JP2006322017A - 転がり軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表面損傷が生じ易い環境下で使用されても、転がり疲れ寿命の長い転がり軸受を低コストで提供する。
【解決手段】 ころ3を、質量比で、C含有率が0.30〜1.20%、Cr含有率が0.50〜2.00%、Mn含有率が0.50%以上、MnとSiの合計含有率が0.85%以上、O含有率が12ppm以下、残部がFe及び不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理と、サブゼロ処理と、焼戻し処理とをこの順に施して作製する。そして、転動面3aをなす表層部のN含有率を0.20質量%以上2.00質量%以下、前記表層部の残留オーステナイト量を5体積%以上24体積%以下とするとともに、転動面3aの表面粗さを、軌道面1a,2aの表面粗さよりも小さくする。
【選択図】 図1
【解決手段】 ころ3を、質量比で、C含有率が0.30〜1.20%、Cr含有率が0.50〜2.00%、Mn含有率が0.50%以上、MnとSiの合計含有率が0.85%以上、O含有率が12ppm以下、残部がFe及び不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理と、サブゼロ処理と、焼戻し処理とをこの順に施して作製する。そして、転動面3aをなす表層部のN含有率を0.20質量%以上2.00質量%以下、前記表層部の残留オーステナイト量を5体積%以上24体積%以下とするとともに、転動面3aの表面粗さを、軌道面1a,2aの表面粗さよりも小さくする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、転がり軸受に関する。
転がり軸受は、高面圧下で繰り返し剪断応力を受けて使用されるため、この剪断応力に耐えて転がり疲れ寿命を確保する必要がある。このため、転がり軸受の軌道輪(内輪や外輪)及び転動体としては、高炭素クロム軸受鋼二種(SUJ2)に焼入れ及び焼戻し処理を施したり、肌焼鋼(SCR420,SCM420,SAE4320H等)に浸炭又は浸炭窒化処理、焼入れ及び焼戻し処理を施すことにより、表面硬さをHv650〜800としたものが用いられている。
近年、自動車,工作機械,一般産業機械,鉄鋼設備等の動力伝達機構や支持機構の高能率化及び小型化を実現するために、これらの機構で使用される転がり軸受は、高速条件,高荷重条件,高温条件等の苛酷な環境下で使用されることが多くなってきている。
特に、高荷重条件下で使用される転がり軸受では、軌道面に油膜が形成され難く、軌道輪と転動体との間に金属接触が生じて、その転がり面(軌道面や転動面)に大きな接線力が発生するため、表面損傷が起こり易い。また、高荷重条件下で使用される転がり軸受では、軌道輪と転動体との間にスキューによるすべりが生じ易く、軌道輪と転動体との間に繰り返し剪断応力や大きな接線力が発生するため、表面損傷が起こり易い。
特に、高荷重条件下で使用される転がり軸受では、軌道面に油膜が形成され難く、軌道輪と転動体との間に金属接触が生じて、その転がり面(軌道面や転動面)に大きな接線力が発生するため、表面損傷が起こり易い。また、高荷重条件下で使用される転がり軸受では、軌道輪と転動体との間にスキューによるすべりが生じ易く、軌道輪と転動体との間に繰り返し剪断応力や大きな接線力が発生するため、表面損傷が起こり易い。
表面損傷による寿命低下は、上述した潤滑不足やすべりによって転がり面に大きな接線力が発生した場合に加えて、異物が混入された潤滑条件下(以下、「異物混入潤滑下」と記す。)において異物の噛み込みによって転がり面に圧痕が生じ、圧痕の縁に応力集中が発生した場合にも起こる。
このような表面損傷による寿命低下を防止するための技術として、特許文献1及び特許文献2に記載の技術が提案されている。
このような表面損傷による寿命低下を防止するための技術として、特許文献1及び特許文献2に記載の技術が提案されている。
特許文献1では、少なくとも軌道輪を、質量比で、C含有率が0.8%以上1.2%以下、Si含有率が0.4%以上1.0%以下、Cr含有率が0.2%以上1.2%以下、Mn含有率が0.8%以上1.5%以下の鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、830〜870℃での焼入れ処理と、160〜190℃での焼戻し処理とを施すことで作製し、その表層部の残留オーステナイト量を25体積%以上50体積%以下とすることが提案されている。また、特許文献1には、異物混入下で優れた転がり疲れ寿命を得るために、表層部の残留オーステナイト量を25体積%以上30体積%以下として、特定の表面硬さを確保することが好ましいと記載されている。
特許文献2では、少なくともころを、質量比で、C含有率が0.8%以上1.5%以下、Si含有率が0.4%以上1.2%以下、Mn含有率が0.8%以上1.5%以下、Cr含有率が0.8%以上1.8%以下の鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理及び焼戻し処理とを施すことで作製し、表層部の残留オーステナイト量を20%体積以上40体積%以下とし、表面硬さをHv750以上とすることが提案されている。
特開平7−190072号公報
特開2000−234147号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び2に記載の軸受では、表層部の残留オーステナイト量と硬さの両方を高くすることで転がり疲れ寿命の向上を図っているため、製造コストを削減するという点でさらなる改善の余地がある。
また、特許文献1及び2に記載の軸受では、表面損傷による寿命低下が問題となる転動部材の寿命についてのみ考慮されており、それ以外の転動部材の寿命については考慮されていない。このため、寿命低下が問題となる転動部材の寿命のみを長くしても、それ以外の転動部材の寿命が不足して、軸受全体の寿命を長くできない場合がある。
そこで、本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、表面損傷が生じ易い環境下で使用されても、転がり疲れ寿命の長い転がり軸受を低コストで提供することを課題としている。
また、特許文献1及び2に記載の軸受では、表面損傷による寿命低下が問題となる転動部材の寿命についてのみ考慮されており、それ以外の転動部材の寿命については考慮されていない。このため、寿命低下が問題となる転動部材の寿命のみを長くしても、それ以外の転動部材の寿命が不足して、軸受全体の寿命を長くできない場合がある。
そこで、本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、表面損傷が生じ易い環境下で使用されても、転がり疲れ寿命の長い転がり軸受を低コストで提供することを課題としている。
このような課題を解決するために、本発明は、内輪と、外輪と、前記内輪及び前記外輪の間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備えた転がり軸受において、前記転動体は、C含有率が0.30質量%以上1.20質量%以下、Cr含有率が0.50質量%以上2.00質量%以下、Mn含有率が0.50質量%以上、MnとSiの合計含有率が0.85質量%以上、O含有率が12ppm以下、残部がFe及び不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理と、サブゼロ処理と、焼戻し処理とがこの順に施されて得られ、その転動面をなす表層部は、N含有率が0.20質量%以上2.00質量%以下で、残留オーステナイト量が5体積%以上24体積%以下であるとともに、その転動面の表面粗さは、前記内輪及び前記外輪の軌道面の表面粗さよりも小さくなっていることを特徴とする転がり軸受を提供する。
なお、本発明において、前記表層部とは、表面から所定深さ(例えば、1μm)までの範囲を指す。
なお、本発明において、前記表層部とは、表面から所定深さ(例えば、1μm)までの範囲を指す。
以下、本発明の数値限定の臨界的意義について詳細に説明する。
〔C含有率(質量比):0.30〜1.20%〕
C(炭素)は、基地をマルテンサイト化することにより、強度を増加させる作用を有する。本発明においては、鋼からなる素材を所定形状に加工した後に浸炭窒化処理が施され、転動体の表層部にC及びN(窒素)が添加される。よって、素材をなすC含有率は、転動体の芯部に必要な強度を確保するために0.30%以上とする。なお、転動体の芯部の硬さはHv650以上であることが好ましく、そのために素材をなすC含有率は0.80%以上とすることが好ましい。
一方、素材をなすC含有率が多過ぎると、製鋼時に粗大な炭化物が生成して、転がり疲れ寿命を低下させる場合がある。よって、素材をなすC含有率は1.20%以下とする。
〔C含有率(質量比):0.30〜1.20%〕
C(炭素)は、基地をマルテンサイト化することにより、強度を増加させる作用を有する。本発明においては、鋼からなる素材を所定形状に加工した後に浸炭窒化処理が施され、転動体の表層部にC及びN(窒素)が添加される。よって、素材をなすC含有率は、転動体の芯部に必要な強度を確保するために0.30%以上とする。なお、転動体の芯部の硬さはHv650以上であることが好ましく、そのために素材をなすC含有率は0.80%以上とすることが好ましい。
一方、素材をなすC含有率が多過ぎると、製鋼時に粗大な炭化物が生成して、転がり疲れ寿命を低下させる場合がある。よって、素材をなすC含有率は1.20%以下とする。
〔Cr含有率(質量比):0.50〜2.00%〕
Cr(クロム)は、焼入れ性及び焼戻し軟化抵抗性を向上させるとともに、基地を強化して転がり疲れ寿命を向上させる作用を有する。また、微細で高硬度の炭化物や炭窒化物を生成して、耐摩耗性を向上させる作用も有する。さらに、浸炭窒化層のC含有率を高めて、浸炭窒化特性の向上させる作用も有する。これらの作用を得るために、Cr含有率は0.50%以上とする。
一方、Cr含有率が多過ぎると、その効果が飽和するだけでなく、表層部に不動態膜が形成されて浸炭窒化特性を阻害するおそれがあるため、Cr含有率は2.00%以下とする。
Cr(クロム)は、焼入れ性及び焼戻し軟化抵抗性を向上させるとともに、基地を強化して転がり疲れ寿命を向上させる作用を有する。また、微細で高硬度の炭化物や炭窒化物を生成して、耐摩耗性を向上させる作用も有する。さらに、浸炭窒化層のC含有率を高めて、浸炭窒化特性の向上させる作用も有する。これらの作用を得るために、Cr含有率は0.50%以上とする。
一方、Cr含有率が多過ぎると、その効果が飽和するだけでなく、表層部に不動態膜が形成されて浸炭窒化特性を阻害するおそれがあるため、Cr含有率は2.00%以下とする。
〔Mn含有率(質量比):0.50%以上,MnとSiの合計含有率(質量比):0.85%以上〕
本発明者は、転動体の転動面をなす表層部のN(窒素)含有率を0.20質量%以上とし、且つ、前記表層部の残留オーステナイト量を低減することにより、軌道輪と転動体との間の摩擦が低減できることに着目し、転動体のみを変更するだけで、転動体及び軌道輪の表面損傷をともに抑制可能であることを見出した。また、本発明者は、転動体の転動面をなす表層部のN含有率を安定的に確保するためには、転動体の素材をなす鋼中のMn(マンガン)含有率とSi(ケイ素)含有率を特定すればよいことも見出した。
本発明者は、転動体の転動面をなす表層部のN(窒素)含有率を0.20質量%以上とし、且つ、前記表層部の残留オーステナイト量を低減することにより、軌道輪と転動体との間の摩擦が低減できることに着目し、転動体のみを変更するだけで、転動体及び軌道輪の表面損傷をともに抑制可能であることを見出した。また、本発明者は、転動体の転動面をなす表層部のN含有率を安定的に確保するためには、転動体の素材をなす鋼中のMn(マンガン)含有率とSi(ケイ素)含有率を特定すればよいことも見出した。
Mn及びSiは、いずれも製鋼時の脱酸剤として作用するとともに、浸炭窒化処理時に表層部のN含有率を向上させる作用を有する。また、Mnは鋼の焼入れ性を向上させる作用も有し、Siは鋼の焼戻し軟化抵抗性を向上させる作用も有する。
これらの作用を得るために、Mn含有率は0.50質量%以上、好ましくは0.70質量%以上とする。
これらの作用を得るために、Mn含有率は0.50質量%以上、好ましくは0.70質量%以上とする。
また、MnとともにSiを添加させることにより、Mnによる表層部のN含有率を向上させる作用が効果的に得られるため、研磨取り代の多い形状の転動体であっても、その転動面をなす表層部に本発明の範囲のN含有率を安定して確保できる。このため、MnとSiの合計含有率は0.85質量%以上とし、Si含有率は、0.50質量%以上とすることが好ましい。
一方、Mn含有率やSi含有率が多過ぎると、転動体の転動面をなす表層部のN含有率が極端に多くなるため、基地の異常組織を招いて硬さが低下するとともに、素材の鍛造性や被削性等の機械加工性が低下する。よって、Mn含有率とSi含有率は、それぞれ2.00質量%以下とすることが好ましい。
一方、Mn含有率やSi含有率が多過ぎると、転動体の転動面をなす表層部のN含有率が極端に多くなるため、基地の異常組織を招いて硬さが低下するとともに、素材の鍛造性や被削性等の機械加工性が低下する。よって、Mn含有率とSi含有率は、それぞれ2.00質量%以下とすることが好ましい。
〔O含有率(質量比):12ppm以下〕
O(酸素)は、転がり疲れ寿命に悪影響を与える酸化物系非金属介在物を生成するため、その含有率を出来る限り少なくする必要がある。このため、O含有率は12ppm以下、好ましくは9ppm以下とする。
O(酸素)は、転がり疲れ寿命に悪影響を与える酸化物系非金属介在物を生成するため、その含有率を出来る限り少なくする必要がある。このため、O含有率は12ppm以下、好ましくは9ppm以下とする。
〔不可避不純物について〕
本発明で用いる鋼には、上述した元素以外に、例えば、P(リン),S(硫黄),Ni(ニッケル),Cu(銅),Mo(モリブデン),V(バナジウム),Al(アルミニウム),Ti(チタン),Nb(ニオブ)等の不可避不純物が含まれていてもよい。このうち、MoやV等の炭化物形成元素は、浸炭窒化処理によって微細で高硬度な炭窒化物を生成するため、耐摩耗性の向上に有効である。よって、これらの元素は、コストの許す限り添加してもよいが、その添加量は合計で2.0質量%以下とすることが好ましい。
本発明で用いる鋼には、上述した元素以外に、例えば、P(リン),S(硫黄),Ni(ニッケル),Cu(銅),Mo(モリブデン),V(バナジウム),Al(アルミニウム),Ti(チタン),Nb(ニオブ)等の不可避不純物が含まれていてもよい。このうち、MoやV等の炭化物形成元素は、浸炭窒化処理によって微細で高硬度な炭窒化物を生成するため、耐摩耗性の向上に有効である。よって、これらの元素は、コストの許す限り添加してもよいが、その添加量は合計で2.0質量%以下とすることが好ましい。
〔熱処理及び熱処理後の転動体の構成について〕
上述した鋼からなる素材を、鍛造又は切削により転動体の形状に加工した後、混合ガス(例えば、RXガス+エンリッチガス+アンモニアガス)を導入した炉内で、所定時間加熱保持することにより浸炭窒化処理を行う。
この浸炭窒化処理は、転動体の転動面をなす表層部のN含有率が0.20質量%以上2.00質量%以下となるような条件で行う。
上述した鋼からなる素材を、鍛造又は切削により転動体の形状に加工した後、混合ガス(例えば、RXガス+エンリッチガス+アンモニアガス)を導入した炉内で、所定時間加熱保持することにより浸炭窒化処理を行う。
この浸炭窒化処理は、転動体の転動面をなす表層部のN含有率が0.20質量%以上2.00質量%以下となるような条件で行う。
この時、転動体の転動面をなす表層部のN含有率が0.20質量%未満となると、転動体と接触する軌道輪の表面損傷を抑制する効果が十分に得られない。一方、表層部のN含有率は高くなる程、軌道輪の表面損傷を抑制する効果が高くなるが、表層部のN含有率が2.00質量%を超えると、浸炭窒化層が脆弱となり、転動部材として必要な転がり疲れ寿命が得られなくなる。上述した観点から、転動体の転動面をなす表層部のN含有率は、0.50質量%以上1.50質量%以下とすることが好ましい。
また、浸炭窒化処理により、Nと同様に添加されるC含有率は、転動体の転動面をなす表層部に軸受部材として必要とされる表面硬さHv650を得るため、N含有率とC含有率の合計が0.80質量%以上となるようにC含有率を調節することが好ましい。一方、転動体の転動面をなす表層部のC含有率が多過ぎると、粗大な炭化物が析出して、転動体自身の転がり疲れ寿命が十分に得られなくなるため、表層部のC含有率は2.50質量%以下とすることが好ましく、2.00質量%以下とすることがさらに好ましい。
次に、820℃以上920℃以下で焼入れ処理を行う。この時、焼入れ温度が820℃未満であると、転動体の転動面をなす表層部のN含有率を本発明の範囲に出来ず、転動部材として必要な硬さが得られない。一方、焼入れ温度が920℃よりも高いと、高温保持中に炭化物が分解し、基地のN含有率が著しく増加して、素材をなす鋼の極端な脆化を招く。
次に、−190〜10℃でサブゼロ処理を行う。これにより、転動面をなす表層部の残留オーステナイト量が低減し、且つ、硬さが著しく向上するため、転動面の耐圧痕性や耐摩耗性が向上し、転動体と軌道輪との間の摩擦を効果的に低減できる。また、浸炭窒化処理により転動面をなす表層部にN含有率を増加させた後にサブゼロ処理を行うことによって、マルテンサイトの歪密度が一層増加するため、転動体自身の耐疲労性が向上する。
この時、サブゼロ時の温度が−190℃よりも低くなると、その温度を保持するために冷却剤を用いる必要があるため、コストの上昇を招く。一方、サブゼロ時の温度が10℃よりも高くなると、焼入れ時に生成した残留オーステナイトがマルテンサイトに変態されなくなるため、十分な硬さが得られなくなる。
この時、サブゼロ時の温度が−190℃よりも低くなると、その温度を保持するために冷却剤を用いる必要があるため、コストの上昇を招く。一方、サブゼロ時の温度が10℃よりも高くなると、焼入れ時に生成した残留オーステナイトがマルテンサイトに変態されなくなるため、十分な硬さが得られなくなる。
次に、焼戻し処理を行う。この焼戻し処理は、転動体の転動面をなす表層部の残留オーステナイト量が5体積%以上24体積%以下となるような条件で行う。
この時、残留オーステナイト量が5体積%未満となると、異物混入潤滑下で表面損傷が生じ易くなる。一方、残留オーステナイト量が24体積%よりも大きくなると、硬さが低下して、転動体自身の転がり疲れ寿命が短くなる。転動体の転動面をなす表層部の残留オーステナイト量は、7体積%以上18体積%以下とすることが好ましい。
次に、研削仕上げ加工を施すことにより、転動体の転動面における表面粗さを、軌道輪の軌道面における表面粗さよりも小さくなるようにする。これにより、潤滑不足やすべりによって転がり面に大きな接線力が発生しても、表面損傷が生じ難くなる。
この時、残留オーステナイト量が5体積%未満となると、異物混入潤滑下で表面損傷が生じ易くなる。一方、残留オーステナイト量が24体積%よりも大きくなると、硬さが低下して、転動体自身の転がり疲れ寿命が短くなる。転動体の転動面をなす表層部の残留オーステナイト量は、7体積%以上18体積%以下とすることが好ましい。
次に、研削仕上げ加工を施すことにより、転動体の転動面における表面粗さを、軌道輪の軌道面における表面粗さよりも小さくなるようにする。これにより、潤滑不足やすべりによって転がり面に大きな接線力が発生しても、表面損傷が生じ難くなる。
本発明の転がり軸受において、前記内輪及び前記外輪は、C含有率が0.30質量%以上1.20質量%以下、Cr含有率が0.50質量%以上2.00質量%以下、Mn含有率が0.35質量%以上、Si含有率が0.25質量%以上、O含有率が12ppm以下、残部がFe及び不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理と、焼戻し処理とがこの順で施されて得られ、その軌道面をなす表層部は、N含有率が0.10質量%以上2.00質量%以下で、残留オーステナイト量が15体積%以上40体積%以下とすることにより、内輪及び外輪自身の転がり疲れ寿命を長くできるため、転がり軸受の転がり疲れ寿命をより長くできる。
ここで、内輪及び外輪の素材をなす鋼は、上述した転動体の素材をなす鋼とMn含有率及びSi含有率の数値限定の範囲のみが異なる。浸炭窒化処理時に軌道面をなす表層部のN含有率を向上させる作用や、鋼の焼入れ性及び焼戻し軟化抵抗性を向上させる作用を効果的に得るために、内輪及び外輪の素材をなす鋼中のMn含有率は0.35質量%以上とし、Si含有率は0.25質量%以上とする。
また、内輪及び外輪自身の転がり疲れ寿命を長くするために、軌道面をなす表層部のN含有率は0.10質量%以上2.00質量%以下とする。
さらに、軌道面に形成された圧痕縁の応力集中を軽減する作用と、内輪及び外輪自身の転がり疲れ寿命を長くするために、軌道面をなす表層部の残留オーステナイト量は15体積%以上40体積%以下とする。
さらに、内輪及び外輪自身の転がり疲れ寿命を長くするためには、内輪及び外輪の軌道面をなす表層部の硬さをHv743以上とすることが好ましい。
さらに、軌道面に形成された圧痕縁の応力集中を軽減する作用と、内輪及び外輪自身の転がり疲れ寿命を長くするために、軌道面をなす表層部の残留オーステナイト量は15体積%以上40体積%以下とする。
さらに、内輪及び外輪自身の転がり疲れ寿命を長くするためには、内輪及び外輪の軌道面をなす表層部の硬さをHv743以上とすることが好ましい。
本発明の転がり軸受によれば、転動体の転動面をなす表層部のN含有率及び残留オーステナイト量を特定するだけで、転動体自身の表面損傷を抑制できるとともに、転動体と接触する軌道輪の表面損傷も抑制できる。よって、表面損傷が生じ易い環境下で使用した場合でも、転がり疲れ寿命の長い転がり軸受を低コストで提供できる。
また、本発明の転がり軸受によれば、転動体と組み合わせる内輪及び外輪の構成も特定することにより、転がり疲れ寿命をさらに長くできる。
また、本発明の転がり軸受によれば、転動体と組み合わせる内輪及び外輪の構成も特定することにより、転がり疲れ寿命をさらに長くできる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第一実施形態>
本実施形態では、図1に示す呼び番号L44649/610の円錐ころ軸受(外径:50.292mm,内径:26.988mm,幅:14.224mm)を、以下に示す方法で作製した。この円錐ころ軸受は、図1に示すように、内輪1と、外輪2と、内輪1及び外輪2の各軌道面1a,2a間に転動自在に配設された円錐状の複数のころ3と、保持器4と、からなる。また、ころ3の大径側端面3bは、内輪1の大径側端部に形成された鍔部10で保持されている。
<第一実施形態>
本実施形態では、図1に示す呼び番号L44649/610の円錐ころ軸受(外径:50.292mm,内径:26.988mm,幅:14.224mm)を、以下に示す方法で作製した。この円錐ころ軸受は、図1に示すように、内輪1と、外輪2と、内輪1及び外輪2の各軌道面1a,2a間に転動自在に配設された円錐状の複数のころ3と、保持器4と、からなる。また、ころ3の大径側端面3bは、内輪1の大径側端部に形成された鍔部10で保持されている。
ころ3は、以下の手順で作製した。
まず、表1に示す各構成の鋼からなる素材を鍛造により所定形状に加工した後、表1に示す各方法の熱処理を施した。
ここで、表1に「浸炭窒化→焼入れ→サブゼロ→焼戻し」で示す熱処理は、以下に示す条件で行った。まず、Rxガス+プロパンガス+アンモニアガスの雰囲気中において、830〜860℃で7〜10時間保持することにより浸炭窒化を行った後、油焼入れを行った。次に、−100〜−60℃で40分間保持することによりサブゼロ処理を行った。次に、130〜180℃の範囲の所定温度で2時間保持することにより焼戻しを行った。
まず、表1に示す各構成の鋼からなる素材を鍛造により所定形状に加工した後、表1に示す各方法の熱処理を施した。
ここで、表1に「浸炭窒化→焼入れ→サブゼロ→焼戻し」で示す熱処理は、以下に示す条件で行った。まず、Rxガス+プロパンガス+アンモニアガスの雰囲気中において、830〜860℃で7〜10時間保持することにより浸炭窒化を行った後、油焼入れを行った。次に、−100〜−60℃で40分間保持することによりサブゼロ処理を行った。次に、130〜180℃の範囲の所定温度で2時間保持することにより焼戻しを行った。
また、表1に「浸炭窒化→焼入れ→焼戻し」で示す熱処理は、以下に示す条件で行った。まず、Rxガス+プロパンガス+アンモニアガスの雰囲気中において、830〜860℃で7〜10時間保持することにより浸炭窒化を行った後、油焼入れを行った。次に、130〜240℃の範囲の所定温度で2時間保持することにより焼戻しを行った。
さらに、表1に「焼入れ→焼戻し」で示す熱処理は、以下に示す条件で行った。まず、Rxガス雰囲気中において、830〜860℃で0.5〜1時間保持した後、油焼入れを行った。次に、180℃で2時間保持することにより焼戻しを行った。
さらに、表1に「焼入れ→焼戻し」で示す熱処理は、以下に示す条件で行った。まず、Rxガス雰囲気中において、830〜860℃で0.5〜1時間保持した後、油焼入れを行った。次に、180℃で2時間保持することにより焼戻しを行った。
次に、研削等の仕上げ加工を施して、転動面3aの表面粗さ(Ra)を0.06μm以上0.10μm以下となるように調整した。また、ころ3の軸方向端面における研磨取り代は、大径側端面3b及び小径側端面3cでそれぞれ150μmずつとした。
そして、得られたころ3のうち破壊検査用のサンプルを用いて、転動面3aをなす表層部(表面から1μmの深さまでの部分)のN含有率及びC含有率 (質量比)と、前記表層部の残留オーステナイト量γR (体積比)と、前記表層部の硬さ(ビッカース硬さ)と、を以下に示す方法でそれぞれ測定した。これらの結果は、表1に併せて示した。
前記表層部のN含有率及びC含有率は、電子線マイクロアナライザ (EPMA)を用いて測定した。また、前記表層部の残留オーステナイト量は、X線回折装置を用いて測定した。さらに、前記表層部の硬さは、JIS Z 2244に規定されたビッカース硬さ試験法を用いて測定した。
そして、得られたころ3のうち破壊検査用のサンプルを用いて、転動面3aをなす表層部(表面から1μmの深さまでの部分)のN含有率及びC含有率 (質量比)と、前記表層部の残留オーステナイト量γR (体積比)と、前記表層部の硬さ(ビッカース硬さ)と、を以下に示す方法でそれぞれ測定した。これらの結果は、表1に併せて示した。
前記表層部のN含有率及びC含有率は、電子線マイクロアナライザ (EPMA)を用いて測定した。また、前記表層部の残留オーステナイト量は、X線回折装置を用いて測定した。さらに、前記表層部の硬さは、JIS Z 2244に規定されたビッカース硬さ試験法を用いて測定した。
内輪1及び外輪2は、以下に示す手順で作製した。
まず、高炭素クロム軸受鋼二種(SUJ2)からなる素材を所定形状に加工した後、830〜860℃で0.5〜1時間保持した後に急冷する油焼入れと、180℃で2時間保持することによる焼戻しとを施して、軌道面1a,2aをなす表層部(表面から1μmの深さまでの部分)の硬さをHv680以上とし、前記表層部の残留オーステナイト量を9体積%とした。
まず、高炭素クロム軸受鋼二種(SUJ2)からなる素材を所定形状に加工した後、830〜860℃で0.5〜1時間保持した後に急冷する油焼入れと、180℃で2時間保持することによる焼戻しとを施して、軌道面1a,2aをなす表層部(表面から1μmの深さまでの部分)の硬さをHv680以上とし、前記表層部の残留オーステナイト量を9体積%とした。
次に、これらに研削等の仕上げ加工を施して、各軌道面1a,2aの表面粗さ(Ra)を、ころ3の転動面3aの表面粗さ(Ra)よりも大きくなるように、軌道面1a,2aの表面粗さ(Ra)を0.10μm以上0.30μm以下の範囲に調整した。
このようにして得られた内輪1及び外輪2と、ころ3とを用いて、円錐ころ軸受を組み立てた。そして、この円錐ころ軸受を、表面損傷が生じ易い異物混入潤滑下で使用することを想定した以下の条件で運転させることにより、円錐ころ軸受の寿命試験を行った。
このようにして得られた内輪1及び外輪2と、ころ3とを用いて、円錐ころ軸受を組み立てた。そして、この円錐ころ軸受を、表面損傷が生じ易い異物混入潤滑下で使用することを想定した以下の条件で運転させることにより、円錐ころ軸受の寿命試験を行った。
この寿命試験は、ころ3の転動面3aに剥離(フレーキング)が生じるまで内輪1を回転させることで行い、寿命試験開始から剥離が生じるまでの回転時間を寿命とした。また、この寿命試験は、各サンプルにおいてそれぞれ10回行った。この結果は、各サンプル毎にワイブル分布関数に基づいてL10寿命を算出し、No.15のL10寿命を1とした時の比として、表1に併せて示した。
〔寿命試験条件〕
荷重比(P/Cr):0.43
回転速度:4000min-1
潤滑油:♯68タービン油
異物:(組成)Fe3 C
(硬さ)HV870
(粒径)74〜147μm
(混入量)潤滑油中に300ppmとなるように混入
〔寿命試験条件〕
荷重比(P/Cr):0.43
回転速度:4000min-1
潤滑油:♯68タービン油
異物:(組成)Fe3 C
(硬さ)HV870
(粒径)74〜147μm
(混入量)潤滑油中に300ppmとなるように混入
表1に示すように、本発明の構成(鋼中のC,Cr,Mn,Siの含有率、熱処理方法、及び転動面3aをなす表層部のN含有率,残留オーステナイト量)としたNo.1〜11のころ3を用いた円錐ころ軸受では、本発明の構成外としたNo.12〜15のころ3を用いた場合と比べて長寿命であった。
一方、No.12,No.15のころ3を用いた円錐ころ軸受では、素材をなす鋼中のMn含有率が少なく、転動面3aをなす表層部のN含有率を本発明の範囲内に出来なかったため、ころ3と内輪1及び外輪2との間での摩擦低減効果が十分に得られなかった。
また、No.13のころ3を用いた円錐ころ軸受では、焼戻し温度が高過ぎたため、ころ3の転動面3aをなす表層部の残留オーステナイト量が十分に得られず、ころ3の転動面3aに形成される圧痕縁での応力軽減効果が十分に得られなかった。
一方、No.12,No.15のころ3を用いた円錐ころ軸受では、素材をなす鋼中のMn含有率が少なく、転動面3aをなす表層部のN含有率を本発明の範囲内に出来なかったため、ころ3と内輪1及び外輪2との間での摩擦低減効果が十分に得られなかった。
また、No.13のころ3を用いた円錐ころ軸受では、焼戻し温度が高過ぎたため、ころ3の転動面3aをなす表層部の残留オーステナイト量が十分に得られず、ころ3の転動面3aに形成される圧痕縁での応力軽減効果が十分に得られなかった。
さらに、No.14のころ3を用いた円錐ころ軸受では、焼戻し温度が低過ぎたため、ころ3の転動面3aをなす表層部に多量の残留オーステナイトが存在し、ころ3と内輪1及び外輪2との間での摩擦低減効果が十分に得られなかった。
以上の結果から、ころ3を構成する鋼と、ころ3の転動面3aをなす表層部のN含有率及び残留オーステナイト量とを本発明の構成とすることにより、表面損傷の生じ易い異物混入潤滑下で使用しても、円錐ころ軸受の寿命を長くできることが分かった。
以上の結果から、ころ3を構成する鋼と、ころ3の転動面3aをなす表層部のN含有率及び残留オーステナイト量とを本発明の構成とすることにより、表面損傷の生じ易い異物混入潤滑下で使用しても、円錐ころ軸受の寿命を長くできることが分かった。
<第二実施形態>
上述した円錐ころ軸受の内輪1及び外輪2を、以下に示す手順で作製した。
まず、表2に示す各構成の鋼からなる素材を内輪1及び外輪2の各形状に加工した後、表2に示す各方法で熱処理を施した。
なお、表2に「浸炭窒化→焼入れ→焼戻し」で示す熱処理は、以下に示す条件で行った。まず、Rxガス+プロパンガス+アンモニアガスの雰囲気中において、830〜860℃で7〜10時間保持することにより浸炭窒化を行った後、油焼入れを行った。次に、180℃で2時間保持することにより焼戻しを行った。
上述した円錐ころ軸受の内輪1及び外輪2を、以下に示す手順で作製した。
まず、表2に示す各構成の鋼からなる素材を内輪1及び外輪2の各形状に加工した後、表2に示す各方法で熱処理を施した。
なお、表2に「浸炭窒化→焼入れ→焼戻し」で示す熱処理は、以下に示す条件で行った。まず、Rxガス+プロパンガス+アンモニアガスの雰囲気中において、830〜860℃で7〜10時間保持することにより浸炭窒化を行った後、油焼入れを行った。次に、180℃で2時間保持することにより焼戻しを行った。
また、表2に「浸炭→焼入れ→焼戻し」で示す熱処理は、以下に示す条件で行った。まず、Rxガス+プロパンガス雰囲気中において、830〜860℃で7〜10時間保持することにより浸炭を行った後、油焼入れを行った。次に、180℃で2時間保持することにより焼戻しを行った。
次に、これらに研削等の仕上げ加工を施して、各軌道面1a,2aの表面粗さ(Ra)を、0.10μm以上0.30μm以下の範囲に調整した。
次に、これらに研削等の仕上げ加工を施して、各軌道面1a,2aの表面粗さ(Ra)を、0.10μm以上0.30μm以下の範囲に調整した。
そして、得られた内輪1及び外輪2のうち破壊検査用のサンプルを用いて、上述と同様の方法で軌道面1a,2aをなす表層部(表面から1μmの深さまでの部分)のN含有率及びC含有率と、前記表層部の残留オーステナイト量(γR )と、前記表層部の硬さと、をそれぞれ測定した。この結果は、表2に併せて示した。
このようにして得られた内輪1及び外輪2と、上述した表1に示すNo.1のころ3(素材をなす鋼中のMn含有率:1.00質量%,鋼中のMn+Si含有率:2.00質量%,表層部のN含有率:0.79質量%,表層部の残留オーステナイト量:9体積%,表面粗さ(Ra):0.10μm)とを用いて、円錐ころ軸受を組み立てた。
そして、この円錐ころ軸受を上述と同様の条件で運転させることにより、円錐ころ軸受の寿命試験を行った。この結果を、表1に示すNo.15のL10寿命を1とした時の比として、表2に併せて示す。
このようにして得られた内輪1及び外輪2と、上述した表1に示すNo.1のころ3(素材をなす鋼中のMn含有率:1.00質量%,鋼中のMn+Si含有率:2.00質量%,表層部のN含有率:0.79質量%,表層部の残留オーステナイト量:9体積%,表面粗さ(Ra):0.10μm)とを用いて、円錐ころ軸受を組み立てた。
そして、この円錐ころ軸受を上述と同様の条件で運転させることにより、円錐ころ軸受の寿命試験を行った。この結果を、表1に示すNo.15のL10寿命を1とした時の比として、表2に併せて示す。
表2に示すように、本発明の構成(鋼中のC,Cr,Mn,Si含有率、転動面3aをなす表層部のN含有率,残留オーステナイト量,表面粗さ)である表1に示したNo.1のころ3と、本発明の構成(軌道面1a,2aをなす表層部のN含有率,残留オーステナイト量)としたNo.21〜30の内輪1及び外輪2とを用いた円錐ころ軸受は、表1に示したNo.1のころ3と、第一実施形態で示した本発明の構成外の内輪1及び外輪2とを用いた円錐ころ軸受(No.15の4.3倍の寿命)と比べて、いずれも長寿命であった。
このうち、内輪1及び外輪2の軌道面1a,2aをなす表層部のN含有率や残留オーステナイト量が本発明の範囲内で、さらに、前記表層部の硬さが好ましい範囲(Hv743以上)となるように本発明の熱処理が施されたNo.21〜No.23,No.25〜No.28,No30では、さらに長寿命であった。
このうち、内輪1及び外輪2の軌道面1a,2aをなす表層部のN含有率や残留オーステナイト量が本発明の範囲内で、さらに、前記表層部の硬さが好ましい範囲(Hv743以上)となるように本発明の熱処理が施されたNo.21〜No.23,No.25〜No.28,No30では、さらに長寿命であった。
以上の結果から、ころ3を構成する鋼と、ころ2の転動面3aをなす表層部のN含有率及び残留オーステナイト量に加えて、内輪1及び外輪2を構成する鋼と、内輪1及び外輪2の軌道面1a,2aをなす表層部のN含有率及び残留オーステナイト量を本発明の構成にし、さらに軌道面1a,2aをなす表層部の硬さを本発明の好ましい範囲にすることにより、表面損傷が生じ易い異物混入潤滑下で使用しても、円錐ころ軸受の寿命をさらに長くできることが分かった。
<第三実施形態>
上述した表1に示すNo.1の構成で作製し、その転動面3aの表面粗さ(Ra)を0.03〜0.10μmの間でそれぞれ調整したころ3を用意した。
そして、このころ3と、上述した表2に示すNo.25の内輪1及び外輪2(軌道面1a,2aの表面粗さが0.20μm)とを用いて、円錐ころ軸受を組み立てた。そして、この円錐ころ軸受を上述と同様の条件で運転して、円錐ころ軸受の寿命試験を行った。この結果を用いて、ころ3の転動面3aの表面粗さ(Ra)と寿命との関係を示す図2のグラフを作成した。
上述した表1に示すNo.1の構成で作製し、その転動面3aの表面粗さ(Ra)を0.03〜0.10μmの間でそれぞれ調整したころ3を用意した。
そして、このころ3と、上述した表2に示すNo.25の内輪1及び外輪2(軌道面1a,2aの表面粗さが0.20μm)とを用いて、円錐ころ軸受を組み立てた。そして、この円錐ころ軸受を上述と同様の条件で運転して、円錐ころ軸受の寿命試験を行った。この結果を用いて、ころ3の転動面3aの表面粗さ(Ra)と寿命との関係を示す図2のグラフを作成した。
図2に示すように、ころ3の表面粗さ(Ra)が小さくなる程、円錐ころ軸受の寿命が長くなっており、ころ3の表面粗さ(Ra)を0.03μmとした場合には、表1に示すNo.15の7倍以上の寿命が得られた。
以上の結果より、ころ3の転動面3aの表面粗さ(Ra)を出来る限り小さくすることで、円錐ころ軸受の寿命をさらに長くできることが分かった。
以上の結果より、ころ3の転動面3aの表面粗さ(Ra)を出来る限り小さくすることで、円錐ころ軸受の寿命をさらに長くできることが分かった。
1 内輪
1a 内輪軌道面
2 外輪
2a 外輪軌道面
3 ころ(転動体)
3a 転動面
3b 大径側端面
3c 小径側端面
10 鍔部
1a 内輪軌道面
2 外輪
2a 外輪軌道面
3 ころ(転動体)
3a 転動面
3b 大径側端面
3c 小径側端面
10 鍔部
Claims (2)
- 内輪と、外輪と、前記内輪及び前記外輪の間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備えた転がり軸受において、
前記転動体は、C含有率が0.30質量%以上1.20質量%以下、Cr含有率が0.50質量%以上2.00質量%以下、Mn含有率が0.50質量%以上、MnとSiの合計含有率が0.85質量%以上、O含有率が12ppm以下、残部がFe及び不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理と、サブゼロ処理と、焼戻し処理とがこの順に施されて得られ、
その転動面をなす表層部は、N含有率が0.20質量%以上2.00質量%以下で、残留オーステナイト量が5体積%以上24体積%以下であるとともに、
その転動面の表面粗さは、前記内輪及び前記外輪の軌道面の表面粗さよりも小さくなっていることを特徴とする転がり軸受。 - 前記内輪及び前記外輪は、C含有率が0.30質量%以上1.20質量%以下、Cr含有率が0.50質量%以上2.00質量%以下、Mn含有率が0.35質量%以上、Si含有率が0.25質量%以上、O含有率が12ppm以下、残部がFe及び不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、浸炭窒化処理と、焼入れ処理と、焼戻し処理とがこの順で施されて得られ、
その軌道面をなす表層部は、N含有率が0.10質量%以上2.00質量%以下で、残留オーステナイト量が15体積%以上40体積%以下となっていることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受。
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