JP2006272143A - 酸性ガスを含む混合ガスの精製方法及びその装置並びにその精製に用いられる酸性ガスの吸収液 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 所定の温度及び所定の圧力に維持した吸収塔13の上部に、有機溶剤又は水を主成分とする吸収液42を供給し、吸収塔13の下部に、酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを供給して、吸収液に混合ガスを接触させる。これにより酸性ガスを吸収液に吸収させて、非酸性ガスを酸性ガスから分離して吸収塔13から回収する。所定の圧力に維持しかつ吸収塔内の温度より低い温度に維持した分離再生器46に、酸性ガスを吸収した吸収液を供給することにより、酸性ガスを液化しこの液体酸性ガス41と吸収液の相互不溶解性及び比重差により吸収液から液体酸性ガスを分離して分離再生器から回収するとともに吸収液を再生する。この再生された吸収液を吸収塔の上部に供給する。
【選択図】 図1
Description
このレクチゾールプロセスでは、その吸収機構が吸収液へのガスの溶解によるため、酸性ガスの溶解量が吸収塔内の酸性ガス分圧に比例する。このため吸収塔と再生塔内の酸性ガスの分圧の差によって混合ガス中の酸性ガスを分離する。またメタノールが安価でかつ酸性ガスに対する吸収能力が他の物理吸収プロセスにおける酸性ガスに対する吸収能力の3〜6倍であり、大量の酸性ガスを物理吸収によって高圧下で処理できるようになっている。
上記MDEAプロセスでは、吸収機構が酸性ガスと吸収液の可逆反応であり、低温かつ高圧で化合物を作り(吸収塔内で吸収液が酸性ガスを吸収する方向に進む。)、高温かつ低圧で酸性ガスと吸収液に分解する(再生塔内で吸収液が酸性ガスを放出する方向に進む。)。MDEAプロセスは、吸収液の再生エネルギが他の化学吸収プロセスの1/7〜1/2と少なく、また酸性ガスの吸収能力が高いという特徴を有する。
編者:社団法人石油学会,編集:株式会社講談社サイエンティフィク,「石油精製プロセス」,株式会社講談社,1998年5月,p.360−361)
また、上記従来の非特許文献1に示されたレクチゾールプロセスでは、メタノール損失を抑え、かつ吸収液の単位体積当りの酸性ガスの吸収量を増大するために、吸収温度が低く設定しなければならず、冷凍機を必要とし、吸収液が蒸気圧を有するため、吸収液の蒸発ロスが多く、更に酸性ガスがCO2である場合、メタノール(吸収液)の比重が液体CO2の比重と殆ど変わらないため、比重による分相・分離ができず、CO2を液体の状態で分離回収できない問題点もあった。
また、上記従来の非特許文献1に示されたレクチゾールプロセス及びMDEAプロセスでは、分離回収した酸性ガス中に吸収液が少量残ってしまい、例えば、酸性ガスが食品添加用に用いられるCO2である場合、純度99.99体積%以上の高純度CO2が得られず、更なる精製が必要となる問題点もあった。
更に、上記従来の非特許文献1に示されたMDEAプロセスでは、化学吸収であるため、吸収液が劣化することがあり、低圧・高温条件下で吸収液を再生して酸性ガスを分離回収するため、酸性ガスを液体の状態で分離回収できない問題点もあった。
本発明の第2の目的は、蒸気圧が低い吸収液を用いることにより、比較的簡単にかつ低コストで吸収液を再生でき、また従来法より低い温度で吸収液を再生でき、吸収液の再生エネルギを低減できる、酸性ガスを含む混合ガスの精製方法及びその装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、蒸気圧の低い吸収液を用いることにより、吸収液の蒸発ロスを少なくすることができるとともに、分離回収したCO2ガス中に吸収液が残存せず、高純度のCO2ガスを容易に製造できる、酸性ガスを含む混合ガスの精製方法及びその装置を提供することにある。
本発明の第4の目的は、効率良くCO2を液体の状態で回収でき、従来より工程を簡略化でき、また全工程中での温度及び圧力の大きな変動がなく、再生された吸収液を高圧のまま吸収塔に戻すことにより、吸収液の循環エネルギが少なくて済み、かつ吸収液を再生するエネルギを不要にすることにより、省エネルギ化を図ることができる、酸性ガスを含む混合ガスの精製方法及びその装置を提供することにある。
本発明の第5の目的は、室温以上の温度で酸性ガスを吸収することにより、冷凍機や冷凍エネルギを不要にでき、低コスト化、省エネルギ化及び小型化を図ることができる、酸性ガスを含む混合ガスの精製装置を提供することにある。
この請求項1に記載されたガスの精製方法では、所定の温度及び所定の圧力にそれぞれ維持した吸収塔13の上部に、有機溶剤又は水のいずれか一方又は双方を主成分とする吸収液42を供給し、吸収塔13の下部に、酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを供給すると、吸収液42に混合ガスが接触して酸性ガスが吸収液42に吸収されるので、非酸性ガスと酸性ガスとに分離され非酸性ガスが吸収塔13から回収される。上記吸収塔13内の圧力と同一の圧力、吸収塔13内の圧力より僅かに高い圧力、或いは吸収塔13内の圧力より僅かに低い圧力に維持しかつ吸収塔13内の温度より低い温度に維持した分離再生器46に、酸性ガスを吸収した吸収液42を供給すると、分離再生器46で酸性ガスが液化され、この液体酸性ガス41と吸収液42の相互不溶解性及び比重差により吸収液42から液体酸性ガス41が分離されて分離再生器46から回収されるとともに、吸収液42が再生されて再利用される。即ち、加圧下かつ所定の温度範囲で酸性ガスに対する溶解度が非常に大きくなり、加圧下かつ上記所定の温度範囲より低い温度範囲で酸性ガスが液化され、この液体酸性ガス41と吸収液42の相互不溶解性及び比重差により吸収液42から液体酸性ガス41が分かれるという特性を利用することにより、酸性ガスをガスとして回収した後に加圧冷却して液体にするのではなく、酸性ガスを直接液体状態で回収するので、混合ガスから非酸性ガスと液体酸性ガス41とを効率良く分離回収できる。
この請求項5に記載されたガスの精製方法では、酸性ガスを含む吸収液42を吸収塔13内の温度より低い温度に冷却することにより、吸収液42内の酸性ガスが液化するけれども、この液体酸性ガス41は吸収液42中に分散しているため、分離再生器46に供給する前に遠心分離或いは撹拌することにより、液体酸性ガス41を含む吸収液42が分離再生器46内で速やかに液体酸性ガスと吸収液に分相される。
請求項6に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図3に示すように、吸収液42が磁性を有し、分離再生器46の下部に磁石61を設けたことを特徴とする。
この請求項6に記載されたガスの精製方法では、吸収塔13内の圧力とほぼ同一の圧力、即ち吸収塔13内の圧力と同一の圧力、吸収塔13内の圧力より僅かに高い圧力、或いは吸収塔13内の圧力より僅かに低い圧力に維持し、かつ吸収塔13内の温度より低い温度に維持した分離再生器46に、液体酸性ガス41を含む吸収液42が供給されると、液体酸性ガス41と吸収液42の相互不溶解性及び比重差と、磁性を有する吸収液42の磁石61による吸引力とにより、吸収液42と液体酸性ガス41とに速やかに分離される。
この請求項7に記載されたガスの精製方法では、上記添加剤71を吸収液42に添加することにより、吸収液42の粘性を低下させることができる。これにより添加剤含有吸収液75が吸収塔13に供給されるので、添加剤含有吸収液75が酸性ガスを吸収する能力を殆ど低下させずに吸収塔13で酸性ガスを吸収できるとともに、添加剤含有吸収液75がスムーズに流れ、添加剤含有吸収液75の取扱いが容易になる。
請求項8に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図5に示すように、水、アルコール類及びエーテル類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤71を分離再生器46に供給するとともに、分離再生器46内の圧力及び温度を調整することにより、分離再生器46内で液体酸性ガス41と添加剤含有吸収液75とに比重差分離する工程と、分離再生器46から排出された添加剤含有吸収液75を蒸留分離器83に供給するとともに、蒸留分離器83内を所定の温度に加熱することにより、添加剤含有吸収液75中の添加剤71を吸収液42から蒸留分離する工程とを更に含むことを特徴とする。
この請求項8に記載されたガスの精製方法では、分離再生器46内の圧力及び温度が調整された状態で、液体酸性ガス41を含む吸収液42とともに添加剤71を分離再生器46に供給すると、液体酸性ガス41と吸収液42の相互不溶解性及び比重差と、吸収液42に対して相互溶解性を有しかつ液体酸性ガス41に対して相互不溶解性を有する添加剤71の添加による吸収液42中に分散する液体酸性ガス41の添加剤71への置換とにより、液体酸性ガス41と添加剤含有吸収液75とが速やかに分離される。次に蒸留分離器83内を所定の温度に加熱した状態で、分離再生器46から排出された添加剤含有吸収液75を蒸留分離器83に供給すると、添加剤含有吸収液75中の添加剤71が吸収液42から蒸留分離される。これにより添加剤71が除去された吸収液42が吸収塔13に供給されるので、吸収液42が酸性ガスを吸収する能力を全く低下させずに吸収塔13で酸性ガスを吸収できる。
この請求項9に記載されたガスの精製方法では、凝集剤を分離再生器内の液体酸性ガスを含む吸収液に添加することにより、吸収液中に分散している液体酸性ガス(分散液体)を凝集させることができるので、分離再生器内で凝集剤含有吸収液と液体酸性ガスとの比重差により凝集剤含有吸収液と液体酸性ガスとに速やかに分離される。その後、凝集剤含有吸収液を蒸留分離すれば、凝集剤と吸収液とに更に分離される。
請求項10に係る発明は、請求項2に係る発明であって、更に図8に示すように、酸性ガスがCO2ガスであり、4〜25MPaの圧力に保った分離再生器46内の液体CO241を含む吸収液42中に水を供給することを特徴とする。
この請求項10に記載されたガスの精製方法では、分離再生器46内を4〜25MPaという高圧に保った状態で、分離再生器46内の液体CO241を含む吸収液42中に水を供給すると、液体CO241の一部がハイドレート化(雪状又はシャーベット状に固化)するため、分離再生器46内で液体CO241とCO2ハイドレートと吸収液42とに分離する。
この請求項11に記載されたガスの精製装置では、所定の温度及び所定の圧力にそれぞれ維持した吸収塔13の上部に、有機溶剤又は水のいずれか一方又は双方を主成分とする吸収液42を供給し、吸収塔13の下部に、酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを圧縮機12で圧縮して供給すると、吸収液42に混合ガスが接触して酸性ガスが吸収液42に吸収されるので、非酸性ガスが酸性ガスから分離して吸収塔13から回収される。上記吸収塔13内の圧力と同一の圧力、吸収塔13内の圧力より僅かに低い圧力、或いは吸収塔13内の圧力より僅かに高い圧力に維持した分離再生器46に、酸性ガスを吸収した吸収液を冷却器47で冷却した後に供給すると、分離再生器46で酸性ガスが液化され、この液体酸性ガス41と吸収液42の相互不溶解性及び比重差より吸収液42から液体酸性ガス41が分離されて分離再生器46から回収される。また液体酸性ガスが取除かれて再生された吸収液42は循環ポンプ17により吸収塔13の上部に供給されて再利用される。
請求項12に係る発明は、請求項11に係る発明であって、更に図2に示すように、吸収塔13と冷却器47と分離再生器46が一体的に設けられたことを特徴とする。
この請求項12に記載されたガスの精製装置では、吸収塔13と冷却器47と分離再生器46を一体的に設けたので、装置を小型化できる。
この請求項13に記載されたガスの精製装置では、酸性ガスを含む吸収液を冷却器47にて吸収塔13内の温度より低い温度に冷却することにより、吸収液42内の酸性ガスが液化するけれども、この液体酸性ガス41は吸収液中に分散しているため、分離再生器46に供給する前に遠心分離器48或いは撹拌機により遠心分離或いは撹拌することにより、液体酸性ガス41が含む吸収液42が分離再生器46内で速やかに液体酸性ガス41と吸収液42に分相される。
請求項14に係る発明は、請求項11ないし13いずれか1項に係る発明であって、更に図5に示すように、吸収液42が磁性を有し、分離再生器46の下部に磁石61が設けられたことを特徴とする。
この請求項14に記載されたガスの精製装置では、吸収塔13内の圧力とほぼ同一の圧力、即ち吸収塔13内の圧力と同一の圧力、吸収塔13内の圧力より僅かに高い圧力、或いは吸収塔13内の圧力より僅かに低い圧力に維持し、かつ吸収塔13内の温度より低い温度に維持した分離再生器46に、液体酸性ガス41を含む吸収液42が供給されると、液体酸性ガス41と吸収液42の相互不溶解性及び比重差と、磁性を有する吸収液42の磁石61による吸引力とにより、吸収液42と液体酸性ガス41とに速やかに分離される。
この請求項15に記載されたガスの精製装置では、吸収液貯留槽72内で吸収液42に添加剤71を添加すると、吸収液42の粘性を低下させることができる。これにより添加剤含有吸収液75が吸収塔13に供給されるので、添加剤含有吸収液75が酸性ガスを吸収する能力を殆ど低下させずに吸収塔13で酸性ガスを吸収できるとともに、添加剤含有吸収液75がスムーズに流れ、添加剤含有吸収液75の取扱いが容易になる。
請求項16に係る発明は、請求項11ないし14いずれか1項に係る発明であって、更に図5に示すように、水、アルコール類及びエーテル類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤71が貯留され分離再生器46の上部に接続された添加剤貯留槽81と、分離再生器46に設けられ分離再生器46内の圧力を調節する圧力調節手段82と、分離再生器46の下部に接続され分離再生器46で比重差分離されてその下相に移行した添加剤含有吸収液75を貯留する蒸留分離器83と、蒸留分離器83に設けられ蒸留分離器83内を所定の温度に加熱する加熱手段84とを更に備えたことを特徴とする。
この請求項16に記載されたガスの精製装置では、冷却器47及び圧力調整手段82により分離再生器46内の温度及び圧力を調整した状態で、液体酸性ガス41を含む吸収液42とともに添加剤71を分離再生器46に供給すると、液体酸性ガス41と吸収液42の相互不溶解性及び比重差と、吸収液42に対して相互溶解性を有しかつ液体酸性ガス41に対して相互不溶解性を有する添加剤71の添加による吸収液42中に分散する液体酸性ガス41の添加剤71への置換とにより、分離再生器46の上相に液体酸性ガス41が移行しかつ分離再生器46の下相に添加剤含有吸収液75が移行して、液体酸性ガス41と添加剤含有吸収液75とが速やかに分離される。次に加熱手段84により蒸留分離器83内を所定の温度に加熱した状態で、分離再生器46の下部から排出された添加剤含有吸収液75を蒸留分離器83に供給すると、添加剤含有吸収液75中の添加剤71が吸収液42から蒸留分離される。これにより添加剤71が除去された吸収液42が吸収塔13に供給されるので、吸収液42が酸性ガスを吸収する能力を全く低下させずに吸収塔13で酸性ガスを吸収できる。
この請求項17に記載されたガスの精製装置では、凝集剤槽に貯留された凝集剤を分離再生器内の液体酸性ガスを含む吸収液に添加することにより、吸収液中に分散している液体酸性ガス(分散液体)を凝集させることができるので、分離再生器内で凝集剤含有吸収液と液体酸性ガスとの比重差により凝集剤含有吸収液と液体酸性ガスとに速やかに分離される。その後、凝集剤含有吸収液を蒸留分離すれば、凝集剤と吸収液とに更に分離される。
請求項18に係る発明は、請求項11ないし14いずれか1項に係る発明であって、更に図6に示すように、酸性ガスがCO2ガスであり、分離再生器46内の圧力を4〜25MPaに保つ圧力調整手段82が分離再生器46に設けられ、水が貯留された水貯留槽91が分離再生器46の下部に接続されたことを特徴とする。
この請求項18に記載されたガスの精製装置では、圧力調整手段82により分離再生器46内を4〜25MPaという高圧に保った状態で、水貯留槽91から水を分離再生器46内の液体CO241を含む吸収液42中に供給すると、液体CO241の一部がハイドレート化(雪状又はシャーベット状に固化)するので、分離再生器46内で液体CO241とCO2ハイドレートと吸収液42とに分離する。
この請求項20に記載されたシステムでは、種々の燃料から高圧のH2を製造しながら、CO2を効率良く回収できる。
この請求項21に記載されたシステムでは、車両に搭載できる程度に小型化でき、種々の燃料から高圧のH2を製造しながら、液体CO2を効率良く回収できる。即ち、CO2を液状で回収し、一時的に車上に貯留することにより、CO2ゼロエミッション自動車を実現できる。
また吸収液が磁性を有し、分離再生器の下部に磁石を設ければ、吸収塔内の圧力とほぼ同一の圧力に維持しかつ吸収塔内の温度より低い温度に維持した分離再生器に、液体酸性ガスを含む吸収液を供給すると、液体酸性ガスと吸収液の相互不溶解性及び比重差と、磁性を有する吸収液の磁石による吸引力とにより、吸収液と液体酸性ガスとに速やかに分離される。この結果、液体酸性ガスを分離再生器から速やかに回収できるとともに、吸収液を速やかに再生して再利用できる。
また水、アルコール類、エーテル類及びフェノール類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤を吸収液に添加すれば、吸収液の粘性を低下させることができる。この結果、添加剤含有吸収液が吸収塔に供給されるので、添加剤含有吸収液が酸性ガスを吸収する能力を殆ど低下させずに吸収塔で酸性ガスを吸収できるとともに、添加剤含有吸収液がスムーズに流れ、添加剤含有吸収液の取扱いが容易になる。
また凝集剤を分離再生器内の液体酸性ガスを含む吸収液に添加すれば、吸収液中に分散している液体酸性ガス(分散液体)を凝集させることができる。この結果、分離再生器内で液体酸性ガスと凝集剤含有吸収液との比重差分離を速やかに進行させることができ、その後、凝集剤含有吸収液を蒸留分離すれば、凝集剤と吸収液とに更に分離できる。
また酸性ガスがCO2ガスであり、4〜25MPaの圧力に保った分離再生器内の液体CO2を含む吸収液中に水を供給すれば、液体CO2の一部がハイドレート化(雪状又はシャーベット状に固化)するので、分離再生器内で液体CO2とCO2ハイドレートと吸収液とに分離する。この結果、固液分離及び比重差分離の操作により、液体CO2とCO2ハイドレートと吸収液をそれぞれ分離して回収できる。従って、より速やかに液体CO2を吸収液から分離できる。
また吸収塔と冷却器と分離再生器を一体的に設ければ、装置を小型化できる。
また冷却器と分離再生器との間に遠心分離器或いは撹拌機を設ければ、酸性ガスを含む吸収液を冷却器にて吸収塔内の温度より低い温度に冷却することにより、吸収液中の酸性ガスが液化して吸収液中に分散するので、この液体酸性ガスを含む吸収液を遠心分離器或いは撹拌機により遠心分離或いは撹拌することにより、分離再生器に供給される前に液体酸性ガスと吸収液にほぼ分離される。この結果、分離再生器内で速やかに液体酸性ガスと吸収液に分相できるので、液体酸性ガスと吸収液との分相時間を短縮でき、効率良く液体酸性ガスを回収できる。
また水、アルコール類、エーテル類及びフェノール類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤を添加した吸収液が貯留されこの添加剤含有吸収液を吸収塔に供給するための吸収液槽を設ければ、吸収液槽内で吸収液に添加剤を添加することにより、吸収液の粘性を低下させることができる。この結果、添加剤含有吸収液が酸性ガスを吸収する能力を殆ど低下させずに吸収塔で酸性ガスを吸収できるとともに、添加剤含有吸収液がスムーズに流れ、添加剤含有吸収液の取扱いが容易になる。
また酸性ガスがCO2ガスであり、分離再生器内の圧力を4〜25MPaに保つ圧力調整手段を分離再生器に設け、水が貯留された水貯留槽を分離再生器の下部に接続すれば、圧力調整手段により分離再生器内を4〜25MPaという高圧に保った状態で、水貯留槽から水を分離再生器内の液体CO2を含む吸収液中に供給すると、液体CO2の一部がハイドレート化(雪状又はシャーベット状に固化)する。この結果、固液分離及び比重差分離の操作により、液体CO2とCO2ハイドレートと吸収液をそれぞれ分離して回収できる。従って、より速やかに液体CO2を吸収液から分離できる。
更に燃料電池を駆動源とする車上改質型車両に搭載されたシステムであって、燃料を車上で改質、CO変成及びCO除去してH2及びCO2の混合ガスとした後に、この混合ガスを上記ガスの精製方法或いはガスの精製装置を用いてH2及び液体CO2に分離回収し、更にこの分離回収されたH2を燃料電池に供給するとともに、液体CO2を一時的に車両に貯留し後でまとめて降ろせば、車両に搭載できる程度に小型化でき、種々の燃料から高圧のH2を製造しながら、CO2を効率良く回収できる。即ち、CO2を液状で回収し、一時的に車上に貯留することにより、CO2ゼロエミッション自動車を実現できる。
<第1の実施の形態>
図1に示すように、精製装置は、酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを圧縮する圧縮機12と、鉛直方向に延びて設けられ下部に圧縮された混合ガスが供給されかつ上部に吸収液42が供給されて吸収液42に混合ガスを接触させることにより酸性ガスを吸収液42に吸収させて非酸性ガスを酸性ガスから分離し回収する吸収塔13と、酸性ガスを吸収した吸収液42を冷却する冷却器47と、この冷却された吸収液42が供給され液体酸性ガス41と吸収液42の相互不溶解性及び比重差により吸収液42から液体酸性ガス41を分離して回収するとともに吸収液42を再生し再利用する分離再生器46と、この再生された吸収液42を高圧のまま吸収塔13の上部に供給する循環ポンプ17とを備える。
混合ガスを吸収塔13に供給する前に、予め循環ポンプ17及び補助圧縮機27を作動させ、プリ冷却器19及び冷却器47に水や空気やアンモニアなどの冷媒を流し、遠心分離器48を回転させて、吸収液を循環させるとともに、吸収塔13及び分離再生器46に供給される吸収液42の温度をそれぞれ所定の温度にしておく。先ず混合ガスは圧縮機12及びプリ冷却器19により所定の温度に加熱又は冷却されかつ所定の圧力に昇圧された状態で吸収塔13の下部に供給される。これにより吸収液42に混合ガスが接触して酸性ガスが吸収液42に吸収されるので、非酸性ガスが酸性ガスから分離されて吸収塔13の上端から回収される。この回収された非酸性ガスの圧力がユーザ側に必要な圧力より高い場合、例えば上記非酸性ガス(H2,CH4,CO,O2,N2,炭素数2〜10までの炭化水素化合物等の混合ガス)をガスタービンに用いる場合、現状では3MPa程度の低圧であるため、上記非酸性ガスを一旦膨張タービン又は断熱膨張弁を用いて減圧する。このとき減圧後の非酸性ガスの温度は低くなるので、この低温の非酸性ガスをプリ冷却器19及び冷却器47の冷媒として用いることができる。なお、上記非酸性ガスの減圧に膨張タービンを用いた場合、この膨張タービンで発電できるので、その電力はこの実施の形態の精製装置の設置されている所内の消費に用いることができる。
図2は第2の実施の形態を示す。図2において図1と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、第1の実施の形態の減圧弁、フラッシュドラム、補助圧縮機及び熱交換器が用いられず、吸収塔13、冷却器47、遠心分離器48及び分離再生器46がこの順に上方から下方に向って鉛直方向に並んだ状態で一体的に設けられる。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された精製装置では、吸収塔13と冷却器47と遠心分離器48と分離再生器46を一体的に設けたので、装置を小型化できることを除いて、動作は第1の実施の形態と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。なお、液体酸性ガス41が液体CO2である場合、回収された液体CO2の一部或いは全部を減圧弁の開放にて断熱膨張させることにより、製品として販売可能なドライアイス(固体CO2)を製造できる。
図3は第3の実施の形態を示す。図3において図1と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、有機溶剤を主成分とする吸収液42が磁性を有し、分離再生器46の下部に磁石61が設けられる。磁性を有する吸収液42としては、アニオン中にFe元素を含む低温溶融塩(常温溶融塩)が挙げられる。また磁石61は分離再生器46の下部内面に設けることが好ましく、分離再生器46は磁石61の影響を受けないように非磁性材料で形成されることが好ましい。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された精製装置を用いてガスを精製する方法を説明する。
吸収塔13内における動作と、液体酸性ガス41を含む吸収液42が吸収塔13から分離再生器46に供給されるまでの動作は、第1の実施の形態と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。吸収塔13内の圧力とほぼ同一の圧力に維持しかつ吸収塔13内の温度より低い温度に維持した分離再生器46に、液体酸性ガス41を含む吸収液42が供給されると、吸収液42より液体酸性ガス41の方が比重が小さいので、液体酸性ガス41と吸収液42の相互不溶解性及び比重差と、磁性を有する吸収液42の磁石61による吸引力とにより、吸収液42と液体酸性ガス41とに速やかに分離される。即ち、液体酸性ガス41が速やかに上相に移行し、吸収液42が速やかに下相に移行する。この結果、液体酸性ガス41を分離再生器46から速やかに回収できるとともに、液体酸性ガス41が取除かれて再生された吸収液42が循環ポンプ17により吸収塔13の上部に供給されて速やかに再利用できる。
図4は第4の実施の形態を示す。図4において図1と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、添加剤71を添加した吸収液42が貯留された吸収液貯留槽72が設けられる。吸収液として有機溶剤を用いる場合には、添加剤71としては、水、アルコール類、エーテル類及びフェノール類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤が挙げられる。一方、吸収液として水を用いる場合には、添加剤71としては、アルコール類、エーテル類及びフェノール類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤が挙げられる。具体的には、アルコール類としては、メタノール、エタノール等が例示され、エーテル類としては、ジメチルエーテル、エチルエーテル等が例示され、フェノール類としては、フェノール等が例示される。これらの添加剤71は吸収液42の酸性ガスを吸収する能力を殆ど妨げない。また吸収液貯留槽72内の吸収液42には、吸収液100重量%に対して添加剤が1〜50重量%、好ましくは5〜10重量%添加される。ここで添加剤を1〜50重量%の範囲に限定したのは、1重量%未満では吸収液42の粘性を低減する効果があまり得られず、50重量%を越えると吸収液42による酸性ガスの吸収性能に悪影響を及ぼすからである。吸収液貯留槽72には、添加剤71を吸収液42に均一に分散させるために撹拌機73が設けられる。また吸収液貯留槽72の下部は吸収液供給管74により吸収塔13の上部に接続される。更に吸収液供給管74には、吸収液貯留槽72内の添加剤含有吸収液75を吸収塔13の上部に供給する吸収液供給ポンプ76と、吸収液供給管74を開閉する開閉弁77とが設けられる。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された精製装置を用いてガスを精製する方法を説明する。
先ず吸収液貯留槽72内で吸収液42に添加剤71を添加して攪拌機73により混合すると、吸収液42に添加剤71が分散されて、吸収液42の粘性が低下する。次に開閉弁77を開いて添加剤含有吸収液75を吸収液供給ポンプ76により吸収塔13の上部に所定量だけ供給した後に、開閉弁77を閉じる。更に循環ポンプ17により、第2の実施の形態の吸収液に代えて、添加剤含有吸収液75を吸収塔13と分離再生器46との間を循環させる。この結果、添加剤含有吸収液75が酸性ガスを吸収する能力を殆ど低下させずに吸収塔13で酸性ガスを吸収することができる。また粘度の低い添加剤含有吸収液75が吸収塔13と分離再生器46との間をスムーズに循環するので、吸収液の取扱いが容易になる。上記以外の動作は第1の実施の形態の動作と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
図5は第5の実施の形態を示す。図5において図4と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、添加剤71が貯留された添加剤貯留槽81が分離再生器46の上部に接続され、分離再生器46に圧力調整手段82が設けられ、分離再生器82の下部に蒸留分離器83が接続され、蒸留分離器83に加熱手段84が設けられる。吸収液として有機溶剤を用いる場合には、添加剤71としては、水、アルコール類及びエーテル類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤が挙げられ、吸収液として水を用いる場合には、添加剤71としては、アルコール類又はエーテル類のいずれか一方又は双方の添加剤が挙げられる。また蒸留分離器83の下部は第2戻り管32により循環ポンプ17の吸入口に接続される。圧力調整手段82により分離再生器46内の圧力が4〜25MPa、好ましくは6〜10MPaに調整される。また加熱手段84により蒸留分離器83内の温度が50〜250℃、好ましくは100〜150℃に調整される。ここで、圧力調整手段82により調整される分離再生器46内の圧力を4〜25MPaの範囲に限定したのは、4MPa未満では気相が生成されるおそれがあり、25MPaを越えると設備コストが高くなり液体酸性ガス41の密度が吸収液42の密度に近づいてしまうからである。また加熱手段84により調整される蒸留分離器83内の温度を50〜250℃の範囲に限定したのは、50℃未満では添加剤71の完全分離が難く、250℃を越えると多くのエネルギが必要となるからである。更に遠心分離器48と分離再生器46との間の第2連通管22には逆止弁86が設けられる。この逆止弁86は、添加剤含有吸収液75の遠心分離器48から分離再生器46への流れを許容し、添加剤含有吸収液75の分離再生器46から遠心分離器48への流れを阻止するように構成される。なお、第6の実施の形態のフェノール類がこの第7の実施の形態の添加剤から除かれているのは、フェノール類の沸点が高く、蒸留操作で分離する場合、かなりの高温(250℃程度)に加熱しないと完全に分離できないからである。上記以外は第4の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された精製装置を用いてガスを精製する方法を説明する。
冷却器47により分離再生器46内の温度を0〜30℃の範囲に調整し、圧力力調整手段82により分離再生器46内の圧力を4〜25MPaの範囲に調整した状態で、液体酸性ガス41を含む吸収液42とともに添加剤71を分離再生器46に供給すると、液体酸性ガス41と添加剤含有吸収液75の相互不溶解性及び比重差と、吸収液42に対して相互溶解性を有しかつ液体酸性ガス41に対して相互不溶解性を有する添加剤71の添加による吸収液42中に分散する液体酸性ガス41の添加剤71への置換とにより、分離再生器46の上相に液体酸性ガス41が移行しかつ分離再生器46の下相に添加剤含有吸収液75が移行して、液体酸性ガス41と添加剤含有吸収液75とが速やかに分離される。次に加熱手段84により蒸留分離器83内を50〜250℃、好ましくは100〜150℃の温度に加熱した状態で、分離再生器46の下部から排出された添加剤含有吸収液75を蒸留分離器83に供給すると、添加剤含有吸収液75中の添加剤71が吸収液42から蒸留分離される。この結果、添加剤71と吸収液42を分離した状態で回収できるので、添加剤71の除去された吸収液42が吸収塔13に供給され、吸収液42が除去された添加剤71が添加剤貯留槽81に供給されて、吸収液42及び添加剤71をそれぞれ直ぐに再利用できるとともに、吸収液42が酸性ガスを吸収する能力を全く低下させずに吸収塔13で酸性ガスを吸収することができる。上記以外の動作は第1の実施の形態の動作と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
図6は第6の実施の形態を示す。図6において図5と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、酸性ガスがCO2ガスであり、分離再生器46内の圧力を4〜25MPa、好ましくは6〜10MPaに保つ圧力調整手段82が分離再生器46に設けられ、水が貯留された水貯留槽91が分離再生器46の下部に接続される。また分離再生器46には固液分離器92が接続され、固液分離器92の上部にはサブ分離再生器93が接続される。サブ分離再生器93の下部は第2戻り管32により循環ポンプ17の吸入口に接続される。ここで、圧力調整手段82により調整される分離再生器46内の圧力を4〜25MPaの範囲に限定したのは、4MPa未満ではCO2ハイドレートを生成し難く、25MPaを越えると設備コストが高くなり液体CO241の密度が吸収液42の密度に近づいてしまうからである。また固液分離器92としては、フィルタ、遠心分離器等が挙げられる。上記以外は第5の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された精製装置を用いてガスを精製する方法を説明する。
圧力調整手段82により分離再生器46内を4〜25MPaという高圧に保った状態で、水貯留槽91から水を分離再生器46内の液体CO2を含む吸収液中に供給すると、液体CO2の一部がハイドレート化する、即ち雪状又はシャーベット状に固化する。このCO2ハイドレート及び液体CO2を含む吸収液を固液分離器92に供給すると、CO2ハイドレートと液体CO2と吸収液とに分離され、CO2ハイドレートは固液分離器92の下部から排出される。一方、固液分離器92内の液体CO2と吸収液をサブ分離再生器93に供給すると、液体CO241と吸収液42の相互不溶解性及び比重差により、液体CO241と吸収液42とに分離される。このようにCO2ハイドレートを生成させることにより、より速やかに液体CO241を吸収液42から分離することができる。上記以外の動作は第1の実施の形態の動作と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
図7は第7の実施の形態を示す。
この実施の形態では、燃料を改質、CO変成及びCO除去してH2及びCO2の混合ガスとした後に、この混合ガスを上記第1〜第6の実施の形態のガスの精製方法又はガスの精製装置のいずれかを用いてH2及びCO2に分離回収し、更にこの分離回収されたH2を水素ステーションに供給するとともに、分離回収されたCO2を断熱膨張させてドライアイス(固体CO2)を製造するように構成される。燃料としては、脱硫ガソリン、ナフサ、灯油、メタノール、ジメチルエーテル、液化石油ガス及び天然ガスからなる群より選ばれた1種又は2種以上の燃料が挙げられる。この燃料の改質はスチーム改質、部分酸化、或いは超臨界水改質であり、上記改質により燃料がH2及びCOに改質される。またCO変成により大部分のCOがCO2に変成され、CO除去により僅かに残ったCOが除去される。そして残ったH2及びCO2の混合ガスは上記第1〜第6の実施の形態のガスの精製方法又はガスの精製装置のいずれかを用いて高圧H2及び気体状態又は液体状態のCO2に分離される。更に高圧H2は水素ステーションに供給され、水素燃料電池自動車の燃料となる。一方、CO2を液体状態で回収する場合、この回収された液体CO2の一部或いは全部を減圧弁の開放にて断熱膨張させることにより、製品として販売可能なドライアイスを製造できる。またCO2を気体状態で回収する場合、この回収されたCO2ガスを加圧して液体CO2にした後に、この液体CO2の一部或いは全部を減圧弁の開放にて断熱膨張させることにより、製品として販売可能なドライアイス(固体CO2)を製造できる。
図8は第8の実施の形態を示す。
この実施の形態では、燃料を車上で改質、CO変成及びCO除去してH2及びCO2の混合ガスとした後に、この混合ガスを上記第1〜第6の実施の形態のガスの精製方法又はガスの精製装置のいずれかを用いてH2及びCO2に分離回収し、更にこの分離回収されたH2を燃料電池に供給するシステムが、燃料電池を駆動源とする車上改質型車両に搭載される。燃料としては、脱硫ガソリン、ナフサ、灯油、メタノール、ジメチルエーテル、液化石油ガス及び天然ガスからなる群より選ばれた1種又は2種以上の燃料が挙げられる。この燃料の改質はスチーム改質であり、このスチーム改質により燃料がH2及びCOに改質される。またCO変成により大部分のCOがCO2に変成され、CO除去により僅かに残ったCOが除去される。そして残ったH2及びCO2の混合ガスは上記第1〜第6の実施の形態のガスの精製方法又はガスの精製装置のいずれかを用いて高圧H2及び液体CO2に分離される。更に高圧H2は燃料電池に供給されるとともに、液体CO2は一時的に車両に貯留され後でまとめて降ろされる。この結果、種々の燃料から高圧のH2を製造しながら、液体CO2を効率良く回収できる。即ち、CO2を液状で回収し、一時的に車上に貯留することにより、CO2ゼロエミッション自動車を実現できる。
また、上記第1〜6の実施の形態の精製方法又は精製装置を、石油精製プラントやアンモニアプラントから排出される高圧ガス源、CO2の高い鉄鋼排ガス(CO2濃度:約27%)や発酵ガス(CO2濃度:約30〜40%)等の低圧ガス源に適用して、即ち、これらのガス源を上記第1〜6の実施の形態の精製方法又は精製装置の吸収塔に供給して、液体CO2又はドライアイスを製造してもよい。上記第1〜6の実施の形態の精製方法又は精製装置は、基本的には物理吸収法を用いているため、従来(既存)の液体CO2生産プラントのランニングコストの70〜80%を占めている再生エネルギコスト、再生ガス(CO2)圧縮コスト、再生ガス(CO2)の冷凍コスト及び再生吸収液の再圧縮コスト等をほぼ不要にできる。この結果、減価償却がある程度済んだ液体CO2製造設備に対しては、このまま現有設備を運転し続けるより、上記第1〜6の実施の形態の精製方法又は精製装置を採用した設備に置き換えた方がコストの上でメリットがある。
<実施例1>
平均分子量200の市販の一級ポリエチレングリコールを吸収液として用いた。この吸収液を実施例1とした。
<試験1及び評価>
実施例1の吸収液に純度99.99体積%の高純度のCO2ガスを接触させた。具体的には、気液平衡測定装置を用いて、CO2ガスの吸収液への溶解度を測定した。測定温度は35℃に一定にし、圧力は大気圧〜0.5MPaまで段階的に変化させた。原料ガスであるCO2ガスの総量や吸収されなかったCO2ガスの量から、CO2ガスの吸収液への溶解度を算出し、その結果を図9に示す。
図9から明らかなように、CO2ガスの吸収液への溶解度は大きく、かつ圧力が上昇するに従って増大することが分かった。
実施例1の吸収液を用いて、H2Sガス及びCOSガスの各種ガス(酸性ガス)との気液平衡試験を、各種ガスの種類毎にそれぞれ別々に行った。上記H2Sガス及びCOSガスの純度はそれぞれ99.9体積%と高純度であった。具体的には、高圧気液平衡測定装置を用いて、上記H2Sガス及びCOSガスの各種ガスの吸収液への溶解度をそれぞれ測定した。測定温度は35℃に一定にし、圧力は大気圧〜0.25MPaに段階的に変化させた。各種ガスの量や吸収されなかった各種ガスの量から、H2Sガス及びCOSガスの各種ガスの吸収液への溶解度をそれぞれ算出し、その結果を図10に示す。
図10から明らかなように、H2Sガス及びCOSガスの各種ガスの吸収液への溶解度は非常に大きく、かつ圧力が上昇するに従って増大することが分かった。
実施例1の吸収液を用いて、H2ガス,CH4ガス,COガス及びN2ガスの各種ガス(非酸性ガス)との気液平衡試験を、各種ガスの種類毎にそれぞれ別々に行った。上記H2ガスの純度は99.99体積%以上であり、CH4ガスの純度は99.97体積%以上であり、COガスの純度は99.97体積%以上であり、N2ガスの純度は99.999体積%以上であった。具体的には、高圧気液平衡測定装置を用いて、上記H2ガス,CH4ガス,COガス及びN2ガスの各種ガスの吸収液への溶解度をそれぞれ測定した。測定温度は35℃に一定にし、圧力は大気圧〜0.5MPaに段階的に変化させた。各種ガスの量や吸収されなかった各種ガスの量から、H2ガス,CH4ガス,COガス及びN2ガスの各種ガスの吸収液への溶解度をそれぞれ算出し、その結果を図11に示す。
図11から明らかなように、H2ガス,CH4ガス,COガス及びN2ガスの各種ガスの吸収液への溶解度は非常に小さく、殆ど吸収されないことが分かった。
実施例1の吸収液を用いて、液体CO2との相互不溶解性及び比重差による相分離の度合いを確認するために、温度20℃で圧力7MPaに設定した高圧容器(外部から視認可能な透明部材により形成される。)に、上記吸収液と液体CO2をそれぞれ注入した。注入した吸収液(比重1.13)と液体CO2(比重0.81)は相互不溶解性及び比重差により2相になっていた。次に上記高圧容器内の吸収液と液体CO2を、攪拌機により5分間撹拌し、均一相になった後に、攪拌機を停止し、10分間静置した。この静置した後の高圧容器内の吸収液と液体CO2の様子を図12に示す。
図12から明らかなように、撹拌した後に静置することにより、吸収液と液体CO2は再び分相することが分かった。これは、吸収液と液体CO2が、相互に不溶解でありかつ比重差が大きいために、速やかに2相に分離されたものと考えられる。また撹拌する前の2相の液面と、撹拌して静置した後の2相の液面はそれぞれ全く同じレベルであった。
13 吸収塔
17 循環ポンプ
41 液体酸性ガス、液体CO2
42 吸収液
46 分離再生器
47 冷却器
48 遠心分離器
61 磁石
71 添加剤
72 吸収液貯留槽
75 添加剤含有吸収液
81 添加剤貯留槽
82 圧力調整手段
83 蒸留分離器
84 加熱手段
91 水貯留槽
Claims (21)
- 所定の温度及び所定の圧力にそれぞれ維持した吸収塔(13)の上部に、有機溶剤又は水のいずれか一方又は双方を主成分とする吸収液(42)を供給し、前記吸収塔(13)の下部に、酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを供給して、前記吸収液(42)に前記混合ガスを接触させることにより、前記酸性ガスを前記吸収液(42)に吸収させて前記非酸性ガスと前記酸性ガスとを分離し前記非酸性ガスを前記吸収塔(13)から回収する工程と、
所定の圧力に維持しかつ前記吸収塔(13)内の温度より低い温度に維持した分離再生器(46)に、前記酸性ガスを吸収した吸収液を供給することにより、前記酸性ガスを液化しこの液体酸性ガス(41)と前記吸収液(42)の相互不溶解性及び比重差により前記吸収液(42)から前記液体酸性ガス(41)を分離して前記分離再生器(46)から回収するとともに前記吸収液(42)を再生する工程と、
前記再生された吸収液(42)を前記吸収塔(13)の上部に供給する工程と
を含む酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。 - 酸性ガスがCO2,H2S,COS,SO2,SO3,NO2,CS2,HCN,NH3及びメルカプタンからなる群より選ばれた1種又は2種以上のガスであり、非酸性ガスがH2,CH4,CO,O2,N2及び炭素数2〜10までの炭化水素化合物からなる群より選ばれた1種又は2種以上のガスである請求項1記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。
- 吸収液がポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリエーテル、ポリエステル、ポリアルカン及びポリオレフィンイオンからなる群より選ばれた1種又は2種以上のポリマーである請求項1記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。
- 吸収塔(13)内の圧力を4〜25MPaに維持しかつ温度を0〜100℃に維持し、分離再生器(46)内の圧力を4〜25MPaに維持した状態で温度を前記吸収塔(13)内の温度より低い−30〜30℃に維持する請求項1記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。
- 吸収塔(13)から排出されかつ前記吸収塔(13)内の温度より低い温度に冷却された酸性ガスを含む吸収液を、分離再生器(46)に供給する前に、遠心分離或いは撹拌する工程を更に含む請求項1記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。
- 吸収液(42)が磁性を有し、分離再生器(46)の下部に磁石(61)を設けた請求項1記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。
- 水、アルコール類、エーテル類及びフェノール類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤(71)を吸収液(42)に添加する請求項1記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。
- 水、アルコール類及びエーテル類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤(71)を分離再生器(46)に供給するとともに、前記分離再生器(46)内の圧力及び温度を調整することにより、前記分離再生器(46)内で液体酸性ガス(41)と添加剤含有吸収液(75)とに比重差分離する工程と、前記分離再生器(46)から排出された添加剤含有吸収液(75)を蒸留分離器(83)に供給するとともに、前記蒸留分離器(83)内を所定の温度に加熱することにより、前記添加剤含有吸収液(75)中の添加剤(71)を吸収液(42)から蒸留分離する工程とを更に含む請求項1記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。
- 凝集剤を分離再生器内の液体酸性ガスを含む吸収液に添加する請求項1記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。
- 酸性ガスがCO2ガスであり、4〜25MPaの圧力に保った分離再生器(46)内の液体CO2(41)を含む吸収液(42)中に水を供給する請求項1記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製方法。
- 酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを圧縮する圧縮機(12)と、
下部に前記圧縮された混合ガスが供給されかつ上部に有機溶剤又は水のいずれか一方又は双方を主成分とする吸収液(42)が供給されて前記吸収液(42)に前記混合ガスを接触させることにより前記酸性ガスを前記吸収液(42)に吸収させて前記非酸性ガスを前記酸性ガスから分離し回収する吸収塔(13)と、
前記酸性ガスを吸収した吸収液(42)を冷却する冷却器(47)と、
前記冷却された吸収液(42)が供給され液体酸性ガス(41)と前記吸収液(42)の相互不溶解性及び比重差により前記吸収液(42)から前記液体酸性ガス(41)を分離して回収するとともに前記吸収液(42)を再生し再利用する分離再生器(46)と、
前記分離再生器(46)から排出された前記吸収液(42)を高圧のまま前記吸収塔(13)の上部に供給する循環ポンプ(17)と
を備えた酸性ガスを含む混合ガスの精製装置。 - 吸収塔(13)と冷却器(47)と分離再生器(46)が一体的に設けられた請求項11記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製装置。
- 冷却器(47)と分離再生器(46)との間に遠心分離器(48)或いは撹拌機が設けられた請求項11又は12記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製装置。
- 吸収液(42)が磁性を有し、分離再生器(46)の下部に磁石(61)が設けられた請求項11ないし13いずれか1項に記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製装置。
- 水、アルコール類、エーテル類及びフェノール類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤(71)を添加した吸収液(42)が貯留されこの添加剤含有吸収液(75)を吸収塔(13)に供給するための吸収液貯留槽(81)が設けられた請求項11ないし14いずれか1項に記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製装置。
- 水、アルコール類及びエーテル類からなる群より選ばれた1種又は2種以上の添加剤(71)が貯留され分離再生器(46)の上部に接続された添加剤貯留槽(81)と、前記分離再生器(46)に設けられ前記分離再生器(46)内の圧力を調節する圧力調節手段(82)と、前記分離再生器(46)の下部に接続され前記分離再生器(46)で比重差分離されてその下相に移行した添加剤含有吸収液(75)を貯留する蒸留分離器(83)と、前記蒸留分離器(83)に設けられ前記蒸留分離器(83)内を所定の温度に加熱する加熱手段(84)とを更に備えた請求項11ないし14いずれか1項に記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製装置。
- 凝集剤を貯留する凝集剤槽が分離再生器に接続された請求項11ないし14いずれか1項に記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製装置。
- 酸性ガスがCO2ガスであり、分離再生器(46)内の圧力を4〜25MPaに保つ圧力調整手段(82)が前記分離再生器(46)に設けられ、水が貯留された水貯留槽(91)が前記分離再生器(46)の下部に接続された請求項11ないし14いずれか1項に記載の酸性ガスを含む混合ガスの精製装置。
- 請求項1ないし10いずれか1項に記載されたガスの精製方法に用いられ或いは請求項11ないし18いずれか1項に記載されたガスの精製装置に用いられる酸性ガスの吸収液。
- 脱硫ガソリン、ナフサ、灯油、メタノール、ジメチルエーテル、液化石油ガス及び天然ガスからなる群より選ばれた1種又は2種以上の燃料を改質、CO変成及びCO除去してH2及びCO2の混合ガスとした後に、この混合ガスを請求項1ないし10いずれか1項に記載されたガスの精製方法を用いて或いは請求項11ないし18いずれか1項に記載されたガスの精製装置を用いてH2及びCO2に分離回収し、更にこの分離回収されたH2を水素ステーションに供給するとともに、前記分離回収されたCO2を断熱膨張させてドライアイスを製造するシステム。
- 燃料電池を駆動源とする車上改質型車両に搭載され、脱硫ガソリン、ナフサ、灯油、メタノール、ジメチルエーテル、液化石油ガス及び天然ガスからなる群より選ばれた1種又は2種以上の燃料を車上で改質、CO変成及びCO除去してH2及びCO2の混合ガスとした後に、この混合ガスを請求項1ないし10いずれか1項に記載されたガスの精製方法を用いて或いは請求項11ないし18いずれか1項に記載されたガスの精製装置を用いてH2及び液体CO2に分離回収し、更にこの分離回収されたH2を前記燃料電池に供給するとともに、前記液体CO2を一時的に前記車両に貯留し後でまとめて降ろすシステム。
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