の部分を特徴部分として処理してもよい。この場合、サイズ情報生成部113が、軌跡に含まれる鼻の穴の部分の長さを示すサイズ情報を生成し、画像生成部111は、鼻の穴の部分の長さが長い場合は鼻水の太さを太くし、鼻の穴の部分の長さが短い場合は鼻水の太さを細くして鼻水を流す演出画像を生成すればよい。
このように、軌跡画像400と演出画像410の組み合わせは、雲と雨粒に限定されず、例えば、鼻と鼻水、おしりとおならを示す吹き出し、弓と矢等であってもよい。
また、上述した実施例では、画像生成部111は、計時情報に基づき、演出画像410の位置を変化させたが、例えば、演出画像410の位置、形状、色、模様、大きさのうちの少なくとも1つを時間の経過に応じて変化させる画像を生成してもよい。さらに、画像生成部111は、軌跡画像400の位置、形状、色、模様、大きさのうちの少なくとも1つを時間の経過に応じて変化させる画像を生成してもよい。
これによれば、ゲーム装置10は、時間の経過に応じて軌跡画像400や演出画像410を変化させることができるため、より多様で変化の大きい演出を行うことができる。
また、軌跡認識部112は、軌跡が所定条件を満たすかどうかの判定として、例えば、軌跡の色が所定の色と適合するかどうかの判定、軌跡で囲まれる領域が所定の状態となっているかどうかの判定等を行ってもよい。
より具体的には、軌跡の色の適合性の判定による演出として、画像生成部111は、例えば、軌跡の色が黄色で形状が丸で、太陽を示す軌跡であれば、家から人を外出させる演出画像を生成し、軌跡の色が青色で形状が丸で、月を示す軌跡であれば、家に人を帰宅させる演出画像を生成してもよい。なお、ユーザーに色を変えて軌跡を描画させる場合、画像生成部111は、赤、青等の複数の色を有する色選択画像を生成し、入力部193が色選択画像においてペン20によって指示された位置を示す色選択情報を生成し、軌跡認識部112が、色選択情報に基づいてどの色が選択されたか判定してもよい。
また、軌跡で囲まれる領域の判定による演出として、画像生成部111は、例えば、軌跡が、図2(A)に示す状態の雲であれば、雨粒を降らす演出画像410を生成し、雲がペン20によって塗りつぶされた状態であれば、雷雨を降らす演出画像を生成してもよい。
また、ゲーム装置10は、画像の演出だけでなく、音や光の演出を行ってもよい。例えば、音生成部115が、サイズ情報に基づき、サイズに応じて音の大きさが調整された音を出力するための音情報を生成し、音出力部192が当該音情報に基づいて音を出力してもよい。より具体的には例えば、ゲーム装置10は、図2(A)に示すように軌跡のサイズが大きい場合、大きな雨音を出力し、図2(B)に示すように軌跡のサイズが小さい場合、図2(A)の場合と比べて小さな雨音を出力してもよい。
これによれば、ゲーム装置10は、軌跡のサイズに応じた音の演出を行うことができる。
また、ゲーム装置10は、軌跡のサイズと同様に、ペン20による筆圧の強弱に応じて演出してもよい。例えば、ゲーム装置10は、筆圧が強い場合は軌跡のサイズが大きい場合と同様の演出を行い、筆圧が弱い場合は軌跡のサイズが小さい場合と同様の演出を行ってもよい。なお、この場合、入力部193は、入力情報として筆圧を示す情報を含む情報を生成すればよい。
また、本発明の適用は、ゲーム装置10に限定されず、例えば、PC、PDA、携帯電話、テレビ等の種々の画像生成システムを有する装置に適用可能である。また、入力部は、タッチパネルディスプレイ190に内蔵された入力部193に限定されず、例えば、タブレット、PDA等のパッド、マウス等であってもよく、入力方法もペン20による入力だけでなく、例えば、手指による入力であってもよい。
また、図1では、ゲーム装置10は、タッチパネルディスプレイ190とディスプレイ191を有しているが、タッチパネルディスプレイ190だけでもよい。また、ゲーム装置10は、軌跡画像400をタッチパネルディスプレイ190に表示し、演出画像410をディスプレイ191に表示してもよい。
また、軌跡画像400は、直線には限定されず、例えば、点線、軌跡の点を丸や星印のように記号化したもの等であってもよい。
本実施例におけるゲーム装置の全体図である。 本実施例における雲と雨の演出を示す図であり、図2(A)は、雲が大きい場合の雨の演出画像を示す図であり、図2(B)は、雲が小さい場合の雨の演出画像を示す図である。 本実施例におけるゲーム装置の機能ブロック図である。 本実施例における座標位置と当該座標位置に基づく線分の角度を示す模式図である。 本実施例における軌跡データのデータ構造を示す図である。 本実施例における形状データのデータ構造を示す図である。 本実施例における入力情報の入力から演出処理までの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例における演出処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 ゲーム装置(画像生成システム)
20 ペン
111 画像生成部
112 軌跡認識部
113 サイズ情報生成部
114 計時情報生成部
115 音生成部
120 記憶部
121 軌跡データ
122 形状データ
123 演出データ
190 タッチパネルディスプレイ
193 入力部
194 表示部

Claims (13)

  1. 画像を生成するためのプログラムであって、
    画像を生成する画像生成手段と、
    ユーザーが任意の形状を入力可能な入力部を介して入力した入力情報に基づき、当該入力の軌跡の認識処理を実行する軌跡認識手段と、
    前記軌跡のサイズを示すサイズ情報を生成するサイズ情報生成手段として、コンピュータを機能させ、
    前記軌跡認識手段は、前記軌跡が所定条件を満たすかどうかを判定し、
    前記画像生成手段は、前記軌跡が前記所定条件を満たす場合、前記入力情報に基づく前記軌跡を示す軌跡画像と、前記サイズ情報に基づく前記軌跡のサイズに応じた演出画像とを生成することを特徴とするプログラム。
  2. 請求項1において、
    前記サイズは、前記軌跡を含む第1の矩形領域の少なくとも1辺の長さ、前記軌跡に含まれる第2の矩形領域の少なくとも1辺の長さ、前記軌跡の長さ、前記軌跡の特徴部分の長さ、これらの長さに基づく長さのうちの少なくとも1つであることを特徴とするプログラム。
  3. 請求項2において、
    前記画像生成手段は、前記軌跡画像の位置と、請求項2に記載のいずれかの長さとに基づき、当該長さに応じて大きさを調整した前記演出画像を生成することを特徴とするプログラム。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    計時情報を生成する計時情報生成手段としてコンピュータを機能させ、
    前記画像生成手段は、前記計時情報に基づき、前記演出画像の位置、形状、色、模様、大きさのうちの少なくとも1つを時間の経過に応じて変化させる画像を生成することを特徴とするプログラム。
  5. 請求項4において、
    前記画像生成手段は、前記計時情報に基づき、前記軌跡画像の位置、形状、色、模様、大きさのうちの少なくとも1つを時間の経過に応じて変化させる画像を生成することを特徴とするプログラム。
  6. 請求項5において、
    前記画像生成手段は、前記計時情報に基づき、所定時点において、前記軌跡画像と、前記演出画像とを消滅させる画像を生成することを特徴とするプログラム。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、
    前記軌跡認識手段は、前記軌跡が所定条件を満たすかどうかの判定として、前記軌跡が所定形状と適合するかどうかの判定を行うことを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7において、
    前記軌跡認識手段は、前記軌跡が所定条件を満たすかどうかの判定として、前記軌跡の色が所定の色と適合するかどうかの判定、前記軌跡で囲まれる領域が所定の状態となっているかどうかの判定のうちの少なくとも一方の判定を行うことを特徴とするプログラム。
  9. 請求項7、8のいずれかにおいて、
    前記軌跡画像を生成するための軌跡データと、前記所定形状を示す形状データと、前記演出画像を生成するための演出データとを記憶する記憶手段としてコンピュータを機能させ、
    前記軌跡データは、少なくとも、入力時点と、当該入力時点における座標位置と、当該入力時点における座標位置と直前の入力時点における座標位置とを結ぶ線分および当該入力時点における座標位置と直後の入力時点における座標位置とを結ぶ線分のなす角度とを示すデータであり、
    前記形状データは、少なくとも前記入力時点と、前記角度とを示すデータであることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項1〜9のいずれかにおいて、
    前記入力部および前記画像生成手段によって生成された画像が表示される領域は、タッチパネルディスプレイとして形成されていることを特徴とするプログラム。
  11. 請求項1〜10のいずれかにおいて、
    前記サイズ情報に基づき、前記サイズに応じて音の大きさが調整された音を出力するための音情報を生成する音情報生成手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載のプログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
  13. 画像を生成する画像生成手段と、
    ユーザーが任意の形状を入力可能な入力部を介して入力した入力情報に基づき、当該入力の軌跡の認識処理を実行する軌跡認識手段と、
    前記軌跡のサイズを示すサイズ情報を生成するサイズ情報生成手段と、
    を含み、
    前記軌跡認識手段は、前記軌跡が所定条件を満たすかどうかを判定し、
    前記画像生成手段は、前記軌跡が前記所定条件を満たす場合、前記入力情報に基づく前記軌跡を示す軌跡画像と、前記サイズ情報に基づく前記軌跡のサイズに応じた演出画像とを生成することを特徴とする画像生成システム。
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