JP2006270865A - 画像監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、広角カメラと追尾カメラとの組合わせにより所定の空間部に存在する人物をスキンして数を算出してその数に基づいて照明及エアコンなどの生活環境機器を制御して快適空間を創出する。
【解決手段】固定カメラ2A、2B、2C・・の映像から通路内の各領域の人数を求め、これらの平均から各エアコンの風量(冷房、暖房)を制御する制御コントローラ4を備えて、フレームメモリ8の今回の画像とメモリに記憶されている前回の画像との比較で新たな画像又は、動きを検出して、かつ移動方向を求め、これらの平均を取って通路のどちら側に移動しているかを判定し、移動方向と人数によって空調機器を最適に制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は例えば通路内を通行する人の数に応じて例えば空調機器、照明、冷房、暖房(総称して環境維持機器という)などシステムを制御することにより、無駄なエネルギを考慮した環境に好適な画像監視装置に関する。また、安価な構成で通路内の異常者を監視・追尾する画像監視装置に関する。
近年、生活の多様化に伴なってコンビニエンス・ストアが多く設置されてきており、この種の店は深夜まで営業しているため、ややもすると強盗などの防犯に巻き込まれることもある。そして、大きな犯罪としては世界的なテロなどにより多くの人命が損なわれていることも周知のことである。
このため、生活環境を安定させる必要があり、各個所の防犯上に必須機器として監視カメラが多く備え付けられてきて、犯罪の防犯又は抑止に寄与してきている。また、この種の監視カメラ、店内ばかりでなく商店街などの街角に複数個備え付けられて、その映像はネットワーク介して監視センタなどに送信されて総合的監視システムが構築されている。又一方では、交差点及び踏切などに配置して交通/列車事故等の証拠映像として利用されることもある。
一方、商店が多数存在するゲート、地下街、デパート(以下総称して通路という)においては、空調設備、照明設備、暖房、冷房を行うようになって来ている。そして、これらの制御においては、一般には通路内の温度及び湿度などの環境条件に応じて制御するものである。
また、監視カメラから得られた映像を処理・分析して、例えば所定のゲートを通行する通行人の体温を測定して、特殊な伝染病に感染した人をいち早く発見して隔離することにより病気の拡散防止にも一役かっているものである。
さらに、監視カメラの映像は、センターでN分割画面で直接監視するのと、所定の空間部に複数台の監視カメラを設置し、所定の時間内をどのくらいの数の移動物体(車など機器が通過したかを画像処理技術によって判定して、記録装置に記録するような画像処理装置を備えたITV監視システムなど様々な利用形態に供するものである)が移動したかを監視するものもある。
特開平8−257017号公報 特開2001−54176号公報
この種の技術は、例えば特許文献1に記載されるように、区画された空間部に快適な環境を提供するための技術として、監視カメラ、温度センサなどを用いて人間の無意識な行動を、画像、音声などの情報として捉えてその結果を分析し、各種の生活機器及び環境機器等を制御する技術が提供されている。
また、特許文献2に示すように家庭内では電力制御装置を用いて、人の有無及び動きをセンサーにて検出してその検出結果からエアコン、テレビなどの各種の電気機器を制御する技術などが提供されており、省エネに寄与するものである。
しかしながら、上記した先行する技術はそれぞれは個々に有効に機能するものであるが、センサー及び画像の状況にのみより機器を制御するものであるから、所定の空間に存在する多くの人の動作及び数を認識して、機器を設定状態から現状に適合した適切な状態に柔軟に制御するようには考慮されていないものである。
また、犯罪防止に用いられる監視カメラシステムにおいては、広角な固定カメラと高価な追尾カメラとを一体で設けて、監視・追尾するものであるので、より広いエリアを監視追尾するには、費用がかかる。
本発明は上述した問題点を鑑みてなされたものであり、撮像手段から得られた映像情報を分析し、その分析結果により所定の空間部にいる人の数及び移動方向などを計測してエアコン、及び照明装置などの環境制御機器を適切に設定して、より快適空間を創出すると共に省エネに寄与する画像監視装置を提供することを目的とする。
また、追尾カメラを固定カメラと一体化しないで、通路内を通る異常者を容易に安価に追尾する画像監視装置を得る。
本発明は上記課題を解決するために、本発明の画像監視装置は、通路内の所定の領域毎に、撮像可能に配置された広角カメラを有する撮像手段と、前記通路内の所定の領域毎に設けられた環境維持機器と、前記撮像手段にて撮像された各領域の被写体像の人数を検出し、該人数の物体の移動方向を求める手段と、前記移動方向が求められたとき、どの領域に移動するかどうかを推定し、該推定した領域内の前記環境維持機器を、前記被写体像の人数に応じた稼動率に制御するための制御信号を前記各環境維持機器に出力する手段とを備えたことを要旨とする。
また、本願の画像監視装置は、通路内の所定の領域毎に、撮像可能に配置された広角カメラと、前記広角カメラが撮影できない領域毎に或いは一定速度以上の人物が通過するとする領域毎に、撮影可能に設けられた追尾カメラと、前記広角カメラの撮影可能な領域毎に設けられ、それぞれが撮像手段にて撮像された今回の被写体像と前回の被写体像との比較で動き及び移動方向を検出する手段と、前記動きが検出されたとき、その画像が人物の画像の特徴を示しているときは、前記今回の画像と前回の画像とから移動速度を求める手段と、前記移動速度が一定速度を超えているときは、前記人物を異常者と判定し、該異常者が最も最初に捉えられる前記移動方向に設置された前記追尾カメラを選択して動作させる手段と、前記追尾カメラが選択されたとき、記憶手段に前記追尾カメラの映像を記憶させる手段とを備えたことを要旨とする。
本発明の画像監視装置にあっては、予め設定された設定条件と所定の空間部に存在する人物の数をベースとした分析結果との比較により、予設定条件に優先して現状の環境を適宜制御することにより快適な空間を維持することができると言う効果がある。
例えば、環境維持機器を人数、移動方向に応じて各監視領域を最適な稼働率に維持するので、通路内での環境維持機器の制御費用を最適にすることができている。
また、通路内の異常者をより少ない個数の追尾カメラで追尾可能としたので、費用を抑えることができる。
以下、本発明の画像監視装置の形態につき、好ましい一実施例を図面を参照しながら順次説明する。
<実施の形態1>
実施の形態1は通路内の人数をカメラ画像から計数し、この計数値から通路内の各エアコン、照明、空調を最適に制御するものである。
本実施の形態1は図1に示すように、地下等の通路の両脇に店舗A1、A2・・が多数存在し、ところどころにエアコン1a、1b・・、照明器具等が設けられている。本実施の形態ではエアコンを例にして説明する。
図1に本発明に係る画像監視装置の概略構成図、図2は監視カメラ装置を所定の通路の前後に配置した例を示す。
また、監視カメラ装置としては、例えば広域を撮影する広角の固定カメラ2A、2B、2C・・が一定間隔で壁に取り付けられている(両脇でもかまわないが本実施の形態では一方の壁とする)。この固定カメラ2Aは、通路内の領域3aを撮像可能に、固定カメラ2Bは領域3bを、固定カメラ2Cは領域3cを撮像するように設置されている。ただし、それぞれの撮像領域は端部で重なりあう。
また、固定カメラ2A、2B、2C・・の映像から通路内の各領域の人数を求め、これらの平均から各エアコンの風量(冷房、暖房)を制御する制御コントローラ4を備えている。また、制御コントローラ4には監視モニタ5が接続されている。
図2は制御コントローラ4の概略構成図である。制御コントローラ4は図2に示すように、第1の領域内人数計算部5a、第2の領域内人数計算部5b、第3の領域内人数計算部5cを備えている。また、これらの計算部の後段には各エアコン制御量推定部6を備えている。
前述の第1の領域内人数計算部5a、第2の領域内人数計算部5b、第3の領域内人数計算部5cは、図2に示すように固定カメラからの走査線情報毎の画像情報を順次記憶するフレームメモリ8(A/D変換部は省略する)を備えている。また、フレームメモリ8の今回の画像とメモリ(図示せず)に記憶されている前回の画像との比較で新たな画像又は、動きを検出してその画像を切り出す動き検出部9と、動き検出されたエリアの物体が人の特徴を有しているかどうかを判定する特徴判定部10と、動きが検出され、かつ人と判定された物体画像の移動方向を求め、これらの平均を取って通路のどちら側に移動しているかを判定する移動方向判定部12と、特徴判定部10で人と判定される毎に、カウンタを動作させて人数を計測する人数計数部13とを備えている。人物用パラメータは切り出した画像より、人の属性(スカート・ズボン着用、頭の髪形、身長、着物の色等)を判断するパラメータ情報を有し、通行人の種類をカウントすることも可能である。
また、各エアコン制御量推定部6は、領域3aと領域3cとの比較で物体に対しての入り口、出口方向を定める。そして、移動方向判定部12で判定された領域の中の人の移動方向と、人数計算部13からのその領域の人数とを入力し、外気温度、湿度、定められた入り口、出口から各領域のエアコン制御量(温度、湿度)を時間の経過に合わせて順次推定し、この制御量で各エアコンを制御する。
前述の制御量は、メモリ14に記憶されているパラメータを用いている。
また、各カメラからの画像はVTR15a、15b、15cに保存(ハードディスクであってもよい)。
さらに、制御コントローラ4は、広角の固定カメラの映像から、通路の壁面などの不要な映像情報を削除するために周知の方法にて適宜マスキングすることにより、映像情報としてのデータ量を削減する機能を有している。このため、画像処理のスピードが速くなる。
また、各カメラの映像は画像処理部である画像切替合成部(図示せず)に送信され、当該切替合成部より図示せぬ監視室のモニタに4分割画像として表示される。また、画像情報は必要に応じてネットワークを介して遠隔地又は携帯端末に送信することも可能であるため、閉鎖された所定のシステムに限定的に解釈されるものではない。
また、この切替合成部からの映像信号はそのままアナログ信号として図示せぬ他の装置に送信することも可能なことである。
また、固定カメラの動画情報が動画エンコード部(図示せず)内にてA/D変換後にエンコードされ各映像ごとにカメラIDと共に蓄積装置であるハードディスク又はVDR(ビデオ・デスク・レコーダ)に、例えばMPEG画像として圧縮記録される。又同様にして静止画エンコード部(図示せず)では、適宜なタイミング信号にて例えばJPEGに圧縮して高画質な画像としてカメラIDと共にRAMに順次記録することができる。記録のタイミング信号としては、例えば通路の壁面に設置した図示せぬ緊急釦が操作されたときをトリガー信号として静止画を取込む。
また、特徴判定部10は、例えば固定カメラより撮像して得られた2枚の画像データに基づいて、画像データ中に存在する各点の空間座標を求め、この求めた各点を個々の人物を構成するもの同士を整理することにより、人物同士を分離して人間の存在位置を求めるようにしている。
つまり、特徴検出部10では、関連する2枚の画像データのそれぞれ所定の特徴量抽出処理を用いて、人間の候補点となる特徴点を抽出することができる。次いで、2枚の画像データでそれぞれ抽出された特徴点同士を比較し、類似するものを同一の場所を撮像したものとして対応付けている。
上記のように構成された実施の形態1の撮像監視装置を用いた制御システムの動作を以下に説明する。
制御コントローラ4は、タイマーを備え、予め設定されている第1時間(例えば朝8時)になったときに、通路内の温度湿度を予め設定されている第1の温度、湿度になる値で各エアコンを制御する。また、第2の時間(例えば夜9時になったときに、各エアコンの制御を停止する信号を出力するものである。
そして、例えば朝8時になると、各エアコン制御量推定部6は、温度計、湿度計の情報を読み予め設定されている温度湿度になるように制御する。
また、固定カメラ2A、2B、2Cはそれぞれ領域3a、領域3b、領域3cを撮影して、第1の領域内人数計算部5a、第2の領域内人数計算部5b、第3の領域内人数計算部5cに出力している。
図3及び図4は本実施の形態を説明するフローチャートである。
第1の領域内人数計算部5a、第2の領域内人数計算部5b、第3の領域内人数計算部5cは、各固定カメラ(2A、2B、2C)が撮影している画像情報(時刻及び領域番号付き)をフレームメモリに順次収集する(S1)。
動き検出部9は、フレームメモリ8に記憶された今回の画像(時刻付き)と前回の画像(時刻付き)とを比較して新たな物体を検出し、特徴判定部10は、この検出した物体が人の特徴を有しているかどうかを判定する。人の特徴を有しているときは、特徴判定部10が人物として検出する(S2)。
人数計数部13は、人物と判定される毎に、カウントし、これを時間に対応させて記憶し、一定時間(例えば5秒〜10秒)毎に平均化する(S3)。
次に、各エアコン制御量推定部6は、第1の領域内人数計算部5a、第2の領域内計算部5b、第3の領域内計算部5cの人数計算部13からの各領域内の人数を判定し、通路の入り口側と出口側を定める。この決定の手法は後述する。本実施の形態では、領域3aを入り口側と定めて説明する。
例えば、第1の領域内人数計算部5aでの領域3aの現在の人数が30人かどうかを判定する(S4)。
ステップS4において、人数が30人以上と判定したときは、稼働率テーブルのエアコン1aの稼働を100%にすると共に、領域3bのエアコン1bを90%の稼働率にする一方、領域3cのエアコン1cの稼働率を60%にする(S5)。すなわち、入り口側である領域3aから出口側に移動すると過程して、それぞれの領域のエアコンの稼働率を決定している。
また、各エアコン制御量推定部6がステップS4において例えば、領域3aの人数が30人以下と判定したときは、その人数が20人〜29人以内かどうかを判定する(S6)。
ステップS6において、領域3aの人数が20人〜29人以内と判定したときは、稼働率テーブルのエアコン1aの稼働率を70%、エアコン1bの稼働率を60%、エアコン1cの稼働率を50%にする(S7)。
また、各エアコン制御量推定部6がステップS6において例えば、領域3aの人数が20人〜10人の範囲又は10人以下かどうかを判定する(S8)。ステップS8において、20人〜10人以内と判定したときは、稼働率テーブルのエアコン1aの稼働率を50%、エアコン1bの稼働率を40%、エアコン1cの稼働率を30%にする(S9)。
さらに、ステップS8において、領域3aの人数が10人以下と判定したときは、稼働率テーブルのエアコン1aの稼働率を40%、エアコン1bの稼働率を30%、エアコン1cの稼働率を30%にする(S10)。
次に、各エアコン制御量推定部6は、図4に示すように、再び5秒〜10秒の経過かどうかを判定する(S11)。
ステップS11において、5秒〜10秒の経過と判定したときは、フレームメモリ18の画像を動き検出部9が読み込み(S12)、前回の画像と今回の画像とを比較して物体(歩行者)が移動したかどうかを判定する(S13)。
ステップS13において動き検出部9が動き無しと判定したときは、各エアコン制御量推定部6は各領域の制御量を現状通りに維持する(S14)。
また、ステップS13において、移動していると判定したときは、移動方向判定部12が前回の画像と今回の画像との比較で動きのある人物の移動方向を求める(S15)。
そして、移動と判定したときは人数計算部13が人物と判定される毎に、移動者数をカウント(移動者数を求める)する(S16)。
そして、各エアコン制御量推定部6が移動者数が20人以上かどうかを判定する(S17)。
ステップS17において、移動者が20人以上と判定したときは、稼働率テーブルのエアコン1aの稼働率を90%、エアコン1bの稼働率を100%、エアコン1cの稼働率を80%にする(S18)。すなわち、領域3aの人物が20人以上で、これらが次の領域3bに移動すると推定したときは、領域3bを最大の稼働率にしている。また、領域3aは急に稼働率を落とさないで、90%程度にし、おそらく20人以上が次の領域3cにも移動すると推定されるから領域3cは80%の稼働率にしておく。
これによって、エアコンの稼働率を適正に抑制できると共に、通路を移動する移動者も違和感なく通路で移動しながら買い物等ができる。
さらに、ステップS17において、領域3aの移動者が10人〜19人以内又は10人以下かどうかを判定する(S19)。
ステップS19において、10人〜19人以下と判定したときは、稼働率テーブルの領域3bのエアコン1bの稼働率を90%、領域3cのエアコン1cの稼働率を80%、領域3aのエアコン1aの稼働率を80%にする(S20)。
また、ステップS19において、領域3aの移動者が10人以下と判定したときは、稼働率テーブルの領域3bのエアコン1bの稼働率を70%、領域3cのエアコン1cの稼働率を60%、領域3aのエアコン1aの稼働率を90%にする(S21)。これは、領域3aには30人程度が存在した場合に、10人程度が移動したのであるから、領域3aは高い稼働率にしている。
次に、夜9時かどうかを判定し、夜の9時になっていないときは処理をステップS1に戻す。
すなわち、図5に示すように、各エアコン制御量推定部6は、一定時間毎に(例えば5秒〜10秒)領域3aと領域3cとの人数を比較し、どちらかが人数が多いかを判定する。人数が多い領域の方を入り口、人数が少ないほうを出口とする。本実施の形態では領域3a側を入り口とし、領域3c側を出口とする。
そして、入り口側の領域を例えば23°Cとして、領域3aの人物の領域3bまでの移動時間を予想して、この予想時間において領域3bの温度を24°Cに制御を行う。
また、領域内の店舗数に応じてエアコンの稼働率を変更するようにしてもよい。例えば各領域が30人以上の場合で領域3aには店舗が20軒、領域3bには店舗が10件、領域3cに店舗が20件の場合は、領域3a、3cは100%の稼働率、領域3bは50%の稼働率にして、人物の移動人数に応じて各領域の稼働率を変更する。
この稼働率データは時間帯情報に記録され、このような環境が繰り返されると稼働率テーブルが書換え作成される。以後書き換えられたデータによりエアコンは運転される。
そして、夕方の帰宅時間帯には予め設定されたデータより通行人が少ないときには、カウント値が35とカウントされると、エアコンの温度設定は20度に上昇させられる。即ち、冬場の温度設定が標準人数で設定されているものの、通行人が少ないと余計に寒く感じるので温度を上昇させて、通路の環境を維持するものである。
同様にして、通路内照明装置もカウント値との比較により減光することが出来省エネに効果を発揮し得るものとなる。
<実施の形態2>
図6は実施の形態2の画像監視装置の概略構成図である。図6に示す画像監視装置は通路内の壁、柱に広角の固定カメラ2A、2B、2Cを設け、追尾カメラ(ドームカメラ)を固定カメラ2A、2B、2Cとは異なる壁、柱に設けて、通路内の異常者を追尾するものである。
図6に示すように、壁に一定間隔(任意の間隔でもかまわない)で固定カメラ2A、2B、2Cを設けている。また、追尾カメラ20a、20b、20cを固定カメラが監視できない柱(壁でもよい)に設けている。
そして、追尾カメラ20aには、追尾カメラをパンチルト方向に制御するだけの駆動信号を生成して出力するコントローラ21a、21b、21cを設けている。さらに、固定カメラ2A、2B、2Cを制御するための駆動信号を生成して出力するコントローラを設けている。
これらのコントローラ21a、21b、21c及び固定カメラ2A、2B、2Cには、制御コントローラ30が接続されている。
図7は制御コントローラ30の概略構成図である。制御コントローラ30は図7に示すように、第1の領域内人数計算部5a、第2の領域内人数計算部5b、第3の領域内人数計算部5cを備えている。また、これらの計算部の後段には各追尾カメラ20a、20b、20cを選択するズームカメラ選択部31を備えている。
前述の第1の領域内人数計算部5a、第2の領域内人数計算部5b、第3の領域内人数計算部5cは、図2と同様なフレームメモリ8(A/D変換部は省略する)、動きを検出する動き検出部9と、動き検出されたエリアの物体が人の特徴を有しているかどうかを判定する特徴判定部10と、動きが検出され、かつ人と判定された物体画像の移動方向を求め、これらの平均を取って通路のどちら側に移動しているかを判定する移動方向判定部12等を少なくとも備えている(人数計数部13は図示せず)。
前述のズームムカメラ選択部31は、第1の領域内人数計算部5a、第2の領域内人数計算部5b、第3の領域内人数計算部5cから移動者の移動方向を入力し、この移動方向に取り付けられている追尾カメラを動作させて追尾させる。また、ズームカメラ選択部31は、追尾カメラを動作させたとき、追尾用のVTR33a(ハードディスクであってもよい)を動作させる。
さらに、制御コントローラ30は、実施の形態1と同様に、広角の固定カメラの映像から、通路の壁面などの不要な映像情報を削除するために周知の方法にて適宜マスキングすることにより、映像情報としてのデータ量を削減する機能、監視室のモニタに4分割画像として表示させる機能、ネットワークを介して遠隔地又は携帯端末に送信する機能等を有している。
また、追尾カメラの動画情報が動画エンコード部(図示せず)内にてA/D変換後にエンコードされ各映像ごとにカメラIDと共に蓄積装置であるハードディスク又はVDR(ビデオ・デスク・レコーダ)に、例えばMPEG画像として圧縮記録される。又同様にして静止画エンコード部(図示せず)では、適宜なタイミング信号にて例えばJPEGに圧縮して高画質な画像としてカメラIDと共にRAMに順次記録することができる。記録のタイミング信号としては、例えば通路の壁面に設置した図示せぬ緊急釦が操作されたときをトリガー信号として静止画を取込む。
また、前述の追尾カメラ20aは、領域3aと領域3bとの間で、広角カメラ2A、2Bが撮影できない場所(柱の影、柱)に設ける。追尾カメラ20bは、領域3bと領域3cとの間で広角カメラは広角カメラ2B、2Cが撮影できない場所(柱の影、柱)に設ける。追尾カメラ20cは、領域3cの固定カメラが撮影できない箇所に設ける。
上記のように構成された実施の形態2の撮像監視装置について図8のフローチャートを用いて以下に説明する。本実施の形態では第1の領域内人数計算部を例にして説明する。
また、固定カメラ2a、2b、2はそれぞれ領域3a、領域3b、領域3cを撮影して、第1の領域内人数計算部5a、第2の領域内人数計算部5b、第3の領域内人数計算部5cに出力している。本実施の形態では第1の領域内人数計算部5aを例にして説明する。
第1の領域内人数計算部5aは、タイマーを備え、予め設定されている第1時間(例えば朝8時)になったときに、5秒〜10秒毎にフレームメモリ8の今回の画像(時刻付き)と前回の画像(時刻付き)とを比較して新たな物体を検出し、特徴判定部10は、この検出した物体が人の特徴を有しているかどうかを判定する。人の特徴を有しているときは、特徴判定部10が人物として検出する。人物と検出されると動き検出部9が人の動きを検出したと判定する(S30)。
動きを検出すると移動方向判定部12がフレームメモリ8の今回の画像(図9の画面Aを参照)と前回の画像との領域差と移動方向とを求める。また、この領域差から速度を求める。そして求めた速度が一定速度以上と判定しとときは、領域番号(例えば領域a)と移動方向(例えば領域bの方向)とを知らせる(S31)。
ズームカメラ選択部31は、領域番号と移動方向とが知らせられると、移動方向は入り口方向から出口方向かどうかを判定する(32)。
ステップS32において、入り口方向から出口方向と判定したときは、追尾カメラ20a→20b→20cの順序で動作させる制御信号をコントローラに出力する(S33)。
すなわち、ズームカメラ選択部31は、テーブル32から領域番号に対応したズームカメラID(領域の固定カメラでは撮影不可能な場所若しくは人物を検出しやす場所)を読み込み、このズームカメラIDの追尾カメラを動作させる信号を生成して出力する。
例えば、異常な人物が向かってくる方向をズームさせるパンチルト信号を生成する(図9の画面B、C参照)。
そして、追尾カメラの選択に伴って、テーブル32にズームカメラIDと共に記憶しているVTR(追尾用)を動作せせて録画させる。
そして、終了かどうかを判断し、終了でないときは処理をステップS30に戻す(S35)。
また、ステップS32において、出口→入り口方向に異常者が向かったと判定した場合は、追尾カメラ2c→2b→2aの順で動作させて処理をステップS34に戻す(S36)。
従って、例えば通路内でスリ、強盗などの犯罪が発生し、犯人が混雑している中を逃走したとしても、先行の追尾カメラによって、詳細な画像が得られる。このため、後日犯人逮捕に有力な証拠として得ることができる。
実施の形態1の画像監視装置の概略構成図である。 実施の形態1の画像監視装置の制御コントローラの概略構成図である。 実施の形態1の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1の概念を説明する説明図である。 実施の形態2の画像監視装置の概略構成図である。 実施の形態2の制御コントローラの概略構成図である。 実施の形態2の動作を説明するフローチャートである。 図8の説明補充図である。
符号の説明
2A 固定カメラ
4 制御コントローラ
5a 第1の領域内人数計算部
5b 第2の領域内人数計算部
5c 第3の領域内人数計算部
6 各エアコン制御量推定部
9 動き検出部
10 特徴判定部
12 移動方向判定部

Claims (3)

  1. 通路内の所定の領域毎に、撮像可能に配置された広角カメラを有する撮像手段と、
    前記通路内の所定の領域毎に設けられた環境維持機器と、
    前記撮像手段にて撮像された各領域の被写体像の人数を検出し、該人数の物体の移動方向を求める手段と、
    前記移動方向が求められたとき、どの領域に移動するかどうかを推定し、該推定した領域内の前記環境維持機器を、前記被写体像の人数に応じた稼動率に制御するための制御信号を前記各環境維持機器に出力する手段と
    を有することを特徴とする画像監視装置。
  2. 前記環境維持機器は照明機器又は空調機器である請求項1記載の画像監視装置。
  3. 通路内の所定の領域毎に、撮像可能に配置された広角カメラと、
    前記広角カメラが撮影できない領域毎に或いは一定速度以上の人物が通過するとする領域毎に、撮影可能に設けられた追尾カメラと、
    前記広角カメラの撮影可能な領域毎に設けられ、それぞれが撮像手段にて撮像された今回の被写体像と前回の被写体像との比較で動き及び移動方向を検出する手段と、
    前記動きが検出されたとき、その画像が人物の画像の特徴を示しているときは、前記今回の画像と前回の画像とから移動速度を求める手段と、
    前記移動速度が一定速度を超えているときは、前記人物を異常者と判定し、該異常者が最も最初に捉えられる前記移動方向に設置された前記追尾カメラを選択して動作させる手段と、
    前記追尾カメラが選択されたとき、記憶手段に前記追尾カメラの映像を記憶させる手段と
    を有することを特徴とする画像監視装置。
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