JP2006339904A - 画像読取システム、画像読取装置の制御プログラム、端末装置の制御プログラム、および画像読取装置 - Google Patents

画像読取システム、画像読取装置の制御プログラム、端末装置の制御プログラム、および画像読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 煩雑なIPアドレスの設定を行なうことなく、画像読取装置によって読み取られた原稿画像に対応する画像データを、ネットワーク上の端末装置へ送出することができる画像読取システム、画像読取装置の制御プログラム、端末装置の制御プログラム、および画像読取装置を提供すること。
【解決手段】 本発明によれば、ネットワーク上に接続された複数の画像読取装置は、ブロードキャスト発信などによって端末装置から一括発信された端末装置のIPアドレスなどの固有情報を受け取ることによって、該ネットワーク上における端末装置を認識することができる。その結果として、端末装置のIPアドレスなどの固有情報を予め画像読取装置に登録するという煩雑な設定作業を行なうことなく、端末装置が、画像読取装置によって読み取られた画像をネットワークを介して受け取ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スキャナなどの画像読取装置で読み取られた原稿画像をネットワークを介してパーソナルコンピュータなどの端末装置で受け取る画像読取システム、その画像読取システムにおける画像読取装置及びその制御プログラム、並びに、該画像読取システムにおける端末装置の制御プログラムに関する。
近年、スキャナなどの画像読取装置で読み取られた原稿画像を、ローカルエリアネットワーク(以下「LAN」と称する)などのネットワークを介してパーソナルコンピュータなどの端末装置で受け取るネットワークスキャニングシステム(以下「画像読取システム」と称する)が普及しつつある。このような画像読取システムに利用される画像読取装置は、特許文献1に記載されるように、2つのタイプに大別される。
第1のタイプの画像読取装置(スキャナ)は、操作パネル上において原稿画像の読取動作開始を指示し、読み取った画像データの送信相手先となる端末装置を指定して、画像データを指定された端末装置に送出するタイプ(以下、このタイプの画像読取装置を利用する方式を「プッシュスキャン方式」と称する)である。
一方で、第2のタイプの画像読取装置は、送信相手先の端末装置からの原稿読取指示を受け付けると、読取動作を開始し、読み取った画像データをその装置に送信するタイプ(以下、このタイプの画像読取装置を利用する方式を「プルスキャン方式」と称する)である。
特開2002−111853号公報
しかしながら、従来の画像読取システムにおいてプルスキャン方式を用いる場合には、各端末装置に対し、ネットワーク上における画像読取装置の位置を識別するIPアドレスを、個々の画像読取装置毎に登録する必要があった。一方で、プッシュスキャン方式を用いる場合もまた、端末装置に対し、相手先となる画像読取装置のIPアドレスを登録すると共に、その相手先の画像読取装置側に対しても、端末装置のIPアドレスを登録する必要があった。
これらのIPアドレスの登録作業は煩雑であり、また複雑であるので、画像読取システムに画像読取装置又は端末装置を設置する際に、設置者(ユーザ)に与える負担が大きいという問題点があった。
また、プッシュスキャン方式の場合には、画像読取装置から端末装置へ画像データを送信する際に、画像データの送出先とする端末装置の選択を誤ると、誤った端末装置へ画像データが送信されることになる。このような誤送信は、原稿内容の機密の漏洩につながるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、煩雑なIPアドレスの設定を行うことなく、画像読取装置によって読み取られた原稿画像に対応する画像データを端末装置へ送出することができる画像読取システム、画像読取装置の制御プログラム、端末装置の制御プログラム、および画像読取装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像読取システムは、ネットワークと、そのネットワーク上に接続され、画像を読み取る画像読取手段とその画像読取手段によって読み取られた画像データを前記ネットワーク上に接続されている端末装置へ送信する画像データ送信手段とを有する複数の画像読取装置と、それら複数の画像読取装置を含む前記ネットワーク上に接続されている端末装置であって、前記画像読取装置における前記画像データ送信手段によって送信された画像データを受け取る画像データ受取手段を有する少なくとも1つの端末装置とを備えたものであり前記端末装置は、前記ネットワーク上に接続されている複数の画像読取装置に対し、自装置について前記ネットワーク上で識別可能とする固有情報を一括して通知する第1通知手段を備え、前記複数の画像読取装置のうち、前記第1通知手段からの通知を受け取った画像読取装置における前記画像データ送信手段は、前記受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して、前記画像データを送信するものである。
請求項2記載の画像読取システムは、ネットワークと、そのネットワーク上に接続され、画像を読み取る画像読取手段とその画像読取手段によって読み取られた画像データを前記ネットワーク上に接続されている端末装置へ送信する画像データ送信手段とを有する少なくとも1つの画像読取装置と、その画像読取装置を含む前記ネットワーク上に接続されている複数の端末装置であって、前記画像読取装置における前記画像データ送信手段によって送信された画像データを受け取る画像データ受取手段を有する複数の端末装置とを備えたものであり、前記画像読取装置は、前記ネットワーク上に接続されている複数の端末装置に対し、自装置について前記ネットワーク上で識別可能とする固有情報を一括して通知する第2通知手段を備え、前記端末装置は、前記第2通知手段からの通知を受け取った場合に、その受け取った通知に含まれる固有情報に対応する前記画像読取装置に対して、前記端末装置を前記ネットワーク上で識別可能とする固有情報を通知することによって応答する第1応答手段を備え、前記第1応答手段からの応答を受け取った前記画像読取装置における前記画像データ送信手段は、前記複数の端末装置のうち、前記受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して画像データを送信するものである。
請求項3記載の画像読取システムは、請求項1又は2に記載の画像読取システムにおいて、前記画像読取装置は、ユーザの操作によって画像読取手段による画像の読み取りを指示する操作部を備え、その操作部による画像読み取りの指示がなされた場合に、前記画像データ送信手段は、前記第1通知手段から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記第1応答手段から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対し、画像データを送信するものである。
請求項4記載の画像読取システムは、請求項3記載の画像読取システムにおいて、前記端末装置における前記第1通知手段又は前記第1応答手段は、前記画像読取装置における前記画像読取手段による画像読み取りの設定値を、前記固有情報と共に通知するものであり、前記第1通知手段からの通知又は前記第1応答手段からの応答を受け取った前記画像読取装置は、画像読取手段によって、前記受け取った通知又は前記受け取った応答に含まれる設定値に従って画像を読み取り、その読み取った画像データを、前記画像データ送信手段によって、前記受け取った通知又は前記受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信するものである。
請求項5記載の画像読取システムは、請求項3又は4に記載の画像読取システムにおいて、前記画像読取装置は、情報を表示する画像読取装置側表示部を備え、前記端末装置における前記第1通知手段又は前記第1応答手段は、該端末装置を前記画像読取装置側表示部において区別可能に特徴付けて表示させる端末装置識別情報を、前記固有情報と共に通知するものであり、前記画像読取装置における前記画像読取装置側表示部は、前記第1通知手段からの通知又は前記第1応答手段からの応答に含まれる前記端末識別情報に基づいて、対応する端末装置を区別可能に特徴付けて表示するものである。
請求項6記載の画像読取システムは、請求項3から5のいずれかに記載の画像読取システムにおいて、前記端末装置における前記第1通知手段又は前記第1応答手段は、該端末装置に対応づけられた認証キーを、前記固有情報と共に通知するものであり、前記画像読取装置は、認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求手段と、その認証キー入力要求手段による要求に応じてユーザによって入力された認証キーが、前記第1通知手段から受け取った通知に含まれる認証キー又は前記第1応答手段から受け取った応答に含まれる認証キーと不一致の場合に、画像読取手段による画像の読み取りを禁止する画像読取禁止手段とを備えている。
請求項7記載の画像読取システムは、請求項1記載の画像読取システムにおいて、前記画像読取装置は、前記第1通知手段からの通知を受け取った場合に、その受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置に対し、自装置について前記ネットワーク上で識別可能とする固有情報を通知することによって応答する第2応答手段を備え、前記端末装置は、前記第2応答手段に含まれる固有情報に対応する前記画像読取装置に対し、画像の読み取りを要求する画像読取要求手段を備え、前記画像読取装置は、前記画像読取要求手段から画像の読み取りが要求されると、画像読取手段によって画像を読み取った上で、その読み取った画像データを、前記画像データ送信手段によって、前記第2応答手段からの応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信するものである。
請求項8記載の画像読取システムは、請求項2記載の画像読取システムにおいて、前記端末装置は、前記第2通知手段からの通知を受け取った場合に、その受け取った通知に含まれる固有情報に対応する前記画像読取装置に対し、画像の読み取りを要求する画像読取要求手段を備え、前記画像読取装置は、前記画像読取要求手段から画像の読み取りが要求されると、画像読取手段によって画像を読み取った上で、その読み取った画像データを、前記画像データ送信手段によって、前記第2通知手段からの通知に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信するものである。
請求項9記載の画像読取システムは、請求項7又は8に記載の画像読取システムにおいて、前記端末装置は、情報を表示する端末装置側表示部を備え、前記画像読取装置における前記第2応答手段又は前記第2通知手段は、該画像読取装置を前記端末装置側表示部において区別可能に特徴付けて表示させる画像読取装置識別情報を、前記固有情報と共に通知するものであり、前記端末装置における前記端末装置表示部は、前記第2応答手段からの応答又は前記第2通知手段からの通知に含まれる前記画像読取装置識別情報に基づいて、対応する画像読取装置を区別可能に特徴付けて表示するものである。
請求項10記載の画像読取システムは、請求項7から9のいずれかに記載の画像読取システムにおいて、前記画像読取装置における前記第2応答手段又は前記第2通知手段は、該画像読取装置に対応付けられた認証キーを、前記固有情報と共に通知するものであり、前記端末装置は、認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求手段と、その認証キー入力手段による要求に応じてユーザによって入力された認証キーが、前記第2応答手段から受け取った応答に含まれる認証キー又は前記第2通知手段から受け取った通知に含まれる認証キーと不一致の場合に、その不一致であった認証キーに対応する画像読取装置に対して前記画像読取要求手段による画像の読み取りを要求することを禁止する画像読取要求禁止手段とを備えている。
請求項11記載の画像読取システムは、請求項1から10のいずれかに記載の画像読取システムにおいて、前記画像読取装置は、前記画像データ送信手段によって画像データを送信した送信先の前記端末装置に対応する固有情報を登録する端末装置登録手段を備えている。
請求項12記載の画像読取システムは、請求項1から11のいずれかに記載の画像読取システムにおいて、前記端末装置は、前記画像データ受取手段によって画像データを受け取った受取元の前記画像読取装置に対応する固有情報を登録する画像読取装置登録手段を備えている。
請求項13記載の制御プログラムは、ネットワーク上に接続されて動作する画像読取装置として実現可能なコンピュータに、画像を読み取る画像読取ステップと、前記画像読取装置を含むネットワーク上に接続されている端末装置から一括して送信された、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む通知を受け取った場合に、前記画像読取ステップにより読み取られた画像データを、前記受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置へ送信する画像データ送信ステップとを実行させる。
請求項14記載の制御プログラムは、ネットワーク上に接続されて動作する画像読取装置として実現可能なコンピュータに、前記画像読取装置を含むネットワーク上に接続されている複数の端末装置に対し、該画像読取装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を一括して通知する通知ステップと、その通知ステップにより通知された固有情報を受け取った前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む応答を受け取った場合に、画像を読み取る画像読取ステップと、その画像読取ステップにより読み取られた画像データを、前記受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置へ送信する画像データ送信ステップとを実行させる。
請求項15記載の制御プログラムは、請求項13又は14に記載の制御プログラムにおいて、前記画像読取装置は、ユーザによる操作によって画像の読み取りを指示する操作部を有しており、前記画像データ送信ステップは、前記操作部による画像読み取りの指示がなされた場合に、前記端末装置から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記端末装置から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置へ画像データの送信を前記コンピュータに実行させる。
請求項16記載の制御プログラムは、請求項15記載の制御プログラムにおいて、前記画像読取装置は、情報を表示する表示部を有し、前記ネットワーク上に接続されている前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該端末装置を前記表示部において区別可能に特徴付けて表示させる端末装置識別情報を受け取った場合に、その端末装置識別情報に基づいて、対応する端末装置を、前記表示部に区別可能に特徴付けて表示する表示ステップを前記コンピュータに実行させる。
請求項17記載の制御プログラムは、請求項15又は16に記載の制御プログラムにおいて、前記ネットワーク上に接続されている前記端末装置から、該端末装置について前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該端末装置に対応付けられた認証キーを受け取った場合に、認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求ステップと、その認証キー入力要求ステップによる要求に応じてユーザから入力された認証キーが、前記受け取った固有情報に対応する端末装置に対応付けられた認証キーと不一致の場合に、画像読取ステップによる画像の読み取りを禁止する画像読取禁止ステップとを前記コンピュータに実行させる。
請求項18記載の制御プログラムは、請求項13又は14に記載の制御プログラムにおいて、前記画像読取ステップは、前記端末装置から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記端末装置から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置から送信された画像読取要求を受け取った場合に、画像の読み取りを前記コンピュータに実行させ、前記画像データ送信ステップは、前記画像読取要求の送信元の端末装置に対し、前記画像読取ステップにより読み取られた画像データの送信を前記コンピュータに実行させる。
請求項19記載の制御プログラムは、ネットワーク上に接続されて動作する端末装置として実現可能なコンピュータに、前記端末装置を含むネットワーク上に接続されている複数の画像読取装置に対し、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を一括して通知する通知ステップと、その通知ステップにより通知された固有情報を受け取った前記画像読取装置から、その画像読取装置によって読み取られた画像データを受け取る画像データ受取ステップとを実行させる。
請求項20記載の制御プログラムは、ネットワーク上に接続されて動作する端末装置として実現可能なコンピュータに、前記端末装置を含むネットワーク上に接続されている画像読取装置から、該画像読取装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む通知を受け取った場合に、通知元の画像読取装置に対し、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む応答を行う応答ステップと、その応答ステップによる応答先の前記画像読取装置から、その画像読取装置によって読み取られた画像データを受け取る画像データ受取ステップとを実行させる。
請求項21記載の制御プログラムは、請求項19又は20に記載の制御プログラムにおいて、前記端末装置は、情報を表示する表示部を備え、前記ネットワーク上に接続されている前記画像読取装置から、該画像読取装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該画像読取装置を前記表示部において区別可能に特徴付けて表示させる画像読取装置識別情報を受け取った場合に、その画像読取装置識別情報に基づいて、対応する画像読取装置を、前記表示部に区別可能に特徴付けて表示する表示ステップを前記コンピュータに実行させる。
請求項22記載の制御プログラムは、請求項19から21のいずれかに記載の制御プログラムにおいて、前記ネットワーク上に接続されている前記画像読取装置に対し、画像の読み取りを要求する画像読取要求ステップと、前記ネットワーク上に接続されている前記画像読取装置から、該画像読取装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該画像読取装置に対応付けられた認証キーを受け取った場合に、認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求ステップと、その認証キー入力要求ステップによる要求に応じてユーザから入力された認証キーが、前記受け取った固有情報に対応する画像読取装置に対応付けられた認証キーと不一致の場合には、画像読取要求ステップによる画像の読み取りの要求を禁止する画像読取要求禁止ステップとを前記コンピュータに実行させる。
請求項23記載の画像読取装置は、画像を読み取る画像読取手段と、ネットワーク上に接続されている端末装置から一括して送信された、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む通知を受け取った場合に、前記画像読取手段により読み取られた画像データを、前記受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置へ送信する画像データ送信手段とを備えている。
請求項24記載の画像読取装置は、自装置についてネットワーク上で識別可能とする固有情報を、前記ネットワーク上に接続されている複数の端末装置に対して一括して通知する通知手段と、その通知手段により通知された固有情報を受け取った前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む応答を受け取った場合に、画像を読み取る画像読取手段と、その画像読取手段により読み取られた画像データを、前記受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置へ送信する画像データ送信手段とを備えている。
請求項25記載の画像読取装置は、請求項23又は24に記載の画像読取装置において、ユーザによる操作によって画像の読み取りを指示する操作部を備え、前記画像データ送信手段は、前記操作部による画像読み取りの指示がなされた場合に、前記端末装置から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記端末装置から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置へ画像データを送信するものである。
請求項26記載の画像読取装置は、請求項25記載の画像読取装置において、情報を表示する表示部と、前記ネットワーク上に接続されている前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該端末装置を前記表示部において区別可能に特徴付けて表示させる端末装置識別情報を受け取った場合に、その端末装置識別情報に基づいて、対応する端末装置を、前記表示部に区別可能に特徴付けて表示する表示手段とを備えている。
請求項27記載の画像読取装置は、請求項25又は26に記載の画像読取装置において、前記ネットワーク上に接続されている前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該端末装置に対応付けられた認証キーを受け取った場合に、認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求手段と、その認証キー入力要求手段による要求に応じてユーザから入力された認証キーが、前記受け取った固有情報に対応する端末装置に対応付けられた認証キーと不一致の場合に、画像の読み取りを禁止する画像読取禁止手段とを備えている。
請求項28記載の画像読取装置は、請求項23又は24に記載の画像読取装置において、前記画像読取手段は、前記端末装置から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記端末装置から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置から送信された画像読取要求を受け取った場合に、画像を読み取るものであり、前記画像データ送信手段は、前記画像読取要求の送信元の固有情報に対応する前記端末装置に対し、前記画像読取手段により読み取られた画像データを送信するものである。
請求項1記載の画像読取システムによれば、端末装置をネットワーク上で識別可能とする固有情報が、端末装置における第1通知手段により、該ネットワーク上に接続されている複数の画像読取装置に対して一括して通知される。すると、複数の画像読取装置のうちの、該第1通知手段からの通知を受け取った画像読取装置における画像データ送信手段によって、画像読取手段により読み取られた画像データが、受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信される。その結果として、画像読取装置における画像読取手段により読み取られた画像データが、端末装置における画像データ受取手段によって受け取られることになる。
よって、ネットワーク上に接続された複数の画像読取装置は、端末装置からブロードキャスト発信などにより一括発信されたIPアドレスやノード名といったネットワーク上における端末装置を識別可能な固有情報を受け取ることによって、該ネットワーク上における端末装置を認識することができる。その結果として、端末装置のIPアドレスやノード名などの固有情報を予め画像読取装置に登録するという煩雑な設定作業を行うことなく、端末装置が、画像読取装置によって読み取られた画像をネットワークを介して受け取ることができるという効果がある。
また、この場合、ネットワーク上における全ての画像読取装置を原稿画像の読取先として利用できるので、1の画像読取装置を原稿画像の読取先として指定する不便が低減されるという効果がある。
また、端末装置から固有情報(IPアドレスやノード名など)を受け取った画像読取装置は、端末装置と一対一に対応付けられるため、画像読取装置で読み取られた画像データをネットワーク上における別の端末装置へ誤送信することを防止できるという効果がある。
請求項2記載の画像読取システムによれば、画像読取装置をネットワーク上で識別可能とする固有情報が、画像読取装置における第2通知手段により、該ネットワーク上に接続されている複数の端末装置に対して一括して通知される。すると、該第2通知手段からの通知を受け取った端末装置における第1応答手段により、該端末装置をネットワーク上で識別可能とする固有情報が、受け取った通知に含まれる固有情報に対応する画像読取装置に対して通知されて応答される。そして、該第1応答手段からの応答を受け取った画像読取装置における画像データ送信手段によって、画像読取手段により読み取られた画像データが、複数の端末装置のうちの、受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信される。
よって、ネットワーク上に接続された複数の端末装置は、画像読取装置からブロードキャスト発信などにより一括発信されたIPアドレスやノード名といったネットワーク上における画像読取装置を識別可能な固有情報を受け取ることによって、該ネットワーク上における画像読取装置を認識することができる。一方で、そのように画像読取装置から一括発信された固有情報を受け取った端末装置の固有情報(IPアドレスやノード名など)が送信元の画像読取装置に対して通知されるので、画像読取装置もまた、該ネットワーク上における端末装置を認識することができる。
その結果として、画像読取装置への端末装置の固有情報(IPアドレスやノード名など)の登録や、端末装置への画像読取装置の固有情報(IPアドレスやノード名など)の登録といった煩雑な設定作業を行うことなく、端末装置が、画像読取装置によって読み取られた画像をネットワークを介して受け取ることができるという効果がある。
また、この場合、ネットワーク上における全ての端末装置を画像データの受取先として利用できるので、1の端末装置を画像データの受取先として指定する不便が低減されるという効果がある。
また、画像読取装置と端末装置とが一対一に対応付けられるため、画像読取装置で読み取られた画像データをネットワーク上における別の端末装置へ誤送信することを防止できるという効果がある。
請求項3記載の画像読取システムによれば、請求項1又は2に記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、画像読取装置における操作部によって画像読取手段に対して画像読み取りの指示がなされると、該画像データ送信手段により、第1通知手段から受け取った通知に含まれる固有情報又は第1応答手段から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して画像データが送信される。
よって、画像読取システムが、画像読取装置における操作部の操作の結果として、画像読取装置によって読み取られた画像データを端末装置へ送信するプッシュスキャン方式である。画像読取システムにおいてプッシュスキャン方式を利用する場合の利点としては、システムのユーザが、原稿画像の読み取りのために画像読取装置に配置した原稿から離れることなく、原稿画像の読み取りと、その読み取った原稿画像に対応する画像データの端末装置への送出とを行うことができる点である。よって、原稿を離れたことに起因して生じ得る問題(例えば、原稿の紛失や、他人による原稿の窃盗や盗視や原稿差し替え等)を確実に抑制できるので、原稿内容の機密保持の点に優れるという効果がある。
請求項4記載の画像読取システムによれば、請求項3記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、端末装置における第1通知手段又は第1応答手段によって、画像読取装置における画像読取手段による画像読み取りの設定値が、端末装置をネットワーク上で識別可能とする固有情報と共に通知される。すると、第1通知手段からの通知又は第1応答手段からの応答を受け取った画像読取装置における画像読取手段によって、受け取った通知又は受け取った応答に含まれる設定値に従って画像が読み取られる。そして、読み取られた画像データが、画像データ送信手段により、受け取った通知又は受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信される。
よって、端末装置の側で設定された画像読み取りの設定値が画像読取装置における読み取り時に使用されるので、画像読取装置において画像読み取りの設定値を改めて設定する必要がなくなるという効果がある。そのように、画像読取装置において画像読み取りの設定値を改めて設定する必要がなくなることによって、画像読取装置側における操作が簡便になる。また、画像読取装置側における画像読み取りの設定を行うための操作キーや表示部などの省略が可能となり、その結果として、画像読取装置のコストダウンが可能となる。
請求項5記載の画像読取システムによれば、請求項3又は4に記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、端末装置における第1通知手段又は第1応答手段により、該端末装置を画像読取装置における画像読取装置側表示部において区別可能に特徴付けて表示させる端末装置識別情報が、端末装置をネットワーク上で識別可能とする固有情報と共に通知される。すると、画像読取装置における画像読取装置側表示部において、第1通知手段からの通知又は第1応答手段からの応答に含まれる端末識別情報に基づいて、対応する端末装置が区別可能に特徴付けられて表示される。
よって、画像読取装置と一対一に対応付けられた端末装置が複数あった場合であっても、画像読取装置側表示部において、各端末装置が区別可能に特徴付けられて表示されるので、例えば、複数の端末装置から同時にスキャン要求を行った場合などであっても、画像データの送信を所望する端末装置を確実に選択することができ、その結果として、画像読取装置で読み取られた画像データの誤送信をより確実に防止できるという効果がある。
請求項6記載の画像読取システムによれば、請求項3から5のいずれかに記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、端末装置における第1通知手段又は第1応答手段により、該端末装置に対応づけられた認証キーが、端末装置をネットワーク上で識別可能とする固有情報と共に通知される。一方で、画像読取装置における認証キー入力要求手段によって認証キーの入力がユーザに要求される。そして、認証キー入力要求手段による要求に応じてユーザによって入力された認証キーが、第1通知手段から受け取った通知に含まれる認証キー又は第1応答手段から受け取った応答に含まれる認証キーと不一致であった場合に、画像読取手段による画像の読み取りが、画像読取禁止手段によって禁止される。
よって、端末装置に対応付けられている認証キーと異なる認証キーが入力された場合には、画像読取装置において画像の読み取りが禁止され、その結果として、画像データは端末装置へは送信されない。即ち、ユーザは、自身の関知しない認証キーによって対応付けられている端末装置に対して画像データを送信することができない。従って、本来意図しない端末装置への画像データの誤送信が防止されるという効果がある。また、他人によって画像データが本来意図しない端末装置へ送信されて、結果的に原稿内容が漏洩することを防止できるという効果がある。
請求項7記載の画像読取システムによれば、請求項1記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、画像読取装置が第1通知手段からの通知を受け取った場合に、該画像読取装置をネットワーク上で識別可能とする固有情報が、第2応答手段により、受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して通知されて応答される。すると、端末装置における画像読取要求手段により、第2応答手段に含まれる固有情報に対応する画像読取装置に対して画像の読み取りが要求される。そして、そのように、画像読取要求手段から画像の読み取りが要求されると、画像読取手段によって画像が読み取られた上で、その読み取った画像データが、画像データ送信手段によって、第2応答手段からの応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信される。
また、請求項8記載の画像読取システムによれば、請求項2記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、端末装置が第2通知手段からの通知を受け取った場合に、画像読取要求手段により、受け取った通知に含まれる固有情報に対応する画像読取装置に対して画像の読み取りが要求される。すると、画像読取装置における画像読取手段によって画像が読み取られた上で、その読み取った画像データが、画像データ送信手段によって、第2通知手段からの通知に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信される。
よって、画像読取システムが、端末装置からの画像読み取りの要求の結果として、画像読取装置によって読み取られた画像データを端末装置へ送信するプルスキャン方式である。画像読取システムにおいてプルスキャン方式を利用する場合の利点としては、読取動作開始の指示や送信相手先を指定するためのキーや表示部などを画像読取装置の操作パネルに設置する必要がなく、操作パネルを簡易な構造で済ませられることである。よって、画像読取装置において、画像の読み取りを指示する操作キーや表示部の省略が可能となり、その結果として、画像読取装置のコストダウンを図ることができるという効果がある。
なお、請求項7や請求項8における「画像読取要求手段」は、端末装置が第2応答手段による応答や第2通知手段からの通知を受け取ったことに伴って自動的に画像の読み取りを画像読取装置に対して要求するものであってもよいし、端末装置において、端末装置が第2応答手段による応答や第2通知手段からの通知を受け取った後に、ユーザによる端末装置の操作を契機として、画像の読み取りを画像読取装置に対して要求するものであってもよい。
請求項9記載の画像読取システムによれば、請求項7又は8に記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、画像読取装置における第2応答手段又は第2通知手段により、該画像読取装置を端末装置における端末装置側表示部において区別可能に特徴付けて表示させる画像読取装置識別情報が、画像読取装置をネットワーク上で識別可能とする固有情報と共に通知される。すると、端末装置における端末装置表示部において、第2応答手段からの応答又は第2通知手段からの通知に含まれる画像読取装置識別情報に基づいて、対応する画像読取装置が区別可能に特徴付けられて表示される。
よって、端末装置と一対一に対応付けられた画像読取装置が複数あった場合であっても、端末装置側表示部において、各画像読取装置が区別可能に特徴付けられて表示されるので、画像データの読み取りを所望する画像読取装置を確実に選択することができ、その結果として、画像読取装置からの画像データの誤送信をより確実に防止できるという効果がある。
請求項10記載の画像読取システムによれば、請求項7から9のいずれかに記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、画像読取装置における第2応答手段又は第2通知手段により、該画像読取装置に対応付けられた認証キーが、画像読取装置をネットワーク上で識別可能とする固有情報と共に通知される。一方で、端末装置における認証キー入力手段によって認証キーの入力がユーザに要求される。そして、認証キー入力手段による要求に応じてユーザによって入力された認証キーが、第2応答手段から受け取った応答に含まれる認証キー又は第2通知手段から受け取った通知に含まれる認証キーと不一致であった場合に、画像読取要求禁止手段によって、その不一致であった認証キーに対応する画像読取装置に対して、画像読取要求手段による画像の読み取りの要求が禁止される。
よって、画像読取装置に対応付けられている認証キーと異なる認証キーが入力された場合には、画像読取装置に対する画像読取要求が禁止され、その結果として、画像データは端末装置へは送信されない。即ち、ユーザは、自身の関知しない認証キーによって対応付けられている画像読取装置に対して画像の読み取り要求することができない。従って、本来意図しない画像読取装置から画像データを誤って受信することを防止できるという効果がある。また、他人によって画像読取装置から画像データを盗み取られることを防止できるという効果がある。
請求項11記載の画像読取システムによれば、請求項1から10のいずれかに記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、画像データ送信手段によって画像データを送信した送信先の端末装置に対応する固有情報が、画像読取装置における端末装置登録手段により登録される。
よって、画像読取装置は、画像データを送信した送信先の端末装置に対応する固有情報(IPアドレスやノード名など)を自動的に登録するので、煩雑な登録作業を行うことなく、次回から画像読取システムにおける画像読取装置として利用できるという効果がある。
請求項12記載の画像読取システムは、請求項1から11のいずれかに記載の画像読取システムの奏する効果に加えて、画像データ受取手段によって画像データを受け取った受取元の画像読取装置に対応する固有情報が、端末装置における画像読取装置登録手段により登録される。
よって、端末装置は、画像データを受け取った受取元の画像読取装置に対応する固有情報(IPアドレスやノード名など)を自動的に登録するので、煩雑な登録作業を行うことなく、次回から画像読取システムにおける端末装置として利用できるという効果がある。
請求項13記載の制御プログラムによれば、上記した請求項1記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項14記載の制御プログラムによれば、上記した請求項2記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項15記載の制御プログラムによれば、上記した請求項3記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項16記載の制御プログラムによれば、上記した請求項5記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項17記載の制御プログラムによれば、上記した請求項6記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項18記載の制御プログラムによれば、上記した請求項8記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項19記載の制御プログラムによれば、上記した請求項1記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項20記載の制御プログラムによれば、上記した請求項2記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項21記載の制御プログラムによれば、上記した請求項9記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項22記載の制御プログラムによれば、上記した請求項10記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項23記載の画像読取装置によれば、上記した請求項1記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項24記載の画像読取装置によれば、上記した請求項2記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項25記載の画像読取装置によれば、上記した請求項3記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項26記載の画像読取装置によれば、上記した請求項5記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項27記載の画像読取装置によれば、上記した請求項6記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
請求項28記載の画像読取装置によれば、上記した請求項8記載の画像読取システムの奏する効果と同様の効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1及び図2を参照して、本発明における第1実施形態の画像読取システムについて説明する。
図1は、第1実施形態の画像読取システムの構成を示したブロック図である。図1に示すように、この画像読取システムは、LANケーブル1に、複数のパーソナルコンピュータ(以下「PC」と称する)10と、画像読取装置としての複数のスキャナ20と、同じく画像読取装置としての複数の多機能周辺装置(以下「MFC」と称す)30とが接続されて構成されている。なお、本実施形態の画像読取システムは、スキャナ20又はMFC30への原稿画像の読取指示に伴って、スキャナ20又はMFC30で読み取った原稿画像に対応する画像データを、LANケーブル1を介してPC10へ送出するプッシュスキャン方式のシステムである。
PC10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、ハードディスクドライブ(以下「HDD」と称する)14と、キーボード15と、液晶ディスプレイ(以下「LCD」と称する)16と、LANインターフェイス(以下「LANI/F」と称す)17とを有している。CPU11は、演算装置であり、ROM12やRAM13に記憶されるプログラムを実行するものである。ROM12は、ブートプログラムなどの基本プログラムを記憶する書換不能なメモリである。
RAM13は、書換可能なメモリであり、アプリケーションロードエリア13aと、自IPアドレスメモリ13bと、ブロードキャストアドレスメモリ13cとを備えている。アプリケーションロードエリア13aは、HDD14に記憶されるアプリケーションプログラムが一時的にロードされるエリアである。また、自IPアドレスメモリ13bは、PC10自身のLAN上における位置を示すIPアドレスを記憶するものであり、ブロードキャストアドレスメモリ13cは、1つのLAN上に属する全ての画像読取装置及び端末装置に対して一括してデータを送出するブロードキャスト用に割り当てられたブロードキャストアドレスを記憶するものである。
HDD14は、PC10で実行されるオペレーティングシステムや、各種のアプリケーションプログラムを記憶する書換可能なメモリである。図5,図6のフローチャートを実行するスキャンアプリケーション(以下、単に「アプリケーション」と称することがある)用のスキャンアプリケーションプログラム14aも、このHDD14に記憶されている。スキャンアプリケーションプログラム14aは、CPU11によって、RAM13のアプリケーションロードエリア13aにロードされた上で実行される。また、HDD14は、スキャナ20又はMFC30から受け取った画像データを保存するスキャン結果メモリ14bを備えている。
キーボード15は、ユーザの操作を入力するための入力装置であり、LCD16は、文字や図形、アイコンなどを表示する表示装置である。LANI/F17は、LANケーブル1に接続された各装置とデータ等の送受信を行うためのインターフェイスである。
スキャナ20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、操作キー24と、表示パネル25と、フラッシュメモリ26と、スキャナ27と、LANI/F28とを有している。CPU21は、演算装置であり、ROM22に記憶されるプログラムを実行するものである。ROM22は、図7〜図9のフローチャートに示すプログラムを記憶する書換不能なメモリである。
RAM23は、書換可能なメモリであり、自IPアドレスメモリ23aと、ブロードキャストアドレスメモリ23bと、対象PCメモリ23cとを有している。自IPアドレスメモリ23aは、スキャナ20自身のLAN上でのIPアドレスを記憶するものであり、ブロードキャストアドレスメモリ23bは、1つのLAN上に属する全ての画像読取装置及び端末装置に対して一括してデータを送出するブロードキャスト用に割り当てられたアドレスを記憶するものである。
また、対象PCメモリ23cは、PC10からスキャン予告パケットを受け取った場合に、そのスキャン予告パケットに含まれる情報を記憶するものである。ここで、図2(a)を参照して、この対象PCメモリ23cをより具体的に説明する。図2(a)は、対象PCメモリ23cのメモリ構成を示す模式図である。
図2(a)に示すように、対象PCメモリ23cは、IPアドレスメモリ23c1と、スキャン設定値メモリ23c2と、対象PC識別文字列メモリ23c3と、PINナンバメモリ23c4と、登録フラグ23c5とから構成されている。
IPアドレスメモリ23c1は、画像データの送出先となるPC10(以下、「対象PC」と称する)のIPアドレスを記憶するものであり、スキャン設定値メモリ23c2は、スキャナ20によって原稿画像を読み込む際の設定(解像度、色数、原稿サイズなど)の値(以下、この値を「スキャン設定値」と称する)を記憶するものである。
対象PC識別文字列23c3は、後述するプッシュスキャン(スキャナ側)処理(図7参照)において、画像データの送出先となるPC10(対象PC)を表示パネル25に表示する際の文字列(以下、この文字列を「対象PC識別文字列」と称する)を記憶するものである。
PINナンバメモリ23c4は、PC10の認証キーとなる文字列(以下、この文字列を「PINナンバ」と称する)を記憶するものである。登録フラグ23c5は、スキャン予告パケットの送信元のPC10、即ち、対象PCメモリ23cに情報が記憶されているPC10を、スキャナ20に画像データの送出先として登録するか否かを示すフラグである。この登録フラグ23c5は、後述するプッシュスキャン(スキャナ側)処理(図7参照)の起動時に初期状態としてオフに設定され、PC10から受け取ったスキャン予告パケットに、スキャナ20への登録指示が含まれている場合にオンされる。
なお、この対象PCメモリ23c(23c1〜23c5)は、スキャン予告パケットを受け取ったPC10毎に情報が記憶される、即ち、スキャン予告パケットを受け取ったPC10の数だけ、対象PCメモリ23c(23c1〜23c5)が存在する。
操作キー24は、スキャナ20を操作するための入力装置であり、表示パネル25は、文字や図形、アイコンなどを表示する表示装置である。フラッシュメモリ26は、書換可能な不揮発性のメモリであり、このメモリに記憶されたデータは、スキャナ20の電源がオフされても保持される。
このフラッシュメモリ26は、登録PCメモリ26aを備えている。登録メモリ26aは、画像データの送出先として登録されたLAN上のPC10に関する情報を記憶するものである。ここで、図2(b)を参照して、この登録PCメモリ26aをより具体的に説明する。図2(b)は、登録PCメモリ26aのメモリ構成を示す模式図である。
図2(b)に示すように、登録PCメモリ26aは、IPアドレスメモリ26a1と、スキャン設定値メモリ26a2と、対象PC識別文字列メモリ26a3と、PINナンバメモリ26a4とから構成されている。
ここで、登録PCメモリ26aには、プッシュスキャン(スキャナ側)処理(図7参照)において、オンを示す登録フラグ23c5を含む対象PCメモリ23cの情報が記憶される。よって、IPアドレスメモリ26a1は、IPアドレスメモリ23c1に記憶されていたIPアドレスを、登画像データの送出先として登録された対象PCのIPアドレスとして記憶する。また、スキャン設定値メモリ26a2は、スキャン設定値メモリ23c2に記憶されていたスキャン設定値を記憶する。
同様に、対象PC識別文字列26a3は、対象PC識別文字列23c3に記憶されていた対象PC識別文字列を記憶し、PINナンバメモリ26a4は、PINナンバメモリ23c4に記憶されていたPINナンバを記憶する。
なお、この登録PCメモリ26a(26a1〜26a4)は、スキャナ20に登録されたPC10毎に情報が記憶される、即ち、登録されたPC10の数だけ、登録PCメモリ26a(26a1〜26a5)が存在する。
スキャナ29は、原稿画像を読み取るためのものであり、読み取られた原稿画像はデジタルデータとして、RAM23又はフラッシュメモリ26に記憶される。LANI/F28は、LANケーブル1に接続された各装置とデータ等の送受信を行うためのインターフェイスである。
MFC30は、スキャナ機能のみならず、ファクシミリ機能、プリンタ機能を備えた多機能周辺装置であり、CPU31と、ROM32と、RAM33と、操作キー34と、表示パネル35と、フラッシュメモリ36と、印刷部37と、LANI/F38と、スキャナ39と、モデム40とを有している。このうち、CPU31と、ROM32と、RAM33と、操作キー34と、表示パネル35と、フラッシュメモリ36と、スキャナ39と、LANI/F38とは、前述したスキャナ20の対応する構成の機能と同一であるので、その説明は省略する。印刷部37は、用紙への印刷と、印刷された用紙を搬送するためのものである。モデム40は、画像データを、変調及び復調して、電話回線2を介して他のファクシミリ装置へ伝送すると共に、伝送制御用の各種手順信号を送受信するためのものである。
次に、図3及び図4を参照して、上記構成を有する第1実施形態の画像読取システムにおいて実行されるプッシュスキャンの全体的な流れについて説明する。なお、第1実施形態の画像読取システムに関する以下の説明では、PC10とスキャナ20との間で行われるプッシュスキャンを例示しつつ説明する。
図3は、第1実施形態の画像読取システムで実行されるプッシュスキャンの流れの概念図である。また、図4(a)は、PC10においてアプリケーションの起動に伴って、LCD16に表示されるスキャン画面50の一部であるオプション設定画面51の模式図であり、図4(b)は、スキャナ20から画像データを受け取った場合に、LCD16に表示されるプレビュー画面60の模式図である。
図3に示すように、第1実施形態の画像読取システムで実行されるプッシュスキャンは、まず、ユーザが、PC10に対してアプリケーションの起動指示を入力すると(101)、PC10においてアプリケーションが起動し(102)、スキャン画面50がLCD16に表示される(103)。
スキャン画面50がLCD16に表示されると、スキャン画面50の一部であるオプション設定画面51(図4(a)参照)に対し、ユーザが必要に応じて値を入力することによってオプション設定がなされる(104)。
このオプション設定(104)では、(1)スキャン設定値、(2)対象PC識別文字列、(3)PINナンバ、及び(4)スキャナ20への登録指示を適宜設定することができる。
オプション設定(104)において、ユーザは、オプション設定画面51内のボタン53の押下(クリック)後に、解像度、色数、原稿サイズなどの各スキャン設定値を変更できる。
また、ユーザは、任意の文字列をオプション設定画面51内のボックス54に入力することによって、対象PC識別文字列を他の対象PCとは区別可能に特徴付けて設定することができる。なお、ユーザがボックス54に任意の文字を入力しない場合には、予め設定されている対象PC識別文字列の初期値が設定される。
また、ユーザは、任意の数値をオプション設定画面51内のボックス55に入力することによって、PC10の認証キーとなるPINナンバを設定することができる。また、ユーザは、スキャン画面50の一部である非図示の画面において、スキャナ20にPC10の登録指示を行うか否かを選択することができる。
上記のようなオプション設定(104)を必要に応じて行った後、ユーザが、スキャン画面50の一部である非図示の画面において、スキャン予告パケットの送信指示を入力すると(105)、PC10においてスキャン予告パケットが作成されて(106)、その作成されたスキャン予告パケットが、ブロードキャストによってLAN上の全てのスキャナ20に対して一括に送信される(107)。
なお、107におけるスキャン予告パケットのブロードキャストによるLAN上の全てのスキャナ20への一括送信は、LAN上の全てのスキャナ20のブロードキャストアドレスへスキャン予告パケットを送信することによって行われる。
また、106において作成される「スキャン予告パケット」は、(1)スキャン予告であることが識別可能な情報と、(2)PC10をLAN上において識別可能とする情報(本実施形態では、自IPアドレスメモリ13bに記憶されるIPアドレスとする)と、(3)オプション設定(104)において設定された値とから構成されるパケットである。
ユーザは、PC10側においてスキャン予告パケットの送信指示を入力した後(105)、原稿画像の読み取りを所望するスキャナ20側へ移動し、スキャナ20へ原稿をセットし(108)、次いで、プッシュスキャンの実行指示を入力する(109)。
109においてプッシュスキャンの実行指示が入力された後に、スキャナ20が、PC10から送信されたスキャン予告パケットを受け取ると、受け取ったスキャン予告パケットの送信元のPC10を、画像データの送出先のPC(対象PC)として、表示パネル25にリスト表示する(110)。この場合、対象PCは、スキャン予告パケットに含まれている対象PC識別文字列により特徴付けられてリスト表示される。よって、複数の対象PCが存在した場合であっても、ユーザは、所望する対象PCをリストから選出することが可能となる。
次に、ユーザは、108の結果として表示パネル25に表示された対象PCのリストから、対象PCの指定を行う(111)。対象PCが指定されると、その対象PCに対応するスキャン予告パケットにPINナンバが含まれている場合には、ユーザは、PINナンバを入力する(112)。その際、ユーザの入力したPINナンバが、スキャン予告パケットに含まれるPINナンバと異なる場合には、ユーザによる以降の原稿画像の読み取り指示(スキャン指示)の入力が禁止される。その結果、画像データはPC10へは送信されない。
112においてユーザがPINナンバを入力した結果、入力されたPINナンバがスキャン予告パケットに含まれるPINナンバに一致した場合に、ユーザによってスキャン指示が入力されると(113)、スキャナ20は、原稿画像を読み取り(114)、スキャン予告パケットに含まれるIPアドレス宛てに読み取った画像データを送信する(115)。その結果として、スキャン予告パケットの作成元(送信元)のPC10に、スキャナ20から画像データが送信されることになる。
スキャナ20から送信された画像データを受け取ったPC10は、LCD16にプレビュー画面60(図4(b)参照)を表示する(116)。プレビュー画面60には、スキャナ20において読み取った原稿画像のプレビュー61が表示され、ボタン62を押下(クリック)すると画像データがPC10のスキャン結果メモリ14bに保存される。
一方で、スキャナ20では、114において原稿画像を読み取った後、スキャナ20へのPC10の登録指示がスキャン予告パケットに含まれている場合には、対象PCをスキャナ20へ登録する(117)。
次に、図5〜図8を参照して、本実施形態の画像システムにおいて実行されるプッシュスキャンをより具体的に説明する。図5は、PC10において実行されるプッシュスキャン(PC側)処理を示すフローチャートである。このプッシュスキャン(PC側)処理は、ユーザの操作によるアプリケーションの起動に伴って起動する処理であり、まず、スキャン画面50をLCD16に表示する(S501)。
S501の処理後、ユーザによる所定の操作によってキャンセルの指示が入力されたか否かを確認する(S502)。ここで、ユーザによってキャンセルの指示が入力された場合(S502:Yes)には、このプッシュスキャン(PC側)処理を終了する。
一方で、S502の処理により確認した結果、キャンセルされていなければ(S502:No)、ユーザに、スキャン設定値を入力させ(S503)、対象PC識別文字列を入力させ(S504)、PINナンバを入力させる(S505)。なお、S503〜S505におけるユーザによる各種入力は、上記したように、オプション設定画面51(図4(a)参照)に対して行われる。
S505の処理後、スキャナ20にPC10の登録指示を行うか否かをユーザに選択させる(S506)。S506の処理後、ユーザによってスキャン予告パケットの送信指示(スキャン予告パケット送信指示)が入力されたか否かを確認する(S507)。
S507の処理により、スキャン予告パケット送信指示の入力が確認されなかった場合には(S507:No)、S502の処理へ移行する。
一方で、S507の処理により、スキャン予告パケット送信指示の入力が確認された場合には(S507:Yes)、スキャン画面50を非表示とし(S508)、スキャン予告パケットを作成し(S509)、スキャン処理(S510)を実行する。
このスキャン処理(S510)では、S509で作成されたスキャン予告パケットの送信から、スキャナから画像データを受け取るまでの処理が実行される。なお、このスキャン処理(S510)で実行される具体的な処理については、図6を参照しつつ後述する。
スキャン処理(S510)の実行後、スキャナ20による原稿画像の読み取り結果(スキャン結果)のプレビュー61を含むプレビュー画面60を(図4(b)参照)をLCD16に表示する(S511)。
S511の処理後、ユーザによる保存指示の入力があったか、即ち、ユーザによるボタン52(図4(b)参照)の押下があったか否かを確認する(S512)。S512により、ユーザによる保存指示の入力が確認された場合には(S512:Yes)、スキャン結果をスキャン結果メモリ14bに不揮発的に保存し(S513)、プレビュー画面60を非表示とし(S514)、このプッシュスキャン(PC側)処理を終了する。
一方で、S512の処理により確認した結果、ユーザによって保存指示が入力されたなかった場合には(S512:No)、S513の処理をスキップして、S514の処理へ移行する。この場合、スキャン結果はPC10に保存されない。
次に、図6を参照して、上記したスキャン処理(S510)について説明する。図6は、スキャン処理(S510)を示すフローチャートである。スキャン処理(S510)では、まず、S509において作成されたスキャン予告パケットを、ブロードキャストでLAN上の全てのスキャナ20に対して送信する(S601)。即ち、S509において作成されたスキャン予告パケットを、LAN上の全てのスキャナ20のブロードキャストアドレスへ送信する。
S601の処理後、一定時間(例えば、10秒)待ち(S602)、スキャナ20から画像データを受信したかを確認し(S603)、画像データが受信されていれば(S603:Yes)、受信した画像データを処理した後(S605)、このスキャン処理(S510)を終了する。
一方で、S603の処理により確認した結果、画像データが受信されていなければ(S603:No)、ユーザによる所定の操作によって終了指示が入力されたかを確認し(S604)、終了指示が入力された場合には(S604:Yes)、このスキャン処理(S510)を終了する。また、S604の処理により確認した結果、終了指示が入力されていなければ(S604:No)、S601の処理へ移行する。
次に、図7を参照して、スキャナ20で実行されるプッシュスキャン(スキャナ側)処理について説明する。図7は、プッシュスキャン(スキャナ側)処理を示すフローチャートである。このプッシュスキャン(スキャナ側)処理は、ユーザによる操作によってプッシュスキャンの実行指示が入力された場合に起動する処理であり、まず、画像データの送出先のPC10(対象PC)を検索する対象PC検索処理を実行する(S701)。
ここで、図8を参照して、この対象PC検索処理(S701)について説明する。図8は、対象PC検索処理(S701)を示すフローチャートであり、まず、一定時間(例えば、5秒)待った後(S801)、スキャン予告パケットを受信したか否かを確認する(S802)。
S802の処理により確認した結果、スキャン予告パケットが受信されていれば(S802:Yes)、受信したスキャン予告パケットの内容を、対象PCメモリ23c内の対応するメモリに記憶する(S805)。
このS805では、具体的には、受信したスキャン予告パケットに含まれる対象PCのIPアドレスを、IPアドレスメモリ23c1に記憶する。また、スキャン予告パケットにスキャン設定値が含まれている場合には、そのスキャン設定値をスキャン設定値メモリ23c2に記憶する。
また、スキャン予告パケットに対象PC識別文字列が含まれている場合には、その対象PC識別文字列を対象PC識別文字列メモリ23c3に記憶する。また、スキャン予告パケットにPINナンバが含まれている場合には、そのPINナンバをPINナンバメモリ23c4に記憶する。
さらに、スキャン予告パケットにスキャナ20への登録指示が含まれている場合には、登録フラグ23c5がオンされる。一方で、スキャン予告パケットにスキャナ20への登録指示が含まれていない場合には、登録フラグ23c5はオフのまま保持される。
なお、複数のPC10から同時にスキャン予告パケットを受信した場合には、受信したスキャン予告パケット毎に、各スキャン予告パケットの内容が対象PCメモリ23cに記憶される。
S805の処理の結果として、スキャン予告パケットの送信元のPC10が対象PCとしてスキャナ20に検索されたことになる。S805の処理後、この対象PC検索処理を終了する。
一方で、S802の処理により確認した結果、スキャン予告パケットが受信されていなければ(S802:No)、ユーザによる所定の操作によって終了指示が入力されたかを確認し(S803)、終了指示が入力された場合には(S803:Yes)、この対象PC検索処理(S701)を終了する。
S803の処理により確認した結果、終了指示が入力されていなければ(S803:No)、この対象PC検索処理S701が開始されてから所定時間(例えば、30秒)が経過してタイムアウトしたかを確認し(S804)、タイムアウトであれば(S804:Yes)、この対象PC検索処理(S701)を終了する。
一方で、S804の処理により確認した結果、またタイムアウトに至らなければ(S804:No)、S801の処理へ移行する。
再度、図7に戻って説明する。上記した対象PC検索処理(S701)の実行後、対象PCがあるか、即ち、対象PCメモリ23cに情報が記憶されている対象PCがあるか否かを確認し(S702)、対象PCがあれば(S702:Yes)、対象PC識別文字列メモリ23c3に記憶されている対象PC識別文字列を読み出し、その対象PC識別文字列を用いて、対象PCのリストを表示パネル25に表示する(S703)。
このS703は、全ての対象PC識別文字列メモリ23c3に記憶されている対象PC識別文字列を用いてリスト表示を行う。よって、対象PCが複数あった場合であっても、リスト中において、互いの対象PCを対象PC識別文字列によって区別可能に特徴付けることが可能となる。
従って、画像データの送信先(対象PC)として所望されるPC10を確実に選択することができ、その結果として、スキャナ20で読み取られた画像データの誤送信をより確実に防止できるのである。
S703の処理後、ユーザによる所定の操作によってキャンセルの指示が入力されたか否かを確認する(S704)。ここで、ユーザによってキャンセルの指示が入力された場合(S704:Yes)には、このプッシュスキャン(スキャナ側)処理を終了する。
一方で、S704の処理により確認した結果、キャンセルされていなければ(S704:No)、ユーザに、リストの中から対象PCを指定させる(S705)。そして、S705において対象PCが指定されると、表示パネル25に表示されていた対象PCのリストを非表示にする(S706)。
S706の処理後、指定された対象PCに対応するPINナンバメモリ23c4にPINナンバが記憶されているか否かを確認し(S707)、PINナンバが記憶されていれば(S707:Yes)、ユーザに対してPINナンバの入力を求め(S708)、ユーザにPINナンバを入力させる(S709)。
S709の処理後、指定された対象PCに対応するPINナンバメモリ23c4に記憶されるPINナンバと、S709において入力されたPINナンバとが一致するか否かを確認する(S710)。ここで、一致していれば(S710:Yes)、ユーザに操作キー24を操作させることによって、スキャン指示を入力させ(S711)、スキャン指示が入力されると、スキャナ29で原稿画像を読み取り(S712)、読み取った画像データを、S705において指定された対象PCへ送信し(S713)、S714の処理へ移行する。
S712では、スキャン設定値メモリ23c2に記憶されるスキャン設定値で原稿画像の読み取りが行われる。即ち、S503においてユーザによって入力され、スキャン予告パケットの一部として組み込まれたスキャン設定値を用いて、原稿画像の読み込みが行われる。よって、スキャナ20側でスキャン設定値を改めて設定する必要はなく都合がよい。
また、スキャナ20においてスキャン設定値を改めて設定する必要がなくなることによって、スキャナ20における操作が簡便になる。また、スキャナ20におけるスキャン設定を行うための操作キー24や表示パネル25などの一部省略が可能となり、その結果として、スキャナ20のコストダウンが可能となる。
一方で、S710の処理により確認した結果、指定された対象PCに対応するPINナンバメモリ23c4に記憶されるPINナンバと、S709において入力されたPINナンバとが一致しなければ(S710:No)、S703の処理へ移行し、再度、対象PCのリストを表示パネル25に表示して、ユーザに対象PCを指定させる。
よって、S505の処理の結果として対象PCと予め対応付けられたPINナンバ(認証キー)と異なるPINナンバが、S709において入力された場合には、結果的に、画像データがスキャナ20へ送信されない。即ち、ユーザは、自身の関知しないPINナンバによって対応付けられている対象PC(PC10)に対して画像データを送信することができない。従って、本来意図しないPC10への画像データの誤送信を防止することができる。また、他人によって画像データが本来意図しない端末装置へ送信されて、結果的に原稿内容が漏洩することを防止できる。
また、S707の処理により確認した結果、PINナンバが記憶されていなければ(S707:No)、S708〜S710の処理をスキップして、S711の処理へ移行する。その結果、スキャナ29で読み取られた原稿画像の画像データが、S705において指定された対象PCへ送信される。
S714では、指定された対象PCに対応する登録フラグ23c5がオンであるか否かを確認する。ここで、登録フラグ23c5がオンであれば(S714:Yes)、指定された対象PCを登録PCメモリ26aに登録し(S715)、S716の処理へ移行する。即ち、S705において指定された対象PCに対応する対象PCメモリ23cにおける登録フラグ23c5以外の情報を、登録メモリ26aにおける対応するメモリに記憶する。
一方で、S714の処理により確認した結果、登録フラグ23c5がオンでなければ(S714:No)、S715の処理をスキップして、S716の処理へ移行する。
S716では、対象PCメモリ23cをクリアする。S716の処理後、このプッシュスキャン(スキャナ側)処理を終了する。
また、S702の処理により確認した結果、対象PCがなければ(S702:No)、ユーザによる操作によって対象PCの再検索指示が入力されたかを確認し(S717)、再検索指示が入力された場合には(S717:Yes)、S701へ移行し、再度、対象PC検索処理を実行する。
一方で、S717の処理により確認した結果、再検索指示が入力されなかった場合には(S717:No)、ユーザによる操作によってキャンセルの指示が入力されたか否かを確認する(S718)。ここで、キャンセルの指示が入力されていない場合には(S718:No)、S717の処理へ移行し、一方で、キャンセルが指示されていた場合には(S718:Yes)、このプッシュスキャン(スキャナ側)処理を終了する。
なお、このプッシュスキャン(スキャナ側)処理は、上記の通り、プッシュスキャンの実行指示が入力された場合に起動する処理であるので、LAN上における他のスキャナ20が通常の状態でスキャン予告パケットを処理しない。よって、スキャン予告パケットを処理するスキャナ20の数をある程度に制限することができる。
以上説明したように、この第1実施形態の画像読取システムによれば、LAN上に接続された複数のスキャナ20は、PC10からブロードキャストされたスキャン予告パケットに含まれるIPアドレスを受け取ることによって、LAN上におけるPC10を認識することができる。その結果として、PC10のIPアドレスを予めスキャナ20に登録するという煩雑な設定作業を行うことなく、PC10が、スキャナ20によって読み取られた画像データをLAN(LANケーブル1)を介して受け取ることができる。
また、この場合、LAN上における全てのスキャナ20を原稿画像の読取先として利用できるので、1のスキャナ20を原稿画像の読取先として指定する不便が低減される。
また、PC10からIPアドレスを受け取ったスキャナ20は、PC10と一対一に対応付けられるため、スキャナ20で読み取られた画像データをLAN上における別のPC10へ誤送信することを防止できる。
また、この第1実施形態の画像読取システムは、プッシュスキャン方式のシステムであるため、原稿を離れたことに起因して生じ得る問題(例えば、原稿の紛失や、他人による原稿の窃盗や盗視や原稿差し替え等)を確実に抑制できるので、原稿内容の機密保持の点に優れている。
なお、図7に示したプッシュスキャン(スキャナ側)処理におけるS715の処理の結果として、スキャナ20の登録PCメモリ26aに登録された対象PCは、そのスキャナ20のIPアドレスを設定することなく、本実施形態の画像読取システムにおいて使用可能となる。
ここで、図9を参照して、スキャナ20の登録PCメモリ26aに登録された対象PCに対するプッシュスキャンについて説明する。図9は、スキャナ20において実行される登録プッシュスキャン処理を示すフローチャートである。
この登録プッシュスキャン処理は、スキャナ20に登録された(登録PCメモリ26aに登録された)対象PCに対して原稿画像の画像データをプッシュスキャンするための実行指示がユーザによって入力された場合に起動する処理である。
図9に示すように、登録プッシュスキャン処理では、まず、登録PCメモリ26aに登録されている対象PCの情報を読み出し(S901)、登録されている対象PCがあるか否かを確認する(S902)。
S902の処理により確認した結果、登録されている対象PCがなければ(S902:No)、この登録プッシュスキャン処理を終了する。
一方で、登録されている対象PCがあれば(S902:Yes)、対象PC識別文字列メモリ26a3に記憶されている対象PC識別文字列を読み出し、その対象PC識別文字列を用いて、対象PCのリストを表示パネル25に表示する(S903)。
S903の結果として、上記したプッシュスキャン(スキャナ側)処理(図7参照)におけるS703の処理の結果と同様に、全ての対象PC識別文字列メモリ26a3に記憶されている対象PC識別文字列を用いてリスト表示が行われる。よって、対象PCが複数あった場合であっても、リスト中において、互いの対象PCを対象PC識別文字列によって区別可能に特徴付けることが可能となる。その結果、画像データの誤送信をより確実に防止できる。
S903の処理後、ユーザに、リストの中から対象PCを指定させる(S904)。そして、S904において対象PCが指定されると、表示パネル25に表示されていた対象PCのリストを非表示にする(S905)。
S905の処理後、指定された対象PCに対応するPINナンバメモリ26a4にPINナンバが記憶されているか否かを確認し(S906)、PINナンバが記憶されていれば(S906:Yes)、ユーザに対してPINナンバの入力を求め(S907)、ユーザにPINナンバを入力させ(S908)、S909の処理へ移行する。
また、S907の処理により確認した結果、PINナンバメモリ26a4にPINナンバが記憶されていない場合には(S906:No)、S907,S908の処理をスキップして、S910の処理へ移行する。
S909では、指定された対象PCに対応するPINナンバメモリ26a3に記憶されるPINナンバと、S908において入力されたPINナンバとが一致するか否かを確認する。ここで、一致していれば(S909:Yes)、ユーザにスキャン指示を入力させ(S910)、スキャン指示が入力されると、スキャナ29で原稿画像を読み取る(S911)。なお、S911では、スキャン設定値メモリ26a2に記憶されるスキャン設定値で原稿画像の読み取りが行われる。次いで、読み取った画像データを、S904において指定された対象PCへ送信し(S912)、この登録プッシュスキャン処理を終了する。
一方で、S909の処理により確認した結果、指定された対象PCに対応するPINナンバメモリ26a4に記憶されるPINナンバと、S904において入力されたPINナンバとが一致しなければ(S909:No)、S910〜S912の処理をスキップして、この登録プッシュスキャン処理を終了する。
よって、ユーザは、自身の関知しないPINナンバによって対応付けられている対象PC(PC10)に対して画像データを送信することができない。従って、本来意図しないPC10への画像データの誤送信を防止することができる。また、他人によって画像データが本来意図しない端末装置へ送信されて、結果的に原稿内容が漏洩することを防止できる。
以上のように、第1実施形態のプッシュスキャン(スキャナ側)処理の結果として対象PCがスキャナ20に登録された場合、次回より、登録された対象PCのIPアドレス宛へプッシュスキャンすることができる。よって、上記したように、第1実施形態のプッシュスキャン(スキャナ側)処理によれば、対象PCを自動的に登録することができるので、煩雑な登録作業を行うことなく、画像読取システムにおける画像データの受取先のPC10(対象PC)として利用することができるようになる。
次に、図10〜図13を参照して、第2実施形態の画像読取システムについて説明する。上記した第1実施形態の画像読取システムは、PC10から、LAN上の全てのスキャナ20のブロードキャストアドレスへ、スキャン予告パケットを送信し、そのスキャン予告パケットを受信したスキャナ20からプッシュスキャン方式によってPC10へ画像データを送るものであった。
この第2実施形態の画像読取システムは、第1実施形態の画像読取システムと同様に、プッシュスキャン方式の画像読取システムであるが、スキャナ20のIPアドレスを含むスキャン予告パケットを、スキャナ20から、LAN上の全てのPC10へブロードキャストするものである。
なお、第2実施形態の画像読取システムにおけるPC10は、RAM13に構成されるメモリ13a〜13c(図1参照)に加えて、非図示の予告応答パケット送信フラグを備えている。この予告応答パケット送信フラグは、後述するスキャン予告応答パケットをPC10へ送信したか否かを示すフラグであり、後述するプッシュスキャン(PC側)処理(図11参照)の起動時に初期状態としてオフに設定され、スキャン予告応答パケットがスキャナ20へ送信されるとオンされるフラグである。また、この第2実施形態において、上記した第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
ここで、図10を参照して、第2実施形態の画像読取システムにおいて実行されるプッシュスキャンの全体的な流れについて説明する。図10は、第2実施形態の画像読取システムで実行されるプッシュスキャンの流れの概念図である。
図10に示すように、第2実施形態の画像読取システムで実行されるプッシュスキャンは、まず、ユーザが、PC10に対してアプリケーションの起動指示を入力すると(201)、PC10においてアプリケーションが起動し(202)、スキャン画面50がLCD16に表示される(203)。
スキャン画面50がLCD16に表示されると、スキャン画面50の一部であるオプション設定画面51(図4(a)参照)に対し、ユーザが必要に応じて値を入力することによってオプション設定がなされる(204)。なお、設定可能なオプションの種類及び設定値の入力方法は、上記した第1実施形態の104と同様である。
オプション設定(204)を必要に応じて行った後、ユーザが、スキャン画面50の一部である非図示の画面において、スキャン予告応答パケットの作成指示を入力すると(205)、PC10においてスキャン予告応答パケットが作成される(206)。
なお、206において作成される「スキャン予告応答パケット」は、(1)スキャン予告に対する応答であることが識別可能な情報と、(2)PC10をLAN上において識別可能とする情報(本実施形態では、自IPアドレスメモリ13bに記憶されるIPアドレス)と、(3)オプション設定(204)において設定された値とから構成されるパケットである。
ユーザは、PC10側においてスキャン予告応答パケットの作成指示を入力した後(205)、原稿画像の読み取りを所望するスキャナ20側へ移動し、スキャナ20へ原稿をセットし(207)、次いで、プッシュスキャンの実行指示を入力する(208)。
すると、スキャナ20では、スキャン予告パケットが作成され(209)、その作成されたスキャン予告パケットが、ブロードキャストによってLAN上の全てのPC10に対して一括に送信される(210)。
なお、210におけるスキャン予告パケットのブロードキャストによるLAN上の全てのPC10への一括送信は、LAN上の全てのPC10のブロードキャストアドレスへスキャン予告パケットを送信することによって行われる。
また、209において作成される「スキャン予告パケット」は、(1)スキャン予告であることが識別可能な情報と、(2)スキャナ20をLAN上において識別可能とする情報(本実施形態では、自IPアドレスメモリ23aに記憶されるIPアドレス)とから構成されるパケットである。
210において、LAN上のPC10へブロードキャストされたスキャン予告パケットを受信したPC10は、206において作成されたスキャン予告応答パケットを、スキャン予告パケットの送信元のスキャナ20へ送信する(211)。この場合、スキャン予告パケットの送信元は、スキャン予告パケットに含まれるIPアドレスによって特定される。
スキャナ20は、スキャン予告応答パケットを受け取ると、受け取ったスキャン予告応答パケットの送信元のPC10を、画像データの送出先のPC(対象PC)として、表示パネル25にリスト表示する(212)。この場合、対象PCは、スキャン予告応答パケットに含まれている対象PC識別文字列により特徴付けられてリスト表示される。よって、複数の対象PCが存在した場合であっても、ユーザは、所望する対象PCをリストから選出することが可能となる。
次に、ユーザは、212の結果として表示パネル25に表示された対象PCのリストから、対象PCの指定を行う(213)。対象PCが指定されると、その対象PCに対応するスキャン予告パケットにPINナンバが含まれている場合には、ユーザは、PINナンバを入力する(214)。その際、ユーザの入力したPINナンバが、スキャン予告応答パケットに含まれるPINナンバと異なる場合には、ユーザによる以降の原稿画像の読み取り指示(スキャン指示)の入力が禁止される。その結果、画像データはPC10へは送信されない。
214においてユーザがPINナンバを入力した結果、入力されたPINナンバがスキャン予告パケットに含まれるPINナンバに一致した場合に、ユーザによってスキャン指示が入力されると(215)、スキャナ20は、原稿画像を読み取り(216)、スキャン予告応答パケットに含まれるIPアドレス宛てに読み取った画像データを送信する(217)。その結果として、スキャン予告応答パケットの作成元(送信元)のPC10に、スキャナ20から画像データが送信されることになる。
スキャナ20から送信された画像データを受け取ったPC10は、LCD16にプレビュー画面60(図4(b)参照)を表示する(218)。一方で、スキャナ20では、216において原稿画像を読み取った後、スキャナ20へのPC10の登録指示がスキャン予告応答パケットに含まれている場合には、対象PCをスキャナ20へ登録する(219)。
次に、図11〜図13を参照して、第2実施形態の画像システムにおいて実行されるプッシュスキャンをより具体的に説明する。ここで、図11及び図12のフローチャートは、いずれも、PC10のスキャンアプリケーションプログラム14aにより実行される処理である。また、図13のフローチャートは、ROM22に記憶されているプログラムによって実行される処理である。
図11は、PC10で実行される第2実施形態のプッシュスキャン(PC側)処理を示すフローチャートである。この第2実施形態のプッシュスキャン(PC側)処理は、ユーザの操作によるアプリケーションの起動に伴って起動し、上記した第1実施形態のプッシュスキャン(PC側)処理(図5参照)と同様にS501〜S506の処理を実行した後、ユーザによってスキャン予告応答パケットの作成指示(スキャン予告応答パケット作成指示)が入力されたか否かを確認する(S1101)。
S1101の処理により、スキャン予告パケット作成指示の入力が確認されなかった場合には(S1101:No)、S502の処理へ移行する。
一方で、S1101の処理により、スキャン予告応答パケット作成指示の入力が確認された場合には(S1101:Yes)、スキャン画面50を非表示とし(S508)、スキャン予告応答パケットを作成し(S1102)、第2実施形態のスキャン処理(S1103)を実行する。
この第2実施形態のスキャン処理(S1103)では、S1102で作成されたスキャン予告応答パケットの送信から、スキャナから画像データを受け取るまでの処理が実行される。なお、このスキャン処理(S1103)で実行される具体的な処理については、図12を参照しつつ後述する。
スキャン処理(S1103)の実行後、上記した第1実施形態のプッシュスキャン(PC側)処理(図5参照)と同様にS511〜S514の処理を実行し、このプッシュスキャン処理を終了する。
次に、図12を参照して、上記した第2実施形態のスキャン処理(S1103)について説明する。図12は、第2実施形態のスキャン処理(S1103)を示すフローチャートである。スキャン処理(S1103)では、まず、一定時間(例えば、約5秒)待った後(S1201)、予告応答パケット送信フラグ(非図示)がオンであるか否かを確認する(S1202)。
S1202の処理により確認した結果、予告応答パケット送信フラグがオフであれば(S1202:No)、スキャン予告応答パケットが未だ送信されていないので、スキャナ20からスキャン予告パケットを受信したか否かを確認する(S1203)。
S1203の処理により確認した結果、スキャン予告パケットを受信した場合には(S1203:Yes)、受信したスキャン予告パケットの送信元のスキャナ20へ、S1102で作成されたスキャン予告応答パケットを送信する(S1205)。即ち、S1102において作成されたスキャン予告応答パケットを、受信したスキャン予告パケットに含まれるIPアドレスへ送信する。
S1205の処理後、予告応答パケット送信フラグをオンし(S1206)、S1204の処理へ移行する。
一方で、S1203の処理により確認した結果、スキャン予告パケットが受信されていない場合には(S1203:No)、ユーザによる所定の操作によって終了指示が入力されたかを確認し(S1204)、終了指示が入力された場合には(S1204:Yes)、このスキャン処理(S1103)を終了する。また、S1204の処理により確認した結果、終了指示が入力されていなければ(S1204:No)、S1202の処理へ移行する。
一方で、S1202の処理により確認した結果、予告応答パケット送信フラグがオンであれば(S1202:Yes)、スキャン予告応答パケットがスキャナ20へ送信され、スキャナ20からの画像データ待ちの状態であるので、スキャナ20から画像データを受信したかを確認する(S1207)。
S1207の処理により確認した結果、画像データが受信されていれば(S1207:Yes)、受信した画像データを処理し(S1208)、予告応答パケット送信フラグをオフした後(S1209)、このスキャン処理(S1103)を終了する。
一方で、S1207の処理により確認した結果、画像データが受信されていなれば(S1207:No)、S1204の処理へ移行する。
次に、図13を参照して、スキャナ20で実行される第2実施形態の対象PC検索処理(S1300)について説明する。図13は、第2実施形態の対象PC検索処理(S1300)を示すフローチャートである。
この第2実施形態の対象PC検索処理(S1300)は、上記した第1実施形態のプッシュスキャン(スキャナ側)処理(図7参照)の中で実行される対象PC検索処理(S701)に換えて実行される処理である。
図13に示すように、この第2実施形態の対象PC検索処理(S1300)では、まず、スキャン予告パケットを作成し(S1301)、作成されたスキャン予告パケットを、ブロードキャストでLAN上の全てのPC10に対して送信する(S1302)。即ち、S1301において作成されたスキャン予告パケットを、LAN上の全てのPC10のブロードキャストアドレスへ送信する。
S1302の処理後、一定時間(例えば、10秒)待った後(S1303)、スキャン予告応答パケットを受信したか否かを確認する(S1304)。
S1304の処理により確認した結果、スキャン予告応答パケットが受信されていれば(S1304:Yes)、受信したスキャン予告応答パケットの内容を、対象PCメモリ23c内の対応するメモリに記憶する(S1307)。
なお、このS1307における、対象PCメモリ23cへのスキャン予告応答パケットの内容の記憶は、上記した第1実施形態のS805と同様に行われる。また、複数のPC10から同時にスキャン予告応答パケットを受信した場合には、受信したスキャン予告応答パケット毎に、各スキャン予告応答パケットの内容が対象PCメモリ23cに記憶される。
S1307の処理の結果として、スキャン予告応答パケットの送信元のPC10が対象PCとしてスキャナ20に検索されたことになる。S1307の処理後、この対象PC検索処理を終了する。
一方で、S1304の処理により確認した結果、スキャン予告応答パケットが受信されていなければ(S1304:No)、ユーザによる所定の操作によって終了指示が入力されたかを確認し(S1305)、終了指示が入力された場合には(S1305:Yes)、この対象PC検索処理(S1300)を終了する。
また、S1305の処理により確認した結果、終了指示が入力されていなければ(S1305:No)、この対象PC検索処理S1300が開始されてから所定時間(例えば、30秒)が経過してタイムアウトしたかを確認し(S1306)、タイムアウトであれば(S1306:Yes)、この対象PC検索処理(S1300)を終了する。
一方で、S1306の処理により確認した結果、またタイムアウトに至らなければ(S1306:No)、S1302の処理へ移行する。
以上説明したように、この第2実施形態の画像読取システムによれば、LAN上に接続された複数のPC10は、スキャナ20からブロードキャストされたスキャン予告パケットに含まれるIPアドレスを受け取ることによって、LAN上におけるスキャナ20を認識することができる。
一方で、そのようにスキャナ20からIPアドレスを受け取ったPC10のIPアドレスが、ブロードキャストの送信元のスキャナ20に対してスキャン予告応答パケットとして通知されるので、スキャナ20もまた、LAN上におけるPC10を認識することができる。
その結果として、スキャナ20へのPC10のIPアドレスの登録や、PC10へのスキャナ20のIPアドレスの登録といった煩雑な設定作業を行うことなく、PC10が、スキャナ20によって読み取られた画像をLAN(LANケーブル1)を介して受け取ることができる。
また、この場合、LAN上における全てのPC10を画像データの受取先として利用できるので、1のPC10を画像データの受取先として指定する不便が低減される。
また、スキャナ20とPC10とが一対一に対応付けられるため、スキャナ20で読み取られた画像データをLAN上における別のPC10へ誤送信することを防止できる。
また、この第2実施形態の画像読取システムは、プッシュスキャン方式のシステムであるため、原稿を離れたことに起因して生じ得る問題(例えば、原稿の紛失や、他人による原稿の窃盗や盗視や原稿差し替え等)を確実に抑制できるので、原稿内容の機密保持の点に優れている。
次に、図14〜図19を参照して、第3実施形態の画像読取システムについて説明する。上記した第1実施形態の画像読取システムは、スキャナ20への原稿画像の読取指示に伴って、スキャナ20で読み取った原稿画像に対応する画像データを、LANケーブル1を介してPC10へ送出するプッシュスキャン方式のシステムであった。
この第3実施形態の画像読取システムは、PC10からの原稿読取指示を契機として、スキャナ20が原稿画像の読み取りを行い、読み取った画像データをPC10へ送出するプルスキャン方式のシステムである。なお、この第3実施形態において、上記した第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
第3実施形態の画像読取システムにおけるPC10は、RAM13に構成されるメモリ13a〜13c(図1参照)に加えて、スキャナメモリ13dと予告応答パケット受信フラグ(非図示)とを備えている。
スキャナメモリ13dは、スキャナ20から受け取ったスキャン予告応答パケットに含まれる情報を記憶するものである。ここで、図14を参照して、このスキャナメモリ13dを具体的に説明する。図14は、スキャナメモリ13dのメモリ構成を示す模式図である。
図14に示すように、スキャナメモリ13dは、IPアドレスメモリ13d1と、スキャナ識別情報メモリ13d2と、スキャナスペックメモリ13d3とから構成されている。IPアドレスメモリ13d1は、画像データの読取元(送出元)となるスキャナ20(以下、「対象スキャナ」と称する)のIPアドレスを記憶するものである。
スキャナ識別文字列メモリ13d2は、後述するスキャン処理(図17参照)において、画像データの読取元となるスキャナ20(対象スキャナ)を、他の対象スキャナと区別可能に特徴付けてLCD16に表示するための文字列(以下、この文字列を「スキャナ識別文字列」と称する)を記憶するものである。
スキャナスペックメモリ13d3は、対象スキャナ(スキャナ20)における原稿画像の読み取りの際に設定可能な解像度や色数や用紙サイズなどのスペック(以下、「スキャナスペック」と称する)を記憶するものである。
また、非図示の予告応答パケット受信フラグは、スキャナ20から後述するスキャン予告応答パケットを受信したか否かを示すフラグであり、後述するプルスキャン(PC側)処理(図16参照)の起動時に初期状態としてオフに設定され、スキャナ20からスキャン予告応答パケットを受信するとオンされるフラグである。
ここで、図15を参照して、第3実施形態の画像読取システムにおいて実行されるプルスキャンの全体的な流れについて説明する。図15は、第3実施形態の画像読取システムで実行されるプルスキャンの流れの概念図である。
図15に示すように、第3実施形態の画像読取システムで実行されるプルスキャンは、まず、ユーザが、PC10に対してアプリケーションの起動指示を入力すると(301)、PC10においてアプリケーションが起動し(302)、スキャン画面50がLCD16に表示される(303)。
スキャン画面50がLCD16に表示されると、スキャン画面50の一部であるオプション設定画面51(図4(a)参照)に対し、ユーザが必要に応じて値を入力することによってオプション設定がなされる(304)。第3実施形態の画像読取システムはプルスキャン方式のシステムであるため、この304では、スキャン設定値がオプションとして有効になる。なお、304におけるスキャン設定値の入力方法は、上記した第1実施形態の104と同様である。
オプション設定(304)を必要に応じて行った後、ユーザが、スキャン画面50の一部である非図示の画面において、スキャン予告パケットの送信指示を入力すると(305)、PC10においてスキャン予告パケットが作成されて(306)、その作成されたスキャン予告パケットが、ブロードキャストによってLAN上の全てのスキャナ20に対して一括に送信される(307)。
なお、307におけるスキャン予告パケットのブロードキャストによるLAN上の全てのスキャナ20への一括送信は、LAN上の全てのスキャナ20のブロードキャストアドレスへスキャン予告パケットを送信することによって行われる。
また、306において作成される「スキャン予告パケット」は、(1)スキャン予告であることが識別可能な情報と、(2)PC10をLAN上において識別可能とする情報(本実施形態では、自IPアドレスメモリ13bに記憶されるIPアドレス)と、(3)オプション設定(304)において設定された値とから構成されるパケットである。
プルスキャンを実行可能なモードに設定済みのスキャナ20は、PC10から送信されたスキャン予告パケットを受け取ると、スキャン予告応答パケットを作成する(308)。
この「スキャン予告応答パケット」は、(1)スキャン予告に対する応答であることが識別可能な情報と、(2)スキャナ20をLAN上において識別可能とする情報(本実施形態では、自IPアドレスメモリ23aに記憶されるIPアドレス)と、(3)オプション設定(スキャナ識別文字列及び/又はスキャナスペック)とから構成されるパケットである。
次に、スキャナ20は、308において作成したスキャン予告応答パケットを、スキャン予告パケットの送信元のPC10へ送信する(309)。この場合、スキャン予告パケットの送信元は、スキャン予告パケットに含まれるIPアドレスによって特定される。
スキャン予告パケットの送信元であるPC10が、309において送信されたスキャン予告応答パケットを受け取ると、受け取ったスキャン予告応答パケットの送信元のスキャナ20を、画像データの読取元(送出元)となるスキャナ(対象スキャナ)として、LCD16にリスト表示する(310)。その際、スキャン予告応答パケットにスキャン識別文字列が含まれている場合には、対象スキャナが、スキャナ識別文字列に基づいて特徴付けられてリスト表示されることになるので、複数の対象スキャナが存在した場合であっても、ユーザは、リストの中から適切な対象スキャナを選出することが可能となる。
また、スキャン予告応答パケットにスキャナスペックが含まれている場合には、対象スキャナがどのようなスキャン設定でスキャン可能であるかも同時にリスト表示されるため、ユーザは自分が必要とする能力を持った適切なスキャナを選出することが可能となる。
次に、ユーザは、310の結果としてLCD16に表示された対象スキャナのリストから、対象スキャナの指定を行う(311)。対象スキャナが指定されると、PC10は、ユーザに対して原稿準備を促す表示をLCD16に表示する(312)。
312においてLCD16に表示された原稿準備を促す表示を見たユーザは、311において指定された対象スキャナ(スキャナ20)側へ移動し、スキャナ20へ原稿をセットする(313)。そして、スキャナ20へ原稿をセットした後、ユーザは、再び、PC10側へ戻り、所定の操作によって原稿画像の読み取りの要求(以下、「スキャン要求」と称する)を入力する(314)。
314においてスキャン要求が入力されると、PC10は、スキャン要求信号を対象スキャナへ送信する(315)。この場合、スキャン要求信号は、スキャン予告応答パケットに含まれていたIPアドレスにより特定されるスキャナ20へ送信される。
PC10からスキャン要求信号を受け取ったスキャナ20は、原稿画像を読み取り(316)、スキャン予告パケットに含まれるIPアドレス宛てに読み取った画像データを送信する(317)。その結果として、スキャン予告パケットの作成元(送信元)のPC10に、スキャナ20から画像データが送信されることになる。
スキャナ20から送信された画像データを受け取ったPC10は、LCD16にプレビュー画面60(図4(b)参照)を表示する(318)。プレビュー画面60には、スキャナ20において読み取った原稿画像のプレビュー61が表示され、ボタン62を押下(クリック)すると画像データがPC10のスキャン結果メモリ14bに保存される。
次に、図16〜図19を参照して、第3実施形態の画像システムにおいて実行されるプルスキャンをより具体的に説明する。ここで、図16及び図17のフローチャートは、いずれも、PC10のスキャンアプリケーションプログラム14aにより実行される処理である。また、図18,図19のフローチャートは、ROM22に記憶されているプログラムによって実行される処理である。
図16は、PC10において実行されるプルスキャン(PC側)処理を示すフローチャートである。このプルスキャン(PC側)処理は、ユーザの操作によるアプリケーションの起動に伴って起動する処理であり、まず、スキャン画面50をLCD16に表示する(S1601)。
S1601の処理後、ユーザによる所定の操作によってキャンセルの指示が入力されたか否かを確認する(S1602)。ここで、ユーザによってキャンセルの指示が入力された場合(S1602:Yes)には、このプルスキャン(PC側)処理を終了する。
一方で、S1602の処理により確認した結果、キャンセルされていなければ(S1602:No)、ユーザに、オプション設定画面51(図4(a)参照)にスキャン設定値を入力させ(S1603)、ユーザによってスキャン予告パケットの送信指示(スキャン予告パケット送信指示)が入力されたか否かを確認する(S1604)。
S1604の処理により、スキャン予告パケット送信指示の入力が確認されなかった場合には(S1604:No)、S1602の処理へ移行する。
一方で、S1604の処理により、スキャン予告パケット送信指示の入力が確認された場合には(S1604:Yes)、スキャン画面50を非表示とし(S1605)、スキャン予告パケットを作成し(S1606)、スキャン処理(S1607)を実行する。
このスキャン処理(S1607)では、S1606で作成されたスキャン予告パケットの送信から、スキャナから画像データを受け取るまでの処理が実行される。なお、このスキャン処理(S1607)で実行される具体的な処理については、図17を参照しつつ後述する。
スキャン処理(S1607)の実行後、スキャナ20による原稿画像の読み取り結果(スキャン結果)のプレビュー61を含むプレビュー画面60を(図4(b)参照)をLCD16に表示する(S1608)。
S1608の処理後、ユーザによる保存指示の入力があったか、即ち、ユーザによるボタン52(図4(b)参照)の押下があったか否かを確認する(S1609)。S1609により、ユーザによる保存指示の入力が確認された場合には(S1609:Yes)、スキャン結果をスキャン結果メモリ14bに不揮発的に保存し(S1610)、プレビュー画面60を非表示とし(S1611)、スキャナメモリ13dをクリアし(1612)、このプルスキャン(PC側)処理を終了する。
一方で、S1609の処理により確認した結果、ユーザによって保存指示が入力されたなかった場合には(S1609:No)、S1610の処理をスキップして、S1611の処理へ移行する。この場合、スキャン結果はPC10に保存されない。
次に、図17を参照して、上記したスキャン処理(S1607)について説明する。図17は、スキャン処理(S1607)を示すフローチャートである。スキャン処理(S1607)では、まず、S1606において作成されたスキャン予告パケットを、ブロードキャストでLAN上の全てのスキャナ20に対して送信する(S1701)。即ち、S1606において作成されたスキャン予告パケットを、LAN上の全てのスキャナ20のブロードキャストアドレスへ送信する。
S1701の処理後、一定時間(例えば、5秒)待った後(S1702)、予告応答パケット受信フラグ(非図示)がオンであるか否かを確認する(S1703)。S1703の処理により確認した結果、予告応答パケット受信フラグがオフであれば(S1703:No)、スキャン予告応答パケットが未だ受信されていないので、スキャナ20からスキャン予告応答パケットを受信したか否かを確認する(S1704)。
S1704の処理により確認した結果、スキャン予告応答パケットを受信した場合には(S1704:Yes)、予告応答パケット受信フラグをオンし(S1706)、受信したスキャン予告応答パケットの内容を、スキャナメモリ13d内の対応するメモリに記憶する(S1707)。
このS1707では、具体的には、受信したスキャン予告応答パケットに含まれる対象スキャナのIPアドレスを、IPアドレスメモリ13d1に記憶する。また、スキャン予告応答パケットにスキャナ識別文字列が含まれている場合には、そのスキャナ識別文字列をスキャナ識別文字列メモリ13d2に記憶する。また、スキャン予告応答パケットにスキャナスペックが含まれている場合には、そのスキャナスペックをスキャナスペックメモリ13d3に記憶する。
なお、複数のスキャナ20から同時にスキャン予告応答パケットを受信した場合には、受信したスキャン予告応答パケット毎に、各スキャン予告応答パケットの内容がスキャナメモリ13dに記憶される。
S1707の処理後、スキャナ識別文字列メモリ13d2に記憶されているスキャナ識別文字列と、スキャナスペックメモリ13d3に記憶されているスキャナスペックとを読み出し、そのスキャナ識別文字列とスキャナスペックとを用いて、対象スキャナのリストをLCD16に表示する(S1708)。
このS1708は、全てのスキャナ識別文字列メモリ13d2に記憶されているスキャナ識別文字列を用いてリスト表示を行う。よって、対象スキャナが複数あった場合であっても、リスト中において、互いの対象スキャナをスキャナ識別文字列によって区別可能に特徴付けることが可能となる。
従って、画像データの読取先(対象スキャナ)として所望されるスキャナ20を確実に選択することができ、その結果として、スキャナ20からの画像データの誤送信をより確実に防止できるのである。
また、S1708において、全てのスキャナスペックメモリ13d3に記憶されているスキャナスペックがリスト表示される。従って、どんなスペックのスキャナが使用可能かを把握していない場合でも、ユーザは自分が必要とする能力を持った適切なスキャナを選出することが可能となる。
S1708の処理後、ユーザに、リストの中から対象スキャナを指定させる(S1709)。そして、S1709において対象スキャナが指定されると、LCD16に表示されていた対象スキャナのリストを非表示にする(S1710)。
S1710の処理後、原稿準備を促す画面をLCD16に表示する(S1711)。ユーザは、このS1711の処理の結果としてLCD16に表示された画面を見て、S1709において選択したスキャナ20側へ移動して、原稿をセットすることになる。
S1711の処理後、スキャナ20への原稿のセット後、PC10側に戻ってきたユーザに、スキャン要求を入力させる(S1712)。そして、ユーザによるスキャン要求の入力を契機として、スキャン要求信号をS1709において指定された対象スキャナ(スキャナ20)へ送信した後(S1713)、原稿準備を促す画面を非表示とし(S1714)、S1702の処理へ移行する。
なお、S1713において、スキャン要求信号の送信先である対象スキャナは、対応するスキャンメモリ13dにおけるIPアドレスメモリ13d1に記憶されているIPアドレスにより特定されており、このIPアドレス宛てにスキャン要求信号が送信される。
一方で、S1704の処理により確認した結果、スキャン予告応答パケットが受信されていない場合には(S1704:No)、ユーザによる所定の操作によって終了指示が入力されたかを確認し(S1705)、終了指示が入力された場合には(S1705:Yes)、このスキャン処理(S1607)を終了する。また、S1705の処理により確認した結果、終了指示が入力されていなければ(S1705:No)、S1701の処理へ移行する。
一方で、S1703の処理により確認した結果、予告応答パケット受信フラグがオンであれば(S1703:Yes)、スキャナ20からスキャン予告応答パケットを既に受信し、スキャナ20からの画像データ待ちの状態であるので、スキャナ20から画像データを受信したかを確認する(S1715)。
S1715の処理により確認した結果、画像データが受信されていれば(S1715:Yes)、受信した画像データを処理し(S1716)、予告応答パケット受信フラグをオフした後(S1717)、このスキャン処理(S1607)を終了する。
一方で、S1715の処理により確認した結果、画像データが受信されていなれば(S1715:No)、S1705の処理へ移行する。
次に、図18を参照して、スキャナ20で実行されるプルスキャン(スキャナ側)処理について説明する。図18は、プルスキャン(スキャナ側)処理を示すフローチャートである。このプルスキャン(スキャナ側)処理は、ユーザによる操作によってプルスキャンの実行指示が入力された場合に、所定時間(例えば、約5秒)毎に起動し、PC10から送信されたスキャン予告パケットに応答して、スキャナ20からスキャン予告応答パケットを送信する処理である。
図18に示すように、プルスキャン(スキャナ側)処理は、まず、スキャン予告パケットを受信したか否かを確認し(S1801)、スキャン予告パケットを受信した場合には(S1801:Yes)、スキャン中(原稿画像の読み取り中)であるか否かを確認する(S1802)。
S1802の処理により確認した結果、スキャン中でなければ(S1802:No)、スキャン予告応答パケットを作成し(S1803)、受信したスキャン予告パケットの送信元のPC10へ、S1803で作成されたスキャン予告応答パケットを送信する(S1804)。即ち、S1803において作成されたスキャン予告応答パケットを、受信したスキャン予告パケットに含まれるIPアドレスへ送信する。
次に、図19を参照して、スキャナ20で実行される画像読取処理について説明する。図19は、画像読取処理を示すフローチャートである。この画像読取処理は、ユーザによる操作によってプルスキャンの実行指示が入力された場合に、所定時間(例えば、約5秒)毎に起動し、PC10から送信されたスキャン要求信号に応答して、スキャナ29で原稿画像の読み取りを行う処理である。
図19に示すように、画像読取処理では、まず、PC10からスキャン要求信号を受信したか否かを確認し(S1901)、スキャン要求信号を受信した場合には(S1901:Yes)、スキャナ29で原稿画像を読み取る(S1902)。なお、S1902では、スキャン設定値メモリ23c2に記憶されるスキャン設定値で原稿画像の読み取りが行われる。次いで、読み取った画像データを、スキャン予告パケットの送信元でもある、スキャン要求信号の送信元のPC10へ送信し(S1903)、この画像読取処理を終了する。
一方で、S1901の処理により確認した結果、スキャン要求信号が受信されていない場合には(S1901:No)、S1902,S1903の処理をスキップして、この画像読取処理を終了する。
以上説明したように、この第3実施形態の画像読取システムによれば、PC10は、自身がブロードキャストした予告パケットに対する応答に含まれるIPアドレスを受け取ることによって、LAN上で利用可能なスキャナ20を認識することができる。
その際、PC10には、LAN上における利用可能なスキャナ20がリスト表示されるので、ユーザは、表示されたリストを参照することによって、利用可能なスキャナ20を認識できると共に、利用を所望するスキャナ20をリストの中から適宜選択することができる。
また、この場合、LAN上における利用可能な(スキャン中でない)全てのスキャナ20を原稿画像の読取先として利用できるので、1のスキャナ20を原稿画像の読取先として指定する不便が低減される。
また、PC10からIPアドレスを受け取ったスキャナ20は、PC10と一対一に対応付けられるため、スキャナ20で読み取られた画像データをLAN上における別のPC10へ誤送信することを防止できる。
また、この第3実施形態の画像読取システムは、プルスキャン方式のシステムであるため、スキャナ20において、画像の読み取りを指示する操作キー24や表示パネル25の一部を省略することが可能となり、その結果として、スキャナ20のコストダウンを図ることが可能となる。
次に、図20〜図22を参照して、第4実施形態の画像読取システムについて説明する。上記した第3実施形態の画像読取システムは、PC10から、LAN上の全てのスキャナ20のブロードキャストアドレスへ、スキャン予告パケットを送信し、そのスキャン予告パケットを受信したスキャナ20からプルスキャン方式によってPC10へ画像データを送るものであった。
この第4実施形態の画像読取システムは、第3実施形態の画像読取システムと同様に、プルスキャン方式の画像読取システムであるが、スキャナ20のIPアドレスを含むプルスキャンレディパケットを、スキャナ20から、LAN上の全てのPC10へブロードキャストするものである。なお、この第4実施形態において、上記した第1実施形態及び第3実施形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
この第4実施形態の画像読取システムにおけるPC10のRAM13は、RAM13に構成されるメモリ13a〜13c(図1参照)に加えて、スキャナメモリ13dとレディパケット送信フラグ(非図示)とを備えている。
なお、この第4実施形態では、スキャナメモリ13dは、メモリ13d1〜13d3に加えて、PINナンバメモリ13d4を備えている。PINナンバメモリ13d4は、スキャナ20に対するPINナンバを記憶するものである。
また、非図示のレディパケット受信フラグは、スキャナ20から後述するプルスキャンレディパケットを受信したか否かを示すフラグであり、プルスキャン(PC側)処理(図16参照)の起動時に初期状態としてオフに設定され、スキャナ20からプルスキャンレディパケットを受信するとオンされるフラグである。
ここで、図20を参照して、第4実施形態の画像読取システムにおいて実行されるプルスキャンの全体的な流れについて説明する。図20は、第4実施形態の画像読取システムで実行されるプルスキャンの流れの概念図である。
図20に示すように、第4実施形態の画像読取システムで実行されるプルスキャンは、まず、ユーザが、PC10に対してアプリケーションの起動指示を入力すると(401)、PC10においてアプリケーションが起動し(402)、スキャン画面50がLCD16に表示される(403)。
スキャン画面50がLCD16に表示されると、スキャン画面50の一部であるオプション設定画面51(図4(a)参照)に対し、ユーザが必要に応じて値を入力することによってオプション設定がなされる(404)。第4実施形態の画像読取システムはプルスキャン方式のシステムであるため、この404では、スキャン設定値がオプションとして有効になる。なお、304におけるスキャン設定値の入力方法は、上記した第1実施形態の104と同様である。
オプション設定(404)を必要に応じて行った後、ユーザは、スキャナ20側へ移動し、スキャナ20へ原稿をセットする(405)。スキャナ20へ原稿をセットした後、ユーザは、必要に応じて、(1)スキャナ識別文字列と(2)PINナンバとに対して適宜値を入力して、オプションの設定を行う(406)。
オプション設定(406)を必要に応じて行った後、ユーザが、プルスキャンレディパケット送信指示を入力すると(407)、キャナ20においてプルスキャンレディパケットが作成されて(408)、その作成されたプルスキャンレディパケットが、ブロードキャストによってLAN上の全てのPC10に対して一括に送信される(409)。
なお、409におけるプルスキャンレディパケットのブロードキャストによるLAN上の全てのPC10への一括送信は、LAN上の全てのPC10のブロードキャストアドレスへプルスキャンレディパケットを送信することによって行われる。
また、408において作成される「プルスキャンレディパケット」は、(1)スキャナ20がプルスキャンの待機ができる状態(モード)であることが識別可能な情報と、(2)スキャナ20をLAN上において識別可能とする情報(本実施形態では、自IPアドレスメモリ23aに記憶されるIPアドレス)と、(3)オプション設定(406)において設定された値とから構成されるパケットである。
PCは、スキャナ20から送信されたプルスキャンレディパケットを受け取ると、受け取ったプルスキャンレディパケットの送信元のスキャナ20を、画像データの読取元(送出元)となるスキャナ(対象スキャナ)として、LCD16にリスト表示する(410)。その際、プルスキャンレディパケットにスキャン識別文字列が含まれている場合には、対象スキャナが、スキャナ識別文字列に基づいて特徴付けられてリスト表示されることになるので、複数の対象スキャナが存在した場合であっても、ユーザは、リストの中から適切な対象スキャナを選出することが可能となる。
次に、ユーザは、410の結果としてLCD16に表示された対象スキャナのリストから、対象スキャナの指定を行う(411)。対象スキャナが指定されると、その対象スキャナに対応するプルスキャンレディパケットにPINナンバが含まれている場合には、ユーザは、PINナンバを入力する(412)。その際、ユーザの入力したPINナンバが、プルスキャンレディパケットに含まれるPINナンバと異なる場合には、ユーザによる以降のスキャン要求の入力が禁止される。その結果、スキャナ20は原稿画像を読み取らず、画像データはPC10へ送信されない。
412においてユーザがPINナンバを入力した結果、入力されたPINナンバがプルスキャンレディパケットに含まれるPINナンバに一致した場合、ユーザは、所定の操作によってスキャン要求を入力する(413)。
413においてスキャン要求が入力されると、PC10は、スキャン要求パケットを対象スキャナへ送信する(414)。この「スキャン要求パケット」は、(1)スキャン要求信号と、(2)PC10をLAN上において識別可能とする情報(本実施形態では、自IPアドレスメモリ13bに記憶されるIPアドレス)とから構成されるパケットである。なお、414において、スキャン要求パケットは、プルスキャンレディパケットに含まれていたIPアドレスにより特定されるスキャナ20へ送信される。
PC10からスキャン要求パケットを受け取ったスキャナ20は、原稿画像を読み取り(415)、スキャン要求パケットに含まれるIPアドレス宛てに読み取った画像データを送信する(415)。その結果として、スキャン要求パケットの送信元のPC10に、スキャナ20から画像データが送信されることになる。
スキャナ20から送信された画像データを受け取ったPC10は、LCD16にプレビュー画面60(図4(b)参照)を表示する(417)。プレビュー画面60には、スキャナ20において読み取った原稿画像のプレビュー61が表示され、ボタン62を押下(クリック)すると画像データがPC10のスキャン結果メモリ14bに保存される。
次に、図21を参照して、PC10で実行される第4実施形態のスキャン処理(S2100)について説明する。図21は、第4実施形態のスキャン処理(S2100)を示すフローチャートである。
この第4実施形態のスキャン処理(S2100)は、上記した第3実施形態のプルスキャン(PC側)処理(図16参照)の中で実行されるスキャン処理(S1607)に換えて実行される処理である。
この第4実施形態のスキャン処理(S2100)では、まず、一定時間(例えば、5秒)待った後(S2101)、レディパケット受信フラグ(非図示)がオンであるか否かを確認する(S2102)。S2102の処理により確認した結果、レディパケット受信フラグがオフであれば(S2102:No)、プルスキャンレディパケットが未だ受信されていないので、スキャナ20からプルスキャンレディパケットを受信したか否かを確認する(S2103)。
S2103の処理により確認した結果、プルスキャンレディパケットを受信した場合には(S2103:Yes)、レディパケット受信フラグをオンし(S2104)、受信したプルスキャンレディパケットの内容を、スキャナメモリ13d内の対応するメモリに記憶する(S2105)。
このS2105では、具体的には、スキャナメモリ13dにおけるメモリ13d1〜13d3については、第3実施形態と同様に、受信したプルスキャンレディパケットに含まれる内容を記憶する。また、受信したプルスキャンレディパケットに、PINナンバが含まれている場合には、そのPINナンバをPINナンバメモリ13d4に記憶する。
なお、複数のスキャナ20から同時にプルスキャンレディパケットを受信した場合もまた、第3実施形態と同様に、受信したプルスキャンレディパケット毎に、各プルスキャンレディパケットの内容がスキャナメモリ13dに記憶される。
S2105の処理後、スキャナ識別文字列メモリ13d2に記憶されているスキャナ識別文字列を読み出し、そのスキャナ識別文字列を用いて、対象スキャナのリストをLCD16に表示する(S2106)。
このS2106は、全てのスキャナ識別文字列メモリ13d2に記憶されているスキャナ識別文字列を用いてリスト表示を行う。よって、対象スキャナが複数あった場合であっても、リスト中において、互いの対象スキャナをスキャナ識別文字列によって区別可能に特徴付けることが可能となる。
従って、画像データの読取先(対象スキャナ)として所望されるスキャナ20を確実に選択することができ、その結果として、スキャナ20からの画像データの誤送信をより確実に防止できる。
S2106の処理後、ユーザによる所定の操作によってキャンセルの指示が入力されたか否かを確認する(S2107)。ここで、ユーザによってキャンセルの指示が入力された場合(S2107:Yes)には、このスキャン処理(S2100)を終了する。
一方で、S2107の処理により確認した結果、キャンセルの指示が入力されていなければ(S2107:No)、ユーザに、リストの中から対象スキャナを指定させる(S2108)。そして、S2108において対象スキャナが指定されると、LCD16に表示されていた対象スキャナのリストを非表示にする(S2109)。
次いで、指定された対象スキャナに対応するPINナンバメモリ13d4にPINナンバが記憶されているか否かを確認し(S2110)、PINナンバが記憶されていれば(S2110:Yes)、ユーザに対してPINナンバの入力を求め(S2111)、ユーザにPINナンバを入力させる(S2112)。
S2112の処理後、指定された対象スキャナに対応するPINナンバメモリ13d4に記憶されるPINナンバと、S2112において入力されたPINナンバとが一致するか否かを確認する(S2113)。ここで、一致していれば(S2113:Yes)、ユーザにスキャン要求を入力させる(2114)。そして、ユーザによるスキャン要求の入力を契機として、スキャン要求パケットをS2108において指定された対象スキャナ(スキャナ20)へ送信した後(S2115)、S2101の処理へ移行する。
なお、S2106において、スキャン要求パケットの送信先である対象スキャナは、対応するスキャンメモリ13dにおけるIPアドレスメモリ13d1に記憶されているIPアドレスにより特定されており、このIPアドレス宛てにスキャン要求パケットが送信される。
一方で、S2113の処理により確認した結果、指定された対象PCに対応するPINナンバメモリ13d4に記憶されるPINナンバと、S2112において入力されたPINナンバとが一致しなければ(S2113:No)、S2106の処理へ移行し、再度、対象スキャナのリストをLCD16に表示して、ユーザに対象スキャナを指定させる。
よって、S2204(図22参照)の処理の結果として対象スキャナと予め対応付けられたPINナンバ(認証キー)と異なるPINナンバが、S2112において入力された場合には、画像の読み取り要求が禁止され、結果的に、画像データをPC10へ送信することができない。即ち、ユーザは、自身の関知しないPINナンバによって対応付けられている対象スキャナ(スキャナ20)から画像データを得ることができない。従って、本来意図しないスキャナ20から画像データの誤って受信すること防止できる。また、他人によってスキャナ20から画像データを盗み取られることを防止できる。
また、S2110の処理により確認した結果、PINナンバが記憶されていなければ(S2110:No)、S2111〜S2113の処理をスキップして、S2114の処理へ移行する。
一方で、S2103の処理により確認した結果、プルスキャンレディパケットが受信されていない場合には(S2103:No)、ユーザによる所定の操作によって終了指示が入力されたかを確認し(S2116)、終了指示が入力された場合には(S2116:Yes)、このスキャン処理(S2100)を終了する。また、S2116の処理により確認した結果、終了指示が入力されていなければ(S2116:No)、S2101の処理へ移行する。
また、S2102の処理により確認した結果、レディパケット受信フラグがオンであれば(S2102:Yes)、スキャナ20からプルスキャンレディパケットを既に受信し、スキャナ20からの画像データ待ちの状態であるので、スキャナ20から画像データを受信したかを確認する(S2117)。
S2117の処理により確認した結果、画像データが受信されていれば(S2117:Yes)、受信した画像データを処理し(S2118)、レディパケット受信フラグをオフした後(S2119)、このスキャン処理(S2100)を終了する。
一方で、S2117の処理により確認した結果、画像データが受信されていなければ(S2117:No)、S2116の処理へ移行する。
次に、図22を参照して、スキャナ20で実行される第4実施形態のプルスキャン(スキャナ側)処理について説明する。図22は、第4実施形態のプルスキャン(スキャナ側)処理を示すフローチャートである。
この第4実施形態のプルスキャン(スキャナ側)処理は、ユーザによる操作によって、スキャナ20がプルスキャンの待機ができるモードに設定されると起動する処理であり、まず、スキャン中であるかを確認し(S2201)、スキャン中であれば(S2201:Yes)、このプルスキャン(スキャナ側)処理を終了する。
一方で、S2201の処理により確認した結果、スキャン中でなければ(S2201:No)、ユーザによる所定の操作によってキャンセルの指示が入力されたか否かを確認する(S2202)。ここで、ユーザによってキャンセルの指示が入力された場合(S2202:Yes)には、このプルスキャン(スキャナ側)処理を終了する。
一方で、S2202の処理により確認した結果、キャンセルされていなければ(S2202:No)、ユーザに、スキャナ識別文字列を入力させ(S2203)、PINナンバを入力させる(S2204)。
S2204の処理後、ユーザによってプルスキャンレディパケットの送信指示(プルスキャンレディパケット送信指示)が入力されたか否かを確認し(S2205)、プルスキャンレディパケット送信指示が入力されていない場合には(S2205:No)、S2202の処理へ移行する。
一方で、S2205の処理により確認した結果、プルスキャンレディパケット送信指示が入力された場合には(S2205:Yes)、スキャナ20をプルスキャンレディ状態とし(S2206)、プルスキャンレディパケットを作成する(S2207)。
次いで、作成されたプルスキャンレディパケットを、ブロードキャストでLAN上の全てのPC10に対して送信する(S2208)。即ち、S2207において作成されたプルスキャンレディパケットを、LAN上の全てのPC10のブロードキャストアドレスへ送信する。
S2208の処理後、一定時間(例えば、10秒)待った後(S2209)、PC10からスキャン要求パケットを受信したか否かを確認する(S2210)。
S2210の処理により確認した結果、スキャン要求パケットを受信した場合には(S2210:Yes)、スキャナ29で原稿画像を読み取る(S2213)。なお、S2213では、スキャン設定値メモリ23c2に記憶されるスキャン設定値で原稿画像の読み取りが行われる。
次いで、読み取った画像データを、受信したスキャン要求パケットに含まれるIPアドレスへ送信し(S2214)、プルスキャンレディ状態を解除して(S2212)、このプルスキャン(スキャナ側)処理を終了する。
一方で、S2210の処理により確認した結果、スキャン要求パケットが受信されていない場合には(S2210:No)、S2208においてプルスキャンレディパケットの送信が開始されてから所定時間(例えば、30秒)が経過してタイムアウトしたかを確認し(S2211)、タイムアウトであれば(S2211:Yes)、S2212の処理へ移行する。また、S2211の処理により確認した結果、またタイムアウトに至らなければ(S2211:No)、S2208の処理へ移行する。
以上説明したように、この第4実施形態の画像読取システムによれば、LAN上に接続された複数のPC10は、スキャナ20からブロードキャストされたプルスキャンレディパケットに含まれるIPアドレスを受け取ることによって、LAN上におけるスキャナ20を認識することができる。一方で、そのようにスキャナ20からIPアドレスを受け取ったPC10のIPアドレスが、ブロードキャストの送信元のスキャナ20に対してスキャン要求パケットとして通知されるので、スキャナ20もまた、LAN上におけるPC10を認識することができる。
その結果として、スキャナ20へのPC10のIPアドレスの登録や、PC10へのスキャナ20のIPアドレスの登録といった煩雑な設定作業を行うことなく、PC10が、スキャナ20によって読み取られた画像をLAN(LANケーブル1)を介して受け取ることができる。
また、スキャナ20とPC10とが一対一に対応付けられるため、スキャナ20で読み取られた画像データをLAN上における別のPC10へ誤送信することを防止できる。
また、この第4実施形態の画像読取システムは、プルスキャン方式のシステムであるため、スキャナ20において、画像の読み取りを指示する操作キー24や表示パネル25の一部を省略することが可能となり、その結果として、スキャナ20のコストダウンを図ることが可能となる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施態様では、画像読取システムに使用される画像読取装置としてスキャナ20を例示したが、スキャナ20をMFC30のように画像読取機能を有する装置に置換してもよい。
また、上記第1及び第2実施態様では、対象PCのリスト表示を、対象PC識別文字列により区別可能に特徴付けたが、文字列に限定されるものではなく、ユーザが視覚的に区別可能に特徴できる表示態様であればよい。ユーザが視覚的に区別可能に特徴できる表示態様としては、文字列以外に、例えば、コンピュータ名や、任意のアイコンや、任意の色などが挙げられる。この場合、上記のような各種の表示態様を、S504において、ユーザによって指定させるように構成すればよい。
同様に、上記第3及び第4実施態様では、対象スキャナのリスト表示を、スキャナ識別文字列により区別可能に特徴付けたが、文字列に限定されるものではなく、ユーザが視覚的に区別可能に特徴できる表示態様であればよい。ユーザが視覚的に区別可能に特徴できる表示態様としては、文字列以外に、例えば、コンピュータ名や、任意のアイコンや、任意の色などが挙げられる。この場合、上記のような各種の表示態様を、S2203において、ユーザによって指定させるように構成すればよい。
また、上記第1及び第2実施態様では、S506において、ユーザによってスキャナ20へのPC10の登録指示がなされた場合に、そのPC10がスキャナ20に登録されるように構成されているが、スキャナ20側においてPC10への登録指示がなされた場合に、スキャナ20がPC10へ登録されるように構成してもよい。
このように、スキャナ20がPC10へ自動的に登録されることによって、スキャナ20を、煩雑な登録作業を行うことなく、画像読取システムにおける画像データの読込元のスキャナ20(対象スキャナ)として利用することができるようになる。
また、上記実施態様では、PC10又はスキャナ20をLAN上で識別可能とする固有情報として、IPアドレスを例示して説明したが、これに限定されるものではなく、ノード名などを用いてもよい。
また、上記実施態様では、対象PC又は対象スキャナを認証するための認証キーとしてPINコードを例示したが、ブロードキャストによってスキャン予告又はプルスキャンレディを行ったユーザと、対象PC又は対象スキャナを使用するユーザとが同一であることを認証できる情報であればよい。例えば、スキャン予告パケット又はプルスキャンレディパケットに指紋情報を組み込み、対象PC又は対象スキャナを使用するユーザに指紋照合させるような構成であってもよい。
図13に示した対象PC検索処理では、スキャナ20がスキャン予告応答パケットを受信せず、かつ、終了指示も入力されず、かつ、タイムアウトではないと判定された場合、即ち、S1306におけるNoへの分岐後は、S1302へ移行し、再度スキャン予告パケットをブロードキャストで送信するように構成した。
これに換えて、S1306におけるNoへの分岐後に、S1303へ移行し、再度スキャン予告パケットを送信することなく、スキャン予告応答パケットの受信を一定時間待機するように構成してもよい。
あるいは、所定回数(例えば、2回)は、S1306におけるNoへの分岐後にS1202へ移行して、再度スキャン予告パケットを送信し、その後は、S1306におけるNoへの分岐後にS1203へ移行して、スキャン予告パケットを送信することなく一定時間の待機を繰り返すように構成してもよい。
このような構成にすることで、最初にスキャナ20からスキャン予告パケットをブロードキャストで送信した際に目的のPC10に電源が入っていなかったなどの原因によって、結果的にスキャナ20がPC10(対象PC)からのスキャン予告応答パケットを受信できなかった場合であっても、その後すぐに電源の入れられたPC10から、スキャン予告応答パケットを受信することが可能となり、確実に対象PCの特定を行うことができる。
また、所定回数のスキャン予告パケットを送信した後は、スキャン予告パケットを送信しなくなるため、対象PC(PC10)がいないにもかかわらず何度もスキャン予告パケットを送信し、必要以上にネットワーク(LAN)にトラフィック負荷を与えてしまうことを防止できる。
同様に、図17に示したスキャン処理において、PC10がスキャン予告応答パケットを受信せず、かつ、終了指示も入力されなかった場合、即ち、S1705におけるNoへの分岐後に、S1701へ移行するのではなく、S1702へ移行するように構成してもよい。このように構成することによって、確実に対象スキャナ(スキャナ20)の特定を行うことができる。
また、S1705におけるNoへの分岐後に、所定回数(例えば、2回)はS1701へ移行するが、所定回数以降はS1702へ移行するように構成してもよい。そのように構成することによって、ネットワーク(LAN)上の何らかの障害によってPC10からの応答が遅延した場合にも、確実に対象スキャナ(スキャナ20)の特定を行うことができ、且つ、必要以上にネットワークにトラフィック負荷を与えてしまうことを防止することができる。
本発明の第1実施形態の画像読取システムの構成を示したブロック図である。 (a)は、対象PCメモリのメモリ構成を示す模式図であり、(b)は、登録PCメモリのメモリ構成を示す模式図である。 第1実施形態の画像読取システムで実行されるプッシュスキャンの流れの概念図である。 (a)オプション設定画面の模式図であり、(b)は、プレビュー画面の模式図である。 第1実施形態のプッシュスキャン(PC側)処理を示すフローチャートである。 第1実施形態のスキャン処理を示すフローチャートである。 第1実施形態のプッシュスキャン(スキャナ側)処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の対象PC検索処理を示すフローチャートである。 登録プッシュスキャン処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の画像読取システムで実行されるプッシュスキャンの流れの概念図である。 第2実施形態のプッシュスキャン(PC側)処理を示すフローチャートである。 第2実施形態のスキャン処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の対象PC検索処理を示すフローチャートである。 スキャナメモリのメモリ構成を示す模式図である。 第3実施形態の画像読取システムで実行されるプルスキャンの流れの概念図である。 第3実施形態のプルスキャン(PC側)処理を示すフローチャートである。 第3実施形態のスキャン処理を示すフローチャートである。 第3実施形態のプルスキャン(スキャナ側)処理を示すフローチャートである。 第3実施形態の画像読取処理を示すフローチャートである。 第4実施形態の画像読取システムで実行されるプルスキャンの流れの概念図である。 第4実施形態のスキャン処理を示すフローチャートである。 第4実施形態のプルスキャン(スキャナ側)処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 LANケーブル(ネットワーク)
10 PC(端末装置)
20 スキャナ(画像読取装置)
30 MFC(画像読取装置)
16 LCD(端末装置側表示部,表示部)
24,34 操作キー(操作部)
25,35 表示パネル(画像読取装置側表示部,表示部)
29,39 スキャナ(画像読取手段)
S712,S1902,S2213 画像読取手段、画像読取ステップ
S713,S1903,S2214 画像データ送信手段,画像送信ステップ
S603:Yes,S1207:Yes 画像受取手段,画像データ受取ステップ
S1715:Yes,S2117:Yes 画像受取手段,画像データ受取ステップ
S601,S1701 第1通知手段,通知ステップ
S1302,S2208 第2通知手段,通知ステップ,通知手段
S1205 第1応答手段,応答ステップ
S2115 第1応答手段,画像読取要求手段
S708 認証キー入力要求手段,認証キー入力要求ステップ
S710:No 画像読取禁止手段,画像読取禁止ステップ
S1804 第2応答手段
S1713 画像読取要求手段,画像読取要求ステップ
S2111 認証キー入力要求手段,認証キー入力要求ステップ
S2113:No 画像読取要求禁止手段,画像読取要求禁止ステップ
S715 端末装置登録手段
S703 表示手段,表示ステップ
S1708,S2106 表示ステップ

Claims (28)

  1. ネットワークと、そのネットワーク上に接続され、画像を読み取る画像読取手段とその画像読取手段によって読み取られた画像データを前記ネットワーク上に接続されている端末装置へ送信する画像データ送信手段とを有する複数の画像読取装置と、それら複数の画像読取装置を含む前記ネットワーク上に接続されている端末装置であって、前記画像読取装置における前記画像データ送信手段によって送信された画像データを受け取る画像データ受取手段を有する少なくとも1つの端末装置とを備えた画像読取システムにおいて、
    前記端末装置は、前記ネットワーク上に接続されている複数の画像読取装置に対し、自装置について前記ネットワーク上で識別可能とする固有情報を一括して通知する第1通知手段を備え、
    前記複数の画像読取装置のうち、前記第1通知手段からの通知を受け取った画像読取装置における前記画像データ送信手段は、前記受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して、前記画像データを送信するものであることを特徴とする画像読取システム。
  2. ネットワークと、そのネットワーク上に接続され、画像を読み取る画像読取手段とその画像読取手段によって読み取られた画像データを前記ネットワーク上に接続されている端末装置へ送信する画像データ送信手段とを有する少なくとも1つの画像読取装置と、その画像読取装置を含む前記ネットワーク上に接続されている複数の端末装置であって、前記画像読取装置における前記画像データ送信手段によって送信された画像データを受け取る画像データ受取手段を有する複数の端末装置とを備えた画像読取システムにおいて、
    前記画像読取装置は、前記ネットワーク上に接続されている複数の端末装置に対し、自装置について前記ネットワーク上で識別可能とする固有情報を一括して通知する第2通知手段を備え、
    前記端末装置は、前記第2通知手段からの通知を受け取った場合に、その受け取った通知に含まれる固有情報に対応する前記画像読取装置に対して、前記端末装置を前記ネットワーク上で識別可能とする固有情報を通知することによって応答する第1応答手段を備え、
    前記第1応答手段からの応答を受け取った前記画像読取装置における前記画像データ送信手段は、前記複数の端末装置のうち、前記受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して画像データを送信するものであることを特徴とする画像読取システム。
  3. 前記画像読取装置は、ユーザの操作によって画像読取手段による画像の読み取りを指示する操作部を備え、
    その操作部による画像読み取りの指示がなされた場合に、前記画像データ送信手段は、前記第1通知手段から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記第1応答手段から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対し、画像データを送信するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取システム。
  4. 前記端末装置における前記第1通知手段又は前記第1応答手段は、前記画像読取装置における前記画像読取手段による画像読み取りの設定値を、前記固有情報と共に通知するものであり、
    前記第1通知手段からの通知又は前記第1応答手段からの応答を受け取った前記画像読取装置は、画像読取手段によって、前記受け取った通知又は前記受け取った応答に含まれる設定値に従って画像を読み取り、その読み取った画像データを、前記画像データ送信手段によって、前記受け取った通知又は前記受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信するものであることを特徴とする請求項3記載の画像読取システム。
  5. 前記画像読取装置は、情報を表示する画像読取装置側表示部を備え、
    前記端末装置における前記第1通知手段又は前記第1応答手段は、該端末装置を前記画像読取装置側表示部において区別可能に特徴付けて表示させる端末装置識別情報を、前記固有情報と共に通知するものであり、
    前記画像読取装置における前記画像読取装置側表示部は、前記第1通知手段からの通知又は前記第1応答手段からの応答に含まれる前記端末識別情報に基づいて、対応する端末装置を区別可能に特徴付けて表示するものであることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像読取システム。
  6. 前記端末装置における前記第1通知手段又は前記第1応答手段は、該端末装置に対応づけられた認証キーを、前記固有情報と共に通知するものであり、
    前記画像読取装置は、
    認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求手段と、
    その認証キー入力要求手段による要求に応じてユーザによって入力された認証キーが、前記第1通知手段から受け取った通知に含まれる認証キー又は前記第1応答手段から受け取った応答に含まれる認証キーと不一致の場合に、画像読取手段による画像の読み取りを禁止する画像読取禁止手段とを備えていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の画像読取システム。
  7. 前記画像読取装置は、前記第1通知手段からの通知を受け取った場合に、その受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置に対し、自装置について前記ネットワーク上で識別可能とする固有情報を通知することによって応答する第2応答手段を備え、
    前記端末装置は、前記第2応答手段に含まれる固有情報に対応する前記画像読取装置に対し、画像の読み取りを要求する画像読取要求手段を備え、
    前記画像読取装置は、前記画像読取要求手段から画像の読み取りが要求されると、画像読取手段によって画像を読み取った上で、その読み取った画像データを、前記画像データ送信手段によって、前記第2応答手段からの応答に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信するものであることを特徴とする請求項1記載の画像読取システム。
  8. 前記端末装置は、前記第2通知手段からの通知を受け取った場合に、その受け取った通知に含まれる固有情報に対応する前記画像読取装置に対し、画像の読み取りを要求する画像読取要求手段を備え、
    前記画像読取装置は、前記画像読取要求手段から画像の読み取りが要求されると、画像読取手段によって画像を読み取った上で、その読み取った画像データを、前記画像データ送信手段によって、前記第2通知手段からの通知に含まれる固有情報に対応する端末装置に対して送信するものであることを特徴とする請求項2記載の画像読取システム。
  9. 前記端末装置は、情報を表示する端末装置側表示部を備え、
    前記画像読取装置における前記第2応答手段又は前記第2通知手段は、該画像読取装置を前記端末装置側表示部において区別可能に特徴付けて表示させる画像読取装置識別情報を、前記固有情報と共に通知するものであり、
    前記端末装置における前記端末装置表示部は、前記第2応答手段からの応答又は前記第2通知手段からの通知に含まれる前記画像読取装置識別情報に基づいて、対応する画像読取装置を区別可能に特徴付けて表示するものであることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像読取システム。
  10. 前記画像読取装置における前記第2応答手段又は前記第2通知手段は、該画像読取装置に対応付けられた認証キーを、前記固有情報と共に通知するものであり、
    前記端末装置は、認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求手段と、
    その認証キー入力手段による要求に応じてユーザによって入力された認証キーが、前記第2応答手段から受け取った応答に含まれる認証キー又は前記第2通知手段から受け取った通知に含まれる認証キーと不一致の場合に、その不一致であった認証キーに対応する画像読取装置に対して前記画像読取要求手段による画像の読み取りを要求することを禁止する画像読取要求禁止手段とを備えていることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の画像読取システム。
  11. 前記画像読取装置は、前記画像データ送信手段によって画像データを送信した送信先の前記端末装置に対応する固有情報を登録する端末装置登録手段を備えていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の画像読取システム。
  12. 前記端末装置は、前記画像データ受取手段によって画像データを受け取った受取元の前記画像読取装置に対応する固有情報を登録する画像読取装置登録手段を備えていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の画像読取システム。
  13. ネットワーク上に接続されて動作する画像読取装置として実現可能なコンピュータに、
    画像を読み取る画像読取ステップと、
    前記画像読取装置を含むネットワーク上に接続されている端末装置から一括して送信された、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む通知を受け取った場合に、前記画像読取ステップにより読み取られた画像データを、前記受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置へ送信する画像データ送信ステップとを実行させることを特徴とする制御プログラム。
  14. ネットワーク上に接続されて動作する画像読取装置として実現可能なコンピュータに、
    前記画像読取装置を含むネットワーク上に接続されている複数の端末装置に対し、該画像読取装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を一括して通知する通知ステップと、
    その通知ステップにより通知された固有情報を受け取った前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む応答を受け取った場合に、画像を読み取る画像読取ステップと、
    その画像読取ステップにより読み取られた画像データを、前記受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置へ送信する画像データ送信ステップとを実行させることを特徴とする制御プログラム。
  15. 前記画像読取装置は、ユーザによる操作によって画像の読み取りを指示する操作部を有しており、
    前記画像データ送信ステップは、前記操作部による画像読み取りの指示がなされた場合に、前記端末装置から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記端末装置から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置へ画像データの送信を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項13又は14に記載の制御プログラム。
  16. 前記画像読取装置は、情報を表示する表示部を有し、
    前記ネットワーク上に接続されている前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該端末装置を前記表示部において区別可能に特徴付けて表示させる端末装置識別情報を受け取った場合に、その端末装置識別情報に基づいて、対応する端末装置を、前記表示部に区別可能に特徴付けて表示する表示ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項15記載の制御プログラム。
  17. 前記ネットワーク上に接続されている前記端末装置から、該端末装置について前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該端末装置に対応付けられた認証キーを受け取った場合に、認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求ステップと、
    その認証キー入力要求ステップによる要求に応じてユーザから入力された認証キーが、前記受け取った固有情報に対応する端末装置に対応付けられた認証キーと不一致の場合に、画像読取ステップによる画像の読み取りを禁止する画像読取禁止ステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項16又は17に記載の制御プログラム。
  18. 前記画像読取ステップは、前記端末装置から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記端末装置から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置から送信された画像読取要求を受け取った場合に、画像の読み取りを前記コンピュータに実行させ、
    前記画像データ送信ステップは、前記画像読取要求の送信元の端末装置に対し、前記画像読取ステップにより読み取られた画像データの送信を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項13又は14に記載の制御プログラム。
  19. ネットワーク上に接続されて動作する端末装置として実現可能なコンピュータに、
    前記端末装置を含むネットワーク上に接続されている複数の画像読取装置に対し、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を一括して通知する通知ステップと、
    その通知ステップにより通知された固有情報を受け取った前記画像読取装置から、その画像読取装置によって読み取られた画像データを受け取る画像データ受取ステップとを実行させることを特徴とする制御プログラム。
  20. ネットワーク上に接続されて動作する端末装置として実現可能なコンピュータに、
    前記端末装置を含むネットワーク上に接続されている画像読取装置から、該画像読取装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む通知を受け取った場合に、通知元の画像読取装置に対し、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む応答を行う応答ステップと、
    その応答ステップによる応答先の前記画像読取装置から、その画像読取装置によって読み取られた画像データを受け取る画像データ受取ステップとを実行させることを特徴とする制御プログラム。
  21. 前記端末装置は、情報を表示する表示部を備え、
    前記ネットワーク上に接続されている前記画像読取装置から、該画像読取装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該画像読取装置を前記表示部において区別可能に特徴付けて表示させる画像読取装置識別情報を受け取った場合に、その画像読取装置識別情報に基づいて、対応する画像読取装置を、前記表示部に区別可能に特徴付けて表示する表示ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項19又は20に記載の制御プログラム。
  22. 前記ネットワーク上に接続されている前記画像読取装置に対し、画像の読み取りを要求する画像読取要求ステップと、
    前記ネットワーク上に接続されている前記画像読取装置から、該画像読取装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該画像読取装置に対応付けられた認証キーを受け取った場合に、認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求ステップと、
    その認証キー入力要求ステップによる要求に応じてユーザから入力された認証キーが、前記受け取った固有情報に対応する画像読取装置に対応付けられた認証キーと不一致の場合には、画像読取要求ステップによる画像の読み取りの要求を禁止する画像読取要求禁止ステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項19から21のいずれかに記載の制御プログラム。
  23. 画像を読み取る画像読取手段と、
    ネットワーク上に接続されている端末装置から一括して送信された、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む通知を受け取った場合に、前記画像読取手段により読み取られた画像データを、前記受け取った通知に含まれる固有情報に対応する端末装置へ送信する画像データ送信手段とを備えていることを特徴とする画像読取装置。
  24. 自装置についてネットワーク上で識別可能とする固有情報を、前記ネットワーク上に接続されている複数の端末装置に対して一括して通知する通知手段と、
    その通知手段により通知された固有情報を受け取った前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報を含む応答を受け取った場合に、画像を読み取る画像読取手段と、
    その画像読取手段により読み取られた画像データを、前記受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置へ送信する画像データ送信手段とを備えていることを特徴とする画像読取装置。
  25. ユーザによる操作によって画像の読み取りを指示する操作部を備え、
    前記画像データ送信手段は、前記操作部による画像読み取りの指示がなされた場合に、前記端末装置から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記端末装置から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置へ画像データを送信するものであることを特徴とする請求項23又は24に記載の画像読取装置。
  26. 情報を表示する表示部と、
    前記ネットワーク上に接続されている前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該端末装置を前記表示部において区別可能に特徴付けて表示させる端末装置識別情報を受け取った場合に、その端末装置識別情報に基づいて、対応する端末装置を、前記表示部に区別可能に特徴付けて表示する表示手段とを備えていることを特徴とする請求項25記載の画像読取装置。
  27. 前記ネットワーク上に接続されている前記端末装置から、該端末装置についての前記ネットワーク上で識別可能な固有情報と共に、該端末装置に対応付けられた認証キーを受け取った場合に、認証キーの入力をユーザに要求する認証キー入力要求手段と、
    その認証キー入力要求手段による要求に応じてユーザから入力された認証キーが、前記受け取った固有情報に対応する端末装置に対応付けられた認証キーと不一致の場合に、画像の読み取りを禁止する画像読取禁止手段とを備えていることを特徴とする請求項25又は26に記載の画像読取装置。
  28. 前記画像読取手段は、前記端末装置から受け取った通知に含まれる固有情報又は前記端末装置から受け取った応答に含まれる固有情報に対応する端末装置から送信された画像読取要求を受け取った場合に、画像を読み取るものであり、
    前記画像データ送信手段は、前記画像読取要求の送信元の固有情報に対応する前記端末装置に対し、前記画像読取手段により読み取られた画像データを送信するものであることを特徴とする請求項23又は24に記載の画像読取装置。
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