JP2006299601A - 場所打ち杭の打設工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 タンクの供用状態を維持しつつ狭隘な作業空間においても施工が可能であり、かつ工期や工費の嵩まない場所打ち杭の打設工法を提供することである。
【解決手段】 場所打ち杭の打設工法は、先端部外周に拡幅カッタ羽根7を放射状に設けた小径の掘削ロッド5を形成し、該掘削ロッド5の先端部からベントナイト泥水12を噴射させながら小径の掘削孔9を人力で地盤4に削孔した後、該掘削孔9から掘削ロッド5を引き抜くとともに、該掘削ロッド5よりも大径なケーシング14を、該ケーシング14内に挿入した注入ロッド16の先端部からジェット水を噴射させながら掘削孔9に建て込んだ後、ケーシング14内にモルタル19を水中打設するとともに、該モルタル19に芯材20を挿入した後、ケーシング14を引き抜くことである。
【選択図】 図1
【解決手段】 場所打ち杭の打設工法は、先端部外周に拡幅カッタ羽根7を放射状に設けた小径の掘削ロッド5を形成し、該掘削ロッド5の先端部からベントナイト泥水12を噴射させながら小径の掘削孔9を人力で地盤4に削孔した後、該掘削孔9から掘削ロッド5を引き抜くとともに、該掘削ロッド5よりも大径なケーシング14を、該ケーシング14内に挿入した注入ロッド16の先端部からジェット水を噴射させながら掘削孔9に建て込んだ後、ケーシング14内にモルタル19を水中打設するとともに、該モルタル19に芯材20を挿入した後、ケーシング14を引き抜くことである。
【選択図】 図1
Description
本願発明は場所打ち杭の打設工法に関するものである。
既設タンクの基礎地盤の滑り破壊を防ぐためには、図9に示すように、滑り破砕線25で示した地盤26に、既設タンク27の外周を取り囲むように場所打ち杭28を打設する方法がある。また、その他の方法としては、例えば特開平9−287154号公報の発明がある。
特開平9−287154号公報
しかし、上記の方法は大型施工機械を使用して場所打ち杭を打設することから、多くの配管類やラックなどが輻輳する狭隘な作業環境においては使用することができないので、このような配管類を撤去して作業空間を確保しなければならず、タンク供用停止や操業そのものの停止を余儀なくされて工期や工費が嵩むという問題があった。
本願発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、タンクの供用状態を維持しつつ狭隘な作業空間においても施工が可能であり、かつ工期や工費の嵩まない場所打ち杭の打設工法を提供することである。
以上の課題を解決するための本願発明の場所打ち杭の打設工法は、先端部外周に拡幅カッタ羽根を放射状に設けた小径の掘削ロッドを形成し、該掘削ロッドの先端部からベントナイト泥水を噴射させながら小径の掘削孔を人力で地盤に削孔した後、該掘削孔から掘削ロッドを引き抜くとともに、該掘削ロッドよりも大径なケーシングを、該ケーシング内に挿入した注入ロッドの先端部からジェット水を噴射させながら掘削孔に建て込んだ後、ケーシング内にモルタルを水中打設するとともに、該モルタルに芯材を挿入した後、ケーシングを引き抜くことを特徴とする。また掘削ロッドを回転させながらを掘削孔を削孔することを含む。またモルタルは硬化膨張性のものであることを含む。またモルタルを圧縮空気で加圧しながらケーシングを引き抜くことを含むものである。
施工者が小径な掘削ロッドを人力で取り扱って掘削孔を先堀することができるので、大型施工機械を利用することなく、多くの配管類やラックなどが輻輳する狭隘な作業環境においても簡単かつ安価に場所打ち杭を打設することができる。また先端部外周に拡幅カッタ羽根を放射状に設けた小径の掘削ロッドで掘削孔の先堀を行うため、この掘削孔を先行孔としてケーシングの建て込みが簡単に行える。また拡幅カッタ羽根を放射状に設けた掘削ロッドを回転させながら削孔することにより、掘削孔が簡単に削孔できる。
以下、本願発明の場所打ち杭の打設工法の実施の形態を図面に基づいて説明する。この場所打ち杭の打設工法は狭隘な作業環境や大型施工機械が使用できない作業環境などにおいて使用するものであり、本実施の形態においては、図1に示すような、多くの配管類やラックなどが輻輳する狭隘な作業環境である既設タンクの地盤を対象にして説明する。すなわち図1に示すように、既設タンク1の基礎地盤2における滑り破壊線3で示した地盤4を補強して滑り破壊を防ごうとするものであり、人力で取り扱うことができる掘削ロッド5を用いる。
この掘削ロッド5は、図2示すように、例えば直径50mmの中空管6の先端部外周に4本の拡幅カッタ羽根7が放射状に設けられたものであり、この拡幅カッタ羽根7は地盤への打ち込みが容易にできる先細状(先端部に向かって内側に傾斜した形状)になっている。この拡幅カッタ羽根7は4本に限らず、これ以下またはこれ以上、例えば3本あるいは5〜6本設けることもできる。このような中空管6は複数の短尺管8を連結して組み立てるものであり、小径であるため現場において施工者が人力で簡単に組み立てることができ、かつ組立後においても施工者が人力で取り扱うことができる。
このように現場において掘削ロッド5を人力で所定長さに組立形成した後、これを使用して小径の掘削孔9を、図3の(1)に示すように、既設タンク1の基礎地盤2における滑り破壊の発生しそうな地盤4に先行掘削する。これはタービンポンプ10から送水ホース11でベントナイト泥水12を掘削ロッド5に高圧送水し、先端部からジェット噴射させつつ先堀するが、所定深度までは中空管6に短尺管8を順次継ぎ足しながら掘削する。
このような掘削ロッド5で掘削すると、図3の(2)に示すように、先端部の拡幅カッタ羽根7間の地山13が緩み、この緩んだ箇所の掘削が容易になるため、掘削ロッド5を回転させながら建て込むと、拡幅カッタ羽根7を含めた長さを半径とする掘削孔9が簡単に掘削できる。したがって、ケーシングを建て込む際に、ケーシングよりもやや小径の掘削孔9が先行掘削されているため、ケーシングが建て込み易くなる。そして、この掘削孔9を先行掘削した後に、掘削ロッド5を掘削孔9から引き抜くようにする。
次に、図4に示すように、先行掘削した小径の掘削孔9をガイド孔として、これよりもやや大径のケーシング14を建て込む。これは前記のベントナイト泥水12を清水15に切り替え、これをケーシング14内の注入ロッド16先端からジェット噴射させてケーシング14を回転させながら押し込むものであり、先行掘削された掘削孔9の孔壁17をジェット噴射で崩しながら建て込む。
次に、図5に示すように、清水15が充填されたケーシング14内にトレミー管18を挿入し、これによって硬化膨張性のモルタル19を水中打設する。そして、この水中打設されたモルタル19内に、図6に示すように、鍔付き芯材20を挿入する。この鍔付き芯材20も、複数の短尺材21を継ぎ足しながら挿入するものである。
次に、図7に示すように、モルタル19を圧縮空気で加圧しながらケーシング14を引き抜く。そして、このモルタル19が硬化すると場所打ち杭22が完成し、これと同じ方法で補強杭23を打設する。そして、これらの杭22、23を既設タンク1の周囲に打設すると、図8に示すように、基礎地盤2が補強されて滑り破壊を防ぐことができるようになる。
1、27 既設タンク
2 基礎地盤
3、25 滑り破壊線
4、26 地盤
5 掘削ロッド
6 中空管
7 拡幅カッタ羽根
8 短尺管
9 掘削孔
10 タービンポンプ
11 送水ホース
12 ベントナイト泥水
13 地山
14 ケーシング
15 清水
16 注入ロッド
17 孔壁
18 トレミー管
19 モルタル
20 芯材
21 短尺材
22、28 場所打ち杭
23 補強杭
2 基礎地盤
3、25 滑り破壊線
4、26 地盤
5 掘削ロッド
6 中空管
7 拡幅カッタ羽根
8 短尺管
9 掘削孔
10 タービンポンプ
11 送水ホース
12 ベントナイト泥水
13 地山
14 ケーシング
15 清水
16 注入ロッド
17 孔壁
18 トレミー管
19 モルタル
20 芯材
21 短尺材
22、28 場所打ち杭
23 補強杭
Claims (4)
- 先端部外周に拡幅カッタ羽根を放射状に設けた小径の掘削ロッドを形成し、該掘削ロッドの先端部からベントナイト泥水を噴射させながら小径の掘削孔を人力で地盤に削孔した後、該掘削孔から掘削ロッドを引き抜くとともに、該掘削ロッドよりも大径なケーシングを、該ケーシング内に挿入した注入ロッドの先端部からジェット水を噴射させながら掘削孔に建て込んだ後、ケーシング内にモルタルを水中打設するとともに、該モルタルに芯材を挿入した後、ケーシングを引き抜くことを特徴とする場所打ち杭の打設工法。
- 掘削ロッドを回転させながらを掘削孔を削孔することを特徴とする請求項1に記載の場所打ち杭の打設工法。
- モルタルは硬化膨張性のものであることを特徴とする請求項1または2に記載の場所打ち杭の打設工法。
- モルタルを圧縮空気で加圧しながらケーシングを引き抜くことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の場所打ち杭の打設工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005121010A JP2006299601A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 場所打ち杭の打設工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005121010A JP2006299601A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 場所打ち杭の打設工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006299601A true JP2006299601A (ja) | 2006-11-02 |
Family
ID=37468225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2005121010A Pending JP2006299601A (ja) | 2005-04-19 | 2005-04-19 | 場所打ち杭の打設工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006299601A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022149421A1 (ja) * | 2021-01-06 | 2022-07-14 | Jfeスチール株式会社 | 杭、杭の施工方法、構造物、構造物の構築方法、杭の設計方法及び杭の製造方法 |
| CN116255102A (zh) * | 2023-03-23 | 2023-06-13 | 长江武汉航道工程局 | 一种软土地基旋挖成孔的泥浆供给结构及其施工工艺 |
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-
2005
- 2005-04-19 JP JP2005121010A patent/JP2006299601A/ja active Pending
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