JP2006290201A - 車両用のサンシェード装置 - Google Patents

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Tatsuaki Uehara
達明 上原
Teruyuki Nakamura
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Abstract

【課題】 シェードを小さく収納することができる車両用のサンシェード装置を提供する。
【解決手段】 サンシェード装置1を、巻取軸2を中心にして巻取可能なシェード3と、このシェード3に巻取軸2に平行に取り付けられたシェード支持部材4と、シェード3の両側に配設され、シェード支持部材4の両端部と嵌合し、シェード支持部材4を摺動可能に支持する一対のガイドレール5とを備えて構成した。そして、このガイドレール5がシェード支持部材4を支持する方向を、シェード3を引き出した部位において上方に傾かせることでシェード支持部材4をたわませて、シェード支持部材4が上方に湾曲するようにした。また、ガイドレール5がシェード支持部材4を支持する方向を、巻取軸2に隣接する部位において向き合わせて、シェード支持部材4を真っ直ぐにした。
【選択図】 図2

Description

この発明は、サンルーフの採光部を遮る巻取可能なサンシェード装置に関し、特に日よけ部材(以下シェードという)を小さく収納することができる自動車などの車両用のサンシェード装置に関する。
採光のためにサンルーフを備えた車両では、直射日光を遮るための日よけとして、サンシェード装置を備えたものがある。このサンシェード装置は、シェードをサンルーフの採光部の下に引き出すとシェードが垂れ下がり、車内特に搭乗者の頭上空間が狭くなるという問題がある。そこで、シェードに上方に湾曲した板ばねを取り付けたサンシェード装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このサンシェード装置では、シェードに巻取軸に平行に所定の間隔を空けて複数の板ばねが取り付けられている。そして、この板ばねによってシェードを上方に湾曲させている。
また、シェードを巻き取る巻取軸を上方に湾曲させるとともに、巻取軸と対向するシェード引出し部に、上方に湾曲した湾曲部材を設けたサンシェード装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。このサンシェード装置では、シェードの前後に湾曲した部材を備えるとともに、巻取軸によって常にシェードを引っ張ることで、シェードを上方に湾曲させている。
特公平7−90692号公報(第2頁左欄第20−34行、第2図) 特開2001−180280号公報(段落0005,0006、図1)
しかしながら、前記特許文献1に係るサンシェード装置では、シェードに湾曲した板ばねが取り付けられているために、このシェードを真っ直ぐな巻取軸を中心にして巻き取ると、湾曲した板ばねが巻取軸に沿わないで、巻取軸から飛び出してしまう。そのために、巻き取ったシェードがかさばり、シェードを収納するスペースが大きくなるという課題があった。また、前記特許文献1に係るサンシェード装置では、湾曲した板ばねを真っ直ぐな巻取軸を中心にして巻き取るために、サンシェードの巻取や引出しの動作が円滑に行えないという課題もあった。
一方、前記特許文献2に係るサンシェード装置では、巻取軸が湾曲しているために、この湾曲した巻取軸を中心にしてシェードを巻き取ると、シェードがよじれてしまうという課題があった。また、前記特許文献2に係るサンシェード装置では、シェードをシェードの前後に設けた湾曲した部材によって上方に湾曲させているために、シェードの中央部分が垂れ下がりやすいという課題もあった。
そこで、この発明では、前記した課題を解決し、シェードを巻取軸から引き出したときにシェードが上方に湾曲し、かつシェードを巻き取って収納するときに、小さく収納することができる車両用のサンシェード装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明では、サンシェード装置を、巻取軸を中心にして巻取可能なシェードと、このシェードに巻取軸に平行に取り付けられたシェード支持部材とを備えて構成した。そして、このシェード支持部材が、シェードを引き出した部位において上方に湾曲し、巻取軸に隣接する部位において真っ直ぐになるようにした。
請求項2に係る発明では、請求項1に記載のサンシェード装置に、シェードの両側に配設され、シェード支持部材の両端部と嵌合し、シェード支持部材を摺動可能に支持する一対のガイドレールを備えて構成した。そして、このガイドレールがシェード支持部材を支持する方向を、シェードを引き出した部位において上方に傾かせ、巻取軸に隣接する部位において向き合わせた。
請求項1に係る発明によれば、シェードに取り付けられたシェード支持部材が、巻取軸に隣接する部位において真っ直ぐになるようにしたので、シェード支持部材を真っ直ぐな巻取軸に沿わせた状態でシェードを巻き取ることができる。そのために、シェードを小さく巻き取ることができるので、シェードの収納スペースを小さくすることができ、室内空間を広げることができる。
また、請求項1に係る発明によれば、シェードに取り付けられたシェード支持部材が、シェードを引き出した部位において上方に湾曲するようにしたので、シェードを引き出した部位においてシェードを上方に湾曲させることができる。そのために、シェードの垂れ下がりを防いで頭上空間を広くできる。さらに、シェードの湾曲をサンルーフの形状に合わせるようにすれば、サンルーフとシェードとの間隔を狭めることができるので、より広い頭上空間を確保することができる。また、シェード支持部材によってシェードが上方に付勢されているので、シェードの垂れ下がりや緩みを防いで外観を向上させることもできる。
請求項2に係る発明によれば、ガイドレールがシェード支持部材を支持する方向を、巻取軸に隣接する部位において向き合わせたので、巻取軸に隣接する部位においてシェード支持部材を真っ直ぐに支持することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、ガイドレールがシェード支持部材を支持する方向を、シェードを引き出した部位において上方に傾かせたので、シェードを引き出した部位においてシェード支持部材がたわみ、シェード支持部材が上方に湾曲する。そのために、シェードを引き出した部位において、シェードを上方に湾曲させることができる。
次に、この発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、前後は、サンシェード装置を車体に取り付けた状態を基準にする。図1は、一つの実施形態に係るサンシェード装置を備えた車両の屋根部分の平面図である。
図1に示すように、サンシェード装置1は、巻取軸2を中心にして巻取可能なシェード3と、このシェード3に巻取軸2に平行に取り付けられたシェード支持部材4と、このシェード支持部材4の両端部と嵌合し、シェード支持部材4を摺動可能に支持するガイドレール5とを備えている。なお、このサンシェード装置1は、車両9のルーフ10に設けられたサンルーフ11の車室側に配設されている。
シェード3は、サンルーフ11の採光部を遮る日よけ部材である。このシェード3は、シェード3を引き出した状態において、採光部に嵌め込まれた透明または半透明のパネル12の下面を覆うように、このパネル12の車室側に配設されている。また、このシェード3は、可撓性を有するシートであり、シェード3の一端部が巻取軸2に取り付けられている。一方、このシェード3の他端部には、その両側部に後記するガイドレール5に嵌合し、摺動可能に支持されるスライダ6が取り付けられている。そして、このシェード3は、巻取軸2を中心にして巻き取られることで収納され、また巻取軸2から引き出されることでパネル12の下面に移動させることができる。なお、巻取軸2は、図示しないコイルばねなどの付勢部材を備えており、この付勢部材によってシェード3を常に巻取方向に引っ張ることができるように構成されている。
シェード支持部材4は、シェード3が垂れ下がらないように支持する部材である。このシェード支持部材4は、シェード3に巻取軸2と平行に、所定の間隔を空けて複数取り付けられている。このシェード支持部材4は、可撓性を有する細長い板であり、力が加わらなければ真っ直ぐな状態である。そして、シェード支持部材4の両端部に、後記するガイドレール5に嵌合して摺動可能に支持される摺動部4aを有する。
ガイドレール5は、シェード支持部材4の摺動部4aと、スライダ6とを摺動可能に支持し、シェード支持部材4の動きを案内する部材である。このガイドレール5は、シェード3の両側に配設されている。
このサンシェード装置1は、前記部材の他にシェード3を開閉するための駆動装置として、モータ7とケーブル8とスライダ6とを備える。そして、このサンシェード装置1では、モータ7を正逆方向に回転駆動させると、モータ7に係合するケーブル8がガイドレール5内を前後方向に移動する。そして、ケーブル8に固定されたスライダ6が、ケーブル8の動きに合わせてガイドレール5内を前後方向に移動することで、シェード3を巻取軸2に巻き取ることや、巻取軸2から引き出すことができる。
図2は、一つの実施形態に係るサンシェード装置を備えた車両の要部斜視図である。図2に示すように、ガイドレール5は、断面形状が四角形の棒であり、ガイドレール5の長手方向に溝が形成されている。このガイドレール5には、溝の内部にシェード支持部材4の摺動部4aを摺動可能に支持する第1収容部5aと、ケーブル8を摺動可能に支持する第2収納部5bとが形成されている。そして、このガイドレール5は、ガイドレール5がシェード支持部材4を支持する方向を、シェード3を引き出した部位において上方に傾かせ、巻取軸2に隣接する部位において向き合わせている。
ここで、ガイドレール5がシェード支持部材4を支持する方向について説明する。ガイドレール5がシェード支持部材4を支持する方向は、シェード3を巻取軸2から引き出した部位、すなわち矢示Aにおいて上方に傾けさせている。そのために、シェード支持部材4が上方に湾曲し、その結果としてシェード3が上方に湾曲している。
一方、巻取軸2に隣接する部位、すなわち矢示Bにおいては、ガイドレール5がシェード支持部材4を支持する方向を向き合わせている。そのために、シェード支持部材4が真っ直ぐな状態で支持されている。なお、ここでは、ガイドレール5をシェード支持部材4が円滑に動くように、ガイドレール5がシェード支持部材4を支持する方向をゆるやかに変えているが、少なくともシェード3を長く引き出した部位において上方に傾かせていたものを、巻取軸2に隣接する部位において向き合わせれば、この発明の効果を生じさせることができる。
図3は、一つの実施形態に係るサンシェード装置のシェードを巻取軸に巻き取った状態を示す断面図である。図3に示すように、シェード支持部材4が巻取軸2に沿った状態でシェード3と共に巻取軸2を中心にして巻き取られている。これは、図2において説明したように、ガイドレール5がシェード支持部材4を支持する方向を巻取軸2に隣接する部位において向き合わせたことで、シェード3を巻取軸2から引き出した部位において湾曲させられていたシェード支持部材4を真っ直ぐに戻すことができるためである。そして、シェード支持部材4を真っ直ぐな状態で、真っ直ぐな巻取軸2を中心にして巻き取るので、シェード支持部材4が巻取軸2に沿っている。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は前記実施形態には限定されない。例えば、この実施形態では、この発明に係るサンシェード装置1を車長方向に開閉するように説明したが、車幅方向に開閉するサンルーフ11に用いる場合には、車幅方向に開閉するように変更することができる。また、この実施形態では、ガイドレール5が溝を形成し、この溝でシェード支持部材4の摺動部4aを挟持するように支持しているが、シェード支持部材4の摺動部4aに溝を設け、その溝にガイドレール5が嵌るようにしても構わない。さらに、ガイドレール5がシェード支持部材4を支持する方向を上方に傾かせる部位において、一対のガイドレール5の間隔を狭めるようにしても構わない。
実施形態に係るサンシェード装置を備えた車両の屋根部分の平面図である。 実施形態に係るサンシェード装置を備えた車両の要部斜視図である 実施形態に係るサンシェード装置のシェードを巻取軸に巻き取った状態を示す断面図である。
符号の説明
1 サンシェード装置
2 巻取軸
3 シェード
4 シェード支持部材
5 ガイドレール

Claims (2)

  1. 巻取軸を中心にして巻取可能なシェードと、
    前記シェードに前記巻取軸に平行に取り付けられたシェード支持部材とを備え、
    前記シェード支持部材が、前記シェードを引き出した部位において上方に湾曲し、前記巻取軸に隣接する部位において真っ直ぐになるようにしたことを特徴とするサンシェード装置。
  2. 請求項1に記載のサンシェード装置が、
    前記シェードの両側に配設され、前記シェード支持部材の両端部と嵌合し、前記シェード支持部材を摺動可能に支持する一対のガイドレールを備え、
    前記ガイドレールが前記シェード支持部材を支持する方向を、前記シェードを引き出した部位において上方に傾かせ、前記巻取軸に隣接する部位において向き合わせたことを特徴とするサンシェード装置。
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